2019年5月8日水曜日

有吉の真夜中の保健室

不定期にやっている深夜番組、「有吉の真夜中の保健室」ですが、なかなか人に聞けない女性の悩みについて、専門家を交えてまじめに語り合います。

今回は、「下の毛が濃い」、「おマタがかゆい」、「アソコのニオイ」、「若いのに、おもらししちゃう」なんて、刺激的な話題でした。

昔は、女性の体とか生理について、明るいところで語る人は少なかったし、まして、テレビなどでは、タブーだったと思います。

一番最初は、生理用品の「アンネ」の登場だったかも知れません。

最近では、女性のあそこに関する薬や洗剤の宣伝なども増えていて、どんどん、開けっぴろげになっているようです。

カラダについては、インターネットの普及で、もう誰もが女性のあそこがどうなっているかを知っているけど、繊細な生理に関しては、知らないことも多いはずです。

今や、男性も女性の生理をよく理解して、協力し合って生きていく時代です。

ただ、インターネットの普及で、画像とか映像をいっぱい見る事が出来る時代だからこその悩みもあります。

それは、AV女優やAV男優のあそこが、平均だと誤解したり、彼らのやっていることも、平均的な行為だとの誤解です。

AV女優など、美容整形もしているだろうし、豊胸とかあそこの整形などもしている人もいるわけです。インモウのお手入れもしているでしょう。

AV男優にも短小や包茎もいるでしょうけど、ほとんどは、平均以上のイチモツです。それに、完全に遅漏というか、一般の人の10倍以上の行為時間でしょう。

いろいろな形態があるとか、無修正の教育ビデオが必要ですね。

で、インモウの話題で、剛毛だとか、ボウボウとか、女性でインモウの悩みを持っている人が登場しました。

お手入れの方法とか、本人が思っているほど、男性は気にしないとか、好きな人もいるとか、気にしすぎないことや、お手入れの方法なども紹介していました。

女性だって、女性ホルモンだけでなく、男性ホルモンも分泌しているわけですし、ホルモンのバランスは、いろいろな原因で崩れやすいわけです。食事や睡眠やストレスにも関係するようです。

次は、お笑い芸人のアンゴラ村長が悩む「おマタがかゆい」についてでした。

男女を問わず、子供の頃から、あそこが痒くなることはあるわけで、親から、人前では掻いてはいけないと教えられるから我慢しますが、いろいろな原因で、我慢できない痒みもあるわけです。

アンゴラ村長の場合には、検査してもらった結果、乳酸菌の一種の菌が多くなっていて、それで痒みが出ているそうです。女性の膣には、あそこを守るために乳酸菌など善玉の細菌もいるわけですが、やはり、何かの原因でバランスが崩れると、いろいろと不都合な症状も出るそうです。

アンゴラ村長は、まわりに気づかれすにあそこを掻く方法を紹介していました。トートバッグで隠しながらとか、だぼだぼのズボンで足を交互にずらしながらと、やって見せていました。

あそこのニオイも、本人は気にするわけで、実際に周りに気付かれるニオイもあるけど、こちらも本人が気にするひどのにおいではないこともあるそうです。

AKBを卒業した指原莉乃が、スマホと連動してニオイを調べる器具を紹介していました。

あんまりひどければ、やっぱり検査でしょうね。

たった3か月で30kg以上も激増した女性の話題では、ストレスから食べている自覚のない「ながら食い」があるんだそうです。

痩せるのは大変ですが、太るのは簡単です。

中高年だけでなく、尿漏れに悩む若い女子が急増中なんだそうで、やっぱり、運動不足や座っている時間が長すぎることも原因のようです。

肛門やあそこを締める運動を毎日やれば、かなりカイゼンされるそうです。

それに尿取りパッドもどんどん改良されて、いいものが出ているそうです。

子供を産めば、あそこも緩むことがあるわけで、男性もしっかり理解して、女性に恥ずかしい思いをさせないように協力しないとね。


新しいタイの王室

今月4日にラマ10世の戴冠式も無事に執り行われ、ラマ10世から、王族たちの新しい称号が発表されました。

今までは、ラマ9世を中心にした呼び方でしたが、それをラマ10世を中心とした呼び名に変えたわけです。

ラマ9世の時代ですと、ラマ9世を中心に王妃と王子と王女たちが中心でしたが、ラマ10世の時代になり、中心は、ラマ10世と新しい王妃、そして、王子と2人の王女たちとなっています。

