2019年5月31日金曜日

タイ人が犯罪を犯す理由

どこの国でもネット社会になって、便利になった反面、怒りっぽくなっているように感じます。すぐにイラついてカッとなる感じ。

何事も便利すぎに慣れてしまって、ちょっとでも思い通りにならないとキレる感じ。

タイでは、ひったくりが日常茶飯事起きていますが、その理由の中で多いのが、覚醒剤を買うお金が欲しかったということらしいです。

お酒を買う金が欲しかったというのもあります。

それで、お酒でも覚醒剤でもやってしまうと、今度は、酔っ払った勢いで喧嘩したり、女性を見て発情したりします。

ギャンブルにはまって、犯罪に走るというのもあります。タイでは、ギャンブルは違法で禁止ですが、闇の賭場がいっぱいあるそうです。

まあ、ギャンブルみたいな面もありますが、投資やネズミ講で多額の借金を抱えて犯罪に走るというケースもあります。

異性に貢ぐ金欲しさに犯罪を犯すなんてのも、世界共通です。

一度刑務所に入ったら、出てきても、更生するのは簡単ではなく、再犯に走ることが多いそうです。

ラマ10世の戴冠恩赦で多くの服役囚が自由になったし、来月の新王妃の誕生日にも恩赦があるといわれています。

再犯などしない、更生できる社会が理想ではありますが、現実は、なかなか理想通りではないから、とにかく、外出時には、目立つ貴重品を身につけないこと、バッグは、カラダの前に抱えるようにして持つこと、車道側にバックを持たないこと。

夜間の一人歩きはしないこと、向こうから話しかけてくる人は100%悪党だと思って無視することなどなど、思いつく用心は、すべてした方がいいです。

油断大敵です。




猫と暮らす

ペットがいる生活には、ペットがいてよかったと思うこともあれば、ペットなど飼わなければよかったと後悔することもあります。

後悔するようなショックは、やはり、家出をされたり、死んでしまったりしたときでしょうね。

生き物ですから、人間と同じで老化して、いろいろな病気もでてきます。

猫でも犬でもウサギでも、生まれたばかりの時は、本当に可愛いです。一緒に暮らしていると、思わず笑っちゃうような事もしばしばですし、懐いているなと思うと、愛おしくなります。

うちには4匹のネコがいますが、発情期の鳴き声とか、トイレのお掃除とか、ウンザリすることもあります。

発情期の鳴き声は、避妊手術を受けさせて解消しています。

ネコは、噛みつくより引っ掻くことが問題で、家具などがひっかき傷でボロボロになることもあるわけですが、我が家は、小さかった頃から、私が、自作のネコタワーを作ったこともあって、家具で爪を研ぐことはほとんどないです。

ネコタワーは、けっこう高価なもので、貧乏人にはちょっと考えちゃう金額だったので、安物の組み立て棚を見つけて、その柱に麻紐を巻き付けることを考えました。


板の上には、安物のカーペットを貼りました。これが、ネコたちには好評で、よく爪を研いでいるし、ここで寝ることも多いです。

ところが、なんと言っても4匹ですから、麻紐がすぐにボロボロになってしまいます。


だから、時々補修をする必要がでてきます。最初の作業と同じように麻紐を巻き付ける前に、絡まっている麻紐をきれいにして、巻けるものは巻くようにして、全体の形を整えて、それから、巻くことになります。



麻紐は、瞬間接着剤が効果があって、柱にくっつくだけでなく、ヒモ同士がほどけることを防いでくれます。


もう何度もやっている作業ですから、最初の頃のようには時間もかかりません。

きちんとした性格の人ですと、もっと時間がかかるのでしょうけど、何事につけ、いい加減です。

今は、麻紐に比べて長持ちする紐も使っています。スカイブルーの紐です。


完成すれば、さっそく猫が爪を研ぎます。

今までのこのような自作ネコタワーを何個か作りましたが、邪魔だとか、風水上、空気の流れが悪くなるとかいわれて、撤去させられています。

猫の額よりは広いですが、それでも貧乏長屋ですから、もう少し広いところが理想ですが、思い通りにならない人生、よけいなことは考えません。

2019年5月30日木曜日

動物農場が話題に

プラユット首相が、インタビューで、タイ人は「動物農場」を読んでみるべきだと言ったんだそうです。

恥ずかしながら、「動物農場」を知りませんでしたので、調べてみました。

イギリスの作家ジョージ・オーウェルの1945年8月17日に刊行された小説なんだそうで、原題は、「 Animal Farm」。

ロシア革命を背景に、動物たちを主人公にして、動物たちが飲んだくれの農場主を追い出して理想的な共和国を築こうとするが、指導者の豚が独裁者と化し、恐怖政治へ変貌していく有り様を描いているそうです。

人間の農場主が動物たちの利益を搾取していることに気づいた「荘園牧場」の動物たちが、偶発的に起こった革命で人間を追い出し、ヨシフ・スターリンがモデルの「豚」の指導の下で「動物主義」に基づく「動物農場」をつくりあげる。

ウラジーミル・レーニンがモデルの理論的指導者メージャー爺さんが病死した後、動物たちの仲間社会でつかの間の安定を得た彼らであったが、レフ・トロツキーをモデルとしたスノーボールとの不和や争いが絶えず、最後は理解できない混乱と恐怖に陥っていく。

結果的に支配者が入れ替わっただけで、人間が支配していた時以上に抑圧的で過酷な農場となる。

***

要するに、共産主義の理想を叶えるために革命を起こして、王制を倒してみても、ロシアや中国や北朝鮮や東欧の歴史を見てもわかるように、共産主義者の作った体制の方が、独裁的で、国民は不自由だといった皮肉の話のようです。

プラユット首相の考えはわかりませんが、勝手読みするのなら、タクシン派に踊らされている人びと、特にタナトーンを持ち上げている若い世代は、この本でも読んで、少し現実を知った方がいいということなのかもね。

タクシン派の方から設楽、クーデターを起こしたのは、プラユット側ではないかと開き直るのでしょうけどね。

王制を倒して共和制へというのは、タクシンやタナトーンなどの基本的な考え方でしょう。

彼らのまわりには、共産主義者たちがいっぱいです。

不敬罪で国外追放になっている京都大学東南アジア研究所のパウィン・チャチャワーンポンパン准教授も、一時は、タナトーンと仲良しだったようです。

タナトーンもピヤブットも、あんまり過激な発言や行動をとると取り返しの付かないことになりかねませんから、気をつけた方がいいと思います。

今は、過去の発言や映像も、すぐにネットに流れますから、逃げられません。

欲をかいたり、目が曇ると、真実がよく見えなくなってしまいます。



今日の話題から

先日、白人女性3人を乗せたサムローが、法外な料金を請求された話題がありましたが、ついにサムローのナンバーと運転手の名前がわかったそうです。

警察によると、運転手の運転免許証は、有効期限が切れて10年になるそうで、とんでもない運転手であることがわかりました。

そして、彼の運転していたサムローも、登録が6年前で切れたままだったそうです。

タイには、そういった車も運転手もけっこういます。最近はなくなったようですが、昔は、永久ライセンスというのがあって、一度取得すれば一生使えるという免許証で、一部の人は、ツテを通してお金で手に入れていたそうです。

車やバイクのナンバーですが、必死で擦って文字が見えにくくしたり、上の方向に折り曲げて、後ろから文字が見えにくくするなど、悪知恵を働かせています。

タイも高齢化社会になってきていますが、銀行のATMカードに暗証番号を書き留めていたりする高齢者もいるわけで、落としただけで、簡単に引き落とされてしまいます。

先月23日に老婦人が、ATMカードを落としてしまい、気が付いたのは25日だったそうで、すぐに銀行に連絡して口座を凍結してもらったんだそうですが、時すでに遅しで、口座にあった必死で貯めてきた15万バーツ(約50万円)が、すでに引き落とされたあとだったそうです。

ATMには監視カメラが付いているので、すでに顔写真とか引き出された場所はわかっていますが、いまだ捕まっていないそうです。写真からすると60歳前後の男性のようです。

タイの医療費も、日本人がお世話になるような病院ですと、もうかなりの金額がかかりますが、タイ人にとっても、医療費が高いと問題になっています。

特に問題になっているのが、病院で処方されるお薬の金額で、はっきり言ってボッタクリレベルの所もあるそうで、親切な医師だと、処方箋を書いてくれて、それで、市内の薬局で買えばいいと言ってくれます。

