2019年12月11日水曜日

新未来党問題を憲法裁判所に

先ほど、タイの選管が、5-2で、新未来党を解党することの是非を憲法裁判所に送ることを決めたそうです。

まだ、いつ憲法裁判所が決定をするのかについてはわかっていません。

プラユット首相を追っ払うために走ろうという「Wing Lai Lung」運動に対して、すでに、「国のために走ろう」運動も始まるようです。


新未来党の未来

先月、新未来党の党首タナトーンが、憲法裁判所の決定で、下院議員の資格を失ったわけですが、今度は、今日11日に、新未来党に対してタナトーンが、党や党員にお金を貸している件に関しても、選挙管理委員会の決定が出る予定だそうです。

今のところ、もしかしたら、新未来党に解党命令が下る可能性もあるかもとかいっている評論家もいるようですが、現実的には、党の幹部たち16名に被選挙権の停止5年間の決定が出る可能性の方が強いようです。

新未来党は、最悪のケースの解党を想定して、受け皿の新しい政党をすでに登記済だそうで、もしも解党になった場合には、現在いる80名の下院議員のうちの60名は新しいところに移動するだろうとのことです。

20名に関しては、たぶん、他の党に行くかもしれないとの見方のようです。

タイの下院は、連立与党と連立野党との差がほとんどないので、常に、タイ語でコブラと言われる、裏切り者が話題になります。

お金をもらって与党側の政策に投票する議員がいるそうです。

いずれにしても、党の幹部たちに5年間の被選挙権の停止命令が下ったら、次の選挙には出られないわけですし、議会から街頭へといった戦略の可能性がますます強まるかも知れません。

とにかく、選管の意見書をもとに憲法裁判所で最終的な決定が出るようです。

新未来党は、若い世代に支持されているので、その路線を拡大するために、徴兵制反対を若者たちに訴えています。

軍部は、志願制では、必要な人材が集まらない可能性があるし、万が一の場合に急遽集めても、兵士として行動が出来るようになるまでには1年以上の訓練が必要で、戦闘が始まったら、非常に危険だといっています。

最近では、新未来党は、支持者を通して高校生にも徴兵制反対のパンフレットを配ったりしているそうです。

高校生にとっては、ロードーと言われる軍事教練に参加する人もいるので、この問題には、興味があるようです。

ネットに、タナトーンは、実は徴兵逃れをしているのではとの投稿があったそうで、タナトーンがすぐに、そんなことはなくて、ちゃんと審査会場にいって徴兵免除の黒紙をもらっているとコメントを出しました。

軍が過去の記録を調べたところ、間違いなく、タナトーンは兵役免除になっているそうで、それは、最初の年は、海外留学のため免除になり、翌年は、志願兵が多くて、徴兵を募集していない地区で審査を受けたから免除になったとのことです。

これから、そういった手も増えそうですね。

若い世代に支持を広げ、選挙で勝てないときには、街頭に彼らを引っ張り出そうとしているのかも知れません。そんなことはやめて欲しいです。

香港や韓国のデモや集会は、ほとんどが大学生や若者たちで、中には高校生も混じっているわけで、これからの政治闘争のトレンドは、高校生のようです。

その点、日本は、デモや集会には高齢者が目立つようです。

日本人は、他の国の人たちに比べて、カッカしないし、労働運動や学生運動も街頭闘争など、もう60年くらい見なくなっています。

すぐにキレるのは、高齢者に多いといった見方もあるそうです。

日本の左翼は、日本の若者たちも、香港などを見習って、もっと政治に興味を持って欲しいとかいっていますが、あんな暴力闘争から学ぶモノなどありません。

日本は、平和な民主国家です。


2019年12月10日火曜日

宝田明さん

「やすらぎの刻」を見ていたら、「きくち体操」の菊池和子さんと同じ年に生まれた宝田明さんが登場していました。

wikiで彼の経歴を知りましたが、「やすらぎの刻」で話していた中国語が、ネイティブなのにびっくりでした。

朝鮮半島で生まれた後、満州で12才まで育ったそうで、とっさの時には、日本語よりも中国語が出るくらいなんだそうです。

満州では、ロシア兵に当時の国際法で禁止されていたダムダム弾を撃たれ、なんとか一命を取り留めたものの、当時満州で見た日本女性がロシア兵に強姦されたことなどが瞼に焼き付き、ロシアが大嫌いだそうです。