今まで慣れ親しんだ呼び名があるわけで、特に国民から敬愛されているシリントーン王女とチュラポーン王女、そして、ラマ10世の最初の王妃だったソムサワリー王女について、新しい呼び名(略称)を考慮しているそうです。

今回、ラマ10世のお姉さんの称号は、発表されませんでしたが、彼女の2人の娘さんへは、新しい称号が与えられたようです。

ラマ10世の王族は、シリキット王太后、スティダー王妃、息子の王子と2人の娘の王女、そして、シリントーン王女とチュラポーン王女、ソムサワリー王女、チュラポーン王女の2人の娘さん、そして、ウボンラット王女の2人の娘さんという感じのようです。

細かくは、1等王族とか2等王族とかあるようです。

3等王族というのもあって、ユーガラ一族の王族5名が指名されたようです。

ユーガラ一族の映画監督として有名なチャトリー殿下は、自己破産していたそうですが、3年たったので、復帰が認められたそうです。

映画作りは、当たれば大きい利益が出ますが、赤字になることも多く、王族は、細かなことは気にしない、どんぶり勘定らしいので、財政は厳しいようです。

それから、新しい戴冠記念日として5月4日を祝日にするかとか、母の日と変えるのかとか、新しい祝日に関しても、検討されているそうです。

今回の戴冠式が盛大に行われ、多くの人びとに祝福されている映像をテレビで見た国民の多くが、今までラマ9世に比べてラマ10世への関心が低かったとの指摘もあったのですが、ここに来て、ぐっと関心を高めているようです。

ラマ10世も、今回全国27の病院に設備を新しくする資金を提供したり、いろいろな慈善もやっているので、徐々に、国民から愛される国王になっていくのではないかと思います。

タクシン派など反王制の人たちは、相変わらず、いろいろなことを言っていますけどね。


タイの選挙について

3月24日に行われたタイの下院議員選挙ですが、昨日、小選挙区の当選議員が発表され、今日は、比例代表の当選議員の選出法について、選管の選出案が合法であると、憲法裁判所が決定しましたので、比例代表の方も、発表が間近だと思われます。

選管の選出方法ですと、反タクシン派に有利で、たぶん、プラユット現首相が、再び首相に指名される可能性が高いと思われます。

上院下院が出そろったら、新首相の指名と組閣が行われ、国王による証人が済めば、最初の国会が、来月の23日に開かれる予定のようです。

それまでに、まだ、選挙違反などに違反者の問題もあるでしょうし、すんなりと進むかどうかはわかりません。


2019年5月7日火曜日

NHK大河ドラマ「いだてん」について

NHK大河ドラマ「いだてん」の視聴率が、苦戦中だそうです。

原因はいろいろとあるでしょうけど、まあ、取り上げた人物が地味ですし、話の盛り上がりにも欠けるような気もします。

たけしの滑舌の悪さは、語り部としては最悪ですね。

演者たちは、素晴らしいと思います。特に、役所広司、杉本哲太、寺島しのぶ、中村獅童、大竹しのぶなど、さすがだと思います。

ストックホルムオリンピックが終わって、東海道の駅伝も終わり、だんだんと、物語も現代に近付いていくわけで、これからに期待ですね。

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」でも、遠州地方の話でしたが、「いだてん」でも、ストックホルムオリンピック以降、浜松が登場しています。

1964年の東京オリンピック誘致のために奔走した田畑政治の故郷として、描かれているわけですが、この人知りませんでした。

ドラマの中で、浜名湖での遠泳の話題などもでてきましたが、あの伝統は、私の時代でも受け継がれていて、あの飛び込み台とか、あの帽子とか、6尺フンドシとか、懐かしかったです。

今でも続いているのかなあ?

