2019年3月31日日曜日

ラマ10世陛下のお言葉

タイの投票が終わり、いろいろな動きのある中、タクシンが、しばしば表に出てくるようになってきています。

タクシンは、AFPのインタビューで、タイで行われた選挙には不正があったと述べています。

このままでは、反タクシン派による連立政権が生まれて、プラユット首相が、首相を続ける可能性が高いので、なんとか、選挙管理委員会が公平ではなく、開票には不正があったとアピールしたいのでしょう。

タクシン派による、選挙管理委員会を批判する集会も、昨日と今日行われているようです。

そんなタイミングで、タイのワチラロンコン国王陛下が、公式見解を再び出しました。

国王は声明文の中で、タクシンに与えた王冠勲章を剥奪するよう命令しました。

その理由として、タクシンが、汚職罪に問われた公判への出廷を拒否して、2008年に国外逃亡したことなどを理由に挙げ「極めて不適切な行為」と非難しています。

その裁判では、タクシンは、懲役2年の有罪になっています。

投票日の前夜、3月23日の夜にも、ラマ10世は、ラマ9世のお言葉の中から、こんなステートメントを出しています。

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この国が平和で秩序ある国であり続けるためには、すべての人びとを善良にすることが出来ない以上、選挙で善良な人びとを選ばなければなりません。

私たちは、善良な人々にこの国を統治させ、悪い人々がトラブルや混乱を引き起こす力を持たないようにしなければなりません。

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早い話、タクシンが、善良ではない人ということです。タクシンによって、この国が混乱し続けていると、国王が言っているわけで、もうタクシン派の負けは確定でしょうね。

あとは、タクシン派が、議会で、内閣不信任案や下院の解散を訴えて、これから、いろいろと工作をするしかないでしょう。

タクシンのバックにいる親分たちにお願いして、いつものように欧米のメディアでキャンペーンを張るのかな?

こうした流れから妄想するに、新未来党のタナトーンに「立候補する資格がない」とのレッドカードが出たり、新未来党自体にも解党命令が出る可能性さえあり、その前に、沈む船から、必死で、他の党に乗り換える「コブラ議員」も出るかもしれません。


2019年3月30日土曜日

タイ北部の大気汚染

今朝起きて、窓を開けたら、なんか、くしゃみと鼻水がでて、おかしいなと思って、大気汚染のサイトをチェックしましたが、バンコクは、ひどくはないようです。

このところ、バンコクよりも、北部の都市が、かなり危険な水準のようです。

検出された大気汚染物質は、北部タイの7つの県と16の地域で安全基準値を大幅に超えています。

チェンマイの状況

とてもマスクなしで外出できる水準ではないようです。


2019年3月29日金曜日

現時点での選挙結果

タイ選挙管理委員会から、開票率100%の集計結果が昨日の2019年3月28日(木)午後3時に発表されました。

といっても、これから選挙違反とかのチェックがあり、違反者のでたところでは、再選挙もあるので、まだ、暫定的です。

発表された得票数は、親軍政派政党であるバランプラチャーラット党が約840万票で首位、2位はタクシン派のプアタイ党で約790万票でした。

3位は新しい未来党で約626万票、4位はタイ民主党で395万票、5位はプームジャイタイ党(タイ威信党)で373万票です。

小選挙区では、137議席を獲得したタクシン派のタイ貢献党ですが、今回の選挙の規則で、比例代表での当選はゼロです。

バランプラチャーラット党は、小選挙区で97議席でしたが、比例代表で21議席のトータル118議席。新未来党が、小選挙区で30,比例で57の87議席。民主党が、小選挙区33,比例21で54議席。タイ威信党は、39+13の52議席だそうです。

今のところ、選挙後過半数を確保したと会見を開いたタクシン派の連立は、過半数以下になっているそうで、今は、開票に不正があった運動を展開中です。

タクシン派のネット班は、これが不正現場だとか、これこそが不正の証拠だとかのいろいろな画像とか映像をネットに流していますが、たぶん、ほとんどがフェークでしょうね。

本気で不正するのなら、そんなに簡単に尻尾を出さないでしょう。

そんなこともわからず、拡散して喜んでいる人たちも多いです。そのうち、逮捕されたら青ざめるでしょうね。

反タクシン派は、見るからに余裕綽々です。たぶん、どう転んでも勝つ確信があるのでしょうね。

タクシン派は、バカのひとつ覚えで、民主派と軍独裁と色分けしていますが、実際は、この選挙の結果、どの政党も、選挙の結果の政党であって、プラユット将軍が首相に再選されても、それは、すでにクーデターによって誕生した首相ではなく、選挙の結果選ばれた首相なんですよね。

そこんところからして、タクシン派の嘘は苦しくなってきています。

それどころか、新未来のタナトーンは、国会議員でもないプラユットが首相になることは許せないといいながら、自分たちの仲間・タイ貢献党の党首スダラット女子が、国会議員でなくても、首相に相応しいといっていて、見事なダブルスタンダードです。

そして、彼自身も、立候補する資格がなかったのではないかという疑惑を抱え、もしもそうだと認定されたら、議員資格を失うばかりか、これから先も被選挙権を失う可能性があります。

新未来党にも解党の可能性があるし、これから先、何が起きるのかわかりません。


民主党は、もうダメなのか?

現存するタイ最古の政党で、1946年に設立され、多くの首相を誕生させてきた民主党ですが、今回の選挙では、もう、大敗でした。

タクシンが台頭してからは、反タクシンとして、南部やバンコクに多くの支持者がいたのですが、今回の選挙では、そこでもなかなか勝てませんでした。

首相経験者で党首のアピシットには、敵が多すぎたのではないかと思いますね。

アピシットが首相だった時、タクシン派は、過激な赤シャツを中心に街頭闘争をしたわけですが、その時、アピシットが、軍を出動させて、鎮圧し、多くの死傷者を出し、反タクシン派から恨みを買っています。

そのアピシットが、選挙で議席を増やしたいがために、急に軍政を支持しないと発言し、それで、もくろみと逆の結果がでてしまいました。

今までアピシットを支持していた人たちが、まさか、タクシン派に寝返るつもり?と、支持するのをやめてしまったようです。

結果、獲得できた票は、前回の約3分の1で、獲得予想の議席が、前回の約半分という有り様です。

アピシットは、選挙の惨敗を受け止め、すぐに党首からの辞任を発表していますが、これから、誰が新しい党首になっても大変でしょうね。

たぶん、タクシン派の連立には、参加させてもらえないですし、反タクシン派の連立に参加すれば、選挙の時の公約と違うと批判が起きるでしょうね。

あれは、アピシットの個人の見解と逃げる可能性はあると思います。

今回の選挙でわかったのは、反軍政アピールは、票が集まるということと若い世代は捨てたモノではないということです。

新しい民主党は、若い党首を立てて、軍政でもなくタクシン派でもない真の民主主義は、自分たちだと主張すべきだと思いますね。

アピシットの甥っ子のParit Wacharasindhuが、ハンサムで清潔そうだから、適任かも。

タクシン派には、もと共産主義者や、左翼の学者などが多いですから、そことの差別化も大切だと思いますね。

社会主義的なバラマキは、国を滅ぼすと。必要なのは、教育と真の立憲君主制で、反王制は、危険だとの主張も大切だと思います。

ネットでの広報は、大切ですし、青年たちの支援団体作りも必要でしょうね。

新未来党から、タクシン派的な要素を抜いた政策は、きっと、これから支持者を増やしていけるのではないかと思います。

昨日も書きましたが、1997年に起きたアジア通貨危機で、タイは、大混乱でした。時の政権は、チャワリット政権で、タクシンも副首相でした。

ずっと1万円が2000バーツくらいだった為替が、あっという間に1万円4000バーツになりました。これから進出という日本企業や、タイで老後をと考える人たちにとっては、夢のようなレートでも、タイにとっては、大変だったわけです。

その尻ぬぐいをしたのが、民主党の第2次チュワン・リークパイ政権でした。

第1次チュワン政権は、有名な、スチンダ将軍たちによるクーデターと、その後の暗黒の5月と言われた混乱の後を受けて出来た政権でした。

第2次チュワン政権では、チャワリット前政権が、残していった問題を金融政策に精通したターリンを財務相に、後にWTO事務局長となるスパチャイを商務相にあて、解決に当たりました。

また、チュワンはタイでは異例であった文民が国防相を兼任し、軍備の近代化をはじめ、軍のリストラを推し進めました。

IMFの支援と助言のもと、減税、雇用創出、公共投資、中小企業支援等を内容とする経済政策を打ち出し、特に不良債権処理を促進するための政策を行った結果、かなり成果を挙げたけど、金融引き締め政策は国民には不人気でした。

そこに付け入ったのが、タクシンです。

景気が悪いのは、政府が無能だからで、自分が政権をとれば、景気をよくすると、今と同じような事言ったわけです。景気を悪くした原因を作ったのは、チャワリット政権など、前の政権だったのにね。

それで、チャーチャーイ政権やチャワリット政権の時の地盤を引き継ぎ、支持者の多い地区を中心にばらまき政策で、選挙に勝ちました。

タイを経済危機から救ったのは、自分だと。

外資もいっぱい入ってきて、タクシン派の金持ちたちと手を組みました。

タクシン派には元タイ国共産党員が多く、彼らが、田舎に作ってきたネットワークが支持者になり、反タクシン勢力となりうる軍や警察の最高ポストに親族を配置し、強引にマスコミを統制しました。

このような手法はタクシンがシンガポールの元首相リー・クワンユーのような親族を周辺に配置した開発独裁政治をまねしたからだと言われています。

タクシン派が嫌われているのには、理由があります。ここに書いたこと以外にもいっぱいあります。


2019年3月28日木曜日

選挙のたびに出てくる「農夫とコブラ」の話

1997年というのは、いろいろとあった年でした。

7月1日に香港がイギリスから返還された。そして、その翌日、7月2日にタイ政府によるタイバーツの変動相場制導入により、アジア通貨危機が始まった。

その時の政権は、チャワリット政権でした。タクシンは副首相で、変動為替相場で、巨万の富を得たのではないかといった巷の噂もありました。

私の妄想としては、香港にあった英国系財閥の資金が、シンガポールやタイに流れていくときに、なぜか変動為替に移行して、大儲けをしたのではと思っちゃいます。

まあ、そんな妄想話しではなくて、その年の11月にチャワリット政権が崩壊した際に、与党は、チャーチャイ・チュナワンを首相にしようとしたのですが、野党側は、民主党のチュワン・リークパイを首相にと連立を組み、当時の民主党幹事長だったサナン・カジョンプラサートが、与党の中から、13人を引っこ抜いて、数の上で優位に立って、第2次チュワン政権が誕生したのです。

ちなみに、サナンは、後にタクシン派に寝返っています。

そのサナンが引っこ抜いたのが、チャオプラヤ川の河口付近にあるサムットプラカーン県パークナムの街の「親分」(ジャオポー)として知られる政治家ワッタナー・アサワヘムなわけで、彼が、以前、苦しんでいた時に助けたのが、後に首相となるサマックで、サマックが、ワッタナーを「農夫とコブラ」の話の中のコブラではないかといったために、その後、裏切りをする政治家をコブラ(グーハオ)と呼ぶようになっています。

タイでアサーとかアチャーとかいう苗字は、だいたい中国語の「馬」という姓を持っていることが多いです。

アサワヘム一族は、芸能人と結婚をしたり、逮捕されたりと、今でも時々ニュースになります。

二人目のコブラと言われた政治家は、今回タクシン派か反タクシン派かと、どちらに就くのか注目を浴びている「タイ威信党」の陰の実力者、ネーウィン・チッドチョーブで、彼が、タクシン派を裏切り民主党に寝返ったことで、アピシットが、2008年12月17日に首相になることになりました。

その時にネーウィンを引っこ抜いたのが、当時民主党の幹事長だったステープで、アピシットが、今回の選挙で、軍を支持しないと発言したときに、ステープが激怒して、「お前を首相にしてやったのは誰だか忘れたのか」と発言しています。

で、今回は、コブラがでるのかどうかが注目されているのだそうです。

日本なら、飼い犬に手を噛まれるですが、さすがに南国だとコブラなんですね。


農夫とコブラ


その農夫は、思いっきり息を吸い込みながら背伸びをしながら腰を伸ばし、一日の作業を終えようとしていました。

稲は、今年もよく実り、あとは収穫を待つだけといった季節でした。

農夫は、煙草に火をつけ家路につきました。

田圃の中の小道を、煙草を吸いながらゆっくりと歩いて行く農夫には、お帰りなさいと迎える子供も、夕食の支度をしている妻もいません。彼は、一人ぼっちでした。

ですから、彼は、急いで家に帰る必要もなく、まわりの景色を見ながら、煙草の煙を吐き出しながら、のんびりと歩いていました。夕日が、目に入らないように、帽子を深めにかぶり直すこと以外に、特に何もすることもありませんでした。

農夫は、まわりの人から頼まれれば、嫌な顔一つせず手伝うし、農作業でも手を抜くことをせず、もくもくと働く善人でした。

農夫は、農作業で得るお金で足りるだけの慎ましやかな生活を送っていましたし、小さな家の中には必要なもの以外には何もありませんでした。

村の人はみんな、その農夫のことを、優しい心の持ち主だとたたえました。

ある日、農夫は、いつものように家に帰る小道で、ぐったりとした大きなコブラを見つけました。農夫は立ち止まって、しばらく様子を見ていましたが、コブラは怪我でもしているのか、まったく動こうとはしませんでした。

農夫が近づいて、コブラを見ると、コブラも農夫の方を見ているようでしたが、襲い掛かるそぶりは見せず、じっとしたままでした。

農夫が、もっと近づいてコブラを見ると、そのコブラは、体の模様でよく見えなかったのですが、深い傷を負っているようでした。

農夫が、手を触れようとしても、襲い掛かることも出来ず、ぐったりしていたので、農夫は可哀相になって、たぶん死んでしまうかもしれないけど、傷の手当てをしてやろうと決心しました。

農夫は、コブラをつかみ、両手で抱え、家に急ぎました。

みんながいうように、農夫は本当に心の優しい人で、コブラの傷の手当てをして、食べ物を与えました。まるで母親が、子供に対するように、次の日も、次の日も、コブラの世話をしました。