当時、満州にいた日本人の多くが、他人には語れないような苦労をされて、帰国しているし、帰国できずに、今も見知らぬ土地で眠っている人たちもいるはずです。

このエピソードもすごいです。

1997年12月24日に長時間に及ぶ冠動脈バイパス手術を受けたが、手術から半日近く経って全身麻酔から覚醒しての第一声が「『三船敏郎が亡くなったから、東宝のみんなに連絡しろ』」であったという。宝田自身はこの経緯について「三船さんとボクは満州から引き揚げて来た者同士で仲良しだったから、三途の川まで一緒だったけどボクだけ途中で戻って来ちゃったんでしょう」と語っている。

ドラマの中での演技もさすがで、存在感がハンパないです。

老人への過剰な医療についてのセリフもよかったです。



Wing Lai Lung

年が明けて、1月12日に、タイ学生連合が、タイ全土で、「Wing Lai Lung」運動をするのだそうです。

ウィンというのはタイ語で走るという意味で、ライというのは追い払うという意味、そしてルンというのはオジサンという意味で、「オジサンを追っ払うために走ろう」運動ということらしいです。

今、タイで、オジサンといえば、プラユット首相のことを指します。

タクシン派、特にタナトーンの率いる新未来党が、もう完全に議会から街頭へとシフトし始めていて、彼らを支持するお仲間の大学教授や学生たち左翼と、香港のような運動を目指して、歩き始めたようです。

そして、もう一つの話題が、彼らの「Wing Lai Lung」シンボルマークを、「グリコ」の走る人のマークにしたというので、グリコの方は、我が社とは無関係だし、あたかもイベントのスポンサーだとの誤解を招くのでやめて欲しいと申し入れをしているんだそうです。

タイ学生連合の最高戦略責任者Tanawat Wongchaiクンは、商業目的でもないし、「グリコ」とは無関係だから関係ないと主張しているそうです。

完全にアウトでしょうね。

タイの場合、このようなことが行われると、カウンターとして、「オジサンを支持するために走ろう」運動が起きそうな予感もします。

2020年は、また街頭での乱闘や争乱が起こらないようにと祈るばかりです。

上記のリンク先のジョンレノンのインタビューとこの時期恒例の歌はお薦めですよ。


菊池和子さんについて

6月の「サワコの朝」にも登場したし、「梅沢富美男のズバッと聞きます!」でも体操のコーナーを持っていたし、今日の「徹子の部屋」にも登場した菊池和子さんですが、85才とはとても信じられない若さですし、姿勢もいいですし、あの世代の日本女性としては、足が長いですね。

1934年のお生まれといいますから、昭和9年です。

同じ年に生まれた有名人としては、石原裕次郎(享年52歳)、児玉清(享年77歳)さんや、まだまだお元気な美智子上皇后陛下、ブリジット・バルドー、ソフィア・ローレン、田原総一郎さんなどがいらっしゃるようです。

体操の詳細は、ネットで検索しても、上記のサワコの朝とか徹子の部屋のコラムにも出ているので、自分で研究してみてください。

菊池和子さんは、秋田県のお生まれだそうで、幼い頃、野口英世博士と同じように、いろりに手をついて、両手に大やけどを負ったそうです。両手とも、感覚が無く、動かせなかったそうです。

