2019年6月29日土曜日

クローンSSDを作成

使っているパソコンのハードディスクにエラーが出て、強制終了になり、真っ青でしたが、無事再起動でき、なんとか使い続けていたわけですが、なんといっても、もうすぐ10年になるパソコンですから、いつHDDがカプートになってもおかしくないわけです。

そこで、速いと噂の高速SSDを購入して、Cドライブをすべて移し替えようと思い、SSDを購入したのですが、面倒ですし、もし、トラブったら、また苦労しそうで、ずっとためらってきました。



一応、ネットにある情報は何度か読んでいます。その中で、こちらにある無料ソフトを使って、クローンSSDを作成してみました。

パソコンを始めてから、無料が大好きで、なるべく有料のソフトは使わないようにしてきています。

無料ソフトをダウンロードして、インストールしました。



最新のバージョンは、ソフトを開くとこんな感じ。


この左下にあるクローンという機能を使います。

その前に、パソコンの箱を開いて、私の場合には、Cドライブだけでなくもう二つのHDDを入れているので、それの電源とSATAのコードを外しました。

もちろん、作業の時には電源を抜いています。


この二つのHDDのコードを外しました。そのうちの一つの電源とSATAに新しいSSDをつなぎます。


これで、CドライブのHDDと新しいSSDだけになったので、この状態で起動して、ウィンドウズを立ち上げて、EaseUS Todo Backup Freeをつかって、クローンです。

ソースのCドライブを指定し、その後、クローンになるSSDを指定すれば、あとは自動にやってくれます。



クローンするモノが500GB以上あるので、思いのほか時間がかかりましたが、なんとか成功。



全部で2時間以上かかりました。

それで、ウィンドウズをシャットダウンして、電源を抜いて、Cドライブのハードディスクから電源とSATAのコードを抜いてSSDに差し替えました。

元のCドライブは、外すのも面倒だし、SSDのアダプターがないから、ハードディスクの上にSSDを載せているだけの状態になっています。

そして、電源とSATAを抜いていた二つのHDDに電源とSATAを刺して、本体の電源を入れて、ウィンドウを起動しました。

いつものことですが、何かいじったあと、ウィンドウズがうまく立ち上がるかどうかは、ハラハラドキドキです。

今回は、全く問題なく立ち上がり、立ち上がるスピードも速くなりました。


ただ、ブラウザーの一つがおかしくなっていて、削除後もう一度新しくインストールしています。

ブルートゥースのキーボードも認識しなくなり、驚きましたが、ウィンドウズの再起動で、問題なく使えています。

細かなところで、トラブルが起きるかも知れませんが、一応、大成功でした。

EaseUS Todo Backup Freeさん、ありがとうございました。感謝です。

2019年6月28日金曜日

女性の写真を1クリックで裸にしてしまう「DeepNude」

昨日からネットを騒がせている女性の写真を1クリックで裸にしてしまう「DeepNude」というアプリですが、現在の所、ダウンロードは出来ないようです。

水着姿の女性の写真をクリック一発で、水着をはぎ取るというアプリだそうですが、当然、インチキというか、たぶん、こんな裸ではなかろうかといったものらしいです。

多くの女性のヌード写真をデータ化して、元の写真の胸の部分を分析して、似たような胸を瞬時に探すシステムのようです。

顔立ちとインモウや性器の形状の関係とか調べる人もいそうですね。

日本人の裸は、AVの氾濫で、いくらでも手に入りますから、日本の企業もやればいいのにと思います。法律に触れそうな所にはモザイクを入れればいいわけです。

この間話題になったのは、ポルノの中の人物の顔を特定の人物の顔に置き換えるという「DeepFake」で、ポルノだけでなく、報道映像などで、政治家などが全くデタラメの発言をしている映像なんかも出来ちゃうわけで、本当に危険です。

今、各国の政府や多くの起業などが必要としているのは、ビッグデータといわれる、大量のデータです。

米国と中国との貿易戦争も、裏には、このビッグデータをめぐる争いがあるのではないかといわれています。

最近注目されているのは、顔認識で、いろいろなところに採用されはじめて来ています。日本の出入国でもありますよね。

中国なんか、国中に監視カメラを大量に設置し、国民の行動を見張っているとか。

昔から、犯罪者の顔を大量に集めて、それから顔立ちを割り出すようなことはありましたが、今はAIを使えば、一発で、犯罪者顔も作れちゃいます。

殺人鬼とか性犯罪者とか詐欺師とか、どんな顔立ちに多いのかでてくると思います。

今まで週刊誌のバカバカしい女性軽視の企画にあったような、どの都市の女性が簡単にやれるとか、どの大学とか、どんな顔立ちに多いのかとか、けっこう遊べそうです。

顔立ちや体型から、かかりやすい病気を割り出すとか、寿命とか、DNAと組み合わせたら、本当にかなりのこともわかりそうです。

パソコンの出始めに、すでに男性と女性の顔を合成してどんな顔の子供が出来るかといったものもありましたが、今なら、もっと確率の高いものも出来そうですよね。

道具ですから、使い方次第では危険なモノにもあるし、上手に使えば便利です。

昔、G-MASKというソフトがあって、これを使ったモザイクをかけた写真をネットに流し、それをこのG-MASKを使ってモザイクをとるというのも流行ったことがありました。

確か、こうした簡単に取れるモザイクをかけた猥褻写真は違法で逮捕されたと思います。

このようなスケベ路線は、男たちの好奇心をかき立てるので、普及も早いです。


2019年6月27日木曜日

食の安全について

最近は、オーガニックという言葉が流行っているわけですが、そのオーガニックの定義にもいろいろとあるようですし、はっきり言って、勝手にオーガニックを言っている業者もいるわけです。

テレビで言っていましたが、農薬や化学肥料を使っていないといっても、厳密に、その栽培している土壌が何年間農薬や化学肥料を使っていないかまで検査しているところばかりではないそうです。

中国とかタイは、信用できないところも多そうです。

農薬や化学肥料は、気化もするし、地下への浸透もあるわけで、地下水が汚染されたら、その地下水を野菜などに与えていたら、厳密にはオーガニックではないわけです。

タイ農薬警告ネットワーク(the Thailand Pesticide Alert Network ,ThaiPAN)は2019年6月26日、タイで販売されている野菜と果物のサンプリング調査の結果、その41.3%が国際的に許容される基準を超えた残留農薬があり、さらに12種類の使用禁止物質も発見されたことを明らかにしました。 

タイの人たちは、日本人ほど生野菜は食べなかったのですが、最近は、サラダなどもよく食べるようになってきています。

日本だと、衛生的なパックされた野菜はそのまま食べられるんですが、タイでは、パックされて洗浄済みと書かれていてもタイ人のかみさんはよく洗います。

無洗米を洗わないで使おうとして、タイ人のかみさんから𠮟られました。

野菜は、洗ったあとボールで水を浸してから料理します。

冷蔵庫でしまっている野菜も、すぐに腐ったりカビが生えるモノもあれば、10日とか2週間、なんともないモノもあります。

高温多湿でモノが腐りやすいわけですから、なんでも日本と同じには考えてはいけないわけですが、でも、食べ残しはすぐ捨てるとか、冷めたモノは温め直して食べるとか、タイの常識もあるわけです。

市場で売られている野菜よりも、スーパーで売られている野菜に問題が多かったというのも驚きでした。

腐りやすい肉や海産物は、もっと危険かも知れません。

タイで暮らす以上、ある程度は、諦めというか、覚悟をして生きているわけですが、最近、マジ、生活習慣病で亡くなるタイ人が激増のようです。

食生活にも問題があるし、大気汚染や水の汚染もあるのではないかと個人的には想像しちゃいます。

欲望の肥大化はもう止められないかも知れませんが、このまま行くと、地球も人類もどうなってしまうのか。




2019年6月26日水曜日

足し算と引き算

タイに来たばかりの頃、タイの価値観は、なんでも足していく価値観だと思いました。

タイ料理でも、甘くて塩っぱくて辛くて酸っぱいわけで、それも、日本人にとっては、やり過ぎという感じに思えました。

最近になって、タイ人も、糖分のとりすぎを指摘する人も出てきたし、塩分の取り過ぎも、生活習慣病の原因になるとかいわれてきています。

タイの屋台で売られているソバでも、注文して出てきたものに、砂糖や魚醤や酢漬けの唐辛子や一味唐辛子を思いっきり加えるわけです。


道路の立体交差なんかでも、道路の上に道路が出来て、そのまた上に道路ができる感じです。

タイ語でも、名詞のあとに形容詞が来るわけですが、形容詞をどんどんくっつけていくこともあるわけです。まさに足し算の世界です。

日本人は、形容詞や名詞をつないでいくことよりも、新しい意味の新しい言葉を作ります。

デザインとか彩りなんかも、派手である方がいいとか、調和とか節度の概念がないのではないかと思うこともあるわけです。

日野や日産のバスにもベンツのマークをつけるわけです。

一方日本はといえば、切り取っていく価値観で、単純であればある方がいいとか、ワビサビの世界とか、価値観が違いますが、デモ、日本も、最近は、足し算の価値観に染まってしまっているような気もします。

食べ物なんかも、生クリームとかチーズとか、何にでも入れればいいという感じですし、辛さなんかでも、どんどん辛くなっているようです。

SNS用の写真は、見栄えがいい方がいいと、どぎつくなっていく傾向のようです。

その結果、日本人の考え方も変わってしまって、東南アジアや韓国や中国と、同じようになっているようにも思えますね。

日本の文化や価値観が、なぜ、海外から評価されてきたのかを思い出した方がいいと思います。

欲望なんか、ある意味麻薬と同じで、どんどんエスカレートし肥大化するし、その結果、環境破壊だし、成人病です。

ゲリラ豪雨は、地球温暖化よりもヒートアイランドを問題にすべきだし、大気汚染も車の排気ガスの問題を真剣に考えるべきだと思いますね。

成人病は、食べ過ぎやカロリー過多の問題でしょう。


2019年6月25日火曜日

ノーナレ「画面の向こうから―」

NHKで6月24日(月) 午後10時50分に放送された番組で、ベトナムから技能実習生として日本で働く女性たちの問題をやっていました。

技能実習制度というのは、基本的に、海外に進出した日本企業で働くために、その国の人を日本の企業で一定期間働いてもらい、その国に戻ってすぐに、その国の工場で日本と同じように働いてもらえるための制度だったようです。

一つのラインをそのまま現地にということらしいです。

それが、徐々に、日本の労働不足を解消するための外国人労働者受け入れの方便に使われるようになっているようです。

日本人が嫌がるような、きつい労働に外国人実習生を入れるということが、広まっていって、農業や漁業や中小企業などで働く外国人実習生が多いそうです。

日本人には嫌われるような業種でも、海外の人たちにとっては、お金のためなら喜んで働きたいという国もあるわけで、日本と海外との間の賃金の格差によって、成り立つ需要と供給のバランスもあるわけです。

