2018年8月29日水曜日

コンピュータ・フォレンジクス

NHK「クローズアップ現代+」でデジタル・フォレンジクスについてやっていました。

コンピュータ・フォレンジクスというのは、知らなかったんですが、コンピュータやデジタル記録媒体の中に残された法的証拠に関わるデジタル的な法科学の一分野なんだそうです。

一般的には、HDDやSDDに残されたデータから、いろいろなものを読み取ることのようです。

一般的には、壊れたパソコンやスマホの中からデータを取り出したり、亡くなられた方の親族からの依頼で、パソコンやスマホ内のデータを取り出すことですが、時として、犯罪などの証拠を取り出すこともあるようです。

津波とか自然災害で、泥まみれになったパソコンやスマホからデータを取り出す仕事もけっこうあるそうです。

ついうっかり削除した写真などは、無料ソフトでも、ある程度は、復活させることが可能です。

読み取れなくなったHDDなどは、ちょっとハードルが高いですが、それでも、無料のソフトでサルベージ出来ることもあります。

ある程度パソコンの知識が無いと難しいし、HDDをパソコンにつないだり、HDDをケースなどに入れてパソコンにつなぐことが出来ないとダメです。

「HDD 復旧 ソフト」で検索すれば出てくると思いますが、うまくいかない場合もあるし、一度いじってしまうと、その後、もう取り出せなくなる可能性もあるようです。

復活させるソフトには、データを完全に破壊する機能もついていることが多いです。

私の場合は、まだ、いいソフトもなかったからかもしれませんが、10年以上前に、1万円以上したソフトで復旧をやってみましたが、半分くらいしか復活させられなかったですし、ファイルネームが全部英数字になっていました。

最近は、無料ソフトでも、かなり復旧できました。

自分でやるのは問題ないですが、使わなくなったHDDやスマホを捨てるときに、よほど注意をしないと、削除したくらいでは、中身を見られる可能性があることは、知っておいた方がいいと思います。

一番簡単なのは、どうでもいいビデオなどで、数回上書きしてしまうことですが、時間はかかります。

もっと確実なのは、物理的に破壊することです。


HDDを開けると、こんな感じになっていて、円盤部分にデータが、記録されています。

この円盤を飛び散らないように新聞紙などで包んだ上でハンマーで粉々にすれば、もう、ゼッタイにデータは、復活できません。

逆にいえば、この円盤があれば、特殊な器械を使い中身を読み取ることは可能な場合もあります。

左上にある「くの字の金属」の下に、超強力な磁石があって、取り扱いに気をつけないと、他の金属にくっつくときに、指を挟まれて怪我をする危険もあります。

SDカードなどでも、粉々にしてしまえば安全です。

でも、犯罪の証拠とかは、取り出したいですよね。他界した家族のPCやスマホのデータを取り出すかどうかも、大きな問題になっています。

番組でも、仮想通貨やオンラインの銀行取引などの情報がわからないと、遺産相続などで困るんだそうです。

でも、個人のデータの中には、第三者のデータも含まれていることもあるわけで、例えば、父親の不倫の写真が出てきたら、不倫相手のことまでわかってしまうわけです。

番組の中では、使っているパソコンなどの履歴が調べられることもやっていました。

インターネットの履歴は有名で、ほとんどの人が知っていますが、パソコンを使った時間とか、どのアプリを立ち上げたとか、細かなこともわかるのだそうです。

特に会社などのパソコンは、管理者が、いろいろと調べられるから、気をつけないと、首になるようなこともあり得るようです。

スマホなども、パソコンにつなげば、簡単に中身を見る事が出来ます。


2018年8月28日火曜日

ライフサイクル

人間が生まれてきてから死ぬまでにサイクルがあるというのは、誰もが知っていることです。

幼児期 乳児期から小学校に行くまで
成長期 小学校から高校まで
成熟期 成人式から更年期まで
衰退期 更年期以降

成長期に、思春期も含まれます。

こうしたライフサイクルは、会社などの集団にも当てはまることがあるし、製品にも当てはまります。

たとえばの話、女子レスリングなどは、成熟期を過ぎて、衰退期に入ってきているのかもといった感じですね。もちろん、人間と違って、組織でも製品でも復活はあります。

経済や国なんかも、ライフサイクルが繰り返されてきているような気もしますね。

成熟期は、非常に重要で、その時に、何をしていたかが、その後の衰退期に大きくかかわりそうです。

慢心して、間違った行動をしたり、次のステップへの努力をしなかったりすれば、衰退期に入るのが早まり、衰退も激しくなります。

成熟期には、自らをしっかりと見つめて、問題点を探り、早めの「傾向と対策」でしょうし、他の人たちから学習することも重要でしょうね。

自分の生活習慣を知り、他人の失敗から問題点を知ることですね。

わかっているけどやめられないということも多いですが、後悔しないためには、努力は必要です。

ただ、運動もしないし、たばこやお酒も飲んでいるのに100まで生きている人もいるわけで、個人差が大きいです。

健康に気を遣っているから健康で長生きできるわけでもないというのが、人生ですね。

ビジネスに関しては、進んでいますね。マーケティング手法の一覧なんか、かなり興味深いです。

計画的陳腐化なんてのは、現在、かなり多く使われています。

*寿命の短命化   〇〇タイマーとか揶揄されるように、一定の時間で壊れる。

*修理を難しくした陳腐化  スマホなどのバッテリー交換が個人では出来ないなど。

*システムを陳腐化  パソコンやスマホのOSですね。アプリもそうです。

*新しいモデルを発表  これは、ほとんどの商品で行われるモデルチェンジ。

*無料会員サービスの陳腐化  無料会員で釣るわけですが、有料にしないと、美味しいものはゲットできないという例のアレですね。

アジア大会のマラソンですが、トラックでの内側からの追い抜きは、OKなんでしょうけど、先行する選手が、内側に入るのを押しのけるのはOKなのかな?


2018年8月27日月曜日

フィーチャーフォン

物事には、表と裏があり、メリットだけでなく、デメリットもあるわけです。

便利なものや美味しいものは身体によくないということもあるわけです。

次から次へと更新されるTwitterや友人のSNSの投稿、友人から届くLINEのメッセージなど、最初は楽しくても、徐々に重荷になったり、うざく感じたりすることもあるわけです。

スマホを使っているつもりが、いつの間にかスマホに縛りつけられているかんじです。

多くの人間は、ちょうどいいところでやめることが苦手で、ついやり過ぎてしまいます。一種の中毒症状ですね。

イギリスでは「ダムフォン(dumb phone:スマートじゃないフォン)」、いわゆるフィーチャーフォンの販売成長率がスマートフォンの実績を上回ったことが報じられています。

dumbというのは、おバカとかダサいとかいった意味で、スマートというのは、賢いとかかっこいい意味です。

日本では、ガラケーといわれている機種のことですが、フィーチャーフォンと聞くと、少し新しい感じもします。

日本人は、フューチャーフォーン(future phone)と間違えて呼びそうですが、featureは、特定のとか主なとかいった意味です。

必要最小限の機能だけの携帯電話ということで、アプリを入れればいくらでも機能が増えていくスマホに比べると欲張りではないということでしょうね。

欲をかきすぎると疲れてしまうから、欲はほどほどにというのは、人生のいろいろな場面で感じることです。

食べ過ぎない、贅沢をしすぎない、遊びすぎないなどですね。

日本でも、LINEなどは、もう若者はそんなにしなくて、やっているのは、中年とか高齢者だそうです。

危機管理が理解できない人もいるから、個人情報が漏れて、あとから泣く人も出そうです。老いらくの恋のメッセージやイケナイ写真や動画など。

やり過ぎると、面倒なことが増えてくるのでしょうね。既読など、便利なようで、何か、行動を見張られているような感じを受ける人もいるようです。

メッセージに返信が無いとか、無視されているとか、ストレスになることもあるようです。

インスタでも、必ず飽きるときが来るだろうし、インスタ映えを撮るチャンスにも限界があるでしょうね。

ですから、アプリを作る側としても、次から次へと目先を変えて新しいものを出してきます。

今はTik Tok (ティックトック)だそうですが、早くも若者たちからは、ウザイと言われはじめているとか。

よく考えれば、自己顕示欲を発散する場ですから、本人は喜んでいても、見る側や見せられる側にとっては、迷惑な場合もあるんでしょう。

誰かのためになるとか、誰かに喜んでもらえるというのは、そんなに簡単ではないと思います。

今までのイメージからすれば、ガラケーは年寄りで、若者はスマホでしたが、これからは、もしかすると、若者がガラケーで、年寄りがスマホの時代になっていくのかもね。


2018年8月25日土曜日

姑息な手

慰安婦問題が拗れた原因のひとつが、朝鮮半島で女性を強制連行したと虚偽証言した吉田清治氏であることは、はっきりしているわけですが、朝日新聞や一部の左翼が、その嘘を世界に垂れ流し、日本と日本人の名誉を傷つけて続けているわけです。

