2019年4月30日火曜日

下肢静脈瘤について

平成もあとわずかですが、平成は、まあ、体にいろいろな問題が出ました。

まず、糖尿で、これは、遺伝もあるし、生活習慣もあると思います。長い付き合いで、お薬でコントロールを目指していますが、つい、お菓子の誘惑に負け、コントロールは、劣等生です。

逆流性食道炎も、お薬でコントロールしています。

慢性胃炎や十二指腸潰瘍もあります。刺激物はとらないようにしています。

下肢静脈瘤もあります。

前立腺肥大気味でもあります。

飛蚊症にもなりました。

RBBB(右脚ブロック)の不整脈は、昭和の時代から続いています。

良性発作性頭位めまい症は、時々出てきて、いつの間にか消えていきます。

ばね指は、もう一生治らないかと思っていましたが、いつの間にか症状は消えています。

運動不足を解消しないと令和の新時代も、健康問題に悩み続けそうです。


血液型の話

血液型の話をすると、決めつけはおかしいとか、根拠がないとか、けっこう批判されますが、私は、当たっていることが多いような気がしています。

もちろん、ハズレもあるし、イメージの刷り込みで、自分が血液型で決めつけられている性格になってしまうこともあるらしいです。

「石橋貴明 たいむとんねる」で血液型の話をやっていました。

とんねるずは、好きじゃないからほとんど見ません。

番組が各血液型ごとに100人を調べたのは

①遅刻する人はB型が多い
 B型 37人 A型 25人 O型 18人 AB型 18人

②国民栄誉賞受賞者はB型が多い
 B型8人、O型6人、A型4人、AB型1人

③バツ2以上の有名人の血液型はO型が多い
 O型27人、A型25人、B型16人、AB型5人

④浮気する人はA型が多い

⑤唐揚げに勝手にレモンをかける人はB型が多い
 B型 14人 AB型 13人 O型9人 A型 8人

⑥日本人メジャーリーガーはO型が多い
 O型25人、A型15人、B型14人、AB型4人

⑦サッカー日本代表選手はO型が多い
 O型21人、A型15人、B型7人、AB型7人

⑧A型はジャンケンで最初にチョキを出す
 B型はグー O型はパー AB型はチョキ

その他に、

・社長夫人になった有名人にはB型が少ない

日本の場合、A型 約40%  O型 約30%  B型 約20%  AB型 約10%

世界だと、O型45% A型40% B型11% AB型4%で、日本は平均としてAB型とB型が多く、O型が少ないことがわかります。

2番、3番、4番、6番、7番に関しては、調査した100名に関係ないから、各血液型が、全人口に対する%との関連も考えないといけませんよね。

昭和50年代頃までは新生児の血液検査の時に一緒に血液型も調べていましたが、1歳児未満だと正確な血液型が判定されない事が多いので現在は大半の産院で未実施だそうです。

海老原アナは幼稚園児の時に血液型を調べ直したそうで、それまではA型になっていたそうです。

その頃は靴も揃えたりして几帳面な性格だったそうですが、B型と言われた途端に靴も揃えないようになったそうです。


教育の大切さ

5月5日のこどもの日に、NHKスペシャル・シリーズ人体2・遺伝子・その1.トレジャーDNAの放送があるそうです。

タモリとブラタモリでコンビを組んだ、1代目アシスタント・久保田祐佳さん、そしてノーベル賞の山中教授が、進行役です。

DNAや遺伝子の研究は、ものすごいスピードで進んでいるそうで、やはり、コンピューターの能力が大きく影響しているそうです。

過去には、10年もかかった1人の人間のすべてのDNA解析が、1日で出来る時代なんだそうですし、それにかかる費用も、以前は1000億円以上かかっていたのは、今では10万円で出来ちゃうのだそうです。

すごいですよね。

DNAの中にある2%しかない遺伝子が重要で、残りの98%は、ゴミだと考えていた時代から、今では、そのゴミが実は宝の山だとわかった時代になっているのだそうです。

まるで、ヤフオクなどで買ったジャンクの段ボールの中に、実は宝物があったという感じですかね。まあ、現実的には、ジャンクの場合には、ほとんどがゴミの確率が高いので、別の話ですね。

今は、IT時代で、IT社長など女性にもてる時代ですし、アプリの開発で大儲けも出来ているようですが、こちらの分野は、日本人が弱いともいわれています。

でも、日本人が強い分野もあって、ノーベル賞をいっぱいとってきています。日本人は、日本人が強い得意な分野でがんばればいいと思いますね。

どの分野でも優秀とか無理だと思います。

生物学とか天文学とか物理学とか、すぐにお金にならない分野でがんばる子供たちを育てて欲しいです。

とにかく、子供の教育は大切で、基本は、読み書き・そろばんでしょうね。

外国語なんか、AI時代には、どんどん必要ではなくなっていくと思いますね。自動翻訳で、ほとんど出来ちゃう時代がすぐそこまで来ています。

基本的なものの考え方が重要で、理論的に物事を考えるには、嘘はいけないということを子供に教えることだと思います。嘘を吐いて自分の都合のいいように結果を導き出すようでは、理科系の世界では通用しません。

日本人の多くは、正直でまじめですから、理科系にむいていると思いますね。

タイでは、選挙が行われて、選挙の結果について、不正があったとか、軍の圧力があったのではないかとか、いろいろといわれていますが、私は、もっと簡単なこともあるような気もします。

選挙の結果に納得できないとの批判を受けて、選管が、ナコンパトム1区の選挙結果を数え直しをしたのですが、とにかく、2転3転、猫の目のように結果がコロコロ変わって、もう再選挙をして欲しいということになっています。

タイで暮らした経験がある人ならわかると思うのですが、タイの人たちの中には、計算に弱い人がかなりいます。

本当に弱いのか、ワザと弱いフリをしているのかはわかりませんが、買い物をしたときにおつりとか、両替とか、とにかく、気をつけないと、間違っていることがあります。

まあ、こちらが得をするような間違いはほとんどないから、もしかずると、計算に弱いフリの可能性はあると思います。

そんなわけで、世界には、計算が得意な人たちと、苦手な人たちがいます。

もしも、計算が苦手な人たちが、票を数えているのなら、間違えがあってもおかしくないと思います。

タイでも、最近は、子供たちへの教育に力を入れているそうですが、日本が、本気で力を入れているのかと疑問に思っちゃいます。

日本には、人的な資源しかないわけですから、それを理解して、教育にもっと力を入れないと、本当に将来が暗いと思います。

第1集
あなたの中の宝物 “トレジャーDNA”
2019年5月5日(日)21時~(49分)

第2集
“DNAスイッチ”が 運命を変える
2019年5月12日(日)21時~(49分)

楽しみです。


天皇制の話題

日本が戦争に負け、GHQによる占領政策によって、日本のいろいろな制度や価値観が変えられましたが、天皇制は、象徴として残りました。

昭和天皇の戦争責任論はあったわけで、GHQによって作られた憲法で、天皇の地位が決められたあとでも、天皇制に反対する人たちはかなりいました。

唯物論の共産党は当然ですが、社会党などの左翼もほとんど天皇制反対でした。

でも、国民の多くが天皇制を支持しているとわかってきてから、彼らも徐々に戦略を変え、最近ではミエミエの路線変更をしているようです。

「女系天皇を容認せよ」 立憲民主党、各党に呼びかけ 

今まで天皇制に反対してきたところが、急にこんな事言いだしたら、要注意なわけで、彼らは何を求めているのかって考えた方がいいですよね。

要するに、直接天皇制をなくせとは言わないで、天皇制が、維持できなくなる方法や、天皇制の存在価値をなくそうとしているようにしか思えません。

今まで1000年以上男系の天皇でやってきたわけで、女系にしなくても、方法は他にもあるわけですが、そのことには触れないのが、アヤシイですね。

男女平等の世の中だから、女性・女系天皇でもいいじゃないか、側室は現代の価値観では許されないとか、女性の賛同を得られるような方向に持っていこうとしています。

何度も書きますが、女性天皇と女系天皇とは、全く違います。

旧宮家の復活なども考慮すべきですし、男系男子を持つ旧宮家との養子縁組だって可能性はあるでしょう。

「天の邪鬼」には、よくない意味も含まれますが、でも、なんか、急に正論ぶったことを言い出す人たちがでてきたら、注意が必要だと思います。

世の中には、ワル知恵の働く人たちもいますし、人を騙そうとする人たちも多いです。

学者とか知識人とかにも、そんな人たちがいるから、ボケーッとしていると騙されちゃいます。

私の場合ですが、日本の野党や朝日新聞やタイのタクシン派の意見には、注意をするようにしています。


IT社会の話

お茶の水女子大付属中学校で秋篠宮家の長男悠仁さまの机に果物ナイフが置かれていた事件で、警視庁捜査1課は29日、同校に侵入したとして住所・職業不詳、自称長谷川薫容疑者(56)を建造物侵入容疑で逮捕した。

将来の天皇になられる方の警備がひどいですね。将来の天皇云々でなくても、子供たちの命が危険にさらされることは、ゼッタイにあってはならないことです。

目的とか容疑者の素性とか、まだわかっていませんが、何となく、女性・女系天皇派に関係があるような気がします。

最近、ネットでも、異様に、女系・女性天皇派と思われる人たちが元気で、秋篠宮家叩きとかやっています。手法が、なんかカルト宗教っぽくて、気持ち悪いです。

さて、迅速に容疑者逮捕が出来たのは、今回も監視カメラによる追跡のようです。

左翼の人たちとか、監視カメラに反対する人たちもいるわけですが、善良な国民にとっては、マイナンバーと同じで監視カメラのメリットは大きいと思いますね。

監視カメラなどに、顔認証などのシステムが使われているそうですが、この顔認証は、いろいろなところで使われはじめています。

空港の入国審査とかでも使われています。一部の病院などの受付でも使われていますね。

こうした顔認証ですが、当然システムを破る人も出てきます。何事も、善と悪とのイタチごっこです。

顔認証だから、Tシャツに、複数の顔を印刷するとか、変装をするとか、誰でも考えます。

ものまね芸人のやっているような、太い眉毛とか、カツラとか、ヒゲとか、誰にでも可能ですよね。

プロなら、京劇の仮面を瞬時に変えるワザとか、歌舞伎などの早変わりとか、目に見えない特殊な光線を顔に当てるとか、まあ、素人でも、いろいろなアイディアを妄想できます。

システムを作ったがわからすれば、もっと、どこをいじったら簡単かはわかるはずです。

最近、現金を持たない暮らしを煽っている人たちがいますが、ネットでの決済は、便利でも、破る人が出てくるでしょうし、悪用されたり、混乱したら、もう手がつけられないと思います。

