2020年3月7日土曜日

武漢肺炎に関する大使館からのメール

○3月5日,新型コロナウイルス感染症対策本部で「水際対策の抜本的強化に向けた新たな措置」が決定されました。

○本件措置のうち,在留邦人の皆様に関連する主要点は以下のとおりです。日本への帰国等の際には必ず最新情報をご確認ください。

○コロナウイルス関連情報は,領事メール,大使館HP及びタイ関係当局から,最新情報をご確認ください。

○3月5日,新型コロナウイルス感染症対策本部で「水際対策の抜本的強化に向けた新たな措置」が以下のとおり決定されました。本件措置は,諸外国で新型コロナウイルス感染症の感染が拡大する中,今が正念場であり,感染拡大を防止するため,国内対策はもとより機動的な水際対策についても,引き続き躊躇なく断行する観点から実施されるものです。

○本件措置のうち,特に「2 検疫の強化」については,中国(香港及びマカオを含む。以下同様。)及び韓国から入国される日本人の皆様も対象となるところ,ご注意ください。また,「3 航空機の到着空港の限定等」についてもよくご確認ください。

水際対策の抜本的強化に向けた新たな措置

1 入国拒否対象地域の不断の見直し(法務省)
韓国及びイランに対して包括的な入国禁止措置の適用を可能とし、韓国及びイランのそれぞれの一部地域(注)を追加指定。
(注)韓国:慶尚北道慶山(キョンサン)市、安東(アンドン)市、永川(ヨンチョン市、漆谷(チルゴク)郡、義城(ウィソン)郡、星州(ソンジュ)郡、軍威(グンウィ)郡
イラン:コム州、テヘラン州、ギーラーン州

2 検疫の強化(厚生労働省)
中国(香港及びマカオを含む。以下同様。)及び韓国からの入国者に対し、検疫所長の指定する場所で14 日間待機し、国内において公共交通機関を使用しないことを要請。

3 航空機の到着空港の限定等(国土交通省)
(1)航空機:中国又は韓国からの航空旅客便の到着空港を成田国際空港と関西国際空港に限定するよう要請。
(2)船舶:中国又は韓国からの旅客運送を停止するよう要請。

4 査証の制限等(外務省)
(1)中国及び韓国に所在する日本国大使館又は総領事館で発給された一次・数次査証の効力を停止。
(2)香港及びマカオ並びに韓国に対する査証免除措置を停止。

5 水際対策に関する日中韓を始めとする国際協力の強化

上記1.の措置は、3月7日午前0時から当分の間、実施する。ただし、実施前に外国を出発し、実施後に本邦に到着した者は、対象としない。
上記2.~4.の措置は、3月9日午前0時から3月末日までの間、実施する。右期間は、更新することができる。
また,上記2 検疫の強化に関連し,中国や韓国経由で日本に入国する場合は上記2の措置の対象となりますところ,厚労省からの本件に関する以下のメッセージをご紹介します。

○3月9日(月)午前0時から、まずは3月末日までの間、検疫の強化を開始する。

○具体的には、日本へ入国した後、14日間、検疫所長が指定した場所に待機することが要請されることになる。

○この期間中に日本へ帰国することを検討している在留邦人におかれては、新型コロナウイルス感染症にかかる日本の水際対策の強化の必要性についてご理解いただき、上記の日本政府の取組にご協力いただきたい。

○なお、当該措置によって必要となる宿泊施設や交通機関のキャンセル料は(国から補償されることはなく)すべて自己負担となるので、あらかじめご留意いただきたい。

(関連情報のホームページ)
ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
詳細ページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00098.html

(上記に係る連絡先)
国内の方向け 0120-565653(フリーダイヤル)
国外の方向け  +81-3-3595-2176
電話対応時間:9:00~21:00(日本時間)(土日含)


○なお,タイにおける新型コロナウイルス関連情報は,領事メール及び当館HPで累次お伝えしているとおりです。また,他国に渡航される際には,新型コロナウイルス感染症を受け,各種入国制限等を導入・強化している国・地域が増えているところ,必ず渡航先政府の最新情報を事前にご確認ください。なお,日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限については,以下のHPにとりまとめています。