日本で2年間働けば、例えば100万円貯まるとか、現地の人たちにとっては、かなり夢のある話なわけで、なんとしてでも日本で働きたいと望む人も多いわけです。

そこに、ブローカーが入り込んで、ブローカーが人材を探し、簡単な日本語や技術を教育し、日本の企業に送り込むことで、中間の手数料をいただくというシステムが出来上がっているそうです。

日本への旅費などを含む費用は、とりあえずブローカーから借金をするなどして集め、日本で働いたお金の中から返していくようです。

こうしたシステムは、1980年頃から、日本で話題になったジャパゆきさんたちのビジネスと同じです。

東南アジアなどで働く夜の女性たちを日本に送り、日本で売春をさせ、中間マージンを稼ぐヤクザたちがいました。

夜のオネエサンたちに聞いた話では、日本に着くなりパスポートを取り上げられて、温泉町などのスナックなどに送られ自由が束縛され、一生懸命に働いて借金を返し終わる頃、なぜか、手入れが入って、強制送還というケースも多かったとか。

デモ、中には、日本で働いて田舎に錦を飾り、日本御殿を建てた女性もいるわけで、そういった成功例を見ちゃえば、わたしも行ってみたいとなるようです。

タイの場合、売春に行くところで有名なのは、香港・マカオ・台湾・韓国・日本などですが、アフリカやヨーロッパにもかなり行っているようです。

タイには、中東やヨーロッパなどで建設現場や農場などで仕事をする人たちを集めて送るマンパワーの会社もかなりあります。

日本には、ジャパゆきさんたちを助けるためのNGOなどもあり、今回の技能研修制を助ける組織などと共通するのではないかと思います。

今回の番組では、今治タオルの下請け工場で働くベトナム人女性たちが、劣悪な環境や労働条件で働かされているということでしたが、他にも、同じような問題はたくさんあるそうです。

日本は、技能実習生制度を悪用するような安い労働力目当ての外国人労働者受け入れは、考え直すべきだと思います。

この制度では、必ずトラブルが発生してくると思うし、日本の雇う側が一方的に悪いのではなく、研修生側に問題がある場合も考えられるでしょうし、日本は、ごねればなんとかしてもらえるといった悪賢い人たちも海外にはいるわけです。

もう、韓国とのいろいろな問題から学習すべきです。

可哀想な外国人実習生というイメージ作りで、彼らを助けるNGOの中にも、うさん臭い団体もありそうです。

こういった問題は、最期まで責任を持って報道すべきです。例えば、会社側の言い分も聞くべきだし、自給はいくらだったのかとか、最初の契約はどうなっていたのかとか、助けを求めたベトナム人側の意見だけでなく、残っているベトナム人の話も聞くべきでしょう。

NHKとか朝日新聞とか、時には、信用できないようなことをすることもあるから、少しは疑ってみた方が安全かも。特に選挙をひかえて、左翼が、いろいろと仕掛けてくる時期ですからね。

外国人労働者受け入れに関しては、出来る限り正攻法で透明化が望まれますね。それと、違反者に対する厳しい取り締まりと罰則でしょう。


2019年6月24日月曜日

ネットの恐ろしさ

ビデオカメラとかビデオデッキの普及には、秘密の映像を撮りたい人たちや見たい人たちがいたわけです。

デジカメが出てくる前は、秘密の写真を撮っても、それを現像できるところがなかったわけです。

今は、スマホを持っていない人を探すのが大変なくらい普及しているわけで、中学生や高校生でもほとんどが持っているようです。

そうなると、イケナイ写真や動画を撮る人も出てきますし、中には、SNSなどにアップしたい人もいるわけです。

一応、本名ではいけないということはわかっているようで、ニックネームを作って、普通に使っているアカウントではなくて、裏アカといわれるモノで、アップして、反応を楽しむようです。

SNSやブログは、見てもらわないと、嬉しくないけど、見てもらったり、反応があれば、嬉しいモノで、みんなから注目されたら、なんかアイドルになったような気分になるのでしょうね。

注目されたいから、徐々にエスカレートして、イケナイものまでアップしちゃう子もでます。

こんなニュースがありました。

FC2動画に自らの性器を写した無修正なわいせつ動画を投稿した疑いで長崎県職員を逮捕

ネットの世界では、「ケツ毛バーガー」事件というのがあって、リンク先に詳しいことが書かれていますが、パソコンがウィルスに感染したことで、秘密の画像が流出してしまった事件です。

今は、自分から率先して、自分の秘密の写真をアップするからちょっと違いますが、デモ、いずれにせよ、一度アップした画像や映像は、もう、自分の手の届かないところで拡散されていきます。

当時から、ネットの世界には、好奇心の強い人たちが多く、ちょっとした手がかりから、すぐに本名などの個人情報を割り出します。

今回の長崎県職員の件でも、あっという間に本名やハンドルネームがばれ、フェースブックやツイッターなどもばれてしまい、すぐに停止されました。

「みきぷるんっ」

デモ、時すでに遅しで、ネット探偵団は、すぐにまとめて画像や映像をコピーして別の所にアップしたりするわけです。

顔やボディーにかなりの自信もありそうです。

ツイッターなどでは、裏アカ関連で検索すれば、いくらでも危ないモノがでてきます。

自分の娘や妹がと思うと、悲しくなるし、心配になっちゃいます。

昔は、グーグルでそれらしい検索ワードを入れたら、いくらでも無修正のモノがでてきましたが、最近は、いろいろと規制もあるようです。

とにかく、好奇心や出来心で、つい軽い気持ちで写真や映像をアップすれば、本当に、なんかの拍子で、流出しちゃうこともあるってことを、すべての女性たちは知っておくべきです。

まあ、お金目的でやっているのでしたら、ある程度の覚悟はあるのかもしれませんけどね。


ミッキーとミニーのパイナップルライス

日本人にとってのタイ料理といえば、まずトムヤムクンでしょうね。あの辛くて酸っぱい海老のスープです。

最近は、タイ料理もかなり普及しているから、かなりマニアックな料理でも知っている人が多くなっています。

パクチーなんかも、好きな人が増えてきていますが、昔のタイ料理は、好きな人は少なくて、辛くて臭いとか悪口をいう人も多かったです。

白米も、タイ米といえば、ポロポロして、ニオイがあるという評判でした。

そうしたタイ米を美味しく食べるには、チャーハンがいいということで、チャーハンは、以前から人気でした。海老チャーハンとか蟹チャーハンですが、パイナップルを縦に二つに割っての中身をくりぬいたところに、海老チャーハンなどにパイナップルの切り身をいれて、表面に豚肉のそぼろをかけた、パイナップルライスが、欧米人などには大人気でした。

欧米人には、他にもパッタイマッサマンのような辛くないタイ料理が人気でした。

さて、昨日からタイでは、ディズニーの動画が話題になっているそうです。


「Our Floating Dreams」というタイトルの短編ですが、水上マーケットでのミッキーとミニーのお話です。

小舟でチャーハンを売るミニーが、空いているスペースに小舟を止めて、商売をはじめようとしているところに、パイナップルを売るミッキーが現れて、売り場の取り合いをするわけです。

かなり激しい喧嘩のあと、2人の船がぶつかったときに偶然に、パイナップルの中にチャーハンが入ったパイナップルライスが出来て、そのパイナップルライスを2人仲良く売り始めて、大評判になったというハッピーエンドの物語です。

すでに100万回近くのアクセスがあったそうで、これからも伸びそうです。

タイに限った事でもないですが、車の駐車スペースとか、屋台の場所の取り合いとか、日常的にあって、時には、殺し合いにまで発展することもあるようです。

見方によっては、タクシン派と反タクシン派との政権争いにも見えたりもします。

アセアンの会議も終わり、今週は、何か起きそうな悪寒もします。

このミッキーのアニメのように、ハッピーエンドがいいですよね。


2019年6月23日日曜日

年金で海外移住

老後を海外でというのは、もう30年くらい前からあった話で、いろいろな人たちが、そのためのサポートをする会社などを立ち上げていました。

老人ホーム形式とか、介護施設方式とか、いろいろなことを考える人たちがいたようですし、詐欺まがいのモノもあったようです。

海外で老後をというマーケットのために、アパートを建てたり、不動産を購入する人もいました。

何事も、思いつきでは失敗する確率が高いでしょうね。

いろいろと調べて準備をしてからでも、成功するとは限りません。なぜなら、外国ですから、その国の法律や制度は、コロコロ変わる可能性があります。

そして、為替も変動しますから、自分の思い通りにはならないモノです。

政治や治安とか衛生環境も変化します。自然災害で、すべてを失う可能性は、どこにいても同じです。

このように心配をすると、とてもじゃないけど、老後に海外移住なんて無理だと思いますね。

個人的な見解ですが、国際結婚でも海外での生活でも、ある程度成功できる人は、日本でもどこでも成功できる可能性も高いと思うし、逆に、国際結婚や海外での暮らしで失敗する人は、日本を含め、どこでも失敗する可能性が高いと思います。

結局、適応能力とか、将来を見据えて準備をする計画性などがないと、難しいのではないかと思います。

みんながいいって言っているからとかではダメだと思います。

自分でしっかりと調べて、目的のために計画を立てないと、話が違ったあということになりかねません。

最終的には、誰も責任など取ってくれませんから、何事も自己責任だと諦めるしかないわけです。

海外では、まずビザの問題があるし、住居の問題もあります。為替の問題だって、今のような状態が永遠に続く保証もないわけです。

ビザなどに関する規則は、意外と変わっていく可能性が高いです。私は、タイの永住権をとろうとしたときに、多くの人が、なんのメリットがあるの?といっていました。

本当にメリットなどほとんどないのでは?という感じの永住権ですが、でも永住権があれば、ビザの問題に振り回されることはないわけです。

ビザの問題から、タイにいられなくなってしまった日本人も少なくないと思います。

タイの場合には、住居に掛かるお金で、生活に必要なお金も大きく変わってきます。ピンキリですから、家賃が日本並みから、私のような貧乏長屋まで、いろいろです。

私の場合には、かみさん名義の長屋で家賃がゼロですから、生活費は安くすみます。電気代やガス代や通信費などと食費くらいが、最低の必要経費です。

食費もピンキリで、贅沢をすればきりがないです。交際費や遊興費も同じですね。

私のように、趣味は自炊とインターネットですと、安上がりです。

でも、万が一の時の医療費も準備していないと大変です。

私なんか、日本で暮らした時間よりもタイで暮らしてきた時間の方が長いですから、言葉とか生活習慣とか、タイ人気質とか、ある程度は理解しています。

それに、タイ人と暮らしているから、いろいろな面でアドバイスやヘルプもあるわけです。タイ人価格などもわかります。

全くタイ語も出来ないとか、タイで暮らした経験もないとか、タイに信頼できる人がいないとかでは、いくら年金だけで暮らせる計算でも、実際には、甘くはないような気もします。