そんなわけで、今回、政府が、薬のデータベースを作り、3800のお薬の価格をネットから検索出来るようにする計画だそうです。

入院費なんかもバカ高いですよね。

アユタヤなんかが有名なんだそうですが、ローティー・サイマイというお菓子がありますが、ローティーというのは、インドのクレープみたいなモノで、コンデンスミルクとか卵とかお砂糖とかをまいて食べるのが基本です。

サイマイというのは、「絹の糸」という意味で、お砂糖と小麦粉などを混ぜてねって、ものすごく細くした糸状のものをローティーにまいて食べるお菓子です。

そのローティー・サイマイに基準を超える防腐剤や着色料が含まれていると問題になっています。

タイの衛生基準は、規則はそれなりにあっても、取り締まりがゆるく、危険なモノもいっぱいあります。

タイ料理とかタイのデザートなども日本人の間ではブームですが、一応、すべてが衛生基準を満たしているモノではないというのがタイの常識だと知っておいた方がいいと思います。


エアコン修理

エアコンのカバーが壊れたというので、調べてみたら、前面カバーの開閉用のヒンジ(?)の右側が折れてしまっていました。


電化製品のプラスティックは、老朽化したりして、時々折れたりします。特に開閉部分は。


こちらが、折れていない左側の方で、'カバーにくっついている部分の断面がかなり狭いようですから、折れやすいのでしょう。本来は、もう少し補強しておくべきだと思います。

で、私の得意ワザ、瞬間接着剤とティッシュの登場です。


手前のはゼリータイプで、後ろのボトルは液体タイプです。ゼリータイプで折れた部分とカバー部分とを簡単に接着して、位置を調整します。

それから、ティッシュを必要な大きさに切って畳み、接着する部分の直角に合わせて、そこに液体タイプの瞬間接着剤を注入します。


それを4面に施します。接着部分が浮き上がらないように、竹串を使って、少し圧をかけます。



ここまで来たら、折れた部分を持って、強度を確認しますが、かなりしっかりとくっついています。

最後にホットボンドで、全体に防水加工というか、水分で接着部分が剥がれないようにしました。


あとは、本体にカバーを取り付けるだけです。



この写真の右側上部にある穴が、カバーのヒンジ部分がはめ込まれる部分です。

位置を合わせてはめ込んでみたら、問題なくはまりましたが、カバーを閉じようと下側に下ろしたら、カバーを閉じた状態で止めておく事が出来ずに、少し浮いた状態になってしまいました。


ちょっとわかりにくいですが、本来は、下の写真のようになるべきなんです。


要するに、接着した部分が、肉厚になっているから、閉じたときに、その部分が邪魔して、しっかり閉じないわけです。

一応、カッターを使って、少し肉厚部分を削ってみましたが、あんまり削りすぎたら、強度に影響しますから、加減が難しく、理想通りではなく、わずかに浮いた状態のままです。

スイッチを入れてみたところ、別にガタガタ音もせず、少し使い続けて異常がなければ、OKじゃないかと思っています。

どうしてもダメなら、スペアパーツを探してみます。

** 瞬間接着剤とティッシュの組み合わせは、プラスティックだけでなく、いろいろなところで効果がありますが、ものすごく熱が出るし、煙や有毒ガスの出る可能性もあるので、もしも、これを見てやってみるときには、あくまでも自己責任で願います。

それから、万が一目に入ると、ものすごく危険ですから、十分に気をつけてください。


2019年5月29日水曜日

今月中の首相指名は無理かな?

昨日のコラムで、党の名前に混乱がありました。ごめんなさい。

さて、国民国家の力党が中心に連立政権をと動いているなか、タイ威信党は連立に参加することを決めているのに、民主党が、まだ内部で揉めていて、結論が出ません。

そして、最初に連立に参加を表明していたタイ国民発展党が、ポストをもう一つ増やして欲しいといっているらしく、もしかしたら、連立から抜けるかもと言われはじめています。

もしもタクシン派のタイ貢献党と組めば、今度は、タクシン派が連立政権を組む可能性もあるわけで、先行きが見えません。

民主党がタイ貢献党と組む可能性は低いと思うけど、場合によっては、どちらからも距離をとる野党になる可能性もあるようです。

今考えられるのは

1.プラユット首相誕生

2.タクシン派から首相

3.下院解散、総選挙

4.選挙によらない国民政府

もし、下院解散となるのなら、新未来党には、解党命令が出て、幹部の被選挙権が停止になるかもね。

さもないと、次の選挙では、ますますタクシン派が票を伸ばすことが考えられます。

今回の混乱の原因を作った民主党も票を減らす可能性があるだろうから、そこまで考えれば、妥協した方がいいように思いますが、どうなるのでしょうね。

全部、素人による勝手読みの妄想で、なんの責任も取れません。

専門家の人たち、早く予想と分析してくれないかなあ?


注目されるタイの女性議員たち

今回のタイの下院議員の中で注目されているといえば、新未来党党首のタナトーンといつも一緒に行動している党の広報パンニカ・ワニッチ(Pannika Chor Wanich)さんでしょう。

彼女のフェースブックによれば、Chulalongkorn Universityを卒業後、London School of Economics and Social Scienceに留学していたようです。

そして、タクシン派のテレビ局Voice TV 21のジャーナリストとして6年間働いていたようです。

下院の最初の日に、元気いっぱい発言しているところがテレビに映し出されました。

その彼女に噛みついているのが、国民国家の力党の女性議員パリナーさん(Parina Kraikupt)です。彼女のフェースブックはこちら

なかなかの熟女美人でお色気たっぷりという感じです。

ライブ映像で、新未来党とパンニカさんを批判しています。

新未来党は、田舎の人たちのために活動しているといっているけど、嘘ばかりで、田舎にいっていないし、お寺に寄付をしたこともないだろうし、学生などの暇な人を使って、ネット工作をしているだけとか、パンニカさんは、国会で、議長の許可も無く発言したようだから、私は、マナーや規則を教えてあげるとか、挑発して、炎上中だそうです。

新未来党の書き込みでは、彼女は以前はタクシン派で、インラックとの記念写真もあるとアップされているようです。

タクシン派のSNS攻撃は定評があり、嘘八百並べて、敵を攻撃します。父親が武器商人だの旦那がヒモだの前歯を矯正しているだの、挙げ句の果てには、淫売(カリー)とまでいわれているので、裁判に訴えるつもりだとか。

彼女がビデオクリップの中で使ったイ・チョーというのが話題になっていて、タイ語では、女性の名前の前にイをつけると、蔑称のようになる事もあり、チョーというのは、新未来党のPannika Chor Wanichさんのチョーではないかといわれています。本人は、否定していて、田舎の方では、約束を守らない人のことをそう呼んでいると言うことです。

東北タイの方では、親しい女性同志は、名前の前にイをつけて呼び合ったりするようです。

ちなみに、男性の名前の前にはアイをつけるんですが、気をつけないと、それだけで、殴り合いの喧嘩になるそうです。

若い頃、親しくしていた夜のオネエサンたちからアイ・ヌアット(ヒゲ)なんて、親しみをこめて呼ばれていたこともありました。

国民国家の力党には、タクシン派からの転向の政治家も多く、いろいろとあるようです。


もう1人の注目は、民主党のTant Chitpas Kridakonさんで、タイの有名なシンハービールの創業家の出身で、王族の血も引いているお嬢様です。

彼女のフェースブックはこちら

チェンマイのやり直し選挙の結果、新未来党が議席を増やしたわけですが、その投票数を加味した比例代表の当選で、民主党が1議席増やしたわけですが、その議席に座ったのが、彼女です。

写真を見ればわかりますが、美人です。

ところが、なかなかの女性闘士で、黄色シャツが、反政府集会をしたときにブルトーザーの上に乗って、警官隊と対峙している写真がありました。

彼女が政治運動に参加して、タクシン派によるシンハービール不買運動が始まったこともあって、彼女は、勘当されて、祖母の苗字を名乗るようになっています。

そんな彼女は、タクシン派のネット工作員の餌食になって、上流階級であるが故に、「貧乏人や無教養な人の一票は、それなりの価値しかない」と言ったとか言わなかったとか、それが、「支配階級か被支配階級か」というタクシン派の階級分断に利用されたわけです。

