2018年5月15日火曜日

ラマ9あたりの変わりようにびっくり

久しぶりに表に出ると、まあ、変化のスピードに驚いてしまいます。

中国人が、大量に住み始めているラチャダーからラマ9にかけての変化がすごい。

グランドセントラル・ラマ9のまわりには、オフィスビルやショッピングセンター、そしてコンドミニアムなど、雨後の竹の子状態です。




ラチャダーには、中国大使館や韓国大使館もあるので、中国人や韓国人には人気です。

以前は、ガラガラだった地下鉄も、最近は、時間にもよりますが、満員が多くなっています。


そして、明日が宝くじの発表で、通勤帰りの人たちが、宝くじを買っていましたが、今月は、子供たちの新学期が始まる時期で、いろいろとお金がかかるので、宝くじの売れ行きはよくないそうです。

いつもは定価が80バーツなのに90バーツとか100バーツで売っている人たちも、今回は、80バーツにしても、なかなか売れないそうです。


来月には、タイ人が大好きなワールドカップも始まり、試合中継を見るために、遅刻や欠勤が多くなり、インターネットで賭けたり、友人同士で賭けたりして、大きな借金をつくって、夜逃げしたり、自殺したり、大変な時期に突入です。


歯医者さんめぐり

歯の治療を受けているのですが、最初の根管治療から2週間たち、昨日予約している歯医者に行ったら、治療が始まると同時に、なんと、抜歯するしかないですねと告げられました。

歯科医の話では、ヒビが歯根の神経に達して、もう、治療できない状態だというのです。

わたしとしては、うすうす原因に心当たりはあったのですが、そのことは、黙っていました。

その原因は、1週間前に食べたこちらだと思います。



治療した歯のある右側で噛んではいけないと気をつけたのですが、何度か、激痛を感じましたので、無意識のうち、食欲に負けて、右側でも噛んでしまったようです。

で、手際がいいというのか、ちょうど抜歯の専門医が来ているから、すぐに抜歯してくださいと急かすので、ちょっと待ってくださいよと、限りある、わたしの歯をなんとか保持する方法はないものかと食い下がりましたが、ダメなモノはダメです、治療は無理ですから抜歯ですと冷たいこと。

じゃあ、とりあえず、ペンディングで、セカンドオピニオンを聞いてから決心しますからと、歯医者を出ました。もちろん治療代はなしでした。

それで、以前左下の奥歯のクラウンをやってもらった歯医者さんにセカンドオピニオンを求めて、予約を入れて、今日行ってきました。


ほとんど読めませんが、この額縁には、タイの王族が治療にいらっしたうんぬんと書かれています。

以前から有名な歯医者さんですが、ラマ4世の方に比べると、こちらのクリニックは、あまり患者がいない雰囲気でした。

今日、相談に乗ってくれた女医さんは、とても親切で、丁寧に説明してくれました。結果は、抜歯以外は賢明ではないとのことでした。

そして、抜歯したあとの治療方法や費用などについても説明してくれ、もう、抜くしかないのかと、諦めもつきました。

昨日の女医さんも間違っていなかったけど、なんか、高圧的で、違和感を感じたので、今日診てもらったわけですが、たぶん、こちらにて抜歯をお願いすると思います。

今日のコンサルタント料は、歯を診ただけなので200バーツでした。

もしもインプラントの治療をお願いすると、トータルで10万バーツ(30万円強)を超えるそうで、他にも治療しなければならない歯もあるし、もう、泣きそうです。

若いときには思いもしませんでしたが、身体は大切にしないと、歳をとってから泣かされます。大切にしても、目とか歯は、治療が必要になってきます。

それに最近70歳前後で亡くなる人が多いですね。明治大正生まれの人たちに比べ、戦後生まれは、意外と長生きはしないのかもしれませんね。

戦争中のスローガンに、「贅沢は敵だ」とあったそうですが、戦後の贅沢や安楽は、健康にとっての敵だったわけかも。


2018年5月14日月曜日

思い出のイリューシン62

私の場合には、横浜港から、当時のソビエト連邦の豪華客船ジェルジンスキー号に乗ってナホトカに着き、ナホトカから列車でハバロフスクまで行き、そこから空路でモスクワに行ったのですが、ハバロフスクーモスクワ間もシベリア横断鉄道で行った人たちも多かった時代でした。