日本人を狙っての詐欺もあるそうですし、タイ人だけでなく、マレーシア人とかフィリピン人とかナイジェリア人とか、まあ、いろいろな人たちが狙ってくるそうですし、もちろん、日本人にも悪党はいるわけです。


2019年6月22日土曜日

魔法のカード

タイ人が引っかかる詐欺も多いのですが、ネズミ講はどこの国でもなくなりませんね。人間の欲の深さの証明でしょうね。

幸運が向こうからやっていることはほとんどないわけで、儲かる話があるとか言われたら、その話を持ってきた人が儲かる話と考えて間違いないです。

でも、カルト宗教とか詐欺は、需要があるから、なくなりません。実際に救われる人もいるし、儲かる人もいるようです。

まあ、「めざしの頭」でも信じれば、救われる人もいるし、小麦粉から作った薬でも、信じて飲めば効果があったりもするそうです。

で、このところ話題になっているのが、Kartu Saktiという、クレジットカードのような「魔法のカード」なんだそうです。

「Kartu Sakti」ってのはインドネシア語だそうで、なんでも、このカードを買って、配電盤の所におけば、電気代が節約になり、車に置いておけば、燃費がよくなるそうです。

もっとすごいのが、コップの水につけておくだけで、その水が魔法の水となって、がんや糖尿病に効くそうですし、身体の痛いところにはっておくだけで、痛みが消えてしまうんだそうです。

こんなカードだそうです。

Untuk Bahan、Bakar、Listrik、Kesehatanとか書かれているものもあるとか。

赤と青緑の2種類があって、青緑色がより強力であると村人が小声で教えてくれたそうです。

タイでは、1000バーツから1500バーツほどで売られているそうで、歯の痛みが消えたとか、ニキビが治ったとか、まあ、いろいろな効能もあるとかないとか。

一応政府機関が調べてみたところ、このカードからは、化学薬品と微弱な放射線が検出されたそうです。

ですから、身体に触れるようなことがあると、最悪がんになる可能性もあるし、身体に有害であるおそれがあるので、このカードをつけた水を飲んだり、身体に貼り付けるなどはしないようにと注意を呼びかけているそうです。

困っている人とか弱っている人を騙すのが詐欺の常道のようですが、悪い奴らですね。

欲をかいて損をするのは、まあ、自業自得の部分もあると思うけど、無知な人とか、何かにすがりたい人を騙してはいけません。


タイの懐メロ

タイの音楽では、ルークトゥンといわれるタイらしい曲が人気です。ルークトゥンの女王といえばプムプアン・ドゥアンチャンですが、若くして亡くなってしまいました。



タイのポップスで有名なのは、やっぱりBird Thongchaiでしょう。この曲を知らないタイ人はいません。



ニコルは、可愛かった。



2019年6月21日金曜日

黄三傑先生

追突事故からのむち打ち症で、疲れたときとか、ストレスがたまってきたときなどに、熱が出たり、首が回らなくなったり、吐き気があったりと、とても苦労しました。

このいろいろな症状から、パニック障害になっていったのではないかと自分では考えています。

それで、賦活療法とかタイ古式按摩とか病院での近代医療とか、いろいろと試しましたが、どれも、いい結果はでませんでした。鍼とかお灸もやりました。

そうなると、徐々にアヤシイ世界へと進むわけで、民間療法があるといえば、試したくなるわけです。

バンコクには、中国系の人たちも多いですから、いい漢方の先生がいるとか、親切心で、いろいろと教えてくれます。

そんな中で、印象的だったのが、中華街にいた黄三傑先生の治療でした。

漢方の先生なので、まずは、脈をとって、舌を見たりするわけですが、印象からすれば、かなりいい加減で、アヤシイわけです。



机に、両手をついて、両足を踏ん張れといわれ、足のふくらはぎの所を思いっきり平手で叩かれます。何度も何度も青あざが出来るほど叩かれます。

時には、腕の力こぶの内側を叩かれます。

まあ、神経を刺激して、血流をよくするのでしょうけど、かなり危険な治療です。

そのあとは、アヤシイ丸薬を処方されます。いったい何が含まれているのか、かなり不安ではありますが、溺れる者は藁をも掴む心境なわけです。

結局、何度かよってもよくならなかったのでやめました。


バンコクの風俗 チャワラー温泉

かってはまじめな青年で、普通の恋愛経験はあっても、日本での風俗経験はないですし、ヨーロッパの赤線街にも無縁でしたが、シンガポールで、ガイドのイップさんに連れられて行った中華街で、中国人のおばさんと風俗初体験でした。最悪な体験でした。

バンコクでは、先輩に連れられて行ったゴルフのあとのチャワラー温泉にはまりました。



チャワラー温泉は、ソウニュウするエッチはなくて、ベッドの上で、しっかりマッサージをしてくれて、湯船に浸かりながらお手々とかお口で気持ちよくしてくれるだけのお店です。

ソウニュウまではしていないというのが、何となく逃げというか、自尊心を保つための方便というか、そんなに罪悪感もなく、通えたわけです。

バンコクで、車を運転中に追突されて、鞭打ちになり、時々、ものすごく肩から首にかけてこることもあり、マッサージは、大好きです。

マッサージ師たちは、制服を脱ぐこともなく、客が、マッサージ師の身体には触れないのがお約束でした。

部屋に、エロ雑誌を置いているマッサージ師もいました。

最初の頃は、部屋の中にスチームバスという、ボックスの中にある椅子に座って、首から上だけを出して、身体全体を蒸気で蒸すのもありました。

部屋は、外から足の部分が見えるような作りで、天井部分もあいているので、見ようと思えば隣が見えるようになっていて、マッサージ嬢が、隣の友達と話しながらというのもありました。

一応、ドアには、小窓がついていて、一定時間ごとに、そこについているカーテンを開けて、中で違法な行為が行われていないかをチェックしていました。

マッサージが上手な人は、それこそ60歳以上の人もいたし、師匠といわれる人たちのマッサージは、最高でした。

手こきとかおフェラも、もう人間国宝級の人たちもいて、人気でした。

チャワラーには、3つのお店がありましたが、いつも行っていたのは、スィーアユタヤの店でしたが、今はもうありません。

スクンビットソイ34とプラカノーンのほうは、まだあるようです。

ゴルフのあとのマッサージでは、他にラマ4にあったサハラも有名でした。サハラにはサウナもあって、なかなかよかったのですが、今はもうありません。

あんなところがあったら、行ってみたいなあ。

サハラの方は、個室になっていたので、交渉次第では、いろいろなサービスも受けられました。

チャワラーの個室には、BGMでタイのけだるい歌謡曲が流れていて、それもいい感じでした。

ゴルフは、グリーフィーが200バーツ程度でしたし、マッサージも2時間400バーツくらいの古き良き時代でした。

34th ASEAN Summit

「34th ASEAN Summit」が6月22日– 23日に行われるわけですが、アセアンサミットといえば、2009年の4月にパヤタで行われた第14回を嫌でも思い出します。

タイのパタヤ(Pattaya)で11日午後、東南アジア諸国連合プラス3(日中韓)首脳会談などのASEAN関連会合がアピシット・ウェチャチワ首相の辞任を求める抗議デモによって中止されたことを受け、各国首脳はヘリコプターで現地から避難した。

ロイヤルクリフホテルの会議場に、赤シャツの暴徒たちが乱入して、大混乱が起き、タイの国際的な信用は失墜しました。

だから、今回も、混乱が起きないようにと、政府は、神経質になっているようです。

すべては、この国際会議を無事に終えることが最重要と考えられているようです。

新しい首相として、プラユット首相が国王の信認をすでに受けていますが、新内閣もまだ正式に発足していないし、国王の承認も受けていませんので、この会議が終わるまでは、今までの内閣がアセアン会議を仕切るようです。

タクシン派としても、まだ軍政が仕切っていると、デモや集会もやりにくいのでしょうね。

大使館からのメールでは、反政府集会が、29日に予定されているとか。

*****
インターネット上の情報によれば,6月29日(土)16時頃から22時頃にかけて,首都バンコクにおいて,民主活動家が政治集会を開催する予定です。
場所は,王宮から約1kmの距離に所在するラチャダムヌン通り(Rajdamnoen klang)の民主記念塔近くの10月14日事件記念塔(14 OCTOBER 73 MEMORIAL)とのことです。

つきましては,在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては,不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めるとともに,可能な限り会場及びその周辺には近づかない等,安全確保に十分注意を払って下さい。

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
*****

香港の200万人デモもあったし、タクシン派としても、何か計画があるのかもしれませんが、混乱は、もうウンザリです。

香港の平和的なデモと違って、タクシン派には、警察官や軍人もいるし、便衣兵まがいの兵法で、市民に紛れて、過激なことをするから困ります。

とにかく、来週には、新しい内閣も発足するでしょうし、徐々に、新未来党の党首の問題なども、動きがでる可能性はあると思います。




やっぱり上がった

昨日、慌てて売った金ですが、「慌てるじいさん、もらいが少ない」といわれるように、やっぱり上がっているようです。


今日売ったら、あと2000バーツ儲かったという、いつものアレでした。


2019年6月20日木曜日

故障したテレビ

突然画面に何も映らなくなってしまったテレビですが、去年の11月にもバックライトが故障して、修理をしてもらったわけですが、半年で、また壊れたわけです。

修理に持っていってもらったのですが、バックライトの故障ではなくて、ICパネルの故障だとかで、壊れているパーツが見付からないと時間がかかっていましたが、なんとか直したとのことで、届けてもらいました。

今回の修理代は、ただで、ただ、持っていって持ってきたので、車代と手数料で1000バーツとのことでした。

どのくらい使えるのかわからないですが、まあ、1000バーツですから、半年以上映ればOKかな。

今度壊れたら、2万バーツ以下のを買うつもりです。テレビも、本当に安くなっていますね。

タイのいいところのひとつが、修理屋さんが身近にあることです。テレビでも扇風機でも、故障したら、すぐに直してくれますし、修理代も安いです。

エアコンのお掃除も安いですし、水回りとか、ペンキ塗りとか、本当に便利です。

猫用のエサとかトイレの砂も、電話1本で届けてくれます。

人件費が上がっていけば、そうした便利なこともなくなってしまうのかな。


金が上がった

緊張すると上がりますよね。受験とか試験の時に、心臓がバクバクしたり、冷や汗をかいたり、時には手が震えたりします。

血液中のノルアドレナリン値が上がるのだそうです。

スポーツの試合の前には、緊張して、キンタマがお腹に上がってしまうことがあります。

キンタマは、ダラリとぶら下がっているのが自然ですが、寒いときなどは、縮み上がってしまうし、怖いときとか緊張したら、キンタマが、袋の中からいなくなることもあります。

