2020年8月31日月曜日

オゾン発生器

以前から使っているオゾン発生器は、一度充電をすれば、1週間以上使えるタイプでした。

ところが、今度購入したものは、オゾンを発生する時間を設定できるタイプで、35分間、45分間、60分間と発光する色別に3段階の設定が可能です。



それとUSBもType-Cです。

そして、もっと大きな違いは、オゾン独特の匂いがすることでした。

以前からのタイプは、かなり弱いオゾンなのかも。

トイレの消臭としては、古いタイプの方が、効果があるような気がしますが、あくまでも気がするだけかも。

あと、もう一つ注文したんですが、なんでも中国からのお取り寄せになるとかで、3週間くらいかかるとか。


2020年8月30日日曜日

Iphone SEを買いました その2

パソコンを新しくすると、いろいろなモノを移し替える作業があります。

SIMカードの移し替えですが、Iphone は防水機能があるためか、SIMを入れるところを開くのがちょっときつい感じでした。

SIMは裏表の2枚を入れることが出来るようです。デュアルSIM。

必要な情報の移し替えは、Android同士とかiphone同士だとやりやすいようですが、Androidとiphoneの間での移行は、そんなに簡単でもないようです。

それに、移行するような場合は、数年に一度の頻度ですし、前回のことは忘れちゃっています。

設定のアイコンがありますから、そこを開いて、簡単な設定はドンドンやっていけますが、ホームボタンになれませんしTouch IDと指紋認証も苦手です。

私が、苦労したのが連絡帳で、ネットでいろいろと調べて移行させることに成功したのに、喜んで古い方の連絡帳の中身を全部消去したら、iphone側も全部消えてしまいました。

同期させているわけで、当然と言えば当然ですが、まあ、ドジはよくあります。

なぜ古い方を消したかと言えば、いつも、SIMを入れているスマホには、なるべく中国とか韓国のアプリは入れないで、SIMを入れていないスマホでLINEとか入れているわけです。

情報を抜かれる可能性がありそうな方には連絡先はゼロにしておきたいわけです。考えすぎかもしれないし、自己満足でしょうけどね。

スマホの画面側のレンズには、アルミテープを貼って、自分が映らないようにしています。



あと、リングトーンを今まで使っていたものを使おうとしたのですが、iphoneは好きな曲をそのまま使うとか出来ないようで、ネットで調べた方法で、iphone専用の拡張子と長さに調節して、やっと可能になりました。

アプリもメールも設定に時間がかかるものもありました。

まあ、焦ることもないわけで、徐々になれて、徐々に使い易くすればいいわけです。

今までよりも小さくなったので、持つのになれたら、便利ではないかと思います。

ホームボタンの感度が、イマイチで、スクショのとき、なかなかうまくいかないけど、これも、そのうち慣れるでしょう。

あとは、写真とビデオを試していきます。

Iphone SEを買いました その1

最初に買ったスマホは、中古のソニーでした。たしかSony Ericsson Xperia Arcだったと思います。

次もソニーの中古でSony Xperia T2 Ultra dualでした。そして、Sony XPERIA XA1 Plus を使っています。


右から最初のスマホ、初代iphoneSE、T2 Ultra dual、 XA1 Plus 、新しく買ったiphoneSEです。

パソコンの最初から、Apple製品には高級品で互換性がないというイメージで、組み立てのDOS/Vを使ってきています。

インテルとマイクロソフトの戦略にまんまと乗せられて、OSやハードをドンドン新しいものに変えてきています。

スマホでもiphoneには抵抗があって、Androidを使ってきていますが、最近、安全性の面で、いろいろな情報も出ているし、今まで中古ばかりだったので、一度くらいは新品を買おうと思い立ちました。

日本では、老人用のスマホとしてかなり売れているようです。普段はパソコンを使っているから、画面の大きさは重要ではないですし、今まで持ち運びに便利だと使ってきたコンデジが、そろそろ寿命なもので、持ち運びに便利なデジカメという感じでもあります。

軽くて小さくて防水は、理想的です。

色は目立つ赤にして、メモリーは、写真とか動画を撮るために128GBにしました。

価格は、16,900バーツ(税込み)でした。

 箱の中身は、本体と充電用アダプターとコード、そしてイヤホン。
 画面は縁の部分が黒ですが、背面は赤。なかなかいい感じ。
 スイッチを入れて、さあ起動。
 タイ語でのあいさつがでてきました。サワディー
 言語は日本語を選びます。
 地域はタイ
 設定は続きます。
そして、スタート画面が現れ、ここから、いろいろと細かな設定やアプリの導入がはじまります。


2020年8月28日金曜日

タイの不買運動

国家の分断を煽る運動がまたひとつ増えたようです。

韓国の日本製品不買運動が日本人には身近なわけですが、タイで起きている不買運動は、政府寄りだと言われているネーション・マルチメディア・グループに広告を出している企業に対する不買運動だそうです。

タイの抗議活動、企業ボイコットも 政府寄り広告に批判

以前にも書きましたが、有名なテレビ局としてタクシン派を支持するテレビ局がVoiceTVですし、反タクシン派がNationTVです。

お互いに反対勢力を批判していて興味深いので時々見ています。

今の学生を中心とする反政府グループとしては、自分達の支持する政党や指導者や学者などを批判するNationTVが我慢できないようです。

まず最初は、スポンサーと言われるマイナーグループのマイナーフードが批判の標的とされたそうです。

マイナー・インターナショナルの傘下には、ザ・ピザ・カンパニー (The Piza Company)、スウェンセンズ (Swensens)、デイリークウィーン (Daily Queen)、バーガーキング、シズラー、フォーシーズンズ・ホテル、JWマリオット・ホテル、マリオット・リゾート&スパ、アナンタラ・ホテルなどがあります。

他にもどこがスポンサーだから不買だとか言い始めているそうで、ネットには、不買の企業リストが出回ったとか噂されています。

以前の黄色対赤の対立の時にも、どこの企業がどちらを支持しているとかリストがでていた記憶もあります。

こういった運動が起きれば、カウンターの不買運動も起きるかもしれませんし、ただでさえ景気が悪いのに、ほんと、これからどうなってしまうのでしょうね。

今回の反政府運動で疑問に思うのは、大学生や高校生などが騒いでいるのに、彼らの集会に地方の農民たちが参加してこないことです。

やはり、新世代と旧世代の対立だけでなく、高学歴と低学歴との対立もあるのかも。

タイの高学歴の人たちは、かなり低学歴を見下す傾向が見て取れます。

景気が低迷しているし、新型コロナも先が見えないし、騒いでいるときではないと思うのですが、煽る人がいますから、若い純粋な世代は煽られちゃいますね。

ネットは、情報の拡散も速いですし、デマや間違ったこともあっという間に広がりますが、嘘もすぐにばれます。

世界的に、左翼の嘘がばれているように感じますね。自由とか平等とか人権とか民主主義とか、耳障りのいいことを大声で叫ぶことは簡単ですが、いざ、それを実行する段になると、なかなか困難なわけで、理想通りには進まないこともあるわけです。

