2020年12月31日木曜日

チェンマイ領事館からのメール

 12月31日付ランプーン県感染症委員会命令23/2563 「ランプーン県入県者の自宅隔離措置」により、サムットサーコン県、ラヨーン県、チョンブリー県、バンコク都バンコクノーイ区、同バーンプラット区および保健省指定最大管理地域(レッド・エリア)からの同県入県者についての自宅隔離が定められたので、概要を以下のとおりお知らせします。


1 サムットサーコン県、ラヨーン県、チョンブリー県、バンコク都バンコクノーイ区、同バーンプラット区および保健省指定最大管理地域(レッド・エリア)からの入県者は出頭報告の上、14日間自宅隔離せしめる。

1-1 市町村に宿泊する者には行政担当官に出頭報告せしめ、行政担当官に地元感染症管理担当官に毎日報告せしめる。

1-2 ホテル宿泊者には、事業者または責任者に出頭報告せしめ、事業者または責任者に地元感染症管理担当官に毎日報告せしめる。

 

2 ランプーン県在留者で、第1項の地域に移動し宿泊した後、帰県した者には、第1項1-1、1-2に基づき出頭報告のうえ14日間自宅隔離せしめる。

 

3 感染症担当官による出頭報告者の登記、毎日の検温等指示(略)

 

4 当該郡長による出頭報告者管理の監督および緊急時の外出許可等指示(略)

 

5 14日間自宅隔離せしめる者には、以下の感染防止措置を実施せしめる。

5-1 担当官による検温、検診に協力しなければならない。

5-2 衛生マスクまたは布製マスクを着用しなければならない。

5-3 頻繁に石鹸、アルコール、アルコール・ジェルまたは消毒液で手洗いせしめる。

5-4 接触および飛沫によるウィルス拡散防止のため、他者とは最低1mの間隔をあける。

5-5 私的使用物を分離管理し、毎日清掃せしめる。

5-6 発熱および咳、鼻水、喉痛、呼吸疲労、呼吸困難等の呼吸器疾患が生じたら、即刻感染症管理担当官に報告せしめる。

 

6 判断基準(第1項の県を出発した日時が基準、既に自主的に自宅隔離しているものは郡長が管理)

 

7 自宅隔離者が規則に違反または命令を遵守しない場合の措置

7-1 自宅隔離者が規則に違反または命令を遵守しない場合には、当該郡長にまたは郡長が委託した者に、仏歴2558年感染症法第51条に基づき法的措置を進めるために地域の警察署に届け出せしめる。

7-2 担当官に対し、移動歴、就労歴、感染者との濃厚接触歴または診療歴を隠蔽した者は、刑法および仏歴2558年感染症法に基づく犯罪の対象となり得る。

 

 本命令は本日より、変更があるまで有効である。

  2020年12月31日


引き続き関連情報に注意して、検温、マスクの着用、こまめな手洗いやアルコール消毒、人混みを避け、ソーシャルディスタンスを確保するなど感染予防策に努めてください。

在チェンマイ日本国総領事館


タイと大麻

タイから連想するモノには、タイ料理とかムエタイとかタイマッサージとかニューハーフや風俗まで、色々とあるわけですが、タイのハーブ類もかなり有名です。

精力増強とか痩せるとか漢方のように慢性病に効果があるとか、いろいろなハーブがあり、売られています。

高血圧、糖尿病、不眠症などなど。

多くは、乾燥された商品をお茶のようにして飲むタイプが多いようです。

アロマオイルとして匂いを楽しむタイプもあるし、カプセルなど内服用になったモノもあるそうです。

昨年の選挙である政党は医療大麻を合法にと戦い、実際に医療大麻は合法になっているタイです。

日本は、どうして医療大麻アレルギーなのか、意味がわからないです。

こんな記事を見つけました

時代はどんどん進んでいるわけで、思考停止では、日本はますます遅れてしまいます。

癌治療で副作用に苦しんでいる人たちが助かるのなら、研究をしてみる価値はあります。

パーキンソンなどにも効果があるようですし、ほんと、医療大麻治療を受けられるタイで暮らしていてよかったとさえ思っちゃいます。

あと、新型コロナに関しても、タイでは、ファータライジョーンという薬草が注目されて研究されているそうです。

センシンレン(穿心蓮)は、咳止めとか風邪の治療にすでに使われています。

覚醒剤などは、徹底的に取り締まり、違反者には重い刑罰を科してもいいと思いますが、大麻の場合には、売買と個人使用とは分けて、もう少し自由にしてもいいような気もします。

医療大麻に関しては、2021年には、大いに議論をして、合法化に進んで欲しいですね。

ファータライジョン(センシンレン)

チェンマイ領事官からのメール

 12月30日チェンマイ県感染症委員会命令36/2563により、12月31日の県内サービス産業施設24時閉店などが定められので、概要を以下のとおりお知らせします。

 

チェンマイ県命令第36号要訳

 

1 サービス業施設に12月31日は24時に閉店せしめる。31日以外は各事業者の定める通常営業せしめる。

 

2 本日より状況が改善するまで闘鶏を許可しない。

 

違反者には仏歴2558年感染症法第52条に基づき1年以下の禁固または10万バーツ以下の罰金またはその両方,あるいは仏歴2548年非常事態における統治に関する勅令第18条に基づき2年以下の禁固または4万バーツ以下の罰金またはその両方を科す。

 本命令は2020年12月30日より、変更があるまで有効である。

    2020年12月30日


引き続き関連情報に注意して、検温、マスクの着用、こまめな手洗いやアルコール消毒、人混みを避け、ソーシャルディスタンスを確保するなど感染予防策に努めてください。

 

在チェンマイ日本国総領事館


全か無か

 生物の授業で「全か無かの法則all-or-none law」を習うわけですが、確かに、身体の反応は、反応するかしないかの前か無です。

デジタルの「0か1」かも「全か無」ですよね。

人間は、全か無が大好きだと思います。

陰か陽か、生か死か、嘘か真実か、右か左か、敵か味方かなどなど。

好きか嫌いかなどは、曖昧な部分もありますよね。

世の中には、曖昧な部分もあるわけで、デジタルではなくアナログがいいと考える人もいるわけです。

よく間違えちゃうのが、医者とか弁護士とか政治家への過剰な期待ですよね。

でもよく考えれば、専門的なことには優れていても、すべてに優れているわけではないのですから、勉強は出来ても運動はダメな優等生のように、弁護士であっても、詩的なことではすぐに騙される人もいれば、政治家であっても、犯罪を犯す人はかなりいます。

尊敬されるのは立場ではなくて、やっていることに対しての尊敬ですから、いくら高学歴で、人の上に立つ仕事をしていても、軽蔑されるべき人はいますよね。

テレビなどで偉そうなことを言っている人たちは、すごいなあと思います。あの自信や上から目線について、自分がイヤになったりはしないのかと思うのですが、そんなこと思うような人はテレビに出まくったりしないのでしょうね。

お金のためなら国を売ったり、嘘を吐いたり、友人を裏切ったりする人もいます。

政治家でも企業家でも芸能人でも長所もあれば短所もあるし、いろいろな部分を持っているわけですから、勝手に期待して裏切られたとかはおかしいです。

どんな美女でも排泄するし、異性を好きになれば、想像したくないようなこともするわけです。

なんでも行き過ぎた期待はよくないと思います。

日本の価値観は、中庸でちょうどいい具合というか、原色ではなくワビ・サビでしょうし、激辛ではなくうま味でしょうね。

フィルムカメラのボケをデジタルでどうボケさせるかと努力してきているわけです。

最近は、外国の原色文化や激辛文化が日本に入ってきて、おかしくなっていますよね。

そんなの下品だし、過激すぎます。


今年もありがとうございました

 2020年も大晦日となりました。

今年は、新型コロナに振り回された1年でしたが、個人的には、もう死ぬかもしれないと思うこともしばしばで、【死ぬ死ぬサギ】といわれかねないなか、なんとか生きて大晦日を迎えています。

もし、死ぬとしたら、糖尿病からくる合併症か、心臓・血管系か、はたまた予期しないガンか、交通事故など不慮の事故でしょうけど、どれも可能性は低くはないと思っています。

死体を見るのは大嫌いですが、自分の死体はたぶん見ることはないでしょう。

もしかしたら、魂が肉体から抜け出して、自分の死体を見る可能性はゼロではないかもしれません。

自分が死ぬこと自体は、それほど恐ろしくはないけど、死に至るまでに激痛に耐えるとか、もだえ苦しむとかは、怖いです。

あと、寝たきりになって声も出ないし自由に身体を動かせないけど、意識だけはあるというのも怖いです。

タイでの暮らしですから、食べたいものが食べられないとか、辛いものを食べさせられるとか、エアコンをつけたいけど、つけられないとか、そういった寝たきりになってからの不安はあります。

ボケて、徘徊して家に帰れなくなって、ボコボコにされるとかもいやだな。

多くの人が、そういった不安を抱えながら、老後を迎えるわけですが、個人的には、寝たきりになったり、ボケたりしたら、安楽死を望みます。

死後は、火葬して遺灰は海に流してもらうのが理想と考えています。

1年の終わりに、自分の死を見つめて、新しい年には、余計な心配をせず、なるようにしかならないと悟りを開きたいモノです。

新型コロナなんか、いくら気をつけても感染するときには感染するでしょうし、100%安全に生きるのなら、無人島にでも行って自給自足の暮らししかないと思います。

いろいろな宗教も教えるように、万が一感染してしまって、重症化して苦しみながら死んでいくのでしたら、信心が足りないとか、前世の行いが悪かったとか、今までに自分がしてきたことの因果応報とか思って、諦めきれなくても諦めて死んでいくしかありません。

今年も、自分の生まれ育った国日本や暮らしている国タイやいろいろな人たちにもお世話になりました。

ほんとうにありがとうございました。みなさまよいお年を!

2020年12月30日水曜日

大使館からのメール 新型コロナ情報

 ・12月30日、チョンブリ県知事は、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐ緊急措置として、パタヤ特別市を含むチャンブリ県バーンラムン郡における規制措置を発表しました。

・当館において作成した、同措置主要部分の日本語仮訳は以下のとおりです。

・今後、各都県における各種措置が発表、変更等される可能性もありますので、関連情報の収集に努めてください。


【主要部分の日本語仮訳】

「12月30日付「チョンブリ県感染症委員会指令第35/2563」


1 百貨店の閉鎖(但し、証券業務、金融業務、銀行、ATM、携帯電話・通信機器営業センター、スーパーマーケット、薬局、銀行、飲食店(持ち帰り形式のみ許可)、生活に必要な建設資材・関連用具や電機製品関連用具、調理用具、並びにコンピュータ機器及び関連用具を販売する店を除く)。

2 現在から状況が緩和するまでのサービス施設法で定められたサービス施設の一時的閉鎖。(注:2017年改正サービス施設法第3条では、サービス施設をダンス場、接待付飲食店、マッサージパーラー、ライブ演奏、カラオケ機器、壇上でのダンス等を伴う飲食店、省令により定めた場所等と規定。http://web.krisdika.go.th/data/law/law2/%CA10/%CA10-20-9999-update.pdf)