飛行機ならひとっ飛びですが、列車で大陸を横断するのは、大変だったと思います。なんといっても6000キロを超える距離です。

私の場合には、ソ連の誇るジェット機、イリューシン62でのフライトでした。航空会社は、アエロフロートでした。

生まれて初めて乗った飛行機でした。

昔は、ボーイング707,727,737などがあったし、ジャンボは、747で、トライスターとかDC10とかもありました。

イリューシン62は、近くで見ると、なんか、ブリキのおもちゃのような姿でしたが、フライトアテンダントの屈強そうなロシア人の女性のように、ちょっとやそっとでは壊れそうもない感じもありました。

ですから、墜落するといった恐怖はありませんでした。機内では、船の中でもでたように、リンゴジュースがでてきて、タイヤのように固いお肉もでてきました。

何で、そんなことを思いだしたかといえば、米朝会談がシンガポールで行われることになり、北朝鮮の金正恩が乗る飛行機が、果たしてシンガポールまで飛べるのかといった話がネットに出ていたからです。

金正恩の専用機は、北朝鮮の国鳥の名を冠した「チャムメ(オオタカ)1号」だそうで、旧ソ連で開発、製造された航空機「イリューシン62型」を改造したものだそうです。

ですから、そんな古い飛行機で、シンガポールまでの4800キロを安全に飛行できるのかという疑問があるんだそうです。

1970年代には、6000キロ以上ある’ハバロフスクーモスクワ間を無事に飛んでいた飛行機ですが、なんといっても、お年です。いくら整備していても、長旅ですからね。

それとも、専用機ではなくて、高麗航空のツポレフ204-300をちょこっと改造という感じかもね。

事故なく金正恩が到着し、シンガポールでの米朝会談で、半島の非核化を決め、平和な朝鮮半島になるといいですが、拉致された日本人が全員無事帰国するまでは、日本は、国交も援助もすべきではないと思います。

それにしても、どこをどう探しても、ソビエトでの写真が出てきません。ものすごく残念です。赤の広場とかレーニン廟とかも写真に収めたはずです。

船の写真も飛行機の写真も列車の写真もどこかに行ってしまい、記憶の中だけです。




2018年5月13日日曜日

ミミの体調がおかしい

このところ、ミミがトイレでじっとしている時間が長くて、おかしいので、医者に診てもらいましたが、異常なしといわれました。

食事もするし、水も飲んでいますから、重大な病気ではないとは思うのですが、とにかく、トイレに入って、座ったまま、じっとしています。

その時間が、短い時でも10分。長いときには30分くらいじっとしています。


この姿勢で他の猫が近寄っても、人間が近寄っても動きません。うちのネコたちは姉妹だからなのかもしれませんが、誰かがトイレに入っていると、他の猫は、外で用が終わるのをじっと待っています。

餌を食べるときは、たまには場所争いをすることもあるのですが、トイレのマナーは、しっかりしていて可愛いです。水を飲むときも順番を守ります。


そして、4匹の中で一番行動的で、よく走っていたのに、このところ、走ることもなくなっています。

寝る時の姿が、下の写真のように、お腹を上にして、大股開きで、ほぼ一日中寝てばかりです。


お腹を軽くマッサージしてやると、そのあとトイレに行きますが、やはり長いこと座っています。

もう少し様子を見て、また、別の医者に連れて行くつもりです。


バンコクではBNK48が大人気

AKBグループも世界のいろいろな国で活躍しているわけですが、 インドネシアが先駆けで、台湾、フィリピン、インドでもグループが活躍中ですが、タイでも、BNK48が、活躍中です。