ダブスタがブーメランとなって襲いかかることもよくあることです。


2020年8月27日木曜日

大使館からのメール 集会について

・インターネット上の情報によれば、本日(8月27日)以降、以下の日時・場所において、学生グループや反政府グループ等による政治集会が行われる見込みです。
・不測の事態に備え、政治集会が行われている現場周辺にはできる限り近づかないようにするなど、ご自身の身の安全を確保してください。
・政治集会予定は、急遽変更や追加等の可能性がありますので御注意ください。
・当館ホームページ上においても、随時更新していますので御参照ください。

【バンコクにおける政治集会】
・8月27日(木)15時30分頃から ラチャダムヌン通り(Ratchadamnoen Avenue)にある民主記念塔近くの10月14日事件記念塔(14 OCTOBER 73 MEMORIAL)
・8月30日(日)15時頃から BTS国立競技場前(BTS National Stadium)駅近くにあるMBKセンター前のスカイウォーク(主催:タイ忠誠グループ・王党派)
・8月31日(月)16時頃から BTS国立競技場前(BTS National Stadium)駅近くにあるMBKセンター前のスカイウォーク(主催:自由のための独裁解放機構)
・9月1日(火)13時頃から タイ政府首相府前(主催:ラームカムヘン大学学生グループ)

【各地における政治集会】
・8月30日(日)14時頃から マハーサラカム県スームタイコンプレックス前
・8月30日(日)15時頃から ソンクラー県ソンクラナカリン大学ハートヤイ校スポーツセンター前
・8月30日(日)16時頃から サムットプラカーン県展望塔前(主催:サムットプラカーン解放)

つきましては、在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、お出かけの際には当館ホームページを御参照頂くなど、最新の関連情報の入手に努めるとともに、可能な限り現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500、696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

オゾンの話

オゾン(ozone)は、3つの酸素原子からなる酸素の同素体である。分子式はO3で、折れ線型の構造を持つ。腐食性が高く、生臭く特徴的な刺激臭を持つ有毒な気体である。地球の大気中にとても低い濃度で存在している。

オゾンといえばオゾン層という言葉が有名ですね。地球は、オゾン層によって太陽などからの紫外線を減少させてくれているから、我々生き物も安全に生きていられるのに、フロンガスなどによってオゾン層が破壊されて危険な状態になる可能性があると警鐘を鳴らす科学者たちがいました。

オゾンには強い殺菌作用があるので、殺菌やウイルスの不活化、脱臭・脱色、洗浄、有機物の除去などに用いられ、医療、食品、農業・畜産などにも利用されてます。

ただ、オゾンには急性・慢性双方の中毒症があるので、使用するには注意が必要です。

急性中毒では目や呼吸器が刺激され、高濃度になるにつれて咳やめまいが引き起こされる。さらに高濃度になると呼吸困難や麻痺、および昏睡状態になり、放置しておけば死亡する。 慢性中毒では倦怠感や神経過敏など神経の異常や、呼吸器の異常を来たす場合あります。

でも、こんなニュースがありました。

藤田医科大学の村田貴之教授(ウイルス・寄生虫学)らの研究グループは、低濃度(0.05または0.1ppm)のオゾンガスでも新型コロナウイルスに対して除染効果があるということを、世界に先駆けて実験的に明らかにしました

オゾン発生装置は、以前から市販されていて、空気洗浄や室内の雑菌やウィルスの除去などに使っている人たちもいました。

例えばこんな製品とかこんな製品とか

私は、貧乏だから、もっと安物をカメラのレンズについたカビの除去に効果があると聞いて、3年ほど前に購入して使っています。

タイでも、安いのは売っているようです。こんなものとかこんなもの

危険がまったく無いわけではありませんので、ご使用の場合には、あくまで自己責任でお願いします。


2020年8月26日水曜日

Facebookの話

SNSと言えばFacebookTwitterが有名ですよね。動画投稿サイトYouTubeも有名ですし、アジアではLINEも有名ですし、最近はTikTokも若い世代に人気だそうです。

アメリカ政府はTikTokによる国家安全保障上のリスクから軍や政府機関での使用を金しているそうで、どんなアプリにも、情報を抜き出そうと思えば抜き出せる機能が含まれているようです。

FacebookはInstagramFacebook MessengerWhatsAppを提供しています。

Googleが有名ですが、以下のような情報を集めて、商業利用などに使っているようです。

Google検索の記録
YouTubeの閲覧記録
GmailやGoogle+の送信・投稿内容、各アカウントの登録情報
Android装備のスマートフォンの位置情報、および通話相手の情報

まあ、タダで使えるものには裏があるのが当然と言えば当然で、彼らも商売ですから、情報を売るわけです。

今や、個人情報といっても名前と住所どころか、職業から行動範囲とか顔を含む身体の特徴とか、将来は、DNAなどの生体情報まで集めるのではないかといわれています。

もう一つの大きな問題が、表現の自由に関してで、それぞれの会社のポリシーで、許される範囲も違っています。

問題ある発言や写真や動画と判断されたら、すぐに閲覧制限とか削除依頼とか、アカウント停止などの命令を受けることもあります。

使用承諾を事前にしているから、当然でしょうね。

このところ、タイでは、日本にいる反政府活動家のFacebookをタイ政府が遮断依頼をしたことで、話題になっています。

日本大使館への抗議文書なども話題になっています。

京都大学東南アジア研究所、パウィン・チャチャワンポンパン准教授は、元外務相の官僚でタイで不敬罪などの容疑から逃れて日本に逃亡し、タイ政府からの帰国命令を無視し、2014年には日本に難民申請をして滞在を続けているようです。

たしかタイ政府からパスポートを無効にされているはずです。

彼は、機会あるごとにタイの政府や王制を批判するコラムを日本のメディア中心に書いてきています。

日本でタイ政府関係者に寝込みを襲われたとの報道もありましたが、自作自演だとか、LGBT方面の痴情のもつれじゃないかとか、いろいろ言われていたようです。

今月10日に行われたタマサート大学ランシットキャンパスでの反政府抗議集会の特設ステージに設置された大型モニターに日本からネットライブで王制批判をしたそうで、それから、いろいろな場に名前が出るようになっています。

Facebookに彼が作った "Royalist Marketplace" に、タイの法律に違反する書き込みがあると、Facebook社にタイ国内からの閲覧を遮断するようにと依頼して、それが受け入れられたようです。