10年以上前から、ネットを制するモノが選挙に勝つということでした。

民主党の元党首アピシット元首相も、父親が外交官で、イギリス留学生ですから、民主党が、支配階級の代名詞となり、タクシン派の赤シャツから攻撃の的にされました。

そんな女性議員が、これからどんな発言をして、どんな活躍をするのかも楽しみです。



2019年5月28日火曜日

連立をめぐって揉めているようです

なんといっても、大臣と副大臣のポストには限りが有り、連立が多くなれば、それぞれの要求と現実との間に問題が生じてしまうようです。

民主党やタイ威信党とが、基本的に国民国家の力党との連立に同意して、ポストの調整をしているようですが、ここに来て、最初に連立を表明したタイ国民発展党が、不服のようです。

噂では、国民国家の力党が国防大臣や内務大臣など、主だったポストを17獲得する予定で、民主党は7ポスト、タイ威信党が6議席なのに対して、タイ国民発展党は、2つのポストしか与えてもらえないとかで、最初に連立を表明しているので、少し誠意がないのではと不満だそうです。

話によっては、首相選びで、プラユットには投票できないし、連立についても、再考する準備があるとのことです。

万が一、タクシン派の推す候補に投票したら、タクシン派政権が誕生しちゃうかもしれません。

そして、民主党内にも、プラユットに投票しないだろうという議員が、少なくとも3名はいそうです。

その1人が、党首として、民主党は、プラユットを支持しないと言い切ったアピシット元首相です。

タクシン派は、もしアピシットがプラユットに投票したら、もう政治家としては終わりだといっています。実際そうでしょうね。

アピシットの甥っ子のParit Wacharasindhuもプラユットには投票しないだろうといわれています。

アピシットは、もしかしたら、代議士の席を捨てて、離党するかも知れないとさえいわれています。

どうなるんでしょうね。


「かぶる傘」について

手ぶらで雨にぬれない-。小池百合子知事が、頭にかぶるタイプの折りたたみ傘の試作を発表したことが反響を呼んでいる。日傘にもなり、来年の東京五輪・パラリンピックに向けて暑さ対策にもなる

この傘、タイでは、2~3年前から、時々街で見かけていました。今回話題になっているモノよりも、もう少し小さいタイプですが、道路掃除の人などがかぶっていました。

日本では、かっこわるいとか、評判はイマイチらしいけど、個人的には、いいんじゃないかと思います。

問題は、機能もありますが、見た目でしょうね。

ただ、日本には、笠をかぶる文化があるわけで、時代劇なんかには、必ず登場しますし、お祭りの時とか、お遍路さんにも登場します。

ちょっと調べてみるだけで、ものすごく種類も多いわけで、昔の編み笠とか三度笠とか、市女笠とか、菅笠に似せたデザインなんかは、おもしろいのではないでしょうか。

傘の上の部分は風が抜けるような二重構造というのもいいでしょうけど、携帯に支障が無いような小型の扇風機をつけた方がいいでしょうね。


タイの産業廃棄物問題

海のプラスティックゴミ問題とか、世界中で起きているゴミ問題は、本当に重要な解決が急がれる問題です。

タイでも、ゴミ処理が限界を迎えていて、廃棄している近くでは、有害ガス問題や水質汚染なども報道されています。

そして、もう一つの問題は、ゴミの輸入問題で、外国からゴミを東南アジアなどの国々が輸入しているといわれています。

自分の国のゴミだけでももう限界なので、どうして外国のゴミをというわけで、当然でしょうね。一部の業者が、お金のためならなんでもするわけです。

先週の土曜日の早朝バンコクの南南東にあるレムチャバン港で韓国船籍のコンテナ船が爆発炎上し、25人が怪我を負う事故がありました。

積荷の次亜塩素酸カルシウムが爆発したと見られていますが、この件で、一部からは、有毒化学物質などの産業廃棄物ではないかとの疑惑もあるそうで、調査が始まっているとの報道もあります。

廃棄物5100トンの持ち帰り求める比政府と韓国はフィリピンともめているようです。



相変わらずのボッタクリ

世界中、どこでも観光客や外国人は、ボッタクリの被害に遇う可能性がありますが、東南アジアは、ボッタクリの多いことでも有名です。

タイですと、古典的なのが、宝石のボッタクリとか、テーラーでの仕立て服ボッタクリ、ターボメーター付きタクシーのボッタクリなどですが、他にもいろいろとあって、まあ、才能あるなあと感心します。

宝石のボッタクリは、チームプレーもあって、王宮近くで外国人に話しかける係が、今日は臨時のお休みで、中を見られないから、もっといいところを紹介するとかいって、サムローを紹介し、サムローが、宝石店に案内するんだとか。

そこでは、ここで買った宝石を持ち帰れば、10倍で売れるとか、いい加減な話をして、宝石を売りつけるのだそうです。

タクシーのターボメーターなど、相場を知らなければ、まさか、タクシーメーターがターボ仕様で、ぐるぐる回るなどと、ほとんどの外国人は考えないわけで、2倍3倍の料金を支払うことになります。

ニュースで言っていたのは、白人の観光客が、どんなに高くても100バーツくらいで行けるところをサムローで行ったところ、500バーツ請求されたそうで、高いと思ったけど、仕方なく500バーツ支払ったところ、違うよ違う、1人500バーツだとのたまったそうです。

3人で1500バーツも払ったら、バンコクから200キロ以上離れたパタヤビーチまでエアコン付きのタクシーで行けます。

ボッタクリとかひったくりは、バンコクでは日常茶飯事ですが、最近、ラマ10世の戴冠に関する恩赦で、多くの囚人たちが自由になったそうですし、来月3日には、王妃のお誕生日の恩赦もあるそうで、ますます、犯罪が増えそうな悪寒です。


タイの女医がアメリカで出産

日本人でも、アメリカで出産する女性はいますが、有名なのは中国人ですね。

ロスには、中国人妊婦村があって、そこでは中国本土から臨月の女性たちが滞在して専門の医師が付いて出産をして、その後の手続きをしてくれる弁護士までそろっているとか。

要するに、アメリカで子供を出産すれば、その子にアメリカの市民権が与えられるから、それを目的として多額の経費を出してまで、アメリカで出産をするのだそうです。

現在は、子供が市民権を持っていても、その両親までは、市民権は与えられないそうですが、親が高齢になって、子供に扶助される場合には、市民権も与えられるとか。

とにかく、中国人をはじめ、世の中には、ワル慈恵というか、自分のメリットになることのためなら、法律の穴を探して、時には、法律を破ってまで、利益追求です。

で、今日の話題としては、タイの警察病院に勤める女性医師が、SNSに投稿した写真やコメントが問題になっているそうです。

その女医さん、アメリカで出産をしたことをSNSで発信したわけですが、調べたら、有給休暇を45日間取り、それに公休日を加えて、2ヶ月ほど米国滞在をしたんだそうで、そんなことが許されるのかと問題になっているんだそうです。

個人的には、許されるんじゃないかと思うのですが、タイの人の中には、そんなにアメリカの市民権が欲しいのか、タイの国籍にホコリはないのかとか、メンツを重んじるタイ人らしいコメントが付いているそうです。

一番の間違いは、タイ人の自慢が好きなところだと思います。自慢せずにはいられないという人が多いようです。

それで、よけいな投降をSNSにあげて、叩かれるわけです。出る杭は打たれます。

金持ち喧嘩せずで、自慢などしないで、静かにして、心の中でにんまりすればいいものにと思います。

アメリカで出産したい人には、いろいろな情報をさし上げますとかいっているようで、それも非難されているそうです。


2019年5月27日月曜日

タイの国会の動き

下院の議長がチュワンに決まったわけですが、昨日は、議会で第1副議長と第2副議長を選ぶ選挙を行ったそうです。

結果は、第1副議長が、反タクシン派が推すスチャート氏が、タクシン派を248-246で破って、選出されたそうです。

第2副議長の方も、反タクシン派のスパチャイ氏が、タクシン派を256-239で破って選ばれたそうです。

これで、下院の議長は、すべて反タクシン派がおさえたようです。

議会の基本的な議席数は、タクシン派が、245議席で、タナトーンがお休み中で、244議席です。

反タクシン派は、最終的に、民主党とタイ威信党が連立に参加を決めたようで253議席ですから、議題によっては、票が動いていることがわかります。

昨日のやり直し選挙で、新未来党が議席を1つ増やしそうで、245席+1になるようです。

やり直し選挙の結果、比例代表の方も変わる可能性があるのだそうで、もしかすると民主党が1議席増やすかも知れないそうです。

そうなると、反タクシン派の議席数は254議席となるかも知れません。トータルで、500議席です。

これからの注目は、首相選びです。まあ、ギリギリ、下院だけでもプラユットに決まるのかな?

