2018年10月22日月曜日

サイズの話

「大は小を兼ねる」とか、「山椒は小粒でピリリと辛い」とか、「うどの大木」とか、「小人に鈍なし」とか、「帯に短し襷に長し」とか、「バカの大足、間抜けの小足、ちょうどいいのはアンポンタン」など、サイズに関することわざや格言などは、多いですよね。

日本人は、一般的に、背が低い人が多く、スポーツなどでも、体格差による不利な競技も多いです。

バスケットボールとかバレーボールなどは、背が高い選手が多いです。

でも、サッカーなどでは、最近の日本代表の活躍を見ればわかりますが、背が低い選手たちも大活躍で、世界でも、マラドーナとかメッシとか、背が低くても、超一流の選手もいるわけです。

ただ、サッカーでも、守備とか、ゴール前での攻防では、やはり背が高い方が有利です。

バレーボールなんかは、背が高い選手が有利でも、ブロック以外の守備では、背が低くても、動きが俊敏な方が有利です。しっかり役割分担が出来ています。

背が高くて、俊敏であるのがベストなんでしょうけど、一般的には、背が高くて大きい選手は、動きが鈍かったりもします。

話変わって、パソコンの話ですが、パソコンといえば、デスクトップだったのですが、持ち運べたら便利だと、ノート型パソコンが登場しました。

ものすごく高かったし、重かった。でも、徐々に軽くなっていって、値段も安くなり、もっと軽いタブレットもでました。

画面は大きい方が便利でも、大きさと重さと値段というのが、いいバランスでないと、売れません。

スマホでも同じで、最初は、小さなサイズからはじまり、徐々に画面が大きくなってきています。大きくなれば、重くなるし、持ちにくくなります。

携帯ですから、片手で操作でき、ポケットにも収まるものが便利ですが、大きい画面のスマホだと、片手での操作が難しく、ポケットにも収まらなかったりします。

そうなると、やっぱり小さい方がいいという考えも出てきますが、小さくて、機能が限定されてしまうのも嫌だとなると、じゃあ、大きなサイズのスマホは、バッグにしまっておいて、ポケットには、子機がいいのではと、最近は、子機を発売するメーカーもあるそうですね。

だったら、スマートウォッチやスマートバンドに通話機能などを持たせた方がいいのではという感じで、スマートウォッチが、高機能化してきています。

通話機能の他に、簡単なSNS機能とか、録音や録画機能などもあるようです。日本では、お財布機能も便利なようです。

わたしは、安物のリストバンドを着けていますが、スマホから離れていても、電話がかかってきたり、メールが届いたりすると、振動で教えてくれます。Bluetoothでスマホとつながっています。

そうなってくると、大型化して重くなったスマホの立ち位置がなくなってきて、もっと画面の大きくて軽いタブレットとスマートウォッチのコンビの方が、女性にはいいのではないかといった風にもなるかもね。

男性は、大きめのスマホとスマートウォッチのコンビかな。

いずれにしても、10万円を超えるようなスマホは、徐々に売れなくなるのではないかと思います。

逆に、5万円を超えるスマートウォッチは、売れるかも。


2018年10月18日木曜日

カナダが大麻を合法化

カナダは17日、嗜好品としてのマリファナ(大麻)の所持・使用・栽培を一定の条件のもとで合法化した。

先日のサッカー日本代表が、戦った相手の国ウルグアイに続いての解禁といわれています。大麻を解禁したウルグアイですが、FIFAのランキングでは世界第5位です。

アメリカでも1部の州では、医療用だけでなく嗜好品としての大麻も合法となっていますし、オランダなどは、もう数十年前から大麻を吸える国として有名でした。

日本では、栽培や所持や売買は禁止ですが、例えば、知人から勧められて、試しに一服みたいな場合は、罪に問われないようです。言い訳として、すすめられてちょっと吸ってみただけで、買ってもいないし、所持もしていませんと言えますからね。

そのへんもおかしいといえばおかしいです。

ただし、日本国外でも、日本の法律が適用されると、在カナダの日本大使館が注意を出しているようです。

実際に逮捕される確率がどのくらいなのかは、自己責任ですね。

日本では、小鳥の餌用の麻のタネは、違法ではないけど、発芽させると違法です。七味唐辛子に入っている麻の実も同じです。業者が、発芽できない処理をして販売しているそうです。

嗜好品としての大麻が合法化されている国はまだ少ないですが、医療用大麻は、合法化する国やアメリカの州が増えてきています。

オーストリア、イスラエル、スペイン、フィンランド、ベルギー、イギリス、ドイツ、オーストラリア、コロンビア、ジャマイカ、韓国などで認められている。

大麻には鎮痛作用、沈静作用、催眠作用、食欲増進作用、抗癌作用、眼圧の緩和、嘔吐の抑制などがあり、アメリカ合衆国では慢性痛患者の8.9%が自己治療で大麻を使用している。

タイでも日本と同じように大麻の所持・栽培・売買は禁止されていますが、医療用大麻の研究は合法となっています。

タイは、大麻の産地として昔から有名で、ブッダ・スティックといわれる竹串に乾燥大麻を巻き付けた葉巻状のものが道路脇で1本5バーツとか10バーツで売られていた時代もありました。

田舎の方では、自生している大麻を見る事は、そんなに難しいことでもなく、軍隊が、時々、伐採して燃やしているニュースが流れていました。

今では、かなり取り締まりも厳しく、ラオスやミャンマーなどから密輸されているとニュースで言っていましたが、タイでも栽培しているところはあるのではないかと思います。

タネをまけば、ほとんどなんでも育つのが、土壌豊かなタイですから。

大麻は、嵩張りますし、値段もそんなに高くはないから、商売としてのうま味は、ヘロインとか覚醒剤には勝てないようです。

日本でも、神事に使うしめ縄など、大麻からとった麻は、昔から、使われてきています。

大麻草にもいろいろな種類があるそうで、俗にいうラリる大麻とそうでもない大麻とがあるそうで、日本の大麻は、そんなにラリらないとか。

大麻草でラリる成分は、葉っぱではなくて、雌株にあるのだそうですし、樹液にも含まれるそうで、樹液を固めたのが、アフガニスタンなどで有名なハッシッシなんだそうです。

タイでは、乾燥させた雌株を細かく切って、ボンといわれる竹で作った独特の水パイプで吸うのが王道なんだそうで、北部タイで実際に見たことがあります。

写真を撮っておけばよかった。

欧米などでは、細かく切った乾燥大麻とたばこを混ぜて、巻きたばこにして吸うことが多いそうですが、健康に悪そうです。

個人差はあるのでしょうけど、鎮痛作用は、がんなどで痛みに苦しむ人には嬉しいでしょうし、沈静作用も更年期症状などで興奮しやすい人には効果があるかもしれませんし、催眠作用は不眠症の人、食欲増進作用は食が細くて元気が出ない人にはいいでしょうし、抗癌作用は研究調査をしてみないとなんとも言えないけど、眼圧の緩和は緑内障に有効というレポートもあるそうです。