私は、物心付く頃に、いとこたちに海に放り投げられて、溺れそうになってから、水が怖くて、泳げませんでしたが、中学3年の時に、教師から、泳げないヤツには、内申書を書いてやらないと脅され、夏休みに必死になって市民プールに毎日通い、ついに泳げるようになっていました。

ですから、当時の遠泳、確か2キロだったと記憶しますが、なんとか泳げました。

古式泳法も習いました。今でも横泳ぎが一番楽です。

遠州地方は、昔から水泳の盛んなところで、「フジヤマのトビウオ」古橋廣之進さんも出ています。

寄席として出ていた「勝鬨亭」も知らなかったけど、実際にあったようです。どこにあったのか、興味あります。

これおもしろそうなので読んでみます。

戦後の浜松といえば、3Sの街浜松といわれ、オートレースのスピード、ストリップ、ステッキガールが有名だったそうです。中学の先生がそう言っていました。

ステッキガールというのは、今でいうところのエスコートガールとかコンパニオンのような職業で、昔の言葉なら酌婦でしょうか。

裏社会といえば、浜松事件ですね。在日朝鮮人とヤクザとの抗争事件で、市民がヤクザを応援したそうです。

台東会館事件とか長崎警察署襲撃事件とか新潟日報社襲撃事件とか阪神教育事件とか評定河原事件とか本郷事件など、戦後の事件にも興味があります。

浜松には、戦後、スリの学校まであったそうですが、検索しても、何も出てきませんでした。

NHKだから無理でしょうけど、そういった話題にも踏み込んでいったら、もう少し視聴率が上がるかもね。


2019年5月6日月曜日

シリワンナワーリー・ナリーラタナー王女

タイの王族には、素晴らしい才能を持った人たちや多趣味の人たちも多いのですが、個人的に、すごいなあと思うのは、やっぱりラマ4世です。

息子たちのためにイギリス人女性のアンナ・レオノーウェンズ(Mrs. Anna Leonowens)を家庭教師に招き入れ、子弟に西洋の教育をさせ、彼女が書いた小説「アンナとシャム王」が、ハリウッド映画などで有名な「王様と私」なんですが、それが、事実と異なり、タイ王室を軽蔑していると、タイでは、上映禁止です。

まあ、欧米人は、アジア人を見下す傾向があり、面白おかしく描写するから、彼らの書いたものがすべて正しいとは思えませんね。

そういったことも関係があるのか、タイでは、父親の引いた路線の上を歩んだラマ5世がものすごく人気があります。

ラマ5世は、タイの近代化に力を注いだだけでなく、奴隷制度を廃止したので、それも評価されていますし、子供たちを連れて、タイのいたるところを旅行し、子供たちには、地方の領主的な名前をつけています。

ラマ5世のお子さんには、ラマ8世とラマ9世の父親である、マヒドンアドゥンラデート(ソンクラーナカリン)王子がいらっしゃいますが、タイに近代的医療を導入した人物として知られ、「タイの医療の父」と呼ばれています。

アメリカの大学で医学博士の学位を取っています。そして、結婚をしたお相手が、看護師をしていた中国系の平民であった後にシーナカリン王太后になられる女性で、ラマ8世とラマ9世の母親です。

ラマ9世は、米国生まれで、スイス育ちですが、とにかく、多才多趣味で、スイス滞在中には、交通事故で片目を失って義眼なんですが、車の運転も好きですし、ヨットも東南アジア競技大会において優勝するほどの腕前でした。

音楽も得意でピアノからギターやサックスも演奏し、多くの曲を作曲しています。

他には、写真も趣味で、いつも写真機を首からかけていました。ラマ5世も写真好きで有名だったそうですが、ラマ5世の息子さんやお孫さんにも、写真好きや映画好きがいて、ユーガラ一族は、映画監督としても有名です。

