2020年3月23日月曜日

海外旅行と伝染病

初めて海外旅行に出る時には、初めてのことばかりで、非常に緊張しました。

パスポートを取りに県庁所在地まで行ったり、当時は、イエローカードというのがあって、黄色の小冊で目的地によって、必要な予防注射を受けて、その証明を持っていないと入国できないこともありました。

ヨーロッパは、天然痘の予防注射が必要だったような記憶もあります。

東南アジアだとコレラとか狂犬病とか破傷風とか、そんな感じだったようですが、私は、東南アジアは目的地ではなかったので受けていませんでした。

その後、タイに来てからは、マラリアの予防注射を受けたような気もするのですが、はっきりとは覚えていません。

戦争マラリアというのがあって、日本軍は当時の特効薬キニーネの支給を行っていたものの、ガダルカナル島の戦いでは1万5000人、インパール作戦では4万人、沖縄戦では石垣島の住民ほぼ全員が罹患し、ルソン島の戦いでは5万人以上がマラリアによって死亡した。

今でもタイの地方に行くとマラリアに感染することもあるそうです。

マラリアを発症すると、40度近くの激しい高熱に襲われるが、比較的短時間で熱は下がる。

しかし、三日熱マラリアの場合48時間おきに、四日熱マラリアの場合72時間おきに、繰り返し激しい高熱に襲われることになるので体力を消耗して命にかかわる恐ろしい病気でした。

今は、特効薬もあるので、ほとんどが治癒するそうです。

昔の兵隊さんに話を聞いたことがありましたが、一度マラリアに感染して高熱にうなされると、身体の中の細菌がすべて殺されるためか、回復したら、その後、ほとんど病気知らずとか、まあ、個人差はあるでしょうけどね。

話では、治っても、時々、再発するケースもあるとか。

で、今日の話題は、抗マラリア剤(商品名:プラケニル)として知られているヒドロキシクロロキン、および抗生物質のアジスロマイシン(商品名:ジスロマックまたはアジスロシン)が、武漢ウイルス(COVID-19)の治療および患者のウイルス保有期間減少に効果をもつ可能性があるそうなんです。

まあ、新型のコロナウィルスでも、新型の風邪なわけで、抗生物質や解熱剤で、治る人がいてもおかしくはないわけで、そこに、マラリアの治療薬を加えたら、いい成績が出たということです。

私ごとですが、アジスロマイシンのジェネリックは、私の常備薬で、私は、すぐに喉が炎症を起こしたりするので、そんな時には服用するようにしています。

最近、実は、中国肺炎は、昨年の11月頃から、世界中で、静かに感染が広がっていた可能性があるような話もあるわけです。

私は、昨年の11月の中頃、今までに経験してこともないような、だるさと、少し歩くだけでも息切れがしたり、夜中に空咳が出たりして、もしかして、心臓病かと思って医者に診てもらったんですが、胸部レントゲンや心電図や超音波で心臓をチェックしてもらっても異常なしでした。

そのうちに、不快感もなくなって、元気になったんですが、その時にも、アジスロマイシンのジェネリックを飲んでいました。

まだまだ実験の段階でしょうし、これから、いろいろなお薬や治療法、そしてワクチンなども出てくるでしょうから、もう少しの辛坊でしょうね。

服用は医師の指示を受けてくださいね。あくまで自己責任、私には責任はとれません。

だから、あの3条件(ぎゅうぎゅう、むんむん、がやがや)の重なる場所をさけ、集団感染が起きないようにして、この危機を乗り切りたいモノです。


レモンを食べて種を植えれば、すぐに芽が出るのに、栄養不足なのか、紫外線が強すぎるためか、大きくなりません。