朝日新聞は、虚偽証言したと認めた吉田清治氏の件を認め、訂正記事を書いているのですが、その記事に関しても、姑息な手を使って、自分たちの非が世界に知られないようにとやってきたことがばれています。

今度は、朝日新聞の「慰安婦連行、吉田証言虚偽訂正記事の英語版」がGoogleの検索で引っ掛からないように細工していた件は、にわかには信じられない事情を説明し、こっそりメタタグを外すも、「この記事はオススメしないでください」という設定があると話題になっています。

本当に、息をするように姑息な手を繰り返しますね。

ホームページなどを作ったことがあればわかると思いますが、いくら努力してホームページを作っても、見てくれる人はほとんどいないわけです。

そこで、なんとか見てくれる人を増やそうと、SNSなどでよく使われている#(ハッシュタグ)のように、そのホームページに関連することを、ソースの中にあるメタタグに書き加えて、なんとか検索に引っかかって、見る人が増えますようにとやるわけです。

ところが、朝日新聞は、自分たちの非を認めた記事が、多くの人に知られないようにと、メタタグに「noindex」「nofollow」「noarchive」と書いて、検索しても、自分たちが嘘を吐いてきたという都合の悪い記事がでてこないようにしたわけです。

どう考えても、おかしいですよね。日本と日本人を国際社会の中で、軽蔑させようと考えているとしか思えませんが、そんなことをして、誰が、得をするのでしょうね。

一部の左翼や反日国家のために働いていると思われる人たちは、彼らに都合の悪いことを発信する人たちを、ネトウヨと決めつけて、やれ差別だのヘイトだのと批判しますが、自分たちこそが差別やヘイトをしているようにしか見えませんね。

右でも左でも、嘘はいけません。

世の中の悪や矛盾を批判することはいいのですが、そうしたことをする新聞は、自分の間違いは、認めて、反省しないとおかしいです。

朝日新聞が、垂れ流してきた嘘で、どれだけ日本人に迷惑をかけてきたか、よく考えて欲しいですね。



商売か愛国心か

アジア大会のバスケットボール男子日本代表4選手が歓楽街で現地女性相手に買春行為を行い、帰国処分を受けた件でいろいろといわれています。

日本代表のユニフォームを身につけての買春行為は、とんでもない恥さらしですが、たぶん、最初から買春が目的ではなかったから、ユニフォームで出かけたんではないかと思いますね。

食事のあと、開放感から、日本語で話しかけてきた日系人?から、おもしろいところがあるからどう?などと誘われて、つい魔がさしたというか、考えもなく誘惑に負けてしまったということで、帰国させられて謝罪会見をするのも当然です。

日本代表は、国民の税金で費用を出してもらっているのですし、今回のような不祥事が起きれば、即、日本の恥になります。

バスケット選手ですから、とにかく背が高くて目立ったことでしょうね。

でも、何かおかしいと思う人もいるわけで、川淵三郎氏は、朝日新聞の記者に疑問を感じているようです。

スクープを狙う写真週刊誌ではなく、大新聞の記者が、スクープだと、証拠写真を撮ったり、後をつけたりして告発したことが、果たして、正しかったのかということです。

ニュース映像とか写真でもたまに感じることですが、ビデオや写真を撮るよりも、他にやることがあるのでは?特に、事故の時の人命救助とか、事故を未然に防ぐ努力とか。

「同じ日本人として何故注意してやれなかったのか」というのは、確かにそうかもと思いますね。

誰かが注意をしていたら、あの4人は買春をせず、おそらく問題は起きなかったはずです。

記者の仕事としては、よくやったとしても、1人の日本人としては、恥ずかしいことだと思います。

もしかしたら、朝日の記者が日本人ではなかったのかもしれませんけどね。


2018年8月24日金曜日

雑誌

はじめてパソコンを始めた1995年頃は、全くワケがわからなかったので、とりあえず、DOS/Vマガジンなどを買って読みました。

バンコクにも紀伊國屋などの本屋さんがあって、日本の雑誌も手に入ります。

パソコン関係の雑誌には、オマケのCDがついていて、その中には、ゲームとかソフトのお試し版が入っていたり、写真などもありました。

日本に帰ったときには、雑誌は重いから、雑誌は捨ててCDだけをまとめて持ってきました。






フロッピーディスクのオマケもありましたが、見付からないから、捨ててしまったのでしょう。

今は、雑誌は買わないですね。タイに来てからも毎月買っていた文藝春秋も買わなくなっています。新聞も、とらなくなりました。

ニュースはネットで十分です。

新聞を読む世代とネットでニュースを見ている世代とでは、思想的に、大きな違いがあるようです。

新聞を読む人には左派が多く、スマホなどでニュースを見ている人には右派が多いようです。

昔は、テレビやラジオや新聞が、すべてでしたから、疑う術もなかったんですが、今は、新聞やテレビのフェークニュースは、ネットで話題になります。

そうか、テレビや新聞には嘘があったんだと思うから、ますますテレビや新聞を信用しない人たちが増えます

今や、テレビや新聞は、高齢者のためにあり、若い人は、スマホとネットです。

ネットにも嘘はいっぱいあるわけですから、しっかり嘘を見抜くだけの目が必要です。


レイヤーの話

パソコンのモニターを見ていると、細かな点の集合で線が描かれ、細い線が集まって平面が出来るということを考えます。

文字なんかは、モニター上でもプリンターで印刷されたものでも、黒い点の集まりで描かれています。

3次元ソフトなんかですと、平面の集合の立体という感じですね。3Dプリンターは、平面を積み重ねていく仕組みです。

1秒間に30コマ程度の白黒写真の連続を見れば、動く映像に見えます。

モニター上の点は、点灯しているか消えているかで、点灯しているところが白で、消えているところがクロになって、点や線が見えてきます。0か1かですね。

そして、最初の点が、Red(赤)・Green(緑)・Blue(青)の3つの色で一つのセットになると、モニターがカラーにないます。

それに対して、カラープリンターは、Cyan(緑みの青)・Magenta(赤紫)・Yellow(黄色)の3色です。

今は、スマホなんかでも、簡単に写真加工などが出来ますが、写真の加工には、レイヤー (Layer)という概念が基本になっています。

写真の上にガラスとか透明のフィルムなどを載せて、その上に何かを描いて、重ねていけば、最初の写真にはなかったものが描き加えられています。

人間の顔の写真に眼鏡を描いたレイヤー(層)を載せると、メガネをかけた顔になります。

髪型だったり、服装だったり、いろいろなものを付け加えることが出来ます。

そういえば、昔、FLマスクなどの写真にモザイクをかけるソフトがあり、無修整の写真にモザイクをかけて、それをネットに流す人がいました。

同じソフトを使うと、簡単にモザイクが外せるので、それじゃモザイクの意味ないじゃんということで、関係者が逮捕されました。

モザイクのレイヤーをかぶせておいて、それを取り外すというのは、目からウロコで、せっせとFLMaskを外してた日々を送っていた人もいたことでしょう。

今は、無修正のビデオが氾濫している時代で、無修整の写真は、珍しいでしょうし、まして、モザイクのかかった写真など、博物館ものかもね。

今のコンピューターは、計算能力がすごいので、映像などに加工をすることも出来ちゃいます。

音楽なんかでも、同じで、ギターとベースとドラムをそれぞれ録音して、それを一つにまとめたら、バンドの演奏が出来ちゃいます。

コンピューターには、階層構造という考え方があって、ハードディスクの中が階層になっています。

例えば、写真というフォルダを作り、そのフォルダの中に、家族とか友人とか旅行とか海とか花といったフォルダを作れば、写真の整理も簡単です。

旅行のフォルダの中には、旅行先によってのフォルダを作ることも出来ます。

家系図とか、人類の進化図とか、DNAの構造とか、コンピューターで、どんどん解明されていくでしょうね。

スマホのアプリは、すごい数で、びっくりします。スマホに、自分の欲しいアプリを入れていったら、すごい道具になりますね。


2018年8月23日木曜日

ソーシャル・ネットワーキング・サービス

インターネットが普及して、便利になったなあと思うのは、ブラウザーを使っての検索ですが、それとともに、SNSと略されるソーシャル・ネットワーキング・サービスも便利です。

