2022年10月29日土曜日

野生の恐ろしさの話

インドネシアで50代の女性が7メートルの巨大ニシキヘビに飲み込まれているのが見つかったそうですが、タイでは、4~5メートルのニシキヘビは、時々ニュースになります。

田舎だけでなく大都市バンコクにも時々出没し、家に侵入することだってあります。

タイでは、食べられるのは、子犬とか猫とか鶏ですが、ニシキヘビだって、大きくなっちゃって、おなかがすいたら、たくさん食べざるを得ないでしょうね。 

インドネシアには、有名なコモドドラゴンがいて、やはり危険です。もう恐竜といっていい大きさと容姿?ですよね。

タイには、大ミズトカゲがいますし、ワニもいます。

ワニも大きなものになると、人間さえも食べてしまうそうですが、巨大な生物は、原則大食漢?です。

太古の時代恐竜が陸の王者でしたが、巨大隕石が地球に衝突したことで自然環境が一変して絶滅したという説があるように、大きな生き物は環境の変化、特に食糧不足には弱いです。

その時に生き残ったのが、ネズミの仲間の小型生物で、それが我々のご先祖様だという説もありますが、小さな生き物は環境の変化に強かったりもします。

車なんかでも大型車は馬力はあるけど、燃費がよくないですし小回りが利きません。日本人は、小型化するのが得意ですから、環境に優しいものを作ります。

人間も同じで、欧米人とか中国・朝鮮人には、背の高い人たちも多く、日本人には背の低い人も多いです。

痩せの大食いという言葉はありますが、もしも背が小さくて痩せている人が小食なら、食糧不足の世の中になっても生き残るかもしれませんよね。

とにかく、大自然の中には危険がいっぱいで、人間だって、時には野生動物に襲われて食べられてしまうわけです。

最近は環境破壊などで野生動物の食べるものが減ってきているそうで、山から下りて人里を荒らすことも増えているそうです。

イノシシだって、人間に襲い掛かったら危険ですし、ヒグマなんか、もうどうしようもないでしょうね。

タイでは、普段おとなしいゾウさんが、突然暴れる事故もありまして、特に食糧を求めての大移動の途中に、人家を襲うこともあるそうです。

あんな大きな動物が暴れたら、人間はもう神様仏様に祈るしかありません。

想像力を働かせて、ほんの数百年前のことを考えてみるだけでも、当時は、電気もないわけで、夜はどこまでも暗く、夏は暑く、冬は寒かったわけです。

そんな中、食料だって常に足りていなかっただろうし、病気やケガも多く、生まれた子供が大人になる前に死んでしまうことも当たり前だったと思います。

そういった飢餓の歴史を生き抜いてきた我々が、飽食で食べ過ぎるから糖尿病になってしまいます。

世界中に姥捨て山のような話もあって、老人から先に飢え死にしていく時代もあったわけで、今の老人が天国のような暮らしができるのは、当時の人からしたら信じられないでしょうね。

夜の暗闇が怖いから、いろいろな怪談や民間信仰も生まれたんでしょうね。

春夏秋冬、真っ暗闇の中でも誰からも襲われることなく、空腹を感じることもなく、温かいお布団にくるまって安眠できるのは、とんでもなく幸せなことだと思います。

2022年10月22日土曜日

円安の話

私が若かりし頃の世界の人口は約35億人程度といわれていました。今の約半分ですね。

そして、当時、1ドルが360円でした。

円相場の推移

私が、シベリア経由でヨーロッパ行きを考え始めたころ、ドルが初めて300円を切りました。

私が日本を出発したときには、既に1ドルは280円ほどで、ヘルシンキまでの片道料金を支払って、持ち金は日本円で13万円とアメリカドルのトラベラーチェックで2000ドルでした。

なぜ13万円を日本円で持って行ったかというと、その13万円は帰りの運賃に充てるために、ないものとして、別にしていました。

要するに残金が13万円になったら帰国するつもりでした。

実際には、イギリスの語学学校代は、父から送金してもらっちゃいましたけどね。

当時、日本の大卒の初任給は5万円ほどだったと思いますので、海外でひと稼ぎと考えてアメリカに渡った若者もいたようです。

実際にストックホルムで知り合った日本人はニューヨークで皿洗いの仕事を必死でやって、月に2000ドルくらい稼いだといって、ためたお金で買ったという3000ドルのマーティンのギターを抱えていました。

ヨーロッパはスペインなどを除き、物価がとんでもなく高かったので、日本よりも稼いでもお金はたまらないといっている人が多かったです。

北欧やフランスは、滅茶苦茶物価が高かったです。

タイに来た当時、日本円はまだそんなに力がなくて、1万円で700バーツほどでしたから、1バーツは約15円くらいの価値がありました。

アジア為替危機が襲い掛かるまでは、1ドルはずっと20バーツでした。

日本円はといえば、1バーツ15円から、どんどん円がバーツに対して強くなって、こんな感じで推移してきました。

タイ・バーツ/円の為替レートの推移(1980~2022年)