便利なものには危険が潜むわけですし、悪党は、常に、抜け道を探しています。

ネットに、こんなニュースが流れました。


ソースは韓国のテレビニュースだとかで、ネット探偵団がすぐに調べたら、トランプ大統領は、「止まれ」ではなくて、「イイネ」といっていたそうです。

こちらが公式な映像です。

ネットでは、「息をするように嘘を吐く」といわれる人たちがいるわけで、日本の悪口は、嘘でもいからつきまくるわけです。

トランプ大統領の韓国の大統領と安倍首相との接し方の違いに我慢ができず、つい嘘を吐いたのかも知れませんが、悪質ですね。

ネットの嘘を見破る目を養わなければならないのですが、病気になった時と同じで、やはり、セカンドオピニオンというか、いろいろな見方を調べた方がいいですね。

ソースが、信頼できるかどうか、嘘の可能性を疑ってみる反射神経も必要です。

結局、信頼されるべきメディアかどうか、信頼できる人物か、信頼できる国かどうかといった判断基準も必要です。

信頼しています

2019年4月29日月曜日

運転免許証

18歳で免許証をとってから、ずっと無事故・無違反です。といっても、20代からほとんど海外での暮らしで、日本で乗っている時間を考えれば当然です。

海外での運転は、最初、日本で国際運転免許証をとっていましたが、1年ごとの更新が面倒で、タイの運転免許証を取得しました。

タイでも、書類上は無事故・無違反です。日本と違って、引きこもる前は、ほぼ毎日車に乗っていたので、乗っている時間に対して、事故は、かなり少ない方だと思います。

自分に非がある小さな事故は、2回だけです。相手に非がある事故は、10回くらいはあったと思います。

引きこもってからは、もう、ほとんど車に乗っていませんし、日本の免許も返納しようと思っているし、タイの免許も更新はしないつもりです。

父親が、亡くなる前日まで、車もバイクも乗っていたのですが、家族としては、事故が心配で、何度もやめた方がいいのではといいました。

でも、地方都市では、車やバイクがないと、行動が限られるし不便ですし、禁煙のススメと同じように、他人から言われると、意地でもやめないという感じでした。

歳をとれば、頑固さが増します。自分がボケてきているとか、反射神経が鈍くなっているとか、本人が自覚できない場合も多いようです。

介護などでもそうですが、実際に経験しないと、物事は、そんなに理想通りに、第三者が思っているようにはいかないとわかります。

で、自分は、そうはなりたくないので、バンコクでは幸いにして地下鉄が利用できるところにいるし、車がどうしても必要でない限りは、乗らないでも平気です。

オンラインで、必要なものを注文して、家まで届けてもらえるのも嬉しいです。

もっといろいろなサービスがオンラインで出来るようになれば、本当に、車の必要性は減ると思います。

事故を起こして、他人の命を奪ったりしたら、いくら保険に入っていても、補償なども大変だと思います。

もちろん、本人が障害を負うことだってあるわけで、家族にもいろいろとのしかかってくる問題です。

普通に考えられるのは、老人用には、スピード制限のかかった車とか、オートマではなくて、マニュアルの車がいいと思います。

日本だけではないでしょうけど、これから、老人の人口は増える一方で、老人による交通事故も増えるはずです。

知恵を出し合って、いろいろと試行錯誤をして行く必要がありますね。


2019年4月28日日曜日

女性天皇と女系天皇

「朝まで生テレビ」を見ましたが、田原のおじいさん、もう賞味期限切れですね。運転免許証を返納した方がいい老人と同じように、たけしと同じように、もう、表には出ない方がいいと思います。

机を叩いての恫喝でパネリストの発言をとめるのは、まるで独裁者です。

三浦瑠麗さんは、ツイッターでも、村上祐子さんの不倫報道に対して、持論で擁護していましたが、番組の中でも、はっきりと、村上祐子さんを番組から外したのはおかしいと発言し、かっこよかったです。

もう平成も残り少なくなっていますが、パネリストが、天皇の譲位というか、退位というかで、だいたいの考え方がわかります。

あくまでも、個人的な考えですが、男系天皇派は譲位を使い、女性・女系天皇派は退位ということが多いようです。

まあ、女性天皇と女系天皇は違うので、一緒にすると誤解が生まれますが、一般的には、誤解させようとする人たちもいて、一緒にすることが多いようです。

今の天皇制では、男系の天皇が続いているわけで、天皇の父親をたどっていくと、どこまでも天皇なわけです。8人の女性天皇が歴史上いても、その父親は、男系の天皇でした。

女系天皇というのは、天皇の娘が一般の男性と結婚をして産まれた子供が天皇になることです。ですから、女系天皇の父親は、天皇ではなくて、一般人です。

パネリストの中で、明確に男系天皇派は、2人だけで、残りのほとんどが、女性・女系天皇派で、人的なバランスが、フェアではなかったです。

日本の天皇制は、世界で一番長い歴史を持っているわけで、その基幹が、男系天皇なわけで、父親をたどっていけば、初代神武天皇から男系の血筋のみで続いてきた万世一系だと呼ばれ世界で一つの一族による君主在位の最長記録を更新し続けているわけです。

まあ、神武天皇が実在したのかどうかとかいった話はありますが、実在した天皇としては、10代崇神天皇説、15代応神天皇説、26代継体天皇説などがありますが、いずれにしても、世界には類を見ない長さなわけです。

だからこそ、世界から一目置かれ、我々も、それを誇らしく思えるわけで、そう簡単に、新しい流れにするのは、愚かなことだと思うわけです。

反日国などにとっては、天皇制をやめさせたいようだし、出来れば、万世一系を壊した女系にしたいようです。

女系天皇になれば、極端な話、反日国の血を天皇家に入れることが可能になります。

男系でも、外国人との混血自体は可能ですが、結婚の審査も厳しいですし、万世一系は続きます。

中国の文化大革命やイスラム教徒の仏教遺跡の破壊などを見てもわかりますが、一度壊されてしまうと、もう、再建できないものもたくさんあります。


ぼくだけじゃないよ

立候補の資格問題で、メディアの株を立候補時にもっていたのではないかとの疑惑に、最初は、規則や法律に触れることはしていないと力説していたタナトーンはじめ新未来党ですが、徐々に、主張が変わってきています。

選管が資格停止できるのは、投票前までで、投票後は、立候補の資格停止は出来ないといい、ついに、メディアの株を所有している立候補者は、他にもいるジャンになってきました。

主張自体は、当然の主張ですし、選管は、どの党の立候補者であっても公平にすべきです。

それで、もうあら探しははじまっているようです。

でも、悪いのは僕だけじゃなくて、他にもいるジャンとの主張は、まるで教師から𠮟られた小学生の言い訳みたいで、かっこわるいですよね。屁理屈や言い訳も多いしね。

潔く自分の非を認めて、その上で、他人の批判もすればいいのにね。

このまま、来月9日に出される当選者発表をすべての党が受け入れるのか、また、オレンジカードやレッドカードが出されて、当選が取り消される人がどのくらい出てくるのか、抗議運動が始まるのかなどなど、いろいろと不安なことがあります。

最悪、選挙は無効だということになれば、このままプラユット政権が続くことになる可能性も高いですし、タクシン派が野党になれば、また、赤シャツやオレンジシャツが、街頭で、暴れる可能性も出てくるかも。

左翼は、軍とか自衛隊に反対するけど、自分たちは、かなり暴力が好きなようにも見えます。

平和が一番ですよね。


2019年4月26日金曜日

冷静に見れば真実が見える

新未来党が、なぜ、あの様に躍進できたのかというと、新未来党には、しっかりしたプロの選挙戦略チームがあって、練り上げた戦略に基づいて、政策だけでなく、ファッションから、インターネット対策まで、トータルに実行してきたからだそうです。

特に、ネットチームには、プロのメディア班がいて、アピールしたい若者層に対して、賛同を得られるように働きかけていたんだそうです。

イメージ戦略などの選挙対策は、今や世界中の政治家が、取り入れているところで、特にネット対策は、これからの選挙を左右していくでしょうね。

日本だと、小泉さんがやっていましたよね。受けのいい短なスローガンを繰り返すとか。

筋が通っていそうなことをまくし立てるというのもあります。ピヤブット書記長が得意で、聴いていると、正しいことを言っているように思うけど、よく冷静に聞いていると、かなり矛盾があったり無理があったりこじつけがあったりもします。

タナトーンの株の譲渡問題でも、法に触れるようなことはゼッタイにしていないと言っていたのが、最近では、選管が立候補資格を取り消せるのは、選挙前であって、選挙後ではないといっています。

冷静に考えれば、立候補資格に反することをタナトーンはしていたんだけど、でも、もう罰することは出来ないよってことです。

タナトーンは、昨日の帰国後のインタビューに対して、もし、私や新未来党に対して、罰するようなことをしたら、私たちに投票した600万人の人たちが黙っていないだろうとか言い出す始末です。

議会で戦えないのなら、街頭で戦うかも知れないとか、脅しが入っているようにも聞こえます。

どこかで聞いたことのある手法だなあと思ったら、以前タクシンが追い詰められたときに、言い放った、私は、1400万人に投票されて選ばれた首相なんだから、私を裁こうとする司法は、それを理解し、正しい判断をすべきだといった件でした。

違法行為と選挙で選ばれたのとは、全く関係ないですね。民主主義の三権分立は、タクシンやタナトーンのような人の言い分が通らないようにするシステムですね。

今、日本で、注目されている上級国民問題とも共通しますが、司法は、職業や社会的地位や財力や権力にとらわれず、誰をも公平に裁くべきです。

軍政が、独裁で司法をも牛耳っていると批判するんであれば、自分たちは、同じようなことをしてはいけませんね。素直に司法の判断に従い、刑務所の中から戦うべきです。

タクシン派のテレビ番組でも、もうタナトーンの株の問題など話題にしないようになっています。

それよりも、今後の動きで、もしも、タクシン派が野党になったら、次の選挙はいつになるだろうかとか、それは、街頭闘争によるのかもとか、なんか、不穏なことを間接的に言い始めているようです。

ピヤブットもフランスに逃げないだろうし、タナトーンも懲役刑はないから逃げないだろうとか、タクシン派らしい逃亡の話題までし始めていました。

この猛暑で、頭のおかしな人も増えているようですし、もう、燃やすとか、銃撃戦とか、ゼッタイにやらないで欲しいです。


中古フィルムカメラの話

若い世代にフィルムカメラ愛好家が増えた時期がありました。今でもデジタルよりフィルムがいいといっている人たちもいます。

フィルムでしか出ない味わいもあると思いますが、手軽さからいったらスマホやデジカメに軍配でしょうね。

一時はヤフオクなどで安く買って、転売する人たちもいたそうです。父親や祖父の遺品整理で出てきたカメラをその価値も知らないで安く売っていた人もいたそうです。

どんな製品にもいえるのですが、名機とか希少なものはあるわけで、とんでもない価値を持つものもあるようです。

私も、一時期フィルムカメラに興味があって、ヤフオクで落札してタイに送ってもらいました。

昔のフィルムカメラは重いものが多く、船便で送ってもらうのですが、30キロ制限で、1回に送ってもらえる数量には限りが有ります。

中古とかジャンクの場合、関税は高くはないです。

ヤフオクの中古カメラを出品する人たちの中には、それこそ一山いくら的に10台とか20台とか、段ボール箱1箱で出品する人もいますので、それを落札すれば、お宝かゴミかといった楽しみもあるわけです。

一時流行ったアナログのレコードなんかも、段ボール箱で出品している人がいます。

私は、貧乏人の銭失いの典型で、安いものに手を出して後悔することが多い人生なんですが、でも、たまには当たりもあるわけです。

昔のカメラは基本的に電子部品は使われていないから、手先の器用な人で熱意と好奇心があれば、あとは工具を揃えれば修理も可能です。

壊れていないのに、壊れていると思って売る人もいるし、壊れていても簡単に修理出来るフィルムカメラもあります。

今は、インターネットで修理のしかたを説明してくれている人たちもいます。

タイで発見された中古フィルムに水着の日本人美少女、元アイドルと判明

こんなニュースもありますが、わたしも、中古カメラの中にフィルムが入ったままのカメラを何台か見ています。

現像に出したこともありますが、劣化しているものもあれば、しっかり写っているものもありました。焼き付けはしないで捨てましたけどね。

写真機でもパソコンでも捨てたり売ったりする前には、個人情報が入っていないことを確認した方がいいです。

あと、多いのが、電池が入ったまま電池が腐食してカメラを壊しているものです。電池室だけの腐食ならいいですが、ほとんどは回線全部がダメになっていることも多いです。

一番嬉しいのは、電池が接触している部分をヤスリがけするだけで通電するものです。

あと、すでに生産中止になっている水銀電池を使っていたカメラも、代替えの電池で使えるようになる場合もあるので、儲けものです。

昔のカメラに多いのが、シャッターや絞りの羽根に油分がついて、羽根を開閉できないタイプです。これも、簡単なものなら分解しないでも、揮発性のオイルで洗浄するだけで動くようになるものもあります。

でも、普通は分解の必要があり、簡単な修理ではありません。

一山いくらのジャンクなら、壊しても練習練習と納得できますが、高価なものは、やはり専門家に任せた方が賢明でしょうね。

何事にもいえることですが、自分の所におもしろそうな話が回ってくることには、もうピークが過ぎていることが多く、自分が儲けるのではなく、相手を儲けさせることが多いようです。