ツイッターとかフェースブックとかLINEとか、あるわけですが、歴史は、かなり古いです。

ICQなんか、かなり古いですが、1999年06月21日に発表されたYahoo!Messengerや同年07月22日に発表されたMSN Messenger Serviceが有名でした。

2000年代に入ってWindows XPについていたWindows MessengerやNetMeetingを使った人も多いでしょうね。

国内だけでなく海外へもテレビ電話が可能ですし、いろいろなグループ部屋に入れば、下半身や行為を見せちゃうイケナイ中継をしている人たちもいました。

何年たっても、同じようなことをやっている人はいるわけですが、最初に考えた人たちは、すごいと思います。

昔は、趣味でやっていた人たちですが、今は、もう、ビジネスがほとんどでしょうね。

インターネット回線を使えば、テレビ放送だって見る事が出来ますし、国際電話も、電話料金がかかりません。

P2Pといわれる離れたところにあるパソコン同士をつなぐことで、ファイル共有ソフトを使って、ファイルを交換することが流行った時代もありました。

WINMXとか社会問題となったWinny とかファイルだけでなく、ウィルスまでオマケについてきて、大変でした。

ウィルスに感染すれば、ひどい時には、ハードディスクがフォーマットされて、すべてが消えてなくなるとか、パソコンが起動できなくなるとか、パソコンの中にあるファイルが、外部に流出するとか、まあ、恐ろしいわけです。

ケツ毛バーガー」事件などは、語りぐさです。

要するにつながればメリットもありますが、危険もあるわけです。

インターネットにつないだパソコンやスマホに入っているものは、いつ流出するかもしれないという自覚は必要です。

本名や住所などを何のためらいもなく載せている人もいますし、顔写真も、得意げにアップしている人が多いですが、何かが起きた時など、恐ろしいですね。



冷や飯を食う

タイの屋台には、ぶっかけ飯屋があって、大きなガラスケースにアルミやステンレス製の食器に入ったいろいろなおかずを並べていて、気に入ったおかずをご飯の上にかけてもらいます。



お湯に容器を浮かべているところもありますが、だいたいは、料理は常温になっています。ご飯も、炊きたては別ですが、だいたい常温です。



ただ、汁物は熱くしています。

中国人観光客が日本の弁当怒り 「どうして冷めた弁当など売るのか」

日本は、冷たいものを平気で食べますね。

おむすびにしてもお寿司にしても、お弁当でも、冷たいです。

温めることが可能なものもありますが、お寿司なんか、温めてはダメでしょうし、温めると、おいしくなくなってしまいものもあります。

冷や飯を食わされるという日本語もありますが、閑職に追われるとか、冷遇されていることを指します。

日本でも、昔は大家族で、食事は家で作るのが基本でしたから、当然温かい食事でした。お弁当だけが、特別でした。

ただ、居候などは、家族が食事をしたあとで、1人寂しく食べるイメージで、だから冷や飯というんでしょうね。

タイ人の多くは、食べ物は食べたいものを食べたいときに食べることが基本で、街中に屋台があって、早朝から深夜までやっているので、余ったものを冷蔵庫に保存するというのはマイナーです。

徐々に、冷蔵庫に保存して電子レンジというのも増えていますが、食べ残しが多いし、食べ残しは、捨てます。

日本もひとり暮らしが増えるなどで、コンビニやスーパーでお総菜やお弁当を買って食べる人も増えているようで、必要な分だけ買って、残さないようになっていくんでしょうね。

中国人も、大家族が減って、金儲けに忙しくなれば、冷たいものを食べるように変わっていくのかな?


LGBTについて

ロンドンで皿洗いをしていたとき、レストランの調理場に時々やってくる、変なおじさんがいました。

スタッフたちからは、親しげにトニーと呼ばれていた当時50歳くらいの背の小さな丸眼鏡をかけた優しそうなおじさんでしたが、彼がいなくなると、クイヤー(Queer)といって笑っていたので、何の意味だろうかと思って辞書で調べたら、変わり者とかオカマとかといった意味だとわかりました。



たぶん、今でもあるんでしょうけど、1977年のシンガポールでは、Bugis Street・通称ブギーストリート( Boogie Street)という有名なところがあって、夜になると、そこに屋台が出て、オカマたちが、お客の座っているテーブルにやってきます。

タイは、ニューハーフといわれるオカマたちのショーも有名ですし、ホテルの従業員やレストランの従業員たちにもオカマが多いところです。

タイは、まさにLGBTがいっぱいで、テレビを見ていても、ほとんどのドラマにオカマが出てくるといった感じですし、オカマやトムボーイによる犯罪なんかも多いです。

ゲイの人たちには、才能豊かな人たちが多くて、音楽家とかデザイナー、弁護士、医師などなど、社会的な地位の高い人たちも多いです。

子供の頃、母親の化粧台の前で、兄弟姉妹で、お化粧遊びをした人も多いのではないかと思うし、男の子でも、女の子のような遊びが好きだった人もいるでしょう。

生まれつき、カラダは男性でも心が女性とか、カラダは女性でも心は男性とかいるわけで、いろいろと難しいこともあります。

バンコクには、トワイライトといわれる一角があって、男の子たちが身体を売ったりしているわけですが、以前、そこにある店に行ったときに、隣に来た男の子に聞いてみたら、本当は女の子が好きだけど、商売でやっているとのことで、お金のために、女装をしたり、男性のお相手をする人もいるわけです。

日本は、古くから男色というのがあって、武士同士ですと衆道といわれました。時代劇などには、美少年のお小姓も登場します。

世界には、いろいろな人たちがいるわけですが、少数の人たちもいて、最近は、少数者たちの権利について注目されます。

少数だからといって差別はイケナイですが、マイノリティーだからといって、優遇されるのも問題ですね。

社会的な影響というのもあって、一時的に子供がお化粧をしたり、女の子の真似をしたりしたとしても、いつの間にか、普通になっていくことも多々あるわけで、社会全体としては、やはり、マイノリティーが、テレビに出すぎるのは、いかがなものかと思います。

生産性云々は、とんでもない暴言だとは思いますが、性的に普通であることが望ましいのは、間違いではないです。


タトゥーについて

タレントのりゅうちぇるが、タトゥーを入れた件で、いろいろな意見がでています。

タトゥーには、犯罪者の証とか相手への威嚇とか自己顕示欲とか、いろいろな歴史的な意味があることだと思いますが、最終的には、個人の自由ですね。

ただ、自分で正しい判断が出来ず、後から後悔するような年齢の人には、とりあえず、もう少し待ってみたらとアドバイスするのがいいと思います。なぜなら、一度入れた入れ墨を消すのには、お金も掛かるし、うまく消えるかどうかはわからないようですからね。

タトゥーにもいろいろあって、美しいものもあれば、恥ずかしくなるようなひどいモノもあります。

日本の昔のヤクザなどが背中から胸にかけて入れていたような彫り物は、美術的にも価値があると思うけど、欧米の船乗りとかチンピラが入れているようなタトゥーには、とんでもないようなものも多いようです。

英語でも漢字でも、意味がわかっていないのに入れている人もいます。

タトゥーを入れるには、医師免許を持った人でないと違法だそうです。肝炎やHIVなどに感染するリスクもあるそうです。

飲酒でもたばこでもタトゥーでも、基本的には、個人の自由でしょうが、他人への迷惑はダメでしょうね。

他人からの視線に関しては、タトゥーを入れた人は、それを承知でやっていることだから、黙って受け入れるしかないでしょうね。差別だと思うのなら、抗議すればいいだけです。

ただ、芸能人などは、社会への影響力もあります。若い人たちは、芸能人とか有名スポーツ選手などから影響を受けやすいです。迷っている若者の背中を押すことはあります。

その人が一生後悔しなければいいのだけど、後悔したときには、背中を押した人にも責任の一端はあると思いますね。

有名人は経済力があるから、消すことも容易でしょうけど、お金がない人は、消すのも大変でしょうしね。

美容整形でもそうですが、10年後、20年後、そして、死ぬときにどう思ったかに興味があります。

それと、タトゥーを入れた人たちの多くが、見せたがりますよね。筋トレをしている人たちにも見られますが、見せびらかしたくなるようです。痛い思いをしたり、つらいトレーニングの結果ですから、自慢したいようです。

胸を大きくした女性も見せたがります。スケベエですね。

日常生活で自慢げに見せようとするのは、かっこわるいと思います。

タレントのりゅうちぇるは、どうしてテレビに出ているのか判らないし、好きではないからどうでもいいですけどね。


機密アプリ 犯罪の温床?