しかし、パウィン氏もすでに、別の名前(タイ語)でサイトを立ち上げているそうです。

こうした問題は、イタチごっこで、削除すれば余計に拡散するし、遮断すれば、VPNを使ったり、いろいろな抜け道を探していくわけです。

ただ、私のような外国人でも、外国の企業でも、タイで暮らしたり経済活動をするためには、当然、タイの滞在許可とか営業許可とか労働許可が必要で、タイ政府から、睨まれたら、いろいろと困難もあるわけです。

タイにいる日本の人たちの中には、怖いもの知らずな人もいて、政府を批判したりすることもあるようですが、私には、真似できません。

Facebook社もタイに会社を置いている以上、タイの法律に従う義務があります。

パウィン氏は、国際的なメディアに対して、言論の自由に対する国際法違反だと抗議するそうです。

どこの国でも左翼は、国際社会とか人道団体とか大好きですよね。


2020年8月21日金曜日

大使館からのメール

・インターネット上の情報によれば、本日(8月21日)以降、以下の日時・場所において、学生グループや反政府グループ等による政治集会が行われる見込みです。
・不測の事態に備え、政治集会が行われている現場周辺にはできる限り近づかないようにするなど、ご自身の身の安全を確保してください。
・政治集会予定は、急遽変更や追加等の可能性がありますので御注意ください。
・当館ホームページ上においても、随時更新していますので御参照ください。

【バンコクにおける政治集会】
・8月23日(日)15時頃から バンコク都庁(Bangkok Metropolitan Administration:プラナコーン区ディンソー通り)前広場(主催:カセサート大学学生グループ等) 
・8月23日(日)17時頃から18時頃まで ルンピニ公園外周(徒歩、自転車、バイク)
 
【各地における政治集会】
・8月21日(金)17時頃から アユタヤ県アユタヤ観光センター前
・8月21日(金)17時頃から サムットプラカーン県BTSプージャオ駅前
・8月22日(土)17時頃から コンケン県民主記念塔前
・8月23日(日)17時頃から ナコンシタラマラート県鉄道公園
・8月24日(月)16時頃から コンケン県民主記念塔前

つきましては、在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、お出かけの際には当館ホームページを御参照頂くなど、最新の関連情報の入手に努めるとともに、可能な限り現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500、696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

2020年8月20日木曜日

エアコンのお掃除

寝室のエアコンがもう10年近くなるので、定期的にお掃除をしないと、冷えが悪くなってしまいます。

コイルの目詰まりが原因なので、コイルのお掃除をすれば、かなり冷えるようになります。


 最初は、電源を切って、風向きを変える羽根を2枚外します。簡単に外れます。

プラスティックのカバーを2本のネジを緩めて外します。ネジを隠すように小さなカバーがあるので、それを外さないとネジが見えません。

コイルが現れ、そこの目詰まりをきれいにするために、食器用の洗剤を薄めたものをペットボトルやスプレー容器に入れて用意します。

一応、水を使うので、電子部品の所に水よけとエアコンの下部に、大きいゴミ袋を取り付けました。

そして、コイルに水をかけます。

ここで登場するのが、工業用のブロワー、強力送風機です。これで、コイルにかけた水分を吹き飛ばします。

専門業者の人は、水を噴射して洗いますが、そのためには、もっと分解をする必要もあるし、素人には、ちょっと敷居が高いです。

何度も水を拭きかけたり、ブロワーで水を吹き飛ばしたりして、コイルをきれいにします。

あとは、こちらの羽根の部分を手前に外して、中にある送風ローターが見えるようにします。

このローターにも送風ブロワーで、風を吹き付けて、ほこりやゴミを吹き飛ばします。

そして、元通りにカバーなどを取り付ければ、完成です。

普通の人なら、コイルの前についているフィルターをきれいにするだけでしょうけど、プロのやり方を見て、自分で出来る最善の方法を考えました。

全作業時間は30分くらいです。

室外機は、雨風に耐えられるように設計されていると信じて、水をかけて、コイルをきれいにしています。

まるで新品のようによく冷えて人もネコも快適です。


Richard Barrowさんのビザ

8月13日にここで書いたRichard Barrowさんのビザ問題に進展があったそうです。

結局、無事1年間の滞在ビザ延長が出来たそうです。

Good news today. Immigration has extended my stay by one more year. I wish to thank everyone who sent me messages of support which helped with my case. I wish to also thank Samut Prakan Immigration who were very supportive. I can now continue promoting Thailand around the world.

海外で暮らしていると、ビザ問題や労働許可証のことには、いつも振り回されます。

公務員や大会社の社員などは、専門の会社や職員が手助けしてくれ、個人的には自覚がない場合もあるでしょうけど、外交官以外には、ほとんど特権もないわけで、常に気配りが必要です。

ネット社会で、なんでも自由に発信できると、お世話になっている国のことを他意なく批判することもあるわけですが、誰が見ているかわからないわけですし、一線を越えないように注意した方がいいと思います。

ツイッターにしてもFacebookにしても、彼らのポリシーもあるわけで、ある日突然、使えなくなることもあるわけです。

もっと、悲惨なのは、冗談半分で書いたらしいことで、国外追放になるなども過去にはあったし、外国人は外国人で、その国の国民とは違うわけですから、そこは忘れない方がいいと思います。

日本の法律や常識が通用しな事もあります。

アプリを使うことは、その会社との契約が成立したというのが前提ですし、滞在ビザを申請するということは、その国の法律に従うと宣誓したようなものです。


2020年8月18日火曜日

昔宣教師、今は人権団体

暑くなると、おかしな人も現れて、女性が薄着になったり、水着になったりすることもあってか、性犯罪も増えます。

小学校の高学年だったと思うけど、ある日突然、男子は運動場で自由時間とかいわれて、まあ、嬉しかったわけですが、あとから親しい女子に何をしていたのか聞いたら、なかなか恥ずかしがって教えてはくれなかったけど、何度も聞いたら、教えてくれました。

女性の生理とか妊娠に関しての授業だったようですが、考えてみると、今はあるのかもしれないけど、当時は男子には性教育の時間は無かったです。

男子にも性教育は必要だと思いますね。夢精とか最初の射精とか、病気ではないかとびっくりしますし、オナニーばかりしていると馬鹿になるのではないかと心配したり、女の子を見ると、ボッキしてしまったり、まあ、男の子の悩みもあるわけです。