3 飲食店の閉鎖(持ち帰り形式及びホテル内のレストランが宿泊客に提供する場合のみ可)。

4 現在から状況が緩和するまで、コンビニエンスストアは22:00から翌5:00まで営業停止。

5 私立・公立を問わず、全段階の教育施設、学習塾、子どもセンターの閉鎖。

6 屋内・屋外で営業する公共プール、ウォーターパーク、遊園地の一時閉鎖。

7 民間保育施設の閉鎖。

8 仏像のお守り・仏像販売所の閉鎖。

9 映画館、劇場の閉鎖。

10 現在から状況が緩和するまで、スヌーカー・ビリヤード場、ボーリング場の一時閉鎖。

11 健康増進施設、マッサージ、タイ古式マッサージ、スパ、美容増進施設、美容増進クリニック(民間病院内の美容増進サービスも含む)、体重管理サービス・クリニック。

12 屋内運動施設(フィットネス)の閉鎖。

13 ゲーム店、インターネット店、コンピュータ店の閉鎖。

14 公園、運動場、子ども遊戯場、スポーツ競技場や人々がスポーツをするために集まる場所の閉鎖。屋内・屋外問わず、集会や人が集まる類似の活動を禁止。

15 人が集まる活動、例えば、催し物、集会、レクリエーション、または類似の活動を禁止。

16 外出時の衛生マスク又は布マスクの常時着用。

17 多数の住民が利用する公的サービスの提供は、チョンブリ県当局の責任者が状況と業務の性質に応じて検討する。


本指令は、12月30日から変更があるまで効力を有する。


在留邦人及び滞在者の皆様におかれては、引き続き感染予防に努めてください。

なお、邦人の感染情報がありましたら、お手数ですが当館に御一報ください。


○外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

○在タイ日本国大使館ホームページ

https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)

https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/index.php

○厚生労働省ホームページ 


https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

○厚生労働省(日本における水際対策の抜本的強化に関するQ&A)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

○厚生労働省(新型コロナウイルスに関するQ&A) 


https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

○厚生労働省(感染症対策の基本) 


https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

○経済産業省(PCR検査が受診可能なトラベルクリニック等のリスト紹介)

https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200703002/20200703002.html


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road、 Lumphini、 Pathum Wan、 Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


チェンマイ領事館からのメール

 12月29日チェンマイ県感染症委員会命令35/2563により、チェンマイ県入県者についての感染拡大防止措置が定められましたので、概要を以下のとおりお知らせします。


チェンマイ県命令第35号要訳


1 あらゆる経路でチェンマイ県に入県する者は追跡のためCM-CHANAアプリケーションにデータ入力する。


2 新型コロナウィルスCOVID19感染者と濃厚接触した者、またはチェンマイ県感染委が指定した感染地域・感染危険地域(保健省チェンマイ県事務所ホームページで発表)から入県する者は、保健省担当官に報告し、チェンマイ県感染委が委託した医師の判断によっては感染検査を受け、14日間自宅隔離しなければならない。


3 チェンマイ県感染委が指定した感染地域・感染危険地域以外の感染判明県から入県する者は、保健省担当官に報告しなければならず、希望者は感染検査を受ける。自己監視し、異常な症状が出た場合には、治療のため即刻、地域の感染症管理担当官に報告せしめる。


4 第2項および第3項以外の県から入県する者は、感染防止対策を厳格に実施したうえで通常どおりに移動できる。


5 ホテルおよび他の短期宿泊施設事業者は、宿泊者の氏名、国民登録証番号、電話番号、出発県のデータを保管し、追跡のためCM-CHANAアプリケーションに登録させなければならない。


違反者には仏歴2558年感染症法第52条に基づき1年以下の禁固または10万バーツ以下の罰金またはその両方,あるいは仏歴2548年非常事態における統治に関する勅令第18条に基づき2年以下の禁固または4万バーツ以下の罰金またはその両方を科す。


 本命令は2020年12月29日より、変更があるまで有効である。


2020年12月29日


引き続き関連情報に注意して、検温、マスクの着用、こまめな手洗いやアルコール消毒、人混みを避け、ソーシャルディスタンスを確保するなど感染予防策に努めてください。 

在チェンマイ日本国総領事館


2020年12月28日月曜日

チェンマイ領事館からのメール

 12月27日、チェンマイ県で、ラヨーン県からの入県者1名の新型コロナ感染が確認されました。


本年11月28日以降の当館管轄9県における感染状況(12月27日時点)(注:いずれも感染が最終的に確認された県で計上しています) 

チェンマイ県 6名 

チェンライ県 7名(チェンライ県で正規の国境検問を通過後、14日間の検疫隔離中に感染が確認されたものは計上していません。) 

パヤオ県 1名 

ウタラディット県 2名

引き続き関連情報に注意して、検温、マスクの着用、こまめな手洗いやアルコール消毒、人混みを避け、ソーシャルディスタンスを確保するなど感染予防策に努めてください。 

在チェンマイ日本国総領事館


2020年12月26日土曜日

大使館からのメール 新型コロナ情報

 ・バンコク西隣サムットサコーン県での新型コロナウイルス感染者発生以降の国内感染拡大状況を受け、12月25日、タイ政府による対応策の基本方針(決定事項第15号)が官報に掲載されました。

・当館において作成した、官報主要部分の日本語仮訳は以下のとおりです。

・今後、各都県における各種措置が発表される可能性もありますので、関連情報の収集に努めてください。


【主要部分の日本語仮訳】

「仏暦2548年非常事態における統治に関する勅令」(非常事態令)第9条に基づく決定事項(第15号)


3月26日付のタイ王国全土を対象とした非常事態宣言の発令、および8度目となる明年1月15日までの同宣言の適用期間の延長に関し、非常事態令第9条および仏暦2534年国家行政規則法第11条に基づき、首相は一般的な決定事項、および全ての当局職員の行動規則として、次のとおり発令する。


第1項 コロナ感染の危険性が高い場所の使用ないし進入の禁止

バンコク都知事、各県知事ないし感染予防担当官が、感染拡大の防止及び抑圧のために感染症法に則して告示ないし指示したコロナ感染の危険性の高い場所ないし移動手段に関し、これらの使用、進入ないし滞在は、これを禁ずる。


第2項 コロナ感染の危険性の高い場所の閉鎖

バンコク都知事および各県知事に対し、感染の危険性が高い場所および既に感染が拡大している場所について、一時的に閉鎖することを検討し、感染症法にて付与された権限に基づいて指示を発出せしめる。


第3項 集会の禁止

コロナに関する非常事態の国家安全保障部門の責任者が定める地域において、密集する場所ないし秩序の乱れを惹起する恐れのある行為に係る集会、活動ないし寄り合いは、これを禁止する。


第4項 外国人労働者の旅行および移動

当局職員に対し、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)感染拡大防止措置緩和検討特別委員会の提案に基づいて首相が定める措置に則し、外国人労働者の旅行および移動について、監視、調査およびスクリーニングを実施せしめる。


第5項 感染防止措置の実施及び執行

仏暦2563年(西暦2020年)6月30日付政府決定事項第11号(規制の緩和及び予防措置)および8月31日付政府決定事項第14号(追加的緩和措置及び予防措置)に則した感染予防の措置について、全ての民間部門によって実施されるよう、当局職員、感染予防担当官および関係者は活動するものとする。


第6項 調整

タイ国家安全保障会議事務局長官が責任者を務める政府対策本部執行センターは、当局職員、政府機関および政府対策本部傘下の各機関による連携および協力を含め、当局職員および関係機関による各種措置の執行について、その運用、督促ないし追跡の役割を務める。

民間の活動および本件決定事項に定める当局者に関して生ずる問題については、政府対策本部執行センターおよびCOVID-19感染拡大防止措置緩和検討特別委員会に協議せしめる。


第7項 感染予防措置が統一的に定められるために、バンコク都知事ないし各県知事による上記第1項ないし第2項に則した告示もしくは指令は、首相ないし政府対策本部が定める措置もしくは方針に則したものとする。

救急救命医療センターおよび内務省コロナ対策本部は、政府対策本部執行センターから首相に提案し、政府対策本部が決定した方針および条件に則して、新たな感染拡大の防止の解決および準備のため、追加的な地域の指定について協力して分析および決定を行うものとする。


第8項 非常事態解決のために過去に発出されたバンコク都知事ないし各県知事による告示もしくは指令は、別途の決定、告示ないし指令が発令されるまで、効力を有するものとする。


以上の内容は、仏暦2563年(西暦2020年)12月25日以降適用される。


仏暦2563年12月25日 

プラユット・チャンオーチャー 陸軍大将 首相


・官報原文(タイ語)

http://www.ratchakitcha.soc.go.th/DATA/PDF/2563/E/302/T_0068.PDF


在留邦人及び滞在者の皆様におかれては、引き続き感染予防に努めてください。

なお、邦人の感染情報がありましたら、お手数ですが当館に御一報ください。


○外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

○在タイ日本国大使館ホームページ

https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)

https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/index.php

○厚生労働省ホームページ  

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

○厚生労働省(日本における水際対策の抜本的強化に関するQ&A)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

○厚生労働省(新型コロナウイルスに関するQ&A)  

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

○厚生労働省(感染症対策の基本)  

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

○経済産業省(PCR検査が受診可能なトラベルクリニック等のリスト紹介)

https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200703002/20200703002.html


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road、 Lumphini、 Pathum Wan、 Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


2020年12月21日月曜日

チェンマイ領事館からのメール

 12月20日付けで以下2件の命令がチェンマイ県から発表されたので、概要をお知らせします。今後の発表等によって、変更の可能性もありますので最新の情報収集に努めてください。


1 20日付チェンマイ県命令第32/2563号「サムットサーコン県における事案に対する新型コロナウイルス感染症防止策」

12月20日付チェンマイ県命令第32/2563号「サムットサーコン県における事案に対する新型コロナウイルス感染症防止策」において、第1 新型コロナウイルス感染症感染リスクのある県(サムットサーコン県等)からのチェンマイ入県者については、CM-CHANAアプリケーションへの情報登録と14日間の自宅隔離(Home Quarantine)をすること、第2 12月1日以降現在までに新型コロナウイルス感染症感染リスクのある県(サムットサーコン県等)からのチェンマイ入県者については、地域の感染症担当官に通報の上、14日間の自宅隔離(Home Quarantine)すること等が定められました。12月21日から変更があるまで、本命令は有効となります。


当館注:新型コロナウイルス感染症感染リスクのある県について、サムットサーコン県以外の県は本命令には明示されていません。


2 20日付チェンマイ県命令第31/2563号「メーアーイ郡内における新型コロナウイルス感染症防止策」

12月20日付チェンマイ県命令第31/2563号「メーアーイ郡内における新型コロナウイルス感染症防止策」において、メーアーイ郡内タンボン(地区)間の移動規制として、メーアーイ地区、マリカー地区、タートーン地区の3つの地区において、自宅待機と自己観察をお願いすることで人の移動を制限し、外出の必要がある場合には村の新型コロナウイルス感染症チームに報告する必要があること等が定められています。12月21日から変更があるまで本命令は有効となります。


本年11月28日以降の当館管轄9県における感染状況(12月20日時点)(注:いずれも感染が最終的に確認された県で計上しています) 

チェンマイ県 5名 

チェンライ県 7名(チェンライ県で正規の国境検問を通過後、14日間の検疫隔離中に感染が確認されたものは計上していません。) 

パヤオ県 1名 

引き続き関連情報に注意して、検温、マスクの着用、こまめな手洗いやアルコール消毒、人混みを避け、ソーシャルディスタンスを確保するなど感染予防策に努めてください。 

在チェンマイ日本国総領事館


2020年12月20日日曜日

大使館からのメール 新型コロナウイルス感染者拡大

 ・バンコクの西隣サムットサコーン県での新型コロナウイルス感染者拡大状況及び同県の中央エビ市場にて感染したと見られるバンコク都住民一例の発生を受け、本日12月20日、バンコク都感染症対策委員会が招集され、緊急会見が夕刻行われました。