1バーツ10円になり、1バーツが5円になり、一番円が強かったときには1バーツが約2.5円でした。

当時は、日本のバブルがはじけた後でしたが、まだまだ日本人はお金持ちで、札束を抱えてタイで豪遊していた人たちも多かったです。

日本円が強い円高で、企業も海外進出をして、日本が空洞化し、日本経済がじり貧になっていったわけです。

日本人も慢心していたと思います。

そして、気が付けば、1バーツが約4円になってしまいました。約30年前のレートですね。

ですから、今では、日本は物価が安いからと、海外からの観光客が増えて、爆買いだそうです。

昔は韓国や台湾やフィリピンやタイで買春をしていた日本のおじさんたちでしたが、今では中国人などが、日本で買春だとか。悲しいけど、現実ですね。日本の女性も海外で風俗営業をする時代だとか。

ほんと、昨日の金持ちが今日の貧乏人となっちゃって、まるで聖書の中の話ですね。

だから、日本を出て海外で働く若者も増えているそうです。

ただ、気を付けなければならないのが、現地の物価ですし、現地の家賃から食費、医療費などなどです。

それと海外では、滞在ビザや労働許可の問題もあるし、外国人の権利が制限されていることもあります。

もちろん、人種差別なども現実としてありますし、言葉だけでなく、生活習慣の違いから、価値観の違いなどもあって、適応出来ない人もいます。

それに、希望者が増えると、需要と供給のバランスもあるし、働きたい人を狙っている悪徳業者もいます。

もちろん、成功していい思いをする人もいるでしょうし、人生経験も得るわけで、若者はどんどん挑戦してみるのもいいと思います。

後戻りできなくなるような冒険はなるべく避けてね。

2022年10月19日水曜日

検索の話

今の世の中、スマホやパソコンで検索をしない人は少ないでしょうね。

わからないことがあったらすぐに検索です。

文章でも写真でも動画でも地図でも、あっという間に検索されて出てきます。

そして、自分が検索したものが、データとして記録され、よく使うものから順番に出てきたりもしますし、興味ありそうだと思われた話題とか商品も出てきたりします。

滅茶苦茶便利ですが、でも自分の個人データが、どこかに集められているわけです。

マイナカードには情報が盗まれたらどうするのかと、うるさい人たちも、無邪気に検索し、何の疑いもなくLineやTikTokを使っています。

もう文字情報だけでなく、写真でもビデオでも、どんどん蓄積されていて、いろいろなところに売られ利用されていますよ。

最近、画像検索も進歩していて、よく、一枚の写真を載せてこの人誰でしょうか的な質問があったときには、画像検索にかけると、すぐに似た画像が出てきたりして、その写真に出ている人の名前が解ったりします。

何も考えずにネットにあげた家の近所の写真から住所がわかったら、困る人もいるかもね。

これからは、もっと進んでいくでしょうね。

すでに数学の数式をスマホにかざすだけで、計算方法と答えが出るアプリは出てきているそうです。

昔は教育の基本は「読み書きそろばん」でしたが、そろばんは電卓やスマホになっているし、読み書きもスマホやワープロ、翻訳も自動でできるし、どんな発音かを聞くこともできます。

ですから、勉強方法も変わっていくと思いますね。

これから重要になるのは、既にあるアプリの使い方とか個性的な考え方とか発想でしょうね。

ゲームなんかでも、プログラミングだけでなく、コントローラーの使い方は、ドローンの操縦などにも使えます。

マッチングアプリなどでも翻訳機能を使えば、外国人と簡単に会話が進みます。

顔認証とかも普及しているから、顔のデータもどこかに集められていると考えたほうがいいでしょうね。

街中にある監視カメラに映る顔情報から、追跡して住所がわかっちゃうとか、どんな行動をしているのかとか、ラブホに入ったのがバレるとか、まあ、いろいろと考えられます。

現在は、空港のパスポートチェックもパスポートを装置に置いて顔をカメラに向けるだけでおしまいです。

声認証も出てくるでしょうし、あの曲なんだったけと、ちょっと覚えているメロディーを口ずさむだけで、誰のなんという曲かもわかって、いくらで買えますよと案内が出て来るかもね。

昔、本名でしか使えないといわれて、本名を名乗ってSNSをしている人が多かったですが、実際には、いい加減な名前でも使えるから、複数のアカウントを使っての、書き込みなども横行して、Yahooもついに電話番号との紐づけをしないとコメントできないようになるとか。

今までは、アカウント名を適当に作って、パスワードを決めたら、複数でもOKで、コメントもできましたから、集団で複数のアカウントを使って、偏ったコメントをすることもあったようです。

ですから、最近では、いろいろなSNSで二段階認証が取り入れられてきていて、パスワードだけでなく、自分のスマホに連絡が来るので、それで認証しないとログインできなくなっています。