上院も加えての選出だと、民主的ではないとタクシン派が批判するでしょうけど、下院だけで決まれば、一応、下院は、全員選挙で選ばれているわけで、もう、軍政対民主派とか言えなくなります。

タクシン派からは、民主派と言うなというのなら、タクシン派というのもやめろといっているそうですが、タクシンの指示で動いているわけで、タクシン派に間違いはありません。

今回の議会では、2人の議員が注目されているそうで、その1人が、タクシン派の毒舌で有名だったチャルーム・ユーバムルン警察大尉の息子Wan Yubamrungです。

チャルームには、3人の息子がいて、子供の頃から暴れん棒で有名で、何度も新聞沙汰になるような暴力事件を起こしてきています。

タイでは、親が政治家とか軍人とか警察官だと、子供が、やりたい放題ということもよくあることです。

特に3男のDuangchalerm Yubamrungは、有名なディスコの中で、警察官を射殺した容疑で逮捕されるも、親の力で、無罪放免になり、大きな話題となっています。その後、警察の教官になっているそうです。

Wan Yubamrung警察中尉は、ムエタイ界の実力者です。

で、最初の議会の日に、Wan Yubamrungに近付いて握手を求めた議員に対して、Wan Yubamrungは、握手を拒否して立ち去り話題になりました。

その後のコメントが、「俺は尊敬できる人としか握手はしない」だったそうです。

その相手が、 Mongkolkit Suksintharanonでタイ文明党から選ばれた唯一の議員だそうです。

タイ文明党というのは、タイの右翼政党なんだそうです。

話では、Mongkolkitは、以前は、タクシンの支持者だったそうです。

タクシンもいろいろな人を裏切ってきていますが、いろいろな人からも裏切られているのでしょうね。


パー・プレーム

プレーム元首相が亡くなったわけですが、プレーム元首相を多くの人びとが、親しみをこめてパー・プレームと呼んでいました。

パーというタイ語は、パパという意味で、親しみをこめて使われます。

パーというタイ語を覚えると、タイ語が一挙に上達するそうです。

プレーム元首相は、若い頃から、部下とか若い人たちと話すときに、語尾にルーク(子供)というタイ語をつけるクセがあって、ルークと言われた人たちが、パーと言い始めたんだそうです。

タイの母親など、子供と話すときに、語尾にルークとよく言っています。

父親のように尊敬する人物に対しても、このパーを使うことが多く、例えば、ラマ10世であっても、プレームのことをパーと呼んでいました。

プレームに対する態度で、タイ人の思想的なことがよくわかります。

プレームは、親王制、親軍政の象徴的な人物だととらえられているので、タクシン派や赤シャツからは、かなり嫌われています。

赤シャツテレビとも言われるVoice TVなど、プレームの死去に対しては、ほぼ無視に近い感じです。

タイ政府としては、公官庁は、半旗を7日間続けます。

日本政府も、それなりの立場の人から、弔電を送ったのかなあ?


2019年5月26日日曜日

プレーム・ティンスーラーノン元首相死去

タクシン支持者たちは、タクシンこそがタイの近代化を成し遂げた指導者と言いますが、実際には、プレームの時代にタイは大発展をしています。

首相にいた1980年3月3日 - 1988年8月4日には、暗殺未遂とかクーデターもあったけど、外国企業の投資規制を緩和するなどして日本からの投資をはじめ、タイは、大いに発展しました。

自身の内閣の閣僚にテクノクラートといわれる官僚、政党人、民間人を起用したことなどから、この間の政治は「半分の民主主義」といわれました。

プレーム元首相は、男色家とも言われていて、生涯独身で、ボクシング選手などのスポーツ選手を応援していました。

ラマ9世の信頼も厚く、枢密院議長として、タクシン派にも睨みを利かせていたので、赤シャツをはじめタクシン派からは、嫌われていました。

80年代のタイは、本当に明るい時代でした。

ラマ9世時代の人びとがだんだんとあの世に去って行きます。

お疲れさまでした。


昨日のおさらい

昨日のタイ下院議会は、いろいろとありましたが、最終的には、民主党の最高顧問であるチュワン・リークパイが、議長に選ばれました。

下院の議長は、議事進行に大きな力を持ちますから、どの政党の誰がなるかは、重要です。

昨日の臨時の議長は、最高齢のチャイ・チットチョープ氏でしたが、なんと91歳なんですよね。でも、記憶力も判断力も少しも衰えていなかったです。

ちなみにチュワン氏も81歳と高齢ですが、彼は、70歳くらいに見えますね。

昨日のハイライトは、まず、新未来党のタナトーンが議場に来ていましたが、議長から、憲法裁判所が、議員資格の停止命令を出しているから、退出するようにと促し、議場から出て行きました。

そして、議長選びがはじまりましたが、国民国家の力党の内部で足並みがそろっていなかったようで、議長選びを延期すべきかどうかで紛糾しました。

国民国家の力党には、元タクシン派で、新未来党のタナトーンの叔父さんにあたるSuriya Juangroongruangkitがいるんですよね。そして、彼のグループが、30人くらいいるらしく、民主党やタイ威信党とのポスト配分に対して、不満があって、意見が通らなければ、タクシン派に付くとか言ったとか言わなかったとか。

スリヤは、タクシン政権の時には、副大臣と工業大臣や運輸大臣を経験していて、利権のうま味を熟知しています。

当時、スワナプーム国際空港に関して、かなり儲けたと噂されています。

そんな彼は、利に聡いですから、今は、タクシン派よりも反タクシン派が美味しいだろうと、国民国家の力党に入っています。

それでいろいろと裏での取り引きとか駆け引きがあったんでしょうね。

それにしてもタイサミットグループ関係の政治家は、かなりの人数になってきていますね。

民主党も、国民国家の力党との連立に関しては、いろいろと条件を出しているようで、チュワンとかアピシットは、表面上は、連立に反対のようです。

選挙の時の発言などもあるから、プラユットを支持しますとは言えないと思います。

で、とりあえず、議長選びを継続してやるか延期するかの投票になって、結果は、継続するがタクシン派など248票、延期するが246票で、議長選びが継続となりました。

投票結果が発表される寸前に5名が、自分の意見を変更すると言いましたが、もめにもめたあげく、変更は認められなかったです。

反タクシン派の方は、まだ連立内での調整が終わっていないからと延期を希望したようです。

しかし、表向きの議会でのタクシン派の議席は245で、タナトーンが抜けているから244議席ですが、誰かが、裏切ったと言われています。

国民国家の力党などが推すチュワンと、タクシン派7党が推すソンポン氏との一騎打ちになり、235票のソンポンに対し、チュワンが258票を獲得して、議長に選ばれました。

こちらも、タクシン派の方から、反タクシン派に5~6人の票が流れたのではないかといわれていて、いったい誰が裏切り者「コブラ」かと話題になっています。

今日の議会は、同じようにチャイ・チットチョープ氏が議長を務めて、第1副議長と第2副議長選びが行われています。

こうした選挙の人数を見れば、裏切り者の数も徐々にはっきりしていくことでしょう。

議場はある意味アピールの場ですから、新未来党の議員たちが元気いっぱいです。

書記長のピヤブット、広報のパンニカ・ワニッチ、ピヤブットの弟子のRangsima Romeなどが、目立とうとしているようです。

とにかく、一応、5年ぶりに選挙で選ばれた下院議員たちによる議会ですし、議会内での議論は激しくて当たり前ですが、くれぐれも路上での暴力闘争だけはしないで欲しいですよね。

タイ国民発展党の党首でバンハーン元首相の娘ガンチャナー・シラパアーチャーが、どうして国民国家の力党との連立に参加を決めたかについて、国民国家の力党がタイを混乱させる可能性が一番低いと思ったからといっていました。


2019年5月25日土曜日

タイの国会がはじまりました

昨日は、上院の議長や副議長などが決まったそうで、今日は、今朝から、下院の議長選びがはじまっています。

とりあえず、仮の議長として、超ベテラン、チャイ・チットチョープ氏が、議長席に座っていますが、なんといってもご高齢です。まあ、話し方がのんびりです。

チャイ・チットチョープ氏は、タイ威信党の影のオーナーといわれるネウィン・チットチョープ氏の父親で、過去にも下院議長を務めてきています。

反タクシン派とタクシン派の議席数が均衡していることに加えて、実は、まだ、裏で、ポストの分配などで、もめているとか、反タクシン派の方が、なかなかまとまらないようです。

話がつけば、僅差であっても、反タクシン派が数で上回ると考えられているから、チュワン氏が議長に選ばれるのではないかといわれていましたが、その前に、時間稼ぎの議会の延期案が出されて、その議決で、また時間をとられていました。

今使われている議場は臨時の議場で、電気式の投票システムがありませんから、1人1人名前と議席番号を読んでから、延期案に賛成か反対かを問うので、500名近いわけで、時間がかかります。

一応全員が、賛否を表明したんですが、そのあとになって、トイレから戻った5~6人が、反対から賛成に変えるなどして、またもめました。

トイレというのが、裏での秘密の話し合いを意味するのかな?