その甲斐あって、ついにコブラは、動けるようになりました。コブラは、明るいところが嫌いなようで、農夫の小さな家の中を動き回って、暗がりを見つけて、そこに居着きました。

農夫は、今までと変らない毎日でしたが、それでも、家の中に生き物がいるのが、嬉しいようで、前よりも作業を終えてからの足取りが、いくらか速くなったようでした。

幾日か経って、農夫は、このコブラに、まだ名前を付けていなかったことに気がつきました。そこで農夫は、家で飼っているのだから、名前を付けてやろうと思い、いつもの暗がりに行って、様子を見ることにしました。

コブラは、水がめの影でとぐろを巻いて眠っているのか、じっとしていました。農夫は、近づいて、ひざまずき、そっと手を差し出しました。

その時、眠っていると思ったコブラが、突然、鎌首をもたげ、農夫の手に噛み付きました。

農夫は、コブラの猛毒でほんの数分で死んでしまいましたとさ。


Copyright(c) 1997 北風剛
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タイでのロングステイビザ

一時期、海外で暮らそうみたいなブームもあったようですし、退職者などを対象にしたロングステイビジネスもあるようです。

以前のタイは、外国人に甘いところがあって、規則はあっても、そんなに取り締まりもなく、ビザなしでタイに入国し、期限が来たら、隣国にでて、また入り直すなどで長期間滞在する人たちもいました。

観光ビザをとっても、同じようにビザが切れる直前に隣国などにでて、そこの大使館や領事館で観光ビザを取得して再入国という感じのようです。

仕事をしなければ、そういった手でも、ほとんど取り締まりもなく、長期間の滞在が出来たそうですが、最近は、いろいろと規則が厳しくなり、多くの日本人が、帰国したといった話も聞きます。

タイで仕事をするには、労働許可証も必要で、その取得も、簡単ではありませんし、納税義務が生じます。

50歳以上の人に出るロングステイビザ(ノンイミグラントOビザ、リタイヤメントビザ)の場合には、条件さえそろえば、意外と簡単に1年ビザが下りるので、利用者も多いです。

そのロングステイのビザの条件が変わったそうです。

ビザ費用とか、ビザの取得条件は、高くなるし、難しくなるのが普通ですね。

タイは、一年を通して、季候もいいですし、日本と変わらない生活が出来ると、人気ですが、物価は、徐々に上がっていて、決して安いものばかりではないですし、最近は、大気汚染がひどいところも多いです。

以前は、素朴な人たちで物価も安いと人気だった北部のチェンマイなどは、世界一大気汚染がひどいと言われはじめています。

事故に遭ったとき、病気になった時も大変です。医療費は、決して安くはないですし、言葉の問題もあります。もっと極端にいえば、命の値段が違います。

食品に含まれる有害物質とかの衛生基準にも違いがあるし、不安になる要素は多いです。

適性もあるし、好みもあるし、運も大きいでしょうし、人それぞれだと思いますが、私は、タイは、長期間暮らすよりもたまに旅行するところではないかと思います。

以前は、日本人といえば、お金持ちで、働き者で倫理観も高いと尊敬されていましたが、日本人の評価も変わっているような気もしますし、とにかく、中国人が激増しています。

もともと中国系のタイ人が多いですから、日本と中国との関係が悪化したら、戦争中のタイでもあったような日本人排斥もあるかもしれません。

今回の選挙でも、ほとんどの候補者が、最低賃金を上げるとか、ばらまき政策ばかりで、もしも本当に実行されたら、財政は厳しくなるし、物価は上がるといわれています。

それに、高齢化もかなり進んできているし、隣国からの労働者たちも多いので、これから先、いろいろな問題も出てくるでしょうし、いつ、外国人に対する風当たりが強まるのかの不安もあります。

以前は、タイ人は、お年寄りや女性や子供に親切といわれていましたが、最近は、すっかり変わってきているようです。

歳をとって寝たきりになったり、ボケたりしたときに、何をされ、何を食べさせてもらえるかなど考えると、長生きはしない方がいいだろうなと思っちゃいます。


今朝の話題

学者やジャーナリストなど専門家は、知識とか分析でお金をもらっているから、発言には、責任も伴うわけで、予想を外したら、お金を返すとか、謝罪するとかが必要だと思うのですが、けっこう、いい加減ですね。

その点、素人は、何を書こうが、法律に反しない範囲であれば、基本無責任ですから、気楽なものです。

で、ネットには、掲示板やブログが花盛りです。

素人は、なんといっても、その数がすごいわけで、いろいろな人がいて、いろいろな考え方や見方があるので、時には、専門家よりも、分析力が優れていたりもします。

一つの犯罪やスキャンダルが起きたら、素人探偵たちが大活躍で、実名暴露とか、写真暴露とか、当たり前に行われ、報道自粛とかやっている側は、大慌てです。

最近では、メディアの方が、ネットの個人に対して、写真や映像の使用許可を求めたり、発言内容を無断引用したり、まあ、プロとして、プライドも恥も外聞も無いという感じの人たちもいるようです。

昨日までの先頭が、明日からのビリだと、昔の人はいいましたが、価値観もどんどん変わるし、うかうかしていると時代に取り残されて、真実を見失ってしまいます。

ただ、ネットには、嘘も多いですし、デタラメもありますから、見抜く力が大切になり、それは、読書とか実生活での見聞や経験などに影響されますね。

映像なんかだと、素人でも、その人の目の動きとか、身体の動きで、多少のことは、分析というか、想像が出来ます。

その道のプロだったら、もっともっとわかるでしょうね。

昨日は、タクシン派が連立政権を立てると記者会見を行い、大騒ぎでした。

今回の選挙には、27の政党が候補者を立てたそうで、そのうちの7つの政党による連立で、下院の半分以上の250を超える議席を確保できたからと、ある意味の勝利宣言をしました。

実際には、選管が、最終結果は5月9日に出すといっているから、勝手に議席を数えても意味はないですが、こういったのは、早い者勝ちで、あとは、選管がインチキをしたから議席が減った戦略で、押し通すのでしょう。

その会見の席で、今回の台風の眼となって、大躍進をした新未来党の党首のタナトーン氏が、なんか、ソワソワして、目はうつろで、自信なさげで、なんかあるのかなと思って見ていました。

そしたら、彼の立候補者としての資格問題が、昨日から再燃していて、昨日は、いろいろなメディアから、質問攻めだったそうで、「今日は忙しくて答えられない」と必死で逃げていたんだそうです。

要するに、今の法律では、立候補者が、新聞・ラジオ・テレビ・ネットなどのメディアの株主であってはいけないのだそうです。

タナトーン一家のサミットグループ傘下には、新聞社などがあって、彼自身も、メディア会社の大株主になっていたそうで、それを追求され、慌てて持ち株を母親に譲渡したんだそうですが、その時期が、立候補後ではないかという疑惑なんだそうです。

もしも、立候補後であるとなれば、当然立候補の資格がなくなって、当選が無効になるだけでなく、選挙法違反で、最高20年の公民権の停止もあるのだそうです。

そんな問題を抱えていたら、目がうつろになってもしかたがないかもね。

そして、他の当選者にも、イエローカードをもらう可能性のある人もいるし、レッドカードもあるわけです。

イエローカードがでると、その選挙区は選挙のやり直しになるそうですが、イエローなら、その当事者は、再び立候補可能だそうです。

ところが、レッドカードをもらうと、選挙のやり直しで、その人は立候補できないそうです。

そうした事情もあり、当選者数は、大きく変わる可能性もあるんだそうで、まだまだわからないそうです。

タクシン派は、選管の不信任署名を集めているし、まだまだ先行きは読めません。


2019年3月27日水曜日

みずきっちん MIZU's Kitchenの話

古い時代のバンコクを知っている人なら、誰でも行ったことがなくても、話には聞いているだろう有名な洋食のお店MIZU's Kitchenが、ついに閉まってしまったそうです。

水谷さんという方が作ったお店だから、MIZU's Kitchenなんだそうですが、鉞(まさかり)さんが、カウンターに座って切り盛りしていました。

黒縁眼鏡の奥の目が優しかったことを思い出します。

バンコクで最初に鉄板で出されるサバステーキを出したお店です。

分厚いサリカビーフステーキも有名でしたし、豚肉にチーズを挟んでパン粉をつけて揚げたゴードンブルーも有名でした。

オックステールスープも美味しかった。

MIZU's Kitchenの裏通りにあった駐車場に車を止めて、裏通り側から、床が油でドロドロのキッチンを通って、店に入ると、独特の匂いがしました。

パッポンやタニヤのオネエサンたちとの待ちあわせや、お店が終わったあとの夜食とか、いろいろな人たちが利用していたようです。

有名な人も無名の人も、MIZU's Kitchenの思い出を懐かしがっているんだろうな。

大阪城や炉端焼きの店がなくなっても、MIZU's Kitchenは、不滅だったのになあ。

バンコクもどんどん変わっていて、昔の思い出は、写真と記憶の中です。


タクシン派が動いた

まだ選挙の最終結果がでていないのに、タクシン派は、下院の過半数の議席を獲得したとして、連立政権の樹立を宣言して、記者会見を行いました。

首相には、議席を持たないタイ貢献党の党首、スダラット女子が、指名されるようです。

ここで問題は、若者たちから支持されて、多くの票を得た、新未来党の党首タナトーンの過去の発言が注目されています。

彼は、現首相プラユットを推す「国民国家の力党」は、国会議員の中から首相候補を出すべきだと批判していました。

ところが、今回、国会議員ではないスダラットを首相候補にしているわけで、完全にダブルスタンダードですから、これから、批判を受けるのではないかと思われます。

そして、タクシン派の戦略は、選挙管理委員会が、信用できないと、選挙管理委員会の不信任の署名運動を始めていて、すでに70万を超える署名を集めているそうです。

ですから、これからは、選管に圧力をかけて、選管のカウントした票数には誤魔化しがあるとか、これから起きてくるだろう、選挙違反についても、公平ではないという批判への布石だと思われます。

これから、選挙違反で、タクシン派の議席が減ることが予想されるので、その前に、既成事実で連立政権を発表しちゃうということでしょうね。そんなのが現実的でないことは100も承知の上での戦略でしょう。

そして、正義は我らにと、突き進むのでしょう。

彼らが、民主主義は、自分たちだというのを聞く度に、笑っちゃいますが、軍事政権に反対するからといって、それだけで民主主義ではないと思います。

タクシン政権の時のように、自分たちに都合のいい司法介入とか報道規制とか支持する行政区と支持しない行政区への不当な差別とか、裁判にかけることなく、麻薬戦争で疑わしいとレッテルを貼られたものをどんどん射殺するとか、脱税や汚職まみれで、民主主義であるわけがないです。

とにかく、5月9日までは、ああでもないこうでもないと、両者の間で、いろいろな戦略を戦わせることでしょう。

タクシン派の得意ワザの一つは、バックにいる欧米の資本家傘下のメディアを使って、反タクシン派の不正を批判したり、韓国などと同じように、国際連合と関係のありそうで実はないような組織からのコメントとかも出てくるかも。

選管が、どういった結果を出すのか、それとも、もめにもめたあと、混乱を沈静化させるために、選挙の無効化を宣言し、選挙のやり直しという可能性だってあるかも。

そうなったら、今のプラユット首相が、首相を続けることになるのかな?

素人が考えるのは、この程度ですから、専門家に、詳しい分析と予想をして欲しいです。


2019年3月26日火曜日

英語のお勉強

AirAsiaはマレーシアの格安航空会社で、タイでは、とても有名な格安航空会社です。

タイには、子会社のタイ・エアアジアがあります。

で、タイといろいろな国を結んでいるのですが、オーストラリアのブリスベーンでAirAsiaが建物やバスに描いた広告が問題になっているそうです。

その広告のキャッチフレーズが、'Get off in Thailand' なんだそうです。

Get offって、日本人にとっては、「下車する」と習ったわけで、その反対は'Get on’です。

でも、英語を母国語とする人たちにとっては、なにやら、いかがわしいうたい文句に聞こえているのだそうです。

ネットで調べてみたら、こんな事が書かれていました。

get off
主な意味
(列車・バス・飛行機などから)降りる、下車する、出発する、出かける、離れる、発送される、刑罰を免れる、済む、仕事から解放される、退社する

(7) 《口語》 オルガスムスを経験する; 麻薬に陶酔する.
(8) 《英口語》〔異性と〕急に(性的に)親しくなる 〈together〉〔with〕

な、なんたることか!

「タイで◯◯しよう」的な意味になるらしいです。

それで、イギリスのBBCが、AirAsiaに質問と同時に抗議したら、謝罪して、即刻広告を消したそうです。

この広告を考えた人は、ニヤニヤしながら、これはいいと思いながら作ったのかな?