世界中で研究が始まっているのですから、高齢化社会で、医療費がかさんでいる日本としては、研究をしないのは、愚かすぎると思いますね。

カナダなどが合法化に踏み切ったのは、規制しても、若者の間に大麻が広まっていて、非合法であるから、闇組織が密売をして、彼らに資金が流れているというのが現実で、合法化して、流通経路を規制するというのが目的みたいです。

賭博なんかと同じで、非合法でもやる人はやるわけで、いっそ、合法にして、政府や自治体の収入にした方がいいというのは、悪くないと思います。

嗜好品としては、もっと時間をかけてみないとわからないことが多いけど、興奮させる覚醒剤やアルコールと違って、大麻で、暴れるとか、喧嘩するとか、ニュースで聞いたことがないです。

大麻を取り締まるのはいいですが、覚醒剤の取り締まりをもっと厳しくやってもらいたいし、アルコールも、販売する場所や販売時間を規制すべきだと思いますね。

大麻は吸引するだけでなく、料理に使ったりもするそうですが、吸引では、肺がんとの関係を調べるべきですし、副作用も当然あるでしょうから、そのへんも専門家に調べて欲しいです。

大麻経験者の話では、喉が渇き、甘いものが欲しくなるから、ジュースやコーラやスイーツで太りやすくなるとか。ダイエットしたい人や糖尿病の人には向かないようです。


2018年10月16日火曜日

訴訟社会

昔からよく言われていたのが、アメリカは、訴訟社会で、なんでもすぐに訴訟になるから恐ろしいということでした。

sueって英語があって、訴訟を起こすとか訴えるという意味で、発音はスゥーです。アメリカに行くと、この言葉がとても重要なんだそうです。

いろいろな人種がいて、いろいろな生活習慣や宗教もあるので、話し合いではなかなか、問題が解決しないから、裁判で解決するという理由が大きいようです。

それと、裁判費用も安く手軽だけら、ダメ元でもやってみようという感じもあるようです。

その点、日本では、裁判といえば、刑事裁判が多くて、民事は、話し合いでの和解も多く、同じ言語や同じ民族同士で、話せばわかるといった歴史もあって、ほんの20年くらい前までは、日本は訴訟社会ではなかったと思います。

wikiを見てみると、こんな法改正が行われてきています。

1986年(昭和61年): 外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法(外弁法)施行。「外国法事務弁護士制度」が導入され、外国の法律事務所が日本での活動することが可能となる(アウトバウンド業務に限る)。

1994年(平成6年): 外弁法改正。外国法事務弁護士と日本の弁護士が共同する「特定共同事業」として、インバウンド業務や一定の日本国内取引業務を行うことが可能になる。

2003年(平成15年): 外弁法改正。それまでの「特定共同事業」の対象範囲制限が撤廃される。ここにおいて、外国法事務弁護士と日本の弁護士が共同して行う法律サービス提供は、新たに「外国法共同事業」と規定・呼称された。

2016年(平成28年): 3月1日、外弁法の改正法の施行により、外国法事務弁護士法人の設立が可能となる。

なんといっても、グローバル化で、アメリカの価値観や規則が、どんどん日本に入ってくるから、外資系の法律事務所も増え、日本の法律事務所も、アメリカナイズされないといけないわけでしょうね。

弁護士数に関して、日本が、16,000人なのに対して、アメリカは90万人といわれています。

10万人当たりの訴訟件数は、日本の651件に対して米国は3,095件とも、ドイツの5分の1、フランスの7分の1にすぎないいわれています。

アメリカなど外国人の弁護士も増えてくるので、訴訟が増えないと、儲かりません。でも、日本人は、争いを好まないわけで、なかなか訴訟が増えませんでした。

そうなると、どうした訴訟が増えるのかを考える人も出てきて、じゃあ、テレビなどで、弁護士ものをやって、裁判を身近にしようとか、日本社会における、訴訟になりそうな事案をピックアップして、問題にしようとか、考えるわけですね。

日本社会にあるのは、昔からの男社会からの女性軽視。パワハラやセクハラですね。これを訴えてもらうと、裁判が増えますね。

差別問題や人権問題も、欧米の得意な分野です。

どちらが正しいかよりも、どちらに有能な弁護士がついているかの勝負になることもあります。

我慢とか忍耐なんかしないで、どんどん訴えましょうという、戦略のように思えます。

訴訟社会になる前の日本と、訴訟社会のアメリカとでは、どちらが、暮らしやすい社会なのかというのは、よく考えてみた方がいいような気もします。

困った時にはお互い様とか、話せばわかるとか、成熟した社会のような気もします。

200年ちょっとの歴史しかないアメリカに比べて、日本は2000年以上の歴史もあるし、なんでもアメリカの真似をすることもないと思いますね。

裁判で勝っても、それですべて解決でもないですし、恨みを買って、後々、もっと大きなトラブルに巻き込まれることだってあります。

儲かるのは、法律事務所だけとか、あってはイケナイと思いますね。

それに、保険会社なども加わって、お金儲けにがんばっています。

日本の社会は、どこに進もうとしているのでしょうね。



2018年10月14日日曜日

Thai Oxtail Soupを作りました

子供の頃、伯父さんが、築地市場にいって、缶詰のカンガルーテールスープを買ってきて、うまいから食べてみろと言ってくれたのですが、小心ものの田舎育ちで、なんか、気持ちが悪くて、断っちゃいました。

