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2025年4月24日木曜日

タイの社会保険で病院通い その3

 初めて胃カメラの検査を受けたのは、もう数十年前のことで、あの時の苦しみは、今でも忘れがたいわけです。

たぶん、当時の胃カメラは、今のものよりもずっと太くて、検査の手法も、まだそんなに発達していなかったのではないかとか想像しています。

その次の胃カメラによる胃の検査は、大腸内視鏡検査と同時に、人間ドックの時のオプションで受けたので、検査自体は、全身麻酔を受けての検査でしたので、気が付いたら終わっていたというあっけないものでした。

ただ、大腸の内視鏡検査を受けるまでの下剤を飲んだり、検査前に徹底的に大腸内を洗浄してもらうのが、大変でした。

12年前の検査では、十二指腸に潰瘍があるとか、胃の内部にびらんがあって慢性胃炎だと指摘されました。

ピロリ菌は発見されず陰性とのことで、それはよかったです。

今回は、胸やケガするので、逆流性食道炎ではないかと医師に告げたことからの検査でした。

今回は、固形物を前日の深夜からとらないとか水分も6時間前には控えるとか、制限はありましたし、検査前には、何があっても自己責任という例の署名もありました。

事故で胃に穴が開くとか、不正な出血があるとかのリスクはあるそうですが、そんなに危険性の高い検査ではないようです。

今回は、最初の時と同じように、麻酔注射はなくて、喉に感覚を麻痺させるスプレーを二度噴射することからの検査でした。

苦痛は、最初の時に比べたら、かなりマシでしたが、それでも、苦痛であることには変わりがなく、医師から、口で息をしないで、鼻から息をしろと、何度も注意をされましたが、口を大きく開けた状態で、口から息をするなといわれてもとか、心の中で愚痴っていました。

逆流性食道炎の不快感を鎮めるために、服用してきたネキシウムには、長期間飲み続けると副作用があるとかで、検査の時に、医師から、ネキシウムなんか飲み続けるから、ポリープがいっぱいだとか、聞こえがしに何度も言いながら、ポリープを切除していたようで、何か、形容のしがたい弱い痛みを何度か感じていました。

検査は、思っていたよりも長くはなかったし、検査が終わってからの不快感もなかったけど、検査の前と検査のあとの待ち時間が長かった。

検査の結果の詳細が一か月後に説明があるそうですが、ガンなどが見つかっていれば、もっと早く呼び出されるという話をする人もいました。

検査後、薬の服用はしないようにと言われたので、薬を飲んでいないからか、胸やけがひどい日もあります。

CTスキャンも胃カメラ検査も、全部無料なので、多少の不満は我慢我慢です。

あと残っている検査は、来月予約している白内障手術後の緑内障の検査です。

白内障手術後は、思っていたほどメリットがなくて、たぶん緑内障の影響かもしれないけど、視界は、良好とは言えません。

こちらも将来の失明が恐怖です。

来月以降に続きます。

タイの社会保険で病院通い  その2

 以前、人間ドックをバンコク病院で検査を受けた時に、オプションでMRIの検査で頭部を調べてもらったことがありました。

頭部を固定されてトンネル内部に入って行くわけですが、圧迫感があるし、検査の間中ずっと気に障る音が鳴りっぱなしで、いやな気分でしたが、不思議なことにそんな環境でもしっかり寝入ってしまいました。

今回のCTスキャンは、初体験で、胸部の検査でしたので、トンネルの中に入るのは、胸部までで、頭部は外に出ていて、圧迫感はありませんでした。

X線検査と同じように、息を吸って、ハイ止めてという感じを何度もしながら、胸部を撮影したようです。

撮影したのは、心臓まわりの血管で、カルシウムがどのくらいあるのかを調べたみたいです。

ネットで調べると、胸部CTスキャンによる心臓の血管(冠動脈)のカルシウム測定は、冠動脈石灰化スコア(カルシウムスコア)測定と呼ばれ、心疾患のリスクを評価する検査だそうです。

検査してくれた女性技師は、若い美人で、すぐに冠動脈石灰化スコアはゼロですねと教えてくれました。

詳しい説明は、専門医がしてくれましたが、説明内容は同じでした。

冠動脈は詰まっていないようで、だったら、時々感じる心臓のおかしな鼓動は何なんだろうかと思うわけです。

道路の歩道橋の登りは、途中で歩みを止めるほどではないけど、でも登り切ったときには息切れを感じるし、重いものを連続して持ったときにも息苦しさを感じて、しばらく疲れを感じます。