○新型コロナウイルスの感染・疑いがある旨診断された場合は,当館まで御一報願います。

○渡航先における情報を迅速に入手するためにも,「たびレジ」が大変便利です。第三国へ渡航の際は,下記のリンクから訪問先の「たびレジ」登録をよろしくお願いいたします(⇒https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html)


参考:新型コロナウイルス感染症対策本部(第17回)資料
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/th_siryou/sidai_r020305.pdf

参考:査証の制限についてのご案内(外務省HP)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/page1_000848.html

参考:日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

参考:外務省海外安全HP
https://www.anzen.mofa.go.jp/

参考:在タイ日本国大使館HP 
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

参考:タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/news.php

参考:厚生労働省ホームページ(新型コロナウイルス感染症について)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

 
(問い合わせ先)
在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り,ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

2020年3月6日金曜日

Facebookに可愛いタイ人がいっぱい出てきた

ツイッターで武漢肺炎を追っていた結果、中国のエロい写真やビデオが時々出てくるようになり、一度、フォローしている中国語の人たちをすべて削除しました。

そしたら、最近、Facebookの「知り合いかも」というところに知らないタイの女性が出ていることを発見しました。

それもなんか若くてセクシーで美人が多いんです。

最初は、別に何も考えなかったんですが、ふとどうしてなんだろうかといろいろと考えてみました。

そしたら、そうか、最近の暇潰しで、スマホのマッチングアプリをいろいろとインストールして試しては消し、また別のを試すといったことを何度かしたときに、Facebookのアカウントでログインしていました。

アプリを削除しても、何らかのデータが、マッチングアプリ側に残って、それで、Facebookに知らない若い女性がいっぱい出てきたのではないかと想像しています。

まあ、若くてきれいな女性を見るのは、大好きだからいいのですが、裏で、何か個人情報などを抜かれている可能性はどうなんだろうかとか考えてしまいます。

今は、いろいろなアプリなどで2段階認証が必要で、必要事項を記入してパスワードを設定した後、スマホにコードが送られてきて、それを入力しないとログインできないことが多いです。

それに、いろいろな場面で、アプリとFacebookなどとの関連づけをするしないの問いかけもあります。

スケベ心を持つと、だいたい痛い目に遇わされるのが人生ですから、なるべく、危険そうな所には近付かないようにとは思うのですが、好奇心が時々うずきます。

それにしても、マッチングアプリをしているタイ人女性はかなり多い印象です。当然男性も。

若い人たちから60歳くらいまで、欧米人を探しているような人たちも多いですし、最近噂の、国際結婚詐欺師のアフリカ人お断りのコメントを入れている女性もいました。

サクラとかLadyboyとかいろいろな人たちが楽しんでいるようです。

私はLineをしていませんが、親しくなるとだいたいLineで連絡し合うようです。

中には当然プロの女性もいるんでしょうし、犯罪に巻き込まれるリスクもありそうです。


武漢肺炎に関する大使館からのメール

・3月5日夜,タイ保健省はタイ感染症法に基づき,韓国,中華人民共和国(含:マカオ,香港),イタリア,イランを危険感染症地域に指定する旨を発表しました。

・現在のところ当該危険感染症地域に日本は含まれておりません。

・一方で,日本を含む感染例が増加している地域からタイに渡航した方に対する検疫強化及び“タイ入国後14日間の自宅等における症状の観察等の協力要請”は継続しています。

タイ保健省の発表の要旨は以下のとおりです。
1.この布告を「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に関する国外地域を危険感染症地域に指定する2563年保健省布告」と称する。
2.この布告は,官報掲載の翌日(3月6日)から効力を生じる。
3.以下の国外地域を,新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に関する危険感染症地域と定める。
・韓国
・中華人民共和国(含:マカオ,香港)
・イタリア
・イラン


現時点において,当該危険感染症地域からの渡航者に対する具体的な措置は発表されておりません。
なお,現在のところ,日本は当該危険感染症地域に指定されておりませんが,これまでの当館からのメールでもお知らせしているとおり,日本を含めた感染例が増加している地域からの渡航者及び14日以内にこれらの地域に滞在した渡航者については,検疫強化の対象となっており,タイ保健省は,“タイ入国後14日間の自宅等における症状の観察等の協力”を要請しています。
また,入国時や病院受診時など,必要な場合にはきちんと日本等への渡航歴をご申告いただくようお願いします。