2019年3月25日月曜日

長くて曲がりくねった道

タイの選挙管理委員会が、まだ最終結果を発表していません。

タイの選挙システムは、他の国のそれとは違い、選挙が終わって、すぐに当選者が決まり、議席を獲得するのではなく、投票の結果、イエローカードやレッドカードがでる当選者もいるかもしれないので、じっくり調査し、最終的な結果を出すのは5月の9日だそうです。

タクシン派は、小選挙区での獲得議席数が最多だということで、自分たちこそが、他の党との連立で、首相を任命する権利があるといっていますし、国民国家の力党の方は、総得票数と、比例代表を含めた第1党だから、自分たちが連立政権を立てるといっているようです。

そして、新未来党が、想像以上の票を獲得して、かなり自信満々で、強気の発言が目立ち、オイオイ大丈夫かという気もします。

レッドカードを受ける人が出そうな悪寒です。

今のところ、タイ威信党が、どちらにつくかが、最大の注目点のようです。

タクシン派につく可能性は、低くないような気がします。

タクシン派は、いつも選挙で思い通りにならないと、不正があったとか、嘘か本当かわからないような噂をネットに流すのが得意です。

選管は、憲法と選挙に関する法律に則って、作業を進めるといっているし、5月9日に最終的な結果を出すといっているのですから、抗議はそれを見てからでもいいように思います。

最終的な結果が出る前に、あることないこと圧力をかけるのも、いかがなものかと思いますね。

まだまだ、いろいろと揉めそうですが、どちらも過激なことだけは、やめて欲しいです。


選挙が終わって タイの政治

当初の予定では、昨日の21:00時には、最終結果がでるといわれていましたが、いまだ、最終結果はでていません。

現在の所、小選挙区と比例代表を合計すると、国民国家の力党がタイ貢献党をわずかながら上回るのではないかといわれています。

選挙の前からいわれていた、軍政権による、憲法や選挙法の改正で、タクシン派に不利になるとの予想がありましたから、ある意味、予想通りなのかもしれません。

タクシン派の最大の失敗は、タイ国家維持党の首相候補に、ラマ10世のお姉さんを指名したことです。これで、タクシン派の大勝利だと踏んだのでしょうが、結果は、ラマ10世のお言葉で、王族は政治に関与すべきではないの一言で、終わりました、

そして、タイ国家維持党が解党になったために、タイ貢献党は、350の小選挙区のうち、250しか候補者を立てず、残りの100選挙区は、タイ国家維持党に割り当てていたため、そこが空白になってしまいました。

その穴埋めを新未来党が担うのか、支持者にNO Vote票を投じさせるのか、いろいろな案があったようです。

そこに、民主党のアピシット党首が、もしかしたら、その票をもらえるかと考えたのか、まさかの、民主党は、軍政を支持しない発言が飛びだし、s所故者をして、まさか、タクシン派に寝返るのかとの不信感を芽生えさせてしまい、支持を失ったようです。

前回の選挙までは、タクシン派と対立する反タクシン派といえば、民主党で、バンコクと南部タイでは、圧倒的に強かったのに、今回は、そのどちらでも支持を失い惨めな結果に終わっています。

タクシンは、ウボンラット王女が、彼の仲間だとアピールしたかったのでしょうけど、香港で行われたタクシンの溺愛する末娘の結婚式の写真の中で、タクシンとウボンラット王女のハグする写真がネットに出回ったことで、ますます、タクシン派の中から、タクシン離れが進んだのではないかと思います。

王族や裕福層と戦い、貧しい人びとの側に立つタクシンという虚像が、ますます嘘だと思われたんでしょうね。

本当は、王族大好き、自分が王さまになりたいと、一部のタイ人たちは知っているようです。

さて、本題ですが、これからは、反タクシン派もタクシン派も連立に向けて、仲間たちとの話し合いの時です。

現在の所、反軍政を表明したアピシット党首が辞任したことで、民主党が国民国家の力党と手を組み可能性が高まっているといわれています。

タイ威信党も仲間に入るといわれていて、その他の少数党を入れ、238議席になるのではないかといわれています。

一方、タクシン派は、タイ貢献党と新未来党を中心に231議席になるのではないかといわれていますが、両方あわせても、500議席になりませんね。

ですから、まだまだ先行きは不透明です。それに、民主党は難しいでしょうけど、タイ威信党は、どちらにもつけるわけで、条件次第で、どんでん返しも可能性としてはあるようです。

いずれにせよ、タイの安定のためには、プラユット政権が、今後も続く方がいいと、タイで暮らすものとして個人的には思っています。

タクシン派が、議会で戦うのは大歓迎ですが、また、赤シャツを使って、ストリートファイティングを企むことだけはやめて欲しいです。


2019年3月24日日曜日

タイの選挙 その結果

まだ最終の結果はでていませんが、とりあえず、大敗した民主党のアピシット元首相が、敗北の責任をとり党首の座を降りると発表しました。

今のところ、小選挙区ではタイ貢献党に勝てなかったものの、比例代表で勝った国民国家の力党が第1党となり、プラユット現首相が再選される見通しのようです。

第1党 国民国家の力党  獲得票数 7,503,898
第2党 タイ貢献党         7,045,494
第3党 新未来党            5,164,595
第4党 民主党           3,194,394
第5党 タイ威信党         3,175,624

投票率 65.96%    タイ時間 22:00時点

といっても、タクシン派は、素直に敗北を認めるわけもなく、これから、選挙には不正があったということを言い始めると思います。

投票箱が行方不明になって取り替えられたとか、無効票が多すぎるとか、ニュージーランドからの期日前投票分が、まだ届いていないとか、いろいろと出てくるでしょう。

問題がでてきても、たぶん、もうどうしようもないと思いますね。

民主党は、アピシットが党首を辞めたから、もしかしたら、国民国家の力党と手を組むかもしれません。政治家は、与党でないと、うま味がないでしょうからね。

それと、タクシン派は、次の戦略として、一刻も早く、議会の解散や首相の不信任を出してくるでしょうから、その時に、与党は、数が必要ですから、いろいろなところと連立の話し合いでしょうね。

タクシンは、タイ国内にいないから、自分の人気に翳りがでてきている現実に気が付いていないようです。

タクシンが表に出てきて、何かをする度に、タクシンを支持する人たちが減っています。

刑務所に入ることを恐れ、まるで王侯貴族のような生活をしながら、貧困層の味方とかいってもね。

新未来党のタナトーン党首が、これから、人気を維持できるかどうかが、注目ですが、たぶん、メッキが剥げるんじゃないかと思います。

次の選挙では、若者たちの票を集めることが出来る新人が求められるタイの政治ですね。


投票が終わって、開票中

タイ時間17:00に投票箱が閉じられ、現在開票中ですが、新未来党が、赤丸つきで大躍進のようです。

今回の選挙では、今までの都市部対地方という対立というとらえ方から、新たに、古い世代と若い世代の対立、そして、スマホ所有者とスマホを持たない層の対立も注目されてきています。

その結果、今まで二大政党といわれてきた民主党とタイ貢献党が、伸び悩んでいるようです。

民主党は、若い世代を掴もうとして、反軍政を表に出し、今までの支持者から嫌われ、失敗しているように見えます。

タイ貢献党は、最初から、タイ国家維持党との連携で、350ある選挙区のうち250にしか候補者を立てていないですから、以前のような議席は獲得できないといわれていました。

それに、タクシン派から、反タクシン派に寝返った東北部や北部の政治家もいます。

あと、親が必死になって子供たちを大学に通わせた結果、彼らが、タイ貢献党ではなく、新未来党を支持しているような気もします。

地方出身で都会で働く若い世代も、スマホでいろいろな情報を手にして、親の世代のように、簡単にタクシンに騙されることなく、タクシン離れもあるのかもしれません。

新未来党もタクシン派ですけど、何となく、新しい方が魅力的なんでしょう。

そんな中、現在のプラユット首相を首相候補として指名している国民国家の力党は、組織票など、確実に票を獲得しているようです。

まだ、開票がはじまったばかりですが、一等賞は国民国家の力党で2等賞がタイ貢献党で、もしかすると、3等賞が、新未来党かもしれません。

タイ時間20:00では、一等賞がタイ貢献党、2番目が国民国家の力党、3番目がタイ威信党(プムチャイタイ党)で、4番目に新未来党、民主党は、なんと第5位のようです。

ただし、まだ、開票率が低いので、これから、民主党が、新未来党やタイ威信党を追い越す可能性はあるようですが、厳しいかも。

そうなると、民主党の大敗ということになりそうです。

タイ国家維持党が解党になったことで、欲を出した民主党が、若い世代の支持を得られなかったばかりか、もしかして、タクシン派に寝返るのかと今まで支持してもらっていた人たちからも見捨てられたということでしょうか。

タイ威信党(プムチャイタイ党)は、ブリラムのボス、ネーウィンの影響下にある政党で、医療用大麻の自由栽培とか、タクシーアプリの自由化など、若者ウケするスローガンを出しています。

今回の選挙でわかってきたように、スマホ世代、SNS世代が投票にいけば、今までの勢力図は、書き換えられますね。

これから先は、タイでも、民族主義者が、ネットで増えていく可能性はあると思います。

予想投票率は、なんと80%だそうです。

- 51,205,624人の有権者
- 92,320カ所の投票所
- 80%の予想投票率
- 国連など11カ国からのオブザーバー

なんだかんだ言っても、新未来党もタクシン派の政党ですから、タイ貢献党と手を組むはずです。

プラユット首相は、再選されるのでしょうか?

期日前投票のうち、ニュージーランドからの1500票ちょっとが、まだ届いていないので、その扱いが、これから協議されるとか。

あと、買収とか選挙違反とか、いろいろとあるでしょうし、500議席がはっきりと決まるまでには、60日ほどかかるとか。

新未来党も、もしかしたら、何らかのトラブルに巻き込まれるかも。

日本も、ネットをうまく使って、若い世代を投票場に引っ張り出した党が、議席を伸ばすのではないかな。


今日のタイは、投票日

すでに投票ははじまっているそうですが、昨夜、王室管理局は、ラマ10世のお言葉を発表したそうです。

簡単に訳してみました。

*ラマ10世陛下は有権者に「善良な人々」に投票するように促す*

土曜日夕方、国王陛下は、彼の父親である故プミポン国王陛下が過去に行ったスピーチから、「善良な人々」を選んで国を統治させるように促しました。

1989年12月11日にチョンブリ県のワチラウット・ボーイスカウトキャンプで開かれた第6回全国ボーイスカウト集会でのラマ9世陛下の演説から引用し、公布するようにラマ10世陛下が、王室管理局に指示したことを午後4時14分に発表しました。

その時の演説で、プミポン国王陛下は次のように述べました。

一つの大切なことを覚えておいてください。

国の行政に携わる人びとの中には、善良な人びともいれば、そうではない人びともいます。

すべての人びとを善良にすることは、誰にもできません。

この国が平和で秩序ある国であり続けるためには、すべての人びとを善良にすることが出来ない以上、選挙で善良な人びとを選ばなければなりません。

私たちは、善良な人々にこの国を統治させ、悪い人々がトラブルや混乱を引き起こす力を持たないようにしなければなりません。

王室管理局は、ラマ10世陛下が、平和と秩序を守り、国民の苦しみを和らげる義務がある公務員、軍隊および警察を含むすべての役人に、プミポン王陛下が演説で表明された理想を実現することを望んだと述べました。

声明の中で、ラマ10世陛下は国家の安定と国民の気持ちと幸福について憂慮されていたと述べました。

そしてラマ10世陛下は、彼の父親の演説から人々と役人に道徳的支援を示し、人々の団結、安定と幸福をもたらす仕事の指針として人々に使用するよう促されました。

故プミポン国王陛下とシリキット王太后に敬意を払うためにもプミポン国王陛下の言葉に耳を傾けるようにとのラマ10世陛下のお言葉を王室管理局は告示しました。

*******

国民の多くが、今でもラマ9世を敬愛していることをラマ10世も理解しているのでしょうね。

耳障りのいいことをいっている人たちが、本当にいい人たちなのかってことでしょう。

さて、どんな結果がでるのでしょうか。



2019年3月23日土曜日

やなわらばー

「やなわらばー」というのは、沖縄の方言で、「やんちゃな子ども」「悪ガキ」という意味だそうです。

残念ながら、来年12月31日をもって解散だそうです。

沖縄のメロディーは。心に響きます。やはり、縄文人の血が流れているのかなあと思います。

やなわらばー「空をこえて海をこえて」

約3年半ぶりのリリースとなる渾身のアルバムが聴けるよ

YANAWARABAチャンネル



ウィンドウズ7

2009年10月22日に発売されたウィンドウズ7も、来年2020年1月14日にサポート打ち切りが予定されていて、それ以降は、セキュリティリスクやウイルスに対してPCが脆弱になる可能性があるので、ウィンドウズ10に移行すべきだといわれています。

それで、Microsoftは20日、ポップアップ画面でWindows 7のサポート終了を知らせるパッチ「KB4493132」を配信開始しました。

そのパッチを入れると、タスクスケジューラにより、ユーザーログイン時またはロック解除時、もしくは毎日12時に警告画面が起動するようセットされているんだそうです。

でも、パッチ「KB4493132」を入れないでもいいですし、そのうち、どうしたらいいのか、ネットには、アドバイス情報も流れてくるでしょう。

パソコンソフトの流れは、もう買い取りではなくて、1年ごとの使用権というシステムに移行しているようです。

スマホのアプリは、個人情報などの提供を条件に無料ですが、そのうち、1年ごとに使用料金という風に変わっていくかもね。


明日は投票日のタイ

いよいよタイの投票日が明日に迫ってきました。今日の18:00から明日の18:00までは、アルコールの販売が禁止されます。

投票に関しての細かな規則もテレビなどで伝えられています。

例えば、自分の記入した投票用紙を撮影しSNSにあげることは禁止されていて、違反者には、懲役か罰金刑が科せられるそうです。

外国人が、選挙活動をすることも禁止されています。

もちろん、買収も禁止ですが、ネットの噂話では、今回は、一票につき最高1000バーツが飛び交っているとの話もあるとか。

下馬評では、タクシン派が有利といわれています。

ネットには、香港で行われたというタクシンの最愛の末娘の結婚式で、タクシンとラマ10世のお姉様がハグしている写真が流れているそうです。

タクシンも、もうお年ですから、どんな方法をとってでも、タイに戻って、恩赦を受け、自由になりたいわけで、必死のようです。

政治家だけでなく、タクシン派は経済界や軍や警察にもいっぱいいるわけで、再び権力を握りたいわけです。

タクシンが、最初に権力の座に就いたときの選挙では、田舎の人たちの合い言葉は、大金持ちは汚職をしないでした。

今度の選挙では、景気が悪いのは軍政のため、タクシン派が政権をとれば、景気はよくなるだそうです。

どんな結果が出て、どうなっていくのかはわからないですが、以前のように混乱して、死傷者が出るようなことにはならないで欲しいです。


2019年3月21日木曜日

絵本作家貴乃花 家族を語る

日テレ「ザ・発言X~勝負の1日」で元横綱貴乃花が、第3の人生について語りました。

力士として、親方として、山あり谷ありの人生を送ってきた貴乃花ですが、相撲界から離れた今、今度は、童話作家になるのだそうで、第1作目が完成したそうです。

作:貴乃花 絵:鉄拳 タイトル:光のテーブル  とても大切なカエルのお話

番組の中で、自分の人生の中での家族の思い出、特に母への愛と、兄への愛を語りました。

驚きですね。あれだけ、不仲といわれ、絶縁状態できた母親と兄に対して、自分から思いを述べて、家族として、もう一度会いたいという思いのようです。


元貴乃花親方が再会呼びかけ 花田虎上「急変した現状に当惑」

お兄ちゃんとしても当惑しているようですが、でも、家族ですから、「私の願いは母がずっと大切に思っている弟と笑顔で逢えることです」といっているようです。

今まで、ずっと張り詰めていた緊張の糸が、境界でのゴタゴタに負け、一時は、気を失うなど、健康面にも不安があったのか、離婚問題や息子の問題で、なんか、なるようになればいいと、吹っ切れたのかもしれませんね。