正しい知識を教えてもらって、インターネットで見るAVを真実だと思わないようにとか、性欲をコントロールする方法なども教えて欲しいわけです。

性欲を上手にコントロールできたら、性犯罪は減りますし、望まない妊娠や性病も減るはずです。

性病といえば、新型コロナの流行前には、日本の風俗で働く女性の間で、梅毒が大流行していたそうです。

梅毒といえば、コロンブスがヨーロッパに持ち帰り、そこから世界中に広がったという話もありました。

日本にも大航海時代1512年に記録上に初めて登場したそうで、戦国大名たちにも感染者がいたそうです。

大航海時代、ヨーロッパからいろいろな国が日本にも来たわけですが、キリスト教の宣教師が、先達としてきたようです。

キリスト教は、一神教ですから、キリスト教の神様以外は、邪教で、キリスト教のみが正しいわけです。

どんな宗教でも布教するときには、美味しいことばかりいうわけですが、そんなに美味しい話が本当なら、もうとっくに世界は平和で、みんな幸せに暮らしているはずですよね。

でも、宗教戦争はなくなりません。

キリスト教の布教をしながら、不平等条約や不平等な貿易や奴隷貿易など、やりたい放題です。

彼らの戦略の代表的なものは、国内を二分させ戦わせて、どちらにも武器を売って、国力を衰退させるわけです。

スクリーンとスピードとセックスの3つのSで世界を堕落させるという戦略は、もっと後になってからだそうですが、とにかく、彼らが楽して儲かる仕組みを常に考えているわけです。

最近流行りは、人権とか環境とかそういった問題での国家の分断ですね。

人種差別とか民族差別、政治・宗教など考え方の違いなどを煽って、対立させるわけです。

嘘はばれるし、ダブスタもすぐにわかります。

自分たちに甘く、他人に厳しい人権活動家が多いですよね。

今度の新型コロナも、経済活動を止めるために不安を煽る宣伝しているのではないかと思っちゃいます。

欧米人には、何をしているのかよくわからないのに、なんか、贅沢をしている人たちがかなりいます。

贅沢に遊んでばかりが出来るのは、なぜかと考えちゃいます。

そうしたシステムを作り上げてきたんでしょうね。

うらやましければ、仲間になって、カモを集めてきなさいってことかな?



タイの学生運動

昔は、小学校は長髪OKで、中学校が丸刈り、高校になると長髪OKでした。女子のことはわからないけど、長い髪の人は、三つ編みだったかな?

私の場合には、当時としてはかなり自由な高校で、あんまりうるさいことはいわれませんでしたが、学生服と学生帽の反対運動をしたような記憶があります。

タイの男の子の場合には小学校の多くが、独特な短髪で、頭の頂上だけを残して、3方を刈り上げるといった髪型が多く、中学高校まで、そんな髪型の学校もあって、子供たちに非常に評判が悪いようです。

常夏の国ですから、男の子たちは半ズボンにシャツです。

どこの国でも、中学生になれば、多くの子供たちが色気づいてきます。

日本でも先日、ツーブロックの髪型は許されるべきかと話題になったそうです。

オシャレをしたいわけです。異性にアピールしたいわけです。

まったく校則のないドイツの学校が「学級崩壊」と無縁なワケ

ドイツでは「身だしなみや生活指導は家庭の役割」「学校の役割は勉強の面倒を見るところ」といういわば役割分担に関する「すみ分け」がはっきりしているからです。


欧米では、保護者の責任が重く、子供たちの犯した犯罪などに関して親の責任も問われることがあります。

子供たちは、親からも社会からも保護されますが、権利は制限されるわけです。

ドイツには校則がなくても、学校崩壊がないから、日本もタイも、ドイツのようにすべきだというのは、乱暴すぎます。

ドイツには、ドイツの社会システムがあって、それらすべてを真似るのならまだしも、一部だけ、自分の都合のいいところだけを切り取って真似るのは、ダメですね。

どこの国にも伝統とか文化とかがあるわけですが、高校生くらいになると、反抗心も生まれますし、大人たちの矛盾とか汚れた部分にも気が付いて、政治に目覚め、反政府的な発言をしたりするわけです。

日本でも、左翼を中心に国歌斉唱とか国旗掲揚に反対する人もがいますが、タイでも、それは同じです。

今月になって、タイでは、大学生や高校生の反政府運動が話題になってきています。

政治に関しては、憲法改正であり、内閣総辞職であり、政治的な発言の自由を求めているわけですが、高校生の場合には、校則が厳しいと、髪型や服装の自由も訴えるところもあるようです。

教師たちによるパワハラへの抗議も増えてきています。

棒で叩いたり、ハサミやバリカンで髪の毛を切ったり、かなり激しい行為もあるようです。

今は、スマホで現場の映像や音声が画像を簡単にアップできちゃいますから、パワハラやセクハラは即アウトです。

なんといってもSNS時代ですから、自分が抗議している写真を撮ってアップするのが流行なわけです。

香港の運動などを参考に白い紙を掲げたりしていますが、タイの場合には、白いリボンを手首に巻いたり、三本の指を空に向けて突き上げるポーズが、彼らのお気に入りのようです。

世界中のメディアが、左と右とに別れている時代で、アメリカですと、トランプの側にFOXで他はほとんどが反トランプです。

日本もテレビはほとんどが反安倍政権で、新聞も産経以外は、反安倍という感じですよね。

朝日とか共同とか毎日とか、もう最初から疑ってかかった方が間違いないといえるほどで、フェイクニュースも多いです。

タイの場合には、テレビですと、昔から左翼やタクシン派がVoiceTVで反タクシン派がNationTVという構図です。

タイ字新聞はタクシン派が多いようです。

日本は、ネットや若者は反左翼が強いですが、タイの場合には、ネットも若者も左翼が強いです。

 本当は、話し合いで決めることが出来れば、それが理想ですが、お互いに譲らないし、訴えられたら国外に逃げるし、国を分断させようとする勢力もいるわけです。

選挙を行っても、なんだかんだと公正ではないわけです。それは、タクシン派でも反タクシン派でも、似たようなものです。

今の時代は、とにかく、SNSを上手に使う側が有利です。上手に使うには、動画や写真や音声を効果的に使うことと、若者好みの戦略が必要です。

今、学生たちが3本指を上に掲げるのがシンボルだから、反学生勢力も同じような3本指を掲げて、全く別の解釈を広めればいいと思いますね。

そうすれば、3本指を掲げる意味がなくなると思います。


とにかく、過激な動きを牽制して、平和路線を模索するしかないと思いますね。

国が割れたら、古今東西、漁夫の利を狙う外国勢力がでてきます。


暑いときには冷し中華

タイは雨が多くて、4月5月に比べたら、ずいぶんと過ごしやすいのですが、日本の猛暑はすごいらしいですね。

暑いときには冷やしソーメンとか冷し中華ですね。

冷し中華は、サラダだと思っていますから、サラダに冷えた中華麺を入れたら冷やし中華のできあがりです。簡単なので、最近はまっています。

サラダ菜などを細かく切って器に 
 タマネギのスライス
 キュウリの細切り
 ハムを短冊に
 卵焼きも細切りに
 冷やした中華麺
サラダドレッシング 
 Cherry Tomatoを飾り
ごま油をまわしかけ完成