○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
○在タイ日本国大使館ホームページ
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/news.php   

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX:(66-2)207-8511


2020年3月5日木曜日

武漢肺炎で変わるかもしれないコト

武漢肺炎の日本の感染者も徐々に増えてきていますが、今のところは死亡する人が増えることもなく、ある意味、政府の戦略は正しかったと思います。

世界の感染者数 95,415   

80,409 中国  死者は3,012
5,766 韓国       35
3,089 イタリア    107
2,922 イラン      92
706 ダイヤモンド・プリンセス  6
331 日本         6
285 フランス       4
262 ドイツ        0
222 スペイン       2
158 アメリカ       11
110 シンガポール     0
105 香港         2
90 スイス         0
85 イギリス        0
56 ノルウェー       0
56 クウェート       0
52 バーレーン       0
52 オーストラリア     2
50 マレーシア       0
43 タイ          1
42 台湾          1
38 オランダ        0
35 スウェーデン      0
35 イラク         2
33 カナダ         0

中国・韓国・イタリア・イラン・アメリカ以外の死者は、一桁です。

今回問題になった日本にダイヤモンド・プリンセスを加えた数字が、日本を汚染国だと海外から思われた原因で、感染者が1037人で死者が12名と報道する国もあります。

ってか、日本の報道機関が、そんな日本のイメージを悪くする数字を世界に広めているのですから、早い話「売国奴」だと思います。

で、外国には、日本を特別視する国も増えていて、入国時の検査とか、入国禁止とか、ビザ停止とか、いろいろな影響も出ています。

国内でも、いろいろなデマが流れて、マスク不足、トイレットペーパー不足なども起きていますが、政府もいろいろと規制に動いているようです。

まあ、ビジネスチャンスには違いないでしょうけど、かっての日本人はあんまりしなかったことではないかと思います。

オリンピックが開催できなくなるかもしれないとか、景気が悪くなるとか、いろいろ嫌な話が多いのですが、でも、ものは考えようです。

コンサートとかイベントが延期とか中止になり、カラオケや風俗街も自粛ムード、政治家やメディアに金をばらまいているパチンコ屋だけが、元気なようです。

一般の人たちの生活がどう変わっているかといえば、学校が休みだし、会社に行かないで家で仕事をする人もいるし、外食より家での食事が増えて、家族の時間が増えます。

音楽プロダクションなどは、会社の抱えるアーティストの曲や映像を無料で開放したり、ネットでのライブをしたりしています。

デリバリーも盛んで、いろいろなサービスがあるようです。

風俗嬢も仕事が出来ない人はデリバリーしちゃうのかな?

夜することがないので大停電の時じゃないですが、夫婦の時間が増えて、少子化に歯止めがかかるかもしれません。

逆に、夫婦の時間が増えて、離婚が増えるなんてこともあるかもね。

タイでは、大きな話題になっていますが、外国人労働者たちが、外国での感染を恐れて、母国に帰ることも起きています。

アジアでは、タイ人やベトナム人やフィリピン人などが海外で働く人が多いですが、偽装難民なんかも、国の方が安全だと帰ったりしないのかな?

出入国が規制されたら、ビジネスマンや観光客は大きな影響を受けます。

日本にはいろいろな問題がありますが、中国人観光客が増えている国には、必ず、中国人による違法な白タクとか白バスと開法ガイドとか、違法民宿などが増えているわけで、取り締まりのチャンスというか、彼らは、儲からなければ、すぐに別の所に移動したり、帰国するでしょうね。

この際だから、外国人労働者や在日外国人についても、もう一度最初から考え直すのがいいと思います。

政治家の中にいる多重国籍の人とか帰化した人などには、出自を公にする義務を負わせるべきだし、帰化したばかりの人が大臣とか、国家の機密に触れることができる立場になるのは危険です。