・会見で発表された、バンコク都としての対応概要は以下のとおりです。 

・今後の発表等により変更の可能性もありますので、最新の情報収集に努めてください。


●都内の生鮮市場等を対象として、積極的疫学調査を実施する。

●参加者の多い、参加者の距離が密になるようなイベントは当面控えるようお願いしたい。感染の危険性が考えられる施設や活動としては、娯楽施設、ムエタイ・ジム、各種市場である。これら施設や活動をはじめとして、物理的距離の確保やマスクの着用といった防疫措置の徹底を改めて呼びかけたい。

●今次感染者の多くを占める外国人労働者が利用することの多い公園について、都営公園は引き続き営業を続けるものの、密になることを避けるようお願いしたい。

●寺院も外国人労働者が集まる場所として知られているところ、宗教行事の自粛をお願いしたい。

●年末年始の各種イベントの自粛を求める。この点、都当局関連の行事は全て中止を決定したところ、民間にも協力をお願いしたい。

●仮にそれらイベントを実施する際は、保健当局から許可をとりつけ、防疫措置を徹底した上での実施をお願いする。

●都内の官民全てに対し、少なくとも向こう14日間、可能な限りのwork from homeをお願いする。

●都営の教育機関について、サムットサコーン県に距離的に近い区内(バンボン区、ノンケーム区、バーンクンティアン区)に所在する学校については14日間の休校、つまり明年1月4日までの休校を決定した。他の都営の教育機関についても不要不急な試験等の実施を避けるよう指示済みである。


在留邦人及び滞在者の皆様におかれては、引き続き感染予防に努めてください。

なお、邦人の感染情報がありましたら、お手数ですが当館に御一報ください。


○外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

○在タイ日本国大使館ホームページ

https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)

https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/index.php

○厚生労働省ホームページ  

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

○厚生労働省(日本における水際対策の抜本的強化に関するQ&A)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

○厚生労働省(新型コロナウイルスに関するQ&A)  

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

○厚生労働省(感染症対策の基本)  

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

○経済産業省(PCR検査が受診可能なトラベルクリニック等のリスト紹介)

https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200703002/20200703002.html


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road、 Lumphini、 Pathum Wan、 Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


タイとK-pop

 タイに来たばかりの頃、古いベンツのエンジンが実はトヨタのエンジンだったり、ベンツのマークを付けた日野のバスが走っていたりするのを見て、タイ人は見た目が好きなんだなあと思いました。

ブランドモノが大好きですから、本物を買えない人はニセモノでもいいわけです。

美容整形でも今では自然で美しい美容整形が増えていますが、一昔前までは、整形をした女性は一目でわかりました。

タイの女性はスタイルもいいですし目も大きくてきれいですが、鼻の低い人や鼻の穴が正面からよく見える人など、鼻をなんとかしたいと思っている人が多いので、鼻を高くする手術を受けるわけですが、技術的な問題なんでしょうか、低い所にシリコンかなんかを入れて無理矢理鼻を高くするから、ものすごく不自然で一目で整形をしているとわかったわけです。

アジアで美容整形といえば日本と言われた時代もありましたが、今は韓国でしょうね。

美容整形の広告塔としての韓流ドラマやK-POPがあるといっても過言ではなく、韓国の有名女優や有名歌手のような顔に憧れるタイ人は多いわけです。

韓国のサムスンは、タイのテレビに液晶モニターを大量に提供したり、番組スポンサーになるなどして、バーターで、韓流ドラマを流してもらったり、K-POPのグループをテレビ番組に出してもらって、コンサートの宣伝をするといった戦略を行ってきています。

韓国は国内市場だけでは大きく発展できないからと、海外に出ていく戦略でやってきていますが、ちょうど日本がバブル経済がはじけて、停滞している間に、東南アジアでは家電を中心にして、マーケットを拡大してきています。

日本の家電メーカーは、慢心してかゴルフをして接待ばかりしている印象もありました。

そして、21世紀になって、誰もがスマホを持つ時代に、K-POPは、アクセス数を過大にする方法を見つけて、ビルボードなどで上位に入っているなどの宣伝を打ち、成功してきています。

韓国人は体格もいいですし、美容整形という武器を得て、ダンスも歌も映えるわけです。

タイの女性は背の高い男性が好きですし、やはりハンサムが好きです。

それに欧米人よりもアジア人に親近感を感じます。

日本でも少女時代やKARAなどが大人気でしたし、日本で人気になれるほどだというのは東南アジアでは大きな宣伝にもあります。

あと、日本の誰でも会いにいける戦略なども取り入れて、ファンクラブなどの特典として、コンサートの時に握手が出来るとかもやってきています。

韓国のグループは、英語をはじめ外国語の勉強もしっかりやっているので、そのへんも人気の要因のようです。

以前、タイ人をバカにするような発言でトラブルになったこともありましたが、すぐに謝罪して上手に対処しました。

韓国は、かなり早い時点で、外国人を韓国のグループメンバーに入れて、その国でのコンサートを成功させてきています。

2PMというグループで活躍したニックンが走りだったようです。

ベンベン(GOT7)男性  テン(SuperM)男性

ソン(CLC)女性  ミンニ (G)I-DLE 女性  

リサ(BLACKPINK) 今一番人気のタイ人女性などがいます。

タイ人もやはり本音では韓国人よりもタイ人を応援したい人も多く、タイのテレビCMなどに、上記の人たちが起用されています。

タイ人でも中国人でも整形をして歌とダンスの練習をしたら、K-POPのメンバーになれるかもしれないと思うようになっているようです。

新型コロナの影響で、コンサートが出来ないので、いろいろな問題も起きているそうです。

アジアでは、戦前戦後を通して、やはり日本がいろいろな分野でリードしてきているわけで、ドラマでも日本の「おしん」はすごい人気でした。

アニメも人気でしたし、歌でも「X JAPAN」「浜崎あゆみ」とか「きゃりーぱみゅぱみゅ」とか人気でしたし、タイでコンサートを開いた人たちもけっこういますが、力の入れ方が、K-POPとは違う印章です。

AKBは、タイでタイ人中心のグループを作って活躍していますが、ファン層が違っているように思います。極論でいえば、AKBグループのファン層はオタクの男性に対し、K-POPは10代の女性かな。

現在25歳以下のタイの女性の多くが長学校や中学の頃からK-POPのファンで、J-POPなど見向きもしないといってもいいくらいです。

すべてにおいて、日本が好きなのは40歳以上で30歳以下は、日本よりも韓国という感じです。

日本の戦略の負けでしょうね。

韓国が好きな人たちは、ファッションも化粧品も韓国ですし、韓国を美化して、民主主義の国の代表的なとらえ方です。

香港の学生運動と同じように韓国の若者の集会にタイの若者たちは憧れているような感じまでします。

タイでは、若者たちによる反王制の集会で親の世代と子供の世代との間の意見の相違が大きくなっているわけですが、好きなのは日本か韓国かといった感じもします。

日本の時代が長続きしなかったように韓国の時代もいつまで続くかわかりませんし、韓国には、嘘の歴史とか嘘の起源とか、彼らの素行とか、彼ら地震の問題もあるので、これからタイ人のK-POPブームの行方が気になる所です。

がんばれニッポン。

大使館からのメール 新型コロナ情報

 ・12月17日、バンコクの西隣サムットサコーン県内の海産市場において新型コロナウイルス感染者が発見されて以降、大規模な検査が行われた結果、19日夜、タイ保健省は同県における548名の新規感染者を発表しました。

・同日夜、サムットサコーン県当局は、右を受け緊急会見を行い、外国人の同県への出入境禁止等の制限措置を発表しました。制限措置についての概要は以下のとおりです。  

・今後の発表等により変更の可能性もありますので、最新の情報収集に努めて下さい。


●12月19日から1月3日までの以下施設を閉鎖する。

中央エビ市場、娯楽施設、教育機関、運動場、ムエタイ場、その他多くの人々が集まる施設。

●同期間、食堂についてはテイクアウトのみ営業を認める。なお、病院、ホテル内及びショッピング・センター内の飲食店の営業は引き続き可能とする。

●同期間の午後10時から翌朝5時までの外出制限について協力を要請する。

●外国人の同県への出入境を禁止。タイ人の同県への出入境についても、事前にサムットサコーン県に届け出ること。


在留邦人及び滞在者の皆様におかれては、引き続き感染予防に努めてください。

なお、邦人の感染情報がありましたら、お手数ですが当館に御一報ください。


○外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

○在タイ日本国大使館ホームページ

https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)

https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/index.php

○厚生労働省ホームページ  

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

○厚生労働省(日本における水際対策の抜本的強化に関するQ&A)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

○厚生労働省(新型コロナウイルスに関するQ&A)  

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

○厚生労働省(感染症対策の基本)  

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

○経済産業省(PCR検査が受診可能なトラベルクリニック等のリスト紹介)

https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200703002/20200703002.html


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road、 Lumphini、 Pathum Wan、 Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


サムットサコーン

 昨夜からタイでは新型コロナの集団感染の話題で大変な騒ぎです。

今までは、国外からの入国者たちの中に感染者はいましたが、最近になって、国内の感染者も見付かってきています。

そんな中、どうも感染者を追跡していくとサムットサコーン県のマハチャイ市場で働いている人たちがアヤシイと検査をしたところ、なんと548人の陽性が確認されたそうで、感染危険地域へは外国人は立ち入り禁止となっています。

サムットサコーンといえば、バンコクから車で簡単に行ける距離ですし、マハチャイ魚市場が有名です。新鮮で安いと評判です。

タイにもミャンマーやラオスやカンボジアからの労働者が多く働いていますが、漁船の乗組員とか魚市場などでは、多くのミャンマー人たちが働いていて、今回の集団感染もほとんどがミャンマーからの労働者たちのようです。

シンガポールや中東でも大きな話題となりましたが、外国人労働者たちを入れている国では、彼らを決められた地区に居住させて、共同生活をさせることが基本で、生活環境は決していいものではないようです。

男たちが狭い場所で共同生活をしたら、まあ、衛生的にはいろいろなリスクもありそうです。

タイでは、そうした共同生活用の施設があるのかどうかはわかりませんが、たぶん、安いアパートなどで共同生活をしているのではないかと想像できます。

日本でも外国人が多く住む地域では、ゴミ問題とかいろいろな問題も起きているようです。

タイの場合にも合法的に仕事をしている外国人と不法就労の外国人たちがいて、たまに手入れもあるようですが、どこの国でも汚れ仕事とか危険な仕事は外国人に頼る本音もあるわけです。

外国人はリスクを知らないわけではないのですが、やはりお金になるからやってくるわけで、それは、戦前の朝鮮半島からの労働者たちでも同じでしょう。

タコ部屋のようなところで生活をし、人がいっぱいの市場で仕事をしたら、そこに一人でも感染者が入り込めば、あっという間に集団感染でしょうね。

そして、そこに買い物に行く人も多いわけで、ドンドン他の地域にも広がっていく可能性があります。

ただ、陽性者の90%以上が無症状者だそうで、だからこそ、検査をしないと自分も陽性だとわからず、普通に生活し働いているわけです。

元気な若者たちは、感染してもほとんどが無症状ですが、高齢者とか持病を持つ人が感染すれば、症状が出る可能性が高いし、最悪の場合には重症化して死亡することもあるわけで、非常に心配されています。

