2020年11月18日水曜日

タイの憲法改正について

 タイの7つの憲法改正案

1.与党提出案

選出されたメンバーによる委員会が120日以内に新しい憲章を草案。君主制に関する第1章と第2章はそのままに。

2.野党提出案1

選出されたメンバーによる委員会が240日以内に新しい憲章を草案。君主制に関する第1章と第2章はそのままに。

3.野党提出案2

上院議員の権限を取り除くために、第270条と第271条を変更する。

4.野党提出案3

上院議員が首相を選出する権限を取り除き、非議員を首相にすることを不可するために、第272条を変更する。

5.野党提出案4

国家平和秩序評議会(NCPO)の国家安全保障命令を取り消すために第279条を変更する。

6.野党提出案5

選挙制度を1997年の憲法(いわゆる人民憲法)に沿った選挙制度に戻す。

7.iLaw提出案

10の要件

1.憲法改正を議会を通じてより容易にする。

2.任意の章/条の改正を許可。

3.NCPOが命じた国家安全保障命令を取り消す。

4.選挙で非選出の地方行政機関を認めない。

5.非議員が首相になることを禁止する。

6.NCPOメンバーに対する恩赦を禁止する。

7.上院議員の権利を削減。

8.首相を選出する上院議員の権限を取り除く。

9.完全に選出された起草委員会が憲法を改正する。

10.独立機関の新しいメンバーを求める。


2007年タイ王国憲法

 第一章 総則

 第一条(国の不可分性)

 タイ国は一体、不可分の王国である。


 第二条(統治制度の原則)

 タイ国は国王を元首とする民主主義制度統治をとる。


1997年タイ王国憲法

 第一章

 総則

 第一条(国の不可分性)

 タイ国は一体、不可分の王国である。


 第二条(統治制度の原則)

 タイ国は国王を元首とする民主主義制度をとる。 


2007年タイ王国憲法

第二七〇条(参議院の罷免権限)

 内閣総理大臣、国務大臣、衆議院議員、参議院議員、最高裁判所長官、憲法裁判所長官、最高行政裁判所長官もしくは検事総長の地位にある者に、異常蓄財、職務上の不正、公務上の地位・義務に対する違反、司法上の地位・義務に対する違反、または憲法あるいは法律の規定に抵触する職務権限の故意の行使がある、あるいは倫理標準への重大な違反または不遵守があった場合、参議院はその者を罷免する権限を有する。

 第一段の規定は以下の地位にある者にも適用する。

 (一)憲法裁判所判事、選挙委員、国会オンブズマン及び国家会計検査委員。

 (二)汚職防止取締についての憲法付属法令に基づく裁判官もしくは判事、検察官または国の高官。


 第二七一条(両院議員・国民の弾劾請求権)

 衆議院議員は現有衆議院議員総数の四分の一以上の連名で、第二七四条に基づき参議院が第二七〇条に基づく者の罷免を決議するよう参議院議長に請求する権利を有する。その請求にあたってはその者の容疑の経緯を事項ごとに明記しなければならない。

 参議院議員は現有参議院議員総数の四分の一以上の連名で、第二七四条に基づき参議院が参議院議員の罷免を決議するよう参議院議長に請求する権利を有する。

 選挙権を有する国民は二万人以上の連名で第二七〇条に基づく者を第一六四条に基づき罷免するよう請求する権利を有する。


 第二七二条(国家汚職防止取締委員会の調査)

 第二七一条に基づく請求を受理した時、参議院議長は速やかに調査のために国家汚職防止取締委員会にその件を送付し、国家汚職防止取締委員会は速やかに調査を終える。

 調査を終了した時、国家汚職防止取締委員会は報告を参議院に提出する。その報告では請求のあった容疑について確証の有無、証言の信憑性を明記し、どのような手続を取るべきかについての決定を示さなければならない。