血液検査も胸部X線も異常はないとのことで、これから、定期的な検査をしていくようです。

心電図の検査で初めてRBBBの不整脈があるといわれたときには、もういつ死ぬかもわからないかもと勝手に思って不安な毎日でしたし、それも原因の一つで、不安神経症でかなり長い間悩んだわけです。

結局、右脚ブロック自体は、私のように数十年普通に生活できる人が多いそうですけど、完全右脚ブロックに進むと死亡や心血管死のリスクとの関連が指摘されているため、ペースメーカを必要とする将来が来る可能性が否めないとか。

これは怖いです。

何が怖いかって、突然死以上に胸部開腹手術などの大掛かりな出術です。

ちなみに、ずっと気になっていることに、アナウンサーとかMCとかドラマの出演者たちの手術の発音が、「しゅじゅつ」ではなく、「すずつ」みたいで何かおかしく、もしかして、日本人ではないのかもしれないとか思ってしまいます。

試しにGrokに質問してみたら、可能性はあるでしょうとの答えでした。

続く



2025年4月23日水曜日

タイの社会保険で病院通い

 今年に入ってから、タイの社会保険を使って病院に行って、いろいろと検査を受けています。

タイの社会保険は、外国人でも、決められた期間保険料を支払ってきていれば、社会保険を使う権利があります。

私の場合には、働いていた期間だけではなく、無職になってからも毎月保険料を支払い続けてきているから、もういつまで生きていられるかどうかもわからないですし、どんどん使っていこうと決心したわけです。

それで、とりあえず、最近気になる不整脈について相談に行ってきました。

最初は、受け付けで症状を言って、初診の医師に診てもらいます。

無料ですから仕方がないですけど、とにかく待ち時間がめちゃくちゃ長い。

そして、若いイケメンの医師に診てもらい、じゃあ、とりあえず次の予約した日に心電図をとり、胸部X線を撮り、血液検査をするといった流れで、心臓の専門医に予約を入れてもらい、ついでに、糖尿だから糖尿の専門医に予約を入れてもらいました。

そして、予約した日に心臓の専門医に診てもらい、その部屋で簡単な胸部エコーの検査をして、EKGを別室でとってもらって、次の予約日にはCTスキャンで検査をしてもらうことになりました。

とりあえず、ここまで、持病のRBBB(右脚ブロック)以外に異常はないとのことでした。

糖尿の専門医の予約日には、尿検査と血液検査をまず受けたのちに、専門医とお話しできる迄また3時間ほど待って、思いのほか血糖値もa1cも高くて、一通り、嫌みを言われて、このままだとインスリン注射ですと脅され、お薬を処方してもらいました。

この間、医師の診察代も検査費用も薬代もすべて無料でした。

―続く―


2025年1月25日土曜日

タイの社会保障

 今年になってから、いつも1.5リットルボトル6本のパックを連続して10パックほど運んでもなんともなかったのに、最近は、ちょっと息切れとまではいかないまでも、疲れを感じることが多くなってきました。

元々RBBBという心臓不整脈はありますし、日本に帰ったときに急に血圧が200以上にまで上がることもあったし、血圧計で血圧を測るときに、ピッピという脈の音が、乱れたり、なんか、胸が胸騒ぎのような、いやな感じの時もあるしで、たぶん、死ぬときは、心臓関係かもとか思っています。

コロナの時もワクチン接種をしないでも何ともなかったし、インフルエンザのワクチンも接種していませんが、毎年11月から12月にかけては、風邪をひくこともあります。

今回は、寝る時に咳が出るし、心臓の不快感もあるしで、一度病院に行って診てもらおうと、久しぶりに病院に行ってきました。

以前は、タイの社会保険で診てもらえる病院に定期的に行っていたのですが、そこが社会保険の指定病院から外れたとのことで、別の病院を使うように決めていたのですが、なんか面倒で10年近く行っていませんでした。

