2018年3月10日土曜日

Canon FT QL ニコイチ

Canon FT QLという古いフィルムカメラですが、ジャンク一眼レフまとめて25台というのを3年くらい前に落札して、船便で送ってもらいました。

レンズなしでも、昔のフィルムカメラですから、けっこうな重さでした。

ジャンクでも、一応関税を取られましたが、2000円ほどでした。

キャノンとミノルタが多く、ペンタックスなどが少しという感じでした。

ほとんどが、シャッターは切れても、露出計が壊れているモノが多く、中には、フィルムを巻けないものやシャッターが切れないモノ、シャッター幕が動かないモノ、モルトがボロボロ、ファインダーが、汚れているなど、もちろん、まともなモノはありません。

露出計が動かないモノの中には、電池を入れて、電池のあたる端子をヤスリ掛けするだけで、通電するモノもありました。

同じモデルが複数台あれば、使える部品を交換して、2台で1台の完成品を作ることが出来ます。俗にいうニコイチです。

で、2台のCanon FT QLをいじってみました。

このカメラは、フィルムが全く巻けず、シャッターも切れず、ミラーがアップしたままです。裏蓋を開けて、いろいろといじってみましたが、ダメでした。

 軍艦部も開けてみました。この機種は、分解が簡単です。

 中央にある黒いモノでとめられているのが、プリズムで、このプリズムが腐食して汚れているモノが多いのですが、このカメラは、プリズムがきれいなので、プリズムを外して、もう1台のプリズムが汚れている機種に付け替えることにしました。

 これは、プリズムを外したところです。このカメラは、プリズムを外すのも簡単でしたし、移動も簡単。

 こちらが、もう1台にプリズムを移動させたところ。このカメラは、プリズム以外に、シャッター速度を変えるダイヤルが、空回りしているので、ダイヤルも、もう一台のモノに付け替えて、正常に動くようになりました。


一応、写真が撮れる状態になりましたが、露出計が、動いていません。

レンズもジャンクでまとめて落札したものを送ってもらっているので、お掃除をして使えるものと組み合わせるつもりです。

キャノンとオリンパスの古いカメラには、プリズムの腐食で、ファインダーが汚れているカメラが多いようです。

2018年3月9日金曜日

小椋佳さん

小椋佳さんをはじめて知ったのは、十代の頃付き合っていた少女からレコードをもらって知りました。

「青春~砂漠の少年~」というLPでしたが、ナレーションが長くて、曲が始まるまでに飽きてしまう感じでした。ただ、最後の「さらば青春」だけは、とても印象に残りました。

その後、「シクラメンのかほり」で有名になるまでは、忘れていました。

最近になって、いろいろと調べてみたら、寺山修司さんに見いだされたことや、「初恋地獄変」にも関係していたことなどもはじめて知りました。

映画
製作: 藤井知至 監督: 羽仁進 脚本: 羽仁進/寺山修司 撮影: 奥村祐治 録音: 久保田幸雄 美術: 金子国義 照明: 鎌田慧 スチール: 沢渡朔 出演: 高橋章夫/石井くに子

小椋佳の初恋地獄篇


今日の「徹子の部屋」ではご両親の話も出て、まさに経理担当というまじめな父親と、破天荒な母親の話から、小椋佳さんの中には、ご両親のDNAがあるんだなあと、妙に納得しました。

自分の曲を持ってラジオ局まで寺山修司さんに会いに行くとか、すごい行動力です。

一度天井桟敷の喫茶店のカウンターで競馬新聞を読んでいた寺山修司さんをみたことがありましたが、体もでかいし、オーラもすごかったです。

東大法学部を出た銀行員だけではなく、好奇心と行動力を持った芸術家です。

譜面は読めないし書けないので、詩を読みながら歌を作るんだそうで、天才ですね。ギターも実は、下手くそなんだそうです。

ただ、当時の音楽界では、歌手は、見てくれも大切で、いい曲を歌うのですが、テレビ向きではないことで、担当者たちが、頭を抱えたようなことがwikiには書かれています。