美味しくいただきました。

2020年8月14日金曜日

快傑ハリマオの話

日本の家庭にテレビが普及し始める頃、子供たちが興奮したテレビ番組がいっぱい誕生しました。

当時も今も原作は漫画というのも多かったです。

月光仮面」は1958年(昭和33年)2月24日から1959年(昭和34年)7月5日までテレビで放映されたそうです。

少年ジェット」は1959年3月4日 から1960年9月28日

まぼろし探偵」は1959年4月1日 から1960年3月27日まで

「快傑ハリマオ」は1960年4月5日 から1961年6月27日

ナショナルキッド」は1960年8月4日 から1961年4月27日まで

少年探偵団」は1960年11月3日 から1963年9月26日

子供向けの番組の中で、「快傑ハリマオ」は、他の番組に比べると、ホンモノっぽかったような記憶があります。

それもそのはずで、実在の人物から脚色されたフィクションで、太平洋戦争直前の東南アジアやモンゴルを舞台に、正義の日本人男性・ハリマオが、東南アジアを支配する某国の軍事機関、彼らと結託する死の商人や秘密結社、スパイ団と戦う冒険活劇なんですね。

某国というのはイギリスのことです。イギリスは、アジアでアヘン貿易などをして儲けていました。

太平洋戦争直前、マレー半島に大日本帝国陸軍に協力した義賊「マレーの虎」「ハリマオ」こと谷豊という人物がいた。「ハリマオ」とは、マレー語で虎のことです。

大陸浪人といえば、現代のスパイのような人たちや海外で一山当てようと夢見た人、日本から逃げだした人など、今も昔も、あんまり変わらないような気もします。

「快傑ハリマオ」の主題歌もなつかしいです。

マレー半島のイスラム教徒には、現在もハリマオという名前の人もいるそうです。


2020年8月13日木曜日

Richard Barrowさんのビザ問題

タイに限った事ではなく、日本人が海外に行ったり滞在するときに、必ず必要になってくるのがビザです。

観光の場合には一定期間の滞在であればビザ免除の国もあります。

でも、決められた期間を過ぎての滞在には滞在ビザが必要で、有効なビザを持たないで滞在していれば、不法滞在となって、罰金を取られたり、国外追放になったりします。

タイで暮らしている日本人なら、ネットを見ている日本人なら、一度は目にしたことのある人物にRichard Barrowさんがいるのではないかと思います。

彼は、1998年からいろいろな形で情報を伝えてきています。

彼のツイッターやブログは、タイの観光やビザ情報、そして政治・経済のことなど、いろいろな情報を教えてくれています。

赤シャツや黄色シャツの動乱の時も、情報を流してくれていました。

Twitter
Instagram
Facebook

今年は、もちろん新型コロナの情報です。

彼の情報は、欧米人やアジア人をはじめ、多くの人に感謝されています。とにかくものすごい量の情報です。

彼はイギリス人だそうで、ちょうど父親が亡くなり、遺産や家の整理とかいろいろとあって、新型コロナで、タイへの入国が難しい時期に、自分のタイ帰国までの体験なども教えてくれていました。

今までのいろいろな貢献をイギリス大使館も評価して、大使から彼に感謝が伝えられたそうです。

そんなリチャードさんですが、彼は、バンコクの南にあるサムットプラカーンにある学校で教師をしているようですが、今日のツイッターで、こんなショッキングなことを書き込みました。

Bangkok Immigration came to inspect my workplace. They were here for 3 hours. Looks like they will not extend my “visa”. They said I most likely will have to leave the country. Nothing to do with anything else. They will give me a final verdict next week. Not looking good

イミグレーションの職員が職場の視察に来た。 彼らは3時間滞在していた。 彼らは私の′′ビザ′′を延長しないようだった。 彼らは私にたぶん国を離れる必要があると言った.。どうしようもないようだ。彼らは来週私に最終判決を与えるようだ。よくない感じだ。

******

外国人は、滞在許可をもらって滞在しているわけで、出ていってくださいと言われたら、抗議は出来ても、最終的な決断はその国が決めるわけで、出国せよと命令されたら出国するしかないわけです。

 日本人は、日本にいる外国人たちがごねればなんとかなる的な態度を見ているから、外国でも、なんとかなるだろうと思っている人もいるかもしれませんが、基本、なんともなりません。

政府高官などによほどのコネがない限り、無理だと思います。

今、タイは、お猿さんに強制的にココナッツを取らせていると人権団体から抗議を受けて、イギリスやオランダや米国でタイのココナッツ製品不買運動が起きていたり、EUの外交官が、反政府運動の側に付いていたり、タイ政府も神経質になっています。

リチャードさんは、わたしが見てきた限り、そんなに政治的なコメントが多いブロガーではないと思うけど、今年になって、ちょっと、パタヤのゴミ問題に関してブログで写真を載せて、タイのお役人から目をつけられたような気もします。

お猿さんの件も書いていたし、タイの入場料の二重価格に関しても書いていました。タイでは、多くの観光地で、タイ人価格と外国人価格がありますが、暗黙の了解で、みんな黙認というか、抗議をする人は少なかったです。

長くタイで暮らしていると、どうしても、政治に関しても大意がなくても触れてしまうこともあるわけで、我々も、気をつけた方がいいと再認識です。

リチャードさんには、支持者も多いですし、今までの貢献もあるから、タイ人の人脈も豊富なようで、これから大逆転がないとも限りませんが、とにかく、希望は、なんとかタイに滞在を続けて欲しい人です。

海外で暮らすということは、自分の祖国で暮らすのとは違いますから、細心の注意も必要です。


日本とタイ

世界中どこの国でも独裁国家でない限り、与党と野党とがあり、政治について語ることは違法ではありません。

日本は、メチャクチャ自由の国で、安倍首相でも政府与党でもぼろくそに言っている人たちもいます。

皇室批判も最近はかなり過激になってきているような気がします。

ネットを見ていても、右も左も、自分たちの主張を自由に発信しています。

でも、都合が悪くなれば、誹謗中傷は法に訴えると言い出す人もいます。もちろん、行きすぎた発言はイケナイと思いますが、あんまり規制しすぎるのも危険だと思いますね。

一般論として日本では還暦以上が左翼思想に染まっている人たちが多く、若い世代は、そのアンチという構図ではないかと思います。

外国人の政治的な発言はどこまで許されるのかといった問題もあります。

観光客と長期に住んでいる外国人とでは立場は違うでしょうけど、原則、外国人は、政治的な発言や行動は慎んだ方がいいという意見が多いようです。

内政干渉はダメというのが、世界のルールです。

日本ですと永住許可を持っている人たちが、政治に参加させろと要求していますよね。

海外にいる日本人も、最近のネットの普及で、日本の政治に関心を持つ人たちが多くなってきています。

海外に出ると、日本の良さがよくわかるという人たちが多いと思うけど、暮らしているところと比べると日本には問題が多いと批判する人もいます。

その人が暮らす地域や友人関係にも影響されることもあって、アメリカですと、LAやNYでは、民主党の支持者が多いからか、反トランプの日本人も多いような気がします。

LAには多くの外国人が暮らしているわけで、アジア人も多く、日本人も中国人も韓国人もタイ人も多いそうです。

ちなみに、ロサンゼルスのタイ・タウンはアメリカ合衆国で唯一タイ系人の近隣住区として指定されている地区なんだそうで、約8万人のタイ人が暮らしているといわれているそうですが、実際には、10万人以上いるのではないかと思いますね。