大切なモノですから、危険から守ろうと下腹部に上がってしまうようで、試合前に、ピョコピョコ飛び上がったり、先輩に、尾てい骨の上あたりを軽く叩いてもらったりすると、緊張が取れて、キンタマが下がってくることがあります。

キンタマが定位置にないと、なんか足が地に着かないような不安定な感じがして、フラフラするような気がします。

キンタマは上がらない方がいいのですが、金の価格は上がった方が嬉しいです。

2017年の10月に買った金10バートですが、その時の価格が20万バーツでした。1バートは約15.16グラムですから、10バートは、151.6グラム。

バートというのは、中国の単位だそうで、漢字では、「銖」と書くそうです。

タイの金行では、1バートいくらという価格が、毎日変動していますが、買う時に比べ、売るときには1バートあたり100バーツ違います。

例えば、今日、金の価格が急上昇して、1バートの価格が、買う時には、20,250バーツ、売るときには20,150バーツとなっています。

ですから、1年半以上保管して、今日10バートを売って得た金額は、201,500バーツで、たった1500バーツの儲けでした。


とにかく、儲けようとして儲かったためしがないので、買えば価格が下がり、売れば価格が上がるということばかりでした。

もしも下がったら、また買うつもりです。


上から下まで命がけ

バンコクの有名なホテルといえば、昔からオリエンタルホテルということになっています。

チャオプラヤ河のリバーサイドに建つ、歴史あるホテルで、いろいろな有名人たちが宿泊してきています。

旧館と新館があり、旧館の建物は、昔ながらの植民地風な建物で、とても雰囲気がいいです。

今では、マンダリン・オリエンタル・バンコクという名称だそうですが、以前は、The Orientalホテルでした。

ニューロード(チャルンクルン)のソイ40にあるわけですが、まわりには、歴史的な建造物も多い地区です。

そのひとつが、タイでも超有名な私立学校のアサンプションスクールがあります。

バンコクでは、アサンプションとクリスチャンは、男子校では、いつもライバルです。

アサンプションは、女子校もありますし、小学校から大学まであります。

そのアサンプションの隣に高層コンドミニアムの建設工事現場があるそうで、そこの工事用のクレーンが倒壊して、学校の屋根を破壊し、下にいた10人の生徒が怪我をしたそうです。

こうした事故は、バンコクでは、日常茶飯事的に起きていて、クリスチャンでも、同じような事故があったそうです。

バンコクでは、上から何が落ちてくるかわからないので恐ろしいです。

上だけでなく、18日には、歩道にある下水口のフタが割れて、歩行者が3メートル下に転落する事故が起きています。

幸い、まわりにいた人が協力して助けたそうで、大きな毛皮なかったそうですが、全身真っ黒で、ものすごい異臭がしていたそうですから、落ちた女性は、当分、カラダにしみついた悪臭に悩まされるのではないかと思います。

バンコクでウォーキングをするのは、ある意味、命がけです。自転車よりは安全ですが、デモ、歩道上にも自転車だけでなくバイクも走っているから、ぼんやりと歩くことは出来ません。


健康のために自転車にも乗ったし、ウォーキングもしましたが、暑さと排気ガスと事故のリスクを考えたら、家に引きこもって、スクワットや踵落とし、腕立て伏せと腹筋でもした方がいいようです。



2019年6月19日水曜日

日本の年金の話

若い頃から海外生活をしてきているので、日本の年金については、全く知りませんでした。

ただ、父親から、日本人の義務なんだから、国民年金はきちんと支払えといわれ、いやいや日本にある口座にお金を入れておいて、自動引き落としで、国民年金を支払い続けてきました。

海外で働いたお金で日本の年金を支払うというのは、時には、大きなリスクがあるわけで、為替の変動で、大変なことになるわけです。

タイの場合には、1万円が2000バーツの時代から、ある日突然1万円が4000バーツになってしまい。,日本から遊びにタイに来る人にとっては、大喜びでも、タイから日本に帰る時とか、日本の年金の支払いをするときには、今までの倍のお金がかかることになりました。

もちろん、その反対になることだって、可能性としてはあるわけですが、私の場合には、最期まで、そんなことは起こりませんでした。

私が、国民年金を支払っている頃から、日本の年齢構成からして、いつか必ず年金は破綻するだろうといわれていました。

ですから、基本的な考え方としては、国民の義務である25年間の支払いはするけど、それ以上は払わない。

そして、受給は、なるべく早く開始する。

それで、25年経ったときに、これ以上支払いはしませんといったら、海外居住者の場合には、支払いは任意で、海外に居住している期間は、支払わなくても、25年に含まれるとのことでした。

そんなこと知らないから、25年分しっかり支払いました。

ただし、海外にいるときに支払わないと、受給金額は、その分もしっかりマイナスとして計算されるから、受給金額は少なくなるとのことでした。

要するに海外にいれば、その期間は任意で支払免除であり、受給資格はあるけど、もらえる金額は支払った金額によってって、当たり前のことです。

で、受給は、前倒しだと60才からということで、少し遅れたけど、日本に帰って手続きをして、受給開始となっています。

質問しに事前に相談にいったとき、係のおっさんが、非常に高圧的で、不親切でしたので、いったん、相談をやめて、もう一度整理券をもらって、別の人に相談したら、メチャ親切に教えてくれました。

医者でも役人でもそうですが、相性が悪いと思ったら、別の人にした方がいいですね。

実際に受給手続きをするときでも、最初は、なるべく前倒しをさせないようにとの指示がでているのか、不親切でしたが、こちらの意思が硬いことや、正論には勝てないことからか、徐々に親切な対応になりました。

前倒しで受給すると、74歳以上まで生きたら損ですよとか言われましたが、74歳の時にまで、同じ金額がもらえるかどうかはわからないです。

雀の涙ほどでも、年金をもらえることには、父親に感謝ですが、いくらタイでの暮らしでも、月額3万円程度の年金だけでは、暮らしていけませんが、貧乏人には貧乏人の暮らし方もあるわけで、日本の年金デモの人たちのようには考えません。

収入が少なければ、支出も少なくする以外ありません。同じ支出が欲しければ、収入を増やす努力です。

なんの取り柄も能力も無いので、ブログを書いてアフィリエイトでアルバイトとか考えましたが、人生甘くはないですから、広告をクリックしていただいて、ゲットする金額は2年間で10ドル、それも、100ドルまで貯めないと振り込まれないそうで、100ドルまで貯めるには、あと18年間がんばらなければという計算です。

ですから、基本毎日パンとラーメンのような暮らしですが、それでも、たまには、食べたいものも食べています。

ベーシックインカムが導入されたら収入アップだと思ったりもしますが、可能性は低そうです。

医療費が恐ろしいので、病気の時は、中途半端に生きるより、ポックリを希望です。




年金の話

日本では、年金の話題がホットなようですが、タイにも年金があって、今から20年くらい前に強制的に社会保険に加入させられたと記憶します。

指定された病院で、指定された金額までは無料で診察や薬代が無料になります。

年金としては、15年間が満期で、満期になると、55歳から毎月最高3000バーツの年金が支給されるそうです。

私の場合には、満期になる前に仕事を辞めたので、その時に、一括での支払いを受けました。記憶が定かではないですが、10万バーツ(約30万円)くらいもらった記憶があります。

詳しいことは、こちらに書かれています。

その後は、個人で、毎月432バーツを支払い続けていて、医療費は、同じようにカバーされます。

この社会保険は70才まで加入し続けることが出来て、70才になると、また、支払金額の応じての一括年金を受け取れるとの説明を受けています。

個人で働く人も多いので、そうした人用に医療保険や老齢年金もあるそうですが、外国人が使えるのかどうかは知らないです。

一定金額まで、すべての医療費が30バーツという制度をタクシンが始めたのですが、この件でも、タイ貢献党から首相候補とされたスダラット女史が厚生大臣を務めていた時に、汚職があったのではないかと囁かれていました。

結局、バラマキ制度には財源が必要ですし、医療の世界には、いろいろな闇もあるそうですから、政府の指定病院リストから外れる病院も多いとか、問題はあるようです。

いずれにせよ、タイの社会保障も、老人の増加で、支出が増えていくので、どこまで維持し続けていけるのか、問題はあるようです。

選挙で勝つためには、どこの国でもバラマキも必要だし、増税は難しいわけですね。

海外で暮らす日本人としては、歳をとってからの医療費は、大きな問題で、若い時からいろいろと調べておいた方がいいと思います。


2019年6月17日月曜日

今夜の懐メロ

4 Non Blondes - What's Up | Live @ the Vic Theater



Blondie - One Way Or Another



"Both Sides Now" and "The Circle Game" by Joni Mitchell


ネコの話

うちのネコたちもマル5歳を超えて、人間なら36歳くらいだそうで、もう熟女という感じです。

同じ日に同じ親から生まれてきた4匹ですが、毛の色も顔立ちも違いますし、性格も違って興味深いです。

好奇心が強くて喧嘩っ早いミミは、今年になって、少しだけおしとやかになってきています。

マイペースのクロは、身体が一番大きくて、爪もりっぱです。このクロが、小さな時から、トイレできちんと大も小もしていたのに、昨年から突然、小はトイレでするのに、大は、トイレの横の床でするようになり、いろいろと努力しても、治りません。

お医者さんに聞いても原因不明です。

チャチャーは、目が少しロンパリで、鼻がペッチャンコで、ちょっと受け口です。食事がとにかく遅いです。鼻がペッチャンコで、呼吸がしにくいのか呼吸もイビキも大きいです。

目のlまわりの毛が目に入るのか、いつも涙目で、それが目ヤニとなるので、一日に何度も拭いてやる必要があります。

ネネは、とにかく恐がりで、すぐに逃げます。一番痩せていて、爪なんかも、ひ弱そうです。

4匹とも、食事は生まれた時から、ずっとロイヤルカナンです。最初は子供用で、そのあとはずっと大人用です。カリカリしたエサです。

まあ、飽きずに続いています。人間も、手が込んだ献立が、豊富になったのは、つい最近で、昔は、簡単な毎日同じようなものばかり食べていたはずだと思います。

ネコたちは、フン切れがよく、よほどのことがない限り、下痢をしないので、固いフンで快便のようです。人間のように、紙とか水を使う必要が無いです。

お風呂に入らなくても、毛繕いをして、体臭はほぼないです。食後は、お口に食事の魚臭が少しします。

2年近く前に4匹ともに避妊手術を受けましたので、サカリがついて鳴くこともないです。

これからの心配は、老化です。飼い主が先かネコたちが先かという感じになるでしょう。

自分の老化も悲しいことだけど、ネコたちは、話せませんから、目が見えなくなったり、具合が悪くても、それを伝える術もないわけで、飼い主の方でよく観察してあげないと可哀想です。