感染危険地区に立ち入るタイ人は、タイ政府の新型コロナに関するアプリに登録して、行動を追跡できるようにしておく義務があるそうです。

今までは、国内感染者が少ない上に、死亡者に至ってはずっと60人を維持してきたタイですが、年末を控え、これからどうなっていくのか楽観は許せないでしょうね。

2020年12月19日土曜日

火葬か土葬か

 イスラム土葬墓地問題が注目されるようになっているそうです。

日本国内におよそ20万人のイスラム教徒が暮らしているそうで、中には、生活の基盤を日本にしている人たちもいるわけです。

冠婚葬祭の中で、宗教色が強いのは、やはりお葬式からの埋葬ではないかと思います。

イスラム教では火葬が認められていないのだそうで、日本で土葬できる場所を探すのが大変なんだそうです。

日本は、土葬の神道と火葬の仏教が混在していましたが、明治政府が神道を重んじ、土葬が一気に増えたんだそうです。

しかし、戦後、衛生上のことなどから、今度は火葬が一気に増えて、今では99.9%以上が火葬になっているそうです。

こちらに詳しいことが書かれています。

私は、死体がものすごく怖くて、出来ることなら死体を見ないで人生を終わりたいですが、でも、多くの人は、家族の死とか、友人や知人などの死と向き合う時があるわけです。

自分に記憶があるわけではないのですが、私は祖父にものすごくかわいがられていて、祖父が火葬場に運ばれるときに、かなり泣いたそうです。

たぶん、そんな悲しい思い出が心の奥底にあって、死体を恐怖するようになったのかもしれません。

私が子供だった頃は、私の生まれ育ったところでも、すべての家が火葬というわけではなくて土葬にする家もあり、土葬する墓地もありましたが、そのうちに、市の決まりで、墓地を整地して、土葬されている遺体や遺骨を古いタイヤを積み上げたところで火葬・合葬したのを遠くから見ていて、その夜から一人でトイレに行けなくなるほど怖かったです。

海外生活が長いから、実際に日本の火葬場にいったのは両親の時だけです。

私の住んでいるタイでは、一般のタイ人は火葬で、近所のお寺とか、自分が信仰するお寺で荼毘に伏されることが多いですが、中国系の人たちは、自分達の墓地が幾つかあって、そこに土葬されるようです。

ただ、最近は、衛生上のことだけでなく、先祖の供養にわざわざ遠くの墓地まで行くのが大変だとか、少子化で、いずれは誰も先祖供養に行かなくなるのではないかと、火葬が増えているそうです。

タイには400万人ほどのイスラム教徒がいるそうで、彼らの多くは土葬だそうです。

キリスト教では、カトリックを中心に土葬が多いようで、新型コロナで亡くなられた方々を土葬するニュースを見ますよね。

インドのテレビ番組などを見ると、インドも火葬が多いようです。

チベットなどでは鳥葬が残っているそうですが、中国共産党が残すのかな?

一般論では、やはり、高温多湿の地域では、土葬はいろいろな問題がありそうです。

乾いたところや寒冷地ですと、土葬でも、問題は少ないのではないかと思います。

でも、アイスマンではないですが、自分が死んだあと、自分の死体が1000年後とかに人びとの目にさらされるのは、ちょっと抵抗があります。

ミイラだけでなく、自分の遺骨が、研究材料にされるのにも抵抗はあります。

個人的な理想は、死んだら蒸発して無になりたいですが、それは無理ですから、火葬して遺灰を海に散骨して欲しいです。

日本も移民を入れているようですから、いろいろな問題が増えるでしょうね。

安い労働力が欲しいといっても、一度入ってきた外国人は、なれたら、もっといい仕事を探すでしょうし、家族を持つ人も出るでしょう。

そうした問題は、北ヨーロッパではすでに経験済みで、どんな問題が大変なのかもわかっているわけです。

タイには、華僑といわれた中国からの移民労働者がかなりいて、今では、しっかり中国系タイ人として生きています。

東南アジアには、タイだけでなく、ほとんどの国に中国人移民がいっていたわけですが、タイは、他の国に比べて非常にうまくいっているといわれています。

タイ人の外国人を受け入れる心の広さもありますが、政策として同化を進めてきたわけで、外国人であっても、タイ語を話し、タイの学校に通いタイ風の名前を使う人が多いわけです。

もちろん、家庭内とか同族社会では、中国の風習を守っている人も多いですが、とにかく、国や社会の中では、タイ人として生きているわけです。

日本も、彼らの人権とか言い出すよりも、日本に同化できる人たちを受け入れるべきだと思いますね。

さもなければ、シンガポールなどのように、厳しい法律で、長期滞在や家族を持つことを規制するようにするしかないと思います。

あと、いつも気になることは、例えば、イスラム教の国で暮らしている日本人が、イスラム教に反するようなことをすることは許されないと思いますし、日本人がイスラム教の国で亡くなったときには、そこで火葬してもらえるのかにも興味があります。

外交は、お互いの国が公平であるべきというのが基本のはずで、日本にいる外国人の権利云々を主張するのであれば、その人たちの国で暮らす日本人の人権が守られているのかも重要ですよね。

2020年12月18日金曜日

最近よくモノが壊れます

 モノにも人間にも寿命があるし、人間は怪我や病気、モノは故障が起きますね。

人生には、幸運な時期もあれば不運な時期もあるし、不幸が重なることもよくあることだし、モノが壊れるのも、同じ時期に壊れることもよくあることです。

タイでは雷も多いですし、停電も多いし、急に高圧電流が流れることもあるそうで、ICチップが壊れたり、パソコンのパワーサプライが壊れたり、いろいろな故障の原因となります。

台所の電球もよく切れます。LED電球は長持ちすると聞いているけど、私の家では、相性がよくないようで、よく切れます。

UPSという、停電の時でも少しだけ電気を使うことが出来る装置なんですが、二つほぼ同時に電池の寿命を迎えました、

電気関係は素人が手を出すと大事故につながる可能性もあるので、普段は専門の人にお願いするんですが、無停電電源装置は、中のバッテリーを交換すれば元通りになることを知っているし、余計なところに触れないかぎり、危険は無いと勝手に思っているから、サッサとネットで注文をしました。

といっても、これを読んだ人が自分でやって感電するなどの事故に遭っても責任はとれませんので、そこだけはよろしく。

バッテリーは重いですが、家まで配達してくれます。

で、カバー部分をとめているネジを外してカバーを開けて、配線を外し古いバッテリーを取り出して、新しいバッテリーと入れ替えて、配線をし直して、カバーを閉じれば終了です。

かなり汚れていたし、U字状のコネクターがちょっと外れにくかったです。よく見たら、少し腐蝕していたのでヤスリをかけておきました。

このバッテリー入りの箱をプチプチで厳重に包んでありました。

こちらはバッテリー2個のUPSですから2つ同時に替えました。

お値段は1個690バーツでした。前回アモーンで買ったときには確か1個900バーツだった記憶があります。

60年代の音楽界

 まずは、こちらの映像を見ていただきたいです。

ビートルズの「A Day in the Life」なんですが、製作の様子や友人たちとの楽しそうな様子も撮されています。

どう見ても、麻薬をやっている人たちによって作られた楽曲だし映像のような気がします。

1967年に8㎜か16㎜かはわかりませんが、アナログカメラで撮影しているわけで、すごい才能だとわかりますね。

*このレコーディングにはゲストとしてミック・ジャガー、マリアンヌ・フェイスフル(当時のミックの恋人)、キース・リチャーズ、ブライアン・ジョーンズ、パティ・ボイド、マイク・ネスミス(モンキーズのギター)などなど、デザイン集団「The Fool」のほか、NEMSのトニー・ブラムウェルが監督として参加し、このレコーディングの模様を撮影

当時の音楽界には、麻薬が蔓延していて、ビートルズも60年代中頃には、大麻はもちろんLSDなども経験していたといった話もあります。

いろいろなミュージシャンの作品は麻薬体験なしでは語れないと言われるほどでした。

ビートルズの薬物事情:LSDが作ったアルバム『リボルバー』

1967年6月29日にミック・ジャガーとキース・リチャーズが麻薬所持で有罪判決を受けていたし、ローリングストーンズの「We Love You」には、刑務所の鉄の扉の閉まる音が録音されています。

大麻だけでなく、覚醒剤やLSDやヘロインまで、何でもありの時代だったようです。

ジミ・ヘンドリックスジャニス・ジョプリンなどの有名ミュージシャンも麻薬常用者だったそうですし、早死にした原因のひとつではないかと言われています。

ジョン・レノンとオノ・ヨーコも一時ヘロイン中毒でかなり苦しんでいたそうです。

ジョンの「コールドターキー」の歌詞は、完全にヘロインが切れるときの苦しみを歌っていると言われています。

ジョンはアメリカの永住許可を申請したときに、過去の麻薬問題や政治的な問題で許可が下りず苦労しています。

1980年1月16日にポール・マッカートニーが来日したときに、空港でスーツケースに無造作に入れられていた大麻が見付かり逮捕され大きな話題になりました。

日本では、大きな罪になるとは知らなかったと、スーツケースを開けたら誰にでも見付かるような状態だったそうで、彼らのまわりでは、罪の意識は薄かったのでしょうね。

ローリングストーンズのキース・リチャーズには、いろいろな武勇伝もありますが、中には、麻薬中毒から抜け出すために全身の血液を入れ替えたといったフェイクまであるようです。

ジョンレノンも色々と苦労をしたようですが、最終的には、生まれてきた息子のために薬を断つことになったのではないかと思いますね。

息子のために主夫をして、やっと音楽も再スタートというときに、銃弾に倒れてしまいました。

麻薬と音楽というのは、いろいろと言われますが、才能のない人が麻薬をしてもいい作品が作れるわけもないと思いますね。

才能のある人が麻薬をしても、いい作品につながるのか、それとも身体や精神を壊してダメになるのか、まあ、個人差のあることのような気がします。

麻薬だけでなく、合法であるアルコールなんかでも、人生をメチャメチャにする人もいるし、犯罪を犯す人もいますし、独特の世界観から、素晴らしい作品を残す人もいます。

[ 不死身のタイマーズ ] THE TIMERS (LIVE VIDEO 1995)

タイマーズ 生放送事故

2曲目のFM東京はMC古館くんもオドオドでした。

高田渡 コーヒーブルース

2020年12月16日水曜日

Approximately Infinite Universe

時は1973年、ストックホルムのレコード屋さんで見つけた小野洋子さんの2枚組アルバム「Approximately Infinite Universe」を半年ほど持っていましたが、スイスでお世話になった家に忘れてしまいました。

「Approximately Infinite Universe」というタイトルですが、「限りなく無限に近い宇宙」といった意味だと解釈しています。

宇宙もいろいろと解明されてきていて、無限ではなくて有限かもしれないとか思ったりもします。

小野洋子さんの「GrapeFruits] を1972年に読んでから、ずっと彼女のファンで、彼女の感性とか詩のセンスは、天才だと思うのですが、彼女の歌は、微妙で、好きな曲もあれば、全く受け付けない曲もあります。

奇声を発する曲はダメです。

彼女の詩は、まさに宇宙の中の地球とか人間とかモノを鳥瞰的に語っていて、日本の和歌や俳句が生きているような気がするし、彼女の曲の中には、日本の童謡のような感じの曲もあります。

彼女は、前衛芸術家ですし、時代の先を見る天才で、戦争反対とか、女性問題とか、環境問題など、今の我々がやっと理解しはじめているようなことを60年代から訴え続けてきているわけです。

ジョンレノンのイマジンも、今では、ジョンが小野洋子さんから大きな影響を受けて書いた曲だと知っていますが、当時は、ジョンレノンを奪ってビートルズを壊して日本女性といった見方をされていました。

彼女の作品とか考え方を知れば、ジョンが小野洋子さんにべた惚れで、彼女の影響を受けて名曲を書く事が出来たとわかります。

だって、地面に耳をつけて地球の回る音を聴きなさい

地下水の流れを聴きなさい

かと思えば、あの奇声で
Open your box,
Open your trousers,
Open your thighs,
Open your legs,
Open, open, open, open, oh.