世の中には知らないことがいっぱいあるわけで、パソコンに関することに比べて、スマホに関する知識は、格段に少ないわたしです。

パソコンを使っているし、外出することが少ないから、スマホを使う機会が少ないのです。

家にいるかぎり、パソコンの大きな画面の方が、ずっと便利です。一度にいくつものタブを開いたり、ネットにつなぎながら、マルチタスクでいろいろなことも出来ます。

ただ、外出時には、スマホは便利です。持ち運びできるパソコンでノートよりも小さくて軽いです。

日本でもタイでもLINEをやっている人たちが多いですが、わたしは、個人的に、反日国家に情報を送っているといった話があるし、他人から情報を見られているという話もあるしで、LINEは自分のスマホには入れていません。

それでも、必要に迫られて、10年くらい前の古いスマホにLINEを入れて、LINE専用スマホにしています。

機密アプリ、犯罪の温床 暗号化で通信内容保護、復元困難

こんな記事があったので読んでみたら、「Telegram(テレグラム)」と「Signal(シグナル)」という、便利なアプリがあることを知りました。

通信内容保護って、一番重要なことで、それが犯罪に使われるからといって規制とかあってはいけないでしょう。

自分の手紙やメールが、誰かに見られているだなんて、一番あってはならないことです。そうした盗み見をする行為が取り締まられるべきですよね。

Telegram」と「Signal」をチェックして、自分的には、シグナルを入れました。

シグナルの使い方は、こちら

日本人は、危機管理に疎い人も多く、世の中には悪党がいるという現実を理解していない人もいます。だから、よく騙されます。

ビジネスでLINEとか、考えられないことです。まあ便利だから使うんでしょうけど、便利なものやおいしいものは、危険がついてきます。

今回、いろいろと検索していたら、「野良アプリ」という言葉もはじめて知りました。

=GoogleはGoogle Playを経由しないアプリ配布も認めており、APKファイルから直接インストールできるようになっており、それらのアプリは野良アプリと呼ばれる。
ただし一見普通のアプリに見える悪質なアプリ(マルウェア)も存在するため、公式マーケット以外からのダウンロードには細心の注意が必要である。=

いつも思うんですが、日本政府は、日本と日本人のためのOSやアプリを開発して広めていく気はないのでしょうか?

それと日本企業が、元気でないと、日本も元気になれないわけで、日本の製品をもっともっと応援したいです。

反日国の製品はなるべく使わない方がいいと思うけどなあ。


2018年8月21日火曜日

パソコン履歴

1995年から組み立てパソコンを使ってきていますが、今までに、多くのソフトも購入してきています。

「パソコンもソフトなければただの箱」といわれるように、組み立てパソコンの場合には、パーツを箱に入れていって、必要な接続しても、何も起こりません。

BIOSを表示させることは出来ますが、それ以上には進めません。

まず、オペレーション・システムのCDなりDVDからインストールすることが必要で、それにけっこう時間がかかります。

次に、組み立てに使ったパーツを動かすためのドライバーを入れたり、細かな設定をして、やっと、最初の画面がでてきます。

今は、インターネットに接続してブラウザーを立ち上げれば、それで、ほとんどのことが出来ますが、インターネットが普及してきたのは、2000年前後で、それまでは、ネットに接続しないでパソコンを使っていたので、何をするのにも、ソフトが必要でした。

一般的には、オフィスなどの統合ソフトを入れて、ワープロや表計算やプレゼン用の資料作りなどをしたり、ゲームをしたり、出来ることには限りが有りました。

私の場合には、とにかく、百科事典関係のソフトが多かったです。










仮想CDドライブというのがあって、ソフトで実際にはない仮想のCDドライブを作って、そこに辞典などのCDに入っているデータを入れると、CDをいちいち出し入れすることなく、辞書を使えるので便利でした。

昔は、パソコンで年賀状の印刷とかが多かったですが、今も続いているのかな。

印刷の延長上にCDやDVDを焼くこともありました。

鉄道の時刻表などもパソコンソフトがありました。

今は、インターネットにつながれば、何でもネットで検索して調べられます。

グーグルなどの地図も便利になっています。

昔は、航空写真など、かなりお金を払わないと購入できませんでしたが、今は、誰でも見る事が出来ますし、ストリートビューなどでは、肉眼で見るかのような街を見る事が出来ます。

ドローンで撮った映像をアップしている人もいるので、まるで、映画やドキュメンタリーのような映像を見ることも出来ます。


2018年8月18日土曜日

飛蚊症について

今から10年以上前になりますが、視界に黒い点やゴミのようなものが現れて動き回ったときには、びっくりしました。

すぐに眼科医に診てもらい、危険なものではないと言われて、はじめて日本語では、飛蚊症というのだと知りました。

私の場合には、幸いにして危険なものではないと言われましたが、飛蚊症にも危険なものもあるそうですから、異常を感じたら専門医に診てもらった方がいいですね。

一度気にし始めると、ものすごく気になって、気分が悪かったです。

眼科医によれば、そのうち、消えるかもしれないし、気にすることはないというのですが、気になります。

でも、いつの間にか、消えてしまい、今は、ほとんど問題はないです。



気になるといえば、常夏の国で暮らしていると、紫外線が強いからか、腕や胸や背中にほくろが増えてきます。

若い頃に、海で日焼けしたり、ゴルフで日焼けしたりしてきているから、もしかして、皮膚ガンかとか、心配になったりもします。

ネットで検索してみると、皮膚がんの初期症状も書かれていますが、一般的には、急に大きくなってきたとか、表面がギザギザとか、左右非対称とかがあるようです。

右腕にあるほくろは、現在、大きさは、5ミリ以下ですが、気になり始めると、何か、大きくなってきているような気もします。


不整脈なんかも気にし始めると、余計に脈が乱れるし、胃腸も気にするのがよくないようです。


バレーボール女子日本代表監督・中田久美さん

テレビ「サワコの朝」にバレーボール女子日本代表監督・中田久美さん登場でした。

女子バレーボールを見るのは大好きで、よく見ています。特に、最近では、タイのチームも強くなって活躍しているので、タイのテレビでも女子バレーボールの中継は増えてきています。

日本とタイとは、因縁の試合も多くて、タイでは、多くの人たちが、テレビ観戦します。

中田監督になって、選手も替わってきているし、国際大会では、なかなか上位に食い込めないですが、東京オリンピックを目指して、これから活躍してくれるでしょう。

日本は、体格や身体能力では、欧米にはなかなか勝てないですが、戦略や技術や気力では負けていません。

サッカー日本代表の監督でも話題になりましたが、バレーボールでは、監督が日本人でも、テクニカルコーチには、外国人を入れて、試合中には、彼が、細かな指示を出すことが多いようです。

そして、バレーボールでは、かなり前から、分析チームが試合をリアルタイムでチェックして、それを監督などの持つタブレットにwifiで飛ばして、次の作戦に役立てることをしてきています。

ビデオ判定も、チャレンジというシステムを採用して、セットに付き2回までビデオ判定を要求でき、チャレンジに成功したら、そのチャレンジは回数に数えられません。

バレーボールも、世界中の選手が、いろいろな国に行って活躍していますが、日本の選手は、プロチームとしての先進国であるイタリアに行くことが多いようです。

今回の阿川佐和子さんの番組の中で、バレーボール女子日本代表監督・中田久美さんは、最終的にはと何度もことわりながらも、最期に大切なのは、「気合いと根性」だと思いますと断言していました。

最近は、根性論が否定されることも多いですが、無鉄砲なことは別として、苦しさを我慢することで、より強くなれると思います。

テレビなどでもてはやされる価値観が、必ずしも正しいともいえませんから、自分で、しっかり考えた方がいいですよね。

なんてったって、日本を弱い国にしようと、いろいろと仕掛けてくる国もありますし、その手先として動いている日本人などもいます。

日本人は、優しいですし、謙譲的に物事を考えるし、どうしても、強敵にのまれてしまうことが多いです。それで、持っている力を出し切れずに負けることも多いです。

いい意味でSでないと戦いは負けますね。あとは、負けず嫌いな性格です。

わかりやすい例として、日本と韓国との試合では、多くの場合に日本が気持ちで負けています。そこを乗り越えないと、ダメですが、子供の頃から徹底的な反日教育の国と、自虐的な歴史観を教えている国ですから、変えていくのは簡単ではありません。