ご本人も「徹子の部屋」で言っていましたが、「青春~砂漠の少年~」のジャケットに写っている現東映会長の岡田祐介さんを小椋佳さんだと思っていた人が多かったそうです。

40年間のヘビースモーカーだそうで、現在でも毎日40本のたばこを吸っているそうです。その影響もあってか、心臓の冠状動脈の手術を今月中に受ける予定だそうです。

こんな才能ある人には、もっともっと元気でいていただきたいから、手術の大成功を祈るばかりです。

57歳の時に胃がんを患っていらっしゃるし、息子さんが、14歳で若年性脳梗塞を発症したりと、いろいろな体験もされていらっしゃいます。

第一勧銀の支店長時代に、取引先の「うなぎパイ」で有名な春華堂のためにCMソングを作ったそうですが、まだ聴いたことがありません。YouTubeにありましたが、ううん。。。

浜松祭りなどで歌われているという「やら舞歌」も聴いてみたいです。YouTubeにありました。


2018年3月8日木曜日

ホタテとマッシュルームのパスタ

お刺身用の冷凍ホタテも毎回お刺身では飽きるので、今回は、パスタを作ってみました。


ピーマンはいろどりに入れましたが、缶詰のコーンは、今回は具が多くなったので、やめにしました。

味付けは、間違いの無いバター醤油。

できあがりはこちら。


おいしくいただきました。


2018年3月7日水曜日

北斗七星物語  タイの民話から


むかしむかし、あるところに年老いた夫婦がいました。夫婦は、果樹園の中にある小さな小屋で豊かとはいえませんでしたが、とても仲良く暮らしていました。

この夫婦は、とっても信心深く、毎朝、小屋の前を通る托鉢の僧に、いつも、わずかばかりの食事を用意してささげていました。

ある日のこと、おばあさんが、おじいさんに「明日の朝なんだけど、家には、もう何の食べ物もないけど、どうしましょうか?」と聞きました。おじいさんは、おばあさんの話が聞こえないのか、黙ったままです。

おばあさんは、もう少し大きな声で、「お坊様にさし出す食事がないんだけど、どうしましょうか?」といいました。おじいさんは、不機嫌そうに、おばあさんを見ながら、「そんなどうでもいいようなことをどうして心配するんだ。」といいました。

おばあさんは、「だって、もしも、食事を用意しなかったら、明日は、お坊さんも、何も食べるものがないんだよ。」というのでした。おじいさんは、ますます不機嫌になって、「うちが、用意しなくても、よそのうちが用意するから、さあ、気にしないで寝なさい。明日も仕事がいっぱいあるんだから。」といいました。

おばあさんは、信心深いですから、毎朝、托鉢の僧に差し出す食事の用意ができなかったら、今度生まれ変わってきたときに、きっと、食事に困ることになるのではないかと心配でした。

タイでは、よい行いをしたものは、次に生まれ変わったときには、幸せになり、悪い行いをしたものは、次に生まれ変わったときに、苦労すると信じられています。

おじいさんは、おばあさんの気持ちがよくわかっているので、いつまでも、床に入らないおばあさんに向かって、「じゃあ、せめて、果樹園にある果物だけでも、用意しなさい。」といいました。「食べられる果物は、全部売ってしまったし、残っているもので、お坊様に差し上げることのできるものなんてもうありません。」とおばあさんは、いいました。

「この時期は、どこの家でも、大変だし、お坊様も、きっと十分な食事ができないだろう。」おばあさんは、まだ、心配で寝ようとはしません。

おじいさんは、もう眠いんだけど、おばあさんのことも心配だから、いろいろと考えた末に、「仕方がないから、大切に飼っている親の鶏を殺して、それで料理を作って、お坊様に差し上げよう。」といいました。

タイのお坊様は、殺生(生き物を殺すこと)はしませんが、差し出された、動物の肉は、食べるのです。

おばあさんは、おじいさんの話を聞いて、びっくりしました。大切に飼っている鶏は、殺したくありません。卵を産むし、6羽のひよこもいます。でも、やっぱり、お腹をすかせたお坊様のことを思うと、自分たちの食欲のために殺して食べるわけではないし、それ以外に方法がないのかなあと思いながら、眠ってしまいました。