もしかしたら、金銭面での問題もあるのかもしれません。

1人になって、過去のいろいろなことを思い出すときに、原点の生まれ育った家族の大切さに気が付いたのでしょうね。

なんか、笑顔も増えたし、柔らかい顔になってきていて、父親の貴ノ花にどんどん似てきたようにも思えます。



投票日まであとわずか

350の選挙区と150の比例代表で戦われる下院選挙ですが、今のところ、タクシン派が有利ではないかと囁かれているようです。

タクシンを支持するというか、タクシンに支持されているというか、タクシン派の政党の中で、メインのタイ貢献党が、最多の票を獲得するのではないかといわれているようです。

そして、赤丸つきで急上昇が、若者層に人気の新未来党です。党首が、若くて軍政を表面から否定しているので、若者中心に支持されているようです。

自動車部品大手の御曹司で大金持ち、噂では、王制にも反対しているとか。タクシンを帰国させ、もう一度裁判をとか、とぼけたことをいっているそうです。わたし的には、いささか人相がよろしくないと思いますけどね。

一族のスリヤ・ジュンルンルアンキット氏はタクシン政権(2001―2006年)で副首相、工業相、タクシン派与党の幹事長を務めた人物でしたが、スワナプーム国際空港の荷物検査用の大型スキャナーにからむ汚職問題で、マスコミからメチャクチャに批判された人物です。

現在は、反タクシン派に寝返っているようです。

タイの政治家には、このように、利害で、いかようにも組む相手を変える人が多いようです。

昨日から、このタナトーン氏とタクシンとの電話での秘密の会話というのが、出回っているそうです。わたし的には、たぶん、インチキだと思います。

ネーションチャンネルの人気コメンテーターのカノック氏が、それを、本当かどうかわからないけどと前置きをしながらも、テレビで放送したので、タナトーン氏が、猛抗議をして、謝罪と訂正を求めているそうです。

カノック氏は、大のタクシン嫌いで有名なので、味方も多いけど、敵も多いです。

タクシン派も、いろいろなデマを流しますし、どっちもどっち、狐とタヌキの化かし合いだと思います。

タクシン派が勝てば、また、反対派が黙ってはいないでしょうし、軍政は、よくないと思うけど、タイの平和のためには、軍事政権が、もうしばらく続いた方がいいのではないかと思ったりもします。

まあ、外国人には、参政権もないですし、あんまり政治的な発言をすると、歓迎されざるべき人物として、ブラックリストに載せられちゃうでしょうから、くわばらくわばらです

ヴェラ(Werra )は1950年代から1960年代にかけてカール・ツァイス・イエナが製造したコンパクトカメラで、かたちがカワイイ。
レンズの所を回してフィルムを巻きます。

タイのテレビニュースから

K-POPや韓流ドラマが大好きなタイですが、このところ、韓国に関するよくないニュースが増えてきています。

韓国芸能界のセックススキャンダルに続いて、今日は、韓国のホテルに仕掛けられていた盗撮カメラの話題をやっていました。

怖いですね。

市内の公衆トイレなんかも、カメラがないか調査中だとか。

PM2.5もひどいし、反日感情もひどいし、韓国旅行は避けた方がよさそうですね。

詳しくは、こちら

韓国の大統領も、いろいろとやっちゃってくれています。

マレーシアでは、午後に夜のあいさつをし、夜に午後のあいさつをしたという指摘も出ているそうですし、マハティール首相との首脳会談の時も、マレーシア語ではなくインドネシア語であいさつしてしまったとか。

文大統領はこれより前に訪問したブルネイで、ハサナル・ボルキア国王が主宰した国賓晩さん会に出席した時には、飲酒を禁じているイスラム教の国なのに、乾杯を促して一部のブルネイ側出席者の間から「外交上の欠礼に当たる」と批判されてしまったとか。

カンボジア訪問では韓国大統領府公式フェイスブックに、カンボジアではなく台湾の総合芸術文化施設である国家両庁院の写真を掲載したとか、もうメチャクチャのようです。

日本のことわざには、「勝って兜の緒を締めよ」ってのがあります。調子に乗りすぎると、墓穴を掘ることはよくあることです。


2019年3月20日水曜日

JOC竹田会長が退任表明について

頭が悪いからなのか、なんかよくわからないですね。

オリンピックを誘致するためには、いろいろと大変なわけですが、IOCが指定していたシンガポールの会社に誘致のための協力をお願いし、その対価を支払ったわけで、その後のお金の流れは、JOCにも竹田会長にも関係ない話だと思うけどなあ。

もし、竹田会長にも関係があるとするのなら、IOCのバッハ会長にも責任がありそうです。

フランスに限った事でもないのですが、欧米は、基本、日本をバカにしているというか、気をつけた方がいいですね。

多くの人が、なぜフランスの司法が動くの?と思っていると思います。

日本は、来年にひかえる東京オリンピックの開催もあるし、IOCや国際社会に対して、強く出ることで、悪影響が出ることを恐れているようですが、そういった姿勢が、結局、なめられ続けることになっちゃいますね。

日本にとってよかれと思っていろいろとがんばってきたわけで、竹田会長が、私腹を肥やすためでない限り、日本人は、竹田会長を応援すべきだと思うけどなあ。

万が一、竹田会長が有罪にされるようなことになったら、日本は、フランスに対して、あら探しをしてまでも、出来る限りの制裁を加えていくべきだと思います。

あんな治安の悪化しているパリになど行くべきではないですし、フランス製品の不買運動も考えた方がいいですね。


アルコールの話

イスラム教の国では、原則アルコールが禁止になっています。アメリカも、一時期、禁酒法がありました。

アルコールには、中毒性もあるし、飲み方によって、体質によっては、カラダに害をもたらすし、他人迷惑な行為をすることもあります。

時には、性犯罪や家庭内暴力にも関係があるといわれています。

そんなアルコールが、なぜ合法かといえば、まず、酒税というのが大きいようです。

アルコールは、自分で勝手に作ることが禁止されているし、すべての販売されているアルコール類には、課税されています。

大酒飲みほど、税金を払っているわけです。

タバコもほとんど税金だと言われますが、アルコールに比べると、批判されて、叩かれますね。

私は、体質的にお酒に弱いし、ほとんど飲みませんし、タバコも吸いませんから、お金も使いませんし、その分の税金も払っていません。

ちょっと好奇心のある人ですと、お酒は、自分でも簡単に造れます。

デンプン質とか果物が発酵すれば、アルコールになるわけで、発酵に必要なカビは、空気中に舞っているし、麴菌などは、普通に売っています。

味噌や醤油造りには、麴菌が使われますし、甘酒も、基本違法ではないです。違法になるのは、アルコールを1%以上含むお酒です。

この間話題になりましたが、韓国のお醤油メーカーの人が、なんとかして、日本の醤油を作りたいと、工場見学をしたとき、胸一杯深呼吸をして、室内に漂っている麴菌を吸い込み、部屋に帰って、鼻をかんで、それを持ち帰り、培養して、美味しい醤油を作ることが出来たんだそうです。

自然界には、自然に出来た発酵酒があるわけで、猿酒と言われるお酒もあります。

東南アジアには、椰子酒と言われる、椰子のジュースを発酵させて作るお酒があります。

40年ほど前にミャンマーのパガン(今はバガンというそうです)に行ったときに、村人が日本人を珍しがってか、飲め飲めと椰子酒を薦められ、飲んだことがありましたが、かなり強いお酒で、すぐに顔が真っ赤になって、大笑いされました。

タイでは、バンコクからアユタヤに行く道路脇で、昔は、よく、地鶏の丸焼きやどぶろくや搾りたての牛乳を売っていたものでした。

売っていたどぶろくは、瓶に入った白いものとピンク色のものがありました。ピンク色のは赤米から作られたものです。タイ人は、甘いのが好きだからか、甘酒のように甘かった。

今は、インターネットで、いろいろな情報がゲットできるので、甘酒造りなんか、簡単です。

米麹がなくても、パン作りのイースト菌でも出来ちゃいます。

インターネットは、便利ですが、危険な情報もあるから、気をつけないと危険です。

まあ、昔から、好奇心の強い中学生など、自分で黒色火薬を作って、暴発させて、失明してしまったり、指を失ったりする事故が、毎年、数件起きていました。

今は、IT時代らしく、ウィルスなんか作ったりして、逮捕される少年たちもいますが、そういった子たちには才能があることが多いので、うまく育てるシステムも必要でしょうね。

それと、麻薬に関する法律なんか、善悪だけではなくて、国に税金が入るかどうかもあるわけで、タバコでも、大麻でも、みんなが自分で栽培して吸ったら、税金が入りませんし、アルコールでも、みんなが勝手に密造酒を造って飲んだら、国は、ますます財政赤字になってしまいます。


2019年3月18日月曜日

“破産者マップ”で大騒ぎ

昨日から、ネットでは、「破産者マップ」についての話題で騒がしいです。

「破産者マップ」は官報に掲載された自己破産者をGoogle Map上に可視化したサイトだそうですが、ネットで話題となり、昨日は24時間で900万ビュー以上だったとか。

それで、今朝になって、アクセスできなくなっていると、また話題に。

苦情殺到じゃないかとか、法的に問題があったのではないかとか、Googleから使用許可が拒否されたのではないかとか、いろいろでした。

とにかく、マップ上に名前がでた人たちにとっては、気分のいいものではないでしょうし、すぐに、このマップを悪用して、削除するには、金を出せみたいなことをやっている人も出ているそうです。

このマップを作った人は、削除に金はかからないと明言していますが、必要な削除フォームがあって、個人情報を求められるようです。

そのフォームに関しても、ネットには、ニセモノが出回ったり、もう、収拾がつかないようです。

それで、“破産者マップ”は、アクセスできない状態が続いているようです。

とにかく、破産者名簿とは、自己破産する人の本籍地となっている市区町村役場が管理している名簿のことなんだそうで、破産者名簿と官報を混同している方がいますが、官報は、法律、政令、条約などの交付や、国や特殊法人などの報告・資料を公表する国の広報紙のようなもので、破産者名簿とは全く違うんだそうです。

また、戸籍や住民票にも自己破産の記録は登録されないそうです。

自己破産する理由には、いろいろとあるようで、遺産相続税が払えないとか、本当は財産があるんだけど、何らかの理由で、自己破産している人もいるそうです。

自己破産とか生活保護とかには、いろいろな都市伝説もあって、宗教団体に入ればいろいろと教えてもらえるとか、ヤクザなどがからんでいるとか、火のないところになんとやらかどうかはわからないです。

帰化人マップとか暴力団構成員マップとかカルト宗教マップとか生活保護マップなどがあったらといった意見もありますが、まあ、個人情報は無理でしょうね。

ブラック企業マップはあるそうですし、道路族マップもあるそうです。

こちらの方の*「破産者マップ」は消せるか*が興味深いです。

第2第3の破産者マップが出てくるのでしょうか?





カンボジアで日本人が殺人容疑で逮捕された

カンボジアといえば、アンコールワットですし、映画キリングフィールドです。

アンコールワットには行っていませんが、すごい歴史的な遺産だそうです。ただ、内戦時に、ものすごい数の地雷が埋められているから、いまだに、道路以外に入っていくと、危険らしいです。

タイでは、タイ国境に近いカジノも有名です。タイ人や中国人が大勢利用しているようです。犯罪も多く、時々、タイでもニュースになります。

ラオスもカンボジアも、観光客だけでなく、政治も経済も、もう中国の影響が強いそうです。

カンボジアといえば、中国や北朝鮮とも親しくて、アンコールワットの近くには、北朝鮮のレストランや北朝鮮博物館があると聞いたことがありますが、今もあるのかな?

昔は、日本赤軍派が隠れているといった話もあったし、ニセ米ドルを日本人が日本に運んだ事件もありました。

日本の自衛隊が、PKOとして派遣された地でもあります。

さて、カンボジアのアンコールワットの観光拠点としても有名なシェムリアップでカンボジア人のタクシー運転手がナイフで刺殺されたとして、日本人2名が逮捕されています。

こちらのカンボジア新聞には、関連の写真がいくつか載っていますが、残忍なものもあるので、自己責任でクリックしてください。

それが、こちら

東南アジアでは、よくあることですが、容疑者の顔がはっきりでますし、パスポートもでます。

海外では、強盗に遭ったら変に逆らったりしないで、お金は諦め、命を守るのがデフォです。

海外では、警察も政府も、原則、自国民を味方します。日本のような誰が正しくて誰が嘘を吐いているかよりも、自分たちの利益、すなわち、自国にとって不名誉なことにならないように努めます。

さてどうなっていくでしょうか?

その後の報道では、400万円の借金を抱え、盗んだ車で、強盗をしていこうと計画していたと供述しているとか。

容疑者の1人、千葉県出身の石田礼門容疑者は元自衛官だとか。

カンボジアで強盗するのなら、日本で強盗した方が効率よさそうだし、なんか、腑に落ちませんが、カンボジアは、死刑がないから選んだのかな?

カンボジアの刑務所なんか、相当に劣悪な環境じゃないのかな?