それを時間をかけて、自分で、なんとか動かそうと努力しているうちに、いろいろなことを学んだんだそうです。

一度に無理をすることもないですし、筋肉を強化することもなく、ただ、自分の体がありのままであるように、自分の悪癖を徐々に直していくのだそうです。

きくち体操の中で、誰でも簡単にはじめられることは、手足の運動です。

柔道とか相撲をやったことがあればわかりますが、足の指で畳や土俵を掴むようにすると、あの土俵の鬼若乃花で有名な「足に根が生えたように動かない」状態になるわけです。

高齢者の間で人気がある「きくち体操」だそうですが、試してみる価値はあると思います。


2019年12月8日日曜日

タイの気温

タイの気候は、猛暑の時期と雨季と普通に暑い時期とがあるといわれていますが、11月から2月までの乾季の普通に暑い時期の中には、1週間とか2週間、涼しい時期もあります。

今年は、12月に入ってから、その涼しい時期がやってきていて、昨日今日は、バンコクでもかなり涼しいです。

今、タイの時間で8時半ですが、まだ気温は20度以下です。最低気温は17度だそうです。

日中でも30度に届かないのではないかと思います。

タイの面積は日本の1.4倍といわれていますが、南北に1,860㎞といわれています。

バンコクは、そのほぼ真ん中に位置していますが、まわりは、ほとんど平地ですから、タイには山がないと思われがちですが、北部には、かなり高い山もあります。

一番高い山は、ドイインタノンという山で2,565 mの高さがあります。

ですから、この時期になると、寒さを求めて、ドイインタノンに行く人たちが増えます。

今朝の気温は2度だったそうで、所によっては霜が見られたそうで、それをスマホで撮影してSNSにアップするのが流行っているそうです。

この時期は、国内でも冬服を着ることが出来るので、オシャレ好きにはたまらないようですが、でも、北部や東北タイの人たちにとっては、やはり、寒くて眠られないから、表でたき火をしながら酒盛りで夜を明かし、昼間寝る人もいるそうです。

タイに限った事ではないですが、タイでは、酒好きは、暑いと言って酒を飲み、寒いといって酒を飲み、悲しいことがあったと酒を飲み、嬉しいことがあったと酒を飲むそうです。

タイの人たちは、基本、冷たいシャワーを浴びるのですが、この時期は、温水器がないと、ちょっと厳しくて、シャワーを浴びない人もいるようです。

北部やミャンマーとの国境近くには、温泉の湧くところもあって、最近は、温泉に入る人も増えているのですが、タイ人は、素っ裸では温泉に浸かりません。

タイは、南北に長いので、南タイの方では、この時期にも雨が降ることが多く、インド洋では、海が荒れる日もあるので、海に出る時には、注意が必要です。

このくらいの気温ですと、エアコンなしでもいられますから、電気代が節約できます。

出来れば、こんな気温が1ヶ月以上続けばいいのにと思うのですが、木曜日くらいから徐々に気温が上がりはじめるとの予報もあります。


2019年12月6日金曜日

流出HDD問題について

私は、子供の頃から、モノを壊すのが趣味で、父親の大切なモノを含めて、家にあるいろいろモノを壊してきました。

蛇腹のカメラとかフランス人形とか欧風の置き時計とか、今から思えば、バカなことをしたと反省しています。

ですから、組み立て式のパソコンなど、大好物で、自分で組み立てたり、分解したり、最高のオモチャです。

昔からあるタワー式のパソコンは、ケースがあって、その中にいろいろなパーツを入れて組み立てるわけですが、基本は、マザーボードで、それにいろいろなモノを接続していきます。