小屋の床下にいた、親鳥が、その二人の話を聞いていたのです。

昔のタイの家は、高床式といって、床が地面から1m以上も高くなっていて、洪水があっても、大丈夫なようなつくりでした。そして、床下には、豚や鶏を飼っていたのです。今でも、地方に行けば、高床式の家をたくさん見ることができます。

親の鶏は、自分の運命を知り、急いで、ひよこたちのところにいきました。自分の運命は、仕方がないことだとあきらめはつくけど、でも、あとに残されるひよこのことを思うと、涙がとまりません。

親の鶏は、ひよこたちに話し掛けました。「みんな、よくきくのよ。お母さんは、明日の朝、この家のご主人に殺されてしまうでしょう。」

ひよこたちは、びっくりしました。

「でも、それは仕方がない運命なのです。この家のご主人は、私を殺して、それで、お坊様に差し上げる食事を作るんです。」

「わたしからの最後の教えだから、よくきくのよ。」

「兄弟姉妹仲良く、けんかをしないで、いつも、一緒に暮らすのよ。」

ひよこたちは、大切なお母さんが殺されてしまうことなど信じられません。悲しくて、親の鶏の胸元に集まってきました。「お母さん、なんとかならないの?お母さんなしでは、生きていけない。」

親の鶏は、ひよこたちに向かっていいました。「この世の中には、自分の意思ではどうにもならない運命があるんだし、私は、お腹をすかせたお坊様のために殺されるんだから、悲しんではいけないのよ。」

「あなたたちには、まだ未来があるし、楽しいこともいっぱいあるんだから、とにかく、この小屋のまわりで、餌を探して、遠くに行ってはいけません。遠くに行けば、恐いけものがいっぱいです。それから、小屋の中に入ったらいけませんよ。ご主人様のものを食べたり、家の中を散らかしたら、叩かれます。畑の野菜も食べてはいけません。」

「お行儀よくしていれば、お主人様は、かわいがってくれますから。」

親の鶏は、夜がふけるまで、自分の経験の中から、生きるための知恵をひよこたちに話して聞かせました。

そして、運命の朝が来ました。

親の鶏は、子供たちに向かって、「さあ、これから私は、殺されるでしょうから、私のために祈ってください。そして、今度生まれ変わってきたときにも、同じように、親と子でいられるようにと祈りなさい。」といいました。

「わたしは、お坊様とこの家のお主人たちのために、喜んで死んでゆきます。」といいながら、床下から外に出てゆきました。

途中まで行って、親の鶏は、もう一度、ひよこたちのところにもどってきて、一羽一羽をそっと抱きしめました。親の鶏の瞳からは、涙が流れていました。

「お母さんが死んでしまったら、誰が、私たちの世話をしてくれるの?誰が、生きることを教えてくれるの?いやなことがあったときに、誰が、そっと抱きしめてくれるの?」

小屋の外では、起き出した、おばあさんが、食事の支度を始めました。火をおこして、土鍋に水を入れて、火にかけました。

おじいさんは、表に出て、親の鶏を捕まえました。そして煮えたぎる土鍋の中に、鶏を入れました。

そのとき、床下から、飛び出してきた6羽のひよこたちが、次から次へと、自分から、土鍋の中に飛び込んでゆきました。

ひよこたちは、自分たちの未来よりも、親の鶏と一緒に死ぬことを選んだのでした。母親と一緒に死んで、お坊様の空腹を癒すことで、自分たちの祈りがかなえられることを望んだのでした。一緒に死んで、一緒に生まれ変わることを祈りながら。