 国家汚職防止取締委員会が請求に基づくいずれかの容疑が重要だと判断した場合は、その事項に関する報告を作成し、先に審議するために第一段に基づき参議院に送付することができる。

 国家汚職防止取締委員会がいずれかの容疑に確証があると現有委員総数の過半数の票数で決議した場合、容疑を受けた者はその日から参議院の決議があるまで職務を継続することはできず、国家汚職防止取締委員長は第二七三条に基づく手続きをなすために参議院議長に、ならびに最高裁判所政治職者刑事訴訟部に告発するために検察総長に、見解を付した報告及び現有する書類を送付する。ただし国家汚職防止取締委員会が容疑には確証がないと判断した場合は、その容疑は棄却される。

 検察総長が第四段に基づき国家汚職防止取締委員会が送付した報告、書類及び見解が訴訟手続きには不十分だと判断した場合、検察総長は不十分な事項を是正するよう国家汚職防止取締委員会に通知する。その場合、国家汚職防止取締委員会及び検察総長は、同人数の双方の代表で構成する作業部会を設置し、十分な証拠を収集させ、訴訟手続きのために検察総長に送付させる。その作業部会が訴訟手続きに係る解決策を見出せない場合、国家汚職防止取締委員会は自ら告訴するか、弁護士を任命して告訴を代行させることができる。


第二七九条(倫理コード)

 政治職者、公務員もしくは国の職員のそれぞれの倫理標準は定められた倫理コードに従う。

 第一段に基づく倫理標準は効率的な適用のための実施メカニズム及びシステムを有していなければならず、行為の程度に基づく罰則段階を定めなければならない。

 第一段に基づく倫理標準への違反もしくは不遵守は規律違反行為であるものとみなす。政治職者による違反もしくは不遵守の場合は、国会オンブズマンが国会、内閣、または関係する地方議会に報告し、重大な違反行為であれば第二七〇条に基づく罷免事由であるものとみなし、審査のため国家汚職防止取締委員会に提出する。

 国権行使に係る地位に就任する者の審査、選考、選出もしくは任命、ならびにその者の異動、昇級、昇給及び処罰においては、道徳システムに従い、その者の倫理状況を考慮する。

大使館からのメール

 ・インターネット上の情報によれば、本日11月18日16時頃から、ラチャプラソン交差点を中心とする地区において、反政府グループによる政治集会が行われる見込みです。

・集会場所及びその周辺では、治安機関と反政府グループ等による衝突等に発展する可能性もあります。

・昨日実施されたデモでは、治安当局との衝突も確認され、けが人が複数出るなど、緊張感が高まっています。

・今後、不測の事態に備え、政治集会が行われている現場周辺への不要不急の外出や興味本位での立ち寄りを絶対に避けるなど、ご自身の身の安全を確保してください。また万一邦人の被害情報等に接した際は当館に御一報ください。


【バンコクにおける政治集会】

日時:11月18日(水)16時頃から

場所:バンコクのラチャプラソン交差点(エラワン廟のある交差点)

集会場所周辺では、大規模な交通渋滞や交通規制等も予想され、また政治集会予定は、急遽変更等の可能性がありますので、御注意ください。

つきましては、在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、お出かけの際には治安当局からの情報や当館ホームページ等を御参照頂くなど、最新の関連情報の入手に努めるとともに、可能な限り現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。

 

(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


2020年11月17日火曜日

大使館からのメール’

・インターネット上の情報によれば、11月17日現在、国会議事堂前において、反政府グループ等による政治集会が行われております。

・一部報道では、治安当局によるデモ隊への放水等も行われているとの情報もあります。今後過激化するおそれもありますことから、不測の事態に備え、政治集会等が行われている現場周辺にはできる限り近づかないようにするなど、ご自身の身の安全を確保してください。