一度賛否を表明しているから、変更はダメだとか、いや、まだ総計が出る前だから、変更できるとか、やり合っていました。

結局、変更する前の数で、賛成が246票、反対が248票、棄権が議長の1票で、会議は、継続となっています。

民主党と国民国家の力党の間で合意が出来ていないから、会議をダラダラと引き延ばしているような気もします。

民主党としては、国民国家の力党の内部でもめていると主張しています。国民国家の力党としては、スチャート氏を推しているんだそうです。

チュワン氏とスチャート氏の戦いなのか、それともポストの問題か?
もしかすると憲法改正の要求?

タイ貢献党は、ソンポン氏を推しているそうです。

最終的に、民主党のチュワンが下院の議長に決まったようです。

民主党は、プラユットには投票しないようです。




2019年5月24日金曜日

プライとアマート

最近、ほとんど聞かなくなったけど、タクシン派の赤シャツが暴れていた頃、彼らのスローガンはいくつかありました。有名な「バンコクを焼き尽くせ!」とか。

彼らの中心にいたのは、古い共産主義者たちで、中国に留学して、共産主義を学んだような、左翼エリートです。

毛沢東のスローガンといえば、「造反有理」であったり、「革命無罪」だったり、農村から蜂起して都市を囲いこんでいくゲリラ戦術理論(人民戦争理論)が有名ですが、赤シャツの戦略も、そうした農村から、都市部に攻め入る理論のようです。

中国には、有名な便衣兵戦法もあり、軍人が市民の服装で戦ったり、ハニートラップなんかも有名ですよね。

タクシン派は、テレビ局・多数の地域ラジオ放送局・新聞雑誌あるいは幹部訓練塾、赤シャツ村などの独自の宣伝教育手段、カルト宗教および大衆の長期動員を可能とする資金力、都市部では、地方から出稼ぎの労働者やタクシーやバイクタクシーの運転手などによる口コミも、大きな力です。

そして掲げた社会を分断するスローガンが、プライ(被支配民)とアマート(大官)の対立でした。

都市部の反タクシン派をアマート(支配階級)と決めつけ、田舎の人たちは、彼らに利用されているプライ(被支配階級)と洗脳したわけです。

タクシン派の政治家やリーダーたちにも軍人や警察官や役人や大金持ちはいるわけで、大いなる矛盾ですが、共産主義者というのは、自分勝手なモノなんです。

どこの国でも、左翼の学者たちや左翼のメディアには悪質な人たちがいると思います。

こうした「プライとアマート」は、さすがにタイの社会を分断すると、最近は使われなくなっていますが、タクシン派の人たちの考え方には、依然、「プライとアマート」が残っていると思います。

今日、国王陛下と王妃を迎えての国民議会の開会式に、選挙で選ばれた下院議員と指名された上院議員たちが、一堂に会していました。

みんな昔の大日本帝国海軍の制服のような白い上下の制服でしたが、タイの政治家や役人のユニフォームで、あれがまさにアマートの制服なんです。

以前から、支配階級を倒すとか、威勢のいいことを言ってきたタナトーンやピヤブットが、嬉しそうにアマートの制服を着て、国王陛下の前に並んでいる姿は、なんか、滑稽に見えました。

タナトーンは、15日間の反論の機会を与えられていて、その結果で、彼の処罰が決まりますが、まだ他にも、いろいろな問題が待ち受けているようです。


下院議長に2度首相を経験しているチュワン・リークパイ民主党議員が、選ばれる可能性が出てきたそうです。




タイの医療大麻

まだ決定したわけではないですが、タイ威信党もプラユット首相を支持するようで、新政権でいくつかのポストを獲得しそうです。

タイ威信党は、選挙運動中から、医療大麻の栽培自由化を訴えてきています。ですから、新政権でも、医療大麻に関しては、いろいろな動きが出てきそうです。

医療用大麻は、嗜好品としての大麻とは違いますから、例え医療大麻の栽培が自由化されても、医療目的以外は、栽培も所持も使用も違法です。

医療大麻も、まだ、発展途上というか、完ぺきな研究や臨床が行われているわけではないですから、安易に考えると怪我をします。

日本は、医療大麻にも厳しいわけですが、それはそれで、国民を守っていると思います。でも、前向きに検討をしていくことは必要だと思いますけどね。

厚労省のページには、いろいろなことが書かれています。

大麻の害とされているのは、だいたいアルコール飲料と同じようなモノだと思われますが、アルコールには甘い日本です。

日本の大麻に関するアレルギーもいきすぎだと思いますが、でも、全く害がないとは思いませんね。

今日のタイのニュースでは、医療大麻(大麻オイル)の処方を受けていた老人が、なかなか寝付けないからと、舌の上に1滴オイルをたらして眠気を待ったそうです。

でも、眠くならないからと2滴3滴とオイルをたらし、気が付いたら、40滴くらいたらして、突然、気分が悪くなって、嘔吐したりして、家族がびっくりして、救急車を呼んで病院に行ったそうです。

意識がないので集中治療室に運ばれ、治療を行い、意識が戻ったところで、原因を聞いたそうです。

要するに、アルコールと同じで、過剰に摂取すれば、とんでもないことになるわけです。

医師からの処方を守らないと危険です。アルコールも、医師の処方箋が必要になってもいいかも。

アルコールと大麻の扱いに関して日本はダブルスタンダードだと思うし、危険を煽りすぎるのも逆に好奇心を湧かせることにもなるから、アルコールと同じようなモノだけど、アルコールは合法で大麻は違法だと説明した方がいいと思います。

そうすれば、どうしてなのかとか、いろいろな議論も生まれてくると思います。

覚醒剤と大麻とは、危険度が違うと思いますので、そのへんもしっかり説明すべきです。

大麻は、欧米などで合法化が進んでいますが、覚醒剤は、どこでも非合法です。

普通の若者なら、欧米で大丈夫なのに、何で日本はダメなのと思うでしょう。その説明をしっかりしないで、ただ、ダメだダメだでは、誰も納得できないと思います。


タイの国民議会について

3月24日の選挙で、定員500名の下院議員のうちの498名が決まっていて、あと2名は、26日に行われるやり直し選挙で決まるそうです。

定員250名の上院議員は、すでに指名されて国王認証を終えています。

タイの国会議事堂は、今、新しい建物が建設中で、当初の完成予定日から大幅に遅れているそうです。

今までの国会議事堂から北に行ったチャオプラヤ河沿いに建設中だそうです。かなりタイらしい素敵な建物になるようです。

今日からの国会は、チェンワタナにあるTOTにある会議場を代理の議場として使うために、すでに改装も終わっているそうです。

今日の午後3時から予定されているラマ10世と王妃による国民議会開会式は、外務省の会議室で行われるそうです。

そして、場所をTOTの議場に移って、議長を選出するそうですが、機械での投票設備がないから、アナログで、賛成の人は起立して決めるようです。

国民会議の会期は120日だそうです。

誰が議長に選ばれるのか、そして誰が首相になるのかに注目が集まりますが、その前に、新未来党党首のタナトーンが、国民議会に参加できるのかどうかにも注目されています。

憲法裁判所の出した議員資格停止に、何が含まれているのかが、まだはっきりしないようですが、可能性としては、参加できないのではないかといわれています。

ただ、新未来党の推す首相候補の方は、下院議員である必要が無いので、そのままタナトーンが新未来党の首相候補でいられるようです。

11時から、各政党が当選議員たちによる最終的な会議をする予定のようで、特に、まだ態度がはっきりしない民主党が、どうするのかが注目です。

52名の当選議員中半数以上がプラユット首相を支持するのではないかといわれているそうです。

そして、タクシン派の政党からもプラユット支持に回る議員は出るだろうといわれていて、やはり注目は、新未来党で、一部のメディアの皮算用のように20名近くが支持に回るのかどうか、注目点です。

