2019年1月31日木曜日

ケペル先生とタモリ

1961年4月6日から1969年4月5日までNHKで放送されていた、「ものしり博士」が、大好きでした。

こちらの映像を見ると、昔が懐かしいだけでなく、口笛ではじまるところが、何となくタモリ倶楽部と似ているような気がして、タモリさんも、子供時代に、この番組を見ていたのかなと思ったわけです。

もちろん、タモリさんではなくて、制作側の人かもしれませんけどね。

タモリ倶楽部は、ものしり博士の大人版だ!

「なんでも考え、かんでも知って、なんでもかんでもやってみよう」この精神が、当時の子供たちの間には、かなり浸透していったのではないかと思います。

上原ゆかりちゃんの歌もよかったです。

1964年4月6日 - 1969年4月4日まで放送された「ひょっこりひょうたん島」も子供たちに人気で、海の向こうに何があるのだろうと、好奇心を膨らませた子供も少なくなかったと思う。

東京オリンピックが64年で、新幹線も走り始めて、時代は、高度成長へと進んでいったわけですが、子供たちの成長に伴って、東西冷戦とか、ベトナム戦争反対など政治に目覚めていく人たちも多かったです。

「チコちゃんに𠮟られる!」とか「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!」なんかを見ていると、「ものしり博士」の流れが、NHKには流れているような気もしますが、もっともっと、子供たちの好奇心をはぐくませるような番組を作って欲しいです。



バンコクの大気汚染とその対策

今日のバンコクも大気汚染がひどいわけですが、特にひどいのがチャオプラヤ川の西岸地域だそうです。

バンコクの空は、こんなに曇っています。

バンコクの西側には、工場も多いですし、バンコクに入ってくる道路もありますが、私の考えとしては、この時期の貿易風(東風)の影響もあるのではないかと思います。

バンコクの大気汚染は、世界レベルでも第9位になっているそうで、タイでは、チェンマイも14位なんだそうです。

今日は、バンコクのほとんどの学校が休校になっています。どこの国でも、子供は国の宝ですから、大切に守る必要があります。

バンコクのAQIレベルは、151-200で健康に良くないレベルが続いています。

*「心疾患や肺疾患を持つ人、高齢者、子供は、長時間または激しい活動を中止する必要がある。それ以外の人でも、長時間または激しい活動を減らす必要がある。」

対策としては、根本的な対策と、今できる対策とがあると思いますが、根本的な対策として、ディーゼル車などの規制が考えられます。

乗り入れの制限として、ナンバーの奇数と偶数で規制する方法や、乗っている人の数で規制する方法が考えられているそうです。

地下鉄や高架鉄道を無料にするというのも考えられますが、ものすごい混雑で、実際には難しいでしょうね。

わたし的には、こうした頭の痛い問題を抱えているバンコクとかインドの都市に、日本の専門家を派遣して、対策に協力することが、友好関係のためにも必要だと思います

それから、日本は、自動車産業の恩恵を受けている国ですから、自動車関連企業も、自分たちに出来る範囲で、有償・無償での排気フィルターの提供も考え実行した方がいいと思う。

こうした大気汚染の問題が続けば、必ず、自動車メーカーを批判する人たちも出てくるわけで、先手を打つべきです。

政府や企業にツテのある人は、是非そのへんを訴えて欲しいです。

今日できることとして、このところ、高層ビルの屋上からの散水とか、道路や街路樹への散水、今日は、農業用のドローンに真水を入れて、空中からの散水も試みています。

どれほどの効果があるのか、効果があっても区域がかなり限定されると思いますが、まあ、デモンストレーションをこめてやっているのでしょうね。

他には、煤煙を出す工場への時間制限などの協力要請とか、野焼きの禁止とか、考えられる対策はしているとの説明です。

マスクの着用とうがい、目もむず痒いから、目薬も必要ですね。

窓を思いっきり開けて、こんな青空を見たいなあ

2019年1月30日水曜日

ルアンポークンの葬儀と散骨

ルアンポークンパリスットー僧という、タイ人から尊敬されている高僧が、2015年5月16日に92歳で死去されました。

ルアンポークンと呼ばれている高僧が、なぜ有名になったかというと、1993年に東北タイの大都市ナコンラチャシマ(コーラート)のホテルが倒壊し、137人が死亡、227人が負傷した大事故で、現場にいた人のうち、ルアンポークンのお守りを持っていた人全員が助かったといううわさが広がり、霊験あらたかな僧として人気になりました。

政治家や財界の人たちもよく面会を求めて、お守りなどをもらっていたとか。

タイのお坊さんは、自分のお守りを作って、それでお寺の改築費などのために寄付を集めるわけで、そのお守りに付加価値が付いて、多くのコレクターたちが、例えば、数百万から数千万と信じられないような高額で取引をしています。

大きな事故で、生存者がいると、その人が首からさげていたお守りにとんでもない価格がつきます。

あと、昔から、銃弾を避けるというお守りがあって、タイのヤクザとか、麻薬や密輸などをしている悪党たちに大人気だそうです。

高僧に、腕などに、金の小さなお守りを埋め込んでもらっている人もいるそうです。

口は災いの元といいますが、タイ人の中には、人から命を狙われたり、自分の希望を叶えるために、お守りを口に含んで生活をする人もいるそうです。

タイ人は信心深いのですが、現世利益を求める人も多く、ご利益のあるお守りとか、宝くじの当選番号の預言とか、運勢を見てくれる僧とか、いろいろあるわけです。

話をルアンポークンに戻しますが、生前に、遺言で遺体をコンケン大学医学部に献体し、返還された後、簡素な葬儀を行い、遺灰をメコン川に散骨するよう希望していたそうです。

ところがどっこい、信心深い人たち、特に、権力者とか金持ちたちは、ご利益を求め、盛大なるお葬式をしちゃうわけです。まるで、国王陛下の葬儀の時のような建物を作り、そこで、火葬の儀式をし、全国から、数十万人の信者たちが集まったそうです。

その仮葬の儀が無事終わり、今日は、メコン河に散骨する儀式が執り行われるそうで、多くの船が出るそうですが、一般市民が、散骨した下流で、水をすくって持ち帰ることが考えられるとか、厳重な取り締まりをしているそうです。

遺言通り、質素なお葬式をして、こっそりと散骨した方が、余計なことを考える人もいなかっただろうにね。

お釈迦様でもキリストでもそうですが、はじめは、偶像崇拝などを禁止しているわけです。

それをまわりが、いろいろとやり始めて、腐敗もはじまると、個人的には考えます。

誰もが、ご利益を望むわけですが、そのために、権力者やお金持ちが、免罪符のようなモノを作ってより多くのご利益を得ようとするのは、間違いだと思います。

まあ、文化とか、宗教団体としては、豪華絢爛の方が、価値があるんでしょうけどね。

宗教のご利益で世の中が変わるのなら、こんな世の中ではないと思っています。歴史を見ても宗教戦争や宗教でのトラブルが多いです。カルト宗教大嫌いです。




バンコクの大気汚染がひどい

一時、少しはマシだったバンコクの大気汚染ですが、今日から来月の4日まで、またひどくなるとの予想です。

持病のある人には、影響が出るレベルだそうです。

街では、マスクをしている人の数がかなり増えています。もうN95のマスクでないと、マスクをする意味が無いほどのレベルのようですが、N95のマスクは、長時間の使用はかえって危険みたいです。

私も、N95のマスクをして歩いてみましたが、10分くらいで、多少の息苦しさを感じました。一応、呼吸が楽になる吸入口の付いたタイプでしたが。

テレビのニュースでも、N95のマスクは、15分以上の使用は避けるようにとのアドバイスで、普通のマスクと交互に使うなどの工夫も必要かも。

そして、2月5日は、春節です。中国正月とか旧正月とか言われますが、中国をはじめ中国系の多い東南アジアでは、春節を祝う人が多いです。

で、タイの場合ですが、お寺にいったり、家で、お供え物をして、祝うわけですが、風習として、お線香を大量に焚いたり、紙を燃やす人が多く、それも、大気汚染の原因になるから、ひかえるようにとテレビで言っています。

この紙幣に似せた紙(冥銭とか紙銭とか呼ばれる)を燃やすのですが、お葬式などで燃やす冥銭の漢字を見れば想像できますが、あの世にいっても、お金に困らないようにとの思いからの風習だそうで、春節などでも、新年がお金に苦労しない年でありますようにとの祈りから来ているようです。

中国系の人たちは、真っ赤な紙に金色の漢字を書いたものを家の門や入り口などに貼りますが、恭喜發財とか全家平安とか万事如意とか新年快樂など、日本人なら、ある程度意味もわかるおめでたい言葉です。

お線香や紙だけでなく、春節になくてはならないモノが、爆竹です。

花火をつなげて吊したようなモノを景気づけに爆発させるわけですが、中国には、年獣というどう猛な化け物を追い払うといった話もあるようです。

この爆竹を鳴らす音がうるさいので、禁止するところもあるわけですが、音だけでなく、煙や細かくなった紙切れも空中を舞います。

というわけで、これから2月の6日頃までは、外出をひかえて、外出の際には、マスクでしょう。


2019年1月29日火曜日

ドラマの話 その2

「モンローが死んだ日」が、終わりましたが、ハッピーエンドでよかった。精神科の話題で、最期が悲しい終わり方だと、見ていてつらいのではないかと思います。

その代わり、草刈正雄さん演じる精神科医の高橋先生が、実は、ニセ医者だったというびっくりもあったし、精神を病んでいる高橋先生の娘さんが、海に身を投げてしまうという話もありました。

ニセ医者で有罪判決を受け、仕事もないし、家族もない、「執行猶予中でもあなたを愛していいですか」というのが最後の決めゼリフでした。

鈴木京香さんは、「ご飯食べちゃいました。焼きおにぎりは好きですか?」が答えでした。

好みのドラマでした。

そして、「みかづき」を見ました。

こちらも、おもしろそうです。

高橋一生さんと永作博美さんが、コミカルに演じています。

永作博美さんといえば、「私という運命について」とか「さよなら私」も見ていました。

「みかづき」から連想したのは、原田知世さんの「紙の月」でした。



歯医者通い その5

先日、割れた歯の半分を抜いてもらったときに、麻酔が効きすぎたのか、治療後、骨の髄から震えが来て、もう死ぬかと思ったのですが、その時の歯医者さんに、左上の奥から4番目の歯を治療してもらいました。

子供の時に詰め物をしてもらい、タイに来てから、2度、そこの詰め物を新しくしてもらっていますが、今回は、ただ詰め物を詰め替えるだけだと、また割れてしまう可能性が高いから、治療して、クラウンをかぶせた方がいいとのアドバイスでした。

ただ、歯の矯正の予定もあるので、仮のかぶせモノだけにして、歯の矯正を受けることが出来るかどうかを、矯正の専門医に聞いてみることになりました。

仮のクラウンでダメなら、仮のクラウンを外して、ホンモノのクラウンの治療になるそうですし、仮で良いことになっても、これからかぶせるモノも、もう一度、しっかりと接着しなければならないそうです。

それで、とりあえず、詰めたものをとってもらって、その後、新しく詰め物をして仮のクラウンをかぶせるのですが、治療には、麻酔が必要とのことで、前回のこともあるので、かなり不安でした。

何度も、大丈夫ですねと確認し、血圧を測ってもらって、前回よりも薬の量を少なめにしてもらいました。

注射針が歯茎に刺さったときには、体がかたくなりました。

前回も、注射の直後には、別に異常がなくて、治療が終わる頃に震えが来たので、治療中も、いい気持ちではありませんでした。

かぶせモノを何度も削ってはハメ、かみ合わせをチェックして、また、削ってはめるの繰り返しを何度も何度もやっていました。

なかなか大変な作業でした。細かな作業ですしね。

それで、次回は、矯正の専門家に診てもらって、今の状態で、矯正が出来るのか、その可能性について、教えてもらう予定です。

最悪は、あと3本抜歯の可能性もあるので、矯正は無理かもしれないですし、矯正しないで、ありのままがいいかも。ただし、化膿したりして、痛みが出たら、もう抜歯だそうです。

マーシャルのアンプっぽいキーホルダー

2019年1月28日月曜日

遺伝と平等について

NHKスペシャルでセラピー犬についてやっていました。最近、注目されているようです。

番組の中で、どうやって野生のオオカミから犬が生まれたかということもやっていました。

オオカミは、子供の数が少ないので、キツネを使った実験をロシアでやっているそうで、野生で凶暴なキツネの中から、多少でも気立てのいいキツネを探して、子供を産ませ、その子供の中でも優しいキツネ同士を交配させるということを、何世代にもわたって、続けていくと、6世代目から、性格の穏やかな子供が生まれたそうです。

ですから、オオカミを捕まえて、長い年月をかけて、徐々に飼い慣らし、その中から、人間と仲良く出来る子供を見つけ、交配していった結果、生まれたのが犬だと考えられるそうです。

そして、犬と人間が見つめ合うと、脳内の海馬から、幸福感を生むオキシトシンが分泌されるんだそうです。それは、人間だけの一方的なモノだけではなくて、犬にも同じようにオキシトシンが分泌されることがわかっているそうです。

それは、ネコでも同じではないかと思います。ネコと見つめ合うと、ネコは目を細めて、幸せそうにします。

犬は、人間と共同作業をするように、飼い慣らされてきていますが、ネコは、愛玩用に、見た目を重視して交配してきた結果が、現在のネコで、もしも、人間に従順であるように交配をしていったら、いろいろなことが出来る新しいネコが生まれそうな気もします。

同じように、ライオンであっても、トラであっても、時間をかけて、じっくり交配していったら、もしかすると、ペットになれるようなおとなしい子供が生まれるかもしれません。

