ラベル 日本人 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 日本人 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年3月4日土曜日

日本人の倫理観の低下について

最近、日本人の道徳心が低下しているなあと思うこともしばしばです。

一昔前なら、日本人の道徳心の高さは、世界に誇れると思っていました。

遺失物が持ち主に戻る、列に並ぶ、人間だけでなく鉄道やバスが時間を守る、困っている人に手を差し伸べる、感謝の気持ちを忘れないなどなど。

結局、戦後の教育が間違っていたと思われる部分もありますね。

私の世代ですと、小学校も中学校も体罰があったし、教師は怖かったです。

私は、悪戯小僧で問題児だったので、よく叱られたし、しょーくを投げつけられたり、中学の時には、職員室の机の上で正座とか、竹刀で頭を軽く叩かれたりもしましたが、ビンタされたことはありませんでした。

幼稚園の時には、予防注射が嫌で脱走をしたし、小学校の時には、縁の下に潜ったり屋根裏を冒険したりしたし、隠れて野良犬の子供を飼ったり、中学では木造でしたから、廊下の穴があきそうなところを蹴飛ばして穴をあけたり、コンセントに金属を入れて感電ごっこをしたり、かなり危険なこともしていました。

体罰を受けた時には、自分が間違ったことをしたとわかっているから、仕方がないと思いましたし、教師が、自分の勘定で叩いているのかどうかはわかるものです。

校則なんかは、バレなければいいと思っていたし、高校はかなり自由でしたが、制帽だけには反抗しました。

規則を守ることは社会生活で意味があると思いますね。

何でも自由と勘違いすると社会に出てから大変だと思います。

私は、いい両親といい教師たちに恵まれて、成長できたことに感謝しています。

世界のいろいろな国に行っても、常識のない人間だと思われたことはないと思います。


2022年8月1日月曜日

日本人の話

現代の畳は、部屋に敷き詰められていますが、本来の畳は、莚(むしろ)・茣蓙(ござ)・菰(こも)などの薄い敷物の総称だったそうです。

だから、使わないときには丸めたり、折り畳んだりして部屋の隅に片付けていたそうです。

この使わないときには畳んだり丸めたり、コンパクトにするというのが、日本人の得意な分野ですよね。

日本の昔ながらの家には押し入れがあって、普段使わないものをしまうだけでなく、毎朝、布団をたたんで押し入れに入れて、部屋を広く使えるようにしています。

和室で使うテーブルも足を折り畳んで、部屋の隅に立てかけておいて、必要な時に取り出してテーブルとして使うものもあります。

座布団も重ねてしまっておくことができるし、座椅子もたためますし、コタツも使わないときには床下に収納します。

日本人は、モノを小型化するのも得意ですが、モノを折り畳むのも得意です。

スペースを有効に使う知恵も持っています。

日本家屋は、ふすまを取り払うと広く使えて、冠婚葬祭などに使えるようになっています。

日本人は、常に創意工夫をして、無駄を省き、自然との共存共栄を考えてきています。

もう一つ、日本人は、自分専用の食器を使います。

私が知らないだけかもしれませんが、自分用の箸を使う民族は他にいないのではないかと思います。

お茶碗も湯飲みも自分専用があります。

これを子供の時から当たり前のようにしているから、所有物の観念がしっかりしています。

モノに所有者の名前を子供の時から書きます。

他人のものと自分のモノをいい加減に混同して使うようなことはしません。

日本の習慣や価値観のすべてが正しいとか優れているとは思いませんが、素晴らしいものが多いのは間違いないことです。

素晴らしいものを捨て、くだらないものに走るのは愚かだと思います。

2021年1月11日月曜日

和室と日本人

 日本の住宅事情をウサギ小屋とかいって西洋人がバカにしていた時代もありましたが、最近の日本は、ドンドン西洋風の住宅だったり高層マンションで暮らす人たちも増えているようです。