そして、親の鶏と6羽のひよこたちは、北斗七星となって、永久に、北の夜空に輝いているのです。

タイ語では、北斗七星のことダオ(星)ルーク(子供)ガイ(鶏)と呼んでいます。


Copyright(c) 1997 北風剛
無断複製、無断頒布厳禁



最近話題の赤身ステーキ

牛肉といえば、霜降りでしたが、最近は、健康ブームもあってか、赤身の牛肉も人気だそうです。

焼き肉の場合には、脂身があった方が美味しいと思いますが、ステーキの場合には、ケースバイケースですね。

若い頃は、ボクシングの比嘉選手のように、サーロインステーキなど、赤身の部分よりも、脂身がおいしく思ったのに、最近は、脂身はほとんど食べなくなっています。

Topsのオンラインでオージービーフの赤身を見つけたので、買ってみました。

キロ750バーツ(約2500円)の赤身の塊1.16kgです。ちなみに英語だと赤身の肉のことをLEAN MEATというようです。

これを適当に3等分して、約400グラム分をステーキにすることにして、残りは、冷凍保存しました。

ステーキの焼き方は、こちらのサイトを参考にしました。

フライパンは、こちらを使いました。


お肉には、塩胡椒だけということで、塩は、古代塩を使い、胡椒は、こちらのタイの石臼で粒の黒胡椒を粗くつぶしました。


そして、サイトのやり方を参考にして、焼きました。


焼き上がったら、アルミ箔で包んで、余熱で蒸し焼きにして、適当な厚さに切ったのが、こちらになります。


もう少し焼いた方がよかったかもしれませんが、個人的にレアーは全く気にしません。

サイトの方によると、血が滴っているように見えるけど、うま味成分のミオグロビンの赤い汁なんだそうです。

ワサビ醤油でいただきました。柔らかいですが、肉の味は、淡泊でした。脂身がないから、健康的ではあります。

おいしくいただくには、タレは、もう少し工夫した方がいいかもしれません。

別のサイトでは、すり下ろしたタマネギにつけておいてから焼くというのもありましたし、工夫してみたいです。

2018年3月5日月曜日

王様の猫 ベトナムの民話から


昔々のお話よ。

 王様は、一匹の美しい猫をもらいました。王様は、この猫を毎日毎

日とても可愛がって育てました。あまりにも猫ばかり可愛がって、国

の政治には、無関心でした。

 大臣や役人からの報告や忠告を聞く時間もないほど猫とばかり遊ん

でいました。毎日、王様がしていることといったら、猫と遊んでいる

か、猫の輝く美しい毛を梳かすだけでした。猫にやる餌といったら、

国中で一番上等な肉ばかりでした。こうした暮らしが、しばらく続き

ました。

 この国には、頭のいいことで有名なクインという男がいました。彼

は、とても頭が良く、機転に富んでいました。クインは、この王様の

猫は、この国のためには良くないと考えました。そこで、ある夜、彼

は、王宮からこの猫を盗み出して、彼の家で飼うことにしました。

 クインは、この猫を飼い慣らすことにしました。餌の時間には、二

枚の皿を用意して、一枚には、肉をのせ、もう一枚の方には、彼の食

べ残した野菜や、ご飯や、魚などの残飯をのせ、猫の前に出しました



 猫が、肉の皿の方に寄ってくると、クインは、肉の皿を取り上げて

、もう一枚の皿の方を差し出しました。はじめは、贅沢になれた猫は

、残飯を食べませんでしたが、お腹が空いてくると、仕方なく残飯を

食べるようになりました。しばらくすると、猫は、残飯の食事になれ

て、もう肉の方には、見向きもしないようになりました。

 猫がいなくなった王様の方は、たいそう悲しがって、毎日、家来た

ちに国中のいたるところで猫を探させました。探し出したものには、

賞金を与えるおふれも出しました。

 そのうちに、クインが、王様の猫を飼っているらしいと耳にしまし

た。王様は、非常に腹を立てて、クインを呼び出し、この猫泥棒と非

難しました。

 クインは、王様に、静かに、「国王陛下、確かにわたしが飼ってい

る猫は、王様の猫に良く似ているかもしれませんが、まったく別の猫

なのです。わたしが、ここに連れてきますから、ご自分の目で確かめ

てください。」といいました。

 クインが連れてきた猫を見た王様は、「やっぱりわしの猫に間違い