データを保存するのがHDDですが、最近は、もっと記録したり読み出したりするスピードの速いSSDが普及しています。

ですから、昔からのHDDを破棄することも増えていて、今回のような問題も起きるわけです。

HDDは、パソコン上で普通に削除しても、データの復元が可能なことも多く、捨てるときには、物理的に壊す必要があるとされています。

復元用のソフトを使って、個人でもうまくいくこともありますが、専門の業者に頼めば、かなりのデータが、生き返るそうです。

HDDを分解するとこんな感じです。


昔のレコードプレイヤーのように、円盤のディスクの上にあるアームでディスクにデータを記録したり、読み出したりします。

左上に見える三日月型の金属の下に強力な磁石があって、それでアームの動きを制御しています。強力な磁石の原料がレアアースですね。


ディスクを外したところですが、このディスクがあれば、業者が専用の機械にかけて、データを読み出すことが出来るそうです。

ですから、この円盤ディスクを物理的に壊せばいいわけで、ハンマーで簡単に破壊できます。ただし、飛び散ることもあるので、新聞紙で包んでからの方がいいです。

まあ、役所などの場合には、お金もあるでしょうし、大量でしょうから、プレス機を買って、HDDを立てて並べて、プレスして押しつぶせば、簡単に破壊できると思います。

そんなの基礎中の基礎で、HDDを誰かに渡したら、中身は盗まれます。

それは、スマホでもSDカードでもSSDでも同じことです。

今は、クラウドといって、インターネット上の倉庫にデータを保存する人も少なくないですが、そんなのも、危険がいっぱいで、いつでも盗まれると思っていた方がいいので、大切なモノは、自分で、取り外し可能な媒体に保存しておく方がいいと思います。

インターネットにつながっていると盗まれる可能性があるというのを忘れない方がいいです。

今は、なんでもインターネットにつながるわけで、便利な反面、ウィルスに感染したりすれば、いろいろな情報を盗まれます。

「壁に耳あり障子に目あり」は、今のIoT社会も同じで、カメラやマイクのあるモノには、注意が必要です。外部に漏れる可能性があります。


WGIPってご存じですか?

WGIP(War Guilt Information Program)文芸評論家の江藤淳がその存在を主張した、太平洋戦争終結後、連合国軍最高司令官総司令部による日本占領政策の一環として行われた「戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画」なんだそうです。

今、日本人の多くが考えている、戦争はイケナイというのは、別にGHQの政策だけではないと思いますが、軍隊(自衛隊)は悪だといった考え方には、この計画も多少は関係しているかも知れません。

この計画では、「日本の「軍国主義者」と「国民」とを対立させようという意図が潜められ、この対立を仮構することによって、実際には日本と連合国、特に日本と米国とのあいだの戦いであった大戦を、現実には存在しなかった「軍国主義者」と「国民」とのあいだの戦いにすり替えようとする底意が秘められている」という考え方のようです。

日本人の多くは、戦争は間違いだったし、国民は軍部に騙されたと考えていると思います。

本当は、国際法に反する原子爆弾による無差別な殺戮や大都市への無差別爆撃などを行ったアメリカ軍を批判すべき所、矛先が、日本の軍部とされたことも事実でしょう。

アメリカ人の中にも、こういった考え方で戦争を見ている人もいます。

アメリカは、自分たちのやったことから世界の目をそらすために、東京裁判を開き、日本の戦犯を裁き、その後も、日本軍がいかに残虐な行為を行ってきたのかを宣伝してきています。