Boxには女性器の意味もあるそうで、センサーをかけられたりもしました。

COUNT
count the clouds
name them

彼女の作品のひとつですが、「雲を数えなさい、そして一つ一つに名前を付けなさい」


It's sad that air is the only thing we share,
No matter how close we are there's always air between us.
It's also nice that air's something we all share,
No matter how far apart we are an air links us.

私たちが共有できるのが空気だけだなんて、悲しいこと
どんなに寄り添っていても、2人の間には空気がある
でも、私たちが共有できるモノが空気だなんて、素敵です
どんなに離れていても、空気が2人をつないでくれる

一度聴いて欲しい曲がいくつもあります。







彼女の基本は、反戦だったり、フェミニズムだったり、想像力であったり、夢だったりするわけですが、まあ、左翼の人たちが好きそうなテーマです。

彼女は大財閥の家系ですし、学習院では上皇陛下と同窓だったとか。東京大空襲の悲劇も体験しているようです。

Dream you dream alone is just a dream/But dream we dream together is reality.




病気です

今は昔、ヨーロッパをうろついていた頃でも、リュックの中には寝袋とフライパンは常に入れていました。

寝袋があれば、道路脇でも、木陰でも、寝具のないボロアパートでも仮眠できました。

フライパンは、住むところが決まったら、とにかく食糧をかってきて、フライパンで調理しました。

フライパン1つあれば、炒める、煮る、揚げるなど、色々出来ますから便利です。

ずっと自炊が基本で生きてきているから、調理器具はかなり揃えています。

普段よく使うお鍋とかは、2~3種類しかなくても、圧力鍋とか大きめの鍋とか蒸し器とか、まあ、かなりの数になります。

フライパンも、普段は1つか2つですが、でも、いつの間にか増えちゃいます。

こちらは以前から欲しくて、ついに買っちゃったLodgeの重いヤツ

こちらはステーキ用に使うヤツですが、溝の油汚れのお掃除が大変だから、なるべく使わないようにしています。

こちらは卵焼き用。

ここからはフライパン各種




こちらは使い込んだ中華鍋

こちらは揚げ物用

つい最近買ったTefelの取っ手を取り外しできるヤツ

取っ手を付けたところ

ホットサンドウィッチ用

最近、これ以外の傷のついたものを3つ処分しました。

人間には一点豪華主義でとにかくいいものをひとつだけ派もいますが、私は、貧乏人の銭失い派で、とにかく、色々と買い集めてしまいます。

自覚ありの病気です。

2020年12月15日火曜日

新型コロナやワクチンの話

 私のような専門知識もなければ自慢できる学歴もないような人間には、理解できないことが多い新型コロナですが、おかしいなと思うことは、色々とあります。

新型コロナが流行してからインフルエンザに感染する人が激減した理由が知りたいですが、今年の初めのころ、我々の喉の粘膜は、ひとつのコロナウィルスが感染すると、他のコロナウィルスが感染しなくなる可能性があるといった話を聞いたような気がします。

中国の感染者が、異常に少ないように思うのですが、中国人の特徴として、衛生観念がいい加減だし、3密大好き、大声も大好きじゃないかと思うわけです。

なのに感染者が増えない理由を知りたいです。私は、隠蔽や嘘があると思っています。

欧米人の感染者や死亡者が多いのも不思議な気がしますが、靴で家の中を歩くとか、意外と衛生観念が低いとか、マスクをしなかったとか、遺伝的な何かがあるとか、まあ、いろいろと言われていますが、わたしは、チョー肥満が原因ではないかと思っています。

アジアは、欧米に比べれば、まだまだチョー肥満は少ないから、感染者も死亡者も少ないのかもしれません。

世界中で反政府集会とか行われていますが、タイなど、かなり定期的に集会をしているけど、集会が原因と思われる集団感染はないです。

だから、1万人を超えるような集会でも、屋外なら、あまり感染が広がらないのかな?とか思うわけです。

もちろん、ウィルスを持っている人がいなければ、3密でも大声でも、感染者は増えないでしょうけどね。

そして、PCR検査に関しては、PCRをすべきだと言っているメディアに出ているPCR信者たちはメーカーの営業ではないかと最初から言われていますよね。

PCR検査の信頼度というか、統計とかグラフと同じように、精度の基準値で、いくらでも結果を変えることが可能だし、陽性と判断されても擬陽性もあるし、陰性とされても、そのあと10分後に陽性になっている可能性もあるわけです。

ですから、検査を受けても受けなくても、自分が陽性かもしれないと思って、他人に感染させないように注意をするだけだと思いますね。特に高齢者や病気の人と接するときには、慎重にした方がいいでしょうね。

検査数が増えれば、感染者も増えます。

問題は、感染者数ではなく、重傷者や死亡者ですが、最近になって、やっと、感染者数では、国民を騙せなくなったと思っているのか、重傷者や死亡者増えていると言い始めていますよね。

医療崩壊についてもいろいろと言われてきましたが、新型コロナだけでなく、やはり、医療関係者の数や、病院などの施設を増やすことは大切です。

今まで、そういった部分を削減してきた政治家などが、急に過去の発言や政策を隠して、正論を言っているのがおかしいですよね。

経済か感染防止かの二元論も笑えますね。

どちらも重要なわけで、経済をまわしながら感染を防ぐのが正解でしょう。なんか、いろいろな思惑とか利権が絡んでいるのか、話がおかしいですね。

ワクチンの話も、不思議なことがいっぱいあります。

ワクチンが治療薬だと思っている人もいるようで、ワクチン効果の限界というか、ワクチンを接種して得られるメリットとリスクをしっかり伝えるべきです。

インフルエンザワクチンとか、子宮頸がんとHPVワクチンについて調べてみた方がいいと思います。

毎年のようにインフルエンザは流行してきていて、ワクチンを接種しても、感染する人もいれば、亡くなられる方もいるわけです。

要するに100%の効果など求められないわけです。抗体が出来ても、抗体には寿命があるようですし、なんと言っても、RNAウィルスは、変異のスピードが速いそうです。

ですから、ワクチンも、2価とか’3価とか4価とか9価とかいろいろなタイプにも有効なワクチンが開発されています。

ワクチンには副反応の大きな問題もあります。先日もイギリスで新型コロナのワクチンを接種した人にアレルギーが出た話題がありました。

多くの臨床試験を行ったあとでも副反応による問題はあるわけで、新型コロナのワクチンはあまりにも臨床試験数が足りていないように思います。

ある時は、危険を煽るような報道をし、あるときには、期待を抱かせるような報道をしているのは、非常に悪質だと感じます。

国民のためになるような発言をして欲しいですが、そういった発言をしている人が異端児というか、間違っているような印象操作をされているようにも感じます。

神風が吹いて日本を救って欲しいな。

パソコンやインターネットの話

 最近のパソコンは高性能で、トラブルも少ないですが、一昔前までは、本当にトラブルに悩んだモノで、突然フリーズしたり、起動しなくなったり、びっくりしました。

私だけなのかもしれませんが、ああでもないこうでもないと、勝手に原因を考えて、いじるので、余計におかしくなったりもしました。

その度に、ハードディスクをフォーマットしてOSの再インストールからはじめたり、時間もかかるし、面倒だしで、もう苦労しました。

インターネットへの接続も電話回線を使ってのモデム接続は、通信速度も遅いし、つながらないこともしばしばだったりもしました。

あのつながるときの音がなつかしいです。

最近は、トラブルが少なくなってはいますが、でもゼロではないわけで、ある日突然、ツイッターがおかしいとか、Googleがおかしくなったりすることはあるわけです。

はっきり言って、ネットの世界は仮想空間だと割り切って、ダメならダメでもかまわないという開き直りの気持ちが大切だと学びました。

ネットにつながらなくても、SNSがおかしくなっても、パソコンが起動しなくなったり、せっかく保存しているモノが消えてしまったりしても、「動かざること山の如く」冷静でいることが大切なわけです。

朝の来ない夜はないわけで、起動しなくなったパソコンも、再起動を繰り返したり、それなりの手当をすれば、また元気に動くようになります。

パソコンやスマホ関係のトラブルは、だいたい再起動することで解決することが多いですね。

SNSなどのトラブルは、正常に戻るのを待つだけです。原因は、自分サイドではなくて、ネットの向こう側のことがほとんどです。

余計なことをして、新しいアカウントを作ったりしても面倒なだけです。

失ったファイルは、また作るなり、また集めればいいわけです。

とにかく余計なことをすると、苦労するだけでなく、悪党に個人情報を抜かれる可能性も出てきたりもします。

パソコンやスマホが使えなくなっても、ほとんどの人にとっては、大切な命にかかわることではありません。

コーヒーの話

中学の社会科の先生が、メチャクチャ凶暴で、スリッパの裏でビンタをして、ビンタされた生徒が口から出血したこともありました。

50年以上昔は、とにかく殴る先生が多かったので、授業中は、緊張していました。

そんな凶暴な社会科の先生が、世界地図の話をしたとき、フィリピンという国名について、彼の持論を話したわけです。

フイリピンではなく、正確には【ヒリピン】だ。フイルムではなく【ヒルム】。

今から思えば、日本人の当時の発音がおかしいという指摘は間違ってはいないと思うけど、まあ、印象に残った話でした。

タイに来た人の多くが、タイでは「コーヒー」とウエイトレスさんに言ってはいけない、【カフェー】と言いなさいと言われたことがあるのではないでしょうか。

タイでは、「コー」はくださいで、「ヒー」は女性のあそこを指す俗語だというわけです。

前置きが長くなりましたが、我が家は、コーヒーより紅茶派だったので、子供の頃から、コーヒーを飲むことはほぼなかったです。

紅茶にブランディーとかウイスキーを1滴2滴たらすと、まあ、子供でもいい香りだと大好きでした。

たぶん、はじめてコーヒーを飲んだのは、はじめて入った喫茶店だったと思いますが、コーヒーを飲んだら、何か目がまわるような感じがして、便意を催したことを覚えていて、身体に合わないと思いました。

でも、60年代後半からは、喫茶店に入ることがファッションだった時期もあって、コーヒーを飲むことが増えましたが、好きだったのは、ホットカルピスでした。

当時は、ホットカルビスにはチェリーが入っていて、チェリーの茎の部分を口の中で結ぶことが出来ると、キスが上手になるとか言われて、一生懸命に練習したモノでした。

それはさておき、当時のコーヒーは、サイフォンを使った店がけっこうあって、普通のドリップ式のコーヒーよりも私には美味しく感じられました。

タイでは、手軽だからと、朝食はバターを塗ったトーストと牛乳いっぱいのコーヒーが基本です。

インスタントのコーヒーだった時代が長かったですが、いつの頃から、コーヒーメーカーを使ってきました。


左の電動ミルでコーヒー豆をひいて、それを右のコーヒーメーカーに水を入れてセットしてスイッチを入れれば、勝手にコーヒーをいれてくれる便利なモノです。

ネスカフェのバリスタも試しましたが、コーヒーメーカーの方が好きです。

高校生だった頃、友人の家で、彼のお兄さんがサイフォンを使ってコーヒーをいれているところに遭遇し、サイフォンの使い方を教えてもらい、何度か試したことがありました。

その後、サイフォンを買おうと思ったことは何度もありましたが、なんか、手入れが面倒そうだし、ガラスを割りそうな不安もあって、買わないで来ましたが、もう、人生も残り少なくなってきているので、サイホンをオンラインで買いました。

残念ながら中国製。1500バーツ也。

ただ、アルコールランプに入れるアルコールがないので、使えないでいましたが、ふと、ジャンクカメラで遊んでいたときに、いろいろなアルコール類など、さびや汚れをきれいにするための道具を買っていたことを思いだし、アルコールらしきモノを見つけ、とりあえず、ティッシュにアルコールを少しだけ濡らして点火したところ、問題なく火が付きました。