今日は、こんな興味深いコラムを読みました。

人間の能力には、遺伝が大きく影響する分野があるということで、運動・音楽・数学・執筆なんだそうです。

中でも音楽が、一番遺伝の影響が大きいそうで、いくら努力しても、能力がない人は、伸びない可能性が高いようです。

ちょっと補足ですが、例えば、遺伝で得られる能力は、バケツの容量みたいなモノで、容量が大きいバケツなら、水もいっぱい入るのに対し、容量が少なければ、大きなバケツに比べて、入る水の量も少ないわけです。

そして、これも重要ですが、いくら容量の大きなバケツでも、水を入れなければ、中は空っぽです。

遺伝を重要視するのであれば、自分の親からもらった容量の大きな分野に進まないといけないということでしょう。

数学なんかは、努力しなくても、難しい問題を解ける人は解けちゃいますし、練習しなくても、最初から400メートル走が早い人もいるのも事実です。

知識や記憶や協調性などは、遺伝よりも、後天的な環境(教育)などによることが大きいそうです。だから、努力で伸びる分野がいいと思えば、そちらに進むべきでしょう。

といっても、同じ両親から生まれた子供でも、いろいろと違いがあるように、一概には言えません。

うちで飼っているネコなど、同じ親から同じ日に生まれた4匹でも、性格が違って興味深いです。

凶暴なネコから恐がりなネコ、運動神経がいいネコ、ドジなネコと、いろいろです。

人間も、今日まで生き抜いてきた裏には、凶暴性を持ったモノが仲間を助けてきたかもしれないし、好奇心が強く、突拍子もないようなことをした人が、環境変化について行けたのかしれません。

スケベで性欲が強くて、子供をいっぱい作った人も重要だったでしょうね。

まじめで、優しい人間ばかりだったら、とっくに滅びていたかもしれません。

今の世の中、男女平等とか、差別反対とかいっていますが、基本的な考えとしては、男女間には違いがあり、個人個人の能力もそれぞれ違うと認めないと、おかしな事になってしまうと思います。

今の時代にあった価値観は必要ですが、上っ面だけの平等で、能力の違いを認めないのは、間違いだと思います。


国際郵便物

自転車やカメラに凝ったときに、日本から、いろいろなものを送ってもらいましたが、航空便でも船便でも、関税を課されることがあります。

どちらにも、重さやサイズの制限もあるので、なんでも送れるわけではありません。

サイズの大きいモノとか重いモノは、専門業者に頼む必要があります。

専門業者には、国際引っ越し便というサービスもあり、留学や海外駐在の時には便利です。

いろいろなカテゴリーも用意されていて、面倒な通関などをやってもらえるから便利です。

海外にモノを送るときには、禁制品もあって、火薬や武器や麻薬だけでなく、意外なモノもあるわけです。

例えば、バッテリーなどは、そのものだけでは送れませんが、製品に入っているモノはOKです。

ですから、カメラなどは、リチウム電池などが入っていても大丈夫ですが、予備のバッテリーは、ダメだったりします。事前にチェックした方が安全です。

以前タイの大洪水の時に、上水道が汚染されたので、日本から浄水器とカートリッジを送ってもらおうとしたことがありましたが、中に活性炭が含まれていると、拒否されたそうです。

そんな細かなことまでと思うのですが、でも、よく考えたら、もしも飛行機とか船の中で発火して火災が起きたらと考えたら、恐ろしいわけです。

専門的な輸出ですと、内容物に関して、専門機関からの書類なども必要になりますが、個人で、ギフトなどで送る場合には、大まかな内容を英語で書けばOKのようです。

それで、日本を出た郵便物が、目的地に送られていくわけですが、タイの場合には、こんな流れになるようです。

2019/01/23 05:38 国際交換局に到着 東京国際郵便局

2019/01/23 19:00 国際交換局から発送 東京国際郵便局

2019/01/25 09:16 国際交換局に到着 LAKSI THAILAND

2019/01/25 14:06 国際交換局から発送 LAKSI THAILAND

2019/01/25 14:06 税関から受領 LAKSI THAILAND

2019/01/26 09:00 到着    THAILAND

2019/01/26 11:59 お届け済み THAILAND

この追跡サービスは、とても便利ですが、「税関」の文字があると、ドッキリです。

税関の文字がない場合もあります。

もしも課税された場合など、問題があると、最寄りの郵便局まで取りに来てくださいという書類が郵送されてきます。

船便の場合には、ラクシーの大きな郵便局まで行って、手続きをします。こちらの建物の中に入るには、パスポートなど、身分を証明する物が必要です。

カウンターで荷物を開け、中をチェックされて、関税が決められます。

航空便の場合には、指定された郵便局まで行って、指定されたカウンターで関税を支払うなどして、荷物を受け取ります。

問題がないときは、家まで届けてくれますから、便利です。



2019年1月27日日曜日

大相撲初場所

大相撲初場所は、関脇玉鷲の優勝で幕を閉じました。

今場所は、稀勢の里が引退したし、鶴竜も白鵬も栃ノ心も休場して、大変な場所でした。

大関の高安も豪栄道も、二桁に届かず、期待を裏切りました。

最近、よく話題になっているのが、怪我をおしての出場のことや、年間6場所プラス地方巡業の過密なスケジュールのことです。

力士が大型化して、怪我も多くなっているのに、怪我で休めば、番付がどんどん下がってしまうから、力士は、どうしても無理して土俵に上がるようです。

そして、ますます怪我を悪化させて、最期には、引退に追い込まれる場合もあるわけです。

大関で、もうすぐ横綱間違いなしといわれていた照ノ富士は、膝の怪我を悪化させ、十両から幕下に落ち、まだ休場が続いています。

一説では、あの日馬富士事件の夜に、膝が悪いのに正座させられて、膝を悪化させたという話もあるそうです。

小さいカラダから、軽業師のような技を繰り出すことで人気だった宇良も、怪我のため、幕下まで下がっていて、今場所、やっと復帰したと思ったのに、朝青龍の甥っ子との取り組みで、また怪我を悪化させて、来場所以降が心配です。

稀勢の里なんかは、怪我が完治しなくても、日本人横綱として期待されているのに、休場して場所をしらけさせてはいけないと、無理して土俵に上がってきたようで、それが、間違いだったと思いますね。

稀勢の里の場合には、育ててもらった親方元(横綱・隆の里)が、急逝してしまい、その後、親方になった元幕内・隆の鶴との関係もいろいろとあったような話もあります。本来なら、親方が、休ませるべきだったと思います。

白鵬なんかは、もう自分の記録と、一日でも長く横綱でいることしか考えていないようで、ちょっとした怪我でも、無理をせず、サッサと休場します。

みんながそれをしたら、今場所以上に休場力士が増えるでしょうね。

今場所の休場力士の多さに、驚いちゃいます。

鶴竜も同じで、その結果、今までは、横綱の優勝がほとんどだったのに、昨年から、横綱や大関以外の優勝者も増えてきています。

それはそれで、おもしろいですけどね。

今場所も、優勝は関脇の玉鷲でしたが、彼は、多くのモンゴル力士とは、ちょっと違った経歴の持ち主のようです。

多くのモンゴル力士たちは、中学卒業後、日本の高校に留学して、相撲部屋に入るチャンスを待っているようですが、玉鷲は、モンゴルで大学にまで行ったそうで、お姉さんが、東大に留学していたこともあって、来日し、運良く、相撲部屋に入ることが出来たんだそうです。

ですから、ちょっと他のモンゴル力士たちとは考え方や行動が違っていて、白鵬を中心とした飲み会などには参加しないそうです。

例の鳥取の夜にも白鵬から誘われたそうですが、自分は、綾瀬はるかさんのドラマを見たいからと、誘いを断ったことで、日馬富士のトラブルに巻き込まれることもなかったそうです。

趣味は、お菓子作りと小物だそうで、優しい性格をうかがうことが出来ます。

九州で、被災地を訪れて、被災者たちを励ますこともやっているそうです。今日の優勝インタビューでも、そのことに少しふれていました。

優勝した日に、モンゴル人の奥さんが、第二子である男の子を出産したそうで、本当におめでたい話です。

モンゴルから来日し、優勝した玉鷲に、国技館の観客たちから、ものすごい声援が送られていました。

私は、今の八角理事長以下執行部の貴乃花に対する扱いに、納得できないから、最近は、テレビ中継もほとんど見ていませんが、今日は、玉鷲が優勝しても、貴景勝が優勝しても、どちらでも、見たいと思ったので、後半から見ていました。

そろそろ、大相撲人気にも、翳りがでるのではないかと個人的には考えています。


2019年1月26日土曜日

バンコクの大気汚染とマスク

バンコクの大気汚染は、今に始まったことではないのですが、今年に入って、テレビや新聞が、PM2.5について毎日話題にしています。

解決するには、ディーゼル車の規制が必要だと思いますが、タイの場合、商用車だけでなく、一般の人も、ガソリン車ではなく、ディーゼル車を使っている人たちが多いから、規制が難しいのだと思います。

ドイツは、都市によっては、ディーゼル車の進入禁止区域を設けているそうです。車のナンバーの末尾が奇数か偶数かで、使える日を分けるという方法などは、いろいろな国でも考えられているようです。

タイでは、ガソリン車を改造して、LPGガスを使えるようにしている車も多いですが、この間は、ガスが漏れて爆発したニュースもありました。

ディーゼル車の排気ガス以外にも、工場からの煤煙や工事現場のホコリなどもひどいです。現在、バンコクでは、高層ビルの建築や、地下鉄工事も多いです。

タイらしいと言えば、市内の至る所にあるお寺の火葬場からの煙も、問題になっています。

それで、政府もマスクの使用を薦めているのですが、マスクがなかなか手に入りにくいので、一部の人は、この機に海外から仕入れて、一儲けとか考えているようです。

個人でも、海外から、品質のいいものを仕入れようとして、ネット通販を利用する人もいるようですが、最近、送ってもらったマスクに税金をかけられたとか、医師の処方がないと受け取れないとか、いろいろな話がでています。

私の場合には、運良く、なんの問題もなく、日本から郵送で届きましたが、もし、海外から送ってもらうときには、注意が必要だと思います。



タイでも、インフルエンザが流行ってくるかもしれませんし、マスクは、必需品でしょう。

ただ気をつけないと、N95規格のマスクなどは、息がしにくいものもあるし、長時間の使用に適さないモノがあります。

ほんと、住みにくくなってきましたね。

2019年1月25日金曜日

インフルエンザ

今年もインフルエンザの季節になっている日本のようですが、高熱がが出たら、身体の節々が痛いし、だるいし、つらいですよね。

インフルエンザで苦しまないように、インフルエンザワクチンの予防注射が効果的のようですが、その年に流行するタイプによって、4種類のワクチンがあるそうです。

詳しいことは、こちらを読めば、ある程度わかります。

それ以外には、手洗いとうがいとマスクの着用が、効果があるようです。

タイは、今、PM2.5の話題が毎日報道されていて、かなり大気汚染も深刻なので、マスクを着用する人が増えていますが、そろそろ、タイでも、インフルエンザの流行があるかもしれません。

マスクと「キレイキレイ」での手洗い、「イソジン」でのうがいですね。

それでも、感染してしまい、高熱が出てしまったときには、医者にかかりますが、処方されるのは、タミフルが有名ですよね。タミフルは、内服ですが、1日2回、5日間の服用だそうです。リレンザは吸入なので、子供や老人にはむかないこともあるそうです。

新しい塩野義製薬のゾフルーザ錠が、1回の服用で済むので注目されているのだそうです。

メリットとしては、ウイルスが早く体内からいなくなってくれる効果があるということで、タミフルが約72時間かかっていたのに対し、ゾフルーザが約24時間と短縮されているそうです。

ですから、薬を服用した翌日には、熱が下がるケースもあるそうです。

でも、薬ですから、副作用については、新しい薬だから、まだまだ、わかっていないところもあるし、薬価が高いとか、ウイルスの変異でゾフルーザの効かないウィルスが将来出てくる可能性もあるそうですが、まあ、そのあたりは、どの薬も同じでしょうね。

ゾフルーザ
1回内服で終了。約4800円 3割負担で約1500円

タミフル
1日2回5日間、全10回内服。約2700円 3割負担で約800円

お薬の業界は、競争も激しいですし、「薬九層倍」と言われるくらい、利益も大きいので、ライバルたちからの、いろいろな攻撃もあるのではないかと思います。

薬の利幅が大きいのは、研究開発費に巨額の資金が必要だから、しかたがない部分もあります。ひとつの薬の開発にかかる費用は、1000億を超えるらしいです。

それに、いろいろな研究をしても、実際に販売できる薬を開発できるのは、2万5千分の1の確率だそうです。

ちなみに、タミフルは、もうすぐ特許切れに伴いジェネリックが登場するそうで、そうなると、自己負担約400円とかなり安くなりそうです。




2019年1月24日木曜日

歯医者通い その4

先日、割れた歯の半分を抜くために打った麻酔で、突然、ものすごい寒気と震えで、死ぬかと思ったわけですが、同じクリニックの別の歯科医に、話を聞いてもらいました。

唇に出来た口内炎の話と寒気と震えの話をしてみたら、唇に出来た口内炎については、写真を見ないとよくわからないけれど、たぶん、麻酔が効いているときに食事をして、唇を傷つけ、そこから病原菌が入った可能性があるとのことでした。

麻酔注射後のことに関しては、過去に、何度も麻酔を注射して治療をしているし、その時に、異常はなかったのですから、麻酔薬に対するアレルギーとは考えられないとのことで、考えられるのは、注射針が、毛細血管などに当たって、薬液が、血管内に入った可能性があるのではないかとのことでした。