はない。今すぐ、この猫をわしに返しなさい。」といいました。

 ところが、クインは、「陛下、王宮にいた猫は、毎日何を食べてい

ましたか?」と王様にたずねました。王様は、「もちろん、国で一番

上等な肉だ。」と不機嫌な声で答えました。

 「だったら、この猫は、やっぱり国王陛下の猫ではありません。こ

の猫の大好物は、わたしが食べ残した、野菜やご飯や魚の残飯ですか

ら・・・・。」

 「今ここで試してみましょう。もしも、この猫が、国王陛下の肉を

食べたら、この猫は、国王陛下の猫になりますが、もしも残飯を食べ

たとしたら、間違いなくわたしの猫ということになります。」とクイ

ンはいいました。

 王様は、この話に同意して、召し使いに、二つの皿を持ってこさせ

ました。一つの皿には、たくさんの美味しそうな肉がのっていて、も

う一つの皿には、ご飯と野菜だけでした。

 猫は、肉の方には、見向きもしないで、ご飯と野菜だけの皿を全部

食べてしまいました。結局、クインの猫に間違いはないと王様も認め

て、クインは、猫を家に連れ帰りました。

 王様は、しばらくは、がっかりして、猫のことばかり考えていまし

たが、時が経つと猫のことは、すっかり忘れてしまいました。

 それからは、大臣や役人たちの話に耳を貸すようになり、国の大切

な問題を解決していくようになりました。王国は、以前のように繁栄

して、人々は、幸せに暮らしましたとさ。


Copyright(c) 1997 北風剛
無断複製、無断頒布厳禁


Ⅲf型 バルナック型ライカ+ズミクロン 沈胴 5cm f2

2台目のライカは、バナルックライカの中では、一番有名だという、Ⅲf型で1950年~1957年の間に約184300台製造されたカメラだそうです。





レンズは、ズミクロン 沈胴 5cm f2をつけています。ちなみに、このレンズ、カメラよりも高かったです。今までヤフオクで買ったどのカメラよりも高かった。

高いだけあって、くもりもなく、とてもきれいなレンズです。


これで試写してみます。

フィルムは、底蓋を外して入れますが、まだ慣れません。昔のテレフォンカードを隙間に差し込んで、その後にフィルムを通すようにするのが簡単だそうで、実際に簡単です。

他にも、YouTubeには、方法の説明がありますが、テレフォンカードが便利だと思います。


バルナックⅢ型と違うのは、フラッシュが使えることとファインダーのところに違いがあるようですが、写真を撮って、実際に、違いがあるのかな?

シャッタ速度の最速が500から1000になっているようです。

あと、気が付いたんだけど、バルナックのカメラは、外出中にフィルムを入れ替えるのは、なれないと大変そうです。

いろいろな意味で、不便さを改良して、新しいカメラが出来てきているわけで、便利さからいったら、今のカメラがいいわけですが、昔のカメラでしか表現できないモノもあるのかもね。


2018年3月2日金曜日

タイの宝くじの話

タイの宝くじは、毎月1日と16日の2回発表があります。ただ、今月は、3月1日が、仏教の大切な日、マカブーチャ(万仏節)だったので、宝くじの発表は、今日になっています。

仏教関係の祝日は、お酒の販売も禁止です。

それに気が付かなかったので、昨日は、当選番号をネットでチェックして、外れだと思い込み、丸めてゴミ箱に捨てました。

そしたら、今日が発表日だとわかって、慌ててゴミ箱から回収しましたが、結果は、同じで、全部外れでした。

宝くじは、1枚80バーツで、1等賞は、600万バーツで約2000万円です。


番号は6桁ですが、同じ番号が、組違いであります。

タイでは、歩道でテーブルを出して宝くじを売っている人たちが多いですが、中には、自転車で売っている人、首から宝くじを乗せた板をぶら下げている人とか、いろいろです。

以前から、定価80バーツなのに、90バーツとか100バーツで売る人も多く、問題になって、取り締まりもされたのですが、今でも定価で売っていない人たちも多いです。

特に人気の番号とか、同じ番号が何枚かそろったセットなどは、高く売られることが多いです。

何が人気かといえば、タイでは、国王とか首相が乗っていた車のナンバーとか、大きな事故が起きたときのフライトナンバーやナンバープレートや部屋番号なども人気になります。