持病の高血糖もあるし、定期的に検査したほうがいいのですが、もう長年薬を飲んである程度コントロールできているし、そのうち行こうと延び延びでした。

昨年、白内障の手術は受けましたが、その病院は、社会保険を使えないので、かなり高い費用を支払いました。

それで初めていった病院で社会保険の手続きをして、受付で血圧と体温を測って、順番を待って、初診の医師に診てもらいました。

一応、現状を話し、医師から、血液検査と胸部レントゲンとEKG(心電図)検査をするようにと言われ、指定された検査室を3か所回って、すべて検査してもらいました。

検査結果は1時間ごとのことで、食事をして待ちました。

検査の結果は、すべて異常なしとのことでしたが、次回は心臓の専門医に診てもらいなさいと予約を入れてくれました。

タイの社会保険は、仕事をしていた時から支払い続けてきたので、外国人であっても権利をもらっているわけで、基本は無料です。

ただし、診てもらえる病院をリストから選んだら、そこでしか診察は受けられないですし、手術など、高額になると、自腹になるケースもあるようです。

処方されるお薬は、社会保険適用の薬だけで、高額な薬は自分で購入することになります。

今回は、検査代も診察代も無料でした。貧乏人にはありがたいことです。

仕事をしていた時には、有名な保険会社の保険に入っていて、タイの有名病院でも無料でしたので、社会保険とか考えていませんでしたが、永住許可もそうですが、もらえるものはもらっておいた方がいいです。


2020年2月26日水曜日

病院での感染リスク

医師や看護師や検査技師など医療関係者以外、病院にいるのは病人か怪我人か付き添いやお見舞いなわけです。

病院の中には、インフルエンザのような流行性の感染者もいるわけですから、病院に行って、病気になるってことは、意外と起きることだと思います。

私は、子供の頃から病弱で、すぐに風邪をひいたり、お腹をこわしたりするのですが、注射針が大嫌いで、病院には行きたくない人でした。

ところが、不安神経症、今でいうところのパニック障害になってからは、もしかしたらなんか重大な病気ではないかと、不安になって、よく病院に行くようになりました。

検査の結果が正常だと、何かの間違いだとか、大丈夫という医者には、藪医者だと決めつけ、病院を変えて、何度も検査を受けたりもしました。

不安が消えるのならと、あんなに嫌いだった注射針なのに、血液検査も何度もしたし、昔は地獄の苦しみだった胃カメラも飲みました。

今では、定期検診くらいしか病院には行かなくなりました。

で、イタリアで、どうして武漢肺炎の感染者が増えたのかという記事に出会いました。

**イタリアでのウイルス流行は、2月18日にミラノ近郊にあるコドーニョの病院で治療を受けた38歳の男性に端を発するとされ、この男性から数十人の患者と医療従事者が感染した。同男性は最近中国に渡航しておらず、どのように感染したのかは謎のままだ。**

1週間ほどで、300人くらいの新たな感染者が出たとすれば、恐ろしい話ですが、これから、もっと詳しいこともわかってくるでしょうね。

まだまだ謎が多いとのこと。

地中海のクルーズ船「コスタ・スメラルダ」で、中国人乗客に発症が確認され6,000人強の乗客乗員が一時足止めされるという事件が発生していたけど、イタリア政府の対応は日本とは全く違い、2名の感染者について処置をした後、12時間で残りの乗客は解放されたことと関係があると疑っている人もいるようです。

当時は、イタリアは乗客をすぐに下船させて自由にしたのに、日本の対応はひどいといっている人もいました。

とにかく、病院は、かなり感染リスクの高いところのようです。

だって、病院に行っている人たちは、健康体ではなくて、体力も免疫力も低下している人が多いですから、感染しやすいですし、重篤化しやすいのだと思います。

もしも、昔の私のような病院での検査大好きな人が、いろいろな病院で感染を広めたら、大変なことです。

ダイヤモンドプリンセス号内で、実際に医療に携わった高山先生のお考えや感染対策のプロである聖路加国際病院、QIセンター感染管理室マネジャーの坂本史衣さんのインタビューが、とても参考になります。

Corvid-19の感染力は、そんなに恐れなくてもいいようだし、感染しても、多くの人は、自然に治癒するだけの力を持っているようです。

でも、感染リスクの高いのは、閉鎖された空間に感染者と長時間一緒にいることで、特に、何かを共用したりするのが危険のようです。

ダイヤモンドプリンセス号でもシンガポールのホテルでの国際会議でも、ブッフェスタイルの食事が疑われています。

公共交通の中も可能性はあるようですが、今までの所、感染が広がったという事実はないようです。

何か儀式をする教会内とか病院は、ハイリスクのようです。

空気感染のようなモノではなく感染者の触ったモノから感染することが多いようです。

不幸にして感染し、重篤な症状になられる方々が、適切な治療を迅速に受けられて、回復できるような体制が重要で、そのためにも、医療機関をパンクさせないことを心がけたいモノです。

新しい病院は、中国がやったように突貫工事で建設が可能でも、医師や看護師などは、そう簡単に増えません。

過去の私のように、ひどい症状が出ているわけでもないのに心配だから病院で検査を受けたいというのは、今の国家的な危機の中では、間違いなく、やってはいけないことでしょうね。