鳥肌を見て怯えて、鶏肉も食べられないし、内臓類もダメ、川魚もダメなんですが、なぜか、オックステールスープは、大丈夫ですし、美味しいと思います。

タイだけに限らないようで、東南アジアのイスラム教徒にとっては、かなり日常的に食べる料理のようです。

私は、タイのイスラム教徒の作るところを見て、見よう見まねで作っているだけですが、自分なりにアレンジするから、美味しく出来ます。

タイのスーパーでも、売っているところと売っていないところがありますが、牛の尻尾をぶつ切りにしたものを買ってきます。

牛肉には、臭みもあるので、料理する前に熱湯で洗った方がいいという人もいます。

ニンニクとかパクチーの根っことか粒胡椒とかは、ティーバッグに詰めて水を入れた鍋の中に入れておきます。それで、オックステールと小さなレッドオニオンとタイのセロリ(クンチャイ)をぶつ切りにしてじっくり煮ます。

アクを取りながら、スープが白濁してくるまで煮て、皮をむいて切ったトマトを加えて、さらに煮込みます。

本当は、ナンプラーとライムとプリックヌーで味を調えるのですが、そのあたりは、好みもあるし、煮込むと苦みもでるので、別に用意して、食べるときに適当に入れるスタイルがいいです。

人参やジャガイモも別に茹でておいて、好みで入れます。

煮込み終わりました。
オックステールだけを取り出して
 パクチーとクンチャイ
ライムとプリックヌー
オックステールスープのできあがり


2018年10月13日土曜日

夢のタイ移住?

明治初期から第二次世界大戦終結までの時期に中国大陸・ユーラシア大陸・シベリア・東南アジアを中心とした地域に居住・放浪して一旗揚げようとか、政治活動をしていた、大陸浪人たちがいたそうです。

「狭い日本にゃ住み飽きた」と満州に渡った若者たちも多かったそうです。

日本は、島国ですし、村社会ですから、海を渡ってみたいという若者は、いつの時代にも登場します。

戦後は、米国やヨーロッパを放浪する若者たちが多かったですが、東南アジアも一部の若者たちには人気でした。

なんといっても物価が安かったし、自由な雰囲気もありました。

日本とタイとの関係は、山田長政の時代から続いていて、400年以上の歴史があるという人もいます。

東南アジアの各国には、日本人町の跡もあるし、日本人墓地もあれば、日本食堂もあります。

1970年代からは、飛行機での移動が一般化して、その前の船旅の時代からは想像できないくらい手軽に海外に行けるようになりました。

手軽になると、いろいろな人たちが海外に行くので、農協さんとか、買春ツアーとか、海外から顰蹙を買った時代もありました。

言葉も出来ないし、度胸もないのに、海外に出ていく人もいて、いろいろな問題を起こします。

1980年代からは、東南アジアも、急激に近代化して、いろいろなものが変わり始めて、古き良き時代は、徐々に消えてしまったわけです。

21世紀の東南アジアは、一部の国や田舎を除けば、もう日本と変わらないですし、日本の地方都市よりも近代化している都市もあるくらいです。

物価も上がっているし、人びとの生活も考え方も変わってきています。

そんななか、年金で素晴らしい海外生活とか、宣伝する業者とか本もあって、高齢者たちも多くなっています。

高齢者ばかりではなくて、若者の中にも、日本よりも楽しそうだと、移住する人たちがいます。

そんな人の話題のコラムを読みました。

どこで暮らしても、同じだと思いますが、どんな暮らしをするかで、必要なお金はかなり違ってきます。特に、貧富の差が激しい国では、まさにピンキリです。

大企業の駐在員家族とか、一部の個人業で成功している人たちは、本当に高級なマンションに住んで、運転手やお手伝いさんを雇って、優雅に暮らしていますが、そんな人たちばかりでもありません。

それに、駐在員は、期限が来れば転勤ですし、個人事業は、浮き沈みもあるわけです。

ですから、いい時には、自慢をする人たちもいるわけですが、そういった人たちの暮らしに憧れると、現実は、厳しいと泣くことになる場合も多いわけです。

外国人には、住むところが、大きな問題で、安いところに我慢できないと、日本とそんなに変わりません。食べるものでも、日本食や一流の店は高いです。

昔に比べて、滞在ビザも、いろいろとうるさくなっていて、規則通りでないと、トラブルに巻き込まれます。

タイの場合には、仕事をするには、仕事をしてもいいビザだけでなく、労働許可証も別に必要です。

どこの国でも、お金持ちや高度な学識や技術を持った外国人に来てもらいたいけど、お金がない人やトラブルを起こすような人たちには来て欲しくないわけです。

タイは、暮らしている日本人も多いですし、なかなか新しい人にチャンスもないですから、ミャンマーとかカンボジアとかベトナムに行く人も多かったようですが、どこに行っても、今は、あんまり変わらないようです。

シンガポールやマレーシアでも、徐々に、いろいろな規則が厳しくなっているそうです。

考え方や生き方は、人それぞれですが、今の時代、日本国内で、住みやすい場所を探した方が、楽しいような気もしますが、隣の芝生が青く見えるだけなのかな?