バレーボールも怪我の多い競技で、怪我に強くないと、一流選手にはなれません。

新しい才能を発掘して、鍛え上げて、2020年の東京オリンピックで、金メダルを取って欲しいです。




2018年8月16日木曜日

2歳児発見の捜索ボランティア 尾畠春夫さん

多くの人が経験していると思いますが、自分が子供だった頃、そして自分が子供を持ったとき、子供は、すぐに行方不明になってしまいます。

だから、昔は、「人さらい」にさらわれると脅かされたものでした。

母親とか父親とか兄とか、信頼している人とはぐれてしまったときの不安は、ものすごいですよね。なんとか探さないとと、どんどん行ってはいけない方向に進んでしまいます。

子供は、どの方角を見ていても、目の前は、あくまでも前でしかありません。前に進んでいても、道が曲がっていれば、道なりに前に進みます。

曲がり角は、大きな決断をするときです。どっちに行こうかと。だいたい行ってはいけない方を選びます。

探す方は、難しいですよね。今回は、尾畠春夫さんのカンが大当たりでしたが、いつもそうでもないと思います。

今の時代は、誰かに連れ去られたという可能性もあるわけですし、事故に巻き込まれた可能性も疑います。

ネットでは、透視が出来る人の予言が大当たりだったそうです。

それにしても、尾畠春夫さんは時の人です。あのキャラがいいですね。

見るからに昭和の魚屋さんで、信念の人のようです。自分は声は大きくないといいながら大声でしゃべっているのも微笑ましいです。

何か、昭和の時代からタイムマシーンに乗って現れたかのような人ですよね。関ヶ原の戦いの時代からやってきたといってもいいくらいです。

見つけた子供は家族に渡すと約束しているから、警察には渡さなかったというのもすごいです。

おいしいものは食べないとか、他人に迷惑をかけないとか、もはや仙人に近いかも。

「ボランティアはすべて自己責任」「人を頼ったり物をもらったりしちゃいけない」

でも、今までの経験から、おさえるべき所は、しっかりとおさえているからプロですね。

事前に家族に会って捜索・保護の許可を得てるし、見つけたら連れて帰ると約束しているから未成年者略取には該当しない。

事前に警察に免許証を見せて許可を得ているから発見時に保護者としての地位を確立していて、警察には渡さないと言っても警察も何も出来ない。

意外と奥さんには、迷惑かけているのかも。

藤本理稀ちゃんの生命力はすごいですが、どの辺に住んでいるのかに興味がありますね。普段どんな遊びをしているのかも。

テレビで見る限り、田舎の生まれ育ちであれば、あの程度では、都会の人が感じるほどすごいところでもなく、2歳でも、お兄さんに連れられてなら、時々遊びに行っているようなところだと思う。

タイの洞窟に閉じ込められていた少年たちは、水だけで9日間生きていたわけですし、寒さよりは暑さの方が、幼い命には優しかったのだと思う。

でも、暗闇や音は怖かったのではないかと思う。

まあ、これからいろいろなことを言う人もいるでしょうけど、とにかく無事でよかったですね。


NHKスペシャル「ノモンハン 責任なき戦い」 を見て

1945年8月15日に日本が無条件降伏をして悲惨な戦争が終わりましたが、あまりにも多くの犠牲者を出し、日本の国土も荒れ果てました。

戦争に進むまでにはいろいろな理由もあったのでしょうけど、結果論からいえば、無謀な戦争だったと思います。

1939年(昭和14年)5月から9月にかけて、満州国とモンゴルとの間の国境線をめぐる戦いが起きノモンハン事件といわれていますが、事件ではなくて、国境をめぐる紛争というか戦争でしょうね。

モンゴルといっても、実際にはソビエト軍で、準備万端の総兵力51,950名が、火砲542門、戦車438輌、装甲車385輌日本軍に襲いかかったわけで、日本軍は、人員で約半分、兵力比でソ連軍は日本軍の4倍だったといわれています。

でも、ソ連側の死傷者は、2万5千人といわれ、日本軍は、主力部隊の約8割を失う壊滅的な被害、2万人以上の死傷者を出した、負け戦でした。

東京の参謀本部は、ソ連との国境紛争拡大に反対でしたが、それを満州国の関東軍司令部が無視して、作戦続行をし、多くの犠牲者を出しましたが、辻参謀などの司令官たちは、作戦失敗の責任を部下に押しつけ、自決させるなど、ひどいモノでした。

辻参謀に代表されるように日本軍は、作戦を立てるときに、戦う相手の戦力などを事前に調査していないし、自分たちの兵士たちへの武器や食糧などの調達を考えていないし、万が一負けたときの撤退に関しても、無責任極まりないわけでした。

日清戦争や日露戦争で勝ったことで、日本は、イケイケ状態だったんでしょうね。

結局、その無責任な作戦は、大東亜戦争でも同じことで、イケイケで拡大したけど、相手の兵力に前にじり貧で惨敗でした。バブルの経済戦争でも同じでしたよね。

辻参謀は、大東亜戦争の敗戦時にはバンコクにいて、バンコクから、逃げて、ラオスからベトナム、そして中国を経て、日本に帰っています。

彼の無謀な作戦のために、多くの日本の兵隊さんたちが命を落とし、心身ともに大きな傷を負ってきています。

シンガポールでは、日本軍が、抗日分子であると判断した者を大量に処刑したシンガポール華僑粛清事件を作戦主任参謀の辻が実行し、今でも、シンガポールの華人たちは、反日思想を持っている人が少なくないです。

要するに、すべて頭の中で考えていて、その時はそれでよくても、その後、どうなるのかを考えていないように思えますね。

わたしが、シンガポールに滞在していたときに知り合った戦争の時に少年だったという華人は、わたしが日本人だと知ると、自分の顔をビンタする真似をしながら、「ばっかやろー」と日本語で叫んだので、びっくりしました。

一方、辻参謀のタイでの上司だった中村明人中将は、タイに赴任してすぐ、タイ人に対するビンタ禁止令を出しています。

中村司令官がタイの有名な恋愛小説で、何度も映画やテレビドラマになっている物語のモデルだといわれるように、上に立つ人間の考え方一つで、将来の日本人に対する考え方は変わります。

旧日本軍の中には、敗戦後、植民地からの独立運動に協力した人や、共産主義者たちに協力した人たちもいますが、やっぱり頭でっかちというか、理想論だけで行動しがちな気もします。

この間の米朝会談の時に、トランプ大統領は、朝鮮戦争の時の米兵たちの遺骨を返して欲しいといって、徐々に帰っているそうですが、日本兵の遺骨も、東南アジアや中国やモンゴルには、まだまだ残っていますから、日本政府は、しっかりしないとイケナイです。

無責任にイケイケといわれて苦労させられて、挙げ句の果てには、勝手に帰れで、亡くなられて、今もジャングルや草原にころがっているのでは、悲しすぎます。

負ける戦争はゼッタイにしてはいけないし、戦争以外に方法がないときでも、必ず勝てる準備をしっかりして、万が一負けてしまったことも考えて、それでも戦争するしかないのかをもう一度考えてからにして欲しいですね。


2018年8月15日水曜日

シリキット王太后

現在のタイの国王は、ラマ10世ですが、まだ、正式な戴冠式は行っていません。

ラマ10世の父親のラマ9世が、国民から敬愛された国王であり、数々の功績もあったわけで、ラマ10世の世になった今でも、国父といえばラマ9世と思っている人たちも多いようです。

そのラマ9世のお后が、シリキット王太后で、今月12日に満86歳になられました。現在は、病気療養中ですが、ラマ10世とシリントーン王女に囲まれて、椅子に座る写真が数枚公開されています。

スイスのローザンヌの大学に通っていたラマ9世が、交通事故で大怪我を負い、右目の視力を失い、義眼でした。入院中に当時フランスに滞在中のシリキット王太后が、献身的な看病をしたと伝え聞いています。

ラマ9世もシリキット王太后もラマ5世のお孫さんだそうです。ですから、いとこ同士ですが、ラマ5世には多くのお后がいらっしたので、そのへんは複雑みたいです。

ラマ10世の最初のお后は、シリキット王太后の姪御さんです。

8月12日シリキット王太后のお誕生日は、タイの母の日です。

多くの人たちが、王太后のお誕生日を祝うとともに、自分の母親に感謝する日になっています。母親を連れて食事に行く人たちが多いですから、どこのレストランも満席ですし、母親連れには特別サービスなどもやっています。