・集会場所周辺では、交通渋滞や交通規制等も予想され、また集会予定は、急遽変更や追加等の可能性がありますので御注意ください。


【バンコクにおける政治集会】

日時:11月17日(火)現在

場所: サムセン通り(Samsen Road)の国会議事堂前


   つきましては、在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、お出かけの際には当館ホームページを御参照頂くなど、最新の関連情報の入手に努めるとともに、可能な限り現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


健康バンド

 2018年の5月に初めての健康バンドを買いました。


そして、その年の11月にBand3を買いました。

当時は、まだ中国製品に対する風当たりも強くなかったと思いますが、日本製で安くていいものがあれば替えたいと思っています。

どんなものでも使っていれば、古くなって壊れます。

ベルトの止めるところが切れてしまいました。

切れたところをテープで補修して使っていましたが、ネットで調べたら、バンドだけを売っていることがわかり、さっそくShopeeで注文しました。

中国からのお取り寄せだそうで、1個50バーツ。送料が30バーツ。
到着までに10日ほどかかりましたが、無事ゲット。

パッケージの裏側

取り替えは、実に簡単で、あっという間に、バンドが元の黒から白に変わりました。

ベルトの裏側にベルトを止めているストッパーがあるので、それを取り外せば、ベルトが簡単に本体から外れます。

あとは、新しいベルトをストッパーで止めれば、作業は終了です。


ストッパーは予備を含めて3つ付いてきました。もちろん、ふるいのも使えるし、色違いでも表からは見えません。


材質は、気のせいかオリジナルに比べると多少安っぽさはあるようですが、なんといっても50バーツですし、送料を入れても80バーツですから文句は言えません。

思っていたのよりもよかったので、壊れてもすぐに交換できるようにと予備をまた注文しました。

中国製恐るべしですが、日本にはもっと頑張って欲しいです。

2020年11月15日日曜日

ドラマ【猫】

 あいみょんがDISH//に楽曲提供した『猫』を原案として、脳腫瘍を患い余命宣告を受け、自らの死と向き合おうとする女性と夢や希望が持てずにその日暮らしの毎日を送る男性が猫を通して出会い、カップルとなった2人の「いつもと同じ帰り道」を通して描くラブストーリー

何となく70年前後の青春ドラマのような、どこかけだるげな魅力的なストーリーで、これからが楽しみです。

小西桜子さんをはじめて知りましたが、芸能人っぽくなくて、不思議な魅力を持つ女優さんですね。

前田旺志郎さんも知らなかったんですが、お笑い芸人なんだそうです。

あいみょんは、もちろん作詞作曲も歌もいいんですが、映画やドラマや演劇の脚本もかなり可能性を秘めているのではないかと思いますね。

もちろん小説も。

いろいろな意味で、唯一テレビ東京が頑張っているような気がします。

2020年11月14日土曜日

ドラマ「そのご縁、お届けします」

 誰かが必要としなくなったモノたちが、他の誰かの手に渡る。そこには売る人・買う人、それぞれの物語があります。不思議な配達員・陸が商品を届けることで生まれる、“ご縁”がどんな結末に繋がるのか・・・!?深夜に優しく胸に沁みるハートフルなヒューマンドラマだそうです。

こういったハートフルなオムニバスドラマは、好物です。

飯豊まりえさんは、2話の徳永えりさんにちょっと似ていますよね。

私は、メルカリはやったことがないですが、ヤフオクは、大好きです。

日本に帰る度に、中古品を扱うお店を回るのも大好きです。

タイでは、それこそ50年くらい昔から、日本の解体業者の所から、自動車やバイクの部品を取ってきて、コンテナに詰めてタイに送り、それを売ったりする業者も多く、日本の中古品をタイで売るのは、今でも流行っています。

中古自転車だったり、中古のフィルムカメラだったり、楽器から食器、そしてレコードやオモチャなど、なんでも売っています。

これからタイはタイ人には寒い季節で、日本の冬服の中古もタイではいっぱい売られます。

電化製品やコンピューターやスマホなどは、部品に使われている菌やプラチナを取り出す業者もいるそうです。

日本のような人件費の高い国では出来ないようなことを人件費が安い国では出来るわけで、ゴミの山から、売れそうなものを探し出したり、分別したりしている人たちもいるようです。