他にも、外国人の土地の取得について見直すことも大切でしょうね。

そして、安いからと海外に出ていった企業も今回のことで、もう一度、戦略を考え直すべき時だと思います。

いざという時に、国民の食糧を自前でまかなえる体制とか、製品の部品も、国内で生産できるようにしておくべきでしょうね。

この国難をチャンスと出来るように、みんなで知恵を絞って、力を合わせていきたいですよね。


タイらしい話

タイも近代化しているから、日本と変わらない部分もあるし、日本よりも進んだ面もありますが、昔ながらの優しさも残っているわけです。

かって日本の若者の間に世界無銭旅行が流行った時代に、バンコクを訪れた私の知人は、もうお金がないので食事も出来ず、野良犬が屋台の残飯を食べているのをボ~とみていたんだそうです。

そしたら、屋台のおばさんが、「これ食べな」と食事を食べさせてくれたそうです。

タイ人の多くが、困っている人を見ると手をさしのべる優しさを持っていた時代でした。

今は、毎日殺人事件とか事故とか汚職とか、暗いニュースが多いですが、時々ほっこりするニュースもあるわけです。

ラープラオにある小さな商業ビルの屋上で爆発物と思われる不審物が見付かったとのことで、一時は大騒ぎになったそうです。

爆発物専門班が来て調べたところ、爆発物ではなく、爆発物に模したニセモノだったので、一同一安心したそうです。

近くにいた挙動不審な男を調べたところ、すぐに彼の持ち物であることを認めたそうです。

男は30代で、隣のビルに住んでいて精神を病んだ病歴があるそうですが、爆発物とか拳銃とかフィギュアとかが好きで、自分でいろいろと手作りをして楽しんでいたそうです。

爆発物が見付かったビルのオーナーは、彼のことを知っているそうで、不法侵入で訴えることはしないと言ったそうです。

でも、ニセモノの爆発物を作ったことは、タイの法律に触れる行為とのことで、警察は500バーツの罰金を科したそうです。

でも、その男は無職でお金がないとのこと、その場にいた警察官が、その500バーツを出してやって解放されたそうです。

タイの警察官と言えば、野洲給料で有名ですし、交通違反とか違法営業とかで賄賂を取ったりと評判はよくないのですが、もちろんいい人たちもいます。


2020年3月4日水曜日

ピー・ノーイの話題

昨日からいろいろなところで話題になっているピー・ノーイ「不法就労者」ですが、韓国で不法滞在をしているタイ人は一説によると14万人いるんだそうです。

ちなみに英語では、Little ghostsだそうです。

東北タイの言葉で、子供を意味するのに「ハム・ノーイ」というのがあって、本来の意味は、可愛いおちんちんだそうです。

この「ハム・ノーイ」という言葉を夜のオネエサンたちに名前を聞かれたときに言えば、大うけ間違いなしです。

今届け出れば不法滞在を不問にするからレポートするようにと発表した韓国のイミグレーションによるとタイへの帰国を希望する人が5000人いるそうです。

実際には、韓国内で武漢肺炎の感染が認められてからも、韓国にいたタイ人は、徐々にタイに帰国をしていたようです。

昨日タイ国内の3つの空港に韓国から帰国したタイ人は、158人いたそうで、107名が帰国したスワナプーム空港では、検査の結果17名に熱が有り、武漢肺炎に感染している疑いがあるとラマティボディー病院に隔離されたようです。

そこでの最初の検査結果は、全員陰性だったそうです。

問題のなかった90名も14日間の自宅に留まるようにいわれています。

ドンムアン空港に帰ってきた50名とプーケット空港に帰国した一人は、異常が認められなかったそうです。

今1181名の韓国にいるタイ人が帰国を待っているそうで、彼らについて、タイの世論は、自分で勝手に行った人たちだから特別にする必要はないとか、韓国で14日間隔離されてから帰国すべきだとか、いろいろな意見もあるようです。

代表の一人がテレビでのビデオインタビューに答え、海外で違法であっても仕事すれば、タイに一人2万バーツ毎月送金しているのだから国に貢献しているわけで、差別しないで欲しいと訴えていました。

テレビに出ていた専門家の意見としては、帰国する人の1割が感染を疑われる人と仮定すると、1000人が一度に帰国してしまうと、タイの医療崩壊になる可能性があり、出来れば、一回につき最大300名が望ましいとの見解でした。

要するに、勝手に家に留まれといったところで、留まっている可能性は低く、まわりに感染を広めるリスクがあるから、政府や自治体が、特定の場所に隔離しておくべきだそうです。