タイのBNK48は、結成の時にちょうどラマ9世陛下がお亡くなりになり、活動が休止状態でしたが、昨年から、徐々に活動をはじめ、タイ人の間にも、名前が知られてきています。

今年になって、タイ人が大好きなサッカーの試合に、オフィシャル応援団として、競技場でパフィーマンスを行ったことから、一挙にタイ全土にブレークしました。

BNK48独占インタビュー[第19回タイ・フェスティバル2018]

上記サイトでは、彼女たちの歌とダンスを見る事もできます。

今月、タイの現国王ラマ10世のお姉さんウボンラッタナラーチャカンヤーシリワッタナーパンナワディー王女が、彼女が定期的にやっている「To Be Number One」チャリティーコンサートのステージで、BNK48のKoisuru Fortune Cookieを歌って踊り、話題になっています。

なんといっても、ウボンラッタナ王女は、すでに67歳ですが、容姿端麗で、歌もお上手です。



2018年5月11日金曜日

ペナンの思い出 若気の至り

マレーシアのペナンでの一番の思い出といえば、胸を張って他人様に話せるようなことではないのですが、わたしの人生の中でかなり恥ずかしい思い出です。

ペナンへは、ビザ更新のために行っていたので、特にすることもなく、退屈で、暗くなってからは、部屋で読書をするかテレビを見ることしかありませんでした。

部屋で読書をしていたら、ドアをノックする音が聞こえたので、ドアを開けてみたら、そこには誰もいませんでした。

あれ? 聞き間違い? と思って、また読書に戻ろうとしたときに、再び、ドアをノックする音が聞こえました。

再び、ドアを開けると、今度は、ドアの外に若い女性が立っていて、マッサージはいかがですかと聞いてきました。

ちょっとアヤシイと思わないでもなかったんですが、外見も悪くなかったし、料金を聞いたら、そんなに高くないから、試してみようと思ってしまったわけです。

部屋に入ってきて、じゃあ、服を脱いでくださいというので、下着にバスタオルをまいた状態で、マッサージを受けました。

すると、今度は、お風呂に入った方が、疲れがとれますとかいって、バスルームに一緒に行って、1人バスタブに浸かったわけですが、女性は、まずシャンプーをしますねと、髪を洗ってくれました。

その時、彼女は、服が濡れちゃったので、ちょっと脱いできますねとバスルームから出て行きました。

わたしは、湯船の中で、シャンプーされたままですから目をつぶり、彼女が服を脱いで、バスタブに入ってくるのかとか、鼻の下を長くして、エロい想像をしていたのですが、いつまでたっても戻ってきません。

その時、やっとはめられたことに気が付きました。

バスルームから濡れた裸のまま飛び出してベッドの上を見ると、そこには、中身の空っぽになったわたしの財布が。財布は、ズボンの後ろポケットに入れていました。

マッサージ料金を前金で支払ったときに、財布がどこにあるのかを知られてしまったのでしょう。

急いで服を着てズボンをはいて、その女性を探しにロビーにおりましたが、すでに姿はなく、ホテルのスタッフにも事情を説明し、協力を求めましたが、時すでに遅し。

その後、腹立たしかったので、警察署までいって、被害届を出しましたが、担当の警察官からは、冷ややかな目で見られました。

考えてみれば、最初のノックで、部屋にいるかどうか、どんな人物かを確認し、マッサージを少ししている間に部屋の様子をチェックし、風呂に入らせて、シャンプーで目を閉じさせ、その後、財布を盗んで逃亡と、まあ、プロの仕業でした。