逆にタイから、ベスパとかサムローとか古い楽器とかを探して、日本に持って帰る人もいました。

今の日本では、なかなか修理をして使うことも少なくなっているようですが、修理すれば使えるようなモノもいろいろとあるわけで、もったないですよね。

2020年11月12日木曜日

ネコの話

 タイのバンコクの北にあるバンパインというところで、家族とキャンプに出かけていた間に飼い猫のうちの1匹が家から逃げ出したそうで、家に戻って、必死で探したけれど、見付からなかったそうです。

いろいろと調べてみると、どうも、50メートルくらい離れたところの家に迷い込んでいるところを家の人が見つけたのですが、とにかくフーフーと威嚇して、近づけなかったそうです。

捕まえようとすると引っ掻こうとしたり噛みつこうとするので、困り果てて、タイでは一般的な交通事故とか野生動物の問題に駆けつけてくれる救助隊に連絡して捕獲してもらったそうです。

そして、救助隊の隊員が、捕まえた猫を少し離れている雑木林に逃がしたそうです。

それを聞いた猫の飼い主が、その場所にいってみたら、猫はすでに死んでいたそうで、飼い主が、テレビに出て、対処に問題があったのではないかと訴えていました。

私は、犬も猫も爬虫類や両生類以外は、だいたい好きですし、実際に4匹のネコたちを飼っていますが、世の中には、猫とか犬が嫌いな人もいるわけです。

うちのネコたちも、飼い主がいればたいしてどう猛ではないのですが、もしも危険だと思ったら、暴れるし引っ掻くし噛みつきます。

予防注射などを受けに行くクリニックでも、メチャクチャ暴れるので、シャンプーをしてもらえないですし、どう猛なネコですねといわれたりしますが、家では、そんなこと信じられないくらいかわいいです。

「飼い犬に噛まれる」ということは昔から言われているわけで、犬や猫に噛まれたりして、怖くなった人とか嫌いになった人はいると思います。

犬は、なぜか、自転車とかバイクが嫌いなものもいて、吠えながら追いかけてくることもあって、犬好きでも、かなり怖いです。

老人のボケなんかもそうですが、ボケているところを知っている人と知らない人とでは、全く話があわないわけで、ボケてもいないのに虐待ではないかとかいわれることもあるようです。

今回のネコは、アメリカンショートヘアーだそうで、猫が好きな人だったら、野良猫ではないとすぐにわかるし、飼い主を募集すれば、すぐに見付かると思いますが、猫に興味がない人にとっては、ただの迷惑な迷い野良猫なわけです。

冷静に考えてみれば、ネコが家から出ないようにしっかりと戸締まりをしなかった飼い主に過失があったわけで、家に迷い猫がいると救助隊に連絡した人には全く過失はないと思います。

救助隊員もたぶん、猫好きではないというか、もしかしたら、過去にネコに噛みつかれたり、引っ掻かれた経験があったのかもしれません。

ただ、考えられるのは、捕獲する時などに、ロープで首を強く絞めたとか、内蔵や頭部にダメージを与えるようなことがあって、それが死につながった可能性はあるのかもしれませんが、それを責めることは出来ないと思います。