西洋風の住居ですと、家具も西洋風になるし、生活も西洋風になりますよね。

西洋風は便利な点も多いです。

私の子供の頃は、もちろん日本式の家で、屋根は瓦屋根。部屋の仕切りは障子か襖、ほぼすべての部屋が畳で、部屋には押し入れがありました。

朝起きると、まず布団を畳んで押し入れに入れます。夜は寝る前に押し入れから布団を出して畳の上に敷きます。

毎日毎日同じことの繰り返しで、面倒なわけです。

食事なども食事時間になると、足を畳んで立てかけてあるテーブルを出して、食後は、テーブルをきれいに拭いてまた畳んでおきます。

要するに、限りあるスペースを有効利用するために、必要な時に出して、使い終わったらしまうということを繰り返すわけです。

洋風ですと、ベッドは一年中同じ位置ですし、テーブルも同じです。面倒なことをしなくて済みます。

日本人の我慢強さとか、礼儀正しさとか、清潔さとか、そういった美点は、日本式の不便な生活から育まれてきたのではないかと思います。

新型コロナでわかったことのひとつが、欧米の人たちの不潔さだったりすることがわかりました。

もちろん、日本は豊富な水資源があって、そんな国は世界でも希なんだそうです。だから、日本では、ある程度水を使いたいだけ使うことが出来ます。

大きな発明は苦手かもしれませんが、決められた事柄の中での創意工夫は日本人の得意とするところで、例えば、大型車に対する小型車とか、コンパクトな家電とか、いろいろな方面で、日本人が培ってきた知恵が活躍してきています。

世界のすべての国に行ったわけでもないですし、そんなに多くの外国人を見てきたわけでもありませんが、日本人は倫理観も高くて、礼儀正しい人が多いですし、信用できる人も多いと思います。

一神教の人たちとか共産主義の人たちは、正しいのは自分だけで、他人は間違っていると信じている人たちが多いようです。

そして、万の神を信じる人たちを迫害していきます。恐ろしい人たちです。

自分達だけが軍備を持って、他の人たちには軍備を持たせないようにするから、戦えば勝負は決まっているわけです。汚いやり方です。

2020年6月22日月曜日

新型コロナと日本人

今日の「虎ノ門ニュース」は須田慎一郎さんと石平さんの話を聞くことが出来ました。

中国の話題が多かったけど、中国と日本の裏社会の話題も興味深かった。

でも、一番おもしろかったのは、新型コロナの話題で、石平さんが、日本人の感染者や死亡者が少ない理由の一つとして、日本の神道について話したことでした。

日本人にとっての神道は、生まれたときから、身の回りにあるもので、自分では意識をしていなくても、お正月とかお祭りとか、時々お宮に行ったりするわけです。

石平さんの指摘では、神道の「穢れを清める」という考え方が、日本人には身に染みこんでいるので、疫病に関しても、カラダを清潔に保ち、手洗いや口をすすぎ、みんなで穢れを祓う努力をするという話でした。

水が豊富だから、お風呂も入れるし、手洗いも出来るわけです。

感染してしまったら、自分の穢れを清めることが出来るまでは、まわりに迷惑をかけないように家にこもるわけです。

まだまだわからないことの多い新型コロナですが、今までの所わかってきたことは、徐々に収束に向かっているということで、感染源としては、唾液とか便がアヤシいようです。

唾液はマスクをすることで、まわりの人を守れますし、便は、トイレのフタをしてから流すことで、ウィルスを拡散させることを防げるようです。

どんなウィルスでも、感染するのに必要なウィルスの量があるので、その量以下に保てば、多少のウィルスが身体に入ってきても、感染しないそうです。

そして、感染しないような少量のウィルスでも抗体が出来る可能性もあり、多少のウィルスが、繰り返し身体に入ってくることで、感染を防ぐことが出来る可能性もあるようです。

大声を出さない。人との距離を保つ。手洗いを何度もする。

第2波とか第3波が、今までよりも強力になる可能性は低いそうです。

そして、インフルエンザとか、ウィルス性の風邪とか、喉の粘膜に感染する病気に感染していると、新型コロナに感染する可能性は低いようです。

とはいっても、まだまだわからないこともあるわけで、気をつけることにこしたことはないようです。


2020年2月12日水曜日

オイオイほんとかよぉ

外務省の海外安全情報のページにこんなのが

中国における新型コロナウイルスに関する注意喚起(その10)(早期の一時帰国や中国への渡航延期を至急ご検討ください。)