ラマ10世は、オモチャコレクターとしても有名ですが、一番の趣味は、ジェット機の操縦だそうです。自分のボーイング737型機を操縦して、普段お住まいのドイツとタイとの間を行き来しているそうです。

今月突然王妃となられたスティダー王妃もパイロットの免許を取得するために訓練中だそうです。

で、今回注目しているのは、ラマ10世と2人目の王妃の間に生まれたシリワンナワーリー・ナリーラタナー王女で、彼女の母親と4人のお兄さんたちは、王籍を剥奪されて、米国で暮らしているそうですが、彼女だけは、シリントーン王女の助言もあって、王籍を持って成人しています。

王籍上は、最初の奥さんだったソームサワリー妃の娘で、パッチャラキッティヤーパー王女の妹として、とても仲良しのようで、今回の戴冠式などでも、笑い合ったりハグしたりして、とても陽気でした。

彼女は、タイの乗馬の代表選手でもあるし、バドミントンの代表選手でもあり、ファッションデザイナーでもあり、とにかく、明るいキャラで、いつもスマホを持って、王族にしか写せない写真をアップするので、彼女のフェースブックも人気です。

テレビに映ると、何かをしそうで、ハラハラしますし、個人的に、彼女のファンです。

彼女の母親は、有名な映画女優でした。

タイの王族に関しては、いろいろなタブーもあり、よけいなことは書けませんが、wikiなどを読むだけでも、いろいろなことがわかります。

最近、このポテチにはまっています。

2019年5月5日日曜日

老人の運転免許証問題

たけしのテレビタックルでもやっていましたが、老人による交通事故を減らすにはどうしたらいいのかという問題は、これから真剣に考える必要がありますね。

ブレーキとアクセルの踏み間違い問題や逆走問題は、大事故につながります。

こちらの映像は、実に興味深かった。


便利なものには落とし穴もあるわけですが、私の世代ですと、自動車学校で運転の練習をした車は、日産セドリックなどで、当時は、ハンドルの左側にシフトレバーの付いたタイプで、もちろん、クラッチを使うマニュアル車でした。

プリウスはなぜ事故が多い?操作方法と後方視界が原因?専門家の解説動画

このビデオでも指摘されていましたが、車のキーは、ハンドルの右側にある差し込み口にキーを差し込んでそれを回してエンジンをかけるタイプでした。

たぶん、私よりも上の世代の団塊の世代の多くが、そうした車で運転免許証をとり、実際に運転をしてきた人たちだと思います。

サイドブレーキの位置もいろいろとあります。

最近の車の中には、ボタンひとつで、エンジンを起動されるタイプもあるし、ビデオの車種では、シフトレバーも、今までの車とは違っているようで、確かに、なれないと、誤作動の可能性はあると思います。

それと、歳をとった場合、ボケるだけでなく、とっさの時の反射反応として、昔の記憶で行動することだってあるのではないかと思います。

個人差が大きいですが、反射神経というのは、本当に車の運転時に大切で、事故を回避できるかどうか、事故を誘発してしまうかどうかは、反射神経やとっさの判断にかかると思います。

老人には、自動化の進んだ便利な車ということが正解ではなくて、意外と、昔ながらの面倒な操作の車の方が安全かも。

そして、とにかく、老人の視野は、ただでさえ狭くなりがちですし、動体視力も落ちてくるので、車高が低くて、視界が狭く、スピードの出せる車は危険だと思います。

車がないと生活が不便ということですから、買い物や役所や病院に行くためには、老人でも車の運転が必要だと思うけど、長距離の移動や高速道路は禁止でもいいと思いますね。

電動キックボードのシェアサービスを日本にも--「Luup」が浜松市など5市町と連携

これなんか、老人が使ったら、車の運転よりも事故が多そうですが、いろいろなアイディアを出すことはいいことだと思います。


今日の王室儀式

今日は、朝からテレビ中継で、王族の儀式の様子をやっていました。

戴冠式を済ませ、正式にラマ10世となられ、今度は、王族の肩書きというか、称号を新しくする儀式をしました、

前から噂されていた女性が正式に4番目の王妃となったわけですが、その王妃と、他の王族との関係に注目して中継を見ました。

ラマ9世時代には、ラマ10世と同じように王位継承権を持つといわれた、ラマ10世の妹で、ラマ9世の秘書のように、いつも父親と一緒で、国民からも敬愛されているシリントーン王女にも、新しい称号が与えられました。

詳しいことは、専門家の解説が欲しいですが、マハーチャクリーという言葉があるので、チャクリー王朝の中の偉大な王女という感じかな?