日本には、通名や芸名で暮らしている人たちも多いので、マイナカードには反対する人もいるようですが、時代は、顔認証を必要としています。

顔認証があれば、健康保険証の悪用とか戸籍の背乗りなどもできにくくなるはずです。

マネーロンダリングの防止にも、ATMからの送金には、マイナカードを入れないとできないなどで、かなり防止できると思いますね。

SNSもこれからは、顔認証をしないとログインできなくなるかも。

究極は、静脈とかDNA情報とかでしょうね。

まあ、個人情報を守りたい人は、LineでもTikTokでもTwitterでもFasebookでもインスタでもYouTubeでも使わないでいればいいだけの話です。

mRNAワクチンでも、飛行機に乗らなければ接種しなくてもOKでした。

ホンモノの独裁国家でもない限り、自分で自分を守る方法はあると信じています。

教訓の話

日本人の多くは神社に行くし、お寺にも行きます。別に神道を深く信じているわけでもないし、仏教は、先祖代々続いている宗派がある家も多いです。

葬儀などは仏教で行う人が多く、その時だけは般若心経などを唱えたりしますが、その意味を深く理解している人たちばかりでもないようです。

結婚式は、キリスト教的な様式か神前で行う人が多いようです。

ユダヤ教徒とかキリスト教徒とかイスラム教徒とかは、子供のころから、聖典を読んできているから、そこに書かれていることは、頭のどこかに記憶されているようです。

仏教徒でもタイなどは、子供のころからお経やお釈迦様の話を意外と知っています。

日本人は、無宗教というか、あまり宗教に興味を持たない人が多いので、おかしな宗教もどきの詐欺に引っかかる人もいます。

仏教の場合には、5戒が基本です。

1.不殺生戒 - 生き物を故意に殺してはならない。

2.不偸盗戒 - 他人のものを盗んではいけない。

3.不邪婬戒 - 不道徳な性行為を行ってはならない。

4.不妄語戒 - 嘘をついてはいけない。

5.不飲酒戒 - 酒類を飲んではならない。

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ユダヤ教やキリスト教ではモーゼの10戒が有名です。

1.主が唯一の神であること

2.偶像を作ってはならないこと

3.神の名をみだりに唱えてはならないこと

4.安息日を守ること

5.父母を敬うこと

6.殺人をしてはいけないこと

7.姦淫をしてはいけないこと

8.盗んではいけないこと

9.隣人について偽証してはいけないこと

10.隣人の家や財産をむさぼってはいけないこと

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基本的なことはどんな宗教でもだいたい同じでしょうし、日本人の場合には、宗教にとらわれない倫理観として、ほとんどの人が常識として理解していることです。

要するに、世界には、こうした戒めを説かないと理解できない人たちもいるわけです。

戒められていても、守れない人も多いです。特に嘘とか盗みとか不倫とか。

さて、フォークソングとかロックの歌詞などには、聖書にある言葉や物語が出てくることもあって、私の好きな「Turn, Turn, Turn」などは聖書のヤコブの手紙からほとんど引用されているんだそうです。

Bob Dylanの「The Times They Are A-Changin」などによく出てくる「the first will be last and the last will be first」はマタイ伝3章に出てくるんだそうです。

ディランなどから影響を受けた有名人も多いです。

ボブ・ディランからスティーブ・ジョブズは何を学んだのか

ディランの歌声には賛否両論がありますが、彼の歌詞のすばらしさを否定する人は少ないでしょう。

英語の勉強に訳してみるのもいいかと思います。

人生において「今日の先頭が明日はビリ」かもしれないわけです。「今日の金持ちが明日は一文無し」かも。

例えば、家に電話が普及していた日本のような国に比べ、家に電話のなかったタイなどは、携帯電話の普及がものすごく速く、スマホの扱いなどでも、タイの田舎の老人の方が日本の老人よりもスマホを使い慣れていたりするわけです。

例えば、世界の経済大国の日本が慢心している間に、世界の多くの国が日本から学び、追いつき追い越せとなっているわけです。

ちょっと話は違いますが、私がパソコンをいじり始めたころは、タイのほとんどのソフトが海賊版でした。

中国でも東南アジアでも、海賊版がほとんどで、安いから、一挙に普及しました。

もちろん、著作権を守ることは必要ですが、現実問題として、あの高価なフォトショップを使える日本人よりも海賊版であってもフォトショップを使いこなす中国人やタイ人が多いわけです。

そして、規則を守るまじめな日本人が、いつの間にか、ITの世界では劣等生になりつつあるわけです。

世界には、規則を守らない人も多いし、やった者勝ちの価値観を持つ人もいるわけで、日本人は、そろそろ性善説を捨てて、人を見たら泥棒と思うくらいでないと、これからの競争世界を生き抜けないと思います。

とにかく、正しいことをしている人たちを守り、悪党には厳しい罰則が必要ですよね。

2022年10月18日火曜日

洪水の話 その7

北部や東北部では、まだひどい洪水被害が続いていますし、バンコクの北100キロほどにある古都アユタヤもひどい洪水だそうです。

バンコクの場合には、満潮時にチャオプラヤ河や河口付近で冠水することがあるようですが、もう今年の雨季は終わったといえるかもしれません。

中国からの寒気が南下していて、朝夕は涼しいバンコクで、北部や東北部では、寒いくらいに気温が下がってきているそうです。

これからは、山岳地帯を中心に10度以下になることもあって、お年寄りなどには凍死する人も出る寒さです。

皮下脂肪が少なく、栄養状態の良くないタイの高齢者には日本人よりずっと、寒さに弱いです。

日本のような山の多い国と違ってタイの場合には平地が広く広がっているので、一度川が氾濫して洪水になると、広い範囲でなかなか水が引かないです。

人々の暮らしも大変ですが、人間が飼っている家畜にも洪水の被害は出ています。

人間に飼われている犬や猫なら、人間と同じで、水に浸からないところで生きていかれるし、食料も与えてもらえますが、野良犬や野良猫は、とにかく洪水から逃れるしかないですし、普段よりも苦労してエサを探す必要があります。