中国にお住まいの皆様及び渡航中又は渡航予定の皆様へ

1 新型コロナウイルスによる感染症は引き続き拡大しており,中国では,湖北省全域での公共交通機関の停止や駅・空港の閉鎖等に続き,各地において交通規制や外出制限が行われています。

2 加えて,日系航空会社を含む各国の航空会社も相次いで中国との航空便の運休・減便を発表しており,現地在留邦人及び海外渡航者の方の移動に大きな影響が出ることが見込まれます。

3 浙江省においては,感染者数が1000人を超え,また1万人当たりの感染者数も0.2人に近接し,湖北省に次ぐ水準になっています。また,浙江省政府は,同省南東部を中心に,以下の地域において感染のリスクが高くなっていることを発表しています。これらの地域においては,人の移動などに対して今後さらに厳しい規制措置が講じられる可能性があるほか,他の地域よりも感染拡大の封じ込めに時間を要することが懸念されます。
(参考)浙江省政府による感染リスク評価
[リスクが高い]温州市(楽清)
[リスクが比較的高い]温州市(鹿城、瑞安、瓯海、永嘉、平陽、泰順),寧波市(海曙、慈溪),台州市(温岭),杭州市(余杭、江干、桐盧)

4 以上の状況等も踏まえ,我が国は本12日,本邦への上陸の申請日前14日以内に浙江省における滞在歴がある外国人等についても,特段の事情がない限り,入国を制限することとしました(すでに湖北省について同様の措置を実施中)。

5 在中国在留邦人及び海外渡航者におかれましては,上記を踏まえ,また今後,その他の中国各地においても状況が急激に悪化する可能性も念頭に,情報収集等に万全を期すとともに,日本への早期の一時帰国や中国への渡航延期を至急御検討ください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)4475
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/
 (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html
 (モバイル版)

(現地在外公館連絡先)
○在中国日本国大使館
住所: 100600 北京市朝陽区亮馬橋東街1号
Tel: 010-8531-9800(代表)
大使館ホームページ:
https://www.cn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html


現在、中国には10万人を超える邦人が暮らしているといわれています。

実際には、短期や観光客などを入れたら、その倍以上かもしれません。

そうした人たちが、中国肺炎に感染しているリスクもある中、日本に帰国を考えて欲しいという案内が出たわけです。

もう一歩踏み込んで、日本に帰宅後の注意事項や、もし、何か異常を感じたときの対処法違法なども、逐次、アップさせるべきだと思いますね。

一時帰国といわれても、仕事の都合とか、家族のこととか、いろいろな事情を各自で抱えているわけで、こういった時こそ、外務省は、出来る限りのサポートをすべきだと思います。

結局、最終的には、自己責任となるわけで、海外で暮らすということのリスクを再認識ですね。

早く収束しますように!



2020年1月20日月曜日

日本人の身長が縮んでいる!

日本が倭の国と呼ばれていた時代、弥生時代中期、紀元前150年くらいの昔、中国の書物に、倭人について書かれています。

倭人の倭については、諸説あるようですが、一般的に中国は、自分たち以外の国を軽蔑して蔑称で呼ぶことが有り、倭の国には、背が小さくて胸が厚く弓の得意な蛮族が住んでいるという記事もあるそうです。

そこで、江戸時代の木下順庵らは、小柄な人びと(矮人)だから倭と呼ばれたとする説を述べ、他にも「倭」を蔑称とする説もあるが、「倭」の字が悪字であるかどうかについても見解が分かれるところだそうです。