飼い主のFBには、いろいろな人からの賛否両論や、過激な罵倒などいろいろとあったそうですが、今の世の中、SNSには気をつけないと、逆効果になることもありますよね。

救助隊も、ペットの可能性がある動物を捕まえたら、最低でも2~3日は、保護しておいて、飼い主を探すべきだと思います。

考え方は人それぞれですが、私は、まず人間第1だと思いますし、問題が起きないように、普段から、ペットと付き合い、家から逃げ出さないようにすべきだと思っています。

動物を飼う以上、その動物に関しての責任はあると思います。

2020年11月11日水曜日

ワクチンの話

 こちらの資料によると、日本の感染者数は、107,086人だそうで、いつの間にか10万人越えです。

世界の感染者数ランキングですと52位だそうです。

死者の数が、1,812人で、100万人あたりですと14人で、世界ランキングですと100万人あたりの死者数では147位だそうです。

現在の患者数ですと8,077人で、世界69位です。100万人あたりですと、848人で、世界155位となっています。

こうしてみると、患者数は10万人を超えてきていますが、依然として死亡する人も患者数も世界的には少ないようです。

こうした中、アメリカの製薬会社が開発中のワクチンが、90%超の予防効果があると発表されて注目されています。

ワクチンに期待する人は多いわけですが、インフルエンザのワクチンは、もうかなり以前から接種されてきていますが、毎年、多くの感染者が出て、中には死亡する人もいるわけです。

ワクチンにはリスクもあるわけで、時には命にかかわったり、重い後遺症が残ることもあるわけで、いくら効果があるとわかっていても、そのリスクの方をしっかり検証してからでないと危険でしょうね。

ワクチンを打った場合の患者数とか、死者の数をはっきりさせないと、ワクチンを打たなくても同じとか、もしかしたら、ワクチンを打った方が死亡する人が増えることだって可能性としてはあるかもしれません。

まあ、自分で考えて決めればいいことですが、私は、PCR検査もワクチンも受けるつもりはありません。

ドラマ【共演NG】はおもしろい

 秋元康さんの企画・原作、テレビ東京とFCCの共同制作ドラマだそうですが、おもしろい。

秋元さんは、好きではないけど、才能があることは認めています。

今年の初めに放映されたドラマ「エ・キ・ス・ト・ラ!!!」と同じように、撮影現場の裏側を描いていて、おもしろいです。

テレビとか映画とか演劇などに興味がある人だと、いろいろとおもしろいと思います。

中井貴一さんや鈴木京香さんなどキャストが演技上手ばかりです。

中井さんは「最後から二番目の恋」のようなコミカルな演技も素晴らしい。

見なきゃ損ですよ。

2020年11月5日木曜日

アメリカの大統領選挙

 11月3日(現地時間)に行われたアメリカの大統領選挙ですが、揉めに揉めています。

かなりの接戦だそうですが、最後の最後になって、不正投票があったのではないかと揉めているようです。

トランプ大統領は共和党で、対立候補は民主党のバイデンさんです。

お二人とも70代で、バイデンさんはもう80歳手前ですから、ボケがひどくなったり、息子さんが逮捕されたりしたら、副大統領候補のカマラ・ハリス上院議員(56)が、そのうちアメリカで最初の女性大統領になるかもとか囁かれているそうです。副大統領になってもアメリカで最初の女性副大統領だそうです。

とにかく、アメリカも国民が分断されてきているし、民主党と中国との関係も注目されているしのですが、アメリカのメディアもまた、かなり偏っているから、民主党支持者が多いようです。

日本にとっては、トランプ大統領と安倍前首相との親しい関係もあったし、北朝鮮に対する拉致被害者の認識も日本寄りだったし、どちらかと言えば、トランプ大統領再選の方が、日本の国益にそうのではないかと思います。