最近は、いろいろなところで野生動物同士の生存競争が激しくなっていて、普段は襲わないニワトリなども野良犬などに襲われることもあるそうです。

野良犬や野良猫を狙うワニとか大トカゲとかニシキヘビもいますし、生存競争は、本当に厳しいです。

養鶏場とか養豚場などは、もっと深刻で、大きな被害が出ているそうです。

見えないカビとか病原菌もいますから、皮膚病なども増えているそうです。

あと、新型コロナではなく、RSウイルスによる肺炎も子供や高齢者に増えているそうです。

そして、来年の5月に予定されている総選挙を控えて、この洪水を政治問題化する野党もいます。

2011年の洪水を知らない世代もいるし、タイ人は物忘れするので、今の政府と違って、2011年のインラック政権はよかったとか、嘘を広めている人たちもいます。

あの時には、今年以上にひどい被害が出て、無能なインラック政権と批判されていました。

世界中、野党は、可能な限り、なんでも政治問題化して政府与党を攻撃して選挙を戦います。

選挙前180日間は、選挙運動としてモノやお金を配ることが禁止されているので、洪水被害者に直接モノやお金を配ることはできません。

とにかく、洪水被害を受けて、経済的に困っている人たちも多いですから、犯罪も増えるかもしれません。

日本政府は、タイだけではないけど、特別に洪水被害者たちに援助すればいいのにね。

2022年10月17日月曜日

国際郵便の話

こちらのサイトでブログを始める前には、別のところでブログをやっていました。そのブログを削除してしまったので、今から思うと、とても残念です。

というのは、今から10年ほど前から、しばらくの間、中古のフィルムカメラにはまって、ヤフオクで気に入ったものを見つけると、日本にいる弟に頼んで、落札してもらって、それを国際郵便でバンコクまで送ってもらっていたことをそのブログに記録していたからです。

日本から郵便物(小包)を送ってもらって、とんでもない関税をかけられたという話は、以前から聞いていて、日本茶とか焼きのりを家族が送ってくれたのに、商品の何倍もする関税をかけられ、泣く泣く受け取りを拒否した話も聞いていました。

焼きのりとか日本茶は軽いから、送料はそんなにかからないけど、関税についての知識のある日本人は、そんなに多くなかったわけです。

ですから、日本からモノを送ってもらうことに関しては、試行錯誤をしながら、どうしたら、なるべく関税を安く抑えられるのかを考えました。

日本からモノを送ってもらい時には、航空便と船便があります。

航空便にはEMS(国際スピード郵便)と割安のエコノミー航空(SAL)便もあります。

詳しくは、こちらの日本郵便のサイトでお調べください。

普通の手紙などと違って、モノを送るときには、いろいろと面倒な手続きも必要になり、何を何の目的で送るのかとか、重さとか値段とかも必要になります。

国によっての禁止物もありますし、危険物は送れませんから、中古カメラの場合には、電池が入っていると発火する可能性があるとの理由で取り外さないと送ることができないと知りました。

中古カメラではないけど、2011年の大洪水の時に、日本から蛇口につける浄水器を送ってもらおうとして、浄水器に入っている炭素がやはり発火の恐れがあると禁止物指定されていることを知り、送ってもらえませんでした。

どこまで正直に書けばいいのか、悩むところです。

私の場合には、弟がしっかりしているから、いろいろと日本で調べてくれて、どんな方法がいいのか徐々にわかってきました。

基本は、贈り物、Giftと書くこと。

そして、できれば、パッケージや包装は事前にとってしまって、商品だけを古新聞紙とかプチプチなどでくるんで段ボール箱などに入れる。

商品価値は、ネットオークションや格安店や中古の店で買ったことで、不審に思われない程度にできるだけ安く書く。

中古カメラの場合には、ジャンク扱いで、汚れなどはつけたままがいい。

自転車にはまっていた時に、自転車用のお洒落で折り畳めるヘルメットを買って送ってもらった時には、正直にヘルメットと書いて、買った値段を書いたことで、予想外の関税をかけられて悲しい思いをしたこともありました。

中古カメラでも、段ボール箱いっぱいでいくらといったジャンクもあれば、名の知れた有名なカメラや機種もあるわけで、その辺もしっかり把握して、航空便にすべきか、船便にすべきかを考えたほうがいいです。

時には、レンズと本体とを別にして送るなどもいいかもしれません。

何度もやっていると、お得で関税をかけられにくい方法もわかってきます。

タイの場合には、1500バーツの壁があります。

CIF価格(FOB価格+運賃+保険料)が1,500バーツ(約5,850円、1バーツ=約3.9円)を超えない物品であれば、輸入関税が免除される。

素人がこれを知るまでには時間がかかりました。

でも、これがわかると、購入した中古価格をどのくらいにしたらいいのかの目安もわかってきます。

そして、今まで口外してこなかったけど、私の場合には、弟のおかげで、国際eパケットライトというサービスを利用するのが、早くて関税がかけられずに届く可能性が高いと知りました。