私の個人的なイメージですが、沖縄とか九州に多い縄文系の背は高くないけど、屈強で腕力の強そうな人たちというイメージです。

縄文人の男性平均身長は158cm、女性平均身長は149cmというデータもあります。

古墳時代には男性平均身長163cm、女性平均身長152cmというデータも。たぶん、この時期に大陸から弥生人が日本に入ってきたのではないかと思います。

そしてそれをピークとして、平安以降は平均身長は下がってゆきました。

平安時代初期の男性平均身長は161cmでしたが、末期には157cmに。

江戸時代になると、平均身長は男性で155cm~156cm、女性で143~145cmと日本史上最も低い時代だったようです。

江戸時代は、平和な時代で、体格が大きな事が社会的に優位ではなかったであろうことや、食生活で、肉食をしなかったことなども考えられます。

村社会の中、出る杭は打たれる社会で、目立たないことが優位だったのかも知れません。外見よりも中身の時代とも言えるかも。

戦前の日本人も身長は低く、タイでも、日本人のことを「チビ」といった蔑称で呼ぶこともあります。

明治33年の調査では、17歳の男性の平均は157.0cm、女性に至っては147.0cmしかなかったそうです。

ところが、戦後は、食生活も代わり、平均身長は伸び続けました。

しかし、日本人の平均身長は1978~1979年の男性171.5㎝、女性158.5㎝をピークに、以降20年間低下し続けているということです。

高度成長の終わりとともに、食生活も質素になり、ファストフードが増え、コンビニ弁当などを食べていることにも関係があるのかも。

日本の社会も閉塞感があって、のびのびとは暮らせない時代なのかも。

「背が高いほど“がん”に、背が低いほど“循環器疾患”になりやすい」なんてことも書かれています。

一般的に、赤道付近で暮らす人たちは、身長もさほど高くなく、北に行くにしたがって、背が高くなる傾向はあるので、もしかしたら、地球の引力にも関係するのかも知れません。

極が移動していて、日本が赤道に近付いている??

タイ人を見ていると、今のバンコクの若い世代には、背の高い人が増えている感じです。特に女性には、160センチを超える人が目立ちます。

栄養状態がいいからかな?

日本人には、外見よりも中身。「山椒は小粒でピリリと辛い」的な価値観が似合っているように思います。


2019年8月28日水曜日

海外で狙われる日本人

韓国のソウルで韓国人から暴力を振るわれた日本女性の話題でテレビもネットも賑やかですが、日本人が犠牲になる海外での事故や犯罪は多いですよね。

まず、日本人は礼儀正しい人が多く、倫理観も高いということはあると思います。日本人の方から喧嘩を売ったり、詐欺を働いたりすることは少ないです。

逆に、相手に対して受け身になってしまったり、強く出ることが出来なかったりすることもあり、相手からすれば御し易しという感じはあると思います。

強く出れば言うことを聞くというイメージを持っている外国人は少なくないと思います。特に男性は。

そうしたイメージが生まれる原因のひとつは、世界にばらまかれた日本のアダルトビデオの影響かも知れません。

強姦まがいのことをしても、最終的には喜んで受け入れるといった虚構を信じている人はいると思います。

そして、日本に観光などで来る外国人でも、日本人をナンパすれば簡単に寝ることが出来るといったことを豪語する人もいるわけで、それをネットで自慢します。

海外でも、旅行している日本人女性に声をかければ、ナンパできるチャンスがあると、ダメ元で、どんどん声をかけ、時には性犯罪におよんだりもするわけです。

すぐにやらせる外国人が大好きな日本人女性も実際にはいます。もちろん、外国人が大好きな日本人男性もいます。

女性が狙われるのは身体とかお財布の中身ですが、男性は、狙われるのは、まあ100%お金でしょうね。

そして、日本人は口から出任せで簡単に騙せると、男も女も狙われます。

簡単ではない女性は、話が違うじゃんと相手に逆ギレされて、危害を加えられたり、性犯罪の犠牲になることもあるわけです。

男性は、簡単に騙せなければケチな野郎だと罵倒されるくらいですが、中には騙そうとする女性に悪い男がついていて、やはり怪我したり命を落としたりで被害者になることもあります。

今回の事件は、遊び好きな若者たちが夜集まるような所らしくて、遊び人や日本でいう半グレみたいな男たちが多いのでしょうし、早朝は、酔っ払いもまだいるわけで、まあ、リスクの高い場所と時間だったのでしょうね。