タイ料理店とかタイ雑貨店とかタイのお寺とか、タイ人が何不自由なく暮らせるようです。

EU諸国にもタイ人は多く、国際結婚や出稼ぎが多いと聞きます。

タイでも、日本人が暮らす環境によって、タクシン派かノンポリかに別れたりもします。

タイの場合には、以前は、北部と東北部がタクシン派で、南部が反タクシン派といわれ、バンコクは、半々というか拮抗しているようなイメージです。

どちらかと言えば、郊外にタクシン派が多いかも。バンコクに地方からやってきて、一生懸命に働いて郊外に家を買った人たちというイメージです。

タイでは、ベトナム戦争が身近なこともあって、高齢者層には、反共産主義が多いイメージですが、当時から共産主義一筋といった高齢の強者たちもいるようです。

タイの若い世代は、共産主義者ではないでしょうけど、反政府ですね。このところ反王制も表に出てきています。

日本でもタイでも、世代間の対立はありますが、日本では高齢者に多い左翼が、タイでは若者世代に多いのが興味深いです。日本が異常でしょうね。

日本の場合、高齢者が元気ですし、お金を持っているし、口が達者で権利の主張と批判ばかりだし、ちょっと世代間に経済格差もあるようです。

タイの若者の中では、以前にも書きましたが、ペンギンくんが有名ですし、10日の集会で注目されたPanusaya Sithijirawattanakulさんも政府から目をつけられていると言っています。

まあ、逮捕されるのを覚悟でやっているわけで、腹をくくらない人たちは、学者たちのように口だけ達者で表には出てきません。

先日の王室改革案10箇条に関しては、タイ国内の学者など100名以上が賛同していると意見書を出したようです。

今までは、軍と民主主義という対立でしたが、これからは、軍+王制と民主主義の対立となりそうです。でも学生たちのほとんどは、王制に関しては、一部の学者たちや共産主義者たちに利用されているような気もします。

若い頃は、正義感に燃えているし、世の中の不正が許せないですから、反政府になるのは理解できます。それを利用して自分たちの利益のために国を分断させるのはいかがなものでしょうね。

私怨を晴らそうとしているとしか思えないスッポンのようなスコットランド人もいるし、外国も虎視眈々とタイの利権を狙っているような気もします。

人権とか民主主義とか言いながら正義の味方のように振る舞う欧米人には注意が必要だと思っています。


2020年8月12日水曜日

注目のタイ人たち

1932年6月24日にタイ王国で勃発した立憲革命で、タイはそれまでの絶対君主制から立憲君主制へと移行しました。

時のラマ7世は、1935年3月2日には、滞在先のイギリスで退位を発表しています。

ラマ7世については、ラマ5世ラマ6世と続いた、華麗なる西欧化の裏で、王室の財政が負債にまみれていたことから、財政引き締めや公務員の人員整理などを行い、いろいろなところからの反発を買っていたようです。

ベトナム戦争の頃のタイは、中国で教育を受けた人たちを中心に非合法な共産主義者たちも暗躍し、民主化を求める学生たちと、1973年1976年に大きな混乱を経験してきています。

当時の共産主義者たちが、のちの赤シャツ運動の中心にいます。

このところ、テレビや新聞でよく取り上げられているChaturon Chaisang氏も、当時の学生運動のリーダーの一人だったそうで、逮捕から逃れてジャングルに逃げ込み、その後、政治家だった父親のコネクションでアメリカに行って、大学で経済学のマスターディグリーを取得して帰国、その後、政治家となっています。

チャワリット将軍のNew Aspiration Partyに入り書記長まで務め、その後は、タクシンのThai Rak Thai Party (TRT)からジンラックの時にはPheu Thai Partyで彼女を支えていました。

2018年からは、プアタイを分割して、もしも解党させられても大丈夫なようにと、Thai Raksa Chart Partyの中心人物の一人として、翌年の総選挙に備えていました。

2019年の2月8日に、党からの首相候補としてラマ10世の姉であるウボンラタナ王女を発表し、大きな話題になったわけですが、その後、ラマ10世から、相応しくないとの発表があり、Thai Raksa Chart Partyは解党となり、中心人物たちには、10年間の公民権停止が決定しています。

反政府側に、有名な大物が少なくなっているので、政治家としての経歴もすごいですし、彼が注目されているのかもしれません。

もう一人、注目されているのが、京都大学東南アジア研究所のパビン・チャチャバルポンプン准教授です。

彼は、不敬罪などの容疑でタイから国際手配されている人物で、日本に政治亡命を求めて難民申請をしたことなどでも有名でした。

昨年7月には、滞在先で、何ものかに深夜襲われたと警察に届けたとも報道されました。

以前からLGBT方面の人物じゃないかとの噂もありましたが、最近では、もう、隠してはいないようですね。

で、一昨日のタマサート大学ランシットキャンパスでの反政府集会に、オンラインで巨大スクリーンに登場し、彼が準備したビデオを写しだして、大問題になったようです。

彼は、もともと反王制論者ですし、京都大学には、多くの左翼学者がいることでも有名ですが、日本を巻き込んでは欲しくないです。

王制改革の10箇条も彼の考えじゃないかと思いますね。

日本でも、最近は、テレビや新聞も、どこが左翼で、どこが愛国とかわかってきていますが、タイに関する報道も、そういった所もしっかり見ていった方がいいと思います。

朝日新聞の見方とか、日本経済新聞の見方あとか、共同通信は、ロイターは、BBCやNYTはとか、自分たちの考えによって、報道も偏向します。

学者とか専門家が、いつも正しいわけではないということは、今回の新型コロナの件ではっきりとわかってきたと思います。

いい加減な人とかウソつきとか、本当にびっくりしちゃいます。

自分の利益や売名や自分の属している組織や国のために頑張っている人もいるようです。


今日は母の日

今日は、シリキット王太合のお誕生日で、タイでは母の日となっています。

母親に花束を贈ったり、母親を囲んでの食事会など、タイ人は、本当に母親を愛しているとわかります。

そんな母の日に、シリキット王太合が入院をしているチュラロンコーン病院の隣のルンピニ公園で、タマサートの学生たちが集会を開くといっていたわけですが、さすがにそれはないだろうと、中止を決定したそうです。

昨夜ラマ10世は、バンコクに到着して、今日は、シリキット王太合をお見舞いする予定だそうですから、反政府集会で、また余計なことを言ったりして、混乱が起きたら大変だと心配していました。

ルンピニ公園での集会といえば、2010年の4月から赤シャツによる反政府集会が開かれ、多くの犠牲者が出たことで、今でも語り継がれています。

ルンピニ公園で赤シャツ側の「赤い参謀カティヤ・サワディポン陸軍少将」がスナイパーによって射殺された事件も有名です。

タイの軍人のニュースを見ていると、将軍たちのニックネームには、よくBIG◯◯という名前が出てきます。本人もBIGになりたいと思っているのでしょうし、まわりもゴマすり的にBIGといっているのかな?