その結果、普通よりも薬効が強く出て、震えや高血圧の症状が出た可能性が強いとのことで、悪意のない事故という感じのようです。

私の場合には、糖尿もあるし、薬へのアレルギーもあるし、不整脈が出たこともあるし、抜歯など、麻酔を使うときには、慎重にした方がいいとのことでした。

それはそうと、現状では、昨年抜歯した歯が1本あり、それ以外に、過去に、半分に割れた歯の半分が残っていて、これを抜いた方がいいと、いろいろな歯医者からいわれてきています。今のところ、化膿していないし、痛みもないから、もう5年以上、この状態です。

そして、この間割れた左下、奥から3本目の歯が、半分残っていて、これも、抜くべきだといわれています。

ところがどっこい、私は、なんとしてでも、自分の歯は残しておきたい派なので、いつも、食い下がって、なんとか抜かないで済む方法はないのかと、お願いしまくって、いろいろな先生に診てもらっています。

そして、複数の歯科医師たちから、抜くしかないといわれている以上、たぶん、抜くのがベストな選択肢ではあると思われるけど、無駄な抵抗を試みることにして、もしも、化膿したり、痛みが出たときに、抜歯をお願いするということにしています。

その時には、出来るだけ、麻酔の専門知識のある歯科医師にお願いすると、注意書きを書いてもらいました。

そして、左下の奥から3本目の残っている半分に関しては、出来る限り、痛みが出ない処置をしてもらいました。何をしても、長持ちしないと言われましたが、一日でも長くキープで来たら、それで満足で、来週抜くことになっても、文句はいわないと約束しています。

他に、右上の一番奥のクラウンをかぶせている歯も、この間化膿して、歯根部分に問題があるといわれているから、そのうち、抜歯する運命と指摘されているし、左上奥から3本目の子供の頃治療してもらった歯も、クラウンをかぶせた方がいいといわれています。

歯の矯正をしてもらって、抜いた歯の隙間を狭めてもらえるかどうかもわからなくなったし、まだまだ、歯医者通いは続きそうです。


雨季と乾季について

日本にも梅雨があるし、冬はかなり乾燥しますが、東南アジアには、基本的に、雨季と乾季とがあって、雨季にも、我慢できる雨季と我慢できない雨季があり、乾季にも同じように、我慢できる乾季と我慢できない乾季とがあります。

普通の雨季ですと、まあ、何度か道路が冠水して、交通渋滞が起きる程度ですが、ひどい時には、もう大洪水で、大きい被害が出ます。

乾季でも、旱魃被害が出るようなときもあれば、まあ、普通の乾季もあるわけです。

タイの場合には、南タイを除いて雨季は6月から10月の中頃までで、乾季は、その後、雨季が来るまでですが、11月から1月の終わりまでは、タイとしては、涼しい季節です。

2月に入ると、猛暑がやってきますが、中旬にマンゴ雨と言われるにわか雨が降ることがあり、マンゴの花が雨に落とされて、3月から4月にかけて、甘くて美味しいマンゴーが実ります。

そういった時のめぐりを繰り返してきているわけですが、タイに来たばかりの頃は、そういったこともわからないので、乾季に東北タイに行ったりすると、もう、田畑が、乾燥してひび割れ、作物もないし、木々も葉を落として枯れそうなわけで、びっくりしちゃいます。

そうか、これが、貧しいタイの田舎なんだとか、心が痛むわけですが、同じ所に雨季の終わりにいってみれば、田畑は、青々としていたりするわけです。

あれ?少しも貧しそうじゃないじゃんとか、全く違った感想を持ってしまいます。

タイにはタイの生活のパターンがあって、昔ながらの生活をしている人たちもいれば、都会に行って出稼ぎをする人もいますし、そこで資金を貯めて、田舎で商売をする人もいます。

昔からの生活パターンですと、雨が降れば、家でゴロゴロして、子供が大きくなれば、子供を出稼ぎに出して、悠々自適の隠居生活です。

40代での隠居生活なんか、田舎では、当たり前だそうです。

親思いの娘さんが、夜の商売なんてこともあるわけで、そこで知り合った、日本人のおじさんが、その子と結婚をして、田舎にあいさつに行くと、義父母が、自分より若かったとか、そんなに珍しくないそうです。

バブルの頃は、日本の男性が、愛する女性のために、田舎に豪邸を建てて、車を買ってやるとか、よく聞きました。その後、騙されて、泣いて日本に帰った話とか、財産欲しさに、奥さんの家族に殺されて、田舎の沼に埋められたとか、都市伝説もよく聞きました。

日本人には、優しい人たちも多いので、世界中の恵まれない人たちのために、寄付をしたり、いろいろな奉仕活動をしている人たちもいますし、JICA(ジャイカ)など、農業技術を指導するなどして、貧しさからの脱却に努力しているようです。

タイでも、私が来た頃からは想像できないほどの種類の作物がマーケットで売られています。

私なんか、ひねくれ者ですから、タイの金持ちなんか、日本の金持ち以上だし、貧しい人たちに手をさしのべるべきは、タイの金持ちじゃないかとか、思っちゃうわけです。

日本人の善意のお金や物資が、本当に必要な人の手に届かず、役人や政治家や地方の権力者の懐を肥やすだけという話もあります。

本当に、世界には、悪知恵が働き、腹黒いのがいるわけです。


2019年1月21日月曜日

スマホと斜視

ちょっと寄り目の女の子なんか、魅力的ですが、でも、本人にとっては、やっぱり、普通がいいと思っているのではないかと思います。

男の子だと、かなり露骨にからかわれるかもしれません。イジメにつながったら、悲劇です。

今日のNHK「あさイチ」でやっていましたが、スマホのやり過ぎで、10代の子供たちに、寄り目が増えているとのことでした。

「急性内斜視」というらしいですが、一度なってしまうと、なかなか治りづらいのだそうで、最悪、手術が必要になるそうですし、手術して治っても、生活習慣を改善しないと、また斜視になってしまうそうです。

最初に気付くのは、目の前にある物や人が、二重に見えたり、2つに見えたりするそうで、自分で鏡を見て、自覚する場合もあるそうです。

子供たちは、ゲームで小さな画面を長時間見つめるからよくないようです。

画面を見続けたら、定期的に、ちょっと遠くを見るとか、目を休める必要があるようです。

弱視・斜視を専門とする医師の一覧

小児眼科を専門とする医師

スマホは便利ですが、何事にも、得るモノと失うモノとがありますね。


買うのはいつも中古ばかりです

ドラマ「モンローが死んだ日」 その2

物事には表と裏がある。裏と表を同時に見る事は出来ない。

ドラマ「モンローが死んだ日」では、精神を病みやすい人の心理を上手に描いているように思います。

どんどん迷路の中に追い詰められていくような不安や孤独感や焦りが、見るモノの胸を締め付けます。

フィルム映像のような暗さもいいですし、静けさの中での、2人の会話もいいですね。

冬の景色だから、余計にもの悲しいですね。

精神科の患者に対する受付の看護師の所は、本音かもしれませんが、あんな人は、あくまでもドラマの中の設定で、現実には少ないのではないかと思いました。

演者も少ないし、低予算のドラマだと思うけど、素晴らしいドラマだと思います。やはり、脚本の力と出演者の実力でしょうね。

最終話が楽しみです。


2019年1月20日日曜日

ドラマ 「新しい王様」 その2

ドラマ「新しい王様」が、話題になっているようです。

テンポがいいので、あっという間に終わっちゃいます。

香川照之さんが、はまり役ですね。

ドラマの中でテレビとネットについての話題が多く語られています。

このままでは、テレビは終わりだとか、テレビニュースの中にフェイクニュースがあるとか、若者ウケする話題でしょうね。

で、「Season1」をTBSで放送して、盛り上がったところで、「Season2」をParavi(全9話)で配信だそうです。

たぶん、Paravi(全9話)で配信が終わったら、頃を見計らってTBSでも放映でしょうね。

そうやって、Win-Winにもっていく企画なんでしょう。

ネット配信だけだと、思ったほど盛り上がらないことが多く、テレビとの共栄共存作戦が、これからのメインになりそうですね。




ストックホルムでの話 その2

1960年代から70年代にかけては、欧米への放浪の旅が若者たちに人気で、多くの若者たちが、冒険旅行に出かけた時代でした。

私の出発時には、すでにドルも安くなっていて、1ドルが240円くらいだったと記憶しますが、60年代には、1ドルは360円の時代で、海外の情報も少なく、みんな苦労されたようです。

私の出発時には、五木寛之さんの「青年は荒野をめざす」や小田実さんの「なんでも見てやろう」本も出ていたし、他にも、いろいろな本が出ていました。



60年代には、南回りの船でフランス・マルセイユまで行くルートと、シベリヤ経由の北回りがありましたが、わたしの行った70年代には、シベリア経由が、主流でした。

70年代のヘルシンキやストックホルムやコペンハーゲンには、すでに、日本人が、たくさん暮らしていました。もちろん、パリやロンドンに比べたら少ないですけどね。

変わった人たちも多かったし、親切な人たちが多かったです。

ストックホルムと言えば、船のユースホステル・アウフ・チャップマンが有名でしたが、私は、泊まったことはないです。

当時は、いろいろな都市伝説的な武勇伝もたくさんあって、アウフ・チャップマンに泊まっていた日本人が、近くで白鳥を捕まえて丸焼きにして食べたので、日本人は、評判がよくないという話を聞いていました。

当時の若者は、ユースホステルを泊まり歩くのが一般的でした。一部屋に2段ベッドが4つから10くらいあるのが一般的で、トイレもシャワーももちろん共同でした。

私は、運良く照幸さんの部屋に居候できたので、泊まるところの心配も無いし、いろいろな情報も得ることが出来ました。

当時の日本の若者は、北欧と言えば、フリーセックスの国と雑誌やテレビで伝え聞いていたこともあって、若者が集まる場所に行くわけです。

当時から、すでにストックホルムには、多くのアラブ系の労働者たちも滞在していて、当時流行っていたディスコに行けば、彼らがいっぱいでした。

彼らは、男性ホルモンいっぱいで、あそこもでかいそうで、けっこうもてていましたが、日本人は、身体も小さい人が多いですし、童顔ですし、積極性に欠けるし、言葉も出来ない人が多いから、もてなかったです。

照幸さんたちの時代には、旧市街ガムラスタンにあった伝説のディスコ・ボバディラが有名だったそうですが、そこも、なんでも日本人が大喧嘩をして、出入り禁止になってしまったとかで、私が滞在していたときには、キャットバルーが人気でした。



昼間は、ノーベル賞で有名なコンサートホール前にたむろする若者たちが多かったです。

当時から北欧は物価が高かったのですが、日本でたばこ1箱100円だった時代に、たばこが1箱約6~700円もしました。

ですから、日本の貧乏旅行者たちは、当時ストックホルムで流行っていたプリンスというたばこを一度吸って、火を消して、しまっておいて、またもう一度吸うといった情けないことをしていました。

たばこといえば、私が、居候をしていたときに、照幸さんが、ずた袋いっぱいに入った葉巻やシガリロを持って帰ってきました。

誰かからもらったのか、売ってくれと頼まれたのか、事情はわからないですが、私も、少しお裾分けを頂き、しばらくは、シガーやシガリロを経験しました。

はっきり言って、臭いし、なれていないからまずいし、好きにはなれませんでした。そんなにいいモノではなかったようですし、湿気の管理などもされていなかったのでしょう。

あとで知ったダビドフのシガリロなんかは、美味しいと思いますが、今は、たばこもシガリロもシガーもたしなみません。

あと、サムソンという、刻みたばこを、自分で紙で巻いてから吸うのも流行っていて、それ専用の巻くための器具もありましたし、パイプで吸う人もいました。

器具を使わず、自分の指だけで巻くのがかっこいいと、一生懸命に練習したモノでした。

私は、お酒は好きではないから関係なかったけど、お酒の好きな人たちは、お酒も高いから、400メートルダッシュをしてから缶ビールを呑むとか、飲んだあと逆立ちをするとか、バカバカしい苦労をしていたようです。

ストックホルムは、清潔で近代的な街でしたが、どこか、冷たい風が吹き抜ける印象でした。

北欧の中でも、スウェーデンの女性たちには、ハリウッドもびっくりクラスの美女も多かったです。

あと、昼間の公園で、老夫婦たちが、何もしないで、ベンチに座って日向ぼっこをする姿を見ました。世代間にも、冷たい風が吹いている感じを受けました。


2019年1月19日土曜日

ストックホルムでの話

横浜からソ連を通って、フィンランドに入り、友人の所に居候するなどしてから、スウェーデンのストックホルムに行きました。

当時のメモを見ると、3月27日の午前6時到着となっています。

フィンランドからスウェーデンに渡るフェリーは、当時の日本人旅行者の間ではナンパ船と言われていて、スウェーデンに出稼ぎに行く若いフィンランド人の女性と友達になれるといわれていました。

実際、フェリーのベンチで横になっていると、何度か、若い女の子に起こされました。でも、話も通じないし、眠いし、これからが不安だしで、ただそれだけでした。

日本からナホトカまでの船では、日本人もたくさん乗っていたし、そこで知り合ったフィンランドに住む友人も出来たし、フィンランドでも、1人になることはなかったけど、いざ、1人になったら、それはそれは、心細かった。

日本を出る前に、ストックホルムに住んでいた高橋照幸さんに手紙を出して、ストックに行ったら、よろしくと伝えてありましたが、どうやって、照幸さんと会うことが出来たのかは、覚えていません。