でも、飼い主の方が身体が思うようにならなくなってしまったら、悲惨でしょうね。

まあ、先のことは、神のみぞ知るで、いくら考えても、なるようにしかなりません。


2019年6月16日日曜日

スマートテレビ

1ヶ月ほど前にテレビを買い換えたんですが、私は、食事の時くらいしかテレビを見ることがなくて、パソコンのモニターに張り付いている時間が長いです。

テレビは、デジタル放送の受信用アンテナとチューナーをつけて見ているんですが、寝室のテレビは、インターネットと共有のケーブルを契約しています。

こちらは、スマホとテレビとインターネットの3つが使えるのでとても便利です。もう一台も追加料金で受信できるのですが、ケーブルの方に問題があっても、もう一台は大丈夫ということにしています。

それで、新しいテレビも、1ヶ月で、いろいろと使い慣れてきました。

スマートテレビですから、いろいろな機能が付いていて、wifiの設定だけすれば、NetflixやYouTubeも簡単に見る事が出来るし、ブラウザーで、いろいろなサイトも見る事が出来ます。

Netflixは会員になる必要があるけど、YouTubeなら無料です。

ブルートゥースでのワイヤレス接続も出来るので、スマホとの同期もいろいろと可能です。

USBポートにワイヤレスのキーボードとマウスを刺しているので、検索なども便利です。

私は、日本のテレビを見る時には、SlingBoxを使っているのですが、スマートテレビのブラウザーで試したところ、サポートされていないようでした。

スマホでは受信可能なので、スマホとスマートテレビのスクリーンミラーリングをやってみました。

私のスマホはソニーですが、スクリーンミラーリングの設定があり、テレビとの同期を自動でやってくれます。

同期がすめば、テレビ画面にスマホの画面が出て、スマホで操作するアプリをテレビで見る事が出来ます。

ですからスマホでSlingBoxを立ち上げて、日本のテレビ番組を見れば、テレビでも、ワイヤレスでその画面を見る事が出来ました。

ただ、通信速度の関係か、ちょっと映像はボケました。

スマホに入れている音楽ビデオもテレビで楽しめるし、まあ、普段はパソコンで足りているんで、必要ではないけど、まあ、いろいろとお勉強は出来ました。

以前は、HDDに入れている音楽やビデオを見るための機器をつなげる必要がありましたが、なんでも便利になりました。


2019年6月15日土曜日

競争馬が禁止薬物を摂取?

タイに来たばかりの頃、スタッフに誘われて、生まれて初めてタイの競馬場に入りました。日本でも、競馬場に入ったことはないです。

ビギナーズラックで、馬券を買ったレースは、半分近く当てました。なんの知識も無く、レース前に歩く時の印象だけで買いました。

スタッフから聞いた話では、タイの競馬は、八百長が日常茶飯事で、勝たせたい馬のためなら、他の馬の騎手たちが一隻に手綱を引いて、減速するとか。

もっと驚いたのは、レース前に、興奮剤を注射することもあって、そういった馬は、かなりいれこんでいるからわかるとのことで、その話を信じて、興奮しているように見える馬を買ったわけです。

その後、2~3度行きましたが、負けると、お金がもったないわけで、のめり込むことはなかったです。小心者ですから、博打向きではないです。

今は、もうないのかも知れませんが、当時の話では、競馬を牛耳っている政治家や軍人がいて、競馬場の中でも違法な闇の賭け事が行われていて、正式に馬券を買うのではなくて、そういった闇の人と取り引きをするのだそうで、闇の宝くじなどと同じで、現金で前もって買わなくてもいいので、とんでもない借金を背負うことになることもあるそうです。

そうなると、恐ろしい取り立て屋がやってくるそうで、それは危険な軍人のアルバイトだとか、噂話で聞いたこともありました。

この馬に注射する興奮剤が、錠剤となってタイでは売られていて、長距離トラックや厳しい農作業の人などが、この興奮剤を飲んで、仕事をがんばるんだそうです。

当時は、錠剤に馬の姿が描かれていて、ヤーマーと呼ばれていたそうです。ヤーは薬でマーは馬です。

その後、ヤーマーの弊害が注目されてきて、ヤーマーを飲んでの交通事故とか、ヤーマーを飲んでの暴力事件とかで、取り締まりが厳しくなると同時に、政府が名前をヤーバーと変えました。バーというのは、馬鹿とかキチガイの意味です。

日本でいう覚醒剤の一種らしいです。今でも、時々、大量のヤーバーが検挙されたといったニュースが出てきます。

1万錠とか10万錠のヤーバーを取り引きするには相当な資金力と販売ルートが必要でしょうし、テレビに出てくる逮捕された貧相な容疑者たちは、わずかな金で雇われた単なる運び屋とわかります。

その先にいる本当の大物が捕まることはまずないのも不思議です。

で、日本の競馬界に激震だそうです。

JRAは15日、今週の出走予定馬の中に禁止薬物を摂取した可能性のある馬が判明したとして、該当する156頭を競走除外とした。

オリンピックなどでもあることですが、まあ、勝てば、名声と巨万の富の世界、まあ、誘惑に負ける人もいるでしょうね。

でも、馬券を買っている人たちにとっては、許せない話でしょうね。

興奮剤にもいろいろとあって、なかなか検出できないモノもあるでしょうし、取り締まりも大変でしょうけど、問題が表面化した以上は、徹底的にしないと、ファンたちは、納得しないでしょうね。

私は、宝くじ一筋です。明日が発表日、今度こそあたるといいけどなあ。


2019年6月14日金曜日

政治に目覚める子供たち

昔から「泣く子と地頭には勝てぬ」といわれ、道理の通じない赤ん坊(泣く子)や権力者(地頭)とは、いくら争っても無駄だってことらしいです。

演劇や映画の世界では、昔から「俳優はどんなに頑張っても子供と動物には勝てない」といわれるそうです。

子供たちは、時として、すごい影響力を持つこともあり、最近では、政治の世界に子供たちがよく登場するようになってきているようです。

10代の頃は、正義感に燃えているから、社会の矛盾とか悪に対しては、敏感です。

2014年には、パキスタンの少女がノーベル平和賞を受賞しました。

大人の女性よりも若い少女の方が、今の社会には、アピールするようです。ですから、若い人たちを表舞台に引っ張り出して、大人たちが裏からサポートするのが流行ってきているようです。

ネットを上手に使うことで、裏でサポートしている人たちを見えなくすることも可能です。

最近話題になっているのは、スウェーデンの少女で、「気候変動阻止の登校拒否」運動が話題になっています。

今年1月にダボスで行われた世界経済フォーラムに招待され講演を行った彼女ですが、流暢な英語で、素晴らしいスピーチでした。もしかすると、世界的なプロが、原稿を書いていたのかも知れません。

日本では、10歳YouTuberのゆたぼん氏が不登校をアピールして話題になりました。

私も、高校時代に学校祭で先輩が歌った岡林信康の「手紙」に感銘を受けて、部落問題に興味を持ったり、ベトナム戦争に反対したり、沖縄問題に興味を持ったりもしたものです。

昔は、大人は保守で、若者がリベラルというか革新でした。わかりやすかったですね。

当時の革新が、還暦を超えても左翼やっている人たちが多いそうで、年金をもらいながら集会とかデモをしてがんばっているようです。火焔瓶を尿瓶に、ゲバ棒を杖にしているのかどうかは知りませんが。

日本では、大人というかジジババが革新ですから、若者が保守化しているというねじれだそうです。

世界でも、若者の間に民族主義者たちが増えているのは、移民問題が大きいようで、日本とは少し違う気がします。

タイでは、大人が保守で、若者が革新という時代のようで、ネットを利用した若者の政治参加が増えてきているそうです。

大学教授とかマスメディアに若者たちのリーダーたちがいるので、純粋な若者は、洗脳されやすいようです。

今までは、大学生に反体制派もいましたが、今日、話題になっているのは、日本でいうところの高校生に、軍政や半民主主義を茶化す人たちが出ていることが問題になっているそうです。教師が、左翼なんでしょうね。

10歳YouTuberのゆたぼんくんの時にも話題になったけど、子供の時には、政治のことなんかよりも、まず知識を得るために勉強した方がいいですね。社会問題に目を向けるのは大人になってからの方が、危険が少ないと思います。

若者たちを利用しようとする悪党もいるわけで、そんなのにいいように利用されたら、バカバカしいと思います。

大人になってわかることですが、社会のためだと言っている人たちの中には、部落問題を利用する悪党もいるし、在日問題を悪用する悪党もいるわけです。カルト宗教とか、ネズミ講とか、とにかく、いろいろな悪党たちが、若者たちを騙そうとしています。


誰が得をするのか

日本のテレビや映画では、刑事ものが多いので、多くの人たちが、いろいろな知識を持っています。

病院ものとかも多いですし、健康に関する番組も多いから、病気に対する知識もすごいですよね。

犯罪が起きた場合、殺人事件では、怨恨とか、加害者が殺されたことで誰が利益を得たかなどが調べられます。

国際政治の世界には、自作自演というのもあるそうで、世の中の関心を引くためとか、敵に対する憎悪を増させるためとか、いろいろな裏がある場合もあるようです。

イラン沖のホルムズ海峡付近で起きた日本などのタンカー2隻への攻撃についてもイランがやったのでは?とか、いやアメリカなどによる自作自演では?とかいわれています。

安倍首相がイランを訪問しているさなかですから、こんな時に、日本関連のタンカーを攻撃して、イランにメリットがあるのかというのがポイントですよね。

まず、攻撃を受けたのはノルウェーの「Altair」と日本の「国華カレジアス」の二隻。

攻撃に使われたのはハイテク吸着地雷で夜間 ダイバーが港に停泊中の船の船底に仕掛け、タンカーが朝出発して沖合に出た所で爆発なので犯人が分かりにくい。

米駆逐艦のダイバーがカレジアスの船底に不発の吸着地雷を発見 。

アメリカの米海軍哨戒機p-8がカレジアスから不発機雷を回収するイラン革命防衛隊(最高指導者ハメイニ直属の精鋭部隊)のボートを撮影 した証拠映像があるらしい。

狐とタヌキの化かし合いですから、真実は、なかなかわからないわけですが、まあ、日本は、アメリカの指示で動いていると考えられますね。

日本が不利な立場に追い込まれないことを祈るばかりです。

香港の混乱なんかでもそうなんですが、あんまり問題を煽る人には注意が必要ではないかと思いますね。

冷静に物事を見た方がいいと思います。


2019年6月13日木曜日

香港の話

香港で大きなデモが起きているそうですが、なんとか怪我人を出さないで解決して欲しいです。

香港には、乗り換えで行ったことがありますが、一泊しただけで、ほとんど何も見ていません。

一番の印象は、着陸時に高層ビルにぶつかるのではないかと思ったことや、滑走路が短すぎて海に落ちるのではないかと思ったことかな。

広東語は、元気がありますね。ヤウモウ ガウチョウアーレー「じょうだんでしょ」とかホウセッ「おいしい」とかハイビンドウ「どこですか?」なんか、大きな声で言ったら雰囲気が出て通じます。