我が家は、混乱を避け、日をずらしましたが、やはり家族で食事に出かけました。



家族で出かけると、そのあとは、席を変えスターバックスでコーヒータイムです。

コーヒーはおいしいですが、料金が高いですね。


スマホのカメラには、いろいろなエフェクトがついているんですね。スマホのカメラはほとんど使わないから、はじめて知りました。


エアコンのお掃除

タイでの暮らしで一番大切なものはエアコンかもしれません。エアコンがなければ、タイの猛暑の時期を乗り切れません。

最近のエアコンはインバータ方式で、必要な分だけしか運転をしないので、電気代も旧式に比べるとかなりお安くなっているようです。

昔のエアコンは、室外機のファンを見ているとわかりますが、回転して室温が冷えるとファンが停止していました。そして、室温が上がると、またファンが回転をはじめます。

インバーターですと、ファンは、回転数を調整して、ゆっくり回るときと、早く回るときとがあります。

電化製品は、スイッチの開閉の時に電気を食うといわれているし、故障の原因にもなるといわれるので、インバーターは、賢いわけです。

室内機にも室外機にも車のラジエターのようなコイルがついていますが、室外機では、冷房の場合、そこを通る熱い媒体の熱を放熱させているので、室外機のファンからは、熱風がでてきます。

一方室内機の方は、コイルが触媒で冷やされて、そこを通る風が室内を冷やしてくれます。室内機のファンは、ほとんどロータリー式のコンパクトで静音タイプです。

冷えると、フィンには室内の湿気が水滴となってつき、それが配水管を通って外に流れます。

この排水用のホースが汚れで詰まることもあります。

冷えが悪くなるのは、ほとんどの場合、室内機の冷却フィンの汚れで、目が詰まっているから、風が弱まってしまいます。ですから、そこを掃除してやればいいわけです。

あと、フィンについた水滴が凍ってしまって、それで空気が流れなくケースもあるそうです。そういった時は、運転を止めて、氷を溶かしますが、コンプレッサーの冷却ガスが足りないこともあるそうです。

室外機のラジエターの目詰まりもあるので、そこにも気をつけて掃除をした方がいいですし、外気が非常に暑い時などには、室外機に水をかけるだけでも、かなりの効果があるそうです。

素人でも出来る部分と出来ない部分があるので、出来るところは、自分で気がついた時にきれいにして、どうしてもダメなときには、専門家にお願いをします。

エアコンとの付き合いは長いですから、今までにいろいろな専門家の掃除のしかたを見て学習し、自分で出来ることが増えてはいますが、やはり、大がかりな分解は、恐ろしくて出来ません。

長年のメール友達にエアコンなどの専門家がいるので、時々、彼にアドバイスを聞いています。

業者の人は、エアコンをきれいに分解して、部品などをきれいに水洗いしてくれます。水に濡れてはいけない電子部品だけには気をつけるようです。

室外機の方は、ちょっと気をつければ、自分でも出来ます。

室外機も室内機もコイルのフィンを強烈な水の放射で、きれいにしてくれます。室内機の方は、まわりを濡らさないように、しっかりと防水シートで囲み、エアコンのすぐしたには、専用のトレイを取り付けて、水を外にホースで流します。

作業時間は、2時間足らずですが、まあ、きれいになるもので、きれいになったあとの冷え方は、まるで新品です。

タイでは、ほぼ毎日20時間くらい働いてもらっているので、ホコリもたまるわけですが、半年に1回くらいは、専門家にしてもらった方がいいよといつも嫌味をいわれます。

自分で見えるところだけやっているから、汚れが裏側にたまっているそうで、わたし的には1年に1回でいいと思うのですが、それでは、作業が大変だそうです。

1回1台500バーツ(約1500円)ですから、半年に一度でもいいのですが、ネコたちを別の部屋に回避させて、ものが多いので、それを移動させてなどの準備が面倒なのです。

次は、来年の3月かな。


2018年8月14日火曜日

オッパイについて考える

日本女性のおっぱいが大きくなっているというか、巨乳の女性が多くなっているようです。

そして、自分のおっぱいが大きいと思っている女性は、それを強調するというか、サイズをいったり、胸が見えるような服装だったり、何かすごいですね。

物事には、ちょうどいいというのがあるわけで、大きすぎるのは、きれいではないと思いますが、テレビや週刊誌は、大きければ大きい方がいいみたいな感じです。

オッパイは、赤ちゃんに母乳を与えるためのもので、赤ちゃんに十分な母乳を与えるオッパイが、いいオッパイで、母乳がでないオッパイは、巨乳でも貧乳でも、機能的にはダメです。

服を着るときには、大きめのおっぱいの方が美しく見える服が多いですが、和服の場合には、控え目のオッパイの方がきれいですし、大きいおっぱいの人は、さらしを巻いて小さくしたりもするようです。

日本の美意識といえば、出雲国風土記にある「おとめの胸鋤とらして」に代表される、控え目のオッパイです。

昭和の時代には、西洋女性の巨乳に日本人はびっくりして、これじゃあ戦争にも負けるわけだといったとか。なのに、あれから50年くらいで、もう日本も巨乳女性がいっぱいになってきました。

ただ、日本人女性は、肩幅が広い女性が多くて、巨乳は、どちらかというと、真っ直ぐ正面を向かないで、横に開いている形状のようです。

そして、巨乳の女性は、乳輪が大きい人が多くて、美的には、好みの大きく別れるところのようです。

大きなオッパイは、ブラジャーのヒモが肩に食い込んでしまって痛いそうですし、走れば上下に揺れて、やはり痛くなることもあるそうです。

性的な魅力としては、巨乳好きな男性も多いらしいから、男性を引き寄せるには効果があるでしょうね。大きなおっぱいに顔を埋めたいと思う男子もいるそうです。赤ちゃんや男性も窒息する危険がありそうですが。

オッパイには、服を着ているときにきれいなオッパイと、服を脱いだときにきれいなオッパイとがあると思います。

歳をとったら、巨乳は垂れ下がって、とても美しいとはいいがたい形状になりそうです。

わたしの独断と偏見ですが、あんまりおっぱいの大きさを誇示しすぎる女性は、賢そうに見えません。

巨乳ブームで、ホルモンの薬やサプリメントを飲んだり、おっぱいの中に詰め物をする美容整形をする人までいるそうで、やめた方がいいと思いますね。ゼッタイに副作用もあるだろうし、事故も起きそうです。

いい加減、巨乳ブームは終わって欲しいですね。

日本では、貧乳のことをまな板とか形容しますが、タイでは、飛行場というようです。中国語から来ているのかな。飛行場というよりも滑走路でしょうけどね。

タイの女子大生たちの制服はほとんどが半袖の白いブラウスなんですが、胸のボタンがはじけて飛びそうなピッチピッチの服が流行っていて、日本の男性からは、パッツンといわれています。

ちなみに、小さいおっぱいのことをチッパイともいうらしいですが、タイ語のチッパイは、あんまりよくない言葉で、物事を強調するときにいったり、思い通りにならなかったときに罵倒したり、時には喧嘩になる危険な言葉です。



2018年8月11日土曜日

仮想通貨について

タイでは、若手俳優が突然逮捕された事件が話題になっています。

ドラゴンコインという仮想通貨に関しての詐欺事件らしく、フィンランド人の若手投資家から20億円を超える金額をだまし取ったグループの1人といわれています。

フィンランド人の投資家が22歳というのにも驚かされましたが、仮想通貨に関しては、ハイリターンが期待されるだけに、リスクも高く、詐欺も多いようです。

昔、ファイナルファンタジーのようなゲームをやった人なら記憶があると思いますが、武器屋にいって、武器や防具を買えば、強い相手にも勝てるわけで、ゲームの中でお金を貯めたりしたわけです。