被害に遇った女性が、簡単には引っかからない女性で、凶暴な男が、切れたんでしょうね。

女性に強引に近寄ってくる男性ですから、ナンパの経験もユタカでしょうし、あのふくらはぎの入れ墨を見ても、ただ者ではない遊び人の可能性もあります。

韓国人は、体格もいいですし、軍隊経験もあるわけで、男性でも、格闘技でもやっていないと、なかなか勝てないかも知れません。まして女性だと、まあ、ヘビに睨まれたカエル状態でしょうね。

世界には、危険なところはいっぱいあって、現地の人でも近寄らないところもあります。まして女性は、複数でも危険です。

国と国とでも同じですが、いつもおとなしいと、なめられることもあります。

やっぱり、間違ったことをしたら、痛い目に遇うと知らせてあげることも親切ではないかと思いますね。もちろん、こちらが怪我をしないようにしないといけませんが。


この写真はバンコクです。

2019年8月13日火曜日

戦争の話

終戦の日が近付き、テレビなどでも戦争関連の番組が多くなってきています。

日本は敗戦国ですし、東京軍事裁判で一方的に裁かれた側ですから、悪いのは日本だとか、日本軍は残虐だったとか、そういった話が多いです。

日本の大失敗は、まず、真珠湾攻撃の前に宣戦布告を出せなかったことですね。あれで、日本は卑怯だと言われてもしかたがない状況に陥ってしまいました。

個人的には、満州とか中国での戦いは、ソ連南下の脅威があったとしても、イギリスをアジアから追い出そうとしたとしても、失敗だったのではないかと思います。

戦線を拡大するだけの軍事力も軍事費も人材も戦略もなかったと思います。

日露戦争と日清戦争で勝ったことが、日本を慢心させたのではないかと思います。

日本の司令官たちを批判するのは当然でしょうけど、一般の日本兵を批判できないと思いますね。

当時の日本人は、本当にまじめな人たちがほとんどで、上司の命令はゼッタイだったわけで、どんなに困難な作戦でも戦闘でも全力で戦いました。

このところの甲子園の野球を見ていればわかりますが、現在の高校野球でも、炎天下のなか、根性論があるわけです。

日本から極寒の満州や灼熱の東南アジアに行って、食糧も水も満足にないなか、本当にすごい人たちだったと尊敬します。

そういったことがよくわかるのが、フィリピンで行われた「バターン死の行進」ではないかと思います。

捕虜たちを強制的に歩かせて、多くの死者を出したと言われているわけですが、実際に歩かされた距離は、トータルで100キロとかいわれているそうですが、実は40キロちょっとだという話もあるそうで、そういった距離なら、当時の日本兵にとっては、毎日が「死の行進」だったともいえたんじゃないかと思いますね。

ようするに、日本兵ならなんともないような距離でも、アメリカ人には、とてもじゃないけど、耐えられなかったんでしょう。もちろん、マラリアに感染している人たちもいたんでしょうけどね。

タイは、日本の同盟国でしたが、タイからインパールへの路は、「白骨街道」といわれたほど、日本兵が、大勢亡くなっているところです。

バンコクからチェンマイまででも650キロと言われているわけで、ミャンマーに入って行くには、バンコクから1000キロは超えるわけで、そんな灼熱のジャングルのなかを日本兵は進んで、挙げ句の果てには敗走して戻ったわけです。

敵の銃弾ではなく、飢えと風土病で、ほとんどの人が亡くなられたそうで、想像するだけで、涙があふれそうです。

マラリアやデング熱やアメーバー赤痢だったそうです。

日本兵でなければ、出来なかった作戦でしょうね。他の国の兵隊さんたちなら、サッサと撤退でしょうし、捕虜になるでしょう。

辻参謀など、当時の作戦を立てた軍部は、最低ですし、悪魔だと思います。

カンチャナブリにある有名な「戦場にかける橋」の建設に関しても、英国やオーストラリアなどの捕虜たちにしてみたら、地獄のような労働環境だったんでしょうけど、日本兵にとっては、普通のことだった可能性はあるのではないかと思います。

