初めて胃カメラの検査を受けたのは、もう数十年前のことで、あの時の苦しみは、今でも忘れがたいわけです。
たぶん、当時の胃カメラは、今のものよりもずっと太くて、検査の手法も、まだそんなに発達していなかったのではないかとか想像しています。
その次の胃カメラによる胃の検査は、大腸内視鏡検査と同時に、人間ドックの時のオプションで受けたので、検査自体は、全身麻酔を受けての検査でしたので、気が付いたら終わっていたというあっけないものでした。
ただ、大腸の内視鏡検査を受けるまでの下剤を飲んだり、検査前に徹底的に大腸内を洗浄してもらうのが、大変でした。
12年前の検査では、十二指腸に潰瘍があるとか、胃の内部にびらんがあって慢性胃炎だと指摘されました。
ピロリ菌は発見されず陰性とのことで、それはよかったです。
今回は、胸やケガするので、逆流性食道炎ではないかと医師に告げたことからの検査でした。
今回は、固形物を前日の深夜からとらないとか水分も6時間前には控えるとか、制限はありましたし、検査前には、何があっても自己責任という例の署名もありました。
事故で胃に穴が開くとか、不正な出血があるとかのリスクはあるそうですが、そんなに危険性の高い検査ではないようです。
今回は、最初の時と同じように、麻酔注射はなくて、喉に感覚を麻痺させるスプレーを二度噴射することからの検査でした。
苦痛は、最初の時に比べたら、かなりマシでしたが、それでも、苦痛であることには変わりがなく、医師から、口で息をしないで、鼻から息をしろと、何度も注意をされましたが、口を大きく開けた状態で、口から息をするなといわれてもとか、心の中で愚痴っていました。
逆流性食道炎の不快感を鎮めるために、服用してきたネキシウムには、長期間飲み続けると副作用があるとかで、検査の時に、医師から、ネキシウムなんか飲み続けるから、ポリープがいっぱいだとか、聞こえがしに何度も言いながら、ポリープを切除していたようで、何か、形容のしがたい弱い痛みを何度か感じていました。
検査は、思っていたよりも長くはなかったし、検査が終わってからの不快感もなかったけど、検査の前と検査のあとの待ち時間が長かった。
検査の結果の詳細が一か月後に説明があるそうですが、ガンなどが見つかっていれば、もっと早く呼び出されるという話をする人もいました。
検査後、薬の服用はしないようにと言われたので、薬を飲んでいないからか、胸やけがひどい日もあります。
CTスキャンも胃カメラ検査も、全部無料なので、多少の不満は我慢我慢です。
あと残っている検査は、来月予約している白内障手術後の緑内障の検査です。
白内障手術後は、思っていたほどメリットがなくて、たぶん緑内障の影響かもしれないけど、視界は、良好とは言えません。
こちらも将来の失明が恐怖です。
来月以降に続きます。