亡くなられたカンボジア人の犠牲者の方に対して、合掌。


2019年3月17日日曜日

譲位と退位について

来月4月30日限りで平成の元号は終わるわけですが、第125代天皇は、譲位され、光格天皇以来約200年ぶりとなる上皇となる予定です。

次の元号が何になるかの話題は、よく登場しますが、天皇の譲位に関して、いまだに退位と言っている人たちがいます。

この件に対して、美智子皇后は、はっきりと、意見を述べられています。


2016年7月13日以降の今上天皇(第125代天皇)の意向を示す報道で、NHKを筆頭に、ほぼ全てのメディアで『生前退位』との表現が用いられたが、同年10月20日の誕生日の談話で皇后は「新聞の一面に『生前退位』という大きな活字を見た時の衝撃は大きなものでした。

それまで私は、歴史の書物の中でもこうした表現に接したことが一度もなかったので、一瞬驚きと共に痛みを覚えたのかもしれません。」と述べ、表現に違和感があったことを明らかにした。

それ以降、天皇陛下が意向を関係者に示されるときに実際に使った言葉は「譲位」であることが明らかになっている。

他にも、こうした意見もあります。

「生前退位」の表現が多く用いられた。しかし「生前」という言葉はその人物の「死後」を前提として使用するため、存命の人物に対して、「生前」という言葉は非礼に当たり、本来使用しない。存命の人物に対しては通常「譲位」とするのが正しい。

*wikiから引用

明確に退位が間違いで、譲位とすべき所を、いまだに退位としている人たちは、ついうっかりではなく、何らかの理由で、使っているとしか思えません。

世の中には、天皇制に賛同していない人たちがいるわけですが、テレビや新聞は、そうした個人の思想や信条で間違った表現をしてはイケナイと思うのですが、いかがでしょうか?

サンデーモーニングは、偏向がひどい番組ですね。その姿勢を支持している人たちもいるんだとは思いますが。。。

左翼的な人たちの意見を出す時には、その反対の人たちの意見も出すべきだと思うけどなあ。

左翼の人たちは、いつも報道の自由とか、公平とか、民主主義とか言っているわけで、自分たちも、反対意見を尊重すべきだと思います。


K-POPスキャンダル タイの場合

ここ数年のタイでのK-POP人気は、ものすごいです。

K-POPの有名なスターだけでなく、まだまだ名前も売れていないような新人まで、空港には、多くのファンが詰めかけ、大歓迎ですし、コンサートは、どこも満員だそうです。

タイでは、K-POPといえば、男性グループが多いようで、女性グループは、あんまり注目されてはいないようです。

タイの女性は、中華系とか色白で長身が好きな人たちが多く、そこに、整形韓国人がドはまりしたようです。

女性だけでなく、男性も、韓国に行って美容整形を受けている今日この頃で、韓国風の顔になることもうけているようです。

韓国は、政府から民間企業までが、韓流を世界に広めるために努力していて、K-POP推しをしています。

テレビ局などにサムスンコマーシャルを流したり、機材を特別価格などで提供する見返りに、K-POPや韓流ドラマを宣伝してもらったりもしているようです。

今までに、K-POPスターが、タイ人をバカにする発言をして大問題になったり、韓国製のフライパンを売るテレビショッピングで、フライパンの材質などに偽りがあると大問題になったりしてきていますが、そちらも、沈静化して、今は、韓流人気のピークではないかというくらいです。

そんな時に起きたのが、K-POPスキャンダルです。単に、韓国での売春の斡旋とか、はめ撮り映像の流出だけでなく、タイ人も、関係しているのではないかと問題になっています。

まあ、普通に考えれば、タイに韓流を広めるために、タイの実力者やお金持ちに、韓国美女を紹介するなどがあってもおかしくないでしょうね。

驕る平氏はなんとやらで栄枯盛衰は世の常です。

出過ぎたら打たれます。そろそろ、韓流も衰退し始めて行くのかもね。

韓国は、経済的にはすごい成長で、韓流人気もすごいのですが、自分の利益しか考えず、世界に対する貢献は、イマイチというイメージがあります。

これからが、正念場でしょうね。


破産者マップについて

『破産者マップ』は官報に掲載された自己破産者をGoogle Map上に可視化したサイトです。マップ上をクリックすると、債務者の名前と住所、官報公示日や事件番号がひと目で分かる仕組みです。試しに自分の住んでいる近所を表示してみるとビックリしますよ。

記事の中の破産者マップのサイトを見てみると、日本地図に、マークがあり、拡大して、それぞれを見てみると、自己破産者の名前や住所がでてきます。

公開されている情報だそうですが、こうして簡単に調べられるサイトがあるのは、賛否両論があるのは当然でしょうね。

削除申請をすることは可能だそうです。

記事にあった「大島てる」というサイトもチェックすると、同じように、殺人事件、自殺、火災などの事件、事故で死亡者の出た不動産物件を紹介しています。

これからは、この手のサイトは、いろいろと出てくるでしょうね。性犯罪を犯した人のマップとか再犯を繰り返す人のサイトとか、役に立つかもしれませんが、引っ越したり、名前を変えたりしたら、意味はないでしょう。

ネット社会は、本当に、何でもありですし、上手に使わないと、リスクもありますね。

自分の情報は、あんまり公開しない方がいいのですが、みんな天真爛漫ですね。

悪党たちは、一枚の写真から、住所や名前などを探し出すそうですし、私のようにブログを書いていると、いくら気をつけても、無意識に書いたことの中から、いろいろなことを見つけ出し、住所とか家族構成とか趣味とか、健康状態とかを暴くことも出来るようです。

ネット調査隊は、時に警察よりもすごいと思います。


ニュージーランドのテロ事件は宗教戦争

結局、ニュージーランドで起きた二つのモスクでのテロ事件は、インターネットでライブ中継をしたオーストラリア出身の単独犯である可能性が高くなったそうです。

もしもそうなら、あの映像にあったモスクでのテロのあと、車を運転して、あの映像が切れたあと、また別のモスクに行ってテロを行ったんでしょうね。

1人で、あれだけのことを計画し、実行したということは、ある意味すごいと思います。

移民の問題や宗教の問題が背景にはあると思われますが、私は、ある種の宗教戦争であり、彼は、殉教者だと自分では信じていたのではないかと思いますね。

キリスト教徒である彼は、キリスト教徒に対してテロを仕掛けてきて、罪もない彼と同じ白人を無残にも殺してきたことに対する怒りが、イスラム教徒に対する復讐心を育んでいったんだと思います。

最初から、彼の70ページを超える声明文の中にあったスウェーデン人の11歳の少女Ebba Akerlundの復讐というのは、たぶん、本当なんでしょう。

犯人は、アングロサクソンのようですが、ヨーロッパの人たちに対するイスラム過激派による数々のテロに対して、復讐心を燃やしていったのでしょう。

あの映像を見た人の多くが驚いただろう、犯人の冷静さと冷酷なトドメは、自分がやっていることを正義だと信じているから出来たことのように思えます。

自分たちの信じる宗教のために、死を恐れず敵を倒すというのは、イスラム過激派の自爆テロなどにも共通しますよね。

あの犯人が使った自動小銃に白い塗料で書き込まれた、文字列がなんなのかはわかりませんが、たぶん、イスラム教徒への怒りとか呪いの言葉ではなかったかと想像します。

でも、こういった復讐は、また新たな復讐を産むわけで、どこかで止めなければなりません。

宗教戦争って怖いですよね。


2019年3月16日土曜日

ニュージーランドも銃社会だった

一般的に日本人のイメージするニュージーランドは、自然が豊かな酪農国で、人びとは素朴でフレンドリーといった感じではないでしょうか。

ラグビー強国というのも忘れてはいけませんよね。他には、キーウィ(kiwi)かな。

人口は470万人ほどです。ヨーロッパ系74.0%、先住民族マオリ人14.9%、アジア系11.8%でアジア系が増えているようです。

オーストラリアといえば、イギリスの流刑地だった歴史がありますが、ニュージーランドには、そういった歴史はないそうです。

でも、いろいろと共通点も多く、外国人差別は、かなり有名みたいです。もちろん、そういった人たちは少数なんでしょうけどね。

で、今日の話題は、ニュージーランドの銃規制の話ですが、調べてみると、びっくりでした。

銃の所有許可証を取れる年齢は16歳で、軍用のセミ自動小銃を持つことが出来る年齢は、な、なんと18歳だそうです。

もちろん、許可証申請には、いろいろな条件があって、精神的な病歴や犯罪歴も調べられるそうですが、銃を所持する適性ありと警察が認めると、一度許可証を持てば、終身有効で、数量の制限もないそうです。

これは、知りませんでしたし、恐ろしいですね。

酪農をしているところでは、飼っているヒツジなどが襲われることがあるのかな?

2016年の調査では、市民が所持する銃器の数は、120万丁で、4人に1丁になるそうです。

犯人の1人オーストラリア国籍の Brenton Tarrantは、銃の所持許可証を持ち、5つの銃を所持していたようです。

このテロ事件で、銃に関する法律は、改正になる可能性があるようです。

もう一つは、ニュージーランドが、死刑制度を持たないことです。

これだけの被害者が出ても、死刑がないから、終身刑の可能性が高いです。

そして、以前から話題になっていたそうですが、ニュージーランドの刑務所が、また、居心地がよさそうなんだそうです。

オタゴ刑務所は、「ミルトン・ヒルトン」と呼ばれるほどの快適さで、 囚人が究極の贅沢でリラックスできるそうです。

Brenton Tarrantは、世界中を旅するのが好きだったようで、ヨーロッパやアジアを旅していて、中国や北朝鮮にも行っていたようですし、日本旅行もしていたようです。

そうした中、ヨーロッパで起きたイスラム教徒によるテロに、復讐心が芽生えたようです。

特に、2017年に起きたストックホルムテロで亡くなった11歳の少女Ebba Akerlundに同情していたようです。


明日は期日前投票日

今朝は、朝方から、記憶違いかもしれませんが、今年初めてではないかと思われる雨が降りました。

私は停電用のUPSを何個か使っているので、停電になるとUPSが鳴き始めます。

それで目が覚めたのですが、何度もかなり短な停電だったようで、こういった時には、どこか遠くで雷が鳴っていることが多いです。

雷が原因での停電では、かなりの高電圧が流れることもあって、電化製品がこわれることもあります。

テレビからの情報では、熱帯性の嵐が、タイにいろいろなところに発生し、大雨や落雷やみぞれなどの被害が出るかもしれないと注意をしていました。

でも、空が明るくなる頃には、雨は上がっていました。

明日は、タイの期日前投票日だそうで、前日の夜から、タイでは、禁酒日となります。

本番の投票日まで、もう1週間で、どこの政党も、必死なわけですが、タクシン派の政党は、タクシンたちを帰国させ、有罪裁判を無効に戻すようなことまで言い始めているようです。

そして、いろいろな人たちが、いろいろな政党を解党させるべきだと選挙管理委員会に訴えています。

民主党なアピシットが、最多の議席を確保できなくても、第2第3の政党として、連立政権のキャスティングボートを握ろうとしているようですが、その動きが、不人気になってきているようです。

新未来党が、票をかなり獲得するのではないかといわれていますが、投票後に、役員や党そのものに、何らかの処分が出るのではないかとの憶測もあるようです。

まあ、選挙の結果にとらわれず、上院は指名制で、おそらく、プラユットを首相候補とする可能性が高いので、新首相は、プラユット将軍になる可能性が高いと思われますが、これから何が起きるのかは、誰にもわかりません。

NO VOTEといって、投票用紙にNO VOTEと書き、その票が、他の候補者よりも多いと、その選挙区では、選挙が無効扱いになるらしいです。

そういった方法で、選挙全部を無効にしようとする動きもあるそうですが、そうなると、今度は、今の政権が、次の選挙まで続くわけで、タクシン派に出来ることも限られてきています。

ここは、支持者を裏切って、赤シャツが大嫌いなアピシットと手を組むしかないのかな?




残りわずか 「フルーツ宅配便」

世の中には、いろいろな人たちがいるわけで、裏表、いろいろな人生もあるわけです。

今の世の中は、とにかく、抗菌時代で、誰かが、これはダメだと決めると、右へ倣えで、価値観が偏向してしまう傾向があるようです。

23歳、124センチ。「小人症」の私は踊る。見せ物だっていいじゃない

この女性なんか、勇気あるなあと、応援したくなります。

芸能人の薬物に関してでも、寄ってたかって、叩きまくるような感じで、怖いですね。

法律は法律で、違反は違反ですが、日本は、推定無罪ですし、他人に直接的な危害を与えていないわけですし、もう少し、冷静になってもいいように思います。

さて、今年一番のテレビドラマだと思うのが、「フルーツ宅配便」です。

オープニングの歌もいいですし、物語がいいですし、演者もいい。そして、エンディングの曲が、またいいです。

一生知らないでいる人たちが多いだろう、風俗の世界をドラマの中で、描いています。

風俗で働く女性たちには、それぞれ、いろいろな事情もあるわけで、そのへんも、ドラマには出てきます。

フェラチオとか素股とかの専門用語まで飛び出します。

濱田岳さんや松尾スズキさんの演技がいいです。

見ないとソンですよ。


2019年3月15日金曜日

白豪主義

wikiによれば、白豪主義( White Australia policy)とは、オーストラリアにおける白人最優先主義とそれに基づく非白人への排除政策である。狭義では1901年の移住制限法制定から1973年移民法までの政策方針を指す。

今から45年くらい前までは、オーストラリアもニュージーランドも、かなり人種差別があった国でした。

その後、世界的に、人種差別は悪だという価値観になってきたのですが、あまりにも、外国人の流入が増えてしまったことに対する反動から、最近では、オーストラリアでは、外国人に人気の「457」一時就労ビザ(査証)を廃止したりしているようです。

アングロサクソンは、世界中に植民地を持っていた歴史もあり、他民族を蔑視する傾向は、昔からあるようです。

とにかく、世界中に中国人や韓国人が移住しているわけですが、日本人も少なくないですし、イスラム教徒も多いです。

日本人は、宗教的にも生活習慣でも、白人たちとの摩擦は少ない方だと思いますが、中国人やイスラム教徒は、自分たちの生活習慣をかたくなに守ろうとしますから、摩擦が起きます。

我々日本人は、宗教的な対立を感じませんが、キリスト教徒とイスラム教徒との間の対立は、かなり根深いようです。

ヨーロッパでは、フランスとかベルギーとか北欧などで、イスラム教徒によるテロなども起きているわけですが、遠くの国で起きたことでも、キリスト教徒に対するテロだと感じるキリスト教徒はいるようです。

今回のテロでも、1017年に起きたストックホルムでのテロ事件で、不幸にも巻き込まれて亡くなった11歳のEbba Åkerlundちゃんの復讐だといった意味もあるとの説もあります。

ニュージーランドは、死刑を廃止している国ですが、これだけの犯罪でも、死刑にはしないのでしょうか?