韓国が日本を批判し続けていることなども、裏にはアメリカの意思があるのかもしれません。

今のインターネット時代は、テレビや新聞、時には教科書なども正しいとは限らないとわかってきています。

自分で調べれば、簡単にいろいろなこともわかってきます。もちろん、正しくない情報もいっぱいあるし、ネットにあることのすべてが正しいわけでもありません。

でも、ほんとかなあと疑いを持てば、もっと詳しく調べることも出来ます。

例えば、南京事件に関して、こんな考察サイトもありました。残虐な写真もあるので、そういった方面に弱い人はリンクをクリックしないでください。

説明が英語なので、英語が得意出ない人は、翻訳ソフトなどを使ってください。

南京大虐殺の捏造写真の元ネタ集 Origin of Nanjin Massacre's Fake Photos

もちろん、こちらのサイトがすべて正しいのかわかりませんので、いろいろと自分で調べた方がいいと思います。

とにかく、我々日本人は、世界で日本に対する批判が起きる度に、過剰に反応し、自己批判をはじめますよね。そのような国は、世界中に日本以外ないのではないかと思います。

どこの国も自分の国が一番だと考えるのが基本だし、悪いのは外国の方だとなることが多いです。

日本人が、戦争を否定して、平和な民族であることは誇るべきことだと思うけど、過去の歴史の中で、悪いのはすべて日本だというのは、間違っていると思います。

憲法9条が素晴らしいと言ったところで、そんなに素晴らしいはずの憲法9条を他の国が取り入れているといった話は聞いたこともないです。

アフガニスタンで、命を落とされた中村哲さんが、「憲法9条が僕らを守ってくれてる。政府側もタリバンも我々には手を出さない。」と言ったそうですが、世の中には、そんなの関係ないと思っている人たちもいるわけです。

やっぱり、自分の身は自分で守らなければならないです。その上での戦争反対だと思います。

日本の自虐的歴史教育をもう一度見直すべきだと思います。

米国も中国もロシアも韓国も、自分たちがやってきた非人道的な行いから目をそらさせるために、日本が悪いといっている部分はあると思います。


2019年12月4日水曜日

日本不買運動

昔、日本人が海外旅行をするようになったとき、いろいろなところから、日本人は日本の航空会社に乗って行き、現地では日系のホテルに宿泊し、日本レストランで食事をしていると批判されました。

ようするに、現地に金が落ちないのではないかということです。

まあ、そういったことは、日本人だけに限った事でもないわけですが、当時の日本人は目立ったわけです。

今なら、中国人なわけで、タイでも、中国人で儲けているのは中国人ではないかと批判されています。

タイを例にとれば、ガイドになれるのは、タイ国籍を持っていないとなれませんし、歴史などの知識を持っている証明がないとライセンスがおりません。

ホテルとかレストランでも、観光客を受け入れる旅行社でも現地法人としてタイ人との合弁にしなければ経営できません。

でも、中国人でも韓国人でも、闇のガイドがいるそうで、時々捕まっているニュースがテレビに出ます。

お土産屋さんとかレストランでも、実際には、中国人経営の所もあるわけです。

昨年問題になったのは、プーケットなどで無許可でボート会社を経営しているとか、バス会社を経営しているとか、大きなニュースとなりました。

日本でも、ここ数年来、空港に中国人の白タクというか、無許可のタクシーやバスが多くなっているそうです。

観光客の方でも中国語が話せる方が便利ですし、料金も安いのでしょうね。

そして、無許可の旅行社とか、無許可の民宿とか、無許可のお土産屋とか、全部、中国人が利益を持っていくシステムもあるようです。

日本と韓国の間にいろいろな問題があって、韓国では、日本不買運動が盛んなんだそうです。

日本の食品は買わないとか、日本には旅行に行かないとか、まあ、大変なわけですが、日本は、特殊な事情もあって、国内に韓国や北朝鮮籍の人たちもいるし、帰化した元韓国・朝鮮人も多いわけです。

そうした人たちの中には、日本と韓国との貿易を商売としている人たちもいれば、日本や韓国で、旅行業をやったり、ガイドをやったり、観光客相手の土産屋さんや食堂をやっていたりもするわけです。