もしかすると、外部からではなく、ホテルの部屋に常駐してカモを見つけていたのかもしれません。

ビザ更新で、パスポートは、タイ領事館に預けてあったし、航空券はバッグの中で無事でしたが、現金がゼロ。当時は、クレジットカードも持っていなかったので、絶体絶命。

タイのビザの申請料金は前金で支払い済みでしたし、ホテル料金も前金でしたので助かりました。

バンコクの免税店で、たばことブランディーを買って来ていたので、翌朝、それをホテルの従業員にお願いして買ってもらって、それで、タクシー代などを無事に支払うことが出来て、バンコクに戻ることが出来ました。

でも、財布の中身は、たいした金額ではなかったし、捕まるリスクを冒して犯行におよんだ女性も、しけたスケベ野郎だと頭にきていたかも。

今思い出しても、若いときのスケベ心が恥ずかしくなります。



逆流性食道炎はつらい

いつの頃から、胸焼けすることが増えて、胃の薬をいろいろと飲みましたが、全くよくなりませんでした。

お医者様に相談したら、逆流性食道炎の可能性があるので、プロトンポンプ阻害薬の服用を勧められました。

プロトンポンプ阻害薬にもいろいろと種類があるので、いろいろ試しましたが、改善されたり逆戻りしたりで、これはという薬に出会いませんでした。

逆流性食道炎は、命にかかわるわけではないけど、とにかく不快で、一日中気持ちが悪いですから、日常が暗くなります。

わたしは、このコンビに救われました。


ネキシウムとムコスタです。このコンビに出会ってから、嫌な胸焼けがなくなっています。

ただ、どんなお薬にも副作用はあります。ネキシウムを長期間服用すると膠原繊維性大腸炎になる可能性もあるそうで、わたしの慢性的な下痢も、関係があるかもしれません。

でも、逆流性食道炎を選ぶか、膠原繊維性大腸炎を選ぶかの選択を迫られたら、膠原繊維性大腸炎の方がいいかも。

わたしの慢性的な下痢が、膠原繊維性大腸炎なのかどうかはわかりませんが、慢性といっても毎日ではないし、たまに下痢する程度ですし、痛みもないですし、排便後はスッキリですし、そんなに不快ではないです。

テレビで見た、肛門を締める運動をたまにするようになってからは、下痢の頻度も激減していて、逆に、今までほとんど経験の無かった、固い便を経験して、戸惑うことがあります。

固い便は、排便に時間がかかったり、下腹部に力を入れないとでてこなかったりで、軟らか便の方が楽ですね。

軟らか便のおかげで、痔主になることもほとんどなかったですし。

2018年5月9日水曜日

ペナンの思い出

今から40年ほど前、タイの滞在ビザは、3ヶ月で切れていたため、3ヶ月ごとにマレーシアのペナンに行って、そこの泰領事館で新たにタイの滞在ビザを申請し、タイに再入国するということをしていた時期がありました。

一応、タイで仕事をするためには、タイの労働許可証を所持していなければなりませんでしたが、その申請中とか、労働許可証をとったあとでも、1年間の滞在ビザがとれない時期には、3ヶ月ごとのビザ取りツアーをしていました。

最近では、ビザランといわれる隣国に行ってビザを取っての長期滞在が規制されていますが、昔は、のんびりしていて、大丈夫でした。

最近のビザランは、ラオスやカンボジアが多いようですが、昔は、ペナンかシンガポールでした。

ペナンは、現在でもビザを取りに行く人たちがいるようで、最近、こんなニュースもでています。

ペナンの領事館では、一日に申請を受け付けるタイのビザを100人までとする

リンク先に領事館の写真がありますが、懐かしいです。

今は、必要書類もいろいろとあるようですが、昔は、パスポートとインビテーションレター(招聘状)だけで、仕事が出来るノンイミグラントビザの申請が出来ました。

ノンイミグラントビザで入国しても、労働許可証なしで働いていると、時には、捕まって裁判所に行くこともあったようです。

当時のペナンには、ビザ申請をお手伝いしてくれるマレーシア人がいて、空港までの送迎やホテルの手配からビザの申請から、すべてやってくれました。

当時から、ペナンは、リゾートとしてビーチサイドには、高級ホテルが出来ていましたが、ビザの申請目的ですと、滞在は、ジョージタウンという、昔ながらのイギリスの植民地らしい街並みの所でした。