そうしたシステムや準備が整ってからでないと、受け入れは難しいようですが、帰りたい人たちは、感染が広がる韓国から一日も早く帰りたいわけです。

でも、こうした海外で働く人たちは、ほとんどが非合法のエージェントの手配で行っているわけで、多くの借金を抱えている人もいます。

まだ十分に稼ぐ前に泣く泣く帰国となれば、苦しい毎日が待っていることでしょう。

韓国は、タイに帰国したあと、もう一度韓国に来ても入国を拒否しないと入っているようです。

国旗と黒旗

タイでは、お役所や学校などで毎朝8時に国歌が流れて国旗の掲揚が行われ、夕方の6時に、再び国歌が流れて、国旗が降ろされます。

バンコクに住み始めた最初の頃は、街行く人びとが急に立ち止まって直立不動になるので、驚きましたが、すぐに自分も同じように出来るようになりました。

テレビでも、同じように国歌が流れますが、その前に、国旗と国歌はタイ国民の統合の象徴であるとの説明があります。

タイの国旗は3色の横線ですが、赤が国民、青が王制を意味し、白は仏教を意味するといわれています。

タイの国歌

国家というモノには、長い歴史が有り、過去の先輩たちの血と汗と涙によって成り立ってきているわけです。

でも、どこの国にも国歌や国旗に反対する一部の人はいるモノで、だいたい時代錯誤の共産主義者か売国グローバリストですね。

このところ、タイの学生たちが集会を繰り返していますが、昔から、学生運動の裏にはアメリカがとか言われてきています。

70年代はCIAといわれていましたが、最近はNEDだそうです。

今タイで話題になっているのが、チュラロンコーン大学というタイで一番優秀だといわれている大学の講堂前に聳え立つ高い国旗掲揚の竿に国旗ではなく、黒旗が掲揚されたんだそうです。

黒旗にはいろいろな意味があるそうです。

1.F1などのレースで使われる旗であり、反則行為をした者に対して掲げられる。
2.アナキストの掲げる旗。アナルコ・サンディカリストやアナルコ・コミュニストが掲げる赤黒旗などのバリエーションもある。
3.海賊の掲げる旗。
4.弔意を表す旗。
5.イスラム教を示す旗。

学生たちの掲げた旗は、アナキスト・コミュニストの掲げる旗でしょうね。

学生の頃には、反体制とか、民主主義とか革命とかの言葉に幻想を持つこともよくあることです。

今の政権やタイの政治に疑問を持つことは当然だと思うけど、誰かに踊らされての反政府なら、愚かだと思います。

漁夫の利と言われるように、国内が割れて乱れると、第三者である外国人たちが入ってきて、ある種の植民地政策を行うわけです。

タイは、独立を守るために、いろいろな犠牲も払ってきている国で、独立を守ることにかけては、なかなかしたたかです。

学生たちは、70年代の昔の話を持ち出して、今の政権や軍の権力に対して反対しているわけですが、昔と今とでは、いろいろと違います。

武漢肺炎でも大変だし、経済もよくないし、これ以上の騒ぎは起きて欲しくはないですね。

2020年3月3日火曜日

お化けじゃないよ ピー・ノーイだよ

1980年代のバブル時代、黄金の国ジバングには、世界中から一攫千金を求めて人が集まってきたわけです。

中でも、風俗界は、フィリピンとかタイとかメキシコとか、ロシアとか、本当に賑やかだったそうです。

地方の温泉街のカラオケなどで、住み込みで売春に励んで、故郷に豪邸を建てる話は、タイでも有名でした。

でも、バブルがはじけてからは、日本の人気もイマイチというか、タイ料理にシフトしていったようで、コックさんとか増えたそうです。

そして、タイ式マッサージも有名です。

タイ式マッサージ師たちは、日本や韓国やシンガポール、そしてドイツとかアフリカまで行っているようです。

中でも、人気なのが韓流人気にあやかってか、韓国だそうで、韓国には、不法就労のタイ人が少なくても5000人、多く見積もれば1万人以上いるのではないかといわれています。