2018年10月11日木曜日

偽装について考える

今や、パソコンでもスマホでも、わからないところで、ユーザーの情報を集めています。

一番わかりやすいのが位置情報で、スマホでは、今どこにいるのかが地図上で示されます。最近では、ご主人や奥さんのスマホに専用アプリを入れて、居場所を追跡する人もいるそうです。

そうすると、位置情報を誤魔化す方法はないかと考える人がでてきます。

探せば、そういったアプリもでてきます。「必要は発明の母」ですね。

実生活でも、独身と誤魔化す人、お金持ちの振りをする人、いろいろな偽装があります。カツラも偽装ですよね。

美容整形なんかも、ある意味偽装でしょうし、お化粧も偽装、シークレットブーツも偽装です。

恐ろしいのは、耐震設計偽装など、命にかかわる偽装ですよね。

日本国内ですと、問題なく見る事の出来る映像でも、海外だと見る事が出来ないことが多いです。たとえば、Tverなどがそうですが、海外では見られません。

そうすると、なんとかして見る方法はないかと考える人がでてきます。

日本国内にいると偽装すればいいのではないかと、VPNアプリを使うと、あら不思議、海外からもTverを見る事が出来ちゃいます。ダメな場合もありますが、まあ、出来たら儲けものの世界です。

写真やビデオでも、最近は、位置情報や撮影の日時、使用カメラとか、カメラの設定とかの情報が、デジタル写真や映像には含まれています。

調べようと思えば、どこで撮った写真かわかりますが、それを偽装することも当然可能です。

最近は、写真やビデオのアプリで、顔を加工するものもありますが、あれも、ある意味、偽装ですね。目を大きくしたり、ウエストを細くしたりも出来ますからね。

声なんかは、昔から、オモチャでも、ボイスチェンジャーがあって、高音にしたり低音にしたり、早口だったり出来ますが、もちろんアプリもあります。

他人に見られたら困っちゃう秘密の写真を例えば他の写真にするとか、文書ファイルにするとか、そういった偽装をするアプリもあります。

世の中、イタチごっこですから、何か新しいモノが出来たら、それを破ろうとする人も必ず出てきます。

指紋認証でも、指紋の偽装があるそうですし、顔認証でも偽装はあるでしょう。

アプリとは関係ないですが、最近は、遺伝子を調べることでも、いろいろなことがわかります。遺伝子情報を偽装する装置も出来るかもしれませんね。

以前、有名歌手の尿検査で、他人の尿を提出した話もありましたが、あれも偽装でした。

正直者が馬鹿を見るような世の中ではいけませんよね。



パソコンユーザーとスマホユーザー

私のようなパソコンユーザーは、何かわからないことや知らないことがあると、Googleなどを使って検索をします。

どんなサイトを見ているのか、どんなものに興味があるか、パソコンユーザーの興味を持っていることは、検索する事柄や見ているサイトでわかるから、そこからデータを集めて、興味ありそうな広告を表示させるビジネスモデルが成り立っているわけです。

ところが、パソコンを使わない人たちも増えていて、スマホだけの人たちは、わざわざブラウザーなどを立ち上げて、物事を検索することはしないのだそうです。

自分が興味があることだけ、YouTubeで動画を見て、FacebookやTwitterやInstagramやSnapchatなどで友人たちとつながります。

通信速度の向上で、動画が写真以上に注目されてきていて、BuzzVideoやTikTokで遊ぶ人も増えているわけです。

スマホのアプリで、何を見て、何を発信しているかを集めれば、やはり、何に興味を持っているのかがわかります。

そこで、そのアプリに、その人が興味を持っている広告を入れるというビジネスモデルが注目されているようです。

もちろん、広告だけでなく、集めたビックデータは、いろいろな方面に利用できます。

とにかく、人びとが興味を持ちそうなアプリを開発して、それを宣伝して使ってもらい、データを集めます。

LINEなんか、大成功ですね。韓国系の会社ですから、韓国がデータをいろいろと利用できます。

ソフトバンクの孫さんは、最初の頃は、中国系ですとか言っていたけど、今は、韓国系だと認めています。すでに日本に帰化しているそうです。

同じようにLINEも最初は、日本だけでなく、海外でも日本のアプリと言って売り出していました。

SAMSUNGのスマホも、SAMSUNG Galaxyで売りだしても、売れなかったので、GalaxyだけにしてSAMSUNGを出さないで売り出して、日本でも売れはじめたようです。

日本は、こういった部門が苦手なのか、あんまり成功していませんね。

とにかく、パソコンで、漢字を忘れるとか言われていましたが、今や、スマホの時代で、これからは、音声認識や画像認識も精度を増し、写真の中から情報を抜き出す技術や、動画の中にある音声が映像を分析してデータを集めることも始まっているようです。

そして、どんどん、向こうから、操作された情報や広告がやってくる時代になり、与えられるものに満足し、何を信じたらいいのかわからなくなるかもしれませんね。

経済活動だけでなく、最近では、政治にもいろいろと利用されはじめて来ています。

個人が、ライブビデオを発信したり、もっと手軽にビデオメッセージを発信する個人放送局アプリも出来てくるでしょう。

そこに仮想通貨などがからめば、個人が手軽に出来るビジネスも生まれます。やばいのは、若い女性が個人でやるエロ動画サービスかも。エロは、経済を活性化させ、新しい技術を生み出します。

日本人は正直な人たちがほとんどですから、データを集める側としては便利ですし、価値があります。

もしも、みんなが、デタラメの名前やいい加減な趣味など、データを乱すようなことをはじめたら、せっかくのビックデータもゴミとなる可能性はありそうですが、そんなことを大きな集団ですることは不可能でしょうね。



2018年10月8日月曜日

AI・ロボットに仕事を奪われる?

NHK マネー・ワールド ~資本主義の未来~
第2集 仕事がなくなる!?

ソフトバンクの孫さんと国立情報学研究所社会共有知研究センター長・教授新井紀子さんが、これからやってくるといわれる、AI・ロボットに仕事を奪われる時代について語っていました。

新井紀子さんの声が、独特で、ファンになっちゃいました。

AI・ロボットにも得意な分野と不得手な分野があるから、すべての仕事が奪われるわけもなく、また、新しい仕事も生まれるでしょうから、今やっている仕事がなくなっても、次の仕事に向かえる準備は必要でしょうね。

広いところとかですと、AI・ロボットも活躍できますが、狭いところは苦手でしょうね。それにコストの問題もあるから、高いロボットを使ったら割りに合わない仕事もあると思います。

AI・ロボットも電気などのエネルギーがないと、動きませんし、通信事情が悪いと、混乱が起きる場合もあるでしょうね。

それに悪い人は、ウィルスを感染させたりするかも。

番組でも、少し取り上げていましたが、資本主義経済は、どんどん作ってどんどん売ることで、回っているわけですから、売ろうと思っても、消費者がいないと売れません。

AI・ロボットの導入で、効率のいい仕事が出来ても、その影響で失業者が増えたら、その人たちに購買力は無く、結局、ものは売れません。

仕事を奪われたら、ベーシックインカムで、生活費を補填するというアイディアもあるようですが、財源が問題になります。

AI・ロボットの導入で利益を得る法人税の増税やAI・ロボット税の導入、富めるひとたちに、お金を出してもらうなど、新井紀子さんが、孫さんに直球の質問をしていました。