なれたら、自分1人でも出来ますから、タクシーで領事館まで行って申請し、翌日ビザを受け取って空港に行って、1泊2泊でバンコクに戻るなんてことをしていました。

ペナンは、田舎でしたので、暇潰しをするにしてもすることがなく、街中をただひたすら歩き、ショッピングセンターの中を見て歩くだけでした。

ブラブラと街歩きをするのは大好きで、本当によく歩きました。こんなホテルもありました。



当時でも、ジョージタウンに日本料理を出す店はありましたが、わたしは、ほとんどローカルの屋台で、ローカルの食事をしていました。

今は、ペナンが、日本人の退職者たちに人気があるそうで、かなりの数の日本人が滞在しているようです。もう30年以上行っていないから、街もさぞかし変わっていることなんでしょうね。

2018年5月3日木曜日

米国につぶされた国産OSトロン

今では、世界中の多くのパーソナル・コンピューターが、ウィンドウズというオペレーションシステムで動いていますが、1980年代には、日本も日本独自のオペレーションシステムの開発をしていました。

コンピューターは、軍事と非常に関係も深く、米国は、すべてのコンピューターに関する権利を独占したいので、日本独自のコンピューター開発を妨害しました。

以下引用
ウィンドウズのような情報処理系のトロンも開発されている。それが「Bトロン」だ。

1989年、文部省・通産省(当時)所管の「コンピュータ開発教育センター」は、教育用パソコンのOSとしてBトロンを指定した。マシンもOSも日本製の「純国産パソコン」の誕生が期待された。だが、そこに大きな壁が立ちはだかった。

 米国通商代表部(USTR)が、同年4月に発表した「外国貿易障害年次報告書」の中でトロンが不公正貿易障壁の候補にあげられたのだ。「純日本製パソコン」をつくられては、米国企業が入り込めず、日米貿易の妨げになってしまう。もしBトロンのパソコンを生産したら、相応の制裁を加える、という。

 悪名高い包括通商法スーパー301条(不公正貿易慣行国への制裁条項)の対象候補となったため、国内大手メーカーはパソコンへのBトロン搭載を見送ってしまった。

そして、日本も、米国製のウィンドウズを使うようになったわけです。

日本語とか日本独自の文化は、欧米諸国にとっては、障害でしかないわけで、日本人のすべてが英語を話し、欧米の価値観で生活すれば、彼らにとっては、メリットがあるわけです。

日本らしさとか持ち上げていますが、本音は、日本らしさなど、なくなってしまえばいいでしょう。

若者たちは、欧米の悪いところばかりを真似て、日本の良さを捨て去ろうとしているようにも見えます。

日本の女性が世界で一番お嫁さんにしたい女性だといわれていたのに、もう、権利権利と欧米化してしまっています。

料理、育児の能力の高さを示す「女子力」という言葉は日本人特有だと考察し、「女性が家事を担当する考えが根底にあるため、改める必要がある」と訴えた。

世界に誇るべきことで、改める必要などないのに。

パソコンのOSにはなれなかったトロンですが、電化製品や自動車などで使われているマイコンは、ほとんどがトロンで動かされています。

以下引用

自動車には、GPSを搭載したカーナビゲーション、車内温度を一定に保つエアコン、エンジン回転数や排ガス温度などを測定して最適量のガソリンを供給するインジェクション(燃料噴射装置)、障害物を検知して作動する自動ブレーキなど、非常に多くのセンサーや作動部品が組み込まれている。その制御にトロンが使われているのだ。