国際郵便小包の場合には、関税がかけられない場合には、原則家まで届けてもらえますし、不在ですと、郵便物が届いているから指定の郵便局まで取りに行ってくださいと書類が郵便箱に入ります。

関税がかけられたときには、郵便物が届いているから指定の郵便局まで取りに行ってくださいと伝えられたり、書類が郵便箱に入ります。

その場合には、指定された郵便局に行って、関税を支払って郵便物を受け取ります。

この指定される郵便局には、私の場合3か所あって、一番最寄りの郵便局と少し離れた郵便局、そして、船便の時が、チェンワタナーにある大きな集積センターのような場所でした。

こちらでは、段ボール箱を開けて、中のモノの説明や値段などを事細かく聞かれ、査定された税金を支払って引き取りました。

段ボールに詰めるときには、汚れの目立つものや安いものジャンクなどを見える上部に置き、下の方に多少値の張るものを入れるなどの悪あがきをし、効果があったときもありました。

中古カメラの場合には、関税も安いので、心配するような金額ではありませんでした。

ただ、当時は、まだ日本でもタイでもそんなに中古のフィルムカメラがブームではなかったので、現在はどうなのか責任はもてません。

2022年10月12日水曜日

洪水の話 その6

雨季もそろそろ終わりで、来週あたりから朝の気温も少し下がってくるそうで、冷房のきくところでは、上に羽織るものも必要になります。

日本がタイからの観光客にビザの必要がなくなったことと円安で、タイから日本に行く観光客が激増だそうです。 

タイ国内でも東北タイや北部タイでは、これから、観光シーズンなんですが、今の洪水の被害は、最悪今年いっぱい続くとの話もあります。

洪水と中国からの寒気のダブルパンチで、せっかくコロナ騒ぎが去ったというのに、体調を崩す人が増えそうです。

例年のことを思い出すと、最後の雨がバンコクで降るのはだいたい20日過ぎで、11月に入れば、もうほどんど雨は降らないと思います。

しかし、バンコクとその近郊での洪水は、もう大雨による洪水ではなくて、チャオプラヤ河の氾濫による洪水で、まさに2011年と同じです。

海の潮位があがっているところに、上流からの大量の水が流れてきて、河が溢れます。

海抜が低いので、すぐに水に浸かって、なかなか排水されませんので、もう2か月くらい水に浸かっているところもあるそうです。

バンコクの北にあるアユタヤの水位は、1メートルから2メートルを超えるところもあって、そんなところでは、一階がすでに水面下で二階で暮らしているそうで、中には、もう2階まで水に浸かっているところもあるそうです。

当然小舟がないと生活できません。

2011年の時と同じか、もっとひどいところもあるそうですが、あの時と違うのは浸水被害の出ている工場の報道がないことです。

あの時には、自動車関係の工場とかハードディスクの工場、そしてカメラ関係の工場や飲料水の工場など、多くの工場が水に浸かって、大変な影響が出ました。

世界的なハードディスク不足や、車の部品不足、そしてソニーなどはデジカメの生産がストップしてしまいました。

たぶん、あの時の被害が甚大で、工場を移転させたり、工場のまわりに堤防を築いたり、いろいろな対策がされているから、まだ被害の報道がないのかな?

バンコクでも、今月の大雨の時に、道路が冠水するところとほとんど影響の出ないところに大きな差が出ました。

もちろん雨量に関係するわけですが、それ以外に、チャオプラヤ河に近いところやそこから通じている運河に近いところで、地盤が低いところに影響が出ていたようです。

過去の被害状況を見れば、だいたい想像できることで、今回だけに限ったことではありません。

チャイナタウンからシーロム、サートン、ラマ4、スクンビット、そしてバンナーからパタヤまでは、地盤が低いようです。

雨が降らなくても、チャオプラヤ河の両岸の低いところは、当分の間、特に満潮時には水に浸かったままでしょう。

昔は、水田や運河に水をためることができていましたが、水田は宅地や工業団地になっているし、運河も道路になったところが多いですから、これからも、9月10月は、洪水の季節となるでしょう。

6月ごろから、北部や東北部に大量の雨が降った年には、今年のようなことになるでしょうね。

それを防ぐには、堤防を過去に氾濫したことのあるいたるところに建設するとか、建物を高床式に戻すとか、堤防で囲まれた住宅街を作って、外部とは水上交通にするとかでしょうか。

ドラマ「一橋桐子の犯罪日記」の話

松坂慶子演じる一橋桐子は両親を見取り、未婚のまま76歳になっていた。

わずかな年金とパチンコ店清掃のパートで暮らしていたが、俳句同好会で知り合った由紀さおり演じるトモと同居することになった。

二人は、楽しく毎日を過ごしていたが、親友トモは病気で先に逝ってしまった。

意気消沈する桐子に不幸なことが重なり、このままだと孤独死して人に迷惑をかけると桐子は絶望する。

ある日、高齢者が刑務所で老後を過ごすために万引きをしたとの話をテレビニュースを見て、「ムショ活」を考えるようになった。

刑務所で死期を迎える光明を見出した桐子は「長く刑務所に入っていられる犯罪」をパチンコ屋の上司でムショ帰りの岩田剛典演じる久遠樹に相談しながら探求する物語。

松坂慶子さんといえば、歌手としても女優としても魅力的で、若いころはスタイルもいい美人でしたが、いつの間にか、中年や初老の小太りのおばさん役で演技派女優になっています。