でも、アメリカのことはアメリカ人が決めることで、決定したら、その大統領とうまくやっていくしかないわけです。

日本は、どちらの大統領になっても、中国の脅威に負けないような準備が必要ですし、朝鮮半島に対しても、もう少し強気になって欲しいです。

日本のテレビの偏向した報道もひどいですが、ネットも、まだ真実かどうかわからないような情報で溢れています。

日本人にも強烈なトランプ支持派もいれば、バイデン支持派もいるわけですが、今は、じっと結果の出るのを待つしか無いと思います。

たぶん、負けた方は勝った方に対して不正があったと裁判になるのではないかと思いますし、最高裁に行けば、検事の数では共和党有利でしょうね。

それより、街頭で暴れる人たちが恐ろしいです。民主党の支持者たちには、BLMとかアンティファとか、ガゲキ武闘派もいます。

アメリカが混乱すれば、それに乗じて、中国が尖閣や台湾に武力を使ったり、北朝鮮も息を吹き返すかもしれません。

日本は、考えられる危機に備えて、しっかり準備を整えて欲しいです。

やはり、平和が一番ですからね。

じり貧だって

 11月に入っても、学生を中心にした反政府集会は続いていますが、集会に集まってくる人数がかなり減っているそうです。

大きな理由は11月2日に行われた王室支持派による大集会と有名人たちによる王室支持の表明ではないかと思います。

特に、タイの有名な双子の芸能人ビン・バンルーリットとエカパン・バンルーリットがラマ10世から話しかけられている映像がありました。

彼は、有名な慈善団体のいろいろな活動で、タイの困っている人たちのために活動を続けてきていて、多くのタイ人たちから尊敬されています。

今も洪水に苦しむ東北タイの街で、水に浸かりながら救援物資や義援金を配っているそうです。

そうすると、ラマ9世のことを思い出す大人たちも多いわけで、やっぱり、王制改革も行き過ぎてはいけないといった意見が出始めてきています。

一方、反政府府ループのおデブちゃんリーダーたちは、逮捕されたら、体調不良といって、一斉にタクシンと関係が深いラマ9世病院という超高級病院に入院して、支持者からの差し入れを美味しそうに食べている映像が出ていましたから、あれでは、尊敬する人は増えないのではと思っちゃいました。

影で学生を動かしていると言われる元新未来党のタナトーンもピヤブットも、表面に出ていったら、逮捕されると思っているのか、影で言いたいこと言っているだけですし、みんな口ばかりじゃないかと思いますね。

今週も土日に大きな集会を計画しているそうですが、許可を取らない集会は違法ですから、しっかり許可を申請して欲しいですね。

米国もタイもデモや集会は、平和にやって欲しいです。

2020年11月3日火曜日

Porn Hubの話

 今朝から、ネットでは、PornHubというポルノサイトの話題で騒がしかったです。

無料で見られるモノもありますが、原則有料のプレミアム会員用の映像が多いそうです。

昔は、無修正の写真とか映像なんか、どんなに見たくても見る事が出来なかったわけで、男の子の場合、学生の頃は、もう妄想が膨らみ、ズボンの前も膨らみました。

男性用の週刊誌を悪ガキが持ち寄って、外国人のおっぱいを見て、ハアハアしたモノでした。

学校行事として廃品回収とかあって、各家庭から要らないモノを学校に集めて、有志たちが教師の指導の下に廃品の山を整理し、業者に売っていました。

整理する作業は汚いですし、大変でしたが、でも、お宝が出てきたりすることもあって、それを楽しみに頑張るわけです。

エロ小説なんか出てくると、作業をやめて、読むわけです。【やめて、それだけはやめて】とか文字でも興奮しました。

さて、インターネットの普及にもやはりエロ路線は大いに貢献したと思います。

無修整の写真や映像がただで見る事が出来るし、いくら無修整の写真や映像が非合法の国でも、見たことだけで、逮捕されることもほぼないわけです。

だから、未成年も大人も家族に秘密で見るわけです。

そんな無修正映像のサイトで有名なPornHubがタイ政府によって、遮断されたんだそうです。

タイからアクセスすると、こんな画面になります。



ところが、VPNを使って、タイ以外からアクセスすれば、普通に見る事が出来ます。(一応ぼかしを入れています)


それで、一部のタイ人たちが、国民の見る権利を妨害するなと抗議をしているそうです。

中には高校生も混ざっていて、インタビューされていましたが、LGBTQの男の子らしいのですが、こういったサイトが無いと、性犯罪が増えるとか、性教育として、一般の人たちとは違った性癖の人たちにも、いろいろな性行為があることを教えてくれるとか、まあ、過激なことを言っていました。