実際の所、政治の世界は、最後の最後までわかりません。政治家同士に真の友情はなく、あるのは利害関係だそうです。

12:50の時点でタナトーンは、白い制服を着て、他の議員たちと会場にバスで向かいました。開会式への参加がOKになったようです。

新未来党からは、LGBTの4人の議員たちが、現在の性の服装で、会議に参加するようです。

結局の所、タナトーンは、開会式に参列していましたね。新未来党党首という資格でなのか、前列にいました。

支持者たちを刺激しないように、徐々にフェードアウトするのがいいかもね。

TOTが臨時の議会になると、抗議集会があの辺でということも考えられるし、過去にもラクシー交差点での銃撃戦とかあったし、とにかく、過激なことは考えないで欲しいですね。



2019年5月23日木曜日

バンコクで日本人が飛び降り自殺

わたし自身が鬱で苦しんだ経験者なので、鬱で苦しんでいる人に同情します。

43歳の日本人男性が、高層マンションから飛び降り自殺をしたようですが、32歳のタイ人の奥さんの話では、鬱で苦しんでいて、1週間前に仕事を辞めたばかりだったそうです。

海外での暮らしには、いいことばかりではなくて、いろいろな悩みもあるわけです。仕事関係でも、タイ人と一緒に働くわけですし、苦労もあると思います。

そして、国際結婚も、いろいろな問題がありますから、時には、悩むこともあるはずです。

悩みの迷路に入り込むと、第三者にはわからない苦しみがあるし、他の人には見える解決方法や出口が見えないこともあるわけです。

一番いいのは、日本に帰って専門医に相談することだと思うけど、仕事もあるし、家庭もあるしで、そう簡単に帰国もままならなかったのかも。

タイ語のニュースですが、見出しの最初の言葉が、「ユン」という、日本人を表す略称です。

日本というのはタイ語で、イープンといい、それを後から読むとユンピーとなり、略してユンです。

「日本人が、鬱から逃れるために8階から飛び降りて人生に終止符」みたいな意味の見出しです。

ご冥福を祈ります


妄想全開で

なんだかんだで、いろいろとありましたが、なんとか選挙も終わり、当選者も決まり、いよいよ国会が開き、議長が決まる予定だそうです。

議長は、民主党から出るようなことがいわれていますが、誰になるのかな?

議長が決まれば、あとは首相指名で、ほぼプラユット首相で間違いないと思います。スダラット女史は下りちゃったし、タナトーンは議員活動停止命令を受けています。

タクシン派の方は、1人が抜けて、現在の所244議席だそうですが、まだまだ「コブラ」が出るのではないかといわれています。

「コブラ」というのは、タイの民話にある、怪我をして農夫に助けられたコブラが、元気になって、農夫に噛みついて殺した話から来ていて、仲間や自分の政党を裏切る議員のことを指します。

「コブラ」は新未来党からも出る可能性があるそうですが、やっぱり、民主党から、30匹くらい出るかもとか。

52の議席ですから、過半数が、プラユットを支持するのではないかと囁かれています。

冷静に考えてみれば、選挙でタクシン派に政権をとらせないために、軍事政権はじっくり準備してきたわけで、反タクシン派が勝つのが当然でしょうけど、新未来党の大躍進があったので、けっこうおもしろかったと思います。

国王のお姉様の登場がなければ、新未来党も、ここまで票を獲得できなかったわけで、タイ国家維持党が解党にならなければ、タイ貢献党と新未来党との3党の合計で、十分に過半数を獲得できたのではないかと思います。

ラマ10世のお言葉が出たことで、一気にタクシン派の敗北が決まったといっても過言ではないかもね。

タナトーンは、こんなに注目されるとは思わなかったためか、脇が甘かったですよね。

知恵袋のピヤブットが付いているのに、メディアの株の件にしても、イージーミスというか、もっと早めに手当てしておけばよかったのに、目こぼししていたのかな?

規則を破ったら、いくら軍事政権の悪口をいっても、欧米の仲間がいても、タイの法律で罰せられます。破る方が悪いというか、間抜けだったわけでしょう。

新未来党に個人的に金を貸している件でも、たぶん、違法の判断が出るのではないかと思います。

左翼らしく、口は達者でも、ピヤブットには、実務をこなす仲間がいないのかもね。党首の右腕にしては、だらしなかったです

最悪の場合、新未来党が解党という可能性もゼロではないだろうし、タナトーンも、最悪だと懲役刑もあるかもしれないですし、20年間の被選挙権の剥奪もあり得るとか。

そうなったら、新未来党が解党にならなくても、党首がいなくなるわけで、新党首とか代理党首は、ピヤブットになるのだろうけど、弁は立っても、人徳はどうなのかな? 資金は大丈夫かな?

そんなことから、「コブラ」の裏切り議員が出るかもと囁かれているのでしょうね。

今回の選挙では、民主党が、最悪でしたね。元党首アピシットの態度表明が、ラストミニッツ過ぎました。

もっと前から、プラユットは支持しないと表明して、独自の路線で行くと表明するなり、それとも、逆に、批判されてもプラユットを支持していたら、こんなにボロボロにはならなかったでしょう。

ボロボロなのに、せっかく新党首が決まったのに、最後まで態度を決めかねて、支持者も、ガッカリでしょうね。

タイのエリートやお金持ちや権力者は、けっこうメンツを重んじるばかり、かなり面倒くさいような気がします。

まあ、これ以上落ちることはないと開き直って、党を割ってでも、新しい再スタートしかないでしょうね。

タクシンさんは、すでに次の手を考えていることでしょうし、新しい政権も、どこまで持ちこたえるのかは、不透明で、また、来年あたりに選挙ということもあるかもね。

選挙で戦うのはいいですが、間違っても、街頭に出ての暴力闘争だけはやめて欲しいです。


タナトーンに憲法裁判所が

メディア会社の株を所持していたかどうかについて、憲法裁判所は、審議することを決定し、結論が出るまで、タナトーンの議員資格を停止すると発表しました。

まあ、嘘ばかりつくから心証を悪くしたこともあったんでしょうね。

19:00からタナトーンが新未来党の本部で記者会見だって。




友部正人 まちは裸ですわりこんでいる

まちは裸ですわりこんでいる


時代はサーカスの象に乗って

加川良 伝道


休みの国

落ち目の新未来党

今日は、選管から憲法裁判所に提出されている新未来党党首タナトーンの議員資格について、調査の必要があるかどうかの判定が出るのだそうです。

もしも、調査の必要なしということであれば、この件メディアの会社の株を所有していたかどうかは、もう終わりですが、もしも調査の必要ありと判断されると、とりあえず、その調査結果が出るまでは、タナトーンの議員資格は停止なんだそうです。

さて、どうなりますことか。

それ以外にも、タナトーンは、新未来党に1.1億バーツの金を貸している件で、これも法律違反なのかどうか、これから憲法裁判所に判断を請うことになるそうです。

このところ、タナトーンも、いろいろな嘘がばれているし、なんか、元気ないみたいです。広報の女性も、以前は、颯爽として背も高いし、美人に見えていましたが、このところ、なんか、お疲れの様子で、試験勉強がうまくいかないで悩んでいる女学生みたいです。

なんとなく背も低くなってしまったように見えるし、化粧っ気もなく、運に見放されているように見えます。

そんななか、書記長のピヤブットだけが、元気いっぱいしゃべくりまくっていますが、彼の話は、じっくりと検証しないと騙されます。

法律の専門家だそうで、とにかく、法律に照らし合わせて、タナトーンや新未来党には違反はないといっているわけですが、彼の持ち出してくる資料が、古いもので、その時の法律では違反でなかったことを今の法律では違反だといってみたり、例によって、違反しているのは、自分たちだけでは無いといった感じなんですよね。

法律の専門家は、屁理屈並べて、白を黒にしたり、黒を白にしたりするのが仕事でしょうからね。

外国の法律では合法とか言い出したら、もう、本当に大学の先生なの?と疑っちゃいます。

自分たちの違反を認めた上で、他の人たちの違反も追及するなり訴えるべきです。

追い詰められたら、自分たちには数百万の支持者がいるとか、外国の人たちも仲間だとか言い出すのでしょうけど、それはそれ、違反は違反ではないでしょうか。

彼は、もっと苦しくなってきたら、おフランスに逃げるのかな?