ラマ10世から新しい称号をもらうときに王妃は、椅子から降りて、シリントーン王女に跪いてワイをしました。

王妃の方が上位だと思うのですが、やはり、国民から愛される王女に対しての遠慮なのか、とにかく礼儀なんでしょうね。

そして、ラマ9世の第3王のチュラポーン王女にも新しい称号が与えられましたが、王女は、健康に問題がおありのようでお付きの者が手を支えないと立てないご様子でしたが、それでも、タイの儀礼に従って、ラマ10の前では跪いていましたし、王妃も、跪いていました。

今日、驚いたのは、ラマ10世の最初の奥さんだったソームサワリー王女が、車椅子で、身体が不自由な状態であることが映し出されたことでした。

テレビニュースでも入院されたことは報道されていましたが、詳細はわかりませんでした。

シリキット王太合と同じようなご病気なのかも知れません。

彼女は、シリキット王太合の一族の出身で、ラマ9世やシリキット王妃からも愛されていたことから、正式にラマ10世と離婚後も、国王のお孫さんの母親的なかなり高い王族としての称号をお持ちでした。

二人目の王妃のお子さんも3人目の王妃のお子さんも、王族としての地位は、ソームサワリー王女のお子様という感じのようです。

彼女も、ラマ10世から新しい称号を与えられていました。

次に、ラマ10世の2人の娘さんたちと3番目の王妃との間に出来た息子さんが登場し、最後は、チュラポーン王女の2人の娘さんでした。

彼女たちの父親は、すでにチュラポーン王女とは離婚していますが、空軍のエリートで、ラマ10世の教官も務めたことがある方だそうです。

これだけの人たちが、現在のチャクリー王朝の王族たちということのようです。

ラマ9世の長女で、タクシン派から首相候補に担ぎ上げられてウボンラット王女の姿はありませんでした。

日本のメディアもタクシン派ヨイショの記事ばかり書かないで、庶民にはわからない重要な王族の話題を不敬罪を恐れず書いて欲しいですね。

私は、小心者ですし、ジャーナリストではないですし、専門家でも学者でもないから、不敬罪を怖がりますし、よけいな深入りは書かないようにします。

もしも、このブログで、月収100万円とか稼げる日が来たら、考えるかも。今は、広告収入が2年で10ドルにも満たないので、考えられるリスクは冒しません。

真実のためなら、裁判も牢獄も時には死さえも恐れないというのが、真の、プロのジャーナリストじゃないかと思うのですが、どうでしょうね。

はじめて政治に興味を持ち始めた中学生のように、民主主義とか平和とか人権とか、そんなことばかり書いているようでは、尊敬できませんね。


2019年5月4日土曜日

タイの王族

タイの現王朝は、チャクリー王朝(ラタナコシン王朝)で、ラマ1世が、1782年4月6日に興した王朝です。

タイの基礎を作ったのは、ラマ4世といわれていますが、ラマ2世の子供で王位継承権ではラマ3世よりも上にあったにもかかわらず、争いを避けるために僧侶となって、ラマ3世に王位を譲って、そのあとにラマ4世となっています。

僧侶時代に、タイの歴史や文学や天文学や仏教などを勉強し、その知識が、子供であるラマ5世の時に花開いています。

タイは、歴史的に、副王制度があり、王位継承に関しては、アユタヤ王朝などでは、王の息子よりも、王の弟が上位になっているようです。

アユタヤ時代に、日本からタイに来て活躍したといわれる山田長政なども、王位継承の権力闘争に巻き込まれたという説があり、日本人としては、王の息子が王位に就くのが当然と、王の弟勢力との争いに巻き込まれて暗殺されたとか追放されたという説もあります。