昨日は尾崎豊の命日だったそうですね

私は、バンコクで暮らしてきていて、日本の流行など、知らないでいることもあります。

特に、インターネットのなかった頃は、日本のニュースを知るには、日本の新聞や週刊誌を読むとか、録画された日本のテレビ番組を見るしかありませんでした。

70年代のバンコクでも、日本の新聞や週刊誌を読むことは可能でしたが、早くても1日遅れでした。それが、衛星盤の新聞が出来て、当日に読めるようになっていきました。

テレビ番組は、日本食の食堂などでビデオテープに録画された番組を見る事が出来たし、そのうち、ビデオテープやカセットテープをレンタルできる店も出来てきました。

といってもかなり限られていたので、70年代80年代90年代に活躍した歌手や話題のテレビ番組の中には、知らない人も多いわけです。

そんな1人が、尾崎豊で、彼自身も彼のヒット曲も全く知りませんでした。

彼の「I LOVE YOU」という曲をはじめて聴いたのは、宇多田ヒカルのうたうカバー曲でした。感激しました。


そして、尾崎豊をはじめて知ったのは、2005年の韓国ソウルのホテルでした。

部屋のテレビで日本のNHK BSの特番で尾崎豊をやっていました。2時間たっぷり、尾崎の曲を聴き、大感激したことを覚えています。

それから、しばらくは、尾崎の歌ばかり聴いていました。ちょうど、家でエアロバイクを毎日こいでいた頃で、尾崎の歌を聴きながらエアロバイクをこぐ毎日でした。

覚醒剤で逮捕されたり、若くして亡くなったり、いろいろと言われることもあるようですが、やっぱり、魅力のあるアーティストでした。

今、尾崎と同じような才能と魅力のある若いアーティストは、Anlyかな。ギターのテクニックは、尾崎よりも上ですよね。


パラコートって知らなかった

タイで暮らしていると、冷蔵庫にしまった野菜でも、すぐに腐ってしまうものとずいぶんと長いことしまっておいても、全く腐敗しないものとがあることに驚きます。

高温多湿ですから、ものは腐敗しやすいわけですが、生産者や流通業者や販売する側は、やっぱり、腐らせたくないわけです。

海鮮類などは、もっと腐りやすいので、違法な防腐剤などが使われている場合もあるのではとの疑惑もあります。

タイでも、賞味期限もあるし、いろいろと規制もされてはいますが、実際には、スーパーで売られているものを持ち帰ったら、腐っていたとか、変なニオイがしたとか、食べたらお腹をこわしたとかもたまにはあるわけです。

生産者からすれば、害虫も元気なところですし、雑草もよく生えてくるわけで、化学肥料や殺虫剤や除草剤などもよく使っているようです。

そうしたものの健康被害もあるわけで、政府に規制を呼びかける団体もいます。

バンコクポストには、除草剤・パラコートの規制を求める団体の記事が載っています。

パラコートという除草剤を知らなかったので一応チェックしてみました。

日本でも規制を求める声は上がっているそうですが、禁止はされていないようです。

マレーシアでは2003年にパラコート禁止令がでているそうです。

ヨーロッパ連合(EU)では2007年7月11日以来禁止となったそうです。

除草剤と言えば、ベトナム戦争で使われた枯れ葉剤を思い出します。

マラリアなどの危険な病気を防ぐために撒いたとかいわれていましたが、実際には、ジャングルの草木を枯らして、ベトコンの隠れる場をなくすためだとの指摘もあります。

結果として、先天性口蓋裂や奇形児が生まれる確率が急上昇したと言われています。

ちなみに、先天性口蓋裂は、昔、「ミツクチ」と呼ばれていましたが、現代では差別用語として禁忌となっているそうです。

生産者は、とにかく生産性を上げたいわけですが、消費者は、当然ですが食の安全を求めます。

除草剤とか農薬で有名なのが、アメリカのモンサント社で、遺伝子組み換えでも有名ですが、今は、世界的な医薬品メーカーのバイエル社に吸収・買収されています。


2019年4月25日木曜日

笑っちゃった

新未来党の党首タナトーンが、オランダやイギリスを訪問していましたが、今夜帰国予定で、メディアや支持者が、スワナプーム空港に集まっていて、テレビで、その様子を断片的に中継しています。

その中で、反タクシン派のテレビ局では、MCが、若い世代に支持されている新未来党のはずなのに、タナトーンを迎えに来ている支持者たちは、やけに老けているねというから、よく映像を見ると、確かに、40代から50代の太ったおばさんたちが多いようです。

そして、MC曰く、このおばさんたち、見たことある。以前の赤シャツ集会にも赤シャツ着て来ていたし、タンマガイ寺院の支持集会では、白い信者の服装できていたし、今日は、新未来党のシンボルカラーのオレンジ色のシャツだねだって。

日本の集会なんかでも、右でも左でもよく見る顔がいるらしいですよね。


日本人が住みたい国

「未来世紀ジパング」でプラスティックストローの話題と海外移住先の話題をやっていました。

ウミガメの鼻に刺さったストローの映像から、プラスティックのストローを使わないようにしようとの運動が高まっているそうで、規制と代替えのストローについてやっていました。

環境問題は、ストローだけでなく、プラスティックの袋も問題ですし、現在の暮らしを快適にしてくれている製品の多くが、環境には、悪影響かも知れませんよね。

魚釣りのテグスや釣り針、漁師の使う網なども、海に流されたら、いろいろな生き物を傷つけます。

電気も化石燃料も、木材も食糧も、極端に言えば、人間が生きている以上、環境破壊をしてしまうとも言えますね。

だから、どこまでで共存共栄をするのかが、重要になると思います。

ストローの話題では、代替えとして、ガラス、竹、チタン、ステンレスの4種類に加え、特殊な加工をした紙なども研究されているそうです。

マイお箸とかマイストローは、いいアイディアだとは思いますが、衛生面の問題もあるでしょうね。

それよりも、日本の昔からのお行儀として、立ち食いや歩きながらの飲食は、原則として、やめた方がいいと思いますね。

欧米の悪習を真似るのはやめた方がいいです。

そして、13年連続で、日本人が移住したい国No.1に選ばれているのが、マレーシアだそうで、2番目がタイでした。

マレーシアの魅力として、10年ビザが取れる可能性があることだそうです。ただ、最近は、取得が難しくなってきているそうで、その原因は、中国人の移住者が増えていることに関係があるようなことも言っていました。

中国人は、どこの国でも、頭痛の種のようです。東南アジアでは、過去にも、中国人と現地人との間のトラブルを経験してきていますしね。

海外移住の魅力のひとつが、物価の安さで、日本では考えられないような豪邸に安く住んでいる人たちが紹介されます。敷地内のプールで泳ぐとか、なかなかのものです。

企業の海外移転でもそうですが、価格差だけでは、そのうち、格差がなくなっていくわけで、魅力も減ってしまいます。

タイでも、最近は、お手伝いさんの賃金も上がっているだけでなく、なかなか見付かりません。ミャンマー人のお手伝いさんが多いそうです。

お手伝いさんがいなければ、広い住居は、もうお掃除だけで、一日が終わるという感じでしょうね。プールだって、きれいな水の維持は、簡単ではないです。

年金は、あがることはないわけですし、現地の物価も上がるわけで、ダブルパンチです。

今回新しい切り口としては、日本の暑い時期や寒い時期だけ台湾で暮らすというのをやっていました。

理想的ではないかと思いました。日本に生活基盤を持ちながら、時々海外で暮らすのが一番だと思います。

お金持ちは、ハワイとかオーストラリアで、そういったことをやっているようです。

海外で暮らすのは、いろいろなリスクがあります。まず、その国では外国人で、ビザなどの縛りもあるし、いろいろな権利も日本国内とは違います。

そして、法律もコロコロ変わり、今まではOKだったのがダメになったりもします。

衛生事情や食の安全、そして風土病などのリスクもあります。病気になった時には、やはり日本が安心でしょう。

過去には、美味しいとこ取りが許されたかも知れませんが、今は、オンラインで、お金の動きも把握されちゃいますし、もっと厳しくなっていくと思います。

若いときには、経験を積む意味での海外留学や海外生活は、素晴らしいと思うけど、海外移住となると、安易に考えない方がいいと思います。

まあ、余計なことを言うと嫌われるでしょうけどね。


今日も朝から猛暑です

マジ、いつになったら我慢できない猛暑から、普通の暑さになるんだろうか。

あんまり暑いので、おかしな人も出てきます。

昨日の午後、セントラルワールドという、いろいろなことが起きる巨大ショッピングセンターの近くで、ヘビ男が、ヘビと包丁を持ってうろつき回ったそうです。

仮ナンバーをつけたベンツで乗り付け、ボンネットにはラマ10世の写真を数枚並べ、車体にも、ラマ10世に関するステッカーが貼られていたようです。

まだ、詳しい動機などはわかっていないそうですが、わかったとしても、発表するかどうかはわからないでしょうね。


ヨーロッパに行っていた新未来党の党首タナトーンが、今日帰国だそうで、帰ってきたら、選管にメディアの持ち株を譲渡した件などを説明しなければならないそうです。

譲渡の時期云々に関しては、メディアの株をもったまま立候補したとしても、小選挙区での当選者でなく比例代表のタナトーンの資格違反は問われないという見方があるそうです。

ただし、新未来党からの立候補者の1人が、立候補の資格なしとされた件で、党首タナトーンにも指名責任があるという話もあるそうです。

他にも、選挙に直接関係ないけど、例の株の譲渡に関して、商法に違反しているという話もあって、そちらで起訴されるかも知れないとの話もあるそうです。

タクシン派寄りのテレビを見ていると、すでに、タナトーンやピヤブットがいなくなったら、新未来党はどうなるのかといった話までしているから、もしかすると、あの2人の新未来は暗いのかもね。

可能性として

1.2人とも普通に当選し下院議員になる
2.どちらか1人だけが、議員になれない
3.2人とも議員になれない

最悪は3ですが、そうなったら、新未来党はどうなるのだろうかという話もでてきています。

このまま、反軍政を貫くのか、それとも、日和って、軍との協調路線を探るのかという話まででているそうです。

反軍政で若者たちから支持を得たわけで、日和ったら、若者の怒りを買いそうです。

もう一つの注目点は、タクシン派のメインの政党プアタイの党首で、スダラット党首は、プアタイの推薦する首相候補でも議員として立候補していないから、もしも連立与党になれなかった場合には、野党として、下院の議長の席を狙うことになり、スダラットは議員ではないから、党首をチャイカセームに代える必要があるという話もあるそうです。

だから、もしプアタイの党首が交代すれば、タクシン派は野党になって、早期に議会を解散して、次の選挙に持ち込む戦略になるとのことです。

来月4~6は、ラマ10世の戴冠式の行事があり、9日には、先月24日に行われた選挙の最終決定が発表され、議会が招集されて、議長が決まり、その後、首相が決まるようですが、混乱なく進むのかなあ?

ちなみに、現在、新しい国会議事堂を建設中ですが、計画が大幅に遅れているので、当分は、TOTにある、巨大会議場を借りて、臨時の議場とするそうです。


2019年4月24日水曜日

レディース有吉 歯の矯正

女性が興味を持っていることを取り上げる「レディース有吉」ですが、昨日は、歯の矯正やホワイトニングについてやっていました。

日本人には、上の前歯が前に出ている出っ歯の人が多いし、八重歯の人も多いですよね。

番組とは関係ないけど、英語だと、上の前歯が下の歯よりも出ている状態をoverbite(オーバーバイト)といい、その反対の受け口をunderbite(アンダーバイト)というそうです。

出っ歯のように、かみ合わせではなくて、前歯が前方に出ている出っ歯は、overjet(オーバージェット)というようですが、詳しい定義は、歯医者さんに聞いてください。

八重歯は、顎が狭くて、歯が横並びに生えることが出来ずに、凸凹に生えた状態を言います。乱杭歯(らんくいば)crowdingのなかで、上顎犬歯が外側に生えた状態を言います。

歯並びが悪いと、虫歯の原因になることもるし、見た目がよくない場合もあるので、歯の矯正をする人も多いです。

最近の歯の矯正は、ものすごい進歩で、信じられないようにきれいになる例を番組では見せていました

そして、今までは、1年以上から2年と、かなり矯正に時間もかかったのですが、最近では、時間も短縮されているそうです。

ただ、あんまり急いでの矯正だと、あとから歯肉炎になる可能性が高まるそうです。

芸能人などは、矯正がわからないように、金属の矯正具を前側ではなくて、歯の内側につけるそうです。

でも、内側につけると、舌に当たるので、痛みがあるそうです。歯の外側でも、頬の内側に金属が当たり、痛いこともあります。

矯正のためには、健康な歯を抜く必要がある場合が多くて、なんかもったない感じはします。

私の場合には、歯が割れて抜いたところを狭めるために、八重歯の状態の歯を矯正中で、うまくいけば、インプラントなしで、抜けたあとがきれいになる予定ですが、成功するかな?