弁の立つ人には十分に気をつけないと、騙されちゃいます。


バンファイの事故

タイは、大きく分けると、北部、東北部、中央部、南部になります。

北部は、ビルマの影響を強く受けているし、東北部は、ラオスやクメールの影響を受けているし、南部は、マレーシアの影響を受けています。

じゃあ、中央部は?といえば、タイですね。中国からの移民も多いから、中国の影響もありますね。

タイは、外交上手で、いろいろな国と上手に付き合ってきていますが、最近は、中国との関係を強めています。なんといっても、中国系タイ人が多いですから、いざとなったら、中国と手を組んでもおかしくないですね。

かって、日本軍は、東南アジアの中国系の人たちの抗日運動に苦しめられています。

さて、東北タイの北部の方は、ラオスと接しているし、人種的にも言語的にもラオスとは、兄弟みたいなモノらしいです。

東北タイの南部の方は、カンボジアに接しているから、クメールの言葉に近いスウェイという方言を話す人びともいるそうです。

そんなタイ東北部には、有名なブン・バンファイ(ロケットフェスティバル)が、あります。

手作りによるバンファイはふつう様々な得度式で行われます。

ブン・ファイファイ祭りは毎年陰暦6月、豊穣をもたらす豊かな雨を乞う儀式として開催されます。

毎年50~60本のロケットが打ち上げられます。ロケットが空高く上がれば、雨に恵まれ五穀豊穣と言われています。

なんといっても、手作りですから、上手に作る人もいれば、下手くそもいるわけで、時には、作っている途中で暴発する事故なんかも起きます。

そして、無事に打ち上がっても、飛んでいく先は、誰にもわからないわけで、時には、まるでロケット砲のように近所の家とか人を狙って飛ぶことだってあります。

上空は、航空機も飛行禁止になるし、かなりリスクのあるお祭りですが、規制もされずに続いています。

水に恵まれて豊穣の年が続くといいですね。


2019年5月22日水曜日

歩きますた その2

テレビの購入をして、それから、徒歩で、近くの電脳ビルまで行ってきました。

今使っているパソコンのCドライブが、壊れる可能性があると、CドライブをSSDにコピーして、それで起動させようかとの目論見です。

恥ずかしながら、今だSSDは、触ったことがないから、お店の人にいろいろと聞いて購入しました。


お値段は5890バーツでした。1TBで2万円ほどですね。こちらも、以前に比べて、容量も大きくなっていて、値段も安くなっているそうです。

ネットで調べたら、1500バーツくらい安いのがありました。ガッカリ。

それで、どうやって今入っているHDDからコピーするのかを聞いたら、有料でやってあげるよだって。

いや、自分でやるつもりといったら、簡単にできるかも知れないし、トラブルかもよとのこと。

SSDにソフトは付いていないの?と聞いたら、付いていないとのことでした。

パソコンのスロットにつけるためのケースはないかと聞いたら、そんなのないし、軽いから、直接ケースにネジでとめれば大丈夫とのこと。こうしたいい加減なところがいいですね。

一応、別のイケナイ海賊版DVDを売っている店で、コピーするのに便利なソフトない?って聞いたら、そんなの使っている人いないよ。今は、これだと、2台のHDDやSSDをはめ込んで、スイッチ一発クローン出来る装置を見せてくれました。

で、他のそういった雑貨を売っている店で聞いたら、2000バーツであるとのこと。

迷ったけど、何度も使うようなこともないだろうと、やめました。

ネットで、いろいろと調べて、暇潰しに、やってみるつもりですが、もしも失敗したら、当分パソコンが起動できなくなるかもと、ビビっています。

まあ、ノートもあるから、最悪、いつも見ているサイトなどは、見る事出来るでしょう。

今日は、1万歩ちょっと歩きました。


歩きますた

テレビが壊れて、スイッチを入れても画面が明るくなりません。このパナソニックのテレビは、10年ほど前に当時はまあまあのスペックで買った42インチでした。

LEDの出始めで、スマートテレビとしても出始めでした。当時の価格は確か4万バーツ以上だったと思います。

昨年、一度同じように画面が明るくならず、修理の人に見てもらったところ、バックライトが故障だとかで、バックライト2個で4000バーツの修理代でした。

修理してもらって、まだ半年ちょっとですから、補償あるんでは?と交渉して、バックライトの故障なら無料、もし、それ以外なら有料ということで、見てくれることになっています。

ちょうど、もう1台の32インチの方も同じ時に買っているから、そろそろ寿命かも知れないし、思い切って新しいテレビを買うことにして、いつも買っているお店に行きました。

最初は、ソニーにしようかと見ていましたが、店員が、パナソニックの担当みたいで、パナソニックを薦めてきたので、買っちゃいました。

 最初ソニーを見ていました。

買ったのはこちらのパナソニック

4Kは必要ではないけど、ブルートゥースに対応しているとのことで、これからは、ブルートゥースでの接続が、いろいろと増えてくるだろうと決め手になりました。

スマホとも接続できて、スマホに入れている音楽を聞くことが出来ます。

NetFlixとかYoutubeもwifiにつなげば見る事が出来るし、まあ、スマートテレビということですね。

まだ、使い方がわからないですが、徐々にいじっていれば、なんとかなるでしょう。

このテレビ49インチで、価格が2万バーツちょっとですから、以前の半額で、テレビもずいぶん安くなっていますね。

車も修理中で、サムローで、家まで持ち帰りましたが、途中、何台ものバイクがジグザグに走って近寄ってくるので、ぶつけられるかと、けっこうスリル満点でした。



14日以内の故障は、新しいのに交換してくれるそうですが、ぶつけたり落としたりして、画面が壊れたのは、ダメだそうです。

カプートとかフィニートとか

ドイツとかスイスとか北欧などでは、恋愛が終わったときとかにカプートとかフィニートとかいいます。

車とか電化製品が壊れたときにもカプートですし、フィニートは、英語のFinishでしょう。

専門家ではないから間違っているかも知れませんが、語源は、言葉の持つ雰囲気からイタリア語ではないかと思います。

さようならの「チャオ」なんかもいろいろな言葉で使われるようです。

日本語の中にも横文字が入るように、外国の言葉にだって外来語が入ってきます。

若者が好む俗語には、外国語がかなり入ってきますよね。俗語の流行のテンポは速いですから、すぐに時代遅れになります。

あと、外国語に日本語に聞こえる言葉もあって、いろいろと話題になります。

フィンランド語は、最後に母音が来て日本語に似ている言葉の宝庫です。

Totta kai!(もちろん)とか日常会話で普通に聞かれる言葉です。名前などの語尾が、「ねん」で終わることが多いので、アホチャイマンネンとかパーデンネンとか冗談が出来ちゃいます。

私が、キートスやテルベなどと同じように最初に覚えたフィンランド語のひとつが、日本人を表すヤパニライネンでした。

外国語は、どんどんAIが自動翻訳をこなしていくでしょうから、外国語を学ぶ意味も変わっていきそうです。

SNSは、新しい言葉の宝庫ですよね。

AIの聞き取り能力もかなり上がってきているそうです。AIが、語尾を呑み込む傾向があるタイ人の英語を正しく聞き取ったら、すごいと思います。

日本人の話す英語で語尾の子音に母音をつけちゃうのは、意外と聞き取りやすいのではないかと思います。

英語と米語との違いも、いろいろと話題になりますが、米語の方は、さすがに移民の国で、いろいろな人たちの話す米語があるので、まあ、独特ですが、流行語になるのは、黒人たちの話す米語が多いような気がします。

昔は、まず書き言葉があって、それが正しいとされてきましたが、今は、もう話し言葉に書き言葉もあわせていく傾向があるようです。

thをdにするなどスペルなんかもどんどん変えちゃいますから、すごいと思います。タイ語なんかでも、若い人たちは、どんどんスペルを変えちゃいます。そして、老人たちが、最近の若者はと嘆きます。

日本人も、外国語を学ぶときに、いろいろと細かなことにこだわる傾向があるので、考え方が、老人みたいで、いい加減にというか、柔軟に覚えることが苦手なような気もします。