この副王制が、権力争いにつながると、ラマ5世の時代からは、指名されなくなっています。

でも、ラマ5世には、多くの夫人とお子さんがいらっしゃったので、そちらの序列もいろいろとあったようです。

序列の32番目がラマ6世で、96位がラマ7世です。この2人の母親は、ラマ4世の娘さんで、ラマ5世とは腹違いの妹だそうです。

他に注目すべきは、序列の89番のMahidol Adulyadej, Prince of Songkhlaで、ラマ8世とラマ9世の父親です。

それから、ラマ9世のお后だったシリキット王太后ですが、血統からいえば、序列12番目のKitiyakara Voralaksana, Prince of Chanthaburiのお孫さんに当たり、王族としての順位は、かなり上位なんだそうです。

ラマ10世の最初の奥さんが、この一家の出です。

王室のいろいろな行事になると、テレビに映る、有名な映画監督のチャトリー殿下は、序列44位のYugala Dighambara, Prince of Lopburiの一家です。

興味のある方は、こちらに英語ですが、資料があります。

タイ王室の家系図

ちなみに、wikiによると、タイの王位継承者は、

1位 ティパンコーンラッサミチョト 2005年4月29日 14歳 第7子(第1王子)

2位 パッチャラキッティヤパー 1978年12月7日 40歳 第1子(第1王女)

3位 シリワンナワーリーナリーラット ​1987年1月8日 32歳 第6子(第2王女)

4位 シリントーン​ 1955年4月2日 64歳 ラーマ9世​第3子

5位 チュラポーンワライラッグ​ 1957年7月4日 61歳 ラーマ9世第4子

テレビでは、一日中、ラマ10世戴冠式関連の番組です。

昨日のビッグニュースは、タクシン派からの首相候補になると大騒ぎだった、ラマ9世の長女のウボンラット王女とラマ10世がハグしている写真がテレビや新聞に出たことです。

タイで暮らす日本人としては、タイの平和と繁栄を祈るばかりです。


2019年5月3日金曜日

The Beatles - A Day In The Life

ビートルズには、いろいろな曲がありますが、A Day In The Lifeという曲は、いろいろな意味で素晴らしいと思います。


このビデオには、ビートルズメンバーの奥さんや恋人やミック・ジャガーやキース・リチャーズなどの姿も見えますし、ミックの彼女だったマリアンヌ・フェイスフルとかアメリカの人気バンド・モンキーズのマイク・ネスミスの姿もあります。

ジョンもポールも「この曲を作っている時が1番楽しかった」と語っていたそうですが、1967年頃のドラッグ時代を感じます。

映像なんか、まさにLSDの世界で、8ミリのフィルムカメラの映像が、また素晴らしいし、曲とよく合っています。

50年前に、よくもまあ、こんな素晴らしい映像を撮ったものだと感心です。

ジョンが亡くなったあと、ジョン・レノンの未完成曲を残りの3人のメンバーが手を加えて作ったFree As A Birdは、まさに、A Day In The Lifeの現代版というか、デジタル版のような気がします。



彼らのことは、想像するしかないですが、マリワナなんか吸いながら、曲を作っていたのではないかと思ったりもします。

ザ・ビートルズのポール・マッカートニーは1966年に死亡しており、ひそかにそっくりさんと入れ替わっているという都市伝説があって、その話と、ジョンが、ちょうど新聞記事で見つけたギネスの財産を相続した男の交通事故から、歌詞が浮かんできたそうです。

「I'd love to turn you on」が麻薬を連想させるとか、「4,000holes」は、女性のあそこを連想させるとかで、BBCは、この曲を放送禁止にしたとか。