知人に香港では、「ハイどうも」と言ってはいけないと注意されました。なんでも「あそこに毛がいっぱい」と広東人には聞こえるとか。

その手の外国語はすぐに覚えるし、忘れませんね。

で、香港の話ですが、香港と言えば、アヘン戦争ですね。

イギリスの東インド会社が、インドで栽培した芥子の花からアヘンを作って中国に売りつけて大儲けをしたわけで、中国は、それは困ると戦争になったわけです。

ジャーディン・マセソンなんてイギリスの企業は、日本でもグラバー邸とか坂本龍馬で有名ですが、武器商人でした。

香港上海銀行(HSBC)は、ジャーディン・マセソンなどが香港で稼いだ資金をイギリス本国に送金するために設立された銀行ですね。悪い奴らです。

覚醒剤を売って金儲けをしている北朝鮮や暴力団と同じです。

スワイヤー・グループなんてのも有名で、キャセイ航空の親会社です。

サッスーン財閥なんかも麻薬ビジネスで有名です。

とにかく、香港には、今でも、昔の東インド会社などの流れを汲むイギリス系の会社が多いんですね。

1997年に香港を統治していたイギリスが、中国に返還したあとも、経済的には、まだイギリスとの関係が強く残っているわけです。

中国は、返還後も50年間は、一国二制度を保証すると言っていますが、2047年には、それも終わる予定で、それでは困っちゃう人たちもいっぱいいるわけです。

多くの香港人たちが、すでにカナダやシンガポールやオーストラリアなどに逃げているそうです。これからも逃げ出す人は増えるでしょうね。

今回の騒ぎの原因は、「犯罪容疑者の引き渡しを可能にする条例改正案」に反対する人たちのデモや集会に対する取り締まりだそうです。

犯罪者引き渡しは、世界の多くの国がやっているわけで、犯罪を犯して外国に逃げる人を許さないということは、悪い事ではないはずです。

ただ、思想犯が入ると、ややこしくなります。本当の思想犯もいれば、いかがわしい思想犯もいるわけです。中国にとって好ましくない思想犯は、香港などにとっては守るべき思想犯ということはよくあることで雨。

民主化運動のリーダーたちを中国に送るのは危険だというのは、当然でしょうけど、例えば、日本で殺人事件や強姦事件を起こして香港に逃げた容疑者を日本に送ってもらって日本で裁判にかけるのは、問題ないでしょう。

逆に、ブラジルやチリに逃げたから、日本は何も出来ないといったことの方がおかしいです。

もしも抗議する相手が中国でなければ、民衆の側に賛同する人は少ないと思います。中国は、何をするのかわからない怖さがあるから、今のままの香港でいたいのでしょうね。

それに民衆のバックには、いろいろな人たちがいて、いろいろな利害もあるわけです。

2000年代に入り中・東欧や中央アジアの旧共産圏諸国で起こったソロス財団とアメリカの影響があったといわれる色の革命、カラー革命、花の革命などのように、ユダヤ財閥やアメリカCIAがいるのかもね。

でも、結論からいえば無理でしょうね。だって、いずれにせよ2047年になれば、もう共産主義中国の普通の都市になってしまう香港です。

それが嫌なら、中国と戦争をして独立するしかないと思います。

日本よりも中国がいいと考える人たちは、この香港のこれからをしっかり見た方がいいと思います。

香港のあとは台湾が狙われているし、そのあと、日本にも手を伸ばしてくる可能性はあるわけです。

日本国内には、スパイもいっぱい。中国だけでなく、アメリカのスパイもロシアのスパイもいますね。

中国も怖いし、ユダヤ商人も怖いし、ボーッとしていると、ケツの毛まで抜かれてしまうでしょうね。


2019年6月12日水曜日

補陀落渡海と熊野神社

4月にNHKでやったブラタモリ「熊野~なぜ熊野は日本の聖地になった?~」の終わりに、補陀落山寺について説明がありました。

熊野は紀州の山の中の聖地ですが、神社と寺院が、密接に共存共栄していた「神仏習合」の地としても有名なんだそうです。

そして、フィリピンプレートが隆起して出来た山なので、山と海ともとても近い関係にあるのも特徴で、熊野の信仰は、山々のすぐふもとに広がる海のエリアへも拡大しているそうです。

世界遺産・補陀落山寺の境内に展示してある不思議な船は、その特異な信仰を表しているそうで、和船の上に4つの鳥居が作られていて、その中心に小さな入母屋造りの箱があるのですが、そこに住職が生きたまま乗って、南にあると信じられていた極楽浄土を目指し、人びとをそこへ導こうとしたんだとか。

箱の中には三十日分の食物や水とともに行者(住職)が乗り込み、出入り口は、クギで打ちつけられて箱が壊れない限りそこから出ることは無い作りです。

補陀落渡海というのは、その海を渡る行為をさす言葉だそうです。補陀落というのは、チベット・ラサのポタラ宮のことらしく、古代サンスクリット語の「ポータラカ」から来ているそうです。

黒潮に乗って、南下するようですが、時には、戻ってくることもあったようで、私の妄想では、東海地方や関東地方など,時には東北地方にまで船がたどり着いて、そこに、熊野神社などを作ったのではないかと思います。

グーグルで、紀伊半島の熊野神社を検索すると、遠州地方や関東地方などに、熊野神社があるわけです。

もちろん、熊野神社は、日本全国にいっぱいあるわけですが、まじめな修行僧が、極楽浄土を目指して海を渡った結果、極楽ではなくて、日本の沿岸に着いてしまい、村人に助けられたといった話の方が好きです。


日本のおかしいなと思うところ

タイから日本を見ていると、日本はいい国だなあと思うこともあれば、日本は、ちょっとおかしいんじゃないのと思うこともあります。

日本がいいなあと思うのは、まず言論の自由ですね。日本なら、皇室のことでも安倍政権のことでも、法律に触れないかぎりは、なんでも発言できます。

タイですと、王室についてとか、政府についてとか、宗教に関してとか、かなり気をつけないと、危険です。

タイと比べて、日本がおかしいなあと思うのは、まず、外国人が、帰化さえすれば、選挙権だけでなく、被選挙権まで得ることが出来ることです。

今政治家をやっている人たちの中には、外国籍から帰化で日本国籍を所持して政治家になった人もいるわけで、個人的には、不適切だと思います。

最低でも、生まれたときから日本国籍でないと被選挙権を与えるべきではないと思います。

日本には、スパイ防止法がないですから、もしも、外国のスパイが、帰化して政治家や公務員になって、国家機密を手にできるのであれば、メチャ危険です。

理想は父母3代遡って日本国籍でないと被選挙権はなしにしてもいいのではないかと思います。

それから、外国人でも不動産を所有できるところでしょう。

土地やビルを海外に持っていくことが出来ないでしょうけど、水源地とか、地下資源や木材などを海外に持ち出すことは可能ですし、よく言われることですが、自衛隊基地に隣接する土地とか、皇居や迎賓館などに隣接する土地を外国人が購入できたら危険です。

 ■ 外国人名義で不動産は購入できない。
  インドネシア、ミャンマー、南太平洋の島国、ヨーロッパの一部

■ 外国人名義で住居の保有は可能、土地の購入は不可
  シンガポール、フィリピン、タイ、中国(期限付使用権のみ)等

■ 新築物件または土地のみ購入可能 
  オーストラリア

■ 高額物件のみ購入できる
  マレーシア 3000万円以上

日本は、永住権や日本国籍の有無、ビザの種類による規制もなく、土地・建物共に外国人の不動産所有が認められています。

こんな事もありました。

北京市の公務員が皇居周辺でドローン撮影

外国人観光客や留学生だけでなく、日本で働く外国人も増えてきているのですから、法律は、どんどんその時の社会に適するように改正されていくべきですし、日本と日本国民の利益を守るための法律であるべきです。

日本人にマイナンバーがあるように、外国人には、滞在が3ヶ月を超える場合には、YOURナンバーを与えるべきだと思います。

顔写真とか指紋とかDNA情報などをインプットしておけば、犯罪を犯したときとか、事故に遭ったときなどに、有効です。


2019年6月11日火曜日

パンチェン・ラマについて

チベット仏教といえば、ダライ・ラマのことくらいしか知らないわけですが、1989年には、世界平和やチベット宗教・文化の普及に対する貢献が高く評価され、ノーベル平和賞を受賞したことでも有名ですね。

パンチェン・ラマが、5月にタイを訪問というニュースがあったので、少し調べてみました。

チベット仏教というのは、モンゴルとの関係が深いんだそうで、それも全く知りませんでした。

ダライという言葉はモンゴル語で、大海という意味なんだそうです。ダライ・ラマという称号はモンゴル人の支配者アルタン・ハーンが当時のデプン寺の座主であったスーナム・ギャツォを師と仰ぎ、贈った称号だそうです。

中国は、元朝もそうですが、清朝もモンゴル人による王朝で今の漢族とは違います。チベット仏教が、モンゴルに伝わっているそうです。

パンチェン・ラマを知らなかったんですが、チベット仏教の現在の主流派であるゲルク派のダライ・ラマとパンチェン・ラマは二大転生活仏なんだそうです。

生まれ変わりですから、ダライ・ラマやパンチェン・ラマが亡くなった時間とかその時の身体の向きなどから、次の生まれ変わりがどこにいるのかを捜索して決めるんだそうです。

今のダライ・ラマは、14世なんだそうですが、パンチェン・ラマに関しては、なんか、不思議なことになっているようです。

ダライ・ラマ14世とチベット亡命政府(ガンデンポタン)が、探して見つけた転生活仏ゲンドゥン・チューキ・ニマ少年(6歳)を、1995年5月14日に、パンチェン・ラマ11世と公式に承認後、5月17日に、両親共々同少年は行方不明となってしまったんだそうです。