日本兵は、我慢強いだけでなく、規律もしっかりとれていたそうです。

日本兵は残虐だったとか一般の女性を強姦したとか言っている人たちもいますが、全くなかったとまでは言わないまでも、かなり少なかったと思います。

あったとしたら、それなりの理由があってのことでしょう。

日テレで「ペリリュー島の74日」って番組をやっていましたが、日本軍の兵力はアメリカ軍の6分の1以下だったにもかかわらず、また戦力差においては航空機による爆撃、軍艦からの艦砲射撃等を考慮するとアメリカ側が少なくとも数十~数百倍の火力で日本軍を圧倒しているなかで、日本軍は、よく2ヶ月以上戦ったわけです。

そして、終戦を知らない兵士たち34名が、アメリカ軍の食糧貯蔵庫を襲撃し3年分の食糧を確保すると手製の蛮刀と手榴弾で武装し、アメリカ軍の遺棄物資や手作りの生活用品を用いながら2年近く洞窟内で生きながらえたが、1947年4月22日に澄川道男少将の誘導により米軍へ投降した。

横井庄一さんとか小野田さんのことでもわかりますが、とにかくまじめで我慢強いです。

番組の中でも言っていましたが、ペリリュー島にも、まだ多くの遺骨が眠っているそうです。

ほかの島々や中国大陸や東南アジアにも、帰国できないままの遺骨があるわけで、日本政府には、全力で遺骨収集をして欲しいです。

中国人や韓国人が、言いたい放題なのはまだわかりますが、同じ日本人の中にも、反日のおかしな人たちがいることが信じられません。

自分の国も愛せない人たちが、他の国の人たちから尊敬されるわけがないってことにも気が付かないようです。

それとも、やはり、日本人のフリをしているだけの外国人なのかな?


2019年7月16日火曜日

タイの日本人

戦前からタイで暮らす日本人はいたわけですが、戦後になって、日本の経済成長と伴に、日本人駐在員が激増してきました。

私の持っている資料では、昭和52年(1977年)の泰国日本人会のメンバーは、2371名でした。

1976年のバンコク日本人商工会議所の会員は、商事・貿易が95社で、現地製造が103社となっています。

当時から泰日協会学校(バンコク日本人学校)はあって、大正15年(1926年)創立の盤谷日本尋常小学校を前身とする、世界一歴史のある日本人学校なんだそうです。

法人や個人の寄付で成り立つ学校で、どうしても、駐在員の子供たちが通う学校というイメージがあります。

当時から、タイ人などと国際結婚をする女性が、日本人会の準会員として、100名弱いました。

戦前からタイで活躍する人たちや、駐在員をやめて個人で会社を興す人など個人でタイで暮らす人たちに対して、駐在員たちのなかには、見下す人たちもいて、昔から、いろいろなトラブルもあったとか。

駐在員たちは、バックが大きいですし、駐在の待遇も素晴らしかったので、高級なコンドミニアムに住み、専属の運転手やお手伝いさんを雇って、優雅に暮らしていたわけです。

それに対して、個人の人たちは、やはり、経済的には、ピンキリですし、ものすごいお金持ちもいたようですが、暮らしぶりは、地味な人たちが多かったようです。

で、飲み屋などで、豪遊をする駐在員たちに、そんな暮らしが出来るのも任期の間だけで、日本に帰ったら、満員電車で居眠りする普通のサラリーマンじゃないかといったりしたそうです。