タイ式マッサージだけでなく、秘密のアルバイトをすれば、かなり効率よく稼げるようです。

そこに、韓国の武漢肺炎の大流行です。

外国にいるタイ人たちの横の連絡は、ものすごくて、仕事の情報や地下銀行の情報、そして手入れの情報など、すごいそうで、今回は、武漢肺炎情報です。

みんな命を捨てたくはないですし、異国での入院は怖いわけです。

だから、一斉にタイに帰りたいと言っているそうで、帰国待ちのタイ人が5000人だそうです。

それで、タイ政府も慌ててしまって、今日の注目ワードは、ピー・ノーイだそうです。

ピーというのはお化けとか精霊のことで、ノーイというのは、小さなとか少ないという意味です。

ピー・ノーイとは、海外にいるタイ人の違法滞在者のことだそうです。

昔は、アメリカに行って一旗揚げるタイ人は、ロビンフッドと言われていたそうです。森の中に潜むということなんでしょうね。

空港のイミグレーションは、ピー・ノーイたちの受け入れのため、準備で大変だそうです。

韓国も最初は、韓国で14日間隔離した後帰国させると言っていたそうですが、もう、国内の感染者で大変で、結局、隔離せず帰国ということらしいです。

だから、タイに戻ってきてから、14日間自宅待機ということなんでしょうね。

もしも、韓国から、新たに武漢肺炎の感染者が帰国して、蔓延させたら、非常事態です。

でも、エイズの時にもタイ人は、エイズで死ぬより飢え死にが怖いと、検査も受けずに働く人が多かったわけで、これから先、韓国帰りの人たちが、そんなこと考えないことを祈るばかりです。


備蓄と買い占め

スウェーデンの核シェルターは有名ですが、聞いた話では、核シェルターの中には、一定の国民の分の食糧や生活必需品が備蓄されているそうです。

そして、その食料品などにも消費期限はあるわけで、期限が近付くと、それをマーケットなどで販売し、新しいモノを備蓄するシステムなんだそうです。

日本でも、台風や水害の時に、あれがあったら便利だったのにという反省はあるわけで、例えば、発電機などがそうですね。

浄水器とか簡易トイレとか、トイレットペーパーとか食糧なども必要です。

そうしたモノを何もないときから、心がけて備蓄するのは生活の知恵だと思います。

何もないときから、少しずつ買いためていくわけで、誰も文句はいいません。

家族からは、バッカじゃないのといわれる可能性はありますが・・・

古くなったものから買い足していけばいいわけで、買い占めがはじまったと慌てて探し回るのは大変です。

なんか、いつもいつも、同じようなことを繰り返すのは、学習能力に問題があるのかもね。


武漢肺炎の話

新型コロナウィルスとか、Corvid_19とか言っている人もいますが、日本人は、武漢肺炎といった方がいいと思います。

世の中には悪いのがいっぱいいて、なんでも日本発の新型肺炎とか言い始めている人がいるそうです。とんでもない話ですが、過去にも、日本をはめようとして嘘をばらまく輩はいるわけです。

さて、世界の感染者数も9万を超え、死者も3千名を超えてきましたが、ヨーロッパや中東以外の感染者数は、ある程度落ち着いているようです。

感染者総数 90,937

80,151 China
5,186 South Korea
2,036 Italy
1,501 Iran
706 クルーズ船
274 Japan
191 France
165 Germany
120 Spain
108 Singapore
105 US
100 Hong Kong
56 Kuwait
49 Bahrain
43 Thailand
42 Taiwan
42 Switzerland
40 UK
31 Australia
29 Malaysia
27 Canada
26 Iraq
25 Norway
21 UAE
18 Netherlands