それに、複雑な出生の話とか、売れないジャズギタリストとまわりの反対を押し切って結婚し、逃げるようにしてアメリカで二人の娘を出産しています。

両親との関係が悪化して、出生の秘密を暴露する本を出版されたり、まあ、波乱万丈の人生を送ってきたわけですが、父親が他界してからは、母親とも和解し、母親の世話を夫婦でしているそうです。

詳しい話は、wikiでどうぞ。

私の場合には、NHKの大河ドラマ「篤姫」で篤姫の教育係の幾島を滑稽に演じたのは、素晴らしく、今までのイメージと違っていたので感動でした。

今年は、ドラマ「今度生まれたら」で懐かしの「鎌田行進曲」で共演した風間杜夫と 平田満とのからみも楽しかったです。

女優さんも歳をとれば、それにふさわしい役を演じていくわけですが、老いを認めて老いに徹することは、意外と抵抗があるのではないかと思います。

美容整形なんかを見ても、歳をとっても、改造に改造を繰り返す人もいますが、歳をとれば、いくら改造しても不自然に見えるわけで、だったら、自然に老いていった方がいいのではなかろうかとか思っちゃいます。

高齢化社会ですから、いろいろな老いがあるわけで、老いてからも健康で幸せに暮らすってことは、そんなに簡単ではありませんよね。

社会保障は、国が豊かであり続けないといつか破綻しますしね。

2022年10月11日火曜日

麻薬戦争の話

タイ東北部ノンブアランプーで起きた悲惨な事件を受け、タイ政府は、武器の所持や麻薬の所持に関する厳しい取り締まりを発表しています。

今回の犯人が元警察官で、10代のころから覚せい剤を常用していた疑惑もあり、警察官をクビになった理由も麻薬の常用が関係しているといわれています。

そして、この事件が起きる前から、拳銃による事件が多発していて、タイでは、不法に拳銃を所持する人が増えていて、ネットで、簡単に銃や弾薬を購入できるのが問題といわれています。

ネットでは、1丁3万円前後からそれ以下で売っているそうです。

麻薬にもいろいろとありますが、タイで問題になるのは、ほとんどが覚せい剤で、タイでは、「キチガイの薬」とか言われています。

タイでは、昔は、「馬の薬」といわれていて、競走馬にこっそりと覚せい剤を注射して、ぶっちぎりの快走をさせてぼろ儲けとか、そんな都市伝説もありました。

とにかく、興奮剤ですから、錠剤の覚せい剤を飲めば工員や運転手が徹夜で働くとか、稲刈りの季節労働者の飲み水に混ぜて飲ませて、バリバリ働かせるとか、とんどもない話もありました。

覚せい剤を服用すれば、食欲がなくなり、痩せるからと、ダイエットの薬に混ぜて大問題になったこともありますし、日本のヤクザなども使っているそうで、女性が中毒すると、もうセックス中毒になってしまうとか。

昔、シンナーとかボンドを吸っている若者の脳みそが溶けているとか、そんな恐ろしい話もあったように、覚せい剤でもアルコールでも、ひどい中毒で頭がおかしくなるようです。

今は何でも差別用語とか放送禁止用語ですから大変な世の中ですが、昔から、「キチガイに刃物」といわれてきているように、麻薬中毒患者が、刃物とか拳銃を持ったら、とんでもない事件が起きてしまいます。

それで、南米のコロンビアでもメキシコでもフィリピンでも、麻薬戦争という、麻薬マフィアを取り締まる戦争が起きています。

タイでも、巷のうわさでは、息子が麻薬中毒とささやかれているタクシン元首相が、2003年に麻薬に関係しているとリストアップされている人々を問答無用で逮捕、時には裁判にもかけずに銃殺してしまい、中には無罪の人とか未成年の人もいたと後から世界から非難されました。

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タクシンは2003年に麻薬一掃作戦として、軍隊・警察を導入し、政府が作成したブラックリストを元に、リストアップされた人物を強制逮捕・処刑した。しかし、そのブラックリストには無罪の人物も含まれており、政府もこれを認めている。中には無罪証明をもらっているにもかかわらず狙撃され、一家は事実上社会的に追放されたというケースもあった。

しかしこれに対してなされた対策はほぼ皆無である。この作戦で死んだ人は公式発表では、民間人2,500人以上、軍あるいは警察の殉職者は25人。逮捕者は9万人に上った。

一部マスメディアでは「アメリカの歓心を買う人権侵害」や「タクシンおよびブラックリスト作成者の反対勢力一掃作戦」と批判された。ちなみに、逮捕者のうち、大物人物が相次いで無罪釈放されている。

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何とかして帰国し、政界に返り咲きたいタクシンは、今こそ過去の栄光を多くの人に知らせようと、自分が首相だったときには、覚せい剤は一錠が400バーツに高騰し、手に入らなくなったと言っています。