ニュージーランドのモスク銃乱射事件

残虐な表現と思う人がいるかもしれませんので、そちら方面に弱い方は、読まないでください。

15日の白昼、ニュージーランド・クライストチャーチのモスク(イスラム礼拝所)で起きた銃撃事件で容疑者の一人は自らの犯行の一部始終をインターネットを使い、17分間にわたり「生中継」していた。

インターネットを使った劇場型の大量殺人事件で、犯行の様子をネットにある動画で、誰でも見ることが可能です。

映像が鮮明すぎて、逆に、まるで映画やゲームのようで、悲惨な痛ましい殺人事件が起きているというのに、気の小さなわたしでも冷静に見てしまいます。

恐ろしいことです。

なんのためなのか、何が理由なのかわかりませんが、犯人は、非常に冷静に車を運転し、モスクの横に車をとめ、敷地内に入っていって、視界に入った人に対して、次々と銃を連射していきます。

そして、行ったり来たりして、まだ息のあると思われる人にトドメの連射です。

敷地外で撃たれた女性が、可哀想でした。


ニュージーランドのアーダーン首相は日本時間の午後3時半ごろ記者会見し、過激な思想を持った容疑者による「テロ攻撃だ」としたうえで、少なくとも40人が死亡し、20人以上が重傷を負ったことを明らかにしました。

事件は少なくとも2か所のモスクで起き、警察はこれまでに男3人と女1人の身柄を拘束しました。


イスラム教のモスクを襲ったわけで、イスラム教徒に対してのテロではないかと思われます。

世界的に、外国からの移民が多くなっているし、その中には、イスラム教徒もいて、宗教や生活面での摩擦もあったのかもしれません。

グローバリズムの対極には、民族主義があり、どちらも過激になれば、テロに走ります。

そして、テロはテロを呼びます。

私は、外国人を増やすことには慎重になるべきだと思います。

スクール・ストライキ

ここに数枚の写真があります。

私のように、北欧に滞在したことがあると、この写真を見て、プラカードに書かれている言葉が、Oの上に点々がある、ゲルマン系の言葉だと思うし、こちらの写真では、少女の着ているレインコートも、スウェーデン人が好む黄色のレインコートだとわかります。

スウェーデン語は、英語に似ているところもあるから、書かれているのが、‘School strike for the climate’、「季候のために学校を休もう」といった意味だと想像できます。

昨年の8月に、当時15歳だったスウェーデンの少女Greta Thunberが、1人で、環境問題に声を上げました。

季候問題に何もしなかったら、学校にいっても意味が無い。このままでは、自分たちに未来はない。環境問題を解決しないのなら、学校には行かないと、スウェーデンの国会前で、抗議をしたそうです。

そうしたことが、マスメディアによって、世界中に伝えられて、今では、 1,659市町村、105の国と地域で、彼女の運動が若者たちから支持されているのだそうです。

まあ、運動が大きくなっていくと、いろいろな人たちが近寄ってきて、彼女を利用しようとするのが、大人の世界ですが、このたび、彼女を今年のノーベル賞候補にという声が上がったそうです。

環境問題や人権問題をやっている組織が好きそうな話題ですよね。

日本でも、東京新聞の記者に対する管官房長官の対応問題で記者を支持する署名運動を中学生が始めたとか話題になりました。

まあ、少女が1人でしているのか、親がからんでいるのかはわからないですが、まあ、子供が、こうした活動をすることに対し、支持する人、支持しない人とに別れるでしょうね。

Greta Thunberを支持しているのは、ドイツのメルケル首相やアイルランドのバラッカー首相、Paris, Milan, Sydney, Austin, Philadelphia, Portland, Oslo, Barcelona and Montrealなどの市長などがいるそうです。

季候問題というのは、いろいろな問題を含んでいるようで、最近のアジアでは、温暖化よりも大気汚染が深刻になってきています。

きれいな空気ときれいな水がなければ、人間は生きていけません。

空気も水も汚染されているし、ヒートアイランド問題や、異常気象による自然災害もあります。

快適な暮らしは、電気や車によるところが大きいですが、そのために、犠牲になっている環境問題もあるわけです。

環境問題を批判するのは簡単ですが、解決は、簡単ではないし、自分に何が出来るのかも重要ですね。


2019年3月14日木曜日

運び屋について

昔から、運び屋という職業はあって、例えば、工場などで、急に部品などを日本から調達しなければならないような場合に、通常の郵送などでは間に合わないので、スタッフが、自分で運んだりするわけですが、需要があるところには、ビジネスが成り立つわけで、それを代行する人たちがいます。

世界中、頼まれた書類とか部品などを持って飛び回って、多少の収入を得るわけですが、彼らの最大の儲けは、マイレッジだとか。

ものによっては、グレイなものもあるのではないかと思いますが、もし空港で係官に見付かっても、通常の手続きを踏み、必要な関税を支払えば、問題はないようです。

もう少し黒に近い灰色の運び屋としては、日本の食材を運ぶ人たちもいます。

日本の牛肉とかトロとか、高い関税をかけられているものとか、輸入が禁止されているものもあるそうで、それを運び屋たちが、日本から運んで、現地の日本料理店を助けているそうです。

真っ黒けは、もちろん麻薬とか禁制品ですね。

バンコクで、友人から日本に持っていって欲しいと頼まれたゴルフクラブが、どうもおかしいと、日本大使館に届け出た日本人がいたそうです。

シャフトに書かれているメーカー名とヘッドのメーカー名が違っているし、通常のクラブに比べて、異様に重かったからおかしいと思ったんだそうです。

それで、大使館がタイの警察に連絡を取って、調べたところ、7本のゴルフクラブのヘッドに「アイス」と言われる麻薬が入っていたのが見付かったそうです。

それで、その人が頼まれたという日本人の住居を調べたら、そこから、覚醒剤とか大麻とかが見付かったそうで、逮捕されました。

本人曰く、ゴルフクラブに麻薬が入っていることは知らないし、自宅にあった麻薬は、自分で楽しむものだったといっているそうです。

Mr.Ono Kazuhiko(57)で、タイの報道によれば、もとヤクザだそうで、左手の小指がなくて、背中には、全面の入れ墨があるそうです。

タイ人が考えているヤクザの典型ですね。

10年ほど前からタイに来て、退職者ビザをとって滞在しているそうで、タイ人の奥さんがいるようです。

こういった、知ってか知らないでか、預かった荷物に麻薬などの禁制品が入っているケースで捕まる日本人が、毎年かなりいるそうです。

知らない人からの荷物はゼッタイに預かってはいけないですし、自分の知り合いからの荷物であっても、なるべく、断るべきだし、どうしてもという場合には、自分で、納得できるまで調べてからにすべきだといわれています。

もしも、捕まったら、荷物を持っている人の罪になります。国にとっては、死刑もあるわけで、もっと気をつけるべきです。

最近では、日本の和牛の精子とか、日本の農産物の苗とか、日本の国益を失いかねないようなモノを運ぶ人もいるそうですし、もっとも危険なのは、日本から、核兵器に関する技術やその部品を中国とか北朝鮮に流すことでしょうね。

テロリストに関する武器なども、重い刑罰が待っていると思います。

軽い気持ちで運び屋のアルバイトとか思うと、後戻りできない人生になってしまいます。


2019年3月13日水曜日

有名人と薬物について

ミュージシャンで俳優のピエール瀧がコカイン使用疑いで逮捕されて、大騒ぎですが、薬物の使用に関してなら、ある程度は、事前にチェックも可能なんではないのかな?

問題が起きてから慌てて、過去や現在の作品を手直しするとか、賠償金を取るとかよりも、スポーツのように、撮影や出演前か撮影や出演後に最低でも尿検査をすべきだと思いますね。

そうすることで、覚醒剤や麻薬などに対する抑止効果もあるのではないかと思います。

過去の作品に関しては、その時やっていた確証がない限り、テレビのように、不特定多数に見せる媒体でない限り、別にそのままでいいように思いますね。

どこかに注意書きを入れるくらいは必要かな。

とにかく、テレビ会社も映画会社も、今まで事前にチェックしてこなかったのならおかしいですね。

覚醒剤や大麻はよく捕まっていますが、コカインで逮捕されることは、そんなに多くはなかったですよね。

最近は、日本にも相当に入ってきているのかな?

そうなら、やっぱり南米からかな?

テレビの情報では、最近はコカインの流通量が激増し、値段もかなり安くなっているとかで、もはや覚醒剤よりも安いとか。

南米からの移住者などが増えて、運び屋が、暴力団などと手を組んでいるのかな?

覚醒剤やコカインや大麻などの汚染は、かなり広がっているような気がするし、特に芸能界やプロスポーツなんか、アヤシい人がいそうですが、なかなか捕まりませんね。

今回の件でも、誰かが情報を流した可能性が高いようですが、報奨制度も効果あるんじゃないかな?

意外と、家族などが、中毒していろいろな幻覚などの苦しみを見て、早く治療を受けた方がいいと、涙ながらに密告とかもあるかもね。

アルコールは合法な麻薬なわけですが、飲酒運転や悪酔いしての暴力沙汰などは、厳しく罰せられます。

薬物には、ハイになって元気になるタイプと、なんか落ち着いて気分が安らぐタイプとがあるそうですが、前者の覚醒剤なんか、暴れたり、犯罪を犯したりするようで、よく事件も起きますが、後者の大麻などでの暴力犯罪は聞いたことがないです。

第三者を被害者にするようなことは、大問題ですが、自分1人で楽しむだけで、誰にも迷惑をかけないのなら、罰を軽くしてもいいような気もします。

その代わり、売る方には、厳罰が必要だと思います。



2019年3月12日火曜日

タイの選挙 その6

3月24日の投票日まで、残り12日間となりました。

タイ国家維持党に解党命令がでて、その後の話題は、現軍事政権のプラユット首相が、各党首たちによる政治討論会に出るかどうかでしたが、結局出ませんでした。

昨日からの話題としては、民主党の党首のアピシット元首相が、民主党は、軍事政権を支持しないと公式に発表をしたことです。

それで、反タクシン運動のリーダーだったステープ元民主党幹事長が、アピシットは、誰に首相にしてもらったのかの恩を忘れてしまったようだとか、かなりお怒りのようです。

ステープ氏は、現在プラユット将軍を首相候補に掲げる「国民国家の力党」のために活動しているので、民主党が、反プラユットを明らかにしたことに苛立っています。

タイ国家維持党に流れるはずだった投票が、タクシン派のメイン政党である「タイ貢献党」に流れるのか、それとも、若者に支持されているタクシン派の「新未来党」に流れるのかといわれていますが、そこに、反軍政の民主党が出てきて、どうなるのかが注目されています。

「新未来党」は最初から、反軍事政権を主張し、若者たちや反軍事政権派の支持を得ているので、その支持者たちを少しでも獲得できればという考えもあるのでしょう。

今のところの票読みでは、民主党が、少し支持を伸ばしているという見方もあるようです。

アピシットの民主党が、もしかして、タクシンと手を組むのかともいわれていますが、これは、99%ないと思います。

今まで、タクシン派と反タクシン派といえば、反タクシン派が指すのは、民主党でした。タクシン支持者たちは、今までいろいろと因縁のあるアピシットを嫌悪しています。

でも、タクシン派は、最終的には、タクシンの鶴の一声で物事が決まるでしょうし、支持者のことよりも、自分の事が大切なのがタクシンですから、可能性はゼロではないと思います。

タクシンは、妹のインラック共々帰国したいし、恩赦を受けて自由の身になりたいわけです。

アピシットは、タクシン派と軍事政権派との間に入って、いい条件を勝ち取って、大臣などの美味しい利権を狙っているのではないかと見られています。

簡単ではないでしょうけど、「国民国家の力党」と民主党との連立政権を持ちかけて、軍事政権が、国民から嫌われているから、自分が首相にという考えもあるかもしれません。

すでに、水面下では、いろいろな話し合いが、はじまっているような気がします。


民主主義とか人権のお話

世の中、AIの話をよく聞くわけですが、私の世代で海外旅行をしていた人たちだと、AIといえば、エアーインディア(インド航空)で、格安航空だったわけです。

私も何度か利用しましたが、とにかく、出発時間も到着時間も悪いし、ディレイ(予定時間が遅れること)も多かったです。安いから、しかたがないですけどね。

最近聞くAIは、人工知能( artificial intelligence)ですが、コンピューターにいろいろと学習させるために、そのための情報を集めることが必要なわけです。

そのために、ビッグデータといわれる膨大な情報を企業はスマホやコンピューターで集めています。

これから登場してくる自動運転には、位置情報も必要ですし、どこでどんな事故が起きやすいかなども重要になります。

固定電話の普及しなかった国が、スマホの普及が早かったという話もあるし、医学の分野でよく言われることとして、人権にうるさくない国や命の値段の安い国の外科医は、凄腕が多いという話です。

失敗を恐れず手術が出来るから、経験値が違います。

中国なんか、チベットとかウィグルなどで政治犯でとらえられた人たちとか、法輪功の信者に対する人権蹂躙などの疑惑もあって、臓器移植も多いとか。

ですから、ある意味、中国のAIは、かなり脅威ではないかといわれています。

日本は、何事もすぐに人権問題になるし、賠償問題もあるし、何をするにも難しいです。

昔からいわれる話として、中国人や朝鮮人は、物事を損得で判断する傾向があるけど、日本人は、物事を善悪で判断したがるので、どうしても、中国人や朝鮮人とは、話があわない。

物事を損得で判断し、自分にとって得だと思えば、物事は早いです。

でも、物事の善悪を考えると、どこまでが許されるのかとブレーキがかかってしまいますよね。

先日、沖縄県民投票が行われましたが、民主主義の中での議会制民主主義では、選挙で国民が選んだ議員が、物事を決めます。それが基本で、国会で決まったことに対して、県民投票というのは、本当に民主的かどうかといった意見もあります。

基地問題は、なかなか難しい問題だと思いますが、基地反対運動に、中国人や朝鮮人が混じっているのは、どうなんでしょうね。

そのうち、外国人が多い自治体が出来てきて、そこで、住民投票をして、物事を決めたら、もう、国家というものが成り立ちません。

民意こそが真の正当性を持つというのは、これからの世の中では、かなり危険をはらむのではないかと思います。

アイヌ問題も注目されていますが、アイヌと認定するには、DNA検査をしてもいいように思いますね。

DNA検査は、人権問題だとか言い始めるかもしれませんので、顔写真からAIに判断させたらいいのではないかな。

なんか、利権がらみで、いろいろなところに変な人たちが集まってくる世の中です。


金正男殺害事件

金正男さんといえば、日本に偽名で入国して捕まったり、インタビューに笑顔で応じたりして、どこか憎めないキャラだったと思いますが、一説では、武器貿易とか偽ドルとか麻薬関係の裏ビジネスをやっていたといった噂もありました。