他の女性は、逆の立場からの抗議で、なぜ、今まで規制しなかったのかという意見でした。

彼女は、リベンジポルノの犠牲者で、彼女の映像をこのサイトにアップされたんだそうです。

彼女は、もう半年以上前から、こんなサイトは遮断すべきだと抗議を続けて来ているそうです。

彼女曰く、このサイトは、エロだけではなくて、ギャンブルの広告もやっていて、そちらの利益配分をタイの警察などが受けている疑惑があるとも言っていました。

だから、タイでは違法なはずのサイトが、今まで規制をされてこなかったのだと。

世の中には、いろいろな考えもあり、いろいろな人がいますから、どんなことも一概には言えないこともありますが、わたしは、成人に関しては、自分達の持ち物をわいせつ物にすることはないと思います。

ただし、過激な行為とか残虐な行為で他人を殺傷するようなことは、禁止して当然でしょう。

狐とタヌキの化かし合い、嫌いではありません。

2020年11月2日月曜日

昨日は黄色のシャツがいっぱい

 昨日は、旧王宮に隣接するエメラルド寺院の仏像の衣替えをする日でした。

毎年、乾季と雨季のはじまる頃に2度仏像の衣替えを国王がします。

昨日は雨季用から乾季用の衣に着替えたわけです。

それにあわせて、全国から王室支持派の国民たちが、旧王宮付近に集まってきました。

12000人といわれていますが、写真を見るともっといそうです。

学生たちを中心にした反政府集会も、多い時には同じくらい集まっていましたが、反政府側の人たちは、以前の赤シャツが批判された時と同じように、地方からお金で集められただけじゃないかとか批判しています。

昨日のハイライトは、 イギリスのChannel 4の記者が、ラマ10世にマイクを向けて突然インタビューをしたことです。

その映像がネットに出回って、大きな話題となっていますが、普通は、こうした王族へのインタビューは、事前の申請と許可が必要ですが、突然の英語での質問に、ラマ10世は英語で簡潔に答えていました

王室支持者だけでなく、王室批判派もいると思うけど、どうお考えですか?の質問には、「ノーコメント」、政治問題ですから、当然でしょうね。言葉尻を捉えようとしての質問でしょうけど、空振りでした。

 "We love them all the same. We love them all the same.”

と何度も繰り返されました。「王族はすべての国民を同じように愛しています」と。

王妃もレポーターに、「あなたのことも愛していますよ」と付け加え、国王は、第2王女のHRH Princess Sirivannavari Nariratana Rajakanyaにもインタビュアーに同じようなことを伝えさせていました。

国王のもう一つの言葉は、インタビュアーが、「反王制の人たちとの間に妥協はありますか?」との問いかけに、国王は、「タイは、協調の国・妥協の国です」と答えていました。

”the land of compromise”という英語の訳には、色々とありますから、専門家の意見が聞きたいところです。

最近、反王制のイギリス人が、Sirivannavari王女に関する批判をはじめていて、学生たちも、この間の集会では、彼女を揶揄するようなレッドカーペットでのファッションショーを企画したりして、趣味悪いです。

昔の左翼は、かっこよかったですが、今の左翼は、世界的に下品だし、趣味が悪いです。昔の右翼に似ているような気がします。

タイの7000万人の国民には、いろいろな考えの人たちがいるわけで、学生たちが、国民の代表みたいな考え方をするのもいかがなものかと思うわけです。

王制支持の芸能人や有名人や学者などもいるわけで、彼らによると、次の王制支持の大きな集会は、ラマ9世の誕生日12月5日だそうです。昨日よりも多くの人たちが集まるだろうといっていました。

日本のメディアが、タイに関する報道を昔ながらの偏った視線でやっているのが残念でなりません。