日本だと矯正に50万円から100万円を超えるとか、高いですね。タイだと、貧乏人には嬉しい料金です。

ホワイトニングも、LEDライトではなくて、プラズマライトを使うので、1時間とか、かなり短時間で出来るようなものもあるそうです。

あと女優のキャサリン・ゼタ=ジョーンズがやっているという、イチゴを潰したものを歯に塗った状態で、しばらく放置するだけでも、かなり白くなるんだそうです。





忘れてはいけない偉人たち

日本人にとっては、東京裁判は、屈辱的な裁判でしたが、負ける戦争はしてはいけないという教訓ですね。

その東京裁判は、戦勝国が戦敗国を裁く法廷であったわけですが、インドのパール判事は、そのへんを見事に見抜いていました。

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パールは「裁判の方向性が予め決定づけられており、判決ありきの茶番劇である」との主旨でこの裁判そのものを批判し、被告の全員無罪を主張した。

これは裁判憲章の平和に対する罪、人道に対する罪は事後法であり、罪刑法定主義の立場から被告人を有罪であるとする根拠自体が成立しないという判断によるものであり、日本の戦争責任が存在しないという立場ではない。

「パール判事は親日家故に日本に有利な主張をした」「反白人のため、欧米に不利な主張をした」という説は事実誤認であり、自身も強くこれを否定している。

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パール判事と同じように、日本に好意的な人物がいました。

それは、スリランカのジュニウス・リチャード・ジャヤワルダナ元大統領で、1951年のサンフランシスコ講和条約提携の場で行った演説は、語りぐさとなっています。

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その会議演説で、ジャヤワルダナは「日本の掲げた理想に、独立を望むアジアの人々が共感を覚えたことを忘れないで欲しい」と述べ、また「憎悪は憎悪によって止むことはなく、慈愛によって止むという法句経の一節を引用して、セイロン(現:スリランカ民主社会主義共和国)は日本に対する賠償請求を放棄する旨の演説を行った。

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この発言に対しては、こちらの人が、興味深いことを言っています。

二つの見方があり、一つは、戦後に今の日本の復興に向けて道筋をの中における恩人の一人としてのジャヤワルダナ氏を知り、感謝しよう。

もう一つは、親日家ジャヤワルダナ氏が、なぜ会議において、日本を擁護するような発言をしたか、それは「日本が戦時中ヨーロッパ列強と戦ったからである」というところ。

この後者のような、日本の行った戦争を正当化するような考え方は、危険だというのは、忘れてはいけない点でしょうね。

とにかく、世界には、公平な見方をする人たちもいます。私たちも、日本を全肯定するのでもなければ、全否定するのでもなく、間違ったことは間違いだと認め、間違っていなかったことは、それをしっかりと説明していくべきです。

例えば、慰安婦ですが、基本的な考え方は、当時合法であった売春を兵士たちの慰安所として活用し、兵士たちが、現地で民間人を強姦するなどの性犯罪を犯させないようにするためのものでした。

戦後の日本でも、GHQの兵士たちが、日本の民間女性に性暴力をさせないようにと、慰安所を設けています。

戦争において、軍人を殺傷するのは許されても、民間人を殺傷することは許されないというのは、世界統一のルールです。


信仰無罪??

スリランカの連続自爆テロですが、一応「イスラム国」が犯行声明を出したようです。犯人たちは、海外で軍事訓練を受けていたようです。

自分が信じる宗教のために命を捨てる行為を殉教というわけですが、自爆テロのような行為は、殉教ではないですね。どんな宗教でも殺傷を禁じているはずです。

中国には、「愛国無罪」という便利な言葉があって、国を愛するのであれば、何をしても無罪だととんでもない解釈が出来る言葉で、これを他の国でもアレンジして使っているわけです。

「反日無罪」なんてのもあって、反日の行動なら何をやっても許されると信じるおバカさんもいて、困るわけです。

日本にある文化遺産を盗んだり放火したり日本人を痛めつけたりしても、反日のための行為であるから、罪に問われないという主張なわけです。

今回の自爆テロなんか、さしずめ、「信仰無罪」で信仰のため、異教徒や迫害する人びとには何をしてもかまわないというだけでなく、死をもって敵を倒すのは殉教だという思想です。

戦争なら敵を倒せば英雄ですから、宗教戦争でも、敵の宗教指導者を倒すのは英雄かも知れませんが、一般人を殺すのは、戦争でも宗教戦争でも、英雄でもなんでもない、凶悪な犯罪者です。

世の中には、詭弁とか、悪い意味でのレトリックを使う人たちがいるわけで、気をつけないと騙されます。

タイでは、「軍政を批判するなら、正義」という人たちがいます。

軍政が、いいか悪いかなら、私は、悪いと思いますが、でも、軍政に反対しているかといって正義でもないと思います。軍政に反対するタクシンなどの悪もいるわけです。

選挙で勝ったから何をしても許されるとか、軍政に反対しているのだから正しいとかは、「民主無罪」であり、「反軍無罪」だと思います。

選挙で勝っても、軍政に反対したとしても、腐敗政治や独裁政治はあるわけですし、そこをしっかり見極めないと、騙されてしまいます。

タクシン政権では麻薬戦争の名目で、裁判にもかけず、2000人以上が殺されたわけで、そんなの民主主義であるわけないです。

選挙で勝った政権を守るためなら、バンコクを燃やしてもかまわないとか、ロケット弾を打ち込んでも許されるとか、国際会議をメチャメチャにするとか、テロリストと同じです。

日本にも暴力革命を正当化している人たちはいるようですね。一般の人びとを巻き込んだら、オウムのサリン事件と同じですね

例えば、新未来党の党首も書記長も、軍が、選管をコントロールしているとか、自分たちを潰そうとしているという主張をしていますが、それはそれで、しっかり検証して、戦うべきだと思いますが、嘘はいけません。

それに、何かと言えば、すぐに欧米に助けを求めるのも、教師にすぐに言いつける勉強の出来る小学生みたいで、好きにはなれません。



2019年4月23日火曜日

今日のニュースから

タイは、医療大麻を条件付きで合法化しているのですが、今度は、ランジット大学に医療大麻研究センターがオープンしたそうです。

ランジット大学の学長は、元政治家で医師でもあります。

大学の研究者らは、癌または多発性硬化症の患者が苦しんでいる痛みを和らげるために経口マリファナスプレーを発表しています。

新未来党の党首タナトーンの立候補資格問題ですが、メディアの株を所有している人は、立候補できないという決まりがあって、タナトーンが、メディアの株を母親に譲渡した時期に注目が集まっているわけですが、1月8日に譲渡したとして、証拠はこれこれだと言っています。

その証拠というのを昨日党書記長のピヤブットが、タナトーンは、7日に東北タイのスリンで遊説をしたあとブリラムに泊まり、翌日8日の午前中に立候補予定者の応援のための演説をして、午後からバンコクにマイクロバスで戻ったと説明しました。

そして、証拠として、途中の有料道路の通行時間やバンコク到着時間を提示したのですが、isaraニュースという所の記者が、実際に、GPSなどの情報を基に、逆算したところ、ブリラムからバンコクまでは、約400キロあって、通常の運転では5~6時間かかるので、ピヤブットの説明には無理があると言ったわけです。

そしたら、ピヤブットは、今日、タナトーンがブリラムをでたのは、朝の10時ごろだと昨日の発言を無視して、コロリと発言を変えました。

一度嘘をつくと、嘘を吐き続けなければならないわけで、それが出来る人には、政治家としての素質があるとも言われています。

タナトーンは、現在、バックにいる人たちと会っているのか、オランダに行っているそうです。

最後にタクシンの話題ですが、タクシンの出廷なしで、タクシンによるミャンマーへの通信衛星にからむ汚職の件で、タクシンに懲役3年の有罪判決が下っています。

すでに、土地にからむ不正で、懲役2年の有罪判決が下り、国外に逃亡しているわけですが、まだ、他にも5つの裁判を抱えているのだそうです。

最近でた法律では、懲役刑から国外に逃げている人は、住民票に名前を載せられないということになり、タイ人としての権利も、いろいろと制限されるようです。

選挙の件もありますが、タイの政治は、これからどうなっていくのでしょうね。

微笑みの国であり続けて欲しいですし、平和であって欲しいです。


スリランカの連続爆発テロ

4月21日日曜日の午前、スリランカ各地の教会やホテルで自爆テロとみられる爆発事件が連続して発生し、200人以上が死亡しました。

スリランカには行ったことはないけど、イメージとしては、敬虔な仏教徒が多く、以前は、ヒンズー教徒との間に内戦もあったことくらいしか知識はありませんでした。

タイの仏教とスリランカの仏教との繋がりは深くて、仏教関係での行事や親交は、よく行われているようです。現存するタイの仏教資料の多くはスリランカから贈られたものだそうです。

今回の連続爆破テロで、日本人も犠牲になってしまったわけですが、今のところ、イスラム過激派による自爆テロではないかといわれています。

犠牲者のご冥福を祈るばかりです。

テロの恐ろしさは、直接の関係者以外にも犠牲になる人が出ることで、同じ自爆でも、日本の神風のようなあくまでも狙いは敵の軍人というのとは、全く違い卑劣だと思います。

真珠湾の奇襲攻撃も卑劣だって言われますが、あれも民間人を狙ってはいませんので、アメリカによる東京大空襲とか広島や長崎に対しての原爆投下などの無差別的な民間人大量虐殺とは違います。

日本は負けたから、勝った側の言いたい放題ですが、日本の軍隊の倫理観は高く、言われているような非道な行為は、そんなに多くはなかったと信じています。

あの勝った側が負けた側を一方的に裁いた東京裁判でさえも、思いのほか、軍人たちの倫理観や道徳観が高くて、もっと悪事をしていたはずだと、証拠探しも大変だったそうです。

中国兵たちの便衣戦法などが有名です。白豪主義の国なんかも、有色人種に対する考え方は、推して知るべしです。

戦勝国側の言った者勝ち的な憶測だけで根拠のない日本批判には、腹が立ちます。

非道というのであれば、一神教を信じる人びとの方が、ずっと非道だと思います。自分たちの信じる宗教以外は、邪道扱いですからね。

仏教は、異教徒に対して、寛容だと言われていますが、スリランカでは、仏教徒が、イスラム教徒を迫害していたようです。

イスラム過激派は、自爆テロで救われると信じていますから、死を恐れません。

日本も移民政策で、いろいろな人たちが入ってきていますが、国籍が違うだけでなく、宗教も違うし、考え方や生活習慣も違いますから、しっかり法整備し、みんなで考えていかないと、本当に明るい未来にならない気もします。


バンコクの高架道路と列車システム

今は昔、チャーチャイ政権の1990年に、香港資本の会社ホープウェルによる「バンコクの高架道路と列車システム」プロジェクトがスタートしました。

バンコクのドンムアン空港に行ったことのある人なら見たことがあるでしょうけど、バンコクからドンムアンに向かう道路の左側には、鉄道が走っていて、その鉄道の所に、廃墟に立つコンクリートのように朽ち始めている柱の列を見たことがあると思います。

あれが、ホープウェルと言われているプロジェクトの夢のあとです。

バンコク中央駅からドンムアン空港まで、高架鉄道と高速道路を作り、ウンザリするような交通渋滞を解消しようとしたわけですが、汚職のひどかったといわれるチャーチャイ政権が、クーデターで倒れ、その後、アジア通貨危機にも巻き込まれて、プロジェクトは13%くらいしか出来ていないところで、中止に追い込まれました