それで、アルコールランプに注入して、万が一のことを考えて、台所のシンクに置いてテストをしました。

問題なかったので、サイフォンのテストをしました。まあまあ美味しかった。

その後、ネットで、色々とサイフォンの使い方も調べました。

アルコールの純度に問題があるようで、フラスコの底に少しススが付いていました。


ガラス器の洗浄とか、ネルの手入れとか、面倒なこともありますが、時間があるときには、楽しめることが再確認できました。

ネルに関しては、ドリップで使う紙のフィルターをうまく切って、使えるかどうかを試そうと思っています。それが可能であれば、ネルの手入れからは解放されます。

2020年12月14日月曜日

九州唯一のストリップ劇場に幕

 九州唯一のストリップ劇場「A級小倉劇場」(北九州市小倉北区)が閉館することになった。新型コロナウイルスの影響で客足が遠のき、経営する木村恵子さん(69)の体調不良もあって約40年の歴史に幕を下ろすことを決めた。来年5月の大型連休までは営業を続ける予定だが、新型コロナの状況次第で前倒しする可能性もある。

今は、インターネットがありますから、女性の裸も手軽に見る事が出来る時代ですが、昔は、男性週刊誌も胸だけの時代が長かったです。

ですから、中学生くらいから、男たちは、昼も夜も女性の裸を妄想していたわけです。

おっぱいが見えなくても水着姿だけで大興奮でした。

中学とか高校では、おませな先輩や友人が、ストリップ劇場というのがあることを教えてくれました。

私の場合には、中学のスケベな先生が、ストリップというのは服を脱ぐという意味で、ストリップ劇場では、踊り子がじらしながら服を脱いでいくから、ストリップ・ティーズ【striptease】というんだと教えてくれました。

ティースというのはじらすという意味で、トローリングなどでも,ルアーや餌を大型の魚の前に流してじらす釣り方があります。

魚も人間もじらされると熱く燃えます。

で、ストリップ小屋とかストリップ劇場は、日本全国にあって、かなり盛況だった時代もあったわけです。

王道のストリップ小屋では、女性が音楽に合わせながら踊っていき、そのうち徐々に服を脱いで、胸をあらわにするわけです。

踊り子は、洋舞だったり日本舞踊だったり、色々と自分なりの出し物を考えるわけで、プライドを持った踊り子が多かったそうです。

多くの踊り子さんたちは、事情を抱え、苦労が絶えなかったりもするし、淋しさからヒモと一緒の踊り子さんも多かったそうです。

一条さゆりさんなどは、伝説の踊り子だったそうです。

そして、女性が変わるときに、漫才とかコントとかがあって、かっては、ストリップ劇場出身の渥美清さんとか長門勇、東八郎、関敬六さんなどやコント55号とかツービートとかもいたわけです。

お客さんたちは、女性の裸を見に来ているわけで、お笑いなどは二の次だから、演者も必死におもしろいことをしたりします。

都市型のストリップ劇場だけでなく、温泉町の寂れたストリップというのもあって、当然、酔っ払い相手なわけですし、出演する女性たちも年増だったり、事情のある人たちだったりするわけです。

こちらのサイトには、日本全国のかってあったストリップ劇場名があり、非常に興味深いです。

ストリップも、胸だけでなく、下半身も見せるようになり、そのうち、ステージに客を上がらせて、本番行為をするところまでエスカレートしたそうで、ドンドン取り締まりも厳しくなり、過激でないと客が集まらないけど、過激にすれば取り締まりにあうということで、徐々に衰退していったようです。

私の場合には、和歌山の八光ミュージックが、一番の思い出で、それまで見る事が出来なかったので、はじめて若い女性のあそこを目の前で見て、大いに感激しました。

あの時、幸いにもきれいなモノを見たことで、その後の人生も、女性は美しいと思い続けてきました。

女性が裸になったり、踊ったりするのは、世界中にあると思いますが、日本のストリップは、日本人らしく、ただ裸を見せるだけでない、ある種の芸術の域に達した人もいたのではないかと勝手に想像します。

エロビデオなんかもそうですが、洋物に比べて和物には、物語があったり、アートを感じる作品があるような気がします。手前味噌かな?

タイの地方自治

 アメリカの大統領選挙を見て、アメリカは合衆国で、各州ごとに法律が違っていたり、いろいろな自治権を有していたりで、州知事の権限が大きいことがわかります。

連邦政府 (Federal Government)- 州政府 (State Government)- 地方政府 (Local Government)の三層構造になっています。

詳細はこちら

日本の地方自治について

世界的に、中央政権に対して地方自治体の権利が、拡大している傾向があるように思えます。

地方自治体による条例なども注目されてきています。日本にありながら、日本ではないような地区が出来てしまう危険性もあるような気がします。

大きな選挙ではとても勝利できないマイノリティーでも、自治体の選挙の時に住民票を特定の地区に移動させるとか、裏ワザを使えば、地方自治体を自由に出来るでしょう。

さて、タイでは、20日にProvincial Administrative Organisation (PAO)の長を決める選挙が予定されていて、熱い選挙戦を戦っています。

タイ国の行政は、三層の行政組織により構成されていて、第一が中央行政機関 (Central Administration)で、第二が地方行政機関(Regional Administration)で、第三が地方自治体 (Local Administration)となっています。

地方行政機関が、政府内務省の管轄であり、タイの場合には、県知事は、内務省から派遣されています。

それに対して、地方自治体の長は、住民選挙で選ばれます。

権限は分けられていますが、それぞれに利権もあって、汚職などいろいろな問題があります。

現在の所、野党は、国会では少数派となっているので、美味しい権益も少なく、だったら、地方でと考えるのは当然でしょうね。

タイの地方自治に関しては、こちらでお勉強

タイにおける国と地方の新たな関係

地方自治制度の揺らぎ― NCPO統治下の汚職撲滅運動と地方行政への回帰

地方でも、与党と野党との戦いもありますが、それよりも興味深いのが、北部でのタクシン派の分裂です。

タクシン派であるプアタイ党から出ていく人たちが多くなっていて、Khunying SudaratやPokin PolakulやWatana MuangsookやPongsakorn Annanoppornなどの実力者たちも離党しています。

そして、タクシン派を支えてきた武闘集団UDD(赤シャツ)の中からも、イサーンのランボーやUDDの議長のチャトゥポンなどもタクシンから離れています。

その理由とされているのが、タクシンの妹でインラックの姉に当たる、デーン姐御のようです。彼女のツルの一言で、人事が決まったり、党方針が決まるので、それについていけない人たちが出ているようです。

デーン姐御の旦那は元内務相の官僚でソムチャイ元首相です。

結局、国民のことよりも、党のことよりも、自分達のファミリーのことしか考えていないという不満だとか。

タナトーンにしても、やっていることがタクシン一族と同じです。弟もお姉さんも色々と問題があると、最近話題になっています。

2020年12月12日土曜日

違法なことは儲かる?

 法律がある以上、法律を破る人はいるわけです。

人を騙してはいけないと法律を作っても、人を騙す人はいっぱいいますし、密輸はイケナイという法律があっても、密輸をする人はいます。

法律で禁止されていることをすると儲かることもよくある話で、違法な賭博とか、違法な売買春とか、違法な高利貸しとか、麻薬売買とか、密入国とか、捕まるリスクがあるほど儲かるようです。

このところタイでは、ミャンマーで働いていた女性たちが帰国後、新型コロナに感染していることがわかって、大きな話題となっています。

タイ北部チェンライ県と国境を接するミャンマー北東部シャン州タチレクから正規の国境を通らずに帰国し、新型コロナウイルス感染症対策の隔離措置を受けない「不法帰国者」のタイ人の感染が相次いで確認されている。7日時点で不法帰国者と接触した人を含めた感染者は38人に上り、首都バンコクでも確認され、市中感染の拡大への懸念が強まっている。

女性たちは、タチレクの「1G1―7ホテル」で働いていたそうで、同ホテルは、タチレクとメーサイの国境検問所からおよそ1.5キロメートルの位置にあるんだそうです。

タイ北部にある黄金の三角地帯と呼ばれるタイとラオスとミャンマーが接している一帯は、昔から麻薬の生産地かつ取り引きの中心地といわれてきています。

40年前にあった黄金の三角地帯のモニュメント

40年ほど前にチェンダオからラオスを見ている人たち

段将軍率いる国民党の残党とかクン・サ率いるモン・タイ軍とか今回話題になっているワ州連合軍やシャン州軍とか小説などにも取り上げられてきた話の舞台になっている一帯です。

日本軍が大きな犠牲を出したインパール作戦の目的のひとつが、中国の国民党を支援する英米が物資などの輸送に使っていた援蒋ルートを奪うことだったわけで、その援蒋ルートは、麻薬などの密輸ルートでもあったわけです。

北朝鮮から逃げ出した脱北者たちが、中国を縦断してラオスに入り、メコン河を渡ってタイに入り、タイの韓国大使館に逃げ込んで、バンコクからから韓国に逃げるルートは、テレビなどでも報道されてきています。

あのあたりは、表も裏も、色々とある一帯だそうで、世界中のジャーナリストたちも集まって調べているようです。

一時日本の赤軍派関係の人たちもあの辺にいるとかいないとかいわれていたこともありました。

東南アジアの国々は、意外と北朝鮮と仲良しのようです。

麻薬は、アヘンとかヘロインだったようですが、覚醒剤やケータミンなども最近は取り引きしているようです。

あのあたりは、国境を越えて行き来する少数民族が昔からいたわけで、無国籍の人たちの問題もあります。

今は国境がありますから、昔ほど自由には行き来できませんが、それでも、陸路や河を使ってこっそり行き来するルートはあるわけです。

40年ほど前に撮影したメーサイからミャンマーに渡る橋ですが、下を流れる河の川幅は、それこそ10メートルあるかないかといった感じで、誰でも、その気になれば、渡れるのではないかと思いました。

橋の手前と向こう側には、それぞれ検問所というかイミグレのようなモノがありましたが、タイ人やビルマ人はほとんどノーチェックで行き来できているようでした。あくまでも昔はの話です。

今年は、新型コロナで、いろいろと移動が規制されているのですが、あのあたりを牛耳っている裏社会の人たちや警察官や軍人たちにとっては、逆にビジネスチャンスと、いろいろとやっているのかも。

中国の裏社会の人たちは、カンボジアでもそうですが、カジノ付きのホテルを作って、そこで豪遊できるように、夜の娯楽施設も完備させるようです。

世界中、飲む・打つ・買うのセットは普遍のようです。アルコールや麻薬があって、博打があって、女遊びがあるということで、東南アジアの中では垢抜けているタイの女性たちの需要があるようです。

タイの風俗嬢たちも国内ではなかなか稼げないでしょうし、儲け話があればリスク承知で行動するのではないかと想像します。

このところ、いろいろな情報やビデオも出回っているようで、どこのホテルかわからないですが、半裸のホステスたちと飲食をしている中国のお金持ち風の男たちが、女性の胸を触っている映像をチラリと見ました。

アラブの大富豪とか中国の成金とか、人間、お金もをつと、やることは同じのようです。

中国の有名女優と同じ名前の麻薬王が、ラオスに港付きの巨大なカジノ街を作っているらしいですね。香港にある Kings Romansという、いかにもといった名前の会社のようです。

日本の政治家なども、お金が大好きな人だと、すでに中国の指示通りに動いているのかもね。売国奴は、◯◯に堕ちて欲しいな。

メコン河は、中国が上流にいくつものダムを造って、水量をコントロールしているので、ある時は、下流で洪水が起きたり、ある時は、水位が下がって船が通れなくなったりで、下流のラオスやタイやカンボジアやベトナムでは、不満がたまってきているようです。