欧米でも日本でも、大金持ちは、慈善活動とか寄付とかやっているわけですし、芸術家のパトロンなんかにもなっていますよね。

成金だと、格闘家のタニマチになったり、高級外車を何台も所有したり、自分の富を見せびらかそうとしたりしますが、お里が知れるとか、馬鹿にされてしまいます。

極論ですが、儲けすぎているから金持ちになっているわけで、もしも適正価格で商売をしたら、そんなに儲かるはずもないわけです。儲けた分は、還元しないとね。

孫さんなんかは、成金ですから、金儲けのことしか頭にないのかも。戦後の日本の大金持ちのほとんどが、成金ですけど、人格者もいるはずです。




2018年10月7日日曜日

海外旅行の話

私の場合には、生まれて初めて日本を出たのは、船旅でしたが、一般的には、飛行機ですよね。

飛行機に乗る前には、チェックインがあって、パスポートチェックがあり、目的地でも、パスポートチェックと荷物検査があります。

ヨーロッパなんかですと鉄道や車で国境を越えることもあるわけで、その際にも、パスポートや荷物を調べられることもあります。

調べられないこともあるわけで、北欧なんかは、ほとんどノーチェックでした。

自分で言ったらおしまいですが、どちらかといえば、人相がいい方で、空港などで、調べられることはほとんどないのですが、一度、スイスのチューリッヒから鉄道でフランスにパリに行ったとき、フランスの国境で、別室に連れて行かれて、荷物を調べられました。

あの時は、全くのひとり旅でしたし、フランス語は、全く出来ないですし、かなり緊張しました。

もちろん、アヤシイものは持っていないですし、やましいことをしているわけでもないから、すぐに自由になりましたが、めったに出来ない経験でした。

タイは、何十回も出入りしていますが、簡単な荷物チェック以外は、問題なしです。

1970年代の東南アジアといえば、巷の噂として、空港では、パスポートに5ドル紙幣をはさんでおかないと入国させてもらえないなどといわれるほどでした。

インドネシアとかフィリピンとかほどではないけど、タイでも、現金を請求されたと言っている人がいたとか。

先日来、タイの空港で、係員から暴力を振るわれたとSNSでその時の映像を拡散させた中国人が話題になっています。

話では、中国人は、タイのビザが必要なんだそうで、その男は、タイのビザを持っておらず、入国時に空港で到着時の入国ビザを申請するつもりあったそうです。

それで、入国時のビザ代2000バーツを支払って、手続きが終わったら、あと300バーツを請求されたそうで、それは、係官が便宜を払って、Fast Trackという待ち時間なしでビザをもらえる特別サービスの料金だったそうで、その領収書を出せ、出さないでもめたそうです。

タイには、いろいろな事情もあって、係官にも影のビジネスがあるんですよね。そうした、今まで出来ていたことが、SNSの普及などもあって、だんだんとやりにくくなっているのが現状です。

本当は、待ちたくない人も得るモノはあるわけですし、win-winのビジネスだと思うのですが、賄賂だといえば賄賂でもあるわけで、難しいですね。

タイの魅力のひとつは、灰色が存在することでしたけど、もう、白か黒かの時代のようです。

私の経験でも、以前、知り合いの知り合いの軍人さんから、シンガポールに行くんだったら、向こうのこれこれという店で、無線機を買ってきてくれないかと頼まれました。

タイでは、無線機は、禁制品ですから、それは、空港で捕まっちゃうから出来ないと断ったら、いや、空港の仲間で迎えに行くから大丈夫といわれ、心配でしたが、頼まれたものを買って、バンコクの空港に戻ったら、なんと、イミグレーションの手前で、その軍人さんが待っていてくれ、イミグレーションとは別の部屋に案内されて、そこで、入国スタン部をパスポートに押され、荷物検査もなく、サッサと空港から出られました。

そういったことは、昔からあるようで、ついこの間も、ある税関の担当官の親戚の女性が、大好きな韓流スターに会いたいと、税関員の制服を着て、空港内に入り込み、普通なら許されない、飛行機の蛇腹まで行って、韓流スタートのツーショット写真を撮ったまではよかったのですが、ちょっとぬけた女性だったようで、その写真を自慢げにSNSにアップして、悪事がばれました。

その結果、制服を貸して中に案内した人は、すぐに停職で左遷でした。黙っていられない人もいます。

世界中どこにもVIP待遇というのはあって、特別なサービスを得ることが出来ます。

VIPではない人がそうしたサービスを受けると、時としては、問題になります。

バンコクでも、一時、FastTrackクーポンを売っている人がいました。イミグレーションで1時間とか待つことなく、特別なサービスとうたっていましたが、どうなったかな?


バンコクの秋葉原 バンモー

一番はじめにバンモーにいったのは、確か、タイのケーブルテレビをこっそり見るためのチューナーがあると聞いて、探しに行った時だったかな?

いや、アレは、クロントムで偶然見つけたんだったかな?

タモリ倶楽部でやっていた「塩ビ管スピーカー」を見て、これなら自作できそうだと、スピーカーを求めて行ったこともありました。

かれこれ10年くらい前のことでしょうか。

それから、自作の電気工作に凝ったときには、何度も通いました。ナパポーンという大きなお店が有名でしたが、小さな店や屋台も楽しい通りでした。

電気の知識は全くといっていいほどないのに、抵抗とかコンデンサーとかダイオードとかトランジスタとか買ってみたり、ラジカセのベルトを探したり、工具もいろいろと揃えました。