その後、タイ政府とタイ国鉄に対してホープウェルが、損害賠償請求の訴訟をしてきたのですが、昨日、最高裁で、最終的に、タイ政府とタイ国鉄はホープウェルに対し、120億バーツと金利を支払う命令を下しました。

日本円で500億円を超えるだろう賠償金額ですが、もしも、実際に支払うとなると、かなりの痛手です。

タイは、政治の混乱もあるので、かなり長い間10%の消費税を7%にしています。

政府は、なんとか消費税を上げたいのですが、政府への批判が高まることを恐れて、なかなか実行できないでいます。

昨日から、市バスの料金が上がっていますが、いろいろな物価も上がりはじめてきています。

噂では、税務署が銀行に対して、預金者の情報を流すような命令も下っていて、今までは、いろいろな銀行に分けて預金している人たちでも、トータルでいくらかが、把握されて、400万バーツ以上の預金額に対して、税金を取るようなことを言っている人もいます。

金利のトータルが2万バーツを超える人が対象といった話もあるようです。

まあ、外国人から規制するのが定石でしょうし、日本からの送金や、タイに持っている不動産とか銀行預金などを税務署がオンラインでチェックする可能性はありそうです。

私などは、貧乏だから心配ないですが、心配な人は、専門家にチェックしておいた方がいいかもしれませんね。

マレーシアやタイは、老後の移住先として人気だそうですが、海外で暮らすということは、日本の常識では考えられないようなことも起きるし、日本と違って、あからさまな外国人に対する区別・差別もありますから、いろいろと注意も必要だと思います。


2019年4月22日月曜日

野獣 松本薫さん

土曜日の早朝にあるテレビ番組「サワコの朝」に柔道家松本薫さんが登場しました。

ロンドンオリンピックの柔道で、唯一の金メダルを取り、その試合前の姿や目つきから、野獣といわれた女性です。

すでに現役を引退し、一児の母親でもあるし、アイスクリームを売っているそうですが、とにかく、阿川さんの聞き上手もあるけど、おもしろい話がいっぱいでした。

オリンピックで金メダルを取った選手であっても、試合は、怖いそうですし、自分よりも優れたモノを持った選手他たくさんいるので、そんなに強くはない自分が、強い選手に勝つためにはどうしたらいいのかを自分なりに考えて、相手を心理的に呑み込もうとして、野獣スタイルを考えたんだそうです。

試合直前に野獣になるのではなくて、試合が決まると、徐々に、日常の中から、野獣になるべく、自分の生活スタイルを変えていくのだそうで、それこそ、生理が止まるほど、女性であることをやめるのだそうです。

例えば、グラスのつかみ方でも、男性のように掴むとか、実際にグラスを掴んで、阿川さんに教えていました。

相手を睨み付けて、相手が目をそらしたり、後ずさりするような仕草をすれば、儲かったと思えるのだそうです。

金メダルを取ったり、大きな大会で優勝するほどの選手であっても、謙虚だし、努力家だとわかる話しをいろいろと聞けました。

リオデジャネイロオリンピックでの準決勝では世界ランキング1位であるモンゴルのドルジスレンに開始早々の背負投で一本負けを喫して銅メダルに終わってしまった。

そのことについて聞かれ、いや、わたしの方が彼女よりもゼッタイに強かったので、ものすごく悔しかったし、今でも悔しいとのことでした。

だから、オリンピック3連覇の野村忠宏さんに「悔しいです」と言ったら、「いや〜俺、負けたことないから分かんねえや」と言われ、そうだ、話す人間違えたと思ったそうです。

柔道家だった頃は、試合をするにしても、多くて一日5~6人が相手だったけど、今のアイスクリーム店では、お客様が何百人も来るので、戦うのに必死だそうです。

今、女子柔道は、素晴らしい選手たちがどんどん出てきて、東京オリンピックでは、いっぱいメダルが取れそうな予感もします。

個人的には、78kg超級の素根輝選手と阿部一二三選手の妹さんの阿部詩選手推しです。

でも、他の国の選手たちも必死で、打倒日本で来るわけで、向かうところ敵なしだった阿部一二三選手が、相手から研究されて負けるようなこともあるわけで、油断しないでがんばって欲しいです。


腹立つわ~

今日のNHK「あさイチ」で、「悪の手口もバージョンアップ 深刻化するスマホのリスク」をやっていました。

今や、スマホを持っていない人は少なくなってきていると思いますが、スマホは便利だからこそ、恐ろしいこともあるわけです。

パソコンでもスマホでも、機械の部分ハードとその機械を動かすソフトの部分で出来ています。

昔は、ハードの部分もソフトの部分も有料でしたが、頭のいい人がいて、ソフトは「ただ」で使わせてあげますというのが登場し、その中には、条件付きですがというのも出てきました。

条件は、ほとんどの場合、宣伝広告が出ますとか、「個人情報をいただきます」ってことが多いです。

スマホなんかですと、ソフトの部分は、ほとんど無料です。スマホの場合には、アプリと言われることが多いけど、使用承諾というのが出てきて、使用する条件として、位置情報とか、スマホの中にある個人情報をいただきますというのが多いですよね。

「GAFA」といわれるGoogle、Apple、Facebook、Amazonは、チョー優良企業で、大金持ちですが、個人情報を使って大儲けをしているところがほとんどです。

他にもいっぱいあるわけで、大企業がすれば合法でも、個人がやったら違法というのは、よくあることでもあります。

薬の説明書とか保険の説明書なんかのように、細かな条件がいっぱい書かれていても、普通の人は、全部を読んだりしないですし、読んでも理解が難しいです。

わたしは、スパイウエアーで悪名高いHuaweiの健康バンドを使っていますが、機能的には優れていると思っています。

昨日、なんか突然、スマホに入れているHuaweiアプリが立ち上がらなくなって、使用するには、別のアプリをダウンロードする必要があるとでてきました。

しかたがないからダウンロードしましたが、それを立ち上げようとすると、何々の個人情報を送ってもいいことを承諾しますか的なのが、何度も繰り返し出てきました。

最近問題になっているのは、メールやショートメッセージを使って、ウィルスに感染させる手口で、最近は、ニセの企業名で、危険なプログラムをダウンロードさせるのが増えているそうです。

宅急便とかネットショッピングの名前だと、ついうっかりクリックしてダウンロードしまうんだそうです。

私のスマホも、変なプログラムが入ったかと、一応、新しく入れたアプリは削除しましたが、時遅しカナ。

まあ、盗まれて困るような情報は、スマホにはないと思いますが。。。

アプリに必要な情報を盗まれるのはしかたがないまでも、朝イチでも言っていたけど、関係の無い情報まで持っていくのは、泥棒じゃないかと思います。

健康アプリに写真とか映像とか電話帳は関係ないと思うな。

こういった、半分詐欺みたいな方面に日本人が弱いから、ITには弱いのかもね。

偏見かも知れませんが、ユダヤ人とかインド人とか中国人なんか、こういった半分詐欺分野が、すごく得意そうなイメージです。

スマホも複数台持って、個人情報を守るためのスマホとどうでもいいスマホとを分けて使うべきでしょうね。

便利なものには危険があるし、美味しい食べ物は、健康に悪いってことは、もう常識ですね。


格闘技大好き

子供の頃からプロレスやボクシングの試合をテレビで見ることが大好きで、親から見るなと𠮟られていました。

大相撲中継も好きでした。大相撲は、中継時間も早かったですし、見るなとは言われませんでした。

当時は、プロレスマンガなどもあったし、小学校では、プロレスのワザの掛け合いをして遊びましたが、今から考えれば、かなり危険なこともしていました。

地方都市でしたので、めったに生の試合は見る事は出来ませんでしたが、一度だけ、生でプロレスの試合を見たことがありました。

サッカーでも野球でも、試合を楽しむのならテレビの方が見やすいと思うけど、生で見るスポーツや音楽は、やはり、その場の雰囲気が特別で、それはテレビでは伝わりません。

昭和40年代には、キックボクシングが流行って、沢村忠の真空跳び膝蹴りが、大人気でしたが、タイでは、野口ジムの興業が、インチキでタイの国技を愚弄していると非難されました。

実際に、当時リングに上がったタイの留学生だった人から話を聞いたことがありましたが、いいアルバイトとして、ムエタイ経験者であれば、ランキングなどなくても、適当なリングネームで試合をして、ダメージを抑えるため、なるべく早めにKOされたそうです。

まあ、プロレスなども、筋書きのある見せる試合なわけで、真剣勝負である、プロボクシングでさえも、時には八百長もあるようですし、大相撲でもよく話題になりますが、興業である以上、やはり、人気商売ではあるわけです。

といっても、プロとして、一流といわれる人たちは、天性の運動能力と気持ちの強さ、そして、ものすごい練習をしてリングに上がっているわけですが、それでも、上には上がいるし、勝ち続けることは、大変なことです。

昨日のRIZINを見て、那須川天心ほどの選手でも、大晦日のフロイド・メイウェザーに敗れた影響が、心のどこかに残っているように思えました。

やはり、以前の強さを取り戻すためには、もう少し試合をしていくしかないと思います。

RENAも同じで、浅倉カンナに負けたあとも、体調不良で試合を棄権したりで、昨日の試合を見ても、試合カンがまだ戻っていないような内容でした。

しかし、解説にGACKTとか、RIZINが、ますますうさん臭くなる感じ。

今は、いろいろな団体が、いろいろな格闘技の興行を行っていますが、日本人選手には、関節技と絞め技を磨いて欲しいです。

手足の長さでも負けているし、身体能力でも、決して優れてはいないと思いますからね。

あとは、マイクタイソンとか貴景勝のように、身長の低さを武器と出来る戦略でしょうね。

高校時代、体育で、剣道か柔道かの選択があったんですが、私は、柔道を選択し、最初の授業で、得意技を教師から聞かれ、冗談で、受け身ですと答えたら、その日から、ずっと教師の投げられ役になった苦い経験もあります。


2019年4月21日日曜日

生で聴きたいなあ

 ボヘミアンラプソディ



天才だ

緑色のちょうちん

タイのイメージとして、セックスというのがあるわけですが、タイ政府は、それをなんとかして消そうとしています。

日本だって、戦後の貧しかった頃には、赤線地帯と言われるところがあったし、もっと昔でも、吉原の遊郭なども有名でした。

***

特殊飲食店として売春行為を許容、黙認する区域を地図に赤い線で囲み、これら特殊飲食店街を俗に「赤線」あるいは「赤線地帯」、「赤線区域」と呼んだ。

これに対して特殊飲食店の営業許可なしに、一般の飲食店の営業許可のままで、非合法に売春行為をさせていた区域を地図に青い線で囲み、俗に「青線」あるいは「青線地帯」、「青線区域」と呼んだとされている。

***

日本人は、海外旅行が解禁されてから、韓国にキーセン旅行にいき、台湾やタイに買春旅行にいったわけですが、赤線というのは、世界中どこにもあるわけです。

有名なのは、ドイツのハンブルグにあるレーパーバーンやオランダのアムステルダムにある飾り窓です。

港町とか鉄道駅の近くには、売春宿はあることが多いです。

「朝日の当たる家(House of The Rising Sun)」という、いろいろな有名な人たちが歌っている曲がありますが、売春婦が、自分のような間違いをしないようにと歌っています。

世界的なヒットは、アニマルズですが、個人的には、ジョーン・バエズのが好きです。

まあ、自分の間違いならまだいいですが、親から売られる場合も人さらいという拉致による場合もあって、もっと悲惨ですね。

さて、バンコクの話に戻りますが、バンコクポストに、「緑色のちょうちん」という名のカフェの話がでています。

アジアでは、中国の影響なんでしょうけど、売春宿の目印は、「赤いちょうちん」であることが多いようですが、バンコクでは、「緑色のちょうちん」が、一般的だったんだそうです。

green lantern 」というなのカフェには、「性に関する博物館」もあって、いろいろな展示物が置かれているそうです。

ただ、入場料が500バーツと、かなり高いようです。ドリンクを注文すれば入場料はただだとか。

このコラムでも書かれていますが、バンコクの売春婦の話題としては、バンコク中央駅のまわりで、ソムタム&ガイヤーン(東北タイのパパイヤサラダと焼き鳥)をゴザに座って売っている女性たちがいるわけですが、彼女たちの中には、春を売っている女性もいるわけです。

このカフェのオーナーは、タイでは違法になっているアダルトグッズも合法化すべきだと言っています。

日本では合法なので、何も知らないでバイブをタイに持ち込んで没収されたり、罰金を取られる人もいるそうです。

エロ関係の展示物、大丈夫なのかなあ?