そんな金正男さんが、マレーシアのクアラルンプール国際空港で、殺されて、もう2年が過ぎました。

2017年2月13日午前9時頃に、キム・チョル名義の北朝鮮国籍のパスポートを持つ男性がクアラルンプール国際空港で、マカオへの出国手続きのためにエアアジアの自動チェックイン機を操作している最中に、ベトナム人とインドネシア人の女性2人が突然襲いかかり逃げ去った。

直後に襲われた男性は体調不良に陥り、空港内の医務室から近くのプトラジャヤの病院への搬送中に急死した。

国際空港ですから、いたるところに防犯ビデオもあり、犯行の様子がしっかりと記録されていて、北朝鮮の恐ろしさがよくわかりました。

事前に、ドッキリということで、リハーサルが何度も行われていたようです。

容疑者は、インドネシア人のシティ・アイシャ被告(25)とベトナム国籍のドアン・ティ・フォン被告(28)なんですが、なんと、インドネシア人のシティ・アイシャ被告が、無罪放免となって、インドネシアに帰国したそうです。

映像も残っているわけで、あり得ない話だと思うのですが、政治的な裏取引があったようです。

マレーシアもインドネシアも、同じイスラム教の国ですし、言語も、ほぼ同じです。

2019年4月に投開票されるインドネシア正副大統領選挙が迫るなかジョコ・ウィドド大統領が、何らかの意思を持ってマレーシアの マハティール首相に働きかけたのでしょうね。

政治的な力で、殺人犯が、無罪になっちゃうのですから、ある意味怖いですね。

北朝鮮なんか、金正恩に逆らったり、逆鱗に触れたら、すぐに命を失っちゃうようですから、あの顔つきとか体型を見て、なんか、癒やし系だとか、意外と優しそうとか、いい人みたいジャンとか、全く見当違いだと認識すべきでしょう。

米朝の交渉が決裂したら、日本が悪いとか言いながら、またミサイル発射準備しているらしいし、全く信用できません。

日本国内にも、そんな北朝鮮のお仲間がたくさんいらっしゃるようで、恐ろしいことです。

拉致なんか、本当にひどい話で、覚醒剤の密輸なんかもそうですが、そんなことをしていながら、日本の過去の話とか持ち出す国なわけです。

おそろしあ、おそろしあ。



チェンマイの大気汚染

バンコクは、このところ、大気汚染の数値も標準かちょっと高め程度で、一時のような、空が霞むほどの大気汚染はありません。

いろいろなところで、マスクが売られていますが、マスクが手に入るようになると、マスクが必要ではないという皮肉です。

ところが、バンコクではなく、北部の古都チェンマイが、ひどいことになっているそうです。なんでも、世界で一番ひどい大気汚染にたびたび名前が出ているとか。

バンコクの大気汚染が話題になる前から、チェンマイの大気汚染は何度も話題になっていて、盆地でもあるため、大気がよどんでいて、健康被害も心配されています。

東南アジアでは、昔から焼き畑農業が盛んで、野焼きをしているところをいろいろなところで見る事が出来ますが、野焼きによる煙害は、恐ろしいです。

息苦しいだけでなく、視界を失います。

私も何度か経験していますが、車の運転中、野焼きに出会うと、突然、前が見えなくなってしまい、びっくりします。

フロントガラスに小石が当たって、全面にヒビが入った時と同じ恐怖でした。

あと、数年前には、インドネシアの山火事の煙が、シンガポール、マレーシアからタイにまで流れてきて、問題になりました。

今、タイで問題になっているのは、光化学スモッグですが、インドネシアからの煙は乾いた微粒子の浮遊により視界が悪くなる煙霧を意味するヘイズ (haze) といわれていました。

航空機の運航上は、このヘイズは、非常に危険で、離着陸が出来なくなることもあります。

離着陸といえば、航空機事故は怖いですが、ボーイングの737-Maxが注目されています。

2019年3月10日、アディスアベバを離陸したエチオピア航空302便(B737MAX 8)が、6分後にレーダーから消失した。乗員乗客157人全員が死亡した。

2018年10月29日、スカルノ・ハッタ国際空港を離陸直後のライオン・エア610便(B737MAX 8)が、ジャワ島沖合いに墜落。機体の残骸も発見されており、乗員乗客189人は全員死亡した。

737 MAX 7・737 MAX 8・737 MAX 200・737 MAX 9・737 MAX 10といろいろな種類もあるようですが、予約の時には、こういった機材は、しばらく避けた方がいいかもね。


2019年3月11日月曜日

「いだてん」が不人気

NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』の平均視聴率が、一桁と低迷していて、もしかしたら、早めに打ちきりかといった声さえもあるとかないとか。

オリンピックで金メダルを取ったとか、主人公からオーラが出ているような物語だったらいいのですが、話が、地味ですし、主人公も貧乏くさいです。

それと、進行役を務めるビートたけしの滑舌が悪く、時々聞き取れないですし、脚本や演出が、君たち落語を知ってるかいみたいな上から目線を感じてしまいます。

落語や吉原などが、これから、どのように楽しませてくれるのかわからないですが、今のところ、少しも楽しませてもらっていないから、視聴率が低迷しているのかもね。

日本がはじめて参加したオリンピックなんですから、それはそれは、すごい話なんだけど、お金がなくて、選手も2人だけだし、カナクリ選手は、自腹で旅費を出したとか。

初めての異国で、ちょうど白夜の季節ですから、夜も明るく、体調もおかしくなって当然でしょうし、水も食事も、身体に合わなかったでしょうし、今の海外旅行とは違って、本当に苦労ばかりだったのではないかと想像します。

日本の冬は、北欧では、昼間が短くて、夜が長いわけですが、電気があれば、夜も明るく出来ます。

それに対し、夜も明るいと、それを暗くするには、カーテン以外にはなく、部屋を暗くする電球はないです。

ドイツとか北欧の夏は、草原がいいです。短い夏に、草木も必死で緑の葉をつけます。空気が乾燥しているから、気持ちがいいです。

草原には、金髪美人が似合います。

「いだてん」も視聴率を上げるために、もっともっと北欧美人を出せばいいのにと思います。

昭和の時代には、スウェーデンといえば、北欧美人に加えて、フリーセックスとかポルノとか、まあ、刺激的な国だといわれていました。

実際に行けば、ポルノショップがあるくらいで、別に、誰彼かまわずセックスさせてくれるわけもなく、ごく普通の国なわけです。

でも、社会保障は昔から整っているし、女性の社会進出も進んでいるし、日本と比べたら、進んでいるし、女性も行動的ですし、自分の意思をはっきりと持っているわけです。

今の日本の女性の方が、ずっとフリーセックスだと思いますけどね。たぶん、世界中の多くの男性がそう思っていると思います。

ドイツにしてもイギリスにしても北欧にしても、ゲルマン系の国々は、食事が、あんまり美味しくないです。フランスとかイタリアとかスペインなどラテン系の国々が、料理は美味しいです。

ひとつには、食材の豊富さもあるでしょうね。寒い地方は、やはり、食材が乏しいです。

あんな食事で、あれだけのりっぱなカラダを維持できているのが不思議なくらいです。

物語の中にも出てきましたが、便器の高さが、日本人には高すぎます。おしっこ用の便器など、まさに背伸びをしないと、何が、便器に届きません。

洋式の便器に座れば、足が宙ぶらりんで、床に届かないわけです。

公園のベンチも同じで、彼らは、手足が長いですから、膝の上に肘を置いて新聞を普通に前向きで読めますが、私なんかですと、どうしても、新聞が垂直ではなくて、水平に近くなってしまって、前のめりの姿勢で読むことになり、滑稽です。

来週は、そろそろ、あのマラソンの途中で、カナクリ選手が、行方不明になってしまう話題になるのではないかと思います。

そのあたりで、少し脚色して、北欧美女との恋バナでもでてくれば、視聴率も上がるかも。


「チャバコ」を知らなかった

数年前からタイでも緑茶ブームで、ケーキからアイスクリームから食事まで、抹茶を使ったものもたくさんでてきていますし、ペットボトルの緑茶飲料も多いです。

タイ人は、緑茶にもお砂糖を入れるようで、ペットボトルの緑茶でも、注意しないと甘い緑茶を買ってしまいます。

私は、貧乏なので、むかしから定期的に読んでいた新聞もやめたし、毎月買っていた文藝春秋も3年ほど前にやめました。

今は、情報はインターネットとタイのテレビからだけです。

インターネットは、いろいろな情報がリアルタイムで手に入りますし、基本、通信費以外はただが多いので、とてもありがたいのですが、でも、自分の好むものしか見ない傾向が強くなるから、危険ではあります。

新聞や雑誌でも本でも、自分の好みしか買わないでしょうけどね。

だから、他人からもらう本は、時に新鮮だったりします。

それに、まあ、新聞でもテレビでも、フェイクニュースはあるんだけど、インターネットには、嘘やデマがゴロゴロですから、注意も必要です。

久しぶりに活字が恋しくなって、紀伊國屋のデリバリーを使って文藝春秋を購入してみました。

うちから紀伊國屋までの交通費や時間を考えたら、デリバリーの費用の方がお得です。

Kerry Expressというサービスを使っているようでした。


トータルですと、日本円で2000円近くになります。

それで、トイレタイムの数独や漢字パズルをお休みして、文藝春秋の3月号を読んでいます。

それで、「チャバコ」ってのをはじめて知りました。

たばこのパッケージ風の粉末の緑茶だそうですが、禁煙ブームの時代に、たばこの自動販売機を使っての販売とか、おもしろいですね。

「茶草場深蒸茶」と「茶草場ほうじ茶」「有機煎茶」「有機玄米茶」の全4種があるんだそうで、昨年の帰国時に買ってくればよかったと、実に残念です。

アマゾンでも手に入るようです。

掛川のお茶は、世界農業遺産に認定されている伝統農法「茶草場農法」で作られているお茶が多く、美味しそうです。

ススキなどの枯れ草を保温や保湿や肥料として使っているんだそうです。一手間かけているから、美味しいんだそうです。

タイでは、「おーいお茶」が、緑茶やほうじ茶などの粉末も売っていますが、「Chabacco(チャバコ)」も輸入して欲しいな。

タイは、たばこにうるさい国だから、手続きは、たぶん、個人には無理だと思う。

DON DON : DONKIさんよろしく。


「カメラを止めるな!」その2

「カメラを止めるな!」のテレビ放送では、副音声もあったんだそうで、上田監督が裏話として、あの冒頭37分ワンカットは「6テイク目のもの」だと言ったそうです。

撮り直しを行った理由について「ゾンビメークが間に合わなかったり、カメラマンが転んだ時に(録画停止)ボタンを押してカメラが止まっちゃったりとか…。5回目は完璧でしたが、セリフとかもうまくいって逆に面白くなくなってしまった。6テイク目は撮影中にもトラブルなどがあって、熱量が上がったんです」と臨場感が出たテイク6を映画に使ったと説明した。

全くの一発目で撮ったのかと思ってしまいましたが、裏話を聞けば、そうだったのかと、納得です。

37分間の演技を集中力を切らさず、何度も繰り返していたんだなんて、余計にすごいなあと思います。

衣装なんかも、毎回新しくしなければならないだろうし、ヘアーのセットやメイクなどから小道具なんかも、全部リセットですから、スタッフたちも大変だったことでしょうね。

衣装の中でGOOD GUYS GO TO HEAVEN, BAD GUYS GO TO PATTAYAのT-Shirtが、タイに住んでいるものには、印象深かったです。

普通に、細かく分けて撮っていたら、また違った映画になったでしょうけど、監督のこだわりは、とにかくゼッタイにワンカットだということでしょう。

キャストの濱津隆之は、監督が、彼の困り顔、顔がモゴモゴしていて魅力を感じたんだそうです。

優しさと情熱を上手に演じていたと思います。

個人的には、「しゅはまはるみ」さんが、素晴らしかったと思いました。

あの身体能力からして、もしかして、もと女子プロレスラーとか女性格闘家じゃないかと思ったんですが、ジャパンアクションクラブ(JAC)の養成所に入っていたんだそうですね。

バク転も出来ないし、アクションが好きじゃなかったからやめたとのことです。

スイッチが入ったら止められないという狂気は、多少は地があるのではないかと思いました。

撮影中の膨大な“血のり”は、口に入っても大丈夫なようにとスタッフが、イチゴ味というか、ほんのり甘い味で作っていたそうです。

映画も博打で、一発当てれば、ウハウハですが、ほとんどの場合は、赤字になることが多いようです。

デジタルビデオの高画質化と小型化、そして、価格が安くなっているから、フィルムカメラ時代と違って、やる気と才能さえあれば、おもしろい映画も手軽に出来そうで、若い才能にもっと出てきて欲しいです。

TikTok(ティックトック)なんかで遊ぶより、短編映画で遊んだ方がおもしろいと思うけどな。


2019年3月9日土曜日

チャチャーの映像


やっと「カメラを止めるな!」を見たぞ

昨年、かなり話題になった映画で、見てみたいなあと思っていました。

映画「カメラを止めるな!」の詳細については、全く知らないで見たので、前評判などから、かなりハードルをあげてみた人とは、見た印章は違うかもしれません。

舞台劇『GHOST IN THE BOX!』のパクリじゃないか疑惑もあるそうですが、まあ、劇中劇とか、舞台裏を見せるアイディアは、ジャンルのひとつととらえていいような気もします。

見終わった感想としては、評価は分かれるだろうなと思いました。

映画とか演劇とか音楽とか、制作の現場や裏方を経験している人とか、興味を持っている人たちは、かなり評価するのではないかと思いました。

実際に、この映画が評判になったのは、芸能界の評価が高く、テレビなどで、有名人たちが、いい評価をしていたからだったような気もします。

ドラマとか映画の現場を知っている人なら、知っている人しかわからない緊張感とか、おかしさなどもあると思います。

一方、制作の現場を知らない人や興味ない人たちにとっては、よく意味がわからないところもあるだろうし、評判の割りには、おもしろくないといった意見もあるのではないかと思います。