たぶん、下宿先の電話番号を聞いていたのでしょう。

今と違って、スマホのない時代、連絡は、手紙か公衆電話でした。

高橋照幸さんは、「休みの国」というバンドをやっていて、メジャーではなかったけど、知る人ぞ知るというミュージシャンでした。


照幸さんについては、以前にも書いています

照幸さんの下宿先に居候させてもらったんですが、照幸さんは、アルバイトをしていたので、朝は、仕事に出かけるときに、一緒に部屋を出て、アルバイト先まで付いていったりしていました。

1人で行動をするときには、予備のカギがなかったので、照幸さんが帰宅しただろう時間に電話して、下のドアを開けてもらっていました。

当時のストックホルムの一般的な建物は、住人が下のドアを開けるスイッチを押してくれないと中には入れませんでした。

古い建物で、大きなドアでした。ビルにエレベーターがあったかどうかも、もう記憶にないですが、ワンフロアーに年老いた大家さんが住んでいて、6畳に満たないくらいの一部屋を照幸さんは借りていました。

地下鉄の乗り方を教えてもらい、下宿先の大家さんフレディリクソンさんに、「照幸さんと話がしたいです」という照幸さんに教えてもらったスウェーデン語をメモ帳にカタカナで、「モ・ヤ・ターラ・メ・テル?」と書いていたので、それを伝え、通じるか心配でしたが、けっこう通じました。

ところが、居候させてもらって5日ほどたった日に、そろそろ照幸さんが戻っている頃だと、電話しても、まだ戻っておらず、何度電話をしても、留守で、もう夜も遅くなり、大家さんも電話に出てもらえなくなりました。

万事休すで、もうパニックでした。日中は、暖かかったので、Tシャツに上着というかっこうで、パスポートも持たず、手持ちのお金は、ほんのわずかで、参りました。

日本を出て、まだ1ヶ月ほど、海外にもなれていませんし、ストックホルムに来て1週間くらいでしたし、英語も片言でしたから、まあ、一晩中歩いて、夜明けを待てばいいと思ったわけです。

照幸さんからは、スウェーデンは、いろいろと法律が厳しいから、気をつけるように言われていましたし、照幸さんに迷惑もかけられないからと、不審者と思われないように、大通りをひたすら歩きました。

ところが、北欧の冬は、夜が長いんですよね。歩いても歩いても、明るくなりません。それに、4月のはじめといえども、日没後は、寒さが、すごいんです。

歩くのをやめたら、凍死すると、マジ、心配になるほどの寒さでした。お腹も減ったけど、若かったから、我慢できました。

今はどうなのかわからないですが、当時は、お店の閉まるのも早かったですし、地下鉄も夜遅くまでは運行していませんでした。

だから、座って朝を待つ場所が見付かりませんでした。土地勘もありませんでしたし、街の詳しいこともわかっていませんでした。

あとになって考えれば、出来ることはあったと思うけど、知らない街に1人で、パニックで知恵も回りませんでした。

翌朝、無事に照幸さんに電話が出来て、部屋で休ませてもらいましたし、バッカじゃないのと、大笑いされましたが、今になれば、いい思い出です。


寒さの話

横浜から当時のソ連の客船でナホトカに向かったのが、3月3日でした。

ナホトカは、寒かった。可能な限りの防寒をしていましたが、それでも、足とお尻が寒かった。

次に寒かったのが、スウェーデンのストックホルム。4月のストックホルムは、日中こそ、寒さも和らいでいましたが、夜になると、寒かった。しっかり防寒をしてないと、身体の芯から震える寒さでした。

4月の17日に最後の雪が降った思い出もあります。

イギリスのロンドンも寒かった。イギリスの冬は雨が多く、雪が降らなくても、寒かった。

下宿の暖房は、小さな電気ストープ一つで、電気とガスは、コインを入れないと使えないタイプでした。

風呂に入っている途中で、温水器が止まり、冷水になった時の寒さは、地獄でした。

フィンランドでは、生まれて初めて、海が凍っているのを見たし、湖に張った氷の上を車で走る体験をしました。

1970年代の話で、今とは違うと思いますが、北欧は、ほとんどがセントラルヒーティングで、部屋の中に、ラジエターがあって、そこに温水が流れ、部屋を暖かくします。

かなり乾燥するので、常に、ラジエターの上に、濡れタオルなどを置いていました。

窓は、すべて二重ガラスですから、部屋の中は、Tシャツ1枚でも快適でした。

当時の日本は、暖房といえば、コタツか石油ストーブが主流で、屋内では快適とは言いがたかったので、さすが、北欧は進んでいると感心したものでした。

私の場合には、日本では温暖な地方で生まれ育ちましたが、すきま風が入り込む家で、本当に寒かった。

寝る時には、ネコ暖房でした。

世界の住宅「冬の室温」日本がワースト1位 / なんとベスト1位のロシアは24度

日本は、10度だそうですが、それは、暖房をしていないときとしているときとの平均のようです。だから、常時暖房をしている国は、平均温度が高いようです。

私が滞在していた頃の北欧では、地下室に、石油やガスや電気による大型のボイラーがあって、そこから、温水を各部屋にあるラジエターに送っていましたが、むき出しのラジエターが、高温なので、火傷などのリスクもあり、最近は、床暖房が増えているそうです。

ヨーロッパは、全体的に、湿気が少ないから、窓を閉め切っても問題ないですが、日本の夏には、湿気もあるから、家の構造も違います。

北欧の場合、冬は、表に洗濯物を出せないから、密閉された部屋にラジエターという乾燥室があって、そこに濡れた洗濯物を入れておけば、あっという間にパリッパリに乾燥していました。

当時から、全自動で、水温を調節できる洗濯機はありましたし、本当に、日本との差が大きかった時代でした。

空気が乾燥しているから、マイナス5度くらいでも、15分くらいなら、かなり薄着でも、外に出ても大丈夫でしたが、それを超えたらもうコートなしではダメでした。

一度、身体が冷えてしまうと、元に戻すのが大変なので、油断大敵です。

寒い国では、アルコール度の強いお酒を飲んで、カラダもセントラルヒーティングで、昼間っから酔っ払っているような人たちも目にしました。

日本のように酔っ払いに甘い社会ではないですから、表で寝てしまって凍死する人たちもいるのではないかと思います。

コペンハーゲンの冬に皿洗い用のエプロン姿で

2019年1月18日金曜日

英議会内でライダイハン問題集会

「ベトナム戦争に派遣された韓国軍兵士による現地女性への性的暴行などで生まれた「ライダイハン」と呼ばれる混血児の問題を追及する英民間団体「ライダイハンのための正義」は16日、英議会内で集会を開いた。

イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の性暴力を告発してノーベル平和賞を受賞したクルド民族少数派ヤジド教徒、ナディア・ムラド氏(25)は「性暴力に対して団結し、正義の実現まで行動を」と訴え、 韓国の戦争性犯罪である同問題への連携した取り組みを訴えた。 」

ライダイハンの「ライ」はベトナム語で「混血」を意味し、ダイハンは「大韓」のベトナム語読みです。

ベトナム戦争で、1965年から1972年にかけて韓国は「ベトナム行きのバスに乗り遅れるな」をスローガンに、ベトナム一般市民の犠牲を尻目に官民挙げてのベトナム特需に群がり三星、現代、韓進、大宇などの財閥が誕生した。

時期を同じくして、「日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約」を締結し、両国間の請求権の完全かつ最終的な解決と巨額の経済協力金を手にし、「漢江の奇跡」と呼ばれる経済発展を成し遂げました。

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3億ドル相当の生産物及び役務 無償(1965年)(当時1ドル=約360円)
2億ドル 円有償金(1965年)
3億ドル以上 民間借款(1965年)

計約11億ドルにものぼるものであった。なお、当時の韓国の国家予算は3.5億ドル、日本の外貨準備額は18億ドル程度であった。

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日本は戦犯国だとか、自分たちがあたかも、日本に戦争で勝ったようなことをいってみたり、日本との戦争で、多くの犠牲者を出したとか、事実ではないことを信じ込ませようとしてきています。

実際には、日本に併合され、朝鮮系日本人として、志願した兵隊さんもいたくらいで、日本と戦争などしていませんし、日本の敗戦後、何度も、自分たちは、戦勝国だと主張しても、連合国からは、相手にされなかった事実があります。

韓国は、朝鮮戦争や、韓国国内で起きた不幸な虐殺事件の犠牲者をあたかも日本との戦争による犠牲者と置き換えようとしてきています。

有名なのは、済州島四・三事件保導連盟事件があります。共産党党員などの赤狩りで、その時に、日本に密入国してきた在日も多いようです。

反日で、日本に対して、あることないこと批判してきている韓国ですが、他にも多くの韓国国民も知らない暗黒史があります。

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    1965年10月にベトナムに上陸した韓国軍は同年12月から翌1966年1月までにビンディン省プレアン村、キンタイ村などを掃討、九つの村には化学兵器を使用し、また同時期にプウエン省のタオ村で女性市民42人全員を殺害した。

    1966年1月11日から19日にかけて、ジェファーソン作戦の展開されたビンディン省で400人以上のベトナム人市民を、1月23日から2月26日にかけては同ビンディン省で韓国軍が市民1,200人を虐殺した(タイヴィン虐殺)。

    1966年2月にはベトナムビンディン省タイビン村で韓国軍猛虎部隊が住民65人を虐殺(タイビン村虐殺事件、さらに2月26日には同ビンディン省で住民380人を虐殺したゴダイの虐殺が発生する。韓国軍は女性137人、老人40人、子供76人を防空壕のなかへ押し込め、化学薬で殺害したり、目を潰したといわれる。

    1966年3月26日から28日にかけて韓国軍はビンディン省の数千の農家と寺院を炎上させ、老若とわず女性を集団強姦した。さらにブガツ省では3万5千人のベトナム人が「死の谷」で虐殺された。

  1968年2月12日にクアンナム省フォンニィ・フォンニャット村の村民79人を殺害(フォンニィ・フォンニャットの虐殺)、同2月25日には同省ハミ村で村民135人を虐殺する(ハミの虐殺)。

京郷新聞によれば、ベトナム戦争が終わって残された韓国人との子供は少なくとも3000人以上、2、3万人との推算もある。ベトナム人女性が韓国兵や会社員などと結婚し生まれた子どももいるとされるが、韓国兵による強姦によって生まれた子どもも多数存在し、国際問題となっている。

***

 こういった暗黒史から目をそむけさせるために、日本の慰安婦問題などで騒ぐわけです。

今回のレザー照射事件でも、よくわかりますが、とにかく、事実を隠したり、謝罪をしないための、嘘や屁理屈や、こじつけが多いです。

もちろん、日本と日本人は、日本が過去にした過ちを正当化するものではなく、過ちは過ちとして、謝罪し、二度と同じ過ちをしないようにしなければなりませんけどね。

ただ、正しくないことは、正しくないと、強く賢く主張しないと、世界中から誤解されてしまいます。



ドラマの話

新しい連続ドラマが始まっていますが、相変わらず、医師もの、刑事ものや裁判ものはほとんど見ていません。

例外的に見たのが、「グッドワイフ」でしたが、おもしろかったです。

常盤貴子さんが、このドラマでは、なかなかの美人に見えています。

小泉孝太郎、水原希子、滝藤賢一、博多華丸、賀来千香子、吉田鋼太郎、唐沢寿明など、共演者たちも素晴らしい。

「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」は、何となく見ています。

「人生が楽しくなる幸せの法則」 ちょうどいいブスから、タイトル変更のドラマだそうで、見ています。

「私のおじさん~WATAOJI~」 いつまで見るかわからないけど、見ています。

「デザイナー 渋井直人の休日」 ほのぼのドラマを光石研さんが、ほのぼのと演じています。

池松壮亮くんの演技と声がいいので、見ています。岡山天音くんを初めて見ましたが、なかなか魅力的でした。

岩松了の嫌味な大御所もよかったです。

黒木華、池田エライザ、山口紗弥加、内田理央、臼田あさ美、大森南朋、杉本哲太などが、続々と登場するようで楽しみです。

「ハケン占い師アタル」 杉咲花ちゃんが好きなので、見ています。



ドキュメンタリードラマ「BRIDGE」

1995年1月17日午前5時46分、6000人を超える犠牲者を出した阪神・淡路大震災をテーマにした関西テレビ60周年特別ドキュメンタリードラマ「BRIDGE」が放送されました。

あれから24年だそうです。タイのテレビニュースの映像を見て、驚きました。戦争を経験していない世代にとっては、日本で、あれほどの悲惨な状況を見たのは、初めてだったのではないかと思います。

脚本家の一色さんは、震災で壊滅的な被害にあったJR六甲道駅を当初2年かかると言われていた工事を、わずか74日間で復旧させた男たちを事実を基に描いたドラマにしてくれました。

実際に被災されたり、つらい思いをされた人たちにとっては、思い出したくない映像もあったのではないかと思います。

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による災害と福島第一原子力発電所事故による災害が、戦後最大の災害だったと思いますが、タイのテレビで映像を見て、言葉を失いました。

自然災害は、世界中で、毎日のように起きているわけですが、自分が、被災者になるかならないかで、大きな違いがあるように思います。

自分が、直接の被災者でなければ、どこか、第3者的な目で、見ているわけですが、実際に被災し、家族を失ったり、家などの財産を失った人たちであれば、自分のまわりのことしか、考えられない日々が続いたことでしょう。