私が、タイに来た頃は、ベトナム戦争も終わっていたんですが、ベトナム戦争に送られた米兵たちの慰安の施設が、かなり残っていました。

有名なのは、カウンターの上で水着の女性が踊る「ゴーゴーバー」とか日本の当時のトルコ風呂を真似たと言われる「マッサージパーラー」で、今でも残っています。

タイ人向けでは、昔ながらの民家に少女たちを集めたところとか、ナンバーホテルといわれる、番号が名前になっている少女付きモーテルとかが、ありました。

今は、コンドミニアムブームで、大型マッサージパーラーから、高級コンドミニアムに建て替えられるところも増えてきているし、売春が、表から裏に移っていく過渡期かも知れません。



豚もおだてりゃ木に登る

ツイッター、フェースブック、インスタグラム、YouTubeなどなど、インターネットに自分から写真や動画やコメントを発信することが大流行です。

私も、昔は、ホームページを作り、無料掲示板をやってみたり、今では、このブログもやっていますが、どれも、ほとんど誰にも見てもらえませんでした。

広告収入を期待しても、現実は厳しいです。

結果を出している人たちは、それなりに努力しているし、見る人たちに得るモノを与えていると感心します。

なかなか結果がでてこないと、見てもらいたい病に感染しやすいわけで、どうしたらいいのだろうか、やはり過激路線とか、考える人もいるわけで、非合法の世界に入り込んで逮捕されちゃう人も出ます。

今の若い人たちも同じで、インスタ映えとかやっていても、同じようなことをしている人は他にも大勢いるわけで、友人以外に広げることは簡単ではないです。

そうすると、やはり過激に走る人も出てきて、胸を見せるとか、下半身まで見せるとか、どんどんエスカレートしてしまう場合もあります。

見せてもらう側は大歓迎でも、ちょっと冷静になって、自分の母親とか妹とか、娘が、そんなことをしていたら、ショックでしょう。

人間ってのは、そんなもので、自分勝手なものです。

最近は、TikTokを禁止する国が増えてきているそうで、TikTokでエロ映像を流す人が増えているからだそうです。

若い人に限りませんが、親や学校で褒められて育っていない人が多いですから、褒められると、つい調子に乗ってしまうことはよくあることです。

ヤクザが、若い女の子を水商売に落とすには、とにかく優しさと褒めることと脅しだとか。

タイでは、お世辞をいうことを「口が甘い」といいます。タイの女性は、お世辞ばかりいっている男性は嫌いとかいいながら、お世辞を言われるとやっぱり嬉しそうです。

お世辞はタダだから、言わないのは愚かだという男性もいます。

褒めて褒めて褒めゴロスなんてこともありましたが、逆効果の褒め方もあるけど、褒められて調子に乗ると痛い目に遇うことも多いです。

SNSに関しては、本当に注意が必要ですね。

今日のニュースでは、フェースブックでイイネをもらいたくて、水牛の糞を食べる映像を流したり、ニワトリの糞を食べる映像を流したりしている人がいると、話題になっていました。

動物の糞には、いろいろな病原菌や寄生虫もいるので、ゼッタイに真似をしないでとかいっていましたが、そこまでやるのは、もう病気ですよね。

自分の自殺を中継するとか、殺人を中継とか、どんどんエスカレートするでしょうけど、何を言ったところで、やる人はやるし、やらない人は、最初から制御しますよね。


猛暑の話題

とにかく暑いんです。

日本でも最高気温を記録するのは、岐阜県の多治見とか、内陸部が多いですが、タイでも、北部とか西部が暑いことで有名です。

家の中にいては、もう我慢できないと、近くに川や湖や池があれば、水浴びですが、一番いいのは、冷房のよく効いたスーパーとかショッピングセンターで、どこもすごい人出のようです。

暑いのは、当然人間だけではないわけで、飼っている牛が熱中症で死んでしまった人が泣いているニュースがありました。

子供を産んだばかりだったそうで、やはり体力がない人から暑さの犠牲になるようです。

また、最近、タイの家畜も海外の品種との交配で生まれた子供が多く、暑さに弱いんだそうです。

人間でもタイ人に比べると日本人は、暑さに弱い気がします。

今は、タイ人も食生活の変化で、肥満が多いですが、昔のタイ人は、皮下脂肪がとても薄くて、腕の皮膚を引っ張っても、ただ皮だけでした。

タイでも酒好きは多いので、嬉しいといって飲み、悲しいからと飲み、寒いからと飲み、暑い日も飲むといわれていますが、暑くてやってられないとやけ酒を飲んだ30代の男が、死んでいるのが見付かったそうです。

お酒を飲むと脱水で熱中症になりやすいので注意が必要ですね。

そして、この猛暑で、熱風の嵐が吹き荒れることがあるそうです。

突然の突風で、屋根を吹き飛ばされる農家が多くなっているそうです。こんな直射日光がすごいときに屋根がなくなったら悲劇です。

そして、当然ですが、こんな猛暑が続くと、水不足も心配で、すでに北部のパヤオでは、断水の地区もでているそうです。

自分の井戸がある人だけは、大丈夫なようで、これからの時代には、再び、自分の井戸を持つ時代に戻るかも。

井戸水は、夏は冷たく、冬は暖かいといわれ、昔は井戸にスイカを入れて冷やしたものでした。

うちの父は創意工夫の人で、まだクーラーが普及する前、どこかから小型トラックのラジエターをもらってきて、それに井戸水を通して、後ろに扇風機を置いて、部屋を冷やしていました。

寒いくらい冷えました。

そこまでは出来ないから、足元にタライを置いて、冷凍庫で凍らせたペットボトルを置き、その上で、USB電源の小型扇風機を置き、太もものあたりに風を当てていますが、これでも、エアコンをつけなくても涼しくなります。

この時期のバンコクの水道からは、温水がでてきますから、シャワーを浴びても、スッキリとはいかないです。


2019年4月20日土曜日

コンピューター犯罪法違反

ネットには、いろいろな情報が飛び交うわけで、中には、嘘もいっぱいあります。

タイの場合には、王室や政治に関するフェイクニュースやエロ関係は、コンピューター関連規制法によって、取り締まりを受けます。

このところ、タイは猛暑日が続いていて、北部のランパーンでは、ついに44度を超えたそうで、40度以上の日が10日間以上続いているんだそうです。

そんな中、ネットに炎天下にフライパンを置いておき、目玉焼きを作る映像がアップされました。



15分で見事な目玉焼きが出来ましたといっています。

ところが、このフライパンは、実際には火にかけて温められたものなんだそうで、太陽の熱だけであの様に目玉焼きが出来るほどの暑さはあり得ないそうで、このアップした人が、冗談でしたと謝罪していますが、もしも法律違反で捕まると最高刑が懲役5年か罰金10万バーツ(約35万円)だそうです。

タイでは、冗談では済まされないこともあるので注意が必要です。

でも、炎天下に長時間駐車しておいた車のボンネットの上でなら、目玉焼きができないことはないと思います。

わたし自身の経験でも、炎天下に駐車しておいた車の中のカセットテープのケースが変形したり、その日の新聞が、まるで20年前の新聞のように日焼けしているとか、すさまじかったです。

この時期のゴルフやビーチスポーツは、命にかかわりますから、気をつけた方がいいです。



2019年4月19日金曜日

救出願い

昨日書いたプーケット沖の公海に浮かぶ自称・海上国家に関する続報ですが、アメリカ人のAndrew Chad Elwartoskiと彼のタイ人のガールフレンドSuprenee Thepdetが、現在タイ警察や軍隊に命を狙われていると、アメリカ大使館に救助願いを出したそうです。

現在の居場所は公表できないけど、逮捕されたら、死刑や終身刑の恐れもあるので、無事に安全なところに救出して欲しいそうです。

アメリカ大使館は、すでに必要な弁護士の手配などをしていると発表したそうです。

Elwartoski氏のタイ滞在ビザは、すでにタイ当局によって無効化されているそうです。

まだプーケットにとどまっている可能性は強いそうで、当局は、捜査を続けているようです。


余談ですが、この手の海上国家としては、イギリスの北海にあるシーランド公国があるのだそうです。

***

シーランド公国( Principality of Sealand)は、北海の南端、イギリス南東部のサフォーク州の10km沖合いに浮かぶ構造物を領土と主張する自称「国家」。

全国連加盟国及びバチカン市国よりも面積が小さいため、世界最小の国家を自称する。ただし、2016年現在、国連に加盟する193か国及びバチカン市国の計194か国の中でシーランド公国を国家承認している国はない。

***

wikiには、おもしろい話がいろいろと書かれています。

西川きよしさんが、 2006年11月22日放送のフジテレビ『ザ・ベストハウス123』の番組内でロードの称号をシーランド公国から購入し、貴族・西川卿となったそうです。





2019年4月18日木曜日

タイの学生運動の裏にCIAあり?

ベトナム戦争が続いていた頃、東南アジアには、共産主義のドミノ化が進んでいました。

ベトナムに続き、ラオスやカンボジアでも共産主義が、勢力を拡大し、次はタイかと多くの人が考えました。

タイでは、共産党は非合法です。

ベトナム戦争は、1955年11月 から1975年4月30日まで続きましたが、タイは、ラマ9世が、地方行脚をするなど、地域への援助も怠らず、地方で活動する共産主義者たちを封じ込めることが出来ました。

そんな時代ですから、タイの学生たちにも、反米の声を上げる人たちはいました。そこで、CIAは、学生たちの怒りの矛先を日本に向けさせるべく、いろいろと動いたわけです、

そして、1974年に田中角栄首相が東南アジアを歴訪したとき、各国で、反日の暴動が起きました

タイには1月9日から11日まで滞在したわけですが、1月9日に約2万人の学生がバンコク市内で抗議を行い、暴動にまで発展しました。

その前から日本商品不買運動とか、キックボクシングが、タイの国技をバカにしているとの抗議もありました。

当時を知る人たちの話を聞くと、日本語の看板は下ろし、外出をひかえて、ひっそりと暮らしていたそうです。

欧米人は、策略に長けていますから、日本なんか、いいカモにされます。

私が、最初にタイに来たのは、1976年の1月でしたが、真冬のデンマークから南回りできていたので、とにかく暑かったことをよく覚えています。

空港のイミグレーションは、デスクが3つしかありませんでした。荷物も、漏斗を逆さにしたようなものの上からバッグが落ちてきて回るという感じでした。

その時は、トランジットの1泊で、ただ空港と市内を往復しただけでした。

その次にタイを意識したのは、日本の新聞で、タイの学生運動の記事を見たときでした。記事には、残酷な写真がありますから、そちら方面に弱い方は、クリックしないよう注意願います。

今から思えば、あれはタイ人が忘れもしない1976年10月6日の惨事「血の水曜日事件」です。

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1976年10月4日のタンマサート大学サッカー場で行われたタノーム元首相帰国抗議と断罪要求集会に、約10,000人が集まり同大学演劇部の学生は、9月25日に殺害された地方配電公社青年二名を追悼する寸劇を上演、この劇中では武装するタノーム元首相役と警官に虐殺され首を吊される二人の青年役の様子があり、新聞に写真付で報道された。

10月5日、この新聞記事に虐殺の青年役はワチラーロンコーン王子に似ていて王室侮辱だ、と言いがかりをつけ、民間右派集団のクラティンデーン、ナワポンが大学周囲を囲み抗議活動を行う。