曲全体が、麻薬を連想させるといった方が正しいかも。

「4,000の穴」も新聞にあった、ランカシャーのブラックバーンの道路に出来た「4,000の穴」を修理する道路工事が始まったことからの連想だそうです。

この頃から、ザ・ビートルズは、インドに影響されはじめたようです。


ネコの話

猫も犬も好きなのですが、住宅事情から犬は飼っていません。ほとんどの犬は、散歩にいく必要もあり、この猛暑のタイでは、人間にとっても犬にとっても生やさしいことではないです。

先月からの猛暑で、人間も家畜も熱中症関連で亡くなったりしていますが、ペットも、熱帯の暮らしに慣れていない種類など、相当につらいようで、シベリアンハスキーが亡くなったとニュースで言っていました。

我が家で飼っているネコたちは、同じ両親から同じ日に生まれたペルシャが混じった雑種ですが、毛が長いので、暑さに弱いようで、エアコンが大好きで、私と気があいます。

ネコたちを見ていると、いろいろと妄想するのですが、犬に比べると、ネコは芸がないというか、飼っている人たちとの関係がイマイチで、気ままなのが当たり前だと思っていました。

ところがどうでしょう。こちらの映像を見て、びっくり仰天

ネコだって、訓練をすれば、いろいろな芸が出来るようです。

犬は、人間の暮らしを助けるようにして進化してきたというか、交配されてきたので、飼い主の命令に従う犬は多いです。

野生のオオカミの中から、気性の穏やかで従順なものを交配してきたそうです。

愛玩用としては、小さくしたり、愛くるしい外見にしたりと、交配してきたようです。

大きくした犬もいて、もう人間より大きかったりするそうで、そうなったら、いくら従順でおとなしくても、怖いですよね。

私も、ネコを見ていて、もしも、ネコを大きくしたら、トラとかライオンのようなサイズにまで大きく出来るのだろうかとか、もしも、大きくなったら、猫の気ままな気性で、突然猫パンチを食らったり、鋭い爪で引っ掻かれたりするだろうかとか思うわけです。

ネコの繁殖力はものすごいので、本気になって、人間が欲しいと思う交配を繰り返したら、短期間に芸の出来るネコも大きなネコも生まれてくるのではないかと思います。

捨てられたネコたちや野良猫として生まれたネコたちのなかで、寒い地方の血統を持った猫たちは、この猛暑の中で、毎日苦しんでいるのではないかと心配しちゃいます。


2019年5月2日木曜日

不敬罪のある国タイ王国

日本も戦前には不敬罪があったそうですが、タイは、今でも不敬罪のある国です。

王室に関する話題を書く事は、とてもリスクを伴います。

ラマ9世は、多くの国民から敬愛されていましたから、不敬罪で逮捕されるのは、もう骨の髄からの反王制とか共産主義者とか狂信的なタクシン派が多かったです。

ラマ10世に関しては、王子の頃からいろいろな話題がありましたが、あって当然という感じで、どんな話題がでてきても、タイの国民の多くは、驚かなかったようです。

イギリスのメディアが、昔から、ラマ10世に関するゴシップが好きで、追いかけてきています。

元ロイターの記者で、今はフリージャーナリストのAndrew MacGregor Marshallが、タイの王室や反タクシン派に関するゴシップを追っていて、スッポンも真っ青のようなしつこさです。

奥さんがタイ人で、タイ政府からは不敬罪で訴えられていて、タイに入国できないようです。

ツイッターやフェースブックを検索すると、いろいろと彼の主張を見る事が出来ます。

ラマ10世の戴冠式に関する公式行事が明日から始まるわけで、その前に正式に前から噂されていた、元客室乗務員の彼女と結婚をしたようですが、タイの王室は、日本と違って、いろいろと面倒な決まりもあるようです。

今までは、ラマ10世が3番目の奥さんと離婚後は、独身状態だったので、公式行事の時には、最初の奥さんとの間に出来た王女と2番目の奥さんとの間に出来た王女が、ラマ10世に連れ添ってきましたが、これからは、王妃が、どこへでも連れ添うことになります。