ギターアンプとか簡単なエフェクトとか、挑戦してみましたが、たいしたものは出来ませんでした。

エアコンや洗濯機のパーツなんかを売っている店もあるし、いろいろな種類のアダプターを売っていたり、電気に興味があれば楽しいです。

タイの人たちが大好きな大音響の車に乗せるアンプやスピーカーとか、コードやジャック類も多いです。

メインの通りから、小道に入るのが、ドキドキして楽しいです。

確か、バンモープラザという小さいビルがあって、そこには、たくさんの店が入っていました。

メイン通りには、エロDVD売りとか、アダルトグッズなんかを売る屋台もありました。


そして、通りを抜けて、もっと狭い小道に入っていき、それを抜けたところには、屋台の電化製品修理屋さんが並んでいます。

屋外で、DVDプレイヤーとか扇風機とか、テレビとかを修理しています。

その先に、有名なナパポーンという大きな店があって、電化製品やパーツを売っています。


在りし日のサパーンレック

バンコクで電脳街といえば、パンティッププラザでしたが、パソコンブームの前には、ゲームブームがあって、そのゲームに関しても、パンティッププラザは有名でした。

どちらかといえば、ゲームから、パソコンゲームへと進んでいったとも言えるかもしれません。

東南アジアでゲームソフトとかパソコンソフトといえば、海賊版ですが、海賊版のゲームといえば、マーブンクローンセンター (MBK)であり、中華街のハズレ、ワンブラパーの交差点近くにあるどぶ川の上にあったサパーンレック市場でしょう。

場所的には、中華街とインド人街の境目という感じです。

プレイステーションなどのゲーム機では、海賊版コピーゲームソフトを読むこむことが出来ないから、ゲーム機を改造してもらうわけで、その改造が出来ることで有名なのがサパーンレック市場でした。

もちろん海賊版のゲームソフトを売る店も多かったし。他にも、カメラとかフィギュアとかモデルガンなどのショップが、所狭しと並んでいて、中は、まさに迷路でした。

タイの魅力のひとつは、アヤシげな裏通りを歩くことですが、そういった意味で、中華街やインド人街は、楽しいです。

体力があれば、バンコク中央駅から、中華街を通って、ワンブラパーの交差点を直進して、The Old Siamのビルを通り抜け、タイの秋葉原ともいわれる、バンモーを楽しみ、さらに、運河沿いから、国防省裏あたりの路上にゴザをひいてワケのわからないものを売っている人たちを見て、王宮前広場から、タマサート大学近くまで、とにかく、楽しい発見があります。

今回は、まだサパーンレック市場が撤去される前の3年前に撮った映像を紹介します。

最初に写るのが、サパーンレック市場から移転した店が入っているメガプラザです。

古いフィルムカメラとか、日本のフィギュアとか、一時流行ったカードとか、いろいろな店が入っていますが、インド人街に近いこともあって、布を売っている店も多いです。

こういったショッピングモールの中には、必ずといっていいほど、フードコートがあって、散歩の途中に冷房の効いたところで屋台メシなどを楽しむことが出来ます。

ワンブラパーの交差点の歩道橋を下りたところから、すでにサパーンレック市場は、始まっている感じでした。

サパーンレック市場から、少しいったところにあった、ギターなどの楽器を扱う一角も、すでに立ち退いていて、楽しそうな場所が減っています。

一時は泥棒市場ともいわれていたクロントムも歩道上の売店は立ち退いています。残るは、クロントムセンターくらいか。

サンペーンアレイは、アクセサリーやオモチャなど、興味ある人には楽しい小道です。


2018年10月6日土曜日

国慶節と海外旅行

国慶節は、中華人民共和国では10月1日を国慶節、中華民国では10月10日を国慶日と定めているそうです。

中華人民共和国では、1949年10月1日に天安門広場にて中華人民共和国の建国式典が行われ、毛沢東により中華人民共和国の成立が宣言されたことにちなむそうです。

一方、中華民国(台湾)においては、辛亥革命の発端となった1911年10月10日の武昌蜂起を記念して毎年10月10日を祝日としているのだそうです。

とにかく、国慶節は、中国において、秋の旅行シーズンで、800万が海外旅行に出かけるといわれています。スケールが違いますね。

今までは、東南アジアのタイが一番人気でしたが、今年は、タイのプーケットで、中国人観光客を乗せた大型フェリーが沈没し、その時の対応が中国から批判されたり、つい先日も、バンコクの空港で、中国人観光客が、タイの空港係員から暴力を振るわれたとか、SNSで拡散されて、大きな問題になったそうで、一挙にタイの人気が下がっています。

中国人観光客にもいろいろと問題はあるわけで、世界中で話題になっていますが、なんといっても爆買いの中国人観光客に来て欲しいと思っている国が多いわけです。

タイに代わって、中国人の人気ナンバーワンになったのが日本だそうです。

政治の世界では、いろいろとあっても、中国人の多くは、日本が好きなようです。金持ちほど、日本製品が大好きだそうです。

日本文化の起源は、多くが中国ですし、日本人にも中国が好きな人は多いです。

中国人が、毛沢東の文化大革命で、中国の大切な書物や国宝が焼かれたり、壊され、そうしたものは、今や日本にしかないともいわれていて、中国のお金持ちは、中国の骨董品なども買い漁っているそうです。

中国の漢字も、今は、見る影もないですよね。

日本の得意ワザは、海外のいいものをどんどん取り入れ、それをもっといいものに育て上げる能力です。

いまだ中国には行ったことがないですが、中国の田舎に行けるのなら、行ってみたい気はします。

タイの田舎は、すっかり変わってしまって、もう、田舎らしさを残すところは少ないようです。


宗教と騒音問題

このところ、タイで話題になっているのが、高層マンションに住む住人が、近くのお寺が打つ鐘の音がうるさいという苦情をお寺や役所に出した出したそうです。

このお寺では、早朝の4時ごろ、僧侶に、朝のお勤めの時間ですよと鐘の音で知らせ、その30分ほど後には、そろそろ托鉢に僧侶がでますよと近所に知らせているのだそうで、300年の歴史を持つ、そのお寺の伝統だそうです。

他のお寺でも、やっているところは多いそうです。

マンションの住民や近所に住む人たちに聞いてみたところ、マンションの窓を閉めていれば、ほとんど音は聞こえないし、近所の人たちは、生まれたときから、お寺の鐘が鳴るものだと思っているので、別に問題はないとのことでした。