デジタルカメラでは、トロンがレンズを動かしてフォーカスを合わせたり、絞りやシャッタースピードを高速で自動制御したり、画像処理を行ったりしている。

温度と蒸気を計測しながら加熱を調節する電気炊飯器にも組み込まれている。

あらゆる家電製品、エレベーターなどビルの設備機器、オフィスのコピー複合機、工場内の機械制御、ロケットや人工衛星の内部ネットワークにもトロンが採用されている。

2010年に小惑星イトカワから奇跡的な帰還を果たした探査機「はやぶさ」、その後継機で小惑星「リュウグウ」へ向かっている「はやぶさ2」もトロンによって制御されている。


要するに、日本の製品にどんどんトロンを組み込んで、いつの間にか世界で大きなシェアーを獲得してきたわけです。

もうその流れを無視できなくなった米国は、今度は、トロンの著作権を譲れとせまったようです。

以下引用

電気・通信の分野で世界最大の標準規格策定団体である米国電気電子学会(IEEE)が、トロンフォーラム(会長は坂村博士)にトロンの著作権譲渡を求めてきたのは、トロンがデファクト・スタンダードであることを認めたからだ。

坂村博士は昨年8月、IEEE標準化委員会のコンスタンチノ・カラカリオス事務局長と会談し、組み込み用トロンの最新版である「マイクロTカーネル2・0」の著作権を譲渡する(両者が著作権を共有する)契約書にサインした。

 「『ミスター坂村、あなたはよく頑張った。これからは私たちがトロンを発展させてあげよう』と言われた。どうしようかと思ったけど、譲っちゃうことにしました。もちろん無償ですよ」。

「あなたはよく頑張った。これからは私たちがトロンを発展させてあげよう」って、ものすごい上から目線で、本当に腹が立ちますが、長いものには巻かれるしかないのでしょうね。逆らえば、なん癖をつけられてつぶされる可能性が高いです。

米国のマイクロソフトだから、バグがいっぱいあって、トラブルも多いのですが、損害賠償とかに発展しないです。

もしも、日本製のOSだったら、世界中で訴訟が起こされてつぶされるかもしれません。

核兵器でも、メチャクチャです。第2次世界大戦の戦勝国は所持してOKだし、印度もパキスタンもOKだし、イスラエルもOK。なのに、他の国々はダメです。そんなのおかしいに決まっていますが、力のある国には逆らえません。

 いっそのこと、アメリカの州のひとつになって、米国大統領を日本人から出せばと思うけど、暗殺されちゃうかもね。


タイのアルコール事情

タイのお正月も終わっていますが、毎年、タイのお正月ソンクランの期間には、交通事故で亡くなる人たちがとても多いです。

タイは、女性の人口が男性の人口よりも多いですが、その理由は、女性の方が長寿だということだけでなく、男性は、喧嘩や交通事故などの事故死が多いのだそうです。

交通事故の原因としては、運種運転が多く、毎年、年末年始とか、中国正月とかタイの正月とかの連休で帰省する時期には、飲酒運転の取り締まりも厳しくなります。

タイでは年末年始6日間の交通事故死426人、ソンクラーン中の交通事故の死者数が418人という数字もでています。

タイは、「交通事故での死亡率で世界ワースト1位」にもなりました。

そんなタイですから、タダ単に飲酒運転の取り締まりや罰金だけでなく、いろいろなアルコールに対しての規制があります。

例えば、アルコール類の販売時間が決められています。通常は11時から14時、そして17時から24時までが、アルコール飲料を販売できます。

そして、テレビでのCMもアルコール飲料は禁止ですし、外国ドラマなどで飲酒のシーンがあれば、酒瓶やグラスがぼやかされます。

FBやインスタなどでお酒を飲んでいる写真も載せるのも場合によってはNGです。

たばこも同じです。

スポーツなどのインタビューでは、背景にスポンサーのロゴなどが並べられた例のパネルの前で話をしますが、そのパネルでも、お酒のメーカーの所だけはぼかしです。

選挙の前日や仏教関係の祝日も酒類の販売は禁止となります。

日本だったら、おいしそうにビールを飲むCMが溢れていますよね。でも、あれで、アル中になる人が増えたり、飲酒運転の犠牲になる人が増えると思ったら、規制してもいいかもと思います。