タイの将軍の人数が世界で一番多いという話もありますが、タイの有名な将軍とか警察高官を見ていると、時々、背が低い人がいます。

よく士官学校に入れたなと思ったりもしますが、タイ人で背の低い人には頭のいい人が多いという話もあるそうです。

もう一つ、よく聞くのが、セー◯◯です。このセー(เสนาธิการ)というのは、「参謀」という意味で、カティヤ・サワディポン陸軍少将は「セー・デーン(赤い参謀)と呼ばれていました。

タイの軍人とか警察官とか公務員の中には闇営業をやっている人たちもいるそうで、軍人の場合には、闇営業をする人にこのセー◯◯という名前が登場するようです。

とにかく、母の日に計画されていた政治集会が中止になって、本当によかったです。

あと、10日の日にタマサート大学ランシットキャンパスで配られた王制改革10箇条の詳細が、ネーションに載っているのが驚きです。

これは、メディアになかったことにするような通達が出たという話もあったのに、こうして発表したのは、国民は、この件に反発する人が多いと考えているのか、ちょっと興味があります。

タイの王室といえば、ラマ5世が、国民からいまだに敬愛されているわけですが、奴隷解放をしたり、西欧の文化を取り入れたり、非常な名君だったわけです。

そのラマ5世に多くの側室がいて、お子さんがなんと77名もいらっしたということも有名ですが、そのお子様たちの子孫が、もちろん現在もいらっしゃるわけです。

ラーマ5世の69番目の子息、ソンクラーナカリン王子を父に持つのがラマ9世ですから、ラマ9世はラマ5世のお孫さんでラマ10世はひ孫という関係です。

王位継承権というのはタイにもあるわけで、昔は、息子よりも弟が優先された時代もあったそうですが、今は、子供が王位を継ぐようです。

王族にも序列があって、大きな催し物の歳には、席順などにそれを見る事が出来ます。

国王が当然最高位ですが、家系的には、上位に当たる家系もあるそうで、例えば、ラマ9世の家系よりも、シリキット王太合の家系の方が上位だと聞いたこともあります。

親不孝ばかりしてきた私にもう母はいません。母親が元気なうちに親孝行をしておいた方がいいですよ。マジ。


2020年8月11日火曜日

明日のタイは母の日です

タイ人は母親が大好きですから、母の日には、プレゼントを贈ったり、一緒に食事をしたりします。

一般的に、南国では、父親は浮気っぽくて、母親が一人で子供を育てたりすることもよくあることで、母親の苦労を見て育つから、子供はいくつになっても母親を敬愛しています。

日本でも浮気をする人はいますし、芸能人の不倫騒ぎなどは、テレビや週刊誌の稼ぎネタでしょう。

明日は、ラマ9世の奥様でラマ10世の母親である、シリキット王太合のお誕生日で、タイの母の日です。

父の日は、ラマ9世陛下のお誕生日だった12月5日のままです。

ラマ9世がお元気だった頃には考えられないことですが、明日8月12日には、タマサート大学学生グループ主催の反政府集会が、シリキット王太合の入院しているチュラロンコーン病院近くのルンピニ公園で17時ごろから開かれる予定だそうです。

実は、昨夜のタマサート大学での政治集会では、いろいろとあったようで、メディアに箝口令が敷かれているような話もあって、詳細はわからないのですが、なんでも、王制改革案10項目のパンフが、学生の女性リーダーから配られたとか。

ネットで、いろいろと見ていると、いろいろなこともわかってきますが、なんといっても、タイで、王制や王族に関することをいい加減な気持ちで書く事は出来ないです。

この辺は、日本人ジャーナリストたちや報道関係者たちの美味しい話題だと思うのですが、なんといっても新型コロナで、自由に出入国が出来ない事情もあるから、今現在バンコクのどれだけの報道関係者がいるのかわかりませんが、明日は、いい取材日かも。

学生の集会といっても、実際には、学生以外もかなり入り込んでいて、わたしが見た演説のビデオでは、恨みいっぱいの赤シャツ関係者と思われる人物が、昔のことをほじくり返して、軍や反タクシン派を批判というか、罵倒していました。

結局、いつまで経っても、タクシン派と反タクシン派の対立はあるし、フランスかぶれの学者もいるし、国際的な人権派とか、アメリカとかEUとか、いろいろな利害も絡んでいる可能性もあるし、ジャーナリストにも、美味しい世界だと思います。

まだ捜し物が見付からず、見る事は出来ないけど、キャンパスに設置された巨大スクリーンに、イケナイビデオ(エロじゃなくてもっとやばいヤツ)を映してんじゃないかといった疑惑もありそうです。

私は、平和を愛する小心者ですから、ひたすら混乱の起きないことを祈るだけです。


毎日のように集会が続いているようです

先月からタイ全土で行われている政治集会ですが、今月に入ってからますます集会が増えているような印象を受けます。

集会の多くは、学生たちによる、言論の自由や憲法改正や国会の解散を求めるものですが、中には、王室を批判するようなプラカードやスピーチもあって、問題になっているようです。

だから、学生たちのカウンターとして、王室・王制を守る集会も開かれているそうです。

明日は、ちょうど、シリキット王太后誕生日なので、一年のほとんどをドイツで過ごされているラマ10世も、帰国して母親を訪問されるのではないかと注目され、それにあわせての抗議などが行われないようにと心配されているそうです。

シリキット王太后が入院をされているチュラロンコーン病院では、駐車場の閉鎖など、いろいろな警備が行われる予定だそうです。

タイの大学では、昔から反政府集会などを開くのはタマサート大学が多かったです。

警備側も、万が一不手際があったりしたら大変ですし、学生たちの行きすぎた発言や行為を無視するわけにも行かないから、いろいろと難しそうです。

昨日は、タマサート大学で行われた集会に、ドイツ大使館から外交官がやってきたと報道されていましたが、最近は、ドイツ国内でも、ドイツに滞在するラマ10世に対する抗議集会なども開かれるようになってきているようです。