間違ってもいいじゃんかとか、日本語訛り上等ジャンとか、なかなか考えられないようです。

言語学者やプロの翻訳家は、違うと思います。

今ある言葉も、過去には、今時の若者はと嘆かれた言葉も入っているのでしょうし、言葉は、生きているから変わっていいし、支持されなければ滅びていくと思います。


パソコンの悩み

現在使っているパソコンを購入したのは、2011年の6月ですから、もう丸8年になろうとしています。

当時としては、まあまあのスペックでしたので、8年経っても、まだ、大きな問題もなく使えています。

ただ、先日、突然、ブルー画面が出て、HDDにエラーがあったようです。これは、危険な兆候で、HDDが、ついにカプートかと怯えています。

このパソコンのマザーボードは、ASUSのP8P67ver1ですが、エラーの出たのはドライブCで、OSの入っているドライブですから、壊れたら、起動できなくなるわけです。

本当は、すべて新しくしたいのですが、歯の治療もあるし、テレビも壊れたしで、悲しき金欠病状態なんです。

まあまあのパソコンを組み立てれば、20万円以上はかかるし、OSもウィンドウズ7からウィンドウズ10にした方がいいでしょうし、入っているアプリも、いろいろと面倒です。

そこで、いまだ使ったことのないSSDを購入しドライブCをSSDにコピーして交換することを考えています。

まず、このパソコンに使えるSSDを調べる必要がありますし、今のHDDは1TBの容量なので、同じ容量がいいと思われます。

そして、SSDをパソコンに取り付けて、ドライブCに入っているモノをすべてSSDにコピーして、今度は、そのSSDから起動できるようにBIOSの設定をしていく必要がありそうです。

それらが、すべて解決しないと、途中で、どうしようもない事態もあるわけで、パソコンは、使えているときは便利ですが、初期設定や、故障の時には、もう、ウンザリするほどの苦労がやってきます。

皮算用通り運んでくれたら、2万円以下でおさまるかも知れません。

いずれにしても、CPUやマザーボードにも寿命はあるでしょうし、人間と同じで、老いは悲しいモノです。


タイの深刻な問題

日本では、映画バッチギで描かれたような学校対学校の対立が、過去(50年くらい昔)にはあったそうですが、今でもあるのかなあ?

知人の話では、彼が通った東京の帝京高校と朝鮮高校との間に、映画にあったような対立があって、木刀とかチェーンとか持ち出して、かなり過激な喧嘩があったそうです。

日本は、韓国・朝鮮ヤクザとか中国マフィアとかナイジェリアマフィアとか、外国人のマフィアが多くて、やりたい放題のように思えますが、もっとしっかり取り締まって欲しいですよね。

日本人は、外国人に甘すぎるのではないかと思います。

で、タイの話題なんですが、タイにも、学校間の対立があって、多くは、工業系の専門学校同士なんですが、それこそ50年とかの抗争の歴史があって、タイの刀とかナイフもありますが、タイらしいのは、拳銃がよく登場するし、時には爆発物なんかも使われ、全く関係ない人が巻き添えになったりもします。

タイではどこの学校かがわかるように制服のシャツの胸の所に刺繍をしているわけですし、半ズボンの色とかベルトのバックルなどで、ライバル校がわかる場合もあるそうで、その学校の生徒であるわけで、突然、ライバル校から狙われて殺されたり大怪我をすることがあるわけです。

タイ語では、生徒のことはナクリエン(นักเรียน)といいますが、彼らは、ナクリエンじゃなくてナクレーン(นักเลง)暴力団じゃないかといった話題が新聞に載っています。

大人の世界でも、黄色シャツとか赤シャツとかが、この10年ほど、いたるところで暴れ、拳銃や爆発物を使ってるので、子供たちにいい影響は与えません。

最近は、学校間の抗争以外でも、高齢者や障害者を襲ったり、夜の盛り場などで喧嘩が始まったり、若者たちもかなり荒れているように思えます。

今月から、新しい学年もはじまり、学校間の抗争も心配されます。

タイも、武器の取り締まりをもっと真剣にやった方がいいと思うけどなあ。


2019年5月20日月曜日

タイの政治について

タイの永住権を持って5年以上経つと、タイの国籍を申請できる権利が生まれるそうです。

日本の国籍法では、他の国の国籍を取得した場合には、日本の国籍は消滅するそうで、二重国籍は出生時からの二重国籍以外は原則認められていないのだそうです。

ダカラでもないのですが、タイの国籍を取得するつもりはなく、日本国籍を有したままタイで暮らしています。

当然、タイ人としての権利はないわけで、いくら人生の半分以上をタイで暮らしていても、選挙権もなければ、土地を所有する権利もないです。

でも、タイで暮らしているから、タイの政治には興味があるわけで、特に、タクシン派対反タクシン派の対立に関して、日本のメディアがかなり偏っていると思っているので、へそ曲がりというか、天の邪鬼な性格もあって、彼らとは違った視線で物事を見ようとしています。

今回の選挙で、新未来党が、第3党に躍り出たことは、ものすごく新鮮で、かなりの可能性を感じていますが、悲しいことに、新未来党がタクシンの傀儡政党のひとつといわれているし、タナトーンが嘘つきに見えるし、党内には、共産主義者や社会主義者が多すぎます。

もしも、ヒモ付きではない、若者たちに支持される政党だったなら、応援すると思います。

そこで思うのは、民主党ですが、アピシットが党を出て、民主党としては、国民国家の力党との連立を組むのが、治安維持のためにはいいのではないかと思います。

そのあと、党を割って、アピシットの甥っ子あたりを中心にした、新民主党を設立して、それで、次の選挙に向け、準備をすべきではないかと思います。

新民主党は、新未来党から多くを学び、女性候補者を増やし、LGBTの候補者たちも取り込み、地方の進歩派も取り込み、ネットの専門家を雇って、ネット戦略を立てて戦うべきだと思いますね。

タクシン派ではない、タクシン派や反タクシン派にウンザリしている層や若者たちにアピールする新しい政党こそが、軍政に対抗できると信じます。

そして、自分たちの利権を得るために選挙のためのバラマキではなく、真の意味での地方発展や教育の充実など、守るべき伝統は守りつつ、暴力闘争を否定し、真のリベラルによる新しい制度を作っていって欲しいと思います。


新未来党のタナトーンの嘘

今週中には、新しい連立政権が生まれるといわれていますが、民主党もタイ威信党もいまだ態度をはっきりさせず、自分たちに少しでもいい条件を勝ち取ろうとしているようです。

そんな中、新未来党のタナトーン党首は、得意のFCCで(外人記者クラブ)でスピーチをしていました。

タイのFCCは、以前はデュシタニホテルの最上階で会議をしていましたが、今は、チットロムのManeeya Centerにあるようです。

タクシン派の戦略では、欧米から支持されている民主主義を求める政党というのが好きです。腹の中では軽蔑されているのかも知れないのにね。

そのスピーチの中で、新未来党の財政についての質問にタナトーンが答えたわけですが、タナトーン個人が、新未来党に対して、1億500万バーツから1億1000万バーツの資金を貸しているとの発言がありました。

以前の発言では、9000万バーツを貸しているとのことでしたし、新未来党の広報の説明では、2.5億をタナトーンから有利子で借りているとの発言もありました。

その矛盾を質問された広報は、以前の発言は、大まかな話で、やましいことはないから、詳細はウェブサイトで見てくださいとのことだったそうです。

それで、記者が、ウェブサイトを見て、いろいろと調べたのですが、そんな説明はどこにもなかったそうです。

その場を繕う嘘が多いですね。

個人および法人が、政党に対して寄付できる金額は法律で規制されているそうで、その金額は1000万バーツだそうです。貸した金の場合はどうなるのかとか、有利子なら、利率はどうなのかとか、突っ込みどころはいろいろとあるそうです。

メディアの株を持っていた件でも、いろいろな嘘がばれましたし、結果として、憲法裁判所の最終決定を待っているわけですが、最近のタナトーンは、株の譲渡に関することには一切触れず、すでに下院議員に選ばれたので、選管に自分に対する議員資格云々をいう権利はすでに無いということしか言っていません。

要するに、暗に株の譲渡に関しての嘘を認めているわけですね。

もう一つの嘘は、先日の発言で、国民国家の力党がタナトーンの母親に電話をしてきて、新未来党の中から、当選議員20名を国民国家の力党に回してくれたら、タナトーンの議員資格に対する訴えを取り下げるといったということです。

もしも事実なら、接触してきた人の名前を公表すべきだとの記者からの質問には、いまだ、何も答えていません。こちらも、嘘だった可能性があります。

CドライブのHDDにエラーが出たので、
そろそろ寿命かも知れないと怯えています。