そうなると、序列上は、国王>王妃>国王のすぐ下の妹>王女といった感じになりそうですが、なんといっても4番目の奥さんで、素性もわかっているわけですから、王女が、王妃のあとを歩くのは嫌だといっているんだそうです。

今日は、王妃と王女が、一緒に歩いたようです。

明日からは、日本と同じで、テレビも即位一色になりそうです。

選挙の話題は、戴冠式の行事が終わってからだそうですが、最近では、今のプラユット将軍が首相を続けないで、反タクシン派でもなくタクシン派でもない統一政権として、ラマ10世お気に入りの、枢密院にいるアンポーン氏が、首相になるかもといった噂も流れていますが、どうなるのでしょうね。

猛暑が続いているから、儀式の行進をする兵隊さんたちに熱中症などが起きないことを祈ります。


ラマ10世陛下4度目のご結婚

5月5日の戴冠式をひかえた5月1日に、突然、前から噂されていた女性とのご結婚を発表され、正式にラマ10世の王妃として、書類に署名されるところがテレビニュースで映し出されました。

ラマ10世の結婚歴に関しては、wikiに詳しく書かれていますが、そのうち、タイ国内からは閲覧できなくなるかも。興味ある方はお早めに。

wikiのページのかなり下の方にある脚注の14のソースなんか、クリックしたらダメですよ。


2019年5月1日水曜日

海外生活とインターネット

今日から令和ですね。新しい天皇陛下も即位されました。

令和になっても、当たり前ですが、タイは、昨日までの平成と同じような猛暑で、今日の予想最高気温は北部タイで、なんと44度だそうです。

バンコクは、そこまで暑くはならないまでも39度と予想されています。

明日5月2日から6日までは、タイ全土で、熱帯の嵐が吹きまくる可能性があるそうで、要注意だそうです。

強烈な風は、閉じられた空間に被害を及ぼす可能性は低く、開かれた空間、田舎の家屋のように窓を閉め切ることのできない場合には、風が屋内を吹き抜け、時には屋根を吹き飛ばします。

南国の樹木も、成長が早くて根がはっていないことが多く、強風で、すぐに倒れますし、バンコクなどの場合には、巨大な広告が強風で木の葉のように空中を舞い、とても危険です。

危険といえば、蜘蛛の巣状電線も、切断されたら、垂れ下がってきて危険です。

テレビで見たニュースでは、チョンブリの海上で発生した竜巻の映像があり、その説明で竜巻のことを「象の鼻」パーユ・グワン・チャーン( พายุงวงช้าน )といっていました。

ちょうど、海上から竜巻が上空の大きな雲に向かって伸びている姿が、マジ象さんに見えました。

さて、海外で暮らしていると、インターネットは日本国内で暮らす以上に便利なわけで、日本の情報が、日本国内にいるのとほとんど同じようにリアルタイムで手に入ります。

ただ、テレビ番組など、著作権の問題もあり、海外では見る事の出来ないものもあります。YouTubeでも同じです。


そういった時に、VPNというのを使うと、見る事が出来たりもします。

VPNでググれば、いろいろと詳しいことがわかるし、使えるアプリやソフトの紹介などもあります。

それで、タイからのアクセスを、日本国内からのアクセスのようにすれば、海外からは見る事の出来ない映像も、見る事が出来たりします。


こういったことで、掲示板への書き込みなど、どこから書いているのかわからないようにできる場合があり、身元がばれないとか誤解する人もいるようですが、すぐにばれるそうです。

海外では、違法な方法で日本のテレビ番組を見る事が出来ると有料サービスを商売にしているところもありますが、もし手入れがあると、契約者は、支払った金額が無駄になるようです。

インターネットで日本のテレビを見る無料サービスもありますが、どんどん規制が入っています。

一応、違法にならない方法としては、Slingboxが、あります。

AmebaTV」は、2019年2月からは海外からの視聴も可能となりましたが、海外から視聴可能な番組はごく一部だそうです。

日本で契約しているネット フリックスを海外で見る方法も、ネットにはいろいろと出ています。

こういった方面は、すべて自己責任なので、そこんとこよろしく。