依存症になる可能性のあるアルコールやパチンコなどのギャンブルの宣伝を無制限に許すのは、みんなで考えた方がいいと思います。

アルコール依存症、対策進む 年度内に15都県が計画策定

アルコール依存症は、麻薬や覚醒剤と違って、アルコール自体が合法なので、依存症になっても、自覚がない人が多いそうです。

別に量も規制されていませんから、飲みたいだけ飲む人もいます。

アルコール依存症の人たちによる家庭内暴力とか喧嘩とか性犯罪が、実際にあるわけですし、専門家たちにしっかりと対策を立てて欲しいですね。

たばことか大麻とか、アルコールに比べたら、社会的な迷惑は少ないと思われるのに、そちらばかり目の敵にして、アルコールに対して甘すぎると思います。

ニコチン中毒でDVとか、ニコチン中毒で性犯罪とか聞いたことないですよね。

大麻が合法化されている国でも、大麻を吸っての車の運転などには警鐘がでているけど、覚醒剤とは違い、暴力的になったり、性犯罪を犯すといった話はでていないようです。

日本も、アルコール販売や飲酒に関しての制限を考えて欲しいし、夜の街で泥酔していたら即逮捕とか、依存症の人たちを登録制にするとか、ビシバシやって欲しいですね。


2018年5月2日水曜日

酒に弱い日本人

つい先日、日本人は、酒に弱くなるように遺伝子が進化してきているという記事がでました。

以下引用
「体内でのアルコール分解には、「ADH1B」と「ALDH2」という2種類の代謝酵素が関わる。それぞれの酵素には、働きが強いタイプと弱いタイプがあり、日本人ではADH1Bの75%、ALDH2の25%が弱いタイプ。一方、欧米人などは、大半が2種類ともに強いタイプをもつことが知られている。」

日本人には、少ない量のアルコールで酔っ払ってしまう人が多いことは、以前から知られていましたが、100世代をかけて、徐々に、お酒が弱くなるように進化してきたんだそうで、驚きです。

少ない量のアルコールで酔っ払うのは、効率がいいわけで、貧しい社会の中では経済的ですし、集団の輪を大切にする村社会の中では、悪酔いするような呑兵衛は、敬遠されるからかもしれません。

また、こんな記事もありました。

「若者がアルコールから離れたのは《遺伝子上の進化》の可能性が浮上」:世界中の人類の中に「忽然と」アルコールを拒絶する遺伝子が出現していることが米国の研究者たちにより見出される

日本だけではないですが、アルコールに強くない男は、一人前の男ではないという風潮があって、結婚式などで、新郎に泥酔するまで酒を飲ませる風習がある国もあります。

会社などでも、宴会の席では、お酒とカラオケと隠し芸の強要もありますが、パワハラですね。

酒に弱い人、音痴、芸のない人をバカにして笑うわけですが、本来なら、酒癖の悪い人やパワハラをする人をバカにして笑うべきだと思いますね。

酒癖の悪い人は、けっこういて、まわりの人はだいたい知っていますから、やばいぞと気が付いたら、賢い人から逃げます。

何度も一緒に飲んだ人で、あんな悪酔いをする人とは知らなかったと言うのは、だいたい嘘でしょう。

喧嘩する人、モノを壊す人、からむ人、話がくどくなる人、すぐに裸になろうとする人、性欲が増す人など、様々ですが、まわりに迷惑をかけます。

話題のTokio山口メンバーもそうした人なんでしょうね。

病気ですから、専門家による治療が必要です。

日本は、アルコールに甘い社会なので、事件にならないかぎりは、あまり問題にしませんが、本人のためには、早い段階で、表沙汰になった方がいいのにね。

アルコールもりっぱな麻薬で、現在は合法的な麻薬といってもいいと思います。アルコール中毒は、麻薬中毒です。ですから、断酒しても、何度も繰り返すし、治療は簡単ではありません。