学生の多くは、ただ純粋に軍部の独裁や政治家の腐敗に抗議し、そして憲法の民主化などを求めているわけですが、そのバックにいる政治家や学者は、もっと大きな野望を持って学生たちを利用しているといった見方をする人もいます。

タイの場合には、反政府運動が起きると、その対抗勢力が出てきて、その間でいろいろな過激なトラブルが発生し、最終的に軍隊が出てきて、また振り出しに戻るという感じできているから、そういったことにならないように、過激な行動は慎んで欲しいです。

学生運動とは別に、反タクシン運動をはじめたソンティ・リムトーングンが久しぶりにメディアに登場して、「もしもアメリカ軍がタイ国内にミサイル基地を作るようなことがあるのなら、もう一度抗議運動をする」といったとか。

米中の対立もタイの政治に絡んできたら、ますますややこしくなってしまうから、これから先の経済も、明るくない予想ですし、とにかく、平和でいて欲しいです。

どこまで上がるかと思っていたゴールドも、1オンス2000ドルを割ってしまったようで、この先、上がるのか下がるのか興味は尽きません。


どんな不景気になったとしても、インスタントラーメンとバナナさえあれば生き抜けると思います。

大使館からのメール 政治集会

・インターネット上の情報によれば、8月11日以降、以下の日時・場所において、学生グループや反政府グループ等による政治集会が行われる見込みです。
・不測の事態に備え、政治集会が行われている現場周辺にはできる限り近づかないようにするなど、ご自身の身の安全を確保してください。
・政治集会予定は、急遽変更や追加等の可能性がありますので御注意ください。
・当館ホームページ上においても、随時更新していますので御参照ください。

【バンコクにおける政治集会】
・8月11日(火)17時頃から タイ商工会議所大学(University of the Thai Chamber of Commerce)(主催:タイ商工会議所大学学生グループ)
・8月12日(水)17時頃から ルンピニ公園(主催:タマサート大学学生グループ)
・8月13日(木)17時頃から シーナカリンウィロート大学(Srinakharinwirot University)(主催:シーナカリンウィロート大学学生グループ)
・8月14日(金)16時頃から ラームカムヘン大学(Ramkhamhaeng University)(主催:民主主義のためのラームカムヘンネットワーク)
・8月15日(土)17時半頃から 民主記念塔近くの10月14日事件記念塔(14 OCTOBER 73 MEMORIAL)(主催:タマサート大学学生グループ等)
・8月16日(日)民主記念塔前(主催:人民解放団(フリーピープル))
 
【各地における政治集会】
・8月11日(火)17時頃から ガラシン県グットナムキン公園
・8月13日(木)13時半頃から サコンナコン県ラチャパット・サコンナコン大学(主催:アムネスティーインターナショナル等)
・8月14日(金)16時頃から ノンタブリ県ノンタブリ船着場前

つきましては、在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、お出かけの際には当館ホームページを御参照頂くなど、最新の関連情報の入手に努めるとともに、可能な限り現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500、696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

2020年8月10日月曜日

冠水対策

毎年、何度か、ものすごいゲリラ降雨で、家の前の道路が小川になるわけですが、特にひどいのが9月10月です。

今年も、あっという間に8月も半ばにさしかかってきましたので、これから、家の前が冠水することも何度か考えられます。

私の住んでいる貧乏長屋は、タイではタウンハウスといわれる集合住宅で、道路と家の敷地との高さの違いがあんまりない建て方ですから、道路が冠水すれば、水やゴミが家の敷地内に入ってきます。

お金がある人なら、家全体のかさ上げなどをするわけですが、家全体といっても、床を高くするわけで、その分天井は低くなってしまいますし、改装工事中は、とても不便だし、荷物の置き場所にも困ります。

道路から家に続くところが駐車場なので、そこだけ高くすれば車が入るときに不便です。

まあ、いろいろな理由もあって、私は、道路と家との境にある扉の内側に、建材のブロックを並べ、それだけだと、道路を車が通ったときに出来る波で、ブロックが倒されてしまうので、ブロックの上に土嚢を置くシステムで対処してきています。


これで、ほとんどの冠水を防いできているのですが、問題は、冠水しそうだと思った時に、ブロックを並べ、その上に一袋10キロ以上ある土嚢を並べる作業が、なかなか大変なわけです。

時間はだいたい深夜が多いですし、激しい雨が降っているから、少し濡れます。

そして、雨が止んだら、早朝には車が出入りできるようにブロックと土嚢を元の位置に戻す作業です。まあ、いい運動なんですが、やりたい作業ではないです。

それで、なんとかいい方法はないかといろいろと考えて、扉の下部に、ステンレスの板を取り付けたら、ゴミの流入くらいは防げるのではないかと思うし、車のたてる波も防いでくれるだろうから、ブロックだけでも倒れないだろうと思いました。

それで、業者にステンレスの板を扉に取り付けることを頼みました。


そんなには必要ないけど、40センチの高さの板です。ただ、床いっぱいには取り付けられないから、床との差は3~5センチほどあります。

床は、家に向かって徐々に高くなっているから、扉を折りたたんで閉じたときに床を擦らない高さにする必要があります。

それと、扉を取り付けているところと、扉が折れ曲がるところには、スペースがあり、そこからは当然水が入ってきます。


これと、今までのブロックで、どこまで耐えられるかを早く見たいですが、デモ、やっぱり冠水は出来れば起こって欲しくはないです。

階段の手すり

先月、早朝4時ごろ大雨が降ってきて、しばらく激しく降っていたので、表の様子を見ようと、寝ぼけ眼で階段を下りたときに、スッテンコロリンと階段を踏み外してしまい、左脇腹と左手首とを強打してしまいました。


しばらく、息が出来ないほどの痛みでしたが、幸い、頭部を打つこともなく、徐々に痛みも消えていきました。

こんな経験は初めてで、原因がわからないのですが、廊下か階段が濡れていた可能性があります。

自分では思い出せないのですが、その前にベランダに出たときに上履きの底が濡れていた可能性はあったかもしれません。

その後、時間とともに痛みも消え去り、今はなんともないのですが、階段の手すりはあった方がいいなと思ったので、前月、業者に頼んでおきました。

そして、今日取り付けてもらいました。


ちょっと穴をあけるときに、まわりを傷つけているのですが、まあ、タイではよくあることで、あとから自分で修理します。

いいチャンスですから久しぶりにペンキ塗りもしようかと思っていますが、怪我をしないように気をつけないと。

最近脚立に乗ったり、上を見ての作業は、目まいがしたらどうしようかといった不安もあります。

子供の頃は木登りも好きだったし、屋根に登って飛び降りたり、元気いっぱいでしたが、老化は悲しいです。