心に大きな傷を負ってしまった人たちも多かったでしょうし、その後も、その傷が癒えないまま暮らしている人たちもいるはずです。

自然災害以外でも、いろいろな悲惨な事故が起きますが、人災というのもあって、もしかしたら、防げていたかもという場合もあります。

ドラマ「BRIDGE」の中でも描かれていましたが、過去の工事の「質」によって、破壊のされ方も違うし、復旧にかかる時間も変わってきます。

家なんかでもそうですが、見かけだけでなく、しっかり基礎から、丁寧にやっている家は、長持ちします。

手抜き工事などで、犠牲者が増えることもあります。

デザインに凝って、デザイン優先ですと、あとになって、問題が出る可能性もあります。

工業製品でも同じですね。日本人は、いいものをまじめに作るから、世界から評価されてきたわけですが、最近は、信じられないような、手抜きなどが起きてびっくりさせられます。

まじめといえば、ドイツです。ドイツの製品も、信頼できるわけですが、それは、彼らが、くそまじめで、頑固だからだと思います。

世界中で、信頼できる車を作れる国民は、限られています。ほとんどがゲルマン系の民族です。イタリアでもフランスでも、北部にはゲルマン系が多いですよね。イギリスもスウェーデンもゲルマン系です。

もちろん、ラテン民族にも、いいところはいっぱいありますが、個人的に、ラテン民族やアジアの人たちの作る精密機械は信用できないイメージを持っています。

アジアでは、日本だけが例外だったと思いますが、現在もそうなのかは、わからないです。

壊れないモノを作ってしまったら、会社はつぶれるという考え方もありますが、国のインフラや、命にかかわるものは、商売抜きで、壊れないものを目指して欲しいです。

地震や津波などを人間が防ぐことは出来ませんが、その被害を少しでも減らすことは出来ると思います。



2019年1月17日木曜日

麻酔は怖い

インターネットで、物事を簡単に調べることの出来る時代です。

先日の歯医者で起きた「死ぬかもしれない」体験について、調べてみました。

いろいろと調べた結果、局所麻酔による、いろいろな副作用によるようだとわかりました。


「麻酔の影響で体温の調節能力が一時的ににぶくなるため、寒気やふるえがきたり発熱が起こることがあります。しばらく温めればじょじょにおさまります。」


一番怖いのは、アレルギー反応ですが、その場合には、意識がなくなるとか、呼吸が苦しくなるなど、もっと、激しい症状になるようです。


「アレルギー性ショック症状の場合があります。(アナフィラキシーショック)この場合は、麻酔をした直後から激しい動悸や悪心、嘔吐、意識混濁などの症状が表れます。」



「緊張状態や、麻酔の針を刺された時の疼痛により、脳貧血を起こすことがあります。その症状として、悪心や吐気が起こることがあります。また、アドレナリンによる、血圧・心拍数の上昇により、悪心を起こすこともあります。」


私の場合には、麻酔を注射して、治療が終わった頃に症状が出ました。

最初は、とにかく、寒気と震えでした。それ以外には、意識もはっきりしていました。

少しよくなって、立ち上がって、会計を済ませようと少しだけ歩いたら、また、寒気がぶり返してきました。

そして、低血糖かと思って、砂糖をなめたり、クリニックが用意してくれた甘い飲み物を飲んでも、症状がよくなりませんでした。

もしかしたら、低血圧かと、以前、急激なアレルギーで血圧計で測定できないくらいに血圧が下がって、もう、「死んじゃうのかな」と思った経験もあったので、とりあえず、血圧計を借りて計ったら、低血圧ではなくて、チョー高血圧で、びっくりでした。


「局所麻酔の大部分には、血圧を上げる成分(血管収縮薬)が添加されています。血管収縮薬を加える目的は麻酔効果を強くし、作用時間を延ばすためです。歯科用局所麻酔薬に添加されている血管収縮薬の添加量は少ないため、健康な人にはほぼ無害と考えられています。」



「局所麻酔に使用される麻酔薬の種類はいくつかありますが、使用されることが多いものに「キシロカイン」と言う麻酔薬があります。
この麻酔薬には、麻酔成分(リドカイン塩酸塩)と、血管収縮剤(アドレナリン)が有効成分として含まれています。」


やはり素人ですから、素人診断は、的外れです。

血管が収縮すれば、出血は、減るでしょうけど、血圧は上がりますよね。

今までに、全身麻酔は、胃カメラで1回、胃カメラと大腸内視鏡検査の時に1回、計2回していますが、全く問題なく、寝起きもスッキリでした。

歯の治療では、歯根の治療時や抜歯など、今までに最低でも10回は、局所麻酔の経験がありますが、今までは、全く異常なく終わっています。

医師によって、使う麻酔薬が違う可能性はあると思うけど、いろいろなことが重なった可能性が高いと思います。

このところ、バンコクの大気汚染がひどいなか、歯医者まで地下鉄の駅から歩いたし、歯が痛くて、普段よりも食事量が少なかったし、自分ではわからない、原因もあったのでしょう。

とにかく、なんとか元気になれてよかったですが、体へのダメージは、あったはずで、気のせいもあるのでしょうけど、ずっとだるいです。

大気汚染で霞むバンコク中心街

2019年1月15日火曜日

死ぬかと思った

今までに死ぬかと思ったことは、何度かありますが、今日も、死ぬかと思いました。

治療中の歯が、朝食のパンで割れて痛み出したので、歯医者に行って、相談をしました。

2つに割れた歯の表側が、グラグラしているので、最低でも、その部分を抜かないとイケナイと思いますが、希望は、なんとか割れた二つの部分を接着して、クラウンをかぶせる治療です。

ダメなら、ぐらついていない裏側の部分を残すことですが、インプラントが好きなタイの歯医者ですから、全部抜いて、インプラントとか言われそうで不安でした。

ぐらついている方も、歯根まで割れているので、もう一方を残すことは、リスクがあるとのことでした。

とりあえず、グラグラしている方を抜いてもらうことにしました。

その前に、この間の治療で、唇が腫れて、ひどい痛みが1週間続いたことを説明しましたところ、もしかしたら、歯の割れ目の治療に使った薬品にアレルギー反応が出たのかもとのことでした。

もう一つの可能性は、別の歯医者さんの指摘のように、麻酔が効いているときに、間違って噛んだ可能性もあるとのことでした。

それで、他にも治療すべき歯があるので、そのうちの2本の治療をして、最期に、割れた歯のぐらついている方を抜きましょうと、治療がはじまりました。

麻酔を使わなくても、痛みのない治療で、無事治療が終わり、では、麻酔を打って、歯を抜きましょう。ちょっと痛いですが、我慢してくださいと、麻酔注射をホッペ側と歯茎にされたようです。

それで、割れた一方を抜いて、ギザギザで、舌とかホッペを傷つけないように、お手入れをして、歯根部分にも詰め物をしてふさいだようですが、その治療の時に、なんか、顎の部分が小刻みに震えだし、手が冷えてきて、そのうち、身体全体に震えが出てきました。

医者に、そのことを伝えたんですが、エアコンが効いているからでしょとか、取り合ってくれませんでした。

治療が終わって、やっぱり残りも抜いた方がいいとか説明をはじめましたが、私は、それどころではなくて、もう、寒くて、ガタガタ震えていました。

シベリアとかフィンランドの冬も経験していますが、もっと寒かったし、このまま死ぬのではないかといった不安が頭をよぎりました。

治療室を出て、待合室で、ブランケットを借りて、お白湯を飲んで、じっとしていたら、徐々に楽にはなってきましたが、それでも、寒さは、消えませんでした。

歯医者さんも心配して、何度も見に来てくれましたが、別に何をするでもなく、生きているのを確認して、また診察室に戻っていくような感じ。

30分くらいして、少し楽になったので、支払いのため、カウンターにいって、支払いを済ませ、また、椅子に座って、ブランケットを掛けて、じっとしていましたが、立ち上がって動いたのが悪かったのか、また、寒気がしてきました。

この手足が冷たくなって震える感じは、過去に経験した低血糖の症状ではないかと思ったので、あめ玉をなめて、お砂糖をなめたんですが、以前の低血糖の時には、15分くらいで、嘘のように元気になったのに、今日は、ダメでした。

このところ、歯が痛くて、満足に食事をしていないから、もしかして、食べる量が少ないのに、歩いて低血糖になったかと思ったのでしたが、そうではなかったようです。

尿意を感じてトイレに行って、次に頭に浮かんだのが低血圧で、血圧計を借りて計ったところ、な、なんと220-128という、低血圧だなんてとんでもなく、昨年日本帰国中に記録した最高値と同じような値が出ました。

ちなみに今朝は、朝食前で98-74でした。

予想外の高血圧で、高血圧でも、寒気がするのかなあとか、思いながら、腹式呼吸を続け、何度か計っていたら、10分くらいで、上が190くらいになってきて、下も、あとちょっとで100を切るという感じになり、その後、170-95とか普通の高血圧という感じになり、30分ほどで、157-88と、かなり下がりました。

それで、150-80になった時点で、帰宅することにしました。

一時は、ぶっ倒れて、もう病院へまっしぐらかと思っていましたが、なんとか、生きて帰宅できました。

今度は、残った部分の抜歯だそうですが、麻酔大丈夫かなあ?

麻酔は、今までに、歯の治療では何度も経験してきているし、大腸内視鏡検査の時は、全身麻酔でした。

昨年の抜歯も、麻酔を打ってもなんともなかったのに、実に不可解、不思議ですし、怖いです。




黒マスクと大気汚染の話

昨日からタイのテレビでは、大気汚染の話ばかりです。

PM2.5がすごくて、人体への影響がかなり危険だということです。

それで、N95規格のマスクが、手に入らない状況だそうです。タイ人は、流行に敏感ですから、話題になれば、あっという間に売り切れるし、値上げされることが多いです。

原因の60%がディーゼル車の排気ガスで、他には、工場からの煤煙やビル建設からのホコリなどが指摘されていましたが、タイは、ディーゼル車が多いですし、バスやトラックの排気ガスがすごいので、早く規制しないと、人間の住めない街になってしまうかもしれません。

子供やお年寄り、そして、妊婦や病気の人から、影響が出てくると思いますし、私のようなアレルギー持ちも、くしゃみは出るし、目がむず痒いですし、大変です。

大気汚染のサイト

普段、タイ人は、暑いこともあってか、あんまりマスクをしませんが、最近、いろいろな人たちが、黒マスクをしているので、なぜだろうかと思って、以前調べてみたら、Kポップスの影響なんだそうです。

日本の芸能人も黒マスクをしている人がいますが、今までは、日本人の美意識からすると、黒いマスクは、衛生上、あまり相応しくないと、そんなに流行らなかったのですが、韓流の影響で、最近は、かなり増えているとか。

訪日外国人にも黒マスクが多いそうです。

韓国は、日本で過去に流行ったもので、最近は話題になっていないものを、あたかも、韓国のもののようにして売り出すのが得意です。

常夏の国で、黒マスクは、暑そうだし、不衛生そうだし、どう考えても、ミスマッチだと思うのですが、流行というのは、そんなことは関係ないわけです。

もっと多くの人たちが、黒マスクをし出したら、ギャングの行進みたいで、薄気味悪いのではないかと思っちゃいますが、どうでしょう?

ちなみに、私も、昨年、話題になる前に、黒マスクは買っていますが、普段使うときは、やっぱり白か、薄いブルーです。



サッカー アジア大会 タイの場合 その2

グループリーグ第1戦で、インドに0-4と大敗し、監督が解雇され、タイは、もうダメだろうと思ったのですが、第2試合で、Jリーグでも活躍している、チャナティップ・ソングラシンの素晴らしいゴールで、バーレーンを破り、ベスト16に望みをつなぎました。

昨日は、ベスト16をかけ、UAEと戦いました。UEAといえば、以前、日本の監督を務めて、親日家としても有名なザッケローニ監督が率いているチームです。

タイは、UAEに先取点を取られ、非常に苦しい戦いでしたが、UAEの慢心もあってか、なんとか同点に追いつき、試合を終え、なんとAグループ2位でベスト16チーム進出を決めました。

1972年以来の快挙です。

ちなみにAグループ1位は、UAEです。

インドは、残念ながら予選リーグ敗退になりました。

アジアのチームは、どこも強くなってきているから、日本は、簡単には勝てないと思います。特に中東のチームは、カウンター攻撃が、強力で、手強いです。



2019年1月14日月曜日

新しい王様

ドラマ「新しい王様 」が、おもしろい。

最近、個人的に時々考える陰陽とか、清濁とか、表裏とか、人生の中で大きな問題、お金に関するドラマです。

“カネ”や“モノ”へ正反対の価値観を持つアキバ(藤原竜也)とエッチュー(香川照之)が、おもしろい。

IT社長とか投資家とかが、もう、古くさいおじさんたちとなっているわけです。

アキバくんが、毎回最後の方で、彼の持論をまくし立てるのがいいですね。

「自分の内面に付加価値を付けろ」「君たちは、顔も知らない人の情報を鵜呑みにするのか?」「ネットもテレビも信用するな」「自分の頭で考えろ」「どんな金持ちで、明日死ぬかもしれない」

いいですね。脚本・演出は、山口雅俊さんです。

第3話で、パンケーキの話題が出てきましたが、パンケーキの話題から、今は、もう、世代によっては、全く知られていない、トラが、椰子の木のまわりをぐるぐる回って、バターになる話が出てきました。

昔、多くの子供たちが、母親などから読んでもらった、「ちびくろサンボ」の話なんですが、この話、本当の舞台は、インドなんですが、アメリカ人が、舞台をアフリカにしちゃったんだそうです。

そういえば、コロンブスも、米国大陸をインド大陸だと思ったという話もあって、先住民族をアメリカンインディアンと名付けちゃったようです。

それで、挿絵なんかが、インド人からアフリカ人に変わり、戦後になって、黒人差別だといって、発禁や自主的な販売中止になり、その後の子供たちは、知らない話になっているようです。