こうした、ゲームの中で使えるお金(時にアイテム)というのは、仮想通貨の原型ではないかと思います。

実際のお金で仮想通貨を買って、ゲームを楽しむ人たちがいます。ポケモンGOなどは、無料でも遊べますが、アイテムを購入した方が、楽しいようです。

そうすると、今度は、自分がゲームで稼いだ仮想のお金を欲しい人に売ろうとする人がでてきます。

うちの近所に、ゲームばかりやっている引きこもりの青年がいるのですが、最近金めぐりがよくなって、親に車を買ってやったりして、近所でも話題になっています。

金額が大きくなったり、騙し騙されが増えると、そうした行為を仲介する取引所も出来ます。

パチンコのお笑い三店方式ではないですが、ゲームで得た仮想コインをトークン(代用貨幣)に替えて、そのトークンをホンモノのお金に換えるところです。

詐欺事件のドラゴンコインというのは、ゲームで使うドラゴンコインから派生したコインのような気がします。

調べてみると、Dragon Coin(DRG)というカジノやゲームで使うものからドラゴンヴェインコイン(DVG)という、ちょっとアヤシげなものもあるようです。

仮想通貨自体が、まだ、発展途上で、これから先どうなっていくのか、不透明でもあるし、中には、詐欺も多いような気もします。

ネット時代では、○○ちゃんの心臓手術のためのカンパに数億円の善意のお金が集まったりするので、中には、善意の人を騙そう とするものもでてきます。

ネットで自分のアイディアや会社への投資を募るクラウドファンディングも話題になっています。

「寄付型」と「投資型」と「購入型」があり、成功例も増えてきています。ただ、日本では、株式投資型クラウドファンディング業務に関する規則や電子申込型電子募集取扱業等に関する規則があるそうで、そのへんを知っておく必要はあります。

株式ではなく仮想通貨で資金調達するのが、ICO(Initial Coin Offering)なんだそうで、最近注目されているようです。

ただ、経済音痴のわたしからすると、ICOには、詐欺のニオイもします。

いずれにしても、銀行の形態も変わっていくでしょうし、支払いも現金やクレジットカードからQRコードや仮想通貨になる時代に進むでしょうね。


まるで夜逃げ?GACKTコインと呼ばれる仮想通貨「スピンドル」が日本撤退

忘れてはいけないことは、おいしい話が突然舞い込むことはなく、そうした話は、ほぼ詐欺だということと、欲をかくと、だいたい損をするということでしょうね。


2018年8月7日火曜日

お茶

日本でお茶といえば、まず緑茶ですが、お茶にもいろいろな種類があって、世界的には、紅茶とか中国茶かもしれません。

子供の頃、はじめて飲んだ紅茶は、砂糖を入れているし、ウィスキーを一滴たらしてもらって飲んだので、いい香りがして甘くておいしかった。

レモンスライスを入れてのレモンティーもいい香りがしました。

コーヒーは、飲んだあと、すぐに便意を催すこともあり、あんまり好きではありませんでした。

緑茶は、おいしいとか以前に、必ず食事の時に飲むものでした。

名古屋の予備校に通ったとき、バス停までの歩道に、お茶屋さんがあって、道路脇で、ほうじ茶を機械で煎っていました。その香りがたまらなくいい香りで、ほうじ茶は、大好物です。

21世紀になって、世界的に、日本食ブームもあってか、緑茶も飲まれるようになってきています。

緑茶とか抹茶のお菓子とか、化粧品とかもたくさんでています。

タイでも、緑茶飲料が、大量に出回ってきています。

タイの飲み物は、みんな甘過ぎですが、緑茶にも砂糖が入っているから、最初飲んだときには、ひっくり返りそうにびっくりでした。

その後、日本人には嬉しい無糖の緑茶が、やっとでてきています。



ほうじ茶や麦茶もでているし、いろいろと飲み比べてから、好みのものを買うことも出来ます。

値段は、だいたい500mlで1本30バーツ、約100円です。

粉末の緑茶やほうじ茶も輸入されています。濃いお茶なんか、かなり期待したんですが、期待外れでした。

無糖の新しい緑茶がでると、すぐに買って飲んでみます。


でも、何か違うんですよね。おいしい緑茶がありません。茶葉で日本から持ってきても、タイのお水では、ダメなのか、やはり、ちょっと違います。

そんななか、こちらのお茶を買って飲んでみたら、まあまあいける感じでした。


当分、このお茶をキープします。

人生、お酒もタバコもたしなまず、賭け事も風俗も無縁で、高いコーヒーも飲まないで暮らせば、かなりの節約が出来ますね。

ただ、節約できないのが、持病のためのお薬代です。

2018年8月6日月曜日

「生類憐れみの令」について

江戸時代前期(1680年代)、第5代将軍徳川綱吉によって制定された、「生類を憐れむ」ことを趣旨とした動物・嬰児・傷病人保護を目的とした諸法令の通称が、「生類憐れみの令」ということになっていますが、仏教や儒教の影響から来ているのではないかと思われます。

犬、猫、鳥、魚類、貝類、昆虫類などにも命はあるという考え方は、現代にも通用する考えですが、一般的には、悪法の代名詞ですよね。

タイで暮らしているとよくわかりますが、仏教では、輪廻転生を信じ、すべての命は、死んでも生まれ変わると信じられています。そして、自分の行ったことは自分に降りかかってくることが原則で、因果応報とか自業自得と言われます。

人間が、生きている間に悪い事をすれば、生まれ変わったときに、家畜になったりして苦労するし、人間として生まれ変わったとしても、悲劇が襲いかかるといった考え方です。

「親の因果が子に報う」は、たぶん、世界中で言われているようなことだと思いますが、障害を持った子供が生まれてきたり、大病をしたり、早死にしたり、子供が非行に走ったりしたときに使われたりします。

なんにも悪い事をしたわけでもないのに、不幸に襲われたりすれば、やはり、何らかの因果というか、業を考えてしまうことは、不思議ではありませんよね。

最近は、すべての命は尊いというのが、世界的な流行りで、動物保護などが叫ばれています。現代の「生類憐れみの令」という感じです。

漁民よりもイルカの方が大切だといった考え方は、極端すぎると思います。

わたしは、ペットなどは大好きですが、爬虫類や両生類は嫌いですし、ミミズとかムカデなんかも苦手です。

魚釣りは大好きで、子供の頃から、父から「殺生」に行こうと誘われて、魚釣りに行っていました。「殺生」とはすごい言葉ですが、でも、普通に魚釣りという意味で使っていました。

タイでは、信心深い人は、菜食主義ですし、魚釣りに行く人が信じられないようです。

わたしからすれば、植物も動物も命ということでは同じで、菜食主義だって、命をいただいて自分が生きていることにかわりは無いです。

中国人などには、大きな生き物は食べないと、牛肉を食べない人も多いですが、豚肉や鶏肉は大好きです。わたしの考えですが、農業を牛は手伝って来た歴史があるから、牛を食べてはいけないという教えもあるのではと思います。子供を産む数も少ないでしょうしね。

まあ、世の中にはいろいろな考え方があるわけですが、わたしは、究極の選択として、人間か動物かのどちらかを救うのであれば、躊躇なく人間だと考えています。

「生類憐れみの令」が悪法と言われたのは、「生類憐れみの令」によって犬などが大切に扱われた裏に、人間は、苦労させられたということがあると思います。

今の世の中、いろいろな差別に対する反対がありますが、平等って何なんだろうかと、もう一度考えるべきだと思いますね。

男と女とか、老人と若者とか、障害者と健常者とか、人間とペットとか、マジョリティーとマイノリティーとか、日本人と外国人とか、いろいろな関係があり、すべてにおいて平等とか、あり得ないと思います。

最大多数の最大幸福が基本だと思うし、人間が、他の生き物に優先されるべきだと思います。

被害者の権利が加害者の権利に優先されるべきです。自分の国の国益が、他の国の国益よりも重要です。

ただし、自分のしたことは、いつか自分に降りかかってくるかもしれないという考えを持って、相手のことも考えて、何事もやり過ぎないことが大切ではないかと思います。


2018年8月3日金曜日

万引き家族を観ました

考えてみれば、最期に映画館で映画を観たのは「ジュラシックパーク」でしたから、1993年頃で、約25年前でした。

以前は映画館で映画をよく見ていたのですが、CDやDVDで映画を見る事が出来るようになってからは、家で観るようになっています。

画面は小さいけど、アンプとスピーカーを使えば、映画館にはおよばないまでも、まあまあの臨場感も楽しめます。

タイでは、日本の映画を観ることは、ほとんどなく、洋画中心でしたが、この10年くらいは、その洋画も、ほとんど観ていません。

映画は、だいたい1時間半から2時間くらいですから、長いです。

それはそうと、第71回 カンヌ国際映画祭、コンペティション部門 パルムドール(最高賞)を受賞した、是枝裕和監督の作品「万引き家族」を観てきました。

RCAという、オシャレな若者たちが夜になると集まってくるクラブやショップの集まっているエリアにある映画館での上映で、インディーズなどを中心に上映している映画館のようでした。