どうも中国共産党が、拉致してしまったようです。

そして、今度は、中華人民共和国側が新たに転生者を探索し、金瓶掣簽の結果に基づいて6歳のギェンツェン・ノルブ少年を中華人民共和国国務院認可のパンチェン・ラマ11世として即位させたんだそうです。

タイを訪問したのは、ギェンツェン・ノルブ少年だった方のパンチェン・ラマ11世のようで、こんな映像があります

今回が、初めての外国訪問だそうですし、ビデオ映像は、春節の時のスピーチのようで、徐々に、海外での知名度を広げようとして活動しはじめているような気がします。

タイでは、タイの仏教大学を訪問したと書かれていますが、どんな宗派からの要請だったのかとか、どんな政治家がからんでいるのかとか詳しいことはわかりません。

タイは、最近中国と親密な関係になってきているから、いろいろな意味で、興味深いです。

そして、拉致されたゲンドゥン・チューキ・ニマ少年の方ですが、当初、中華人民共和国政府は少年及び両親の失踪との関わりを否定していたのですが、1996年5月28日、中華人民共和国当局による連行である事を認めたそうです。

北朝鮮と同じで、ひどいですね。

中華人民共和国政府は、ゲンドゥン・チューキ・ニマとその家族を中華人民共和国内で保護していると主張しているようですが、詳しい事情は明らかにされていません。

連行後は真のアイデンティティーを剥奪されて漢族・労働者階級出身の共産主義者として強制的に洗脳教育されているとも伝わったようですが、現在でもゲンドゥン・チューキ・ニマの消息は不明のままだそうです。

子供の頃の写真を元に、成長したら、こんな顔立ちになっているといった顔も公開されています

日本には、中国とか北朝鮮が好きな人たちもいるようですが、彼らは、共産主義の国になっても特権階級だから、今よりも王侯貴族の暮らしが出来ると思っているのかも知れませんが、一般の人にとっては、やっぱり、中国や北朝鮮よりは、欧米の方がいいですよね。

日本もスパイ防止法の復活が必要かもね。


パンケーキ食べたい


血糖値あがっただろうけど、美味しかった

2019年6月10日月曜日

湯浅麗歌子さん

子供の頃から格闘技が大好きで、親から見るなと言われても、テレビでプロレス中継を見ていました。見るだけですが、ボクシングも好きですし、今のいろいろな格闘技も好きです。

実際に自分でやったことがあるのは柔道だけですが、かなり弱かったです。でも、基礎体力は、あの時の練習のおかげで、筋骨隆々のカラダになれました。

鍛えていたときには、腕立て伏せなんか、やめろといわれるまで出来るという感じでした。今では、30回でも必死です。

柔道の技の中では、絞め技や関節技が好きでした。

だから、RIZINなんか見ていて、もっと絞め技や関節技を磨けばいいのにといつも思っちゃいます。

血は出ないし、派手さはないけど、必殺技です。

関節技や絞め技といえば、今は、ブラジリアン柔術だそうです。日本人が教えたモノが、ブラジルで進化しているのだそうです。

そんな柔術の世界で有名なのが、湯浅麗歌子さんだとテレビ「情熱大陸」でやっていました。

かなりストイックに練習をしていて、魅力的でした。

女子レスリングの元世界チャンピオンの山本美優と戦っても勝っちゃうくらい強いです。

154cm/48kgと小柄ですが、まあ、普通の格闘技経験者の大の男でも戦ったら、瞬殺されちゃうでしょうね。

で、世界大会で4連覇していたんですが、残念ながら5連覇は出来なかったです。

TVERで見る事が出来るそうです。

チャンピオンは、みんなから研究され倒すために必死になる若者たちの目標だから、勝ち続けるのは簡単ではないです。

でも、負けたあとでも、悔しくて、次は勝つ、そのためには練習だというほど、素晴らしい女性です。

もうすっかり彼女のファンです。


Pannika Chor Wanichさん 大炎上

新未来党が、大躍進ですので、タナトーンもピヤブットもパンニカーさんも有頂天です。

ところが、有名になると、どうしても、おもしろくない人たちから狙われるわけです。

彼女が、過去にフェースブックに載せていた写真が、大炎上だそうです。

タクシンがクーデターで倒れたあと、タクシン派が、あることないこと言い始めてきたわけですが、彼らの多くは、ラマ9世や王族たち、そしてプレーム元首相やアピシット元首相が大嫌いなわけです。

まあ、好き嫌いは誰にでもあるわけですが、立憲君主国で、君主のことを悪くいうのは、日本では許されても、タイでは許されないわけで、どんなに嫌いでも、表向きは、そのへんをウヤムヤにしているわけです。

でも、本性は出てしまうわけで、過去の発言などを調べられたら、正体もばれます。

彼女が、出身のチュラロンコーン大学の卒業の時に、ラマ9世の肖像やシリントーン王女の記念のプレートに対して、暴言を吐いたといわれています。

今は、彼女のフェースブックは、一般に人にはみれない設定に変更されていますが、スクショなどをとっている人はいるわけで、もう逃げられないようです。

新未来党には、彼女のような反王制で共産主義者と思われる人たちがいるわけで、調べたら、いろいろと出てきそうです。

彼女の父親のことまで調べられています。

こちらのサイトの下の方に写真が出てきますが、まあ、ソビエトのカマとハンマーのTシャツに、中国人民解放軍の帽子ですから、間違いないでしょうね。

タイのことわざに、「象の善し悪しは尻尾を見ろ」とか「お嫁さんを探すなら、まず彼女の母親を見ろ」とかあるわけですが、血は争えないというか、生まれ育った環境も大切ですよね。

信条や宗教は、個人の自由ですが、人を騙してはいけません。王制が嫌いだったら、正直に嫌いだといって選挙を戦うべきでしょうね。

軍の悪口と違って、タイでは、王室の悪口をいったら、マジ、危険です。その覚悟を持って戦うのであれば、評価しないでもないですが、嘘で人々を騙してはいけませんね。

こんなコラムがあります。

「うそをつくほど平気に」、不正直に脳が適応 研究

以前タイ人スタッフに自分の親を2度も殺した人がいました。本当は死んでいないのに、死んだといって会社を休んだわけですが、以前にその嘘を吐いたことを忘れていたのか、2度目にはばれました。

タイで暮らしていると、タイ人の吐くたわいもない嘘にウンザリすることもあって、以前、親しくしていたタイ人に「どうしてタイ人はよく嘘を吐くの?」って聞いたことがあったんですが、答えは、必要に迫られてでした。

「学校で嘘の付き方を教えてくれるの?」と冗談でいってみましたが、それは言い過ぎだと反省しました。


タイの政治 今日の話題

新未来党は、タクシンがバックにいる政党の一つで、本当は、若い世代にアピールするための政党でした。

タクシン派のメインの政党は、タイ貢献党で、タイの小選挙区で議席をえる戦略、そしてタクシン派のタイ国家維持党はウボンラット王女を首相候補とし、比例代表で大量の議席を確保する戦略でしたが、ラマ10世の王族や王族に準ずる者は政治に手を出すべきではないとのお言葉で、解党になってしまいました。

そこで、タイ国家維持党が獲得する予定の票が、一挙に新未来党に流れて、新未来党が大躍進をしたわけです。

タクシン派といっても、実は、いろいろな派閥があるようで、例えば、首相候補に3名を出していたタイ貢献党も、いざ、首相を選ぶ段階になると、自分たちの中から候補者を出すことができず、新未来党のタナトーンを支持しました。

今回の選挙で、一番多くの票を集めた政党が、自分たちの首相候補を出せないというのは、全く選挙民を裏切り行為だと思うのですが、敵を批判しても、自己批判をしないものです。

本当は、スダラット女史が一番最適だと思われていましたが、どうも、タクシンの妹と折り合いがよくないとか。

それで、密かに、スダラット女史が、新しい政党を作るのではないかと噂されていますが、本人は、はっきりと否定しているそうです。

それに、野党連合の長を決める必要があるそうなんですが、最大の党、タイ貢献党が、今だ、誰をリーダーにするのか決められないでいるのだそうです。

首相は、下院議員以外でもなれる決まりですが、野党連合の長は、下院議員の中から決める必要があるそうで、タイ貢献党の党首もスダラット女史も、下院議員ではないそうです。

あと、タイ貢献党の中から、与党とこっそり密談している人が8名いるとの噂もあるそうです。

どこの国でも野党にいては、政府の批判しか仕事がないですもんね。

でも、いざ、議会が解散になって、再選挙となると、どこの政党も、資金はいるし、ゴタゴタもあるしで、そう簡単に喜べない事情もあるようです。

一番苦しいのは、民主党でしょうね。この間の選挙でも大きく支持を減らし、もう見る影もない状況なのに、最後の最後でプラユット支持に回ったことで、次の選挙では、もっと苦しくなるのではないかといわれています。

連立与党としても、大臣や副大臣のポストをめぐって、椅子取り合戦が続いていて、どの党内にも、不満を持つ人たちがいるから、いろいろと難しいようです。

世論調査では、プラユット首相は、どのくらい続くのかという質問に対して、一番多くて、半数近くの人が4年と答えたそうです。その次に多かったのは、15%ほどで、6ヶ月だそうです。

せかず焦らず、出来るところから少しずつ変えていって欲しいです。一応、選挙で選ばれた下院議員に選ばれた首相なんですから、まず、国家平和秩序評議会の特権をなくして、徐々に憲法改正に持っていけばいいのではないかと思います。


タイのお天気について

先週の金曜日の集中豪雨で、大変な思をした人たちがいたと思いますが、今週も、バンコクや南タイでは、大雨の可能性があるそうです。

こちらで地球上の風向きを見ると、タイ上空には、インド洋からの風が吹き込んでいることがわかります。

インド洋からの湿った空気が流れ込んで、大雨を降らせているんでしょうね。

日本も、そろそろフィリピン付近の海上で生まれた台風が北上する季節なので、この地球上の風向きは、時々見ておいてもいいのではないかと思います。

タイ全体からすると、今年の雨季は、雨が少ないとの予想がでていますが、そうなれば、農作物への影響とか、水不足なども起きる可能性があります。

人生、何事も、ちょうどいいというのは、なかなか難しいモノですよね。

先週の金曜日のバンコクでは、一時間に160ミリを超える雨が降ったそうです。一般的に、一時間に60ミリを超える雨が降ると、バンコクの地盤が低いところ(バンコクのほとんど)では、冠水のおそれがあるそうです。

もう毎年のことですから、もっと真剣に対策をすればいいのにと思うのですが、実際には、地下に巨大な下水道を作っていて、それで、地上の水をポンプでチャオプラヤ河に流すようになっているのですが、必要な時には、故障があるという、いつものヤツだったそうです。