第4話では、「不老不死」の話で、昔から、権力者やお金持ちの夢なんですが、いつまでも若くありたいにもいろいろとあるわけで、見かけだけ若いのか、毎日朝立ちするほど若いのか、思考が若いのかなど、いろいろとあるし、長生きにしても、ただ息をしているだけの長生きもあれば、死ぬまで健康な長生きもあるわけです。

パンケーキといえば、「パンケーキ食べたい」の夢屋まさるが、ブレークしてきていますね。



AIアシスタントの話

世の中、なんでもAIの時代のようですが、別にたいしたことでもないわけです。

個人情報などを集めて、その傾向をコンピューターが判断して答えを出すということで、そのコンピューターに入力するデータが、正しいというのが原則で、もしも間違っていたら、全く意味を失ってしまいます。

データを基にしてマニュアル化して、それをコンピューターが管理するわけで、まあ、例えるのなら、グーグルなどの検索機能や地図機能など、文字や画像や映像などの情報から、答えを導き出します。

自動運転とか、AIアシスタントが、話題になっていますが、自動運転も、運転アシストくらいが、一番いいのではないかと思う。全自動になったら、やっぱり危険でしょう。

だって、自然災害もあるし、停電や電波障害で、もうアウトです。想定外の事態の恐ろしさは、原発事故で、身にしみているはずですが、もう忘れていたり、無視している人がいるってことが信じられません。

AIアシスタントは、スマホなどの音声認識で、検索して答えを出し、音声や映像で教えてくれるというものですが、両手がふさがっている場合以外は、たいして意味があることでもないですよね。

パソコンやスマホがあれば出来ることがほとんどです。

今まででも普通にやっていたことを、なんかもったいぶって、カタカナやローマ字にして、何か特別なことのように思わせるのは、最近の流行りです。

ITや機械が苦手な人たちは、騙されやすいです。

単純な思考や作業は、機械やAIに取って替わられるのは、間違いないですが、機械やAIの出来ないこともあるわけで、その分野こそが、IT世代の苦手なところだと思いますね。

IT至上主義みたいに、ITが得意な人たちが、苦手な人たちをバカにする傾向がありますが、実に滑稽で、ITに一番必要なのが、人生経験や幅広い知識のはずです。

ついに自転車にもAlexaが搭載される

今まででも、自転車に、走行速度や走行距離を測る装置を取り付けている人はいっぱいいるし、スマホを固定する装置もあるわけで、それを自転車に組み込んだだけです。

心拍を計る器具も便利で、今は、リストバンドに取り入れられていますね。

一体化すれば便利な面もあるけど、故障したりしたら、面倒ですね。

ノートパソコンとデスクトップの違いみたいなもので、デスクトップなら、壊れたパーツを換えて使い続けられます。

今は、目新しいモノを作って、データを集めることが目的であることが多いと思います。

自転車に乗っている人たちのもっているデータを集めれば、新しい自転車の開発だけでなく、いろいろな利用価値もあるでしょう。

それ以外には、目新しいだけで、たいした意味はないような気がします。

目新しいといえば、折りたたみ式のスマホとか、丸めてディスプレイをしまっておくテレビとかも、意味がわかりませんね。そこまでする意味があるのか、そして、価格が、その機能によって得られるメリットに相当するのかってことです。

美味しいものには、身体に悪いものが多いですし、便利なものも、人間にとって危険なものも多いです。

テレビタックルで、AIについて、IT専門家と、おじいさんたちの意見交換が、おもしろかった。

それにしても、たけしの滑舌の悪さは、致命的で、MCは、無理だと思う。もう、才能を生かせる裏方になった方がいいと思うけどなあ。


2019年1月13日日曜日

モンローが死んだ日

わたし自身がパニック障害経験者なので、「モンローが死んだ日」を興味深く見ました。

すっぴんでも気品ある美女の鈴木京香さん演じる鏡子と、歳をとってもハンサムボーイの草刈正雄さん演じる高橋医師の恋愛ドラマのようです。

1話では、パニック障害に苦しむ鏡子が、友人のススメで精神科医の所に相談に行くわけですが、その2人の様子が、本当に経験者から見ても、自然な診察風景というか、医師が、苦しんでいる患者の話を真剣に聞く姿がよかったです。

お薬についても、納得でした。

1話では、何か、つらい過去がありそうな医師については、まだ謎のままで、これからが楽しみです。

パニック障害にもいろいろなケースがあると思うけど、一般的には、自分が、パニック障害だと自覚し、専門医にそれを相談することで、もう、かなりの回復が望める場合もあるようです。

自分の悩んでいることを聞いてもらうだけで。

真剣に話を聞いてもらう医師が、ハンサムで、優しかったら、そりゃあ、恋心を抱いちゃうでしょう。

1962年にマリリン・モンローが自宅で死んでいるのが発見され、警察は睡眠薬の飲み過ぎによる事故死と発表しましたが、自殺や他殺の可能性も噂されました。

彼女には、信頼する精神科医もいたそうで、そのへんが、このドラマのアイディアになったようです。


マリリンモンローが大好きで、20年前のデスクトップは、これがウォールペーパーでした。


ZOZO前澤社長

剛力彩芽さんの話題にしても、宇宙旅行の話にしても、1億円プレゼント企画にしても、非常に話題作りが上手な人ですね。

出川哲朗、田中裕二(爆笑問題)、岡村隆史(ナインティナイン)が、“スモール3”を結成して、前澤社長と食事をしたり、豪邸を案内してもらったり、ゴルフをしたりしている番組を見ましたが、気さくでいい感じの人に見えました。

もちろん、あれだけの会社を経営している人なんですから、相当なやり手だろうし、敵もいるのではないかと思うけど、1億円プレゼント企画は、いい企画だと思いますね。

今日も、フォロワーからの声に反応し臓器移植の子どもを応援することを約束したようですが、成功して、お金持ちになった人には、社会のために、利益を還元する義務を負っていると思います。

それをせず、自分の私利私欲で金儲けだけに走っている人たちは、軽蔑されるべき人だと思いますね。

助けを必要としている人たちは多く、中には、嘘を言っている人たちもいると思うから、応援するときには、しっかりと調査は必要だと思います。

最終的には、自分の価値観と判断で決めますで、いいと思いますけどね。

つまらないスキャンダルだけは起こさないで欲しいです。

ワイドなショーの松本くんは、1億円プレゼント企画を金で遊んでいるとか、話題作りの宣伝だと決めつけて、批判しているようでしたが、彼なんか、社会や困っている人たちのために、自分の金を使っているのかな?

彼も、完全に賞味期限が切れているのではないかと思います。

社会のため、困っている人たちのために大金持ちが金を使うのであれば、話題作りであったとしても、「けっこう毛だらけ、ネコ灰だらけ」でしょう。

それはそうと、朝食のトーストで、歯が割れてしまったようで、痛みが出てきてしまいました。

本当に歯には、苦しめられています。

この間の口内炎と思われる痛みに関しては、歯医者さんから、麻酔が効いているときに、食事をして、唇を噛むなど、傷をつけて腫れたのではないかと思うとのことでした。

今は、もう90%以上よくなっていますが、今度の治療で、また、問題が起きないことを祈るだけです。


2019年1月12日土曜日

台風とサイクロン

毎年日本に上陸して、大きな災害をもたらす台風ですが、台風の定義としては、北西太平洋に存在する熱帯低気圧のうち、低気圧域内の最大風速が約17m/s(34ノット、風力8)以上にまで発達したものを指す呼称なんだそうです。

我々が、知っていることとしては、日本など東アジアに来るのが台風で、インド洋にあるのがサイクロン、南北アメリカにあるのが、ハリケーンといった分類ですよね。

厳密には、北西太平洋の「東経100度線から180度経線までの北半球」に中心が存在するものが台風で、海域としては北太平洋西部(北西太平洋)およびその付属海である南シナ海、東シナ海、フィリピン海、日本海などにあたり、陸域としては東アジア、東南アジア、ミクロネシアのそれぞれ一部が含まれるとのこと。

同じ最大風速が17.2m/s以上の熱帯低気圧のうち、北インド洋と南太平洋にあるものは「サイクロン」と呼ばれるそうです。

北大西洋と北東太平洋の熱帯低気圧のうち最大風速が32.7m/s以上のものは「ハリケーン」と呼ばれるそうで、最大風速が、台風やサイクロンの約2倍と大型です。

新年早々に発生した台風1号が、強い東風によって、北上ではなくて、どんどん西に向かって進み、マレー半島に接近し、東経100度線を西に越えて「サイクロン」BABUKとなり、大きな被害を出しました。

ここで、はじめて知ったのですが、東経100度を超えて西側でサイクロンといわれ、東経100度の東側では、国際的に気象庁が監視を担当しているのだそうですが、東経100度の西側では、日本に代わって、インドが観察を行うのだそうです。

ですから、ちょうど、日本の観測とインドの観測の境目で、もしかしたら、そのへんの連携がどうなったのかに興味が湧きます。

東からの強風と台風の西への動きが相乗効果となって、かなりの高潮被害が出たそうです。

こんなの初めてと、多くの人たちが言っていました。

塩害の被害も、そのうち出てくるのではないかと心配です。

過去には、台風がハリケーンになって、それから再び台風になったケースもあったそうです。

世界の海が暖かくなっているそうで、水蒸気の量もすごいでしょうから、今年も、大型台風や、大型サイクロン、大型ハリケーンの被害が出そうですが、お手柔らかに願いたいものです。


フルーツ宅配便

ドラマ「フルーツ宅配便」は、デリへルが舞台です。

いろいろな問題を抱えた女性たちが、風俗で働くわけですが、それを、濱田岳演じる咲田真一を通して物語が進みます。

咲田真一は東京で勤めていた会社が倒産、仕方なく地方都市の故郷へ戻ってきて、なじみのラーメン屋で昔なじみのミスジと再会、仕事を手伝うように勧められ、ミスジがオーナーを務めるデリヘル「フルーツ宅配便」の雇われ店長になるわけです。

不幸を抱える女性の物語は、多くの男性の好物だと思います。

第1話では、夫の暴力で顔に怪我を負い、離婚した夫の借金を抱える女性がメインなんですが、メチャクチャ重いテーマでも、なんか、物語のテンポもいいし、演者たちの実力もあってか、この先どうなるのかな?と、ドラマを楽しめます。

内山理名さん演じる「ゆず」さんが、魅力です。娘の律子を演じる子役も可愛いです。

オープニング曲をEGO-WRAPPIN’が歌ってます。相変わらずデカダンスで、いいですね。

エンディングは、フォークの高田渡の息子さん、高田漣さんが書き下ろした「ソレイユ」を超特急が歌っているのだそうです。フランス語で太陽の意味する「ソレイユ」ですから、重いテーマを吹き飛ばす、明るい曲です。

サンシャインとムーンライトの陽と陰ですね。

濱田くんの優しさも、重い現実の前には無力でしたが、これからどうなっていくのかな?

仲里依紗さんも、楽しみです。


日本文化の話 その2

マルコ・ポーロの時代は、黄金の国といわれていた日本ですが、戦後は、サクラ・フジヤマ・ゲイシャとなり、今は、アニメとコスプレでしょうか。

かって、日本の文化といえば、浮世絵であり、盆栽であり、茶道や華道、そして、各種の武道でしょうか。

カラオケとかソープランドなども世界に広まりました。

世の中には、表と裏、本音と建て前があるわけで、それを上手に使い分けるのが、大人であり、粋なわけです。

大衆文化(大衆娯楽)というのは、日本らしい文化ともいえると思う。

最近、週刊SPA!が「ヤレる子女大学生」ランキングを掲載して批判殺到なんだそうです。

最近、廃刊になる雑誌が、どんどん増えているわけで、どこも、ネットに押されて、文字離れしている現実から、必死で、なんとかしたいと、企画を練っている姿が目に浮かびます。

炎上商法というのもあるわけですが、話題になって、読んでもらえればいいというのも、私は、雑誌に関しては、ありではないかと思います。

読みたい人が読み、読みたくない人は、読まなければいいわけですし、内容に頭にきた人は、批判すればいいわけです。

エロ路線でも、子供や望まない人が目にしないように、成人向けにしたり、袋とじにしたり、いろいろな知恵を絞って、なんとか、雑誌を売ろうとしているわけです。

日本の芸術や娯楽には、エロ路線が昔からあるわけで、それが、洗練されてくれば、世界に誇れるものになる可能性があります。

今のアニメや漫画にしても、ある程度のエロは、必要不可欠でしょう。

あんまりまじめというか、遊び心やスケベ心のない社会は、息苦しいと思います。

女性軽視という見方もあるでしょうけどが、そう見えても、実は、男性が、女性の手のひらで遊ばれているという見方もあるわけです。

街で見かける女性は、美容整形や化粧で、美しいし、短いスカートや短パンで、セクシーな太ももを見せ、おっぱいを強調している女性も少なくないです。なんとか、男に言い寄られたいと無意識かもしれませんが、思っているようにも見えます。

そんなことはない、と反論するような女性もいるでしょうけど。

「ヤレる女子大学生」ランキングとかいっても、ダレでもすぐにやれるわけもなく、本当にすぐにやれるのは、それなりに魅力的な男性でしょうし、最終的に、やらせるかどうかの主導権は、女性が握っているはずです。