確かに、多くの駐在員やその家族は、タイから去って行くときに、もう一度戻りたいと思うそうです。

個人で暮らしている人たちは、自分が望み、ビザなどが許せば、いつまでもタイにいられるわけです。

今のバンコクは、日本の地方都市と同じくらいの日本人が暮らしていますし、会社の数もものすごいそうです。

それに、国際結婚や海外で老後をとタイで暮らしはじめている日本人も多いそうです。

中には、日本から逃げてきている人たちや反社の人たちまでもいるそうです。

昔は、いろいろな不自由もあったけど、いろいろなところが緩かったタイでしたが、今は、すっかり近代化して、便利になった部分と不便になった部分とがあります。

でも、駐在員と現地採用との対立とか、駐在員たちの妻たちとタイ人の日本人妻たちとか、日本人同士の微妙な関係は、今でもあるようです。

自分は自分でいいのにね。


2019年7月1日月曜日

日本人の気質

日本人は、恥ずかしがり屋が多く、倫理観もしっかりしている人が多いですが、フライトに関するこんな調査がおもしろいです。

機内で隣の人に話しかけない日本人、最も話しかけるのはインド人 

インド人が隣に座って、デブッチョだったら悲劇ですが、一件恥ずかしがり屋に見えるタイ人も、意外と話しかけるようですね。海外に行くようなタイ人は積極的なんでしょう。

席は窓側か通路側かも興味深いです。私は、出来る限り通路側です。日本人が通路側を選ぶ理由

他人の邪魔をするよりは邪魔をされた方がいいってことかもね。

通路側ではないときに、お手洗いに行く時どうするか。

寝ている人を起こさないように乗り越えるというのも、なかなかすごいですが、起こさないようにする優しさでしょうね。

頭上の棚に荷物を入れるのを手伝うかどうかは、日本人は、恥ずかしがり屋であることと背が高くない人もいるからカモね。ちなみに、私は手伝う方です。




2019年6月6日木曜日

タイ北部で76歳の日本人を逮捕、不法滞在19年

タイ北部ペッチャブーン県で76歳の日本人の男が、不法滞在の疑いで逮捕されました。な、なんと6734日のオーバーステイでした。

報道ですと、およそ19年間の不法滞在だったそうで、強制送還とタイへの入国10年間禁止の刑だそうです。罰金はいくらになるのだろうか?

タイには、多くの日本人が、短期・長期で滞在しているわけですが、仕事での駐在もあるし、留学もあるし、海外での年金生活をしている人たちもいます。

中には、日本から逃げてきている人たちもいるそうです。

この件の詳細は知らないので、妄想になりますが、タイに来たのは、男性が還暦前で、観光ビザでの入国だったようですが、その後、滞在ビザを更新したのは1回だけだったようで、黙っていれば誰にもわからないだろうとタカをくくっていたのでしょうか。

実際20年近くばれなかったのですが、ついにばれてしまったのは、なぜなんでしょうね。

報道の写真を見ると逮捕されたのはアパートではなくて、一戸建ての家のようで、それが、借りていたのか、それとも、同居している女性などの持ち家で、それを買ったのはその男だったのかとか、好奇心が湧きます。

日本人は、タイで土地は買えないわけですし、タイの女性と結婚をしたり、一緒に暮らす日本人男性の多くが、家を買ってあげたりしているそうです。

誰かが調べてくれないと、そうしたことはわかりませんが、逮捕された原因が、その家の大家とか同居者からの通報だった可能性はあるのではないかと思います。

同居しているのがタイ人の女性ですと、喧嘩して通報されたとか、邪魔になってきたので通報したとか、そんな可能性もあるかもしれません。

都市伝説だと、同居している女性に恋人がいて、殺されて近くの沼に沈められるとかもあったとか。

最近、徐々に外国人の滞在条件が難しくなっているという話もあります。

部屋とか家を外国人に貸していると、その外国人の出入国時とかビザの更新時に、書類が必要で、それで、大家の脱税がばれることもあるそうです。

昨年、お寺の鐘の音がうるさいと高層コンドミニアムに住む外国人がクレームして、その大家がお寺と言い合いになった時に、お寺の檀家などが、大家に対して、きちんと税金を払っているのかとか住んでいる外国人に滞在ビザや納税はどうなっているのかと問題が広がって、それから、徐々に厳しくなったと言われています。

海外で暮らすということは、いろいろと不利なこともあるわけで、タイ人ともめ事を起こすと、いいことはないです。

日本人のように外国人に甘くはないから、必ず意地悪をされたり、国外追放などのトラブルに巻き込まれます。

オーバーステイをすることは違法ですが、もう少し詳しいことも知りたいです。