NHK大河ドラマ「いだてん」の視聴率が、苦戦中だそうです。
原因はいろいろとあるでしょうけど、まあ、取り上げた人物が地味ですし、話の盛り上がりにも欠けるような気もします。
たけしの滑舌の悪さは、語り部としては最悪ですね。
演者たちは、素晴らしいと思います。特に、役所広司、杉本哲太、寺島しのぶ、中村獅童、大竹しのぶなど、さすがだと思います。
ストックホルムオリンピックが終わって、東海道の駅伝も終わり、だんだんと、物語も現代に近付いていくわけで、これからに期待ですね。
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」でも、遠州地方の話でしたが、「いだてん」でも、ストックホルムオリンピック以降、浜松が登場しています。
1964年の東京オリンピック誘致のために奔走した田畑政治の故郷として、描かれているわけですが、この人知りませんでした。
ドラマの中で、浜名湖での遠泳の話題などもでてきましたが、あの伝統は、私の時代でも受け継がれていて、あの飛び込み台とか、あの帽子とか、6尺フンドシとか、懐かしかったです。
今でも続いているのかなあ?
私は、物心付く頃に、いとこたちに海に放り投げられて、溺れそうになってから、水が怖くて、泳げませんでしたが、中学3年の時に、教師から、泳げないヤツには、内申書を書いてやらないと脅され、夏休みに必死になって市民プールに毎日通い、ついに泳げるようになっていました。
ですから、当時の遠泳、確か2キロだったと記憶しますが、なんとか泳げました。
古式泳法も習いました。今でも横泳ぎが一番楽です。
遠州地方は、昔から水泳の盛んなところで、「フジヤマのトビウオ」古橋廣之進さんも出ています。
寄席として出ていた「勝鬨亭」も知らなかったけど、実際にあったようです。どこにあったのか、興味あります。
これおもしろそうなので読んでみます。
戦後の浜松といえば、3Sの街浜松といわれ、オートレースのスピード、ストリップ、ステッキガールが有名だったそうです。中学の先生がそう言っていました。
ステッキガールというのは、今でいうところのエスコートガールとかコンパニオンのような職業で、昔の言葉なら酌婦でしょうか。
裏社会といえば、浜松事件ですね。在日朝鮮人とヤクザとの抗争事件で、市民がヤクザを応援したそうです。
台東会館事件とか長崎警察署襲撃事件とか新潟日報社襲撃事件とか阪神教育事件とか評定河原事件とか本郷事件など、戦後の事件にも興味があります。
浜松には、戦後、スリの学校まであったそうですが、検索しても、何も出てきませんでした。
NHKだから無理でしょうけど、そういった話題にも踏み込んでいったら、もう少し視聴率が上がるかもね。