そういった人たちが、韓国の日本不買運動で大変だそうです。韓国の観光客が日本に来ないから、商売あがったりなんだそうです。

もちろん、一般の日本人でも韓国との商売はやっているわけですが、でも、割合からすれば、やはり、韓国人や韓国系の日本人が多いそうです。

日本を苦しめるためにとやっているのに、実は、仲間を苦しめているわけで、非常に皮肉な話ですね。

中国なんかも、どんどん日本国内で中国人が中国人相手の商売をやっているから、中国人が日本に来なくなったら、彼らが困るでしょうね。


2019年12月3日火曜日

慰安婦問題

日韓問題といえば揉め続けているのは慰安婦問題と徴用工問題ですが、知らないことがたくさんあります。

あの朝日新聞の強制連行の嘘は有名ですが、ほかにもいろいろな裏事情があるようです。

日本の国内問題として、与党を攻撃するために野党はいろいろな手を使ったわけで、そのひとつが、慰安婦問題だったようです。

今日、はじめて知った人なんですが、戸塚悦朗という人がいます。

どうもこの人が、国連の人権委員会などで、慰安婦を性奴隷と言い換えて、世界の人たちに誤解を与えたようです。

こちらに本人がそのあたりを話している映像があります。

彼は、弁護士で、イギリスに長く滞在していて英語がかなり達者なんだそうです。

それで、彼は、当時の国内法や国際法を研究し、国際社会で通用する奴隷という言葉を使うことを思いつき、慰安婦を性奴隷と言い換えたようです。

当時の事情を元社会党議員だった本岡昭次氏が、いろいろと語っています。

彼の話では、戸塚悦朗氏は、ゴリゴリの左翼で、日の丸や君が代にも反対で、2番目の奥さんが挺対協につながる韓国人だそうです。

朝日新聞の慰安婦問題で有名な植村記者の奥さんも韓国人で、挺対協に関係する義母がいましたよね。

結局、日本の左翼とか左翼系メディアが、韓国の人たちと手を結んで日本を批判しているようです。

彼らは、日本をどうしたかったんでしょうね。

戦後生まれの日本人が、世界から誤解されて、いろいろな批判を受けるようになったことを彼らは、なんとも思わないのかな?


2019年12月2日月曜日

堀江貴文さん薬物を語る

日曜日のテレビ番組「サンデージャポン」でこのところ元衆院議員でタレントの杉村太蔵が、薬物使用の芸能人について、「一発アウト」と発言し、爆笑問題の太田やテリー伊藤などの薬物使用者を擁護とも思われる発言と意見を戦わせていました。

今回は、杉村太蔵が「違法薬物を使用している芸能人は、自首しろ、自ら降板して、警察にちゃんと言って、ちゃんと薬物治療受けなさい」とまでいっていました。

そこに噛みついたのが、ホリエモンこと堀江貴文さんで、「自首しろは言いすぎだろ」

堀江氏は「ハードドラックを合法化しろとまでは言わないと前置きしつつ、薬物を合法化すれば、地下経済にお金が流れなくなるからプラスもある」

「依存症っていうのはどんな薬物にでもありうる。その薬物というよりかは、依存症そのものが悪いわけで」

薬物以外にも、アルコールやパチンコや競馬などギャンブルに依存する人間がいることにも触れ「それに対してちゃんと対策をする。あるいは、そういう矯正施設みたいなのをつくって、治療してもらうとか。そういう枠組みをちゃんと作れば…」と見解を示した。

一部の薬物合法化の主張に、医師でタレントの西川史子さんは「言っていることがおかしい」と顔をしかめたが、堀江氏は「おかしくはないと思う」と語っていた。

私は、個人的には堀江さんの考えに近くて、薬物に厳罰をというのなら、アルコールも違法として規制しないとおかしいと思います。

アルコールによって、交通事故や喧嘩などいろいろなトラブルで、死傷者も出るし、DVもあるし、問題はたくさんあります。

そうしたことを考えると、大麻に関しては、アルコールと同じような規制を設ければ、合法化してもいいのではないかと思います。合法化でなくても、使用だけなら罰則には値しないという範疇でいいと思います。