映画の制作は、ひとつの企画が生まれてから、いろいろな苦労があるわけで、まずは、お金が必要だし、演者もスタッフも機材も必要です。

撮影に使う場所探しも、大変だと思います。

都市部での撮影だと、交通整理だとか、野次馬対策だとか、騒音とか、いろいろとありそうです。

最近は、テレビなどでもADが登場していますが、アシスタントディレクターと、名前はかっこいいけど、もう奴隷のような下働きです。本当に好きでないと長続きは無理でしょうけど、才能のあるなしがよくわかる仕事でもあると思います。

監督以下、カメラとか音響とか、現場では、照明、大道具・小道具、衣装やメイクなどなど、どの作品にも、ものすごい数のスタッフたちが働いています。

フィルムを使うと、フィルムを無駄には出来ないから、段取りが重要になり、この映画のように、ほとんど一カ所での撮影ならいいけど、いろいろと場所を変えたり、長期間の撮影となると、物語の進行とは無関係に撮影していく必要も出ます。

笑い話に出てきますが、長い撮影ですと、髪の毛の長さとか、日焼けとか、体型などに整合性がなくなるとか、家具とか小道具が変わっているとか、いろいろとあるようです。

メイキングなどを見ればわかりますが、NGもあるし、何度も撮り直すことが一般的ですから、この映画の何が1番すごいかって、最初の37分を一発撮りしていることだと思いますね。

演技する人も、技術スタッフも、周りの人たちすべてが、失敗しないでやらないと無理なわけで、それを知っている人ですと、ドタバタもその場しのぎもおもしろいわけです。

それが、後半で見事な伏線回収となるわけです。

あのシーンの裏には、こうした苦労や動きがあったんだと。失敗も、上手に物語に生かしちゃうわけですね。

制作に携わっている人たちは、青春をかけているというか、食べていけるわけがない収入でも、本当に好きだからやっているわけで、ひとつのモノを作り終えたあとの喜びは、やっている人にしかわからない満足感と快感だと思います。

そのあたりを、あのエンドロールのシーンで、うまく表現していたと思いました。人間ピラミッドの上のカメラでの撮影ですね。

ドローンではダメなわけです。

私は、基本的に、気が小さくて、グロが苦手だから、ただのホラー映画は、ほとんど見ないけど、この映画は、グロいシーンも、リアル感がなかったし、後半で裏を見たから、後味は悪くなくて良かった。

あえて言えば、ヒロインがキャーキャー騒ぎすぎは、苦手でした。


2019年3月8日金曜日

あいみょん『マリーゴールド』にパクリ疑惑だって

私が、注目するくらいだから、紅白出場いこう、「あいみょん」は、いろいろな層にファンを増やしてきているのでしょうね。

あいみょんは1995年3月6日生まれの24歳だそうです。父親が、PAエンジニアなんだそうですから、生まれた時から、音楽が身近だったんでしょうね。

PAエンジニアというのは、コンサートか演劇の時の音響を一括してコントロールするお仕事です。

昨年から話題の映画、ボヘミアン・ラプソディーの終盤のコンサート場面で、観客席の中央に、黒く覆われ、白い屋根の部分がありますが、あそこで、PAエンジニアたちが、巨大スピーカーの音とか、全体のバランスとか、コンサート全体の演出を細かくコントロールしています。

演劇なんかでも、音響のコントロールパネルで効果音やBGMや照明を操作しますが、最近は、ノートパソコンでやっている人も多いですね。

今のコンサートは、事前のサウンドチェックが、重要で、そこで、スタッフなどがギターやマイクをテストして、本番では、すぐにホンモノが演奏できるように準備します。

今は、ギターもマイクもワイヤレスですし、自分の音を聴くイヤフォーンもワイヤレスです。

打揚花火なんかもノートパソコンで操作しているそうですが、コンサートでも、背景の映像とか、火を吹き上げたり煙を出したり、いろいろな効果を演出しますから、大変だと思います。

裏方のお仕事に、非常な魅力を感じます。生まれ変わることが出来たら、やってみたいお仕事の一つです。

そんなお仕事の親を持っているわけですから、無意識の仲に、親の影響なども受けているのではないかと思います。理想の男性は、父親とのコメントもあるようで、父親を尊敬し、好きなんでしょうね。

そんな「あいみょん」のヒット曲「マリーゴールド」にパクリ疑惑だって。

昨年の紅白でも歌った曲ですが、それが、ゲームボーイで流行ったゲーム「メダロット2」のBGMに似ていると話題になっているそうです。

「メダロット2」は、1999年7月23日発売のゲームですから、「あいみょん」は、まだ3歳で、自分でゲームをするには、早すぎるし、すぐ上の長女は年子だそうですから、ゲームしないでしょうね。

父親は、ゲームしていた可能性はあるけど、どうかな?

人気が出てきて、今までのファンよりも上の世代も聴くようになり、そういった人の中には、ゲームを遊んだ人もいて、あれ?と思ったのかもね。

でも、はっきり言って、かなり似ています。

二つを比較している人がいます。

自分で作詞作曲しても、編曲するスタッフなどもいるでしょうし、まあ、微妙ですね。

あのビートルズも、ポール・マッカートニーが「僕とジョンは盗作の天才なんだよ」という発言をしていたそうです。

意識して真似たのか、無意識なのかは、本人とまわりしかわからないと思うけど、私は、擁護派ですね。

音楽なんか、どこか似ている曲がいっぱいです。好きな人たちからの影響を受けるのも当然です。

今、嫌韓感情が、ネットにあふれていて、韓国的なものに過剰に反応する人たちもいます。

「あいみょん」という名前が、どこか在日を連想させるというのも、叩かれている原因のひとつかもしれません。

若い世代には、韓国的なものが大好きな人たちもいるわけで、韓国風のあだ名をつけ合ったり、ハングルを学んだり、韓国風のお化粧をしたりするわけですが、それも、韓国嫌いの人たちからは、叩かれます。

「あいみょん」は、本名もネットではばれているし、在日である可能性は、ほぼないと思われますが、一度、噂が流れると、なかなか消せないのがネットの恐ろしさでもあります。

ネット時代には、いろいろな形態の「嫉妬」も、増幅されて拡散されてしまいます。出る杭は打たれちゃいます。

でも、出るくらいの才能をつぶしてはイケナイと思います。


2019年3月7日木曜日

タイの選挙 その5

今回のタイの選挙には、数多くの政党が候補者を立てているわけですが、タクシン派対反タクシン派という構図以外に、おもしろい公約を立てている政党もあります。

それは、プームチャイタイ党という政党で、日本語では、タイ誇り党とかタイ名誉党とか訳され、そもそもは、ネウィン・チットチョープという、ブリラムの超実力者が、タクシンを寝返って合流した政党で、どちらかというと、タクシン派とは、仲がよろしくないようです。

ネウィン・チットチョープという元政治家は、父親も政治家で、父親がタクシンの父親とポン友だったそうで、あんまりよくない噂もあった人ですが、今は、ブリラムユナイテッドというサッカーチームのオーナーですし、ブリラムオートサーキットのオーナーでもあります。

その党の公約が、「タイの大麻栽培自由化」で、東南アジアでは初めて医療用大麻を合法化したタイですが、栽培には、いろいろと厳しい制約があるので、大麻栽培自由化を訴え、農家が自由に栽培できるように法改正をすることで、農民たちの収入を増やそうというわけです。

嗜好品としての大麻は、いぜん、禁止薬物ですが、タイの大麻は、昔から、ヒッピーやバックパッカーには人気の優良株なんだそうです。

ですから、将来、もしも嗜好品としての大麻が解禁されたら、かなりのポテンシャルを持っているような気もします。

日本も、医療用大麻の解禁から、はじめていった方が、時代遅れにならない気がします。

「Grabの合法化」もうたっています。「Grab」というのは、スマホのアプリで、近くにいる人でタクシーのように希望するところまで連れて行ってくれるサービスを提供するわけですが、タイでは、まだ違法扱いです。

時々、タクシーやバイクタクシーとの喧嘩が起きています。

上手に使えば便利なサービスですが、タクシーにとっては、死活問題ですし、バイクタクシーも、警察に許可証代を支払って営業しているので、自由化されたら困るようです。


タイの選挙 その4

今日、3月7日の午後3時から、タイの憲法裁判所が、タイ国家維持党に解党命令を出しただけでなく、タイ国家維持党の役員に10年間の公民権停止と、10年間にわたる新党設立禁止とタイ国家維持党の党名使用の禁止を出しました。

憲法裁判所の判事は9名で、解党に関しては9-0で決まったものの、公民権の停止などに関しては、10年間、20年間、終身と意見が分かれたようで、最終的に、6-3で、10年間と決まったようです。

それから、解党に伴い、タイ国家維持党から出馬している、比例代表と小選挙区の候補者282人が、候補者としての資格を失いました。

この党は、タクシン派の中で、比例代表に焦点を絞り、ラマ10世陛下のお姉さんを首相候補として指名し、国民の人気を獲得し、比例代表で、多くの当選者を出す戦略でしたが、ラマ10世による、王族の政治への関与は、ひかえるべきだとのお言葉で、戦略は、失敗し、この件で、王族を政治に巻き込んだことは憲法違反だと、解党すべきだと起訴されていたわけです。

まだ、タクシン派のメインの政党、タイ貢献党があり、小選挙区の方では、東北部と北部を中心に約130議席をとるだろうと予想されています。

今回のタイ国家維持党の解党で、この党への票が、タイ貢献党にどのくらい流れるかに注目が集まっています。

タクシン派には、「新未来党」という若い世代にアピールする政党もあるのですが、こちらも、党首が、経歴に嘘があったと起訴されています。

他にも党首のタナトーン氏と幹部2人がコンピューター犯罪法違反で起訴されました。フェイスブックなどに投稿していた映像に問題があり、国家の安定にダメージを与えたという理由だそうです。

もともと、タクシン派には、多くの反王制の人たちがいて、過去には、王制を批判するコメントを出していたりしていたようです。

とにかく、赤シャツが暴れるようなことがないことを祈るだけです。

赤シャツのナタウットには貧乏神が憑いているから、何をしても失敗すると思いますし、チャトゥポーンは、国家貢献党をやっているようですが、なんか資金難で、大変な状況のようです。

とにかく、タクシンには、多くの血族や親戚がいて、今回も、とんでもなくたくさんのタクシン派政党があるし、多くの候補者がいます。

今回の解党命令が出たタイ国家維持党の役員にも、タクシンの甥っ子と姪っ子がいるようです。この先10年間、被選挙権はありません。

意外と誤解している日本人がいるようですが、タクシン派の中には、多くの警察高官や軍高官がいます。タクシンが権力を握っていた時期には、彼の親族やタクシン派などが、異例の出世をしています。

軍や警察も、内部には、タクシン派と反タクシン派との権力闘争があります。

貧乏人の味方ではなく、貧乏人にエサをばらまいて、自分たちの利益を求める人たちです。

反タクシン派が正義だとも思わないですが、貧乏人とか社会的弱者の味方とか、民主主義を守るとかいいながら、汚いことをする守銭奴や売国奴は嫌いです。


歯の矯正について

歯の矯正のために、矯正装置(ブラケットを歯に接着し、ワイヤーを通すタイプ)を装着しているのですが、いろいろと問題があります。

普段は、そんなに痛みもないですし、違和感もないのですが、モノを噛むと、前歯の部分に痛みを感じます。

矯正装置で歯にテンションがかかっているから、多少の痛みがでることは、事前に聞いています。まあ、この痛みは、我慢できないレベルではありません。

この間の抜歯前の歯の痛みに比べたら、雲泥の差があります。

そして、もう一つの痛みは、ワイヤーの端っこと、ブラケットが、ホッペの裏側にこすれて、痛い時があります。

これも事前に説明を受けていて、痛い時には、その部分にこれをつけてくださいと、蝋のような透明な膏薬のような歯科用のワックスをもらっています。

これを適量、痛みの原因と思われる部分に塗りつけると、痛みを感じなくなります。

ただ、歯磨きをすると取れてしまいますから、痛みを感じるかぎり、何度も繰り返しつける必要があります。

そして、一番面倒なのが、食事のあとのお手入れです。

とにかく、矯正装置をつけていると、食べ物がそこに入り込みやすいのです。ですから、食事や、何かを口にしたあとは、すぐに口を何度もゆすいで、その後、歯磨きをして、またゆすぎ、歯間ブラシで、装着装置の隙間や歯と歯の間をきれいに磨いて、またゆすぎ、最期にマウスウォッシュでゆすいでいます。

ここまで書いて、「ゆすぐ」と「すすぐ」の違いってなんなんだろうと思い検索をしてみました。

ほとんど同じ意味だそうですが、地方によって、使う言葉に違いがあるようです。

うがいでは、「ゆすぐ」ですが、洗濯や皿洗いでは、「すすぐ」です。

皆さんは?

最低でも三食後と寝る前ですし、何かお菓子など食べた時にもしっかりお掃除が必要で、面倒です。

これを怠ると、虫歯や歯周病になる可能性が高いそうです。

これがあれば便利かな?

若い人たちなら、苦労しても、矯正後の人生が長いから、我慢のしがいもあるでしょうけど、がんばって矯正しても、老人は、そのうち歯が抜けてしまうこともあるだろうし、いつまで、歯を健康に保てるかは、わからないです。

インプラントなんかでも、せっかく高いお金を出して治療しても、そのあと1年で死んじゃったとか、世の中には、あるんじゃないかと思います。

治療一般に言えることですが、治療をしたあとの人生が、どの程度快適で、どれだけ生き長らえるのかも、しっかり考えるべきかもね。

大手術をして、寝たきりで、不自由な余生というのと、手術しないで、死んじゃうのとでは、大きな賭かもね。

もちろん、ほとんどの人は、手術や治療が大成功で、その後、快適に長生きと思うから、つらい手術も治療も我慢するのでしょうけどね。

人生、何事も、終わってみないとわからないことが多いです。だから、困った時の神頼みです。

普段から信心深いからといって、いい結果で終わるとも限らないのも人生ですよね。