麻薬戦争の名目で政敵やその支持者などを殺してしまったりもしましたが、事実麻薬取引は減ったそうです。

ちょうどタイは、医療大麻を合法化しているし、それをも政治的に利用して、与党を叩き、タクシン派に投票させようとする戦略もあるようです。

大麻を吸って犯罪を犯す人の話はあまり聞かず、犯罪者の多くが覚せい剤やアルコールの力で、犯罪を起こしているようです。

とにかく、これからいろいろと取り締まりも厳しくなるでしょうし、医療大麻は許可されていますが、娯楽用は依然として違法ですから、間違っても手を出さないでくださいね。

覚せい剤は、マジ人生がぶっ壊れると思います。

2022年10月10日月曜日

国力の話

ネットで調べてみると国力とは

国際社会において、全ての国は国際法的に平等ではあるものの、実際のところ、国民・政治・経済・軍事・科学・技術・文化・情報などの能力と影響力は各国ごとに異なっている。

ゆえに、ある国のそのような要素を総合的に捉えるとき、それを「国力」として定義することができる。

ある国の国際的地位はその国力によって変化し、国力が特に高い国は、国際社会において大国として大きな存在感を示す。

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1.領域は国力の地理的・経済的な側面を構成する。

2.国民を構成する人口は、軍事・経済・技術などほぼ全ての分野において影響する。

3.軍事力は国力の重大な柱の一つであり続けている。

4.国力としての経済力とは国家の経済的な能力または国富そのものである。

5.技術力はその国の科学技術がもたらす各種能力であり、経済発展・成長に大きく影響する。また軍事力の質を向上させるためには欠かせない力である。

6.指標

ジョージタウン大学のレイ・クライン教授

国力=((基本指標:人口+領土)+経済力+軍事力)×(戦略目的+国家意思)

コックスとジャコブソン

国力=GNP+一人当たりのGNP+人口+核戦力+国際的威信

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日本の場合に問題となっているのは、経済力と技術力でしょうね。

人口規模が1500万人以下の国は労働力人口の面から考えて国力に劣り、大国の勢力下に入らざるを得ないという説もあるそうですが、日本の人口は、まだまだ世界的に見ても少なくないです。

人口規模だけでなく人口構成も大きな問題で、青年・壮年の比率が高ければ就労人口も多く、経済規模や軍隊規模の拡大に有利であることから、少子高齢化社会は問題だといわれていますよね。

この問題は、あと20年もすれば、高齢者たちも減っていって、もう少し健全な人口構成になる可能性はあると思います。

ただし量だけでなく、国民の質的な要素も大きく、教育水準が高くなければ高度に近代化された軍事力・技術力・経済力を維持することができないので、教育は重要です。もっと真剣に考えておかないと、将来が心配です。

また国民性や民族の統一性という要素も含まれて考えられなければいけないわけで、国内が分裂することは国力の低下につながりますね。

そういったことを考えれば、日本がやってきた戦後の教育や外国人労働者問題などが、国力を低下させる可能性があることがわかります。

外国人には、日本の法律や規則や伝統や価値観を理解してもらって、守れないような人たちには早めに出て行ってもらう方がいいと思います。

豊かであれば、余裕があるから、いろいろな社会保障もできるし、海外への援助もできますが、最近の日本のように、国内に貧しい人たちが増えてしまうと、海外への援助どころの話ではなくなってしまいます。

日本が豊かであったころは、日本人が海外に行って、旅行を楽しんだり、買い物をしたりして、貧しい国の人たちを見下す人たちもいましたが、これからは、日本人が見下されてもおかしくない時代が来るかもしれません。

実際、日本は物価が安いからと買い物に来る人、日本の土地などまで買う人も増えているし、中には、日本の風俗が安いからと昔の買春日本人と同じような外国人も増えているそうです。

自分の娘たちが戦前のように海外に売られたり、体を売って生きていくことを少しは想像してみることも大切だと思いますね。

日本のような地下自然も乏しく、自然災害も多く、厳しい冬もある国では、国民の教育は重要ですし、団結力も必要でしょうし、食料自給率をあげ、国産の製品やサービスを利用すべきです。

売国奴や守銭奴に載せられて、外国の製品やサービスばかり使っていると、日本企業がますます力を失って、仕事もなくなるし、経済力が低下します。

日本と日本人を騙す勢力は、日本と日本人の敵です。

2022年10月9日日曜日

外国人記者の話

日本でも外国人記者クラブがあって、いろいろな意味で権威を持っていますが、タイにも外国人記者クラブはあります。

一般論として、どこの国でも記者とかジャーナリストは、反政府とか反体制といった感じの記事を書くことが多いわけで、時には、政府からにらまれることもあります。

かなり昔ですが、バンコクのデュシタニホテルの最上階で外国人記者クラブの定期ミーティングが行われていた時、政府の人間が、中に入ろうとして係と揉めていたことがありました。

ちょうど、タイ北部から当時のビルマ、そして中国への麻薬ルートに潜入したジャーナリストの話があったときでした。

時には政府からにらまれ、闇組織からもにらまれ、そうして貴重な情報を掴むのが真のジャーナリストで、そういった人たちは尊敬に値します。

さて、昨日から話題になっているのは、CNNの記者2名(オーストラリアの女性と英国の男性)が、タイで起きた悲惨な事件を取材しようとして、立ち入り禁止になっている現場に無断で入り込んだからです。