10月6日、学内で徹夜に及んだ左派学生、労働者らの抗議集会はこの日も引き続き行われた。大学を取り囲む右派勢力は侵入を試み集会自警員が小銃で牽制、警戒する首都警察は右派群衆を制止し仲裁、治安維持に努めた。午前5時過、校内の運動場に爆弾2発が投げ込まれ学生9名死亡。右派にはさらに職業学生センター勢力が駆けつけ総勢約2000人へ、バスを使い封鎖突破を試みるなか午前6時30分頃、集会自警員が発砲すると首都警官隊が応戦し銃撃戦に発展する。

午前8時10分、待機控えていた国境警備警察約1000人が首都警察に代わって校内に突入、同じ頃右派集団は校門付近のバリケード封鎖を破壊し侵入に成功、二方向から武装と火器でサッカー場にあった集会参加者をチャオプラヤー川際に追い詰めた。抵抗を試みる者、フェンスをよじ登り敗走する者へ容赦ない暴行が加えられ、爆死、射殺、扼殺、逃げた川で衰弱し溺死など多数の犠牲者が発生した。

午前11時頃に制圧は完了し、公式には犠牲者46名負傷者は167名とされ集会参加者の約1000人は反乱分子として警察に連行された。

1976年10月6日午後6時、サガット国防相は国家統治改革評議会を設置と軍事クーデターを宣言、第一の声明「(1)王制を破壊し、国家を転覆させようとする共産主義者がベトナム人と結託して警察を攻撃した、(2)一部の閣僚、政治家やマスコミ機関が共産主義者を支援して混乱を拡大させたが現政府はこの危機に対処する能力がない。」を発表した。セーニー・プラーモート政権は瓦解し、改革評議会は首相に元最高裁判所判事ターニン・クライウィチエンを擁立する。

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70年代から、タマサート大学の学生には、左翼運動家が多いです。当時の活動家の弟子たち、孫弟子たちと左翼の人脈は続いているようです。

過激右翼団体クラティンデーン(赤い猛牛)の親分スッサーイ退役少将と機会があって恐る恐る立ち話をする機会がありましたが、当時70を超え、小柄ではあったけど、背筋が伸びて眼光鋭かったです。

クラティンデーンには、日本人のメンバーもいるんだといっていましたが、本当かな?

とにかく、学生運動や労働組合のバックには、米国とか中国とかロシアがついていることもあるようです。

新未来党にも欧米のバックはついているようです。

タクシンとカーライルの関係は有名です。

民主主義とか人権とか、時には方便で、裏にあるのは利権だったりもします。

暑さでボケ~っとしていると騙されちゃいますね。


今日のニュースから

今日のタイは、ハンパない猛暑なので、水分補給と休養を心がけ、熱中症に気をつけてください。

バンコクも40度を超えそうな暑さです。

タイのソンクラン連休で、11日から17日までの7日間で、交通事故で亡くなった人は386人、怪我をした人は3,442人だったそうです。


先日、ここにも書いたスパンブリにある医療用大麻を研究しているところに手入れが入った件ですが、結局、医療用大麻の研究に許可が出たんだそうです。

デイチャー先生、主に大麻オイルをがん患者などに配る話のようです。

それから、やはり以前に書いた突然の移動になったビッグ・ジョーク警察中将の件で、彼は、アメリカ出張の許可を求めたそうです。

一応、帰国の予定もあるようですが、いろいろな話もあるようです。

プーケットのKoh Phi Phiで21歳の英国女性が、知り合ったアイルランドの青年と泥酔してホテルのレストランの外で寝ているところをタイ人に襲われて強姦されたそうで、容疑者は逮捕されています。

なんと、2人が寝ているところに近寄って、ハサミで女性の短パンの股の所を切り裂いて、行為にいたったようです。

女性が目を覚ましたので逃げ出したようです。



海上国家のお話

このところ、一部のメディアが報道していますが、プーケットの沖合に人工的な浮家を作って、公海上だから、独立国家だと宣言している人たちがいるんだそうです。

自分たちの独立国家を作るとか、子供の頃の夢のひとつですよね。

領海というのは、陸地から12海里(約22.2km)までの範囲で、沿岸国の主権が及ぶ水域なので、それ以上離れているから公海だとの主張のようです。

なんでも、仮想通貨で億万長者になった西洋人で、恋人がタイ人なんだそうです。

まず、今回のアンテナハウスを基本にして、まわりに20軒の浮家を作る計画で、すでに69名が興味を持って問い合わせているようです。

自分たちでTouTubeに映像をアップしています。


この映像は、1から4まで続いています。

でも、タイ政府の考えでは、24海里まではタイ政府の管轄で、200海里まではタイの排他的経済水域なので、この浮家は、違法な建造物であるとの認定のようです。

漁船などの運航にも危険であるといっています。

タイの主権を害する行為は、最高死刑や終身刑だそうで、浮屋には、誰もいなかったので、今、警察は2人の行方を追っているようです。

また、今回の浮家を建造した会社にも手入れが入っていて、会社の登記や納税などに問題がないかと調査しているそうです。


暑いのはもう嫌だ

今年のソンクランも終わりましたが、タイは、ものすごい暑さです。

北部のランパーンでは、最高気温が43度を超えたそうです。世界で一番暑かったとか。

バンコクの予想最高気温は、39度だそうです。朝の6時で、すでに31度でした。

昨日から、バンコクでは、ラマ10世の戴冠式の予行演習をやっています。

市内の王宮付近の道路は、通行止めになっています。

儀式の中心になるのは、現ラタナコシン王朝の創始者であるラマ1世が建てたワット・スタットテープワララーム寺院です。

ワット・スタットテープワララーム寺院は、通称ワット・スタットといわれ、ジャイアントスウィングでも有名です。

ここに設けられた特設のひな壇に、タイ全土から集められた白磁の壺に入った聖水を並べるようです。

アユタヤ様式の行列やチャオプラヤ河に王室御座船を浮かべるなど、まるで映画のような儀式になるようです。

このような儀式といえば、 2016年10月13日に亡くなられたラマ9世の葬儀の時の儀式ですが、あの時には、重要な王室の旗を持つ兵士が、熱中症で倒れる姿が、全国ネットのテレビで映し出され、あとから、きついお叱りを受けたと噂されていました。

今回の演習は、10月の季候とは違い、もっと暑いわけで、兵士たちも命がけだと思います。

これから5月4―6日の本番に向け、いろいろな予行演習が予定されていますので、観光できなかったり、道路規制があったりすることを知っておいた方がいいでしょう。

タイ人の王室愛は、ハンパではないですから、冗談でも、不敬な行為は危険です。

タクシン派も、これからは、行動に気をつけないと、マジやばいことになるかも。


パリの話

パリに行ったのは、1973年8月と10月のことでしたが、どちらもスイスのチューリッヒから鉄道で行きました。

当時は、TGVがなかったので、パリ到着は、リオン駅ではなくて、東駅だったと思います。

地図を片手に、移動したのですが、とにかく驚いたのは、石畳の道にころがっていた多くの犬の糞でした。あれはひどかった。ちょっとオーバーですが、踏まないように歩くのが大変でした。

それと、道路脇に止められた車の汚いことと、車体が凸凹だったこと。

見ていると、駐車している車が出ていくときに、前後の車と衝突しながら、車間距離を空けて、でていくんですから、そりゃあ凹みますよね。

車で印象深かったのは、やっぱりシトロエン・DSシリーズでした。流線型のスタイルが、独特でしたし、スイスで、乗せてもらったことがありましたが、エンジンをかけると油圧で車体が浮き上がり、揺れが、なんか、フワフワして、車酔いしやすい人には不向きな感じでした。

駐車してエンジンを切ると、車体が沈みます。

他には、やはりシトロエンですが、2CVでした、2CVはフランス語で「2馬力」を意味する deux chevauxの略語だそうで、とにかく、ドイツのフォルクスワーゲンをもっと安っぽくした感じの車で、フロントサイドウインドウが、上下に折りたたみ式でした。

記憶が定かではないですが、下半分を上に持ち上げ留め具でとめるような感じだったと思います。

あと、パリの街を歩いていて驚いたのが、皮を剥がれたウサギがぶら下がっていたり、牛の頭がウィンドウにあったり、気の小さなわたし的には、どっきりしました。

狩猟民族は、農耕民族とは違うんだなあと痛感しました。


2019年4月17日水曜日

新未来党書記長が出頭

タイの新未来党ピヤブット書記長が、出頭令に従い、今日午前10時にチェンワタナーにある警察センターに出頭しました。

彼の支持者たちが支援のために集まって、彼を激励していました。

彼には、コンピューターに関する法律を犯した疑いがあります。

報道写真を見る限り、多くの報道関係者も集まっていて、俗にいう報道規制とかあるようには見えませんね。

逆に、支援者たちが、警察に圧力をかけているようにさえ見えます。

新未来党党首のタナトーンにも、株の譲渡に関する疑惑問題があり、新未来党が解党に追い込まれるのか、それとも幹部の当選取り消しがあるのか、これからの注目点です。


白鵬の日本国籍

大相撲の横綱白鵬関(34)=本名ムンフバト・ダバジャルガル、宮城野部屋=がモンゴル国籍の離脱を同国政府に申請していることが17日、分かった。角界関係者が明らかにした。日本国籍取得の手続きのためとしている。

前々から白鵬は帰化して親方として相撲協会に残るのではないかといわれていましたから、驚くようなニュースではないですね。

カレは、大相撲に対して大きな貢献をしてきているし、日本人女性と結婚をし、子供もいますし、個人的な特別な問題がない限り、日本国籍は取れると思います。

今や、日本に滞在する外国人は激増ですし、日本人と結婚をする外国人も多く、帰化を申請する人たちも多いと思います。

いろいろな日本人がいることは悪い事ではないと思いますが、今こそ、もう一度、帰化について考えるべき時だと思いますね。

帰化したら、すぐに被選挙権を与えてもいいのだろうか?

日本国内には、日本や日本人の権利や利益に反するような考えや行動をする外国人もいるわけで、彼らが帰化して、政治家になってもいいのでしょうか。

国家公務員も同じです。

世界には、帰化1世には、被選挙権を与えていない国々もあります。

地方自治体などでは、人口スケールが小さいから、帰化人たちが集まって、自分たちの代表による、特別区が生まれるとか、将来に大きな問題を生む可能性もあるのではないかと思います。

とりあえず、現在、帰化1世の政治家がどのくらいいるのかを政府は発表すべきだと思います。

大相撲も、帰化した力士が親方となって、新人を育てるのは、素晴らしいことだと思いますが、理事になり、理事長にまで上り詰めるのは、どうなんでしょうね。

すでにモンゴル出身の親方も複数いるわけで、もっと増えていって、理事にもモンゴル出身者が半数以上になり、モンゴル人力士の枠を廃止するとか、彼らの利益優先になっていく可能性もあるかもしれません。

大相撲の歴史とか、日本の文化もどの程度理解しているかの疑問もあります。

公益財団法人である以上、自分たちのことだけでなく、日本国民の利益も考えて欲しいですね。

頭ごなしに反対ということではなくて、いろいろな可能性を考えて、日本と日本人の国益を守るべきだと思いますね。後悔先に立たずと言いますしね。



大失敗

4月15日の深夜、銀座にある「メルキュールホテル銀座東京」から行方がわからなかった14歳のタイ人少年ティア スカノンサワッドさんが、死体で見付かったようです。

この件で、母親のフェースブックに書かれていた、見付かったという所で、無事に見付かってよかったと早とちり、そのあとを読まなかったので、見付かったんだけど、死体だったという悲しい点を見落としました。

それで、思い込みで無事に見付かったと間違ったことを書いてしまい、大反省です。

間違った記事は、すでに削除しているけど、ダブルチェックの重要性を再確認です。

想像もしない事故で亡くなったようですが、死亡にいたった詳細は、まだわかりません。

深夜にパジャマのような薄着にスリッパでスマホも現金も何も持たないで部屋から出ていったようで、日本のタイ大使館からも捜索のお願いメッセージがツイッターに出ていました。

早く見付かって欲しいと、拡散願いのリツイートもしたわけで、きっと無事に見付かって、めでたしめでたしだろうと、勝手に想像してしまいました。

思い込みは、目を曇らせます。

この件では、メディアからの問い合わせには答えられないとも書かれています。

間違った情報を書いたことをお詫びし、亡くなられた少年のご冥福を祈ります。


2019年4月16日火曜日

Anlyの話だけど

このところYouTubeでAnlyの歌を聴いているんだけど、こちら、すごいね。

 Led ZeppelinのSTAIRWAY TO HEAVENをアコギ(acoustic guitar)だけでやっています。


彼女のアコギと歌唱力に大感動でした。

1967年6月16日から18日までの3日間、カリフォルニア州モントレーで開かれた大規模な野外コンサートで彗星のように現れたジャニス・ジョプリンを記録映画「Monterey Pop」で見たときのような感動でした。


Anlyのライブを見たいけど、バンコクには来る予定ないのかな?