かなり大きな建物の3階にある映画館には、シアター1とシアター2の二つがありました。

ロビーには、是枝裕和監督の今までの作品のポスターも飾られ、先月、それらの映画が公開されたようでした。

豊かではない家族の日常が描かれていきますが、彼らは、万引きや車上荒らしなどをして暮らしているわけで、徐々に、彼らの関係も明らかにされていきます。

本当の家族ではないわけで、独居老人の所にいろいろな過去を持つ人たちが集まってきて、暮らしているわけです。

老女が別れた男性の再婚相手との間に生まれた息子の家族の長女が、何事にも妹と比べられて、居場所をなくし、風俗店で働きながら、老女と暮らしはじめる。

スナックかなんかを経営している女性信代が、夫からのDVに悩んで客の男性柴田治と親しくなって、男と女は、夫殺しをした過去を抱えながら、独居老人と同居をはじめる。

パチンコ屋の駐車場で車上荒らしをしていた治は、車の中でぐったりしていた子供を連れて帰り同居をはじめる。その子に、治は、自分の本名祥太と名付けて育てる。

近所の団地で、ひとりの幼い女の子が震えているのを見つけ、治は見かねて連れて帰る。両親からの虐待を受けているのか、ゆりの全身には傷が。

今の日本にある問題を描いているわけですが、家族の崩壊や、家庭内暴力など、みんな、家族の間にあるべき愛情が失われているのではないかという問いかけでしょうね。

独居老人にとっては、ニセモノの家族であっても、家族との団らんは幸せですし、ニセモノの家族のみんなも、居心地はいいわけです。

最終的には、ニセモノ家族に感謝しながらも死んでしまい、その死を表に出せないからと床下に埋められてしまい、ニセモノ家族は老婆の年金をもらい続けます。

祥太は治にいわれるがまま万引きを続けるわけですが、どこかで、何かが違うと思っているようです。

わたし的には、この翔太が、施設で育つなか、刑務所にいる信代に治と面会に行ったときに信代から聞かされた話から、自分の本当の親を捜し当て、その家に戻って、幸せな学生生活を送りながらも、過去を振り返る物語にして欲しかったです。

タイ人は、タイ語の字幕を観ているわけですが、その字幕が、やけに詳しい説明のようで、日本人が観ているのよりも、細部の事情をしっかり理解しているようでした。

字幕というのは、重要ですね。

サッカーの監督などでも、外国人ですと、通訳を介するわけで、通訳次第で、伝わる話の内容もかなり違うのではないかと思います。

日本人監督プラス外国人のテクニカルコーチというコンビが最強のような気がします。

それにしても、両親からの虐待に逆戻りしたゆりが、かわいそうでした。ニセモノの家族たちは、警察に、そのへんの事情を話さなかったのか、話しても相手にされなかったのか、とにかく、救って欲しかったな。

それはそうと、この映画館は、観客が少なかったこともあるとは思うけど、冷房が効きすぎで、寒かった。寒いだろうことは想像していたので上着を持って行って着たのですが、それでも寒かった。

映画の中で、ソーメンをすするところがあったので、ソーメンを作ったのですが、ソーメンの食べ方には、映画にあったようにソーメンを氷水に入れて出すのと、タイのカノムチーンのように水を切って丸めて出すやり方があるようで、ネットでも話題になりましたよね。

地域によっても多少の違いはあるようですが、結論としては、育った家庭によるという意見が多かったようです。

ちなみにわたしは、氷水派です。



2018年8月1日水曜日

日本の漫画・アニメ・エロビデオ

タイでは、日本のアニメキャラや漫画キャラが、とても人気です。

タイだけでなく、東南アジア全域で、人気ですし、欧米にも多くのマニアがいるようです。

タイでは、テレビで仮面ライダーや一休さんなどが放送されて大人気でしたが、その後、日本の漫画やアニメの海賊版が氾濫しました。

日本の漫画は、タイ語に翻訳されて、いたるところで売られているし、タイ語に吹き替えされた海賊版のビデオやDVDも簡単に手に入ります。

映画や音楽の著作権がうるさくなっていますが、映画や音楽も海賊版が氾濫しています。

著作権を守ることは大切なことだと思いますが、違法海賊版のおかげで、宣伝が出来ているという現実もあります。

映画でもアニメでも漫画でも、それを広めるためには、膨大なお金がかかります。プロモーションビデオを作ったり、テレビに出て番宣をしたりしますが、海賊版は、勝手に宣伝をしてくれます。

一時、漫画をダウンロードできる違法サイトが問題になりましたが、あの時でも、そういったサイトは、広告代を収入としているのだから、著作者たちも、ただでダウンロードさせて広告代を稼げばいいのではといった意見も出ていました。

あと、著作者は、作品に関係するフィギュアとか衣類とか文房具などの、関連グッズを売って儲けるべきです。

もちろん、そういったグッズにもすぐにニセモノが登場するでしょうけど、実は、東南アジアでも中国でも、ホンモノ志向の人たちは少なくありません。

ニセモノが氾濫しているからこそ、自分のはホンモノだと自慢をしたいわけで、ホンモノ専門店が注目されています。

なんとかライダーとか、キャプテン翼とか、ウルトラマンとか、有名なグッズがいっぱいで、かなりお高いのですが、人気だそうです。

日本を訪れる外国人も増えて、やっぱり日本のホンモノは違うといった意見も増えています。

コナン大好き中国人、鳥取空港に押し寄せる

韓国なんかは、政府主導で韓流を広めようとしているわけですが、日本文化は、海賊版などを通して世界中に広まっているともいえます。

エロビデオなんかも、インターネットには日本の海賊版AVが、氾濫していて、日本以上に日本のAV女優さんたちの人気が高いです。

こちらは、日本女性の間違ったイメージが広がって、日本人女性たちが、国内外で、外国人から性暴力を受けるといった事件にもつながっているようですけどね。

著作権は著作権でしっかり守らなければなりませんが、片目をつぶって、宣伝をしてもらうという戦略も大切ではないかと思います。

ニセモノが逆立ちしてもかなわない「質」を追求していくべきでしょうね。


サッカー練習場

日本には、バッティングセンターがありますが、アレは野球の打撃練習にはいいのではないかと思いますが、専門的にはどうなんでしょうね。

ゴルフの打ちっ放しもあります。アレは、いい練習になると思います。

炎の体育会TVというテレビ番組では、いろいろとおもしろい企画があって、いい練習方じゃないかと思うのもいっぱいあります。

小さな的めがけて、ピンポン球を打ち込んだり、それが野球のボールだったり、テニスボールだったり、サッカーボールだったりします。

一流選手たちでも、なかなかパーフェクトは難しいわけで、狙った的に当てるというのは、難しいとわかります。

サッカーに関してですと、機械仕掛けのGKに守られたゴールにシュートするというのがおもしろくて、メッシなど、世界のトップクラスも挑戦しています。

昔、中村俊輔選手が、交差点を右から左へと走るバスに手前側から直角にシュートを打ち込んで、バスの窓にボールを入れるという、奇跡の離れ業をやっていました。

サッカーも、CKやFKからのセットプレイの重要性が増してきているし、ロングボールの正確性も重要になってきています。

そうしたことを考えれば、サッカー練習場があっていいと思いますね。

サッカー場ではなくて、サッカーボールの打ちっ放しの練習場です。

ゴールに向かってのシュートだけでなく、距離を表示して、その距離にある目的のポイントを狙って蹴るなど、いろいろな練習が出来るはずで、自動的にボールが出てくる装置があれば便利ですね。

ある程度離れたところからボールが飛んできて、トラップしてから蹴る練習もいいでしょうね。

止まっているボールと飛んでくるボールをそれぞれ蹴る練習です。

ゴールなんかは、四隅だけに穴を開けて、そこを狙うのがいいですね。

的に入ったら、音と光で知らせるとか。

GK専用の練習なんかもおもしろいですね。自動的に、一定間隔でいろいろなコースにボールが飛び出してくるわけです。

ゴール前のヘディングの練習もいいでしょうね。

料金設定をしっかりしたら、ビジネスとしても成り立つのではないかと思います。

ゴルフ人口が減っているそうなので、ゴルフの打ちっ放しから、サッカーボール打ちっ放しに替えたらいいと思いますね。

日本人は、そういったことが得意なので、シュートコントロールで世界的な選手の育成のためにも、これからのワールドカップで上位を目指すためにも、是非実現させて欲しいな。

わたしが考えるくらいだから、もうすでにあるのかな?