中には、お寺は、マンションが建つよりもずっと前からここにあるし、マンションを建てるときに、建設の騒音や資材の搬入などで、近所が被った迷惑の方がずっと大きいといったり、マンションを購入する時、入居するときに、管理側が、お寺のことを説明すべきだという話もあります。

一応苦情を受けて、お寺に、もう少し、静かに音を鳴らしてはくれませんかとお願いをして、音は以前に比べ静かになったそうですが、今度は、お寺の檀家や世話人が、苦情をいったのは誰だと、反撃にでているそうです。

いろいろと調べた結果、マンションの管理側は、そのような苦情はしていないということで、苦情を出したのは、1人の女性だそうです。

もっと調べると、その女性は、自分が住んでいるのではなくて、外国人に貸しているんだそうで、その外国人からの苦情なんだそうです。

ここからが、タイらしいのですが、その部屋を借りている外国人に出入国管理局の係官が、ビザはどうなっているのかとか、労働許可証は持っているのかとか、不正な送金や蓄財はないかとか、調査しているそうです。

仏教は、タイ人にとって、不可侵な領域で、外国人が、迂闊に批判したり、苦情をいったりすると、タイ人から逆襲を喰らうこともあります。

タイには、約3万の寺院があるといわれており、僧侶も約30万人といわれていますが、最近は、僧侶の数が、一時より10万人近く減ってきていて、廃寺になるお寺も増えているそうです。

お寺の重要な役割として、亡くなった人の火葬を行う施設がお寺の敷地内にあります。

この火葬場からでる煙や灰も、バンコクでは、問題になっています。

火葬場の近くのマンションなどでは、ベランダや窓に、灰がたまるそうで、人によっては、非常に気にする人もいます。

あと、タイには、イスラム教徒もいて、イスラム教のモスクでは、お祈りの時間になると、「アッラーフ・アクバル」の四度の繰り返しから始まるアザーン大きな声が鳴り響きます。

こちらも、イスラム教徒以外や、以前からモスクの近くに住んだことのない人にとっては、びっくりでしょう。

1日5回あるお祈り時間のうち1回目のお祈りは、早朝の4時半だそうです。

キリスト教でも、教会の鐘を鳴らします。

まあ、どこの国にも、生活騒音問題はありますよね。


2018年10月2日火曜日

地図を読む

wikiにある東南アジアの地図を見ていると、西から東への海路は、必ずマラッカ海峡を通って、シンガポールを経由していることがわかります。

マラッカ海峡を通過する船は、年間9万隻にも上っているのだそうで、特に、中東から東アジアへの石油輸送ルートとして重要です。

最近問題になっているのは、海上の渋滞だそうです。それに、海賊も出るそうです。

海賊とかテロリストとか、とんでもない存在ですが、歴史が動くときとか、混乱が起きるとき、どこかの国の利害で起きることもあります。

いつも、思い出すのは、チャップリンの映画で、窓ガラス職人の父を助けるために、街中の窓ガラスを割って回る少年の話です。

話し合いで追い詰められると叫び出したり暴れたりするとかも、ある意味テロじゃないかと思います。

船が安全に航行するだけでは、保険は、そんなに売れませんが、海賊の被害が出たら、海賊被害に対しての保険が売れます。妄想ですけどね。

マレー半島の付け根部分がくびれているから、そこに運河を通したら、マラッカ海峡を通らないで、船は、1200キロの短縮が出来ると、古くからわかっていました。

でも、そんなことになると、シンガポールの存在価値がなくなってしまうので、イギリスは、タイと、あのあたりに運河は通しませんという条約を結んだ時期もありました。

最も狭い部分はわずか44km幅しかないのに、建設は、なかなか難しいようで、一時は、核爆弾を使う計画まであったそうです。

タイの南部には、イスラム過激派がいるんだそうで、よくわからない爆弾事件が定期的に起きていて、治安が悪いようです。見方によっては、あの辺に海外からの調査が入れないような妨害ではないかと疑ったりもしますよね。

今は、ミャンマーが話題で、クラ地峡よりももう少し北側にある、ミャンマー南部ダウェーに港と経済特区を作り、そこから、陸路タイからカンボジアを通って、ベトナムまで通じるアセアン南部回廊の計画が進んでいるそうです。

タイからカンボジア・ベトナムへは、すでに開通しているそうです。

ミャンマーからタイ、ラオスを通ってベトナムに通じるのが東西経済回廊です。

どちらも、日本にとっては、大きなメリットがありますが、ミャンマーでは、環境破壊に反対する人たちがでてきて、計画が進まなかったりするようです。

環境破壊反対というのも人権問題に並ぶ「錦の御旗」で、そうした反対に対しては、強行しにくいわけです。

最近話題になる、ミャンマーのロヒンギャ問題も、実は、マラッカ海峡を通りたくない中国の「一帯一路」政策に関係があるのではないかといわれています。

ミャンマーとバングラデシュの国境付近に住むロヒンギャといわれるベンガル人たちとミャンマー人たちの間で、混乱が起きているわけですが、その裏には、中国によるラカイン州チャオピューで計画されている深海港の開発やそこから、中国の雲南省昆明につながるパイプラインや道路建設に関係があるのではないかともいわれています。

歴史的には、ベンガル人をミャンマーに連れてきたのはイギリスなんですよね。

マラッカ海峡を通らないですむ計画を立てると、その計画がある地域で問題が起きるわけです。そして、海賊が減ります。

あくまでも個人の妄想で、地図を読んでいるんですけどね。


台風の話

地震・雷・火事・親父と昔は言ったけど、現代は、地震の次に恐ろしいのは、台風でしょうね。本当は、地震(津波)以上に恐ろしいのが、原発事故とか核兵器でしょうけど。

オヤジは、怖くなくなって母親の方が、子供や旦那には怖いかも。

日本は、地震や台風と一緒に活きていかなければならない運命の国です。

地球が生きているから、地表のプレートが動き続け、複数のプレートの境界線上に位置する日本には、地震がよく起きます。

台風も、日本には毎年やってきます。

赤道の北側で発生した台風が、どうして発達しながら北上して、日本に上陸するのかは、以外と理由もわからないまま、当たり前だと思っている人が多いと思います。

海水が太陽に温められて、水蒸気が上昇して雨雲になるのはわかりますが、どうして発達するのかとなると、詳しい人に説明してもらった方が早いです。

まあ、早い話、低気圧の循環というか、低気圧が低気圧を呼び込みながら成長していくようです。

そして、地球上には、基本的な風の流れがあって、貿易風とか偏西風とか偏東風が吹いています。

この辺のことも彼の説明はわかりやすいです。

今回の台風25号のコースについては、このまま行くと、朝鮮半島に向かって進み、大きな被害を出した24号のようには日本列島の方には曲がってこない可能性が強いといわれています。