中国は、世界中でやりたい放題、困ったモノです。

2020年12月11日金曜日

愛はかげろうのように

 人生を長いことやってきて思うことは、やっぱり、可能な限りいろいろな経験をしておいた方がいいということです。

昔から「若いときの苦労は買ってでもしろ」なんていわれてきていますが、死ぬまで苦労なしで生きていけるのなら、別に苦労しなくていいと思います。

ただ、ほとんどの人は、生きていく中で必ずといっていいほど苦労するわけで、苦労するときに、過去の苦労の経験が生きることはあると思います。

それと、ひとつ大切なことを忘れてはいけないわけで、後戻りできないような苦労はしてはいけないということです。

犯罪を犯すとか子供が出来ちゃうとか大病や大怪我をするとか、そういったことには十分に気をつけた方がいいと思います。

日本は島国で、まだまだ外国人に対する実体験が少ないですから、海外に出て、いろいろな外国人を見ることは、素晴らしい経験になると思います。

本当に外見だけでなく性格とか考え方とか、色々ですし、悪い人は桁外れに悪いですし、もちろんいい人たちもいます。

人を見る目を養うためには、やはり経験しかないと思います。

多くの人間は、遠いDNAを求めるのか、異邦人が好きですし、元気な遺伝子を求めるのか、スポーツをする人や不良が好きです。

でも、歳をとれば、みんな考え方も好みも変わりますね。

見てくれも大切でしょうし、経済力も大切ですが、やっぱり家庭的で優しい人がいいのではないでしょうか。

色々とネットで検索していたら、昔はやった歌が出てきました。

(愛はかげろうのように I've Never Been to Me

歌詞の内容は、老境にさしかかった孤独な女性が、親を呪い己の不幸を嘆く若い女性にむけて、真実とは何かを教えている。自分はあちこちを旅し、快楽も貪り悪いこともやったけど、愛に恵まれず、子どもをおろしてしまった。でも、真実とは、愛であり、愛を貫くことのできなかった私は、私自身に出会うこともできなかった、と。

これはwikiにある説明ですが、解釈はひとつではないような気もします。

ただ、不平不満ばかりいって、夢ばかり追っていると、気がついた時には取り返しがつかない孤独な人生となるみたいな歌詞ではないかと思います。

歳をとると、金銭のこととか健康のこととかだけでなく、孤独というのも大きいわけで、家族とか友人とか、ペットとか、自分の趣味を持っていないと、幸せとはいえないかもしれません。

2020年12月10日木曜日

新加坡,恭锡路 Singapore Keong Saik Road

シンガポールは、日本人にも人気が高い都市国家ですが、Republic of Singaporeとして独立国家となったのは1965年のことでした。

それまでは、マレーシアのひとつの州でした。

地理的な利点から、大航海時代から港町として開け、貿易港となって経済発展を続けてきています。

古くから海上貿易はアラブ人やインド人が得意とするところでしたが、その後、ヨーロッパ人や中国人も海上貿易に参加してきて、シンガポールに集まってきたわけです。

イギリス人は、どこの植民地でも、港の近くに市庁舎を作り、少し小高い丘に病院や学校や教会を作り、もっと上の方には自分達の住む高級住宅街を作るようです。

この病院や教会や学校というのが、なかなか優れたシステムで、病人や怪我人を治し、学校では簿記などを教え、宣教師や牧師などが、医師だったり看護師だったり教員だったりも兼ねます。

市民に愛されないと植民地経営は出来ないってことなんでしょうね。

シンガポールは多国籍の人たちが仲良く暮らしているイメージですが、でも、やっぱり中国系やマレー系やインド系などの間には、トラブルがないわけではないようです。

そして、明るい北朝鮮と揶揄されるような独裁国家ですが、経済が好調だし、ある程度の自由もあるわけで、多くの国民は満足しているようですし、満足できない人たちは、とっととオーストラリアとかニュージーランドとかカナダなどに移住しているようです。

今回の新型コロナでも、表に出てきましたが、シンガポールは外国人労働者たちを大量に受け入れていますが、厳しく区別していて、外国人労働者問題を大きくしないような法律の整備をしてきています。

日本は、そのへんウヤムヤにしているから差別とか批判されますが、最初から区別して法律を作らないのが間違いだと思います。

シンガポールやマレーシアやイスラム教の国には、鞭打ち刑があります。

シンガポールの法律は、なかなか厳しくて、有名なチューイングガムやゴミのポイ捨てとか、蚊の発生とか、ビシビシ罰せられます。

私は、1976年の暮れから、1年ほどシンガポールに滞在していましたし、その後も、10回以上訪れていると思いますが、この20年くらいは、ご無沙汰です。

私が暮らしていた頃のシンガポールは、今まさに大経済発展を遂げるといった時代の変わり目で、古いシンガポールも、まだ少しは残っていました。

オーチャード通りには、オーチャードカーパークの屋台もまだあったし、Keong Saik Roadやピープルズ パークで有名な中華街も、まだ、昔ながらの古びた建物が多い一帯でした。

港町ですから、世界各国からの船乗りや港湾労働者たちが多く、彼らのための赤線地帯とか、安宿とか、安い飲食店などもあったわけです。

私が住んでいた頃のシンガポールでは、朝食を屋台の福建焼きそばとかチャークイティオ をバナナの葉っぱで包んだモノをオフィスに持ってきて食べるとか、通勤の途中で、ニュートンサーカスの大きな屋台村にある醸豆腐 Yong Tau Fooとか、今はなきオベロイ・インペリアルホテル近くのRiver Valley Rdにあったバクテー(排骨茶)専門店でアッツアツのバクテーと白飯を食べるわけです。

バクテーにも色々とあるようですし、マレーシアのも有名ですが、私の原点はシンガポールのバクテーです。タイで言うところのパートンコーと一緒に食べるのも美味しいです。

海南鶏飯なんかも有名ですが、基本鶏肉は食べない私です。

魚の頭のカレーとかも有名でしたが、朝食ではないです。

赤線地帯は、朱い提灯が目印だそうで、恭锡路やゲイランが有名でした。

今から思えば、写真を撮ったり、いろいろと調べておけばよかったと大反省です。シンガポールの写真がほとんどないです。

一度現地の友人と一緒に、アヤシイ現地のバーに入ってビールを注文すると、女性が隣に座って下半身に手を伸ばしてくるという話が本当かどうかを探検に行ったことがありました。

本当でしたが、あまりに京劇の登場人物の女性のような厚化粧の高齢女性だったので、恐怖におののき逃げ出しました。

オカマさんたちが夜な夜な出没するというブギス・ストリートBugis Streetにも探検に出かけたことがありました。

こんな映像を見つけました。古いKeong Saik Roadの街並みや、赤線時代の話などがありますが、中国語がわからないから非常に残念です。

中国人の目線ですから、日本が昭南島を占領していた時代のことなどは、かなり、反日的なことを言っているようなことを感じました。

シンガポールは、もう完全に裏の顔を消し去っているようですが、港町と言えば、売春や麻薬や密輸や暴力団の存在が世界中、標準なわけです。

タイもドンドン、清潔な街に変わっているわけですが、私は、裏町とか路地裏とか、中華街の写真を撮るのが好きです。

タイでも、もっと写真を撮っておけばよかったと思うところがいっぱいですが、冒険をするには歳をとりすぎました。


2020年12月9日水曜日

日本大使館からのメール 反政府集会

 ・インターネット上の情報によれば、明日12月10日、以下の場所で反政府グループ等による政治集会が行われる見込みです。

・集会場所及びその周辺では、治安機関と反政府グループ等による衝突に発展するおそれもあります。

・先日までに実施された一連のデモでは、治安当局や体制派・反体制派間の衝突等も発生しており、また負傷者を伴う発砲事件が発生するなど緊張感が高まっています。

・今後不測の事態に備え、政治集会が行われている現場周辺への不要不急や興味本位での立ち寄りはしないで下さい。また周辺にお住まいの方は外出を控え、ご自身の身の安全を確保してください。なお、万一邦人の被害情報等に接した際は当館に御一報ください。


【バンコクにおける政治集会】

(1)日時:12月10日(木)10時頃から18時頃まで

場所:民主記念塔近くの10月14日事件記念塔(14 OCTOBER 73 MEMORIAL)

(2)日時:12月10日(木)10時30分頃から12時頃まで

場所:ラチャダムヌン・ノーク通り(Ratchadamnoen Nok Rd)にある国際連合ビル(United Nations Building)前

(3)日時:12月10日(木)16時頃から20時頃まで

場所:クルンガセーム通り(Krung Kasem Rd)にある社会開発・人間安全保障省(Ministry of Social Development and Human Security)


※集会予定日時・場所は、直前になって急遽変更される可能性もあります。

 

 つきましては、在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、お出かけの際には当館ホームページを御参照頂くなど、最新の関連情報の入手に努めるとともに、現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。

(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


鎌と槌

 私の世代ですと、ロシアよりソ連の方が何となくわかりやすいというか、不気味さを感じます。

私は、1973年に横浜港からソ連の客船でナホトカまで行って、ソ連を横断してフィンランドまで行きました。

当然ソ連に入るためにはビザも必要でしたが、日本を出るところからフィンランドに入るまでがパックになっていて、船も列車も飛行機もホテルも食事も観光も込みでした。

モスクワ以外は、ほとんど車窓からしか見ていませんが、当時のソビエト社会主義共和国連邦の不気味な空気は肌で感じることが出来ました。

あの時から、社会主義とか共産主義には、肌が拒否反応を起こすようです。

ですから、タイに長く住んでいますが、ベトナムとかラオスとかカンボジアに行こうとは思わないです。もちろん中国も。

一時期、世界で唯一成功した社会主義国は日本だと言われたこともありましたが、世界中の社会主義国が、見事に失敗していると思います。

社会のシステムも重要ですが、もっと大切なのは人間性でしょうね。

自分だけがよければとか、強欲の固まりが指導者になったら、どんなシステムでも腐敗すると思いますね。

日本は、それなりに平等で自由で、かなり素晴らしい社会だったように思いますが、いつか、階級社会になり、訴訟社会になり、社会が分断されてきています。

さて、タイの反政府運動ですが、ここに来て、反政府グループの中にいる一部の正体がばれはじめてきているようです。

王制改革や民主政治もいいですが、求めているのが、共和制だったり、革命だったり、社会主義だったりするのでは、少し話も違うのではないかと思いますね。

 Free Youth groupのフェースブックに、おかしな図柄が登場しているというわけです。

ソビエト社会主義共和国連邦を知っている世代ならすぐにわかると思いますが、鎌と槌のマークです。

「鎌と槌」または鎌とハンマー若しくはツチカマとは、鎌と槌を組み合わせた標章。農民と労働者の団結を表し、マルクス・レーニン主義の共産主義や共産党のシンボルとして使われている。

鎌は農民の、槌はプロレタリアートの象徴なんだそうです。

要するに、タイの反政府運動には、王制を革命で倒し、共産主義・社会主義を取り入れた共和制を求めている人たちがいるということがはっきりしたということらしいです。

日本は、共産党は非合法ではないですが、タイでは、共産党は非合法です。

共産主義は、王制を認めませんから、日本でも共産党やその仲間たちは、皇室を認めていませんし、女系とか言い出しているわけです。

日本でも、60年代や70年代には、学生運動が吹き荒れ、反戦とか反米だけでなく、そこから、共産主義を染まった人たちがかなりいたわけで、彼ら団塊の世代を中心とした人たちが、今の日本での政治家や経済界や医師や弁護士など、いっぱいいて、まだ、中国や北朝鮮にような国に憧れているのか?って感じです。