彼らは、観光ビザで入国しているので、直ちにビザは取り消しにされ、これから不法行為をさばかれ、国外追放になる可能性があるそうです。

そればかりか、国外追放になれば、5年間の再入国禁止処分も下る可能性があるそうです。

日本は外国人に甘いですが、タイをはじめ、普通の国では、外国人の入国時に許可されているビザ資格以外の活動をすれば逮捕される可能性があります。

昔からよく問題になったのが、日本からの短期出張者が観光ビザで入国してタイで仕事をしたら違法かどうかという問題で、正式には、少なくとも短期間の労働許可を取るべきだといわれています。

今回のような取材でも、日本のテレビ局がよくやっている番組ロケでも、正式には、労働ビザとか労働許可が必要ですし、タイの場合には、入国時に撮影機材の申告や、出国時の映像や写真のチェックまである場合もあるそうです。

もちろん、すべてがガチガチに取り締まられているわけではなく、いい加減なところもあるので、タイはテレビ局などの取材がやりやすいといわれているそうです。

ただ、何かあれば、法律は、かなり厳しいことを知っておくべきです。

タイ国籍を持っている元日本人は違いますが、永住許可でも長期ビザでも観光ビザでも、行動制限と外国人としての義務はあるわけで、それを誤解すると、日本にいるおかしな外国人と同じになってしまいます。


迷彩柄の話

サッカー日本代表のユニフォームは2019年から迷彩柄風のデザインで、賛否両論がありましたが、今年のカタール・ワールドカップで着る新しいユニフォームが、少しデザインを変えているそうです。

迷彩柄は、どうしても戦闘服のイメージがあって、そういったことに過剰反応をする人もいます。

迷彩柄は、今では戦闘服だけではなく、いろいろなファッションに取り入れられています。

基本的には、まわりの自然に同化しやすい色や柄が使われていますが、戦場は一定ではないわけで、緑色中心だったり、茶色系だったり、いろいろとありますし、戦闘で動いていれば、まわりの色も変わります。

迷彩服が普通の服よりも目立つこともあるかもしれません。

世界中には、いろいろな土の色もあるし、木々の色も違います。

一番いいのは透明で、ウナギの稚魚などは、親が遠い南の海溝(西マリアナ海嶺)に行って産卵するので、そこから無事に親が暮らしていた川にたどり着けるように、捕食されにくくするために体を透明にしているという話もあります。

自分が生まれ育ったところに帰るのならわかるけど、自分が知らないはずの親が暮らしていた川に戻るって、すごく興味深いですよね。

ただ単に海流に乗ってたどり着くのではなくて、親から何らかの情報を得て移動しているのだとするなら、すごいと思います。

ちょっと話が脱線しましたが、透明であれば、敵からも姿が見えないから、有利に戦えます。

今は、小型ビデオカメラやフィルム上のディスプレイも開発されているから、自分の服をフィルム状のディスプレイにして、敵のいる側から見て自分の反対側の風景をリアルタイムで撮影してディスプレイに映し出せば、理論上は透明に近くなります。

軍事企業などは、いろいろと開発しているでしょうね。

開発といえば、空飛ぶ車や空飛ぶ人間も、軍事用として開発が進んでいるようです。

問題は燃料と騒音でしょうね。バッテリーは重いし、長時間モーターを動かすのがむつかしいし、複数のプロペラはうるさいです。

鳥人間コンクールなんかには、いろいろなアイディアも詰まっていると思います。

究極の迷彩は、相手の目とかカメラとかレーダーを無力化することでしょうね。

ステルス戦闘機などが、まさにそれです。

宇宙からも地上からも見えないようにすればいいわけです。

ちょっと違いますが、敵の武器を無力化するのも最強ですよね。

例えば、弾道ミサイルは、スイッチ一つで発射した場所に戻るようなプログラムが組み込まれているとか、エンストするとか。

すでに研究し、実用化されているのではないかと思います。

2022年10月8日土曜日

ドラマ「silent」の話

最近、鈴鹿央士くんが出ているドラマをよく見るんですが、好きな女の子となかなかうまくいかない役柄が、似合ってしまっていて、今度のドラマではうまくいってほしいと思ってしまいます。

178センチと長身だし、バドミントンやサッカーが好きなスポーツマンだそうですが、細身で童顔、目が優しくて、ちょっと頼りない感じなところが、魅力ですね。

今回彼が演じているのは、高校時代のサッカー部の主将と彼の彼女が、原因がいまいちスッキリしない別れをしたことで、その彼女と付き合うことになり、うまくいっているのに、突然、元カレと彼女が再会してしまい、徐々に別れの原因を知ってしまうといった感じの彼女を失いたくないけど、昔の友人のことも気にかけてしまう役柄です。

耳が徐々に聞こえなくなるとか、障害を持つ恋人との話は、ドラマ化しやすいようで、多いですよね。

目が見えなくなるとか耳が聞こえなくなるってのは、誰にも起こりうることだし、加齢とともに、徐々に耳が遠くなったり、モノが見えにくくなるわけで、障碍者の問題は、車いすでもそうですが、高齢者の問題とも類似するところが多いです。

キャストには夏帆さんとか桜田ひよりといった好きな女優さんもいるし、これからが楽しみです。

でも、いろいろなドラマにジャニーズの人たちが多いですよね。

芸能界は、在日と創価学会とか言われていますが、テレビに出ているのは吉本とジャニーズとも言えますよね。