田舎の方に行くと、精霊の宿る木とかあって、その木の幹を擦ると、数字があらわれるとか、いろいろな信仰もあるようです。

あと、タイには、地下の宝くじもあって、政府の宝くじの当たり番号の下2桁とか3桁などを当てます。2桁を当てると掛け金の60倍とか、3桁なら、掛け金の450倍とか500倍になるのだそうです。

もちろん違法ですが、やっている人たちは多いようです。

タイには、お金持ちは、株式投資で夢を見て、貧乏人は宝くじで夢を見るという言葉もあるそうです。


2018年3月1日木曜日

露出計アプリ

スマホ用の露出計アプリもいっぱいありますね。

自分が使いやすそうなアプリを入れておいて、実際にカメラの露出計とかと露出合わせをするなり、何度か、試しにやってみれば、だいたいのことはわかりそうです。

一応Light Meter-Freeを入れてみました。

使うフィルムのISOを設定し、F値を入れれば、その場での目安のシャッタースピードが表示されます。



でも、結局は、自分で、試行錯誤しながら、ヤマカンで、いろいろとやっていくのが楽しそうです。

ちなみに、ジャンクの中の作動している露出計で測ったら、こんな感じでした。




2018年2月28日水曜日

露出計

昔のフィルムカメラに限った事でもないのですが、写真を撮るときには、被写体に当たっている光の強さを知る必要があります。

フィルムカメラの時代からカメラに露出計が内蔵されているのが主流ですが、古いカメラには、露出計がついていないカメラもあります。

プロのカメラマンの撮影風景とか見ると、被写体のところの明るさを計っています。そういったプロが使うような露出計は、数十万円もするようです。

昔のライカとかオリンパスペンとか露出計がついていないモデルもあり、単体の露出計を持っている方が便利でした。

露出計でシャッター速度と露出を決めて撮影するのが基本ですが、露出計がないと、ヤマカンですね。

ASA(ISO)100の場合
シャッタースピード250分の1秒のとき、絞りは快晴でF11、晴れでF8、明るい曇りでF5.6、曇りや日陰でF4てな感じかな。

ISO感度は、そのまま、値が2倍で1段明るくする感じ。

ジャンクで、昔の露出計をゲットして、分解してみました。

Zeissの露出計で、壊れているのが残念です。

 革のケースもかっこいいです。

 裏蓋を開けたところ

 この部分がセレンで、光で電気が発生

 こちらは、表側のダイヤルを外したところ

 細い針が光によって振れ、そこに赤い針を合わせる

赤い針の先のダイヤルの数字を読み取る

この露出計の場合には、セレンは、生きていているのですが、細い針が動きません。セレンからの電気で、電磁石がまわりの永久磁石に反発して触れる仕組みだと思いますが、断線なのか、ピクリともしません。

細い針の上にある小さな穴が、小さなボールベアリングを乗せるところで、カメラのレンズの絞りでもそうですが、コリコリと数字ごとにしっかり止まるような仕組みです。

これを落とすと、ほとんど見付かりません。

ジャンクの露出計も10個以上あるのですが、動くモノは、ほとんどないです。

セコニックの露出計が、精度はわからないけど動くので、一度テストしてみるつもりです。セレンではなく、CdS受光体ですから、電池が必要です。

2018年2月27日火曜日

バルナックⅢ型+summitar f=5cm 1:2 試写

冷蔵庫に保存している古いフィルムで試写しました。

白黒でASAは100です。

露出は、ヤマカンです。





太陽光が十分であれば、ピントも合うし、初めてのライカとしては悪くないと思います。


大食いと激辛

テレビ番組で、大食いを競ったり、激辛を競ったりする番組がありますが、世の中には、すごい人たちもいるものだと感心します。

大食漢とか辛い物好きというのは、子供の頃からわかるし、どちらも、日々の訓練というか、習慣で、ますます大食漢になったり、辛いものに強くなったりもします。

お酒なんかでもそうだと思うのですが、毎日飲んでいれば強くなる傾向はあると思います。

自動車なんかですと、アメ車と日本車のような対比があって、でかいし、ものすごい馬力だけど、ガソリンを食うアメ車に対して、日本車は、燃費もいいし車体もコンパクトという感じで、日本の伝統文化の上にあるような感じです。