これを見れば明らかなように、日本の感染者数は、多くはないです。

ところが、最初にクルーズ船の感染者数を日本に加えていたので、他の国の感染者が少なかったときに、日本が中国に次ぐ大感染国というイメージが出来上がってしまいました。

日本のNHKなどのメディアが海外にそうした情報を流すから、ここタイでも、日本のイメージが感染汚染国として定着してしまいました。

それに、例の突撃医師の英語版のYouTubeですね。あれとその後の外国人記者クラブでのビデオインタビューで、日本の医療体制が海外から批判されてしまいました。

自慢ですが、ツイッターで、以前から、クルーズ船は英国の船籍で運航はアメリカの会社で船長はイタリア人と発信し続けました。

タイの日本大使館にもメールを書いて、タイのメディアに間違った報道をやめるように要請してくださいと伝えました。

でも、タイでは、日本からの入国者に対しては2週間の外出をひかえるようにとの要請もあるし、空港での体温チェックもされるようになっています。

日本帰りのタイ人に感染者が出たとのニュースも必要以上に大きく伝えられています。

中国は、あまりに当たり前すぎるのか、タイには中国系の人が多いからか、中国との関係上忖度しているのか、批判が厳しくないような感じです。

韓国は、以前からタイのメディアに入り込んでいるためか、感染者数が多いのに、あまりニュースになりません。

現在は、日本から発信されるニュースは、世界が見ているから、気をつけて欲しいです。

それはそうと、日本の戦略は、最初から、感染者をゼロに封じ込めるのは無理で、どうしても感染者が出てくるだろうけど、出来るだけ、急激な増加をさせないようにする。

そのためには、人混みなどのリスクを排除していく。

そして、時間稼ぎをしている間に、新しい治療薬や治療法を開発し、とにかく、感染しても死なないようにして行くということだと思います。

そして、もっと検査をすべきだと批判する人たちを無視して正しかったと思います。

韓国は検査数が多いから感染者数も激増で、医療崩壊が近いといわれています。

病院は、武漢肺炎の患者さん以外にも、命にかかわる病気の人たちがいるわけですし、新しく運び込まれる患者もいるわけで、そうした人たちに十分な医療を行うことが大切なわけです。

それと、病院に行って武漢肺炎に感染したのではシャレになりません。

現在までの所、HIV治療薬レムデシビル、抗インフルエンザ治療薬「アビガン」と抗エイズウイルス(HIV)薬「カレトラ」での治療が研究されていますが、今度は、喘息の薬ICS:CIC(シクレソニド:オルベスコ)が注目されています。

まだ、症例が少ないそうですが、注目に値する効果が出たそうです。

米国も本気でワクチンの研究をしているそうですし、もっともっといいニュースも出てくるはずで、いろいろな不満や不安はあっても、もう少し我慢するときだと思います。

それにしても、一部のテレビに出てくるコメンテーターたちや専門家はひどすぎますね。お金のためなんでしょうし、テレビ局からのプッシュもあるのでしょうけど、不安をあおって何をしたいのでしょうかね。

もともと反日のおかしな人たちで、テレビに出てはイケナイと思います。スポンサーへの抗議が激増しているそうで、いいことだと思います。

あと、芸人とか、反体制がかっこいいとか、50年前の価値観です。

それに、当時の反体制を叫んでいた人たちに比べると頭も悪いし知識もないから、いっていることが下品だし、おもしろくないし、マジ軽蔑しちゃいますね。


武漢肺炎とエロ動画

私がこのブログで最初にコロナウィルスについて取り上げたのは1月16日です。

その頃から、ツイッターなどで、武漢肺炎に関するニュースや発言を追ってきているんですが、さすがにこうしたニュースばかり読んだり見たりしていると、不安も高まるし、疲れちゃうわけです。

そうした中、中国語のツイッターをフォローしていたら、どうしたわけか、先月から突然エロビデオが出てくるようになって、驚きました。

ツイッターでヌード写真とかないかと探す時には、なかなか出ないのに、探さないのに出てきたら、びっくりしますが、砂漠のオアシスじゃないけど、疲れるニュースのあとには、ひとときの癒やしではありました。

でも、一人の時ならいいにしても、もし外出中とか、誰かがいるときに、急にエロ動画で変な声が出てきたら、やはり恥ずかしいわけで、フォローしている人を見直して、あやしげな中国語のツイートをすべて消去しました。

そしたら、以前のように、エロい写真やビデオが出なくなりましたが、今度は、出てこないのが寂しく感じられるわけです。

我ながらスケベエだなあと再認識して、また出てきますようにと、それらしい漢字で検索をかけ、それらしい発信者をフォローしてみたところ、やはり、時々、エロいのが出てくるようになりました。