間違っている政府を批判するのは当然だと思いますが、そこに共産主義とか社会主義が入ってきたら危険です。

共産党が独裁する国や社会主義国に日本がなった方が国民は幸せだと本気で信じているのかと疑問に思うわけです。

私は、あのバブル景気の前の日本が、かなりいい社会だったように思っています。

その後、拝金主義に走り、日本のいいところを捨てて、海外の悪いところばかりを真似て結果が今の日本で、かなりおかしな社会になってしまったのではないかと思います。

チェンマイ領事館からのメール タイの新型コロナ状況

 12月8日、チェンライ県当局は、不法帰国者1名(22歳女性)の新型コロナウイルス感染症の感染確認を発表しました。 

 同感染者は、11月29日ラーチャブリー県で感染確認された女性とともに不法にタイに帰国し、12月5日までチェンライ県メーサーイの自宅で夫と過ごし、自発的に民間病院で検査を受け陽性が確認され、その後12月6日チェンライ公共病院で再検査し、7日に感染が確認されました。なお、夫および濃厚接触者の友人は一時検査では陰性の結果となっています。


本年11月28日以降の当館管轄9県における感染状況(12月8日時点)(注:いずれも感染が最終的に確認された県で計上しています)

チェンマイ県 5名

チェンライ県 7名(チェンライ県で正規の国境検問を通過後、14日間の検疫隔離中に感染が確認されたものは計上していません。)

パヤオ県 1名


引き続き関連情報に注意して、検温、マスクの着用、こまめな手洗いやアルコール消毒、人混みを避け、ソーシャルディスタンスを確保するなど感染予防策に努めてください。

在チェンマイ日本国総領事館


2020年12月8日火曜日

12月8日は、真珠湾を奇襲した日

 12月8日といえば、ジョンレノンの命日と記憶していましたが、よく考えてみれば、日本が、日本時間1941年(昭和16年)12月8日未明、ハワイ時間12月7日)、日本海軍が、アメリカ合衆国のハワイ準州オアフ島真珠湾にあったアメリカ海軍の太平洋艦隊と基地を奇襲した日なんですよね。

この奇襲によって、日本は卑怯だと言われ続けることになるわけですが、実際には、奇襲の前に宣戦布告を米国政府に伝える手はずにはなっていたようで、いろいろな説があるようですが、外務省や在アメリカ大使館に非があったようです。

日本は、日本人によって、日本の名誉を傷つけられることがよくあるわけで、慰安婦問題でも、新聞社や政治家などによって、間違ったことが世界に拡散されてしまいました。

日本の新聞社やジャーナリストによって、日本の社会における性犯罪なども、かなり誤解されてしまっています。

wikiによれば、国際法において、戦争の当事者は一般的に国家であると考えられており、伝統的な慣習国際法の観点からは宣戦布告によって始まり、講和によって終結するものであると考えられる。

しかし、歴史上宣戦布告が行われず「実質戦争状態」に突入した事例が存在するため、現在ではこの形式は重要視されていない。

国際法も、いい加減なモノで、原爆投下や、大都市への無差別爆撃とか、赤十字船への潜水艦による攻撃とか、本来なら、とんでもなく国際法違反でも、勝てば官軍だったりもします。

開戦に至るまでの事情もいろいろと言われていて、敗戦国日本が、すべて悪いかのように言われることも多いのですが、当時の世界は、力のある国が、力のない国を植民地として搾取するのが当たり前の時代でしたから、米国もイギリスもフランスもドイツもやっていたことは、日本と変わらなかったわけです。

逆に日本は、大義名分だったかもしれませんが、大東亜共栄圏という構想で、アジアの植民地を解放しようとしていたこともありました。

まあ、満州国を作ったり、中国に攻め入ったりしたことは、大きな矛盾だとは思いますが。

ただ、日本としても、いつ、日本が植民地化されるかもしれないとか、ロシアが侵攻してくるかもしれないという不安もあったわけで、それに対しての防衛という意味はあったと思います。

日本の国民は優秀ですが、日本の政治家とか役人がだらしないときがあると思います。

戦争の時は、軍の司令部が、最低だったと思います。勝つためには何が必要かを理解していなかったとしか思えません。

ただただ攻めていけばいいとでも思っていたのでしょうか?

南の島々で戦った兵隊さんたちやインパールや中国の戦線で戦った兵隊さんたちは、食べるものもなく、砲弾も十分ではなく、敵だけでなく、飢えと風土病と闘って亡くなったわけで、司令部の責任は重いと思います。

現在でも同じですが、日本人の生命と財産を守らない政治家や役人は売国奴でしょうね。

悲惨な戦争を望む人はほとんどいないと思いますが、やむを得ず行う防衛のための戦争もあるでしょうし、戦争をしないための軍備や外交術もあるわけです。

日本は、戦争に負けたことで、人命も財産も名誉も失ったわけで、こうした日には、過去の反省も必要だと思います。

2020年12月7日月曜日

Harry Nilsson-Without You (1971)

明日12月8日といえば、1980年の12月8日の深夜にジョンレノンが殺された日です。

ちょうど日本帰国中で、突然のニュースにびっくりしました。

そんなことで、ジョンレノンについてwikiを読んでいましたが、「失われた週末("Lost Weekend")」のお相手メイ・パンさんに関しては、日本語がないんですね。

日本人にとっては、あんまり知りたくない女性なのかな?

Johnが彼女と一緒だった時期には、ポールとか息子のジュリアンとか、最初の奥さんのシンシアとかとの交流もあったようですし、けっこう幸せに暮らしていたような印象もあります。

ちょっと政治や人生哲学に疲れ、ハンブルグの頃のロックンロール時代を懐かしんで、酒とドラッグに溺れたのかな?

彼女の本を読んでいないから、妄想ですが、お互いに労働者階級の生まれ育ちで、上流階級出身の小野洋子さんとは違った魅力もあったのではないかと思います。それに若さもあったでしょうし。

あの頃の名曲といえば、愛の不毛 Nobody Loves You(When You're Down and Out)ですね。

あと、Johnは、ハリー・ニルソンのことをとても気に入っていて、ポールの代わりにビートルズに加入かといった噂まであったそうです。

私にとってHarry Nilssonといえば、「Without You」です。

ちょうどコペンのディスコでスローの曲としてよくかかっていて、その後、歌詞のように、失恋をしたので、1人で泣きそうになりながらよく聴きました。


2020年12月5日土曜日

サブスクリプション(subscription)

パソコンもソフトなければただの箱といわれた時期もありましたが、確かに、ハードだけでは何も出来ないのがパソコンです。

ハードとソフトがそろって、いろいろなことが出来るわけですが、ハードもドンドン進歩していくので、それにあわせてソフトも新しくなっていき、インテルとマイクロソフトが力を合わせて、パソコンが進化し、彼らが大儲けをしたわけです。

Wintelという言葉もあるほど、仲良しでした。

そんなにたいしたことするわけでもないのに、新しいCPUが出たとか、新しいウィンドウズが出たとかいわれると、必要でもないのに新しく買い換えたりするわけです。

時には、新しいハードや新しいソフトでないと、使えなくなることもあって、イヤでも新しくせざるを得ない場合もあります。

世の中にあるモノのほとんどに所有者がいて、家でも車でも家具でも、一度買えば、壊れたり、新しいのが欲しくなるまで、自分のものとして使うことが出来ます。

ソフトなんかも、一時期までは、一度買えば、次のバージョンに買い換えても、古いのも使えます。

新しいバージョンを買うほどのことはないと思えば、古いものを使い続けることが出来ました。

それが、2013年に「Photoshop] で有名なアドビシステムズが、それまでの「箱入りソフトウェア」の販売から、サブスクリプション方式での販売の転換を発表して、売り上げを伸ばしたわけです。

世界中で違法コピー版が氾濫していたわけで、それに対抗して、シリアル番号だけでなく、アクティベート方式も取り入れたりしていましたが、一度購入すれば、永久に使えるシステムではなく、安い料金で使えるけど、毎年更新していかないと使用できなくなるというシステムになったわけです。

このビジネスモデルの成功を見て、多くの会社が、同じシステムを取り入れはじめました。

マイクロソフトの「オフィス」なんかも、サブスクになりました。

今では、映画や音楽なども定額で見放題・聴き放題とか、いろいろな分野にも広がっています。

ジョンレノンの不朽の名曲「イマジン」の歌詞の中に、Imagine no possessions I wonder if you canってありますが、所有することのない世界を想像できますか? って、サブスクの世界では、もう所有などしなくても、好きなときに音楽を聴いたり、映画を見たり出来る時代です。

クラウドの世界にモノを置いておき、必要な時に使う時代です。

現代は、スマホひとつで、なんでもできちゃう世の中です。

でも、私のような昔の人間にとっては、所有がないということには、大きな不安もあるわけで、いつか、使えなくなったらどうしようとか、法外な料金を請求されたらどうしようとか、クラウドに置いたモノは、他人に悪用されるかもしれないし、通信やネットのトラブルが起きたらどうしようもないとか、やっぱり、自分の手元に置いて起きたわけです。

スーパーに行けば、いつでも飲み物も食べ物もトイレットペーパーもあるといわれても、家にも少しは買い置きが欲しいわけです。

骨董品の収集とか、趣味の収集とか、そんなの博物館や店に行けばあるじゃんという人と、いや、自分の家に置いておきたい人とがあるわけです。

ジョンレノンはNo need for greed or hunger  A brotherhood of manといいましたが、サブスクの時代でも欲望はあるし、飢餓もあるわけですし、人類みな兄弟ではないわけです。

だから食糧自給率は重要ですし、水は貴重です。

2020年12月3日木曜日

チェンマイ日本領事館からのメール

 チェンマイ県の発表によると、12月2日、チェンマイ県で新たに2名の新型コロナウイルス感染者が確認されました。


23歳と25歳の女性で、2人はいずれもミャンマーのシャン州タチレクに滞在し、11月26日、違法に帰国し、11月28日にチェンライ県メーサーイからチェンマイ県に移動していました。


なお、12月2日、パヤオ県で感染が確認された感染者は、11月29日にチェンライ県のシンハー公園でのコンサートに行っていたことが確認されています。当局は、同日このコンサートに行った者は14日間、予防のために自己観察するよう呼びかけています。


本年11月28日以降の当館管轄9県における感染状況(12月2日時点)(注:いずれも感染が最終的に確認された県で計上しています)

チェンマイ県 3名

チェンライ県 3名

パヤオ県 1名


引き続き関連情報に注意して、マスクの着用、手洗いやアルコール消毒、人混みを避け、ソーシャルディスタンスを確保するなど感染予防策に努めてください。

在チェンマイ日本国総領事館


2020年12月2日水曜日

大使館からのメール

 ・インターネット上の情報によれば、本2日16時頃から、以下の場所で反政府グループによる政治集会が行われる見込みです。

・集会場所及びその周辺では、治安機関と反政府グループ等による衝突に発展するおそれもあります。

・先日までに実施された一連のデモでは、治安当局や体制派・反体制派間の衝突等も発生しており、また負傷者を伴う発砲事件が発生するなど緊張感が高まっています。

・今後不測の事態に備え、政治集会が行われている現場周辺への不要不急や興味本位での立ち寄りは絶対にしないで下さい。また周辺にお住まいの方は外出を控え、ご自身の身の安全を確保してください。なお、万一邦人の被害情報等に接した際は当館に御一報ください。


【バンコクにおける政治集会】

日時:12月2日(水)16時頃から

場所: ラートプラオ(Lat Phrao)五叉路

※集会予定日時・場所は、直前になって急遽変更される可能性もあります。


   つきましては、在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、お出かけの際には当館ホームページを御参照頂くなど、最新の関連情報の入手に努めるとともに、現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。

(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)