栽培と売買はしっかり規制して、罰則を設ければいい。

ただ、飲酒運転と同じように、大麻で事故を起こしたら、重い罰則は必要でしょう。

タイでは、いろいろな麻薬が蔓延していて、麻薬による事件もありますが、暴れたり他人を傷つけたりするのはほとんど覚醒剤系で、大麻で暴れるとか聞いたことがないです。

大麻はダウナー系というらしいのですが、覚醒剤のような興奮する薬物とは違って、まったりしちゃう薬物だそうで、どちらかといえば、怠惰になるようです。

ネットで検索すると、薬物には、三つの分類があるそうで、アッパー系とダウナー系、サイケデリック系だそうです。

アッパー系は、覚せい剤、コカイン、MDMA(エクスタシー)とか。

ダウナー系は、ヘロイン。

サイケデリックは、LSD、マジックマッシュルームとか。

大麻は、アッパー系とダウナー系の両面があるそうです。アルコールも、酔っ払って騒いで暴れるタイプと酔っ払うとふにゃふにゃして寝てしまうタイプがありますよね。

アッパー系とダウナー系を一緒にする強者たちもいるそうです。肝臓に悪そうですね。

まあ、大麻が解禁になったら、アルコール飲料を売っているところは売り上げを下げるかも知れないですし、闇の売人やヤクザなども影響を受けるかもしれないから、解禁に反対するかも。

世界的に、タバコやアルコールの売り上げが下がっているので、税収を上げる意味でも、大麻の合法化を考える国があるそうです。

もう一つ、合法的な薬物というのもあるわけで、昔からあるように、睡眠導入剤とか抗うつ剤とか咳止めとか鎮痛剤を過剰に服用する人たちもいて、そちらもかなり危険です。

昔からいわれているのは、化学的に合成されたケミカル薬物よりも、自然界にある自然薬物の方が害が少ないという説もありますね。漢方薬の例にもありますが、自然であっても、副作用もあるし、リスクはあるわけですが。

まあ、頭ごなしに否定するのは、今の世界的な潮流には逆行しているような気がしますし、いろいろな研究機関や専門家の意見を聞きながら、話し合っていくことが必要でしょうね。

タイは、すでに医療大麻が解禁されているので、そのうち嗜好品も合法化される可能性もなきにしにあらずカモ。


2019年12月1日日曜日

サンモニ 風をよむ

毎週、いろいろな意味で楽しませてもらっている関口さんの「サンデーモーニング」ですが、今週の「風をよむ」では、最近の小中学生の家出と、それを受け入れる人たちの話題でした。

「サンデーモーニング」のコメンテーターたちは、お年寄りが多いので、こうした話題だと、どうしてもピンぼけな発言も目立ちます。

家出する小中学生というのは、昔からいたわけで、別に、今だからといったことではないわけです。

スマホがあるから家出したわけではなく、家出したくて、家出するためにスマホを使ったわけです。

まず、家出したい理由があるはずです。

学校に行きたくない。学校でイジメられている。学校の勉強がおもしろくない。先生が嫌いだ。などなど。

家にいたくない。親がうるさい。親が暴力を振るう。親がかまってくれない。などなど。

こうした家出したい理由がわからないまま、家出から連れ戻しても、なんの解決もされません。

この辺についてコメントしたのは、安田奈津紀さんだけでした。

家出が出来なくなれば、引きこもったり、最悪自殺する子も出るかも知れません。

日本の家族制度が崩壊しはじめていて、子供にしわ寄せが来ている部分もあるわけです。

親の都合で共働きだったり、離婚したり、DVがあったり、貧しかったり、兄弟がいなくて寂しかったり。などなど。

子供に居心地のいい家があれば、家出をしたいとは思わないでしょうね。居心地が悪いから、家出を考えるのだと思います。

私の時代ですと、食事中はテレビを見るなとか、NHK以外は見るなとか、9時までしか見てはいけないとか、子供とテレビの問題はあったわけです。

スマホも同じで、食事中は、家族全員がスマホを使わないで、その日あったことを話すとか、9時になったら、朝まで没収とか、SNSは、親がチェックするとか、親に出来ることもあるわけです。