それと、タイの道路には、排水口があるのですが、そこをゴミがふさいでしまって排水が悪くて冠水することもよくあることです。

ここでも、プラスティックの袋が、かなり頭痛の種のようです。

とにかく、自然災害は、恐ろしいですから、お手柔らかにお願いしたいですね。


2019年6月8日土曜日

バンコクの洪水について その2

ネットでバンコクの洪水を調べると、2011年の大洪水とともに1942年の大洪水もでてきます。

かなり広範囲が水に浸かったようです。こちらの映像は、洪水だけでなく、当時のバンコクと人びとの様子がわかるので興味深いです。


私が経験した洪水の中では、1983年の洪水や1995年の洪水がひどかったです。

80年頃にも、ひどいのがあったような記憶がありますが、ネットを調べてもでてきませんでした。

ラムカムヘンのあたりがひどくて、ムーバーン・セーリーという新興住宅地が水没したのをテレビや新聞で見ました。

当時は、バンラックにいたのですが、スリウォンやシーロムが大洪水で、腰まで浸かって歩いたことを思い出します。

車が水没したり、エンジンに水がかぶると、もう分解大修理ですから、車高の高めのピックアップトラックなど排気ガスのマフラーを溶接して車の屋根まで届くような高さにしている車も多かったです。

車が水の中を走るときに、車の底が水でチャプチャプと音がでてきたら、もう要注意です。

ドアも、完全に密閉されているわけではないから、水が入ってきます。

大洪水を経験する度に、飲料水と食糧の備蓄の重要性を知ります。

洪水の被害は、人間だけではないわけで、毒蛇などが流れてくることもあるそうで、注意が必要です。

わたしは、うちで飼っているネコたちよりも大きなネズミを見ました。

とにかく洪水の水は汚いから、水に入ったら、本当に必死で洗わないと、変な皮膚病などに感染しそうで怖いです。



あと怖いのが、感電です。どこかに漏電しているところがあれば、感電する危険もあるわけです。

2011年のような大洪水は別として、普通の洪水なら、数時間から、最悪でも2日もあれば水が引くので、出来るだけ、家でじっとしているのが正解でしょうね。

日本も、だんだん熱帯のような気候になっているから、集中豪雨による冠水や川の決壊なども多くなっていて、やはり、普段からの準備もあった方がいいと思います。


バンコクの洪水について その1

太古の時代、タイの海岸線は、黄金の三角地帯のあたりで、今のタイの国土のほとんどが海の底だったそうです。

バンチェンの壺で有名な東北タイのウドンタニー近くにあるバーンチエン遺跡は、紀元前3000年から2000年のものだといわれています。

ナコーンラーチャシーマー(コラート)の辺りには、コーラート高原と呼ばれる大地があって、ちょっと小高いのですが、一部では、地下水を掘ると、塩水がでてきます。かって海の底だったんでしょうね。

ラオスやカンボジアとの国境にはメコン川が流れ、バンコクには北部タイからチャオプラヤ河が流れ込んでいて、その付近にデルタ地帯を作ってきています。ですから、タイ全土が肥沃なわけです。

さて、昨日の集中豪雨で、バンコクやその近郊で、道路が冠水して、大渋滞だったそうで、わたし自身も、冠水によって起きる交通渋滞に巻き込まれて、5時間以上立ち往生した経験があります。

お腹も空くし、トイレにも行きたいしで、本当に苦しかったです。それ以降は、車に携帯用トイレとかペットボトルの水とかを常備するようにしました。

バンコクの場合には、昨日のような集中豪雨による道路冠水が、年に数回起きますし、昨日のようにひどいのも、多いときには年に1~2回とか少なくても数年に1回くらいはやってきます。

バンコクとその近郊では、道路が冠水しやすい地域が多いのですが、特に、以前水田だったところを埋め立てて住宅地にしたところが、土地が低いし地盤も悪いです。

バンコクの東西で、バンナー地区とかトンブリー地区です。

バンコク市内では、シーロムあたりも低いですし、スクンビットも低いし、ディンデーンやフアイクワン、フアマークやラートプラオも低いです。

集中豪雨以外にも、バンコクの場合には洪水を起こす要因があります。

2011年の大洪水で有名ですが、雨季の終わりになると、北部に降った雨水が、徐々に南下をしてきます。そして、海の満潮時、それも大潮にぶつかると、チャオプラヤ川の水が、海から逆流して、北から流れてくる大量の水とぶつかって、河の両岸にあふれます。

もう、予想できちゃうのですが、どうすることも出来ません。ナコンサワンあたりが洪水になり、アユタヤが洪水になれば、もうバンコクも時間の問題です。

個人で出来ることをみんなやりました。




2011年の時には、バンコクの都市機能を守るために、バンコクのまわりが水に浸かりました。


バンコクも、徐々に北の方から水に浸かりはじめ、ドンムアン空港にも水が入り、ラートプラオの南にまで水が迫ってきた頃、ちょうど、父の訃報が届き、再入国の手続きやフライトの予約など、大変な思い出です。


2019年6月7日金曜日

な、なんて日だ!

今日は、朝起きたら冷蔵庫の斜め上に掛けている時計が止まっていたので、電池の交換をしました。

そして、ネコに飲ませる水道水を煮沸して冷まし、さあ、ネットでもしようかと思ったら、なんとネットがトラブルで使えません。

電源を切って再起動してもダメで、諦めました。

そして、昼食を食べたあと、ものすごいスコールが来て、バンコクのいろいろなところが貯水池状態。

こちらに写真があります。

家の前が冠水すると、下水も逆流するので、食器洗いも出来ないし、シャワーも浴びることが出来ません。

バイクや車も、エンストするのが怖いから、エンジン吹かしてスピード出すから、波がものすごくて、それがゴミと一緒に、家の敷地内に入ってきます。

やめて欲しいです。

猛暑もウンザリでしたが、これからの洪水の季節もウンザリです。


2019年6月6日木曜日

嘘の見抜き方

タイ「見せかけの民政」

朝日新聞の書く事には、十分に注意しないと、慰安婦報道の時のように騙されちゃうこともあります。

こんな事が書かれていました。

「新未来党は4日の記者会見で、党所属の複数の議員らが、親軍政側に寝返れば多額の報酬を払うとの働きかけを受けたことを明らかにした。」

新未来党は、確かに会見でこのようなことを話しましたが、私は、へそ曲がりなので、すぐにおかしいなあと思いました。

なぜなら、この会見は、翌日の首相指名をひかえてのことで、もし、これが事実であれば、ものすごいインパクトで、その話を持ちかけてきた人は、重大な違法行為を行ったことになり、もし、それがプラユット首相側の人間でしたら、完全にOUTでしょう。

当然証拠を揃えて、国会に提出すべき案件でしょう。

新未来党は、俗にいう、「ソースがなければただのデマ」を理解できないようです。

会見では、今は詳細を話せないといっていましたが、今話さないでいつ話すの?とつっこみたくなっちゃいました。

新未来党の党首タナトーンは、前にも、ある人から、自分の母親に電話があって、「新未来党の議員20名を反タクシン派に移籍させてくれたら、タナトーンが問われている議員資格の訴えを取り下げる」と言ってきたと発言しましたが、言っただけで、その証拠を提出することもなく、その後は、この件を話すこともなくなりました。

こんな事が、実際に行われたら、司法に対する冒涜ですし、法律違反ですから、証拠があるのなら、当然司法に訴えるでしょう。もし、訴えれば、訴えられた人間が裁かれるだけでなく、関係する政党に解党命令が下る可能性もあるわけです。

そうなれば、タクシン派の政権が誕生することも確実でしょうし、一つのことを除けば、なぜしないのか理解に苦しむわけです。

その一つのこととは、この訴えには証拠もなく、ブラフ(Bluff)要するにハッタリの可能性が高いということです。

タナトーンにしてもピヤブット書記長にしても、弁は立つけど、論点ずらしとか、気をつけないと、嘘が多いです。悪いのは僕だけじゃないよといった悪ガキみたいな事を言い出します。

政治記者など、専門家が、こうした嘘を見抜けないわけもないわけで、それを知って、平気でそんな嘘をタイのことなどほとんど知らない日本の人に伝えるのは、いかがなモノでしょうね。



タイ北部で76歳の日本人を逮捕、不法滞在19年

タイ北部ペッチャブーン県で76歳の日本人の男が、不法滞在の疑いで逮捕されました。な、なんと6734日のオーバーステイでした。

報道ですと、およそ19年間の不法滞在だったそうで、強制送還とタイへの入国10年間禁止の刑だそうです。罰金はいくらになるのだろうか?

タイには、多くの日本人が、短期・長期で滞在しているわけですが、仕事での駐在もあるし、留学もあるし、海外での年金生活をしている人たちもいます。

中には、日本から逃げてきている人たちもいるそうです。

この件の詳細は知らないので、妄想になりますが、タイに来たのは、男性が還暦前で、観光ビザでの入国だったようですが、その後、滞在ビザを更新したのは1回だけだったようで、黙っていれば誰にもわからないだろうとタカをくくっていたのでしょうか。

実際20年近くばれなかったのですが、ついにばれてしまったのは、なぜなんでしょうね。

報道の写真を見ると逮捕されたのはアパートではなくて、一戸建ての家のようで、それが、借りていたのか、それとも、同居している女性などの持ち家で、それを買ったのはその男だったのかとか、好奇心が湧きます。

日本人は、タイで土地は買えないわけですし、タイの女性と結婚をしたり、一緒に暮らす日本人男性の多くが、家を買ってあげたりしているそうです。

誰かが調べてくれないと、そうしたことはわかりませんが、逮捕された原因が、その家の大家とか同居者からの通報だった可能性はあるのではないかと思います。

同居しているのがタイ人の女性ですと、喧嘩して通報されたとか、邪魔になってきたので通報したとか、そんな可能性もあるかもしれません。

都市伝説だと、同居している女性に恋人がいて、殺されて近くの沼に沈められるとかもあったとか。

最近、徐々に外国人の滞在条件が難しくなっているという話もあります。

部屋とか家を外国人に貸していると、その外国人の出入国時とかビザの更新時に、書類が必要で、それで、大家の脱税がばれることもあるそうです。

昨年、お寺の鐘の音がうるさいと高層コンドミニアムに住む外国人がクレームして、その大家がお寺と言い合いになった時に、お寺の檀家などが、大家に対して、きちんと税金を払っているのかとか住んでいる外国人に滞在ビザや納税はどうなっているのかと問題が広がって、それから、徐々に厳しくなったと言われています。

海外で暮らすということは、いろいろと不利なこともあるわけで、タイ人ともめ事を起こすと、いいことはないです。

日本人のように外国人に甘くはないから、必ず意地悪をされたり、国外追放などのトラブルに巻き込まれます。

オーバーステイをすることは違法ですが、もう少し詳しいことも知りたいです。