日本人は、小さくするとか、質素にするとかに才能を発揮してきました。茶道とか日本庭園とか懐石料理とか、素晴らしいし、世界の人からも評価されています。

大食いとか激辛というのは、どことなく米国的、大陸的な文化という感じで、粋ではないし、日本には、似つかわしくないように思いますね。

生きていくために最小限の食事をすればいいわけで、そのために、調理方法や盛り付けにこだわる方が、必要以上に食べて、肥満するよりもオシャレです。

香辛料なんかも、冷凍や冷蔵技術の無かった時代の保存のためではあっても、今の時代いっぱい使えばいいってモノじゃないでしょう。

大食いも激辛も、行きすぎたり、恒常化すれば身体をこわします。

戦前生まれの人たちに比べて、戦後生まれの人たちが、最近、けっこう早死にしているのは、いろいろな理由もあるでしょうけど、やはり、おいしいモノの食べ過ぎや、刺激物の取り過ぎも関係があるのではと個人的に思いますね。

もちろんストレスや運動不足も大きいと思うけど、テレビでの、グルメ番組など見ると、まあ、健康に悪そうな料理もあるわけです。

高脂肪・高カロリーで、柔らかくて、糖度が高いものばかり食べていていいわけないと思います。

おいしいモノ、楽なことは、健康にはよくないことが多いですね。

飲食業も金儲けですから、儲けるためには、量を売る必要もあるのでしょうが、物事には、ちょうどいい加減というのもあるはずですよね。

お酒なんかでも、コップいっぱいで、ほろ酔い気分の方が、ボトル1本飲まないと満足できない人よりも、燃費がよくて高性能ですよね。

大量生産・大量消費は、資本主義かもしれませんが、食に関しては、不健康だと思います。

アメリカ人とか南米の人たちを見ると、日常生活も大変そうなくらいチョー肥満でかわいそうでしたが、最近の日本にも、肥満の人たちが多くなっていて、びっくりです。

お笑いタレントには、いつの時代でも肥満していることで笑いをとる人たちがいますが、最近は、徐々にダイエットする人も目立ちますね。やはり、命は大切だと気が付くからでしょうね。

辛いものをすすめるような風潮とか、食欲を刺激する番組などは、ほどほどにと自制すべきだと思います。

日本人は、長い時間をかけて培ってきた自分たちの価値観をもう一度再認識した方がいいと思います。



2018年2月26日月曜日

ストリートビューで物色空き巣グループ逮捕

いつか問題になるだろうと思っていました。

お薬でも車でも、便利なモノには、危険もあるということですね。

ストリートビューを見れば、門構えとか駐車している車の種類とか、窓の位置、まわりの様子などが、だいたいわかります。

写っている人など、かなり前の様子のところもありますが、犯罪者たちには便利なツールでしょうね。

どこから侵入して、犯行後どう逃げるかなど、事前に検討し、実地検分をすればいいわけです。

こうした事件が起きてくれば、うちの様子はストリートビューに載せないでくれといった訴えも出てきそうですね。

個人的には、ストリートビューでも、航空写真でも、自分の家は、載せて欲しくないです。

門構えとか窓なんかを加工できるアプリがあればいいかもね。止まっている車は、本当は、日本車だけど、ベンツにしちゃうとか、その逆とか。でもやっぱりモザイクやぼかしがデフォかな。

わざと、見回っている自転車に乗ったお巡りさんを街角に載せるとかも効果があるかも。

日本は、高齢化社会で、お年寄りが1人で暮らす家もあるし、空き屋も多いし、空き巣は、これからも増えるでしょうね。

監視社会だと反対する人たちもいますが、防犯カメラは、もっと必要だと思います。ストリートビュー用のダミーの防犯カメラなんかもいいと思いますね。