なぜかというと、日本列島の南にある太平洋(小笠原)高気圧が張り出していて、台風の日本列島方面への進路を阻んでいるから、東に曲がらないそうです。

ここ高気圧が弱まっていると、太平洋(小笠原)高気圧の縁にそって北東に進むので、日本列島に上陸するようです。

そうなってくると、大型台風が来る可能性があるときには、太平洋(小笠原)高気圧に刺激を与えて、発達してもらう方法を考えるべきですよね。

もう一つは、中国大陸から張り出すチベット高気圧で、こちらと太平洋(小笠原)高気圧の狭間を台風が進むようです。

人工的に低気圧や高気圧をコントロールできたらいいのですが、日本の都合で、コースを変えて、他の国に被害が出たら、国際問題でしょうね。

一番いいのは、日本列島から離れた南の海上を北上するのが一番被害を受けるところが少ないでしょう。

といっても、気象は台風だけではなく、雨や風も全くないのも困ります。

妄想なんですが、福島の原発事故以来、東海以北に台風が多くなっているのは、海や陸の汚れを洗い流してくれているのかもしれません。


2018年10月1日月曜日

自転車について

大阪府警富田林署から逃げた樋田淳也容疑者が、やっと逮捕されましたが、自転車での移動が話題になっています。

若者を中心に、自転車で日本一周とか、中には世界一周とかしている人たちもいるわけですが、すごいなあと思う人がほとんどだと思います。

自転車というのは、いろいろと種類があって、目的に適した自転車があります。競技用以外では、大きく分けるとこんな感じかと思います。

1 ロードバイク  高速で走るタイプで車体は軽くタイヤは細い

2 マウンテンバイク 悪路や山道などに強いタイプで車体ががっしりしてタイヤも太い

3 クロスバイク シティーバイクとも呼ばれる、街乗りに適したスポーツ自転車

4 ピストバイク 一時問題になったブレーキもギアもない自転車

5 ミニベロ 車輪径が小さい自転車

6 ママチャリ

7 折りたたみ自転車

8 電動アシスト自転車

自転車に興味を持つと、マウンテンバイクの頑丈さやロードバイクのスピードに憧れますが、どちらも、ちょっと専門的すぎて、一部の人たち以外は、その中間がいいという感じになるのではないかと思います。

ロードバイクのタイヤの細さは、ちょっとした道路の割れ目とか小石で、転倒する怖さがあります。

マウンテンバイクは、車重も重いですし、脚力が無いと長距離は厳しく、まあまあオシャレで、手軽に通勤や通学に使うのならクロスバイクとなります。

樋田淳也容疑者が、逃走に使っていたのは、クロスバイクと言われています。ロードバイクとマウンテンバイクの中間というか、いいとこ取りをした自転車です。

少し改造すれば、前輪の両側と後輪の両側、そして、後ろの荷物台やハンドル前に荷物を載せることも出来ます。

テントから日用の必需品を載せます。

テレビ番組の「Youは何しにニッポンへ」に登場する日本一周をする外国人も、このタイプの自転車が多いです。

自転車で重要なのは、まず、変速ギアで、それがよくないと、長距離や坂道は大変です。ブレーキも、最近はディスクになってきています。

ギアも、ロードバイク用とマウンテンバイク用とでは、全く違います。

日本は、雨が多いから、雨具が必要ですし、ヘルメットやサングラス、そして、自転車用の手袋やヘルメットも必要です。

長距離の移動ですと、お尻が痛くなるので、お尻を保護するジェル入りの下着もあった方が便利です。

全く自転車の知識のない人だとは思えない、樋田淳也容疑者です。

そして、万引きの様子とか、道の駅での従業員と話す様子からも、かなり、社交的というか、婦女暴行や窃盗のプロという感じですね。

自転車もマラソンと同じように、中毒というか、毎日乗っていると、乗らないと調子がよくなくなってきます。

普通に走れば、時速25キロくらいは誰にでも出るから、一日6時間ほど乗れば、150キロくらいの移動は、全く問題ないです。体力のある人なら、当然もっと距離を伸ばせます。

もちろん坂道や雨や強風では、スピードは落ちます。でも、乗り始めると、自転車は、かなり楽しいです。

男のロマンというか、放浪の旅に憧れる人はいると思います。今は、自動車で寝泊まりする人たちも多いそうですし、オートバイでのツーリングも中高年に多いそうですが、若者は、やっぱり自転車ではないかと思います。

 折りたたみ自転車ブロンプトン
 ジェルのクッション付きのパンツ
 オリジナル・クロスバイク
年代物の革のヘルメット


台風24号と台風25号

台風24号ですが、東海地方から関東は、大荒れだったようですね。

今回の台風も、かなりの強風台風だったようです。飛行機も陸上交通も乱れに乱れてしまったようです。

もう次の台風25号も24号と同じような進路で進んでいるそうですが、これからの進路に関しては、大きく2つに別れているようです。

出来れば、24号とは別のコースで、日本を避けて北上し続けて欲しいですよね。

インターネット上では、風の動きをリアルタイムで見る事の出来るサイトもあります。クリックしたまま上下左右に動かしたり、スロールすることで、位置を変えたり、拡大縮小が出来ます。

毎日見ていると、多少は、台風の進むコースがわかるかも。

強風だと、大木が倒れたり、車が横倒しになったり、看板や建物が壊れることもありますが、屋根の上のソーラパネルや温水器も危険なこともあるようです。

ものが飛んでくるから、外に出るのも危険ですし、電線が切れたりショートしての停電もあります。断水も困ります。

やっぱり、備えあれば憂いなしでしょうね。