2018年9月12日水曜日

国連憲章にある敵国条項

敵国条項というは、国連憲章第53条、第77条1項b、第107条に規定されている条項で、第二次大戦中に連合国の敵国であった国が、戦争の結果確定した事項に反したり、侵略政策を再現する行動等を起こした場合、国際連合加盟国や地域安全保障機構は、安保理の許可がなくとも当該国に対して軍事制裁を科すことができるとしたものです。

ここで規定されている敵国とは、日本、ドイツ、イタリア、ブルガリア、ハンガリー、ルーマニア、フィンランドとなっています。

戦後70年以上たっていても、日本が、国連のために、巨額のお金を出しても、この条項はまだ削除されていません。

日本が戦争をする国になるとか、軍国主義を目指して、他の国を侵略するとかいう人もいるようですが、そんなことをしたら、日本は全世界から攻撃されてしまうでしょう。

憲法9条とかに関係なく、日本は、日本からは攻撃できない国なんですよね。

あくまでも、攻撃されたら防衛するだけです。不平等ですが、戦争に負けると、こういったことになるってことですね。

この敵国条項があることで、韓国の一部の人たちが、日本は戦犯国とか、勝手なことをいって、旭日旗のことを戦犯旗とかイチャモンを付けています。

韓国は、連合国側にも入っていないですし、戦勝国としても認められていません。なぜなら、日本が戦争をしたときに、韓国という国は存在していません。日本に併合されていました。

抗日グループがいて、日本に宣戦布告をしたといっていますが、それは、国際社会からは認められていませんでした。

中華人民共和国もまた、1945年のUNITED NATIONS憲章成立時に署名した国に限定されるので、戦勝国ではなく、戦勝国は、蒋介石の中華民国です。

日本が戦争をしたのは、中華民国で、中華人民共和国が成立したのは、1949年でした。

ロシアも狡いです。日本との中立条約を一方的に破って戦争を布告し、ボロボロだった日本に攻め込んでやりたい放題やった末に戦勝国ですからね。

ですから、中華人民共和国は、必死で、中国は一つであり、中華民国という国名や台湾を認めません。

蒋介石は、日本に対して、戦争の賠償を求めないと宣言したので、中華人民共和国も、自分たちが正統な中国の唯一の政権という以上、蒋介石と日本との合意を受け継いでいます。

韓国や北朝鮮も、当時は、日本領で、日本とは戦争をしていないから、戦争の賠償を請求することは出来ず、あくまでも、併合されていたときの賠償を請求し、日本は、北朝鮮の分も含めて、1965年に結ばれた日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約で韓国に支払っています。

敵国条項があるから、お金は出せないと言って、ドイツやイタリアなどと力を合わせて圧力をかけるべきだと思うのですが、いまだ出来ないようです。