SNSの危険性をいうのであればLINEの危険性を教えた方がいいかもね。

スマホには、GPSアプリを入れておくことも必要ですね。電源を切られたらダメであっても、電源が入っていれば、居所がわかります。

子供用には、スマホの電源が切れても、GPSは追跡できるようにしておくことも大切ですね。

家出を考えないことが一番ですが、家出を考えた場合、どこに行けばいいのかも、学校で、教えた方がいいでしょうね。

今回ニュースになった人たちが、子供たちに危害を加えていたのかとか、性的な部分がはっきりしませんが、純粋な「あしながおじさん」であったかもしれないわけで、そうした善意の人たちを逮捕して罰することはいかがなモノかと思いますね。

法律は法律ではあるけど、ケースバイケースで裁くための裁判官や検察だと思います。

最近は、子供にあいさつをしたり、怪我をしていたり、倒れている女の子に話しかけても不審者扱いされたり、変な世の中なわけです。

もちろん、事故が起きる前に防げることは防ぐという姿勢もいいですが、なんか、やり過ぎのような気がしますね。


何処も彼処も 少子高齢化

世の中不景気になると、銀行強盗などの凶悪犯罪が増え、仕事のない男はヤクザに、女は夜の世界へといわれてきました。

日本が貧しかった頃は、「いい女といい車に乗って、楽しく暮らせるヤクザになろう」的なうたい文句もあったとかなかったとか。

みんなが貧しかった時代には、ヤクザの暮らしを羨む人もいたんでしょうね。

ところが、日本が高度成長でだんだん豊かになって、バブルに踊り、普通の男でもいい女といい車の暮らしが出来るようになってしまったので、わざわざ反社会的なヤバイ仕事をするヤクザになろうとする若者が減ってしまったそうです。

昔なら、失敗すれば、指を詰めろといっていた世界も、そんな事言ったら、若者は逃げてしまうから、どうしても甘くなってしまって、スキンヘッドにしろくらいしか言えなくなったとか。

そうしているうちに、日本の社会と同じで、ヤクザの世界も少子高齢化になってしまったわけです。

60歳以上はいっぱいいても、若い衆がいないわけです。船頭多くして船山に登るじゃないけど、個性の強い老人ばかりでは、分裂しますよね。

一時は4万人もいたという六代目山口組も、今はおよそ1万人規模だそうですし、分裂した神戸山口組も5000人ほどのようです。任侠山口組にいたっては、500人に満たないという話です。

分裂しても、縄張りの奪い合いもあるわけで、生き残り作戦で、弱肉強食の時代に入っているようです。

それにしても、M16で敵を殺すというのは、アメリカのギャング映画ですね。

タイも、昔のギャングたちは、M16どころか、ロケットランチャーで車とか家を破壊していました。今でも手投げ弾などは時々登場します。

今の日本の警察は、ヤクザが拳銃やライフルや自動小銃などを持って攻撃してきた場合、対抗できるのでしょうかね。

まあ、ヤクザは、基本的には一般人を狙ったりはしないお約束でしょうけど、流れ弾というのはあるわけで、一般市民が犠牲になる可能性はあります。

まして、テロリストなどは、無差別殺戮なわけで、彼らに対して、日本の警察は大丈夫なのかと心配になります。

日本の社会が、少子高齢化の対策として、外国人労働者の受け入れを考えている時代ですから、ヤクザの世界も、外国人ヤクザを受け入れているのではないかと思いますね。

だいたい、今のヤクザも、かなりの割合が在日だという話もあります。

ヤクザ研修生ビザは出ないでしょうけど、中国とか南米とか中東とかアフリカの暴れ者たちを囲い込むことは、十分い考えられるでしょうね。

風俗の世界も同じで、外国人がどんどん増えるでしょう。

日本は、どうなっていくのでしょうね。