やはり、エロは生命力の泉のようで、病気とか死の話題のあとには、癒やされます。

女性の裸は、美しいですね。


2020年3月2日月曜日

武漢肺炎の話

武漢肺炎感染者数  88,375

79,826 Mainland China
3,736 South Korea
1,694 Italy
978 Iran
705 Diamond Princess
256 Japan
130 France
130 Germany
106 Singapore
96 Hong Kong
84 Spain
76 US
47 Bahrain
45 Kuwait
42 Thailand
40 Taiwan
36 UK

武漢肺炎ですが、世界の感染者数は約9万人で、今までに亡くなった人は約3000人ですから、感染者100人中約3人が亡くなられている計算となります。

中国だけを見ると、感染者が80,026人で、死亡者が2,912ですから、もうちょっとだけ死亡率が高いようです。

中国以外の国々67カ国の場合には、8,558の感染者中131人が亡くなっていますから、100人中約1.5人となります。

日本の場合には、クルーズ船を加えても、100人中1.2人ですが、クルーズ船を加えないと、100人中2.3人で、ちょっと多いですから、もしかすると、感染者数が、発表されている10倍という可能性はあるかも。

イランは、100名中5.5人。イタリアは100名中4.8名。

シンガポールは、106人も感染者がいても、死亡者はゼロです。

回復している人たちがどのくらいかと言えば

Iran       175(978)
Italy        83(1,694)
Singapore 74(106)
Hong Kong 36(96)
Japan      32(256)
Thailand 30(42)


シンガポールとタイが、回復者の割合が多いです。

素人の想像なんですが、武漢肺炎も風邪の一種で、やはり寒いところを好むのではないかと思います。

これから先、もっと感染者が増えて、いろいろなことがわかってくるでしょうけど、これから、寒いところの感染者が増え、暖かいところでは、回復する人も増えるのかもしれません。

とにかく、政府の発表を見ていると、感染者は、この先も増え続けるでしょうけど、重篤化する人や亡くなられる人を少しでも減らすように、医療崩壊を起こさせない努力が必要でしょうね。

そして、日本の野党とか、反政府の人たちのレベルの低さに驚かされます。

こうした国家的な危機に際しても、自分の事しか考えず、言いたい放題です。

耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び、日本人と日本のために力を合わせるときだと思います。


死ぬかと思ったこと

人生の中で、死ぬかと思うこともあるわけですが、私の場合には、運転中に死ぬかと思ったことが3度ありました。

一度は、バンコクから郊外に向かう相互交通の道で前の大型トラックを追い越そうとしたところ、加速が悪くて、抜ききらないところで、前から大型トラックが迫ってきたときで、慌ててブレーキを踏んで追い越し中の車の後ろに戻れましたが、まさに間一髪でした。

もう一度は、北部タイの田舎の相互交通の道路で、直進中、左前を走っていたバイクが、急に右折してきたので、急ブレーキを踏んだら、ブレーキがロックして90度右回りに反対側車線で止まってしまいましたが、運良く、反対側車線に車がなくて、事故にはなりませんでした。

3つ目は、雨の日の高架橋の上で、ブレーキを踏んだら車がスリップしてスピンして、危うく、下に落ちるかと思いましたが、ブレーキを離してアクセルを踏んでなんとか姿勢をたて直し、無事でした。

車の運転は、ほんと、気をつけても、何が起きるかわかりません。まして、ちょっと油断したら、リスクは高まります。

病気でも、死ぬかと思うことはたまにはあります。

子供の頃は、高熱にうなされて、不思議な世界を漂ったこともあります。

昨年の10月、なんかだるい日が続き、歩いてもすぐに息苦しくなるので、まさか肺がんか、それとも心臓病かと心配しました。咳も出ていたので、たぶんインフルエンザのような風邪だと思うのですが、もしや武漢肺炎のようなモノ?とか今になって思ったりもします。

先日は、夜中に、変な夢を見て、家に侵入してきた人に首を絞められて苦しくなって叫んだら、隣の家人にどうしたのと心配されました。

こうして夜中に声を上げたのは2度目で、たぶん、睡眠時無呼吸症候群のたぐいではないかと思いますが、毎日武漢肺炎の報道を見ているし、心のどこかで、もしかして感染するのではないかとの不安もあるのでしょう。

明るいニュースが欲しいと思う、今日この頃ですよね。