ほろ酔いで、楽しいお酒は、禁止すべきモノではないですが、悪酔いはダメです。

悪酔いする人には、遺伝子的なレベルだけでなく、ストレスを抱えている人とか、コンプレックスを抱えている人にもいますよね。

自分を大きく見せようとしたり、普段の鬱憤を晴らそうとしたり。

ロリコンも、性的なコンプレックスが原因という説もあります。

かって北部山岳地帯で見た芥子畑


2018年5月1日火曜日

タイの高齢化問題

日本には、年金制度があって、先行きは不安がられてはいるものの、現在の所は、年金のおかげで退職後の生活を送っていられる人たちも多いですし、生活保護もあるし、国民健康保険なども機能しています。

タイも、社会保険制度や老人への年金なども整備し始めていますが、でも、日本に比べたら、まだまだです。

今日、テレビでやっていましたが、タイの総人口は約6700万人だそうで、男性が3300万人に対して、女性が3400万人だそうで、60歳以上の老人の人口が、国民の16%を越え、すでに1100万人だそうです。

タイには、近隣のミャンマーやカンボジアから多くの労働者が入り込んでいますが、彼らと仕事を奪い合うのが、老人たちなんだそうです。

ガソリンスタンドや夜警や清掃作業員などに、老人が増えているそうです。

身寄りの無いお年寄りや、子供がいても、別々に暮らしているなど、自立しなければならない老人たちが、仕事を求めているそうです。

日々の生活費だけでなく、健康に問題を抱えている人たちも多く、医療費がまかなえない人もいます。

大家族制も崩壊し、核家族化しているし、目上の人を敬う文化も、徐々になくなってきているタイですから、これから先、ますます高齢化社会が進んでくると、いろいろな問題も出てくるのではないかと思います。





スマートウォッチが欲しい

アップルウィッチがでたときには、全く興味が無かったのですが、最近のスマートウォッチの進化には、正直驚いています。

ケータイでもスマホでも、若者から浸透してきたわけですが、スマートウォッチは、若者よりも、中高年に購買者が増えているのではないかと思います。

理由は、スマートウォッチの機能なわけで、健康志向に対応し、ランニングやウォーキングの速度や距離や消費カロリーなどをチェックして、スマホやパソコンのアプリで管理できます。

心拍数や睡眠のチェックも出来るし、機種によっては、ゴルフのコースや結果を記録することも出来ます。

GPSで位置情報が、記録されるから出来ることですし、時計の裏側にあるセンサーで心拍数をチェックできるわけですが、あんな小さな時計に、そんな機能がいっぱい入っていることなど、知らない人も多いと思います。

最近では、OSも入ってきて、スマホへの電話やメールやLineなどの受信を教えてくれますし、アプリを入れれば、もっと機能は増えていきます。

時計の画面も自由に変えられるし、売れないわけがないですね。


カシオのGショックも若者に人気がありますが、高度や温度や方位などがわかるPRO TREKは、ウォーキングやハイキングの好きな中高年にも人気です。

そんなカシオもスマートウォッチに進出しています。


タモリさんなんか、購入しそうです。

自転車やランニングなんかで有名なガーミン(GARMIN) も売れているようですし、ソニーも、最近力を入れてきています。


ソニー大好きなので、これが欲しいですが、スマートバンドとヘッドを組み合わせると7~8万円と、まだ高いです。

中国製の安物スマートブレスレットですと、5000円以下でもあるようです。まあ、オモチャのようなモノで、すぐに壊れる可能性はありそうですが。

とにかく、今年の後半は、スマートウォッチが、もっともっと話題になるような気がします。

かなりCMに力を入れているスマートスピーカーなどは、そんなに普及しないような気がします。

バンコク名物、蜘蛛の巣状の電話線