薬をもる方法とかの特集なら大問題ですが。

要するに、犯罪かどうかの境界をはっきりさせればいいと思うし、犯罪ではないのなら、そんなに青筋立てて怒るようなことでもないと思います。

大学は、雑誌に抗議するのではなく、自分の所の学生に、つまらない男にやらせないで、いい男を捕まえろと、教えていった方がいいわけです。

見方を変えれば、ランキング入りした大学の女子大生は、誘われる機会も増すわけで、選択の幅が広がります。

一部の報道ですと、叩いているのは、ライバルの雑誌などだという話もあります。

書いてあることが、嘘かほんとかわからないような男性向けの雑誌に対して、マジになって噛みつくのは、とてもかっこわるいと思いますね。

それから、志村けんの「バカ殿」で水着姿の女性の肉布団が、どうのこうのという批判もあがっているそうですが、まあ、放送時間に関しては、いろいろな意見もあると思うけど、内容は、これまた、青筋立てて騒ぐようなことではないでしょう。

最近のテレビも、見る人が減っているんだから、もっと攻めていいんじゃないかと思う。

ネットでは、乳首どころか、あそこまで丸見えが現実なんですからね。水着の肉布団はOKでしょう。まして、時代背景は江戸時代のコントですからね。

もちろん、子供が見る事が出来るテレビ放送は、それなりのルールも必要だと思うけど、ルールの範囲内なら、倫理委員会を恐れすぎて萎縮することはないと思う。

落語とか、大衆演劇とか、お座敷芸とかのように、庶民の娯楽は、法律の範囲内であれば、自由奔放でいいと思います。

NHKのネーミングバラエティー「日本人のおなまえっ!」でやっていましたが、日本人は、ギャグやダジャレが大好きで、室町時代にも記録が残っているそうですし、織田信長など、戦国大名の時代にも、ダジャレが多かったそうです。

要するに、言葉をはじめ、いろいろなことに遊び心を持っているのが日本人で、そこから、いろいろな文化も生まれてきたんだと思います。

浮世絵だって、春画だから、広まっていったとも言えるようですからね。

まあ、現在の日本のAVは、世界的に人気ですが、その影響で、日本女性の人気は上がっているもの、いろいろな誤解を生み、性犯罪に巻き込まれる日本女性もいるわけですから、女性にたししての性教育は、もっともっと必要だと思います。

日本以上に海外では、女性のカラダ目当ての男性が多いですからね。

外国の女性は、女性1人で海外旅行などいかないですし、夜間の一人歩きもしないですし、危険なところには近寄りません。

世の中には、表と裏があって、それぞれに、いいところと悪いところもあるわけです。

裏社会とか、裏技とか、風俗とか、わざわざ、裏にあるものを表に引っ張り出すようなことはせず、清らかに生きたい人は、汚れたものには近付かず、世の中には、いろいろな価値観があることを理解して、共存して楽しく暮らしたいものです。


日本文化の話 その1

日本は、古代から、中国などから、いろいろなものを取り入れて、独自に進化させてきました。

欧米から、いろいろなものを取り入れてからでも、それを改良し、進化させ、本家よりもいいものはたくさんあります。

中国は、愚かにも、文化大革命の時に、古い書物を燃やすという愚かなことを行ってしまいましたので、現在は、中国よりも日本に、中国の古い本がたくさん残っているという皮肉な話もあります。

昔は、人びとの知恵を後世に残すのは、書物でした。日本は、源氏物語の時代から、活字に親しむ人びとも多く、そのおかげもあって、新しい知識が入ってきても、それを活字化して、多くの人が学ぶことが出来ました。

日本人は、長い間、世界で一番活字を読む人が多い国の一つだったのではないかと思います。満員電車の中でも、新聞や文庫本を読む人でいっぱいでした。

活字は、一度印刷されると、それは、紙が朽ちるまで、活字の色が褪せるまで、内容は変わりません。

本は、改訂版が出れば、内容が多少は変わりますが、自分の持っている本の内容までは変わりません。

テレビが普及して、みんながテレビを見る時代には、「1億総白痴化」と言われました。

確かに、テレビばかり見ていると、想像力や思考力を低下させてしまうことはあると思います。

3S政策を日本を占領したGHQがやったという説があります。

3Sというのは、Screen(スクリーン=映画)、Sport(スポーツ=プロスポーツ)、Sex(セックス=性産業)のことで、人びとの好奇心を政治や特定の国への批判に向けさせないようにする愚民政策とする説です。

現在の社会を見ていると、確かに言えている部分もあるように見えます。若い世代は、アメリカの悪いところばかり真似しているようにも見えます。

今は、テレビよりも、ネットという若者も多いわけですが、やっていることや興味を持っていることを見ると、「白痴化」はある程度の結果を出していると思われます。

テレビやラジオや新聞は、一方的に情報が入ってくるけど、ネットは、自分からも発信が出来ると言われています。

確かに、今までと比べると、一つのニュースに対するいろいろな意見を知ることができます。

でも、嘘もあるし、意外と、影響力を持つ人たちの考えに染まりやすいということもあると思います。

自分自信の考えがあるとか、自分に嘘を見抜く力があるとか、そうしたことが重要だと思うわけですが、それを鍛えるには、やはり、子供の頃から本を読んだり、いろいろな経験を積むことが大切で、疑似体験をバーチャルの世界で積み重ねてることも、無意味とは思いませんが、実体験の方がいいと思いますね。

何が言いたいかと言えば、日本人が、文字を読むことを捨てることは、大きな損失だと思うのです。

日本は、寺子屋などが古くからあり、読み書きそろばんを習っていました。

朝鮮はハングルを庶民に普及させなかった時代が長く続き、明治の時代までには、日本と大きな差がついてしまったわけですが、日本の統治下で、日本が、ハングルを多くの学校を建設し普及させてから、一挙に知識レベルや生活レベルが上がったわけです。

ネットや漫画やアニメもいいけど、若いときにはもう少し、小説やノンフィクションを読むとか、ネットでも、映像ばかりではなくて、文字を読むことを増やした方がいいと思うわけです。

そうすると、世の中には、いろいろな考え方や文化があることを知ることができるし、自分で考える力がついて、騙されにくくなると思います。

世界には、悪党や嘘つきがいっぱいいるのが、現実です。



2019年1月9日水曜日

その後の話

タイで身柄を拘束されていたサウジアラビアの18歳の少女ですが、国連機関の働きかけで、希望通りにオーストラリアへ行くことになったようです。

タイとサウジアラビアとの関係には、深い因縁があって、かって、サウジの王室の下働きに行っていたタイ人が、王室の宝石類を盗み、タイに帰国したあと、それを売りさばき、足がつきました。

でも、話は、そこから、とんでもないことになっていきました。押収された宝石類は、サウジアラビア政府に返されたのですが、な、なんと、その宝石類のほとんどが、ニセモノにすり替わっていたんだそうです。

それに、タイの警察や、政府高官などが関係しているのではないかと、大騒ぎになりました。

一番高価だと言われていた、ブルーダイアモンドの首飾りも、行方不明になっています。

その首飾りを、高貴なご婦人が身につけている写真が出回ったとかいった話までありました。

その後、その調査のためにタイに来ていたサウジの外交官3名が、射殺された事件も起きています。

1980年代には、中東に出稼ぎに行くタイ人が多かったのですが、この事件後は、タイ人は、サウジに出稼ぎに行けなくなっています。

今回の事件では、サウジの役人が、空港で、トランジット中のサウジの18歳の少女のパスポートを没収し、タイのイミグレーションに身柄を渡して、今まさにクウェートに送還されるときに、問題が発覚しています。

タイの警察は、サウジとの関係修復をしたいわけですが、国連の機関が介入したのでは、どうしようもなかったようです。

今回の事件では、サウジの女性の自由について、いろいろな意見も出ているわけですが、イスラム教徒は、原則的に異教徒との結婚を認めないそうです。

異教徒の方が、イスラム教に改宗することが多いようです。

タイのお隣マレーシアでは、王様が、突然、退位を発表したそうです。

噂では、ムハマド5世国王は、元ミスモスクワのロジア人美女との恋愛を貫くために退位をしたといわれています。

王冠をかけた恋といえば、有名なイギリス国王エドワード8世とアメリカ人既婚女性ウォリス・シンプソンとのロマンスもありました。

イギリスは、元はカソリックの国でしたが、ヘンリー8世が、カソリックが離婚を認めないからと、カソリックから離れ、イギリス国教会を作った歴史もあって、カソリックの国々からは、軽蔑されているそうです。

ちなみに、マレーシアは、13の州があるのですが、その中で王様がいる9つの州があって、その9名の国王たちから、5年ごとにマレーシアの国王が選ばれるシステムになっているのだそうです。

マレーシアにも中国系が多いのですが、マレーシアは、中国系に対して、平等ではない制度があります。

その後の話といえば、私の口内炎は、ほぼ全治しています。

以前、背中に回らなかった左腕も、今では右腕と同じようにある程度回るようにになりました。

親指と人差し指に起きたばね指も、いつの間にか、治ってしまっています。

人間の身体には、時に、すごい自然治癒力も備わっているんだなあと思う、今日この頃です。



2019年1月7日月曜日

Rahaf Mohammed al-Qanoonさん 18歳

サウジアラビアの18の少女Rahaf Mohammed al-Qanoonさんが、バンコクのホテルに閉じこもっているそうです。

彼女は、サウジアラビアの実家で、家族から監禁され、暴行されていたので、家出をしてクウェートに逃げ、そこまでも家族が探し出してきたので、今度は、オーストラリアに亡命しようと、クウェートからバンコクに飛行機に乗ってやってきました。

ところが、タイのビザを持っていないし、タイから出国する航空券も所持していないし、ホテルの予約バウチャーも持っていないので、タイのイミグレーションは、彼女の入国を拒否し、空港近くのホテルに留め、クウェートに送り返そうとしているのだそうです。

すると、Rahaf Mohammed al-Qanoonさんは、自分の部屋のドアに、机などでバリケードを作って、籠もり、自分は、サウジアラビアに戻ったら、家族に殺されるので、是非オーストラリアに亡命させて欲しいと訴えているんだそうです。

未確認情報では、彼女は、家族に無理矢理家族の選んだ男性と結婚をさせようとしたことから、彼女は、長い黒髪をバッサリと切って抗議し、そこから、家族との対立がはじまり、家族の言いなりにならないのなら、殺すとまで脅されているとか。

18歳の少女が、このような行動に出た裏には、もしかしたら、好きな恋人がいるのかもしれないですし、その男性などのツテで、亡命を考えたのかもしれません。

それとも、自分1人で、SNSなどで、いろいろと調べたのかな?

Human Rights Watchは、タイ政府に対して、彼女をクウェートに送還しないで、救済するように要請しているそうです。


サッカー アジア大会 タイの場合

AFCアジアカップUAE2019 が、はじまっていますが、さっそく番狂わせでした。

前回王者オーストラリアが、最初の試合で、まさかの敗北でした。オーストラリアに勝ったのは、ヨルダンでした。

最近は、各国のレベルも上がってきていて、過去の実績では計れないような、どこが勝ってもおかしくない団子状態のようです。

オーストラリアの敗北の影で、タイも、インドに1-4と大敗しています。

FIFAランキングを見ると、オーストラリアは41位、インドは97位、ヨルダンは109位、タイは118位で、日本は、50位となっています。

タイは、最近強くなってきていて、日本のJリーグでがんばっているタイ選手も3名います。

インドの試合を見たことはないですが、なんといっても人口の多い国ですし、かなり強くなってきているのかもしれません。

タイは、2017年4月、タイのサッカー界のスーパースターKiatisuk Senamuangの監督辞任後、セルビア人のMilovan Rajevacをヘッドコーチに任命して強化を図ってきましたが、期待した成績が上がらず、今回の屈辱的な敗北で、今朝、解任が発表されています。

後任には、 タイ人のSirisak Yodyardthaiが、臨時監督となっているようです。

スーパースターKiatisuk 監督が辞めるときにも、いろいろと言われましたが、当時から今まで、サッカー協会の親分をしている、Somyot Poompanmoung警察大将の評判が、あんまりよくなくて、Kiatisuk 監督復帰待望の声が大きくなってきています。

ソムヨット警察大将には、いろいろと黒い噂もあって、巨大ソープランドのオーナーから、あやしい融資を受けていたのではないかとか、一時、テレビでも毎日報道されていましたが、タイの権力者は、ふてぶてしいので、いつの間にか、ニュースにならなくなってしまいました。

タイは、この先、バーレーンとUAEとの試合を残していますが、勝利は難しそうで、グループステージ敗退になりそうですが、奇跡を起こして欲しいです。

日本の試合は、明後日です。気を緩めることなく、一戦一戦、勝ち進んで欲しいです。


2019年1月6日日曜日

振り子の話

トランプがなぜ大統領になったのかといえば、それは、オバマ政権が失敗だったと考えるアメリカ人が多かったからだと思います。

バラマキのポピュリズムは、魅力的な麻薬で、中毒しますが、その結果、いたるところで問題が起き、解決できなくなってしまうわけです。

八方美人は、いつか、ダレからも相手にされなくなってしまいます。

日本でも、安倍政権に対する批判が多いですし、世の中が、保守に傾いてきているといわれます。

なぜかと考えれば、民主党政権時代に、期待した割りに、ひどい政権だったという失望感が大きいと思います。

自民党もひどかったけど、民主党は、もっとひどかったと思った人が多いから、結局、選挙では自民党が勝利し続けているのだと思いますね。

平和を求めるとか、民主主義とか、バラマキとか、そんな理想など、与党でも野党でも、ダレでもいえることですし、じゃあ、実際に自分たちが政権に就いたときに、何が出来るのかというのが問題なわけです。

選挙で勝てそう、耳障りのいいことだけ言ったり、与党の批判だけでは、政権をとっても何も出来ないということです。

日本人は、振り子のように、左右に大きく振れる民族だともいわれています。

戦争前と戦争あとでは、同じ国だとは思えないくらいに価値観も変わりました。

鬼畜英米から、カモン・ベイビー・アメリカのグローバリズムです。欲しがりません勝つまではから、ブクブクと欲望の肥大化です。

行きすぎたら、今度は、反対に振れますし、大きく振れてしまう可能性もあります。

自国第一主義ですし、断捨離、ダイエットブームです。

左翼的な思想が行きすぎたら、右翼的な思想に振れるわけです。

あまりにも行きすぎた敗戦コンプレックスや自虐的な歴史観が強すぎたので、今、日本称賛とか、憲法改正とかになってきているような気がします。

反日の国々に、言いたい放題言われっぱなしだったわけで、もう我慢も限界という感じもあるでしょうね。

インターネットの普及で、メディアの一方的な考え方の押しつけに対しての反論も、簡単に手に入るようになり、フェイクニュースのような嘘もばれてしまってきています。

朝日新聞の嘘で、慰安婦問題は拗れてしまい、日本は大きな損失です。

テレビのニュースや報道番組が、あまりにも左に偏ってきていたと思いますね。

中国や韓国の方が日本より重要だと考えているんじゃないかと思うくらいの報道もありました。政治家や役人にも、反日ではないかと思われる人たちもいるようです。

そういったやり方で、一時的に日本人を騙せても、まるで、戦前の新聞社や大本営のようなもので、いつかはばれるわけです。そして、反対方向に大きく振れていきます。

報道番組には、必ず、相反する人たちをバランスよく配するべきで、偏ることはダメだと思います。偏ったら、必ず反動が起きます。

昔からよく言われるのは、政治の話やスポーツの贔屓の話、そして、宗教の話をすると、友人を失うし、ネットでは炎上するといわれますが、今年は、今まで以上に、あえて、政治・スポーツ・宗教の話題を書こうかと思っています。


2019年1月5日土曜日

お薬と肝臓・腎臓

「毒をもって毒を制する」のが、お薬の基本ともいえます。病気を治すお薬には、副作用もついてきます。

生活習慣病など、歳をとってくると、お薬のお世話になる機会も増えるわけですが、薬の飲み過ぎは、肝臓や腎臓に悪影響を及ぼすこともあるので、注意が必要です。

風邪薬を飲み過ぎると、肝臓がやられるとか、お薬ではないですが、アルコールが肝臓を痛めつけることはよく知られています。アル中は、脳も冒しますから、恐ろしいです。

腎臓に悪影響を与えるので有名なのは、抗生物質や非ステロイド系抗炎症薬などです。

歳をとると、健康のありがたみがよくわかり、身体によくないことをしてはイケナイと思うわけですが、若いときには、好奇心から、いろいろと身体に悪い事をしてみたり、身体に悪いと気が付かないでやっていることもあるわけです。

ジンバブエの若者の間で咳止めシロップ中毒が大発生中。コデインを含む咳止めシロップには幻覚作用があり何もすることがなく鬱屈した日々を送る若者をハイにさせストレスを一時忘れさせるという。”

昔から、睡眠薬とか咳止めとか筋肉弛緩剤とか解熱剤を飲んでラリる若者たちがいました。ハイミナールとか、ソーマニールとか、アネトンとか、いったい誰が最初に見つけたんだろうかと思うわけです。

最近では、ブロン中毒とか。今は、インターネットで、ダレにも簡単に薬の成分とか検索出来ちゃうから、そのへんも危険といえば危険です。

好奇心からはじめても、中毒したら、地獄へまっしぐらです。中毒して肝臓や腎臓がやられたら、最終的には廃人でしょう。

お薬には、いろいろな薬物が入っているから、ラリるための薬物以外も大量に摂取しちゃうわけで、そちらの副作用もあります。

咳止めシロップなんか、ものすごく甘いから、大量に飲んだら糖尿病になっちゃうかもね。砂糖も一種の麻薬という人もいます。

あくまでも一説ですが、薬物中毒をなくすために、大麻を解放した方がいいという人たちもいるそうです。

大麻にだって危険な副作用もあると思うけど、まだマシだということなんでしょうね。

病気になった時には、お薬の力を借りることも必要ですが、理想は、お薬などに頼らず、自分の免疫力などで、健康体に戻すのが望ましいそうです。

でも、それが簡単ではないから、どうしても薬に頼るわけですよね。

何事も、「過ぎたるは及ばざるがごとし」で、ちょうどいい共存共栄が大切ということなんでしょう。


2019年1月4日金曜日

韓国の国旗から儒教や道教まで

韓国の国旗は、白地に、中央にある太極を4つの卦が囲むデザインです。

太極というのは、中国の陰陽思想を表すシンボルで、韓国の国旗の場合には、赤い部分が上で青い部分が下と上下ですが、本来の太極は、色は白黒で、白と黒が左右です。上下左右が反転しているものもあります。

卦というのは、日本では、八卦が有名で、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」などといわれますが、天地自然は天、沢、火、雷、風、水、山、地の組み合わせによって成るもとした考え方で、占いなどに使われています。

8卦の8倍の64卦なんてのもあります。

乾(天)・兌(沢)・離(火)・震(雷)・巽(風)・坎(水)・艮(山)・坤(地)

そのうちの乾(天)・坤(地)・坎(水)・離(火)の四種類の卦(四掛)を国旗にあしらっています。

1949年10月15日に国旗と制定された新しいものですが、太極旗自体は、古くから、中国を中心に周囲で使われてきているようです。

韓国は、例によって、得意の、韓国起源説を唱えているようですが、滑稽ですね。

朝鮮半島は、中国の影響をどっぷりと受けてきているわけで、それを認めないのは、儒教的におかしいと思います。

儒教といえば、仁義礼智信が有名です。

仁:人を思い遣る事。孔子は仁を最高の徳目としていた。

義:利欲に囚われず、すべきことをすること。

礼:仁を具体的な行動として、表したもの。もともとは宗教儀礼でのタブーや伝統的な習慣・制度を意味していた。

智:学問に励む。

信:約束を守ること、誠実であること。

中国や朝鮮半島、そして日本は、儒教の影響を強く受けてきているといわれていますが、現実は、どうでしょうね。

表面的な、親や先輩を無条件に敬うとか、男尊女卑とか、本当の意味を理解しているとは思えません。

中国三大宗教(儒教・仏教・道教)があり、日本にも大きな影響を与えてきています。

陰陽思想といえば、太陽と月のように、物事には、表と裏があり、そのバランスで出来ているといった考えです。

漢方医学なんかは、それが基本のようです。

陰陽五行説なんてのもあります。

呪術的な要素は陰陽道として、伝わってきています。

風水なんかも、アジア全域だけでなく、世界中で、建築やインテリアに影響を与えています。

日本での占いといえば、手相や人相と並んで、四柱推命なんてのもあります。

今年は、占いのお勉強も少しやってみたいです。



熱帯低気圧

熱帯から亜熱帯の海洋上で発生する低気圧のことを熱帯低気圧といって、日本に向かって北上すれば台風といわれますし、南北アメリカではハリケーン、インド洋では、サイクロンといわれます。

昨日からタイのテレビで話題になっているのが、タイでは珍しい、大型の熱帯低気圧PABUKが、南タイに接近してきているそうです。


この中央に見える目がPabukです。その左側に見える象さんの鼻が、マレー半島で、今、Pabukの目があるところが、南タイのチュンポーンといわれる地方都市の近くです。

大使館もメールを出しました。

1.台風第1号(パブーク)が、1月4日(金)の夜にタイ南部のナコンシータマラートに上陸すると予想されております。
2.最新の気象情報の入手に努め、適切な安全対策を講じてください。

 タイ気象局等によれば、台風第1号(パブーク)は、1月4日(金)の夜にタイ南部のナコンシータマラートに上陸し、タイ南東海岸部を中心に広範囲に集中豪雨をもたらす可能性があるとのことです。観光客に人気のプーケット島、サムイ島、タオ島、パンガン島等の島しょ部にも影響を及ぼすことが懸念されます。
 つきましては、今後の関連報道等により情報収集を心がけるとともに、台風の接近が予想される地域に滞在されている方は外出を控える、また、同地域への渡航・滞在を予定されている方は、必要に応じ、日程・経路・訪問先の変更等を検討されるなど、災害・事故の被害に遭わないよう十分ご注意ください。

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
 電話:(66-2)207-8500、696-3000
 FAX :(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road、 Lumphini、 Pathum Wan、 Bangkok 10330
              (ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

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台風に慣れている日本人ですと、そんなにすごい嵐でもないのですが、でも、それなりに高波が立っているし、強風も吹いていて、一部では避難勧告もでているそうです。

海に行く観光客は、気をつけてください。

日本人だと、台風とか地震とか、非常に身近で、基本的な知識もあって、台風だと、風は、反時計回りに台風の眼に向かって吹き込むとか、台風の眼に入ると、一時的に青空が見えて、風も雨も止むとか、高潮が危険だとか話題になるわけですが、タイで、そういったことを知っているのは、専門家だけです。

地震でも、プレート移動とか、地殻変動とか、直下型とか、多くの日本人が知っている言葉ですが、地震のめったにないタイでは、そんなことはほとんどの人が知りません。

そんなことより、いかに楽して儲けるかを考えている人たちが多いようです。

タイ人だけではないですが、宝くじ、バラマキ政治、大好きのようです。人生は、前世の業で決まるので、徳を積むために、お寺に寄進し、僧侶や仏像に手を合わせます。


日本の若者たちは、宝くじにも興味が無いそうですね。異性にも興味が無い人もいるそうですし、なんか、欲がない人生で、多くの宗教が目指せといってきている、理想の生き方かもね。

強欲な人たちから騙され、利用されそうな気もするから、ちょっと心配です。

2019年1月3日木曜日

タイの交通事故

12月27日から1月2日までが、「7日間の危険な日」となっているタイですが、今年は、この間に交通事故で亡くなった人が、463人で、昨年の423人から40人増えてしまったそうです。

ちなみに、その前の年は、478人だったそうです。

3,791件の交通事故の約40%が、飲酒運転からの事故だそうです。バイク事故が多いようです。

田舎に行くと、もう小学生がバイクに乗っていたり、バイクに4人乗りとかやっているわけで、交通マナーは、デタラメで、恐ろしいし、酔っ払い運転が多いから、この時期は、バンコク以外では、車を運転しない方が安全です。


タイの総選挙とラマ10世の戴冠式

クーデターで権力を握った軍が、政権に就いてきていますが、民主的な選挙が待ち望まれていて、2月24日に選挙が行われると言われています。

軍が政権を握っているので、以前のような政治的な対立は、水面下に沈み、治安は、よくなっていますが、国内だけでなく海外からも、民主政治に戻すべきだとの意見もあり、選挙が待ち望まれています。

もう、選挙に向けて、いろいろな政党が登記を済ませ、選挙運動も始まろうとしているのですが、突然、ラマ10世の戴冠式が、5月の4日から6日にかけて執り行われることが発表になりました。

ラマ9世の戴冠式は5月5日でしたので、同じ日になるのではないかとの観測もあるようです。

ただ、この戴冠式によって、選挙が、先延ばしになる可能性もでてきているのだそうです。

選挙の結果、生まれるだろう政権の承認も、ラマ10世が執り行うわけで、その他りの憲法上の決まりなども関係がでてきそうです。

タイでは、よくわからないことも時々起きますし、今年は、どうなっていくのか、不安もあります。


2019年1月2日水曜日

朝まで生テレビ

今回は、田原のおじいちゃんの発言と机叩きが少なくて、よかったです。

今回の出席者の中では、藻谷浩介さんのキャラが、光っていましたね。

他の人たちとは、違った目線で、自分で調査した資料を出しての説明は、興味深かったです。

とくに、目からウロコだったのは、日本に関しては、少子高齢化が注目されていますが、彼に言わせると、25年から30年後には、日本が、世界で一番早く、高齢化社会から抜け出せるという指摘でした。

一番早く高齢化社会に突入してきたわけで、それが続いているわけですが、団塊の下の世代は、徐々に人口が少なくなっていくわけで、団塊の世代以上が、寿命で亡くなってしまえば、確かに、健全な人口構成に近付いていきそうです。

いろいろと興味深い話はありましたが、藻谷浩介さんのキャラが、独特すぎて、敵が多そうというか、他人と仲良く話し合えるキャラではないように見えました。

でも、彼のような人は、日本の右へ倣え状態の社会には、必要だと思います。

金子勝さんの話の中では、Five Eyesの話が興味深かったです。はじめて知りました。

Five Eyesというのは、UKUSA協定締結国:5カ国を指すそうで、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、アメリカが、そのFive Eyesです。

要するにイギリス連邦を中心としたスパイ協定ということらしく、かなりの歴史もあり、今のインターネット社会でも、情報を集めて分析しているようです。

かつては秘密協定だったが、現在は条文の一部が公開されていて、UKUSA協定グループのコンピューターネットワークはエシュロンと呼ばれているそうです。

Huaweiの副社長がカナダで逮捕されたのも、カナダが、このUKUSA協定グループ・メンバーだからだとか。

要するに、中国が、独自のITテクノロジーと情報網を持つことを彼らが、恐れているので、起きた問題だとか。

かって、日本も、半導体などで彼らにつぶされた過去があったとか。

最近は、ITが注目されている社会で、ITを使いこなす若者たちが過大に評価され、ITを使えないおじさんやおじいさんたちが、軽視されていますが、どちらにも、強みと弱さはあるわけで、お互いが協力し合って、日本を安全で豊かにしていく必要を感じました。

誰かさんみたいに、国会でITに弱い大臣を苛めて喜ぶのは、かっこわるかったですよね。因果応報で、いつか、自分にブーメランだと思います。