今日のニュースから

今日一番のニュースといえば、フランスのパリにある有名なノートルダム大聖堂が、火事で、セーヌ川を南側から渡っていって見えるノートルダムの右側正面部分にある93メートルの北塔が燃え落ち、屋根の部分も燃えています。

映画「ノートルダムのせむし男」でも有名な寺院ですが、大規模な改修工事が行われており、その足場付近から出火した可能性もあるそうです。

映画の題名は、最初「THE HUNCHBACK OF NOTRE DAME」で日本語訳だと「ノートルダムのせむし男」だったのですが、この「せむし男」が放送コードに抵触するため、邦題は「ノートルダムの鐘」に変更されたんだそうです。

原作である小説の原題は「NOTRE-DAME DE PARIS」でパリのノートルダムだそうです。

素晴らしい歴史的な建造物ですから、早く鎮火して、改修して元の姿に戻して欲しいですね。

「白い貴婦人」といわれる美しい寺院ですが、日本の白鷺城でも改修中の熊本城でも、改修後は、しかたがないことですが、どうしても白すぎる感じになってしまい、歴史の重みがないですよね。

歴史的な建造物の価値は、今までに風雨に耐え、いろいろな歴史を見てきた時間の蓄積にあるわけですね。

形あるものは、いつかは朽ちるわけですし、宗教の場合には、偶像崇拝は腐敗や権威主義を産むこともありますが、でも、歴史的な建造物は、魅力的です。

芸術でもそうですが、一度破壊したり燃やしたりすると、もう、復元しようとしても、同じものは出来上がりません。

こちらは、セーヌ川に架かる橋から敷地に入った正面の写真で、今燃えているのは、この裏側になります。


タイの話題としては、先日、少し書きましたが、コーラートで昨日行われた、人間ウエーブで、ギネス世界記録を狙った催しです。

コーラートのもち米通り1.5キロを使って行われた人間ウエーブは、参加者約12万人が、通りを5往復半して、それまでの日本が作った記録、17分14秒をこえた17分41秒で世界新記録となって、今、ギネスの方からの正式な認定待ちだそうです。

一応、タイのソンクラン祭りの連休は今日で終わりますので、帰省していた人たちが、どんどんバンコクに戻ってきているようです。

相変わらず、飲酒による交通事故が多かったようですが、連休が終われば、統計も発表されるでしょう。

強者たちは、水木金の3日間を勝手に休めば、トータルで、10連休だと海外旅行を楽しんでいる人たちも多いようです。

いろいろな意味で、日本人はまじめだなあと思います。



2019年4月14日日曜日

Anlyをはじめて知った

NHKのSongsに井上陽水が2回続けて出ていて、懐かしい歌と、どうでもいいような語りを聞いていましたが、2回目の中で、井上陽水が、最近注目しているアーティストの1人というAnlyが出てきて、井上陽水について話していました。

全く知らない女性だったので、検索をしてみたところ、井上陽水が注目しているだけあって、素晴らしいアーティストでした。


Anly 
Twitter
instagram.com/anly_singer

ネネのしっぽで遊ぶチャチャー


映像ついでに ネネのしっぽで遊ぶチャチャー

ソンクラン

このところ、濡れるのがいやですし、引きこもっていますが、4年前のソンクランに自転車で出かけたときの映像です。


移民の話

中高年向けのお昼の連続ドラマ「やすらぎの郷」が、大成功で、その続きの「やすらぎの刻」がはじまっています。

その中で、劇中劇として、「満蒙開拓団」を舞台とした「機の音」というシナリオの話がでています。

満蒙開拓団というのは、日本が満州や内モンゴルに送った約27万人の開拓団のことですが、日本は、こういった海外へ移民を送っても、その後の面倒を見ないことが多いですね。

戦後も、南米などに移民団が送られましたが、みんな本当に苦労をされたようです。

高いところから低いところに流れるのは水ですが、人は、生活が厳しいところから、豊かになることを求めて可能性のありそうなところへ移動します。

現在は、世界の貧しい地域から日本に新しい暮らしを求めて人びとが流れ込んできていますが、日本が貧しかった頃は、日本人も海外に出ていきました。

日本人は、1人で海外に出ていくことにはなれていませんから、政府が送り出すかたちが多かったようです。

で、「満蒙開拓団」の話ですが、日本が、戦争を始めて、その戦争に負け、満州や内モンゴルで暮らしていた人たちは、すべてを捨てて、再び、日本に帰国することになったわけです。

ところが、日ソ不可侵条約を結んでいたのに、ソ連が、それを一方的に破棄して、日本に宣戦布告して、満州に攻め入ってきたから、移民の人たちは、もう、財産を強奪されるは、殺されたり強姦されたり、地獄のような経験をされたそうです。

いろいろな小説やドラマや映画にもなっていますが、幼い子供は邪魔になるからと現地の人に育ててもらったり、時には、捨ててきたりもしたようです。

女の子たちは、みんな丸坊主になって、男の子の服装で、強姦されないようにしていたそうですが、女の子は、骨格も違うし、肌も違うし、いい匂いがするから、やっぱりわかっちゃったようです。

そうした苦労は、中国から朝鮮半島にまで来ても続いたわけです。日本が負けたことで、朝鮮の人たちのなかには、日本人に対して、ひどい仕打ちをする人たちもいたわけです。

無事、日本に帰り着いても、日本は焼け野原ですし、戦後の混乱期ですし、村社会の中で、満州帰りと知っただけで、根も葉もないことまでいわれて、苦労をされたそうです。

そうした人びとに対して、関東軍の将校たちや満州鉄道など、満州の建設に関係した役人たちの多くが、我先にと、移民を捨てて帰国したという話もあります。

こうした陸軍将校や上官たちの非人間的な行動は、南方戦線でもよくあったそうです。もちろん、素晴らしい人たちもいたそうですが。。。

ソ連は、日本人捕虜をシベリアの極寒の地に連れて行って、強制労働をさせたり、とんでもないことをしたわけで、日本人は、彼らのことを忘れてはイケナイと思います。

日本は負けたから、悪いのはすべて日本といわれているわけで、それはしかたがないにしても、戦勝国側も、ひどい非人道的なことをたくさんしていたわけで、それは、歴史に残し、機会あるごとに非難していいと思いますね。

原爆投下とか東京大空襲とか、非戦闘員、それも老人や女子供たちを大量に虐殺したわけで、許されることではないはずです。

日本がやってもいないことを世界中にばらまく人たちもいるわけで、日本の言い分をドラマや映画や小説などでも、おもしろい作品を日本から世界に送り出して欲しいです。


2019年4月13日土曜日

また目まい

今日は、タイのお正月ソンクランの水かけ祭りの日ですが、昨夜からめまいの症状がでてきてしまいました。

最初に目まいを体験したときには、ついに来たかと驚きました。脳血栓で倒れて、半身不随かと不安でしたが、運良く、病院に行く前に症状が消えました。

症状としては、本当に目がまわるんです。ぐるぐると回るので、驚きました。

立って歩くと、真っ直ぐに歩けないような気がして、ものすごく怖かったです。

寝ていると大丈夫でも、起き上がると目がまわりました。

それからネットで、いろいろと調べて、良性発作性頭位めまい症ではないかと自己診断。

NHKのガッテンでもやっていましたが、こんな仕組みのようです。

三半規管とつながっている前庭には、炭酸カルシウムからなる結晶状の耳石(じせき)が付着していますが、これが脱落し半規管内へ迷入することで良性発作性頭位めまい症が起こると考えられています。

半規管結石型良性発作性頭位めまい症
半規管内に迷入した耳石が、頭位変換(頭の向きを変える)後に重力により管内を移動することで異常なリンパ液の流れが生じてしまい、めまい症状が出現します。耳石の動きが止まったらリンパの流れも止まりますので、頭位変換後、数十秒くらいでめまいが治まります。

クプラ結石型良性発作性頭位めまい症
クプラ(リンパ液の流れを感知する神経)に耳石が付着することが原因のめまい症です。耳石が付着したクプラが横向きになるような頭位をとると、重力によりクプラが刺激され回転するようなめまいが発症します。持続時間は2分以上と長いですが、耳石が付着したクプラが縦向きとなるような頭位(仰向けの状態で少し症状のない側を向く)にすると、めまいは治まります。

****

私の場合には、クプラ結石型良性発作性頭位めまい症かな。

今回で、こうした目まいは、3~4回目ですが、だからといって、今回も、数日で症状が消えるかどうかはわかりません。

今度こそ、もっと大変な病気からの目まいからかも知れません。

救いは、継続しての目まいではなくて、今回は、下を向いたときとか仰向けに寝て起き上がったときに目がまわり、しばらくじっとしているとおさまります。

今回は、歩いているときは、意外と大丈夫なんですが、止まると目が回り始めます。

脳梗塞が怖いですから、両手の指を交互に曲げたり伸ばしたりしてみます。

目まいの方は、とりあえず、首を前後左右に回してみたり、眼球もいろいろと動かしてみたりはしています。

やっぱり、老化プラス運動不足が関係あるのではないかと思います。

普段から気圧の変化などで頭痛が起きたりしています。


2019年4月12日金曜日

仲地義雄さんの思い出

戦前の日本には、想像を絶する貧しい暮らしをしていた人たちがいました。

北海道から東北・北陸にかけては、自然も厳しいですし、九州や沖縄にも貧しいところがたくさんあったそうです。

五木の子守歌」を聴くと、当時の口減らしで、幼くして奉公に出されていった子供たちの悲しみを想像することが出来ます。

男の子も女の子も奉公に出されたわけですが、10歳に満たないような子供たちが、生きるため、家族のために必死で働いていた時代で、考えるだけで胸が痛みます。

行き着く果ては、男はやくざ、女は淫売とも言われたそうです。

こんな記事を見つけました。

オランダ人と結婚し、オランダで暮らすシンガポール出身の女性が、自分の父親のルーツを探して沖縄にいったという記事です。

***

1916年1月4日生まれの仲地義雄さんは、学校に通ったことがなく、8歳で糸満市の遊郭へ奉公に出され、そこで14歳まで働いたという。

それ以降は那覇市で船の掃除をしたり、ダイビングで真珠やタカセガイを採ったりする仕事をしていたが、1938年ごろ職場での暴力から逃れるため、タイ行きの船に潜り込んだ。

その後シンガポールに渡り、「ヨセフ・リン・チュイー・グアン」と名乗り、シンガポール人として生活した。

***

この仲地さんからシンガポールでお話を伺ったことがありました。

私が伺った話では、生まれは、宮古島だったと思います。南洋の孤島でも宮古島(都島)とはこれいかにと冗談をいっていました。

親に売られた話、漁船で働かされて、荒縄を腰巻き、素潜りで、真珠や貝を獲った話を聞きました。

沖縄の人たちに多い、ずんぐりむっくりの体型でしたが、潜水で鍛えたためか、胸板は、ものすごく厚かったです。

潜水時の水圧のためなのか、それとも戦争の時なのかわからないですが、耳が少し聞こえないようでした。

タイからマレーシアに流れて、自由の身となり、中国人として暮らしていたのですが、日本軍に現地召集され、通訳などをして終戦を迎えたと聞きました。

確か、広東系の奥さんと結婚をして、独立したシンガポールで暮らしていました。

ものすごい苦労をされてきていらっしゃったでしょうに、にこやかな笑顔で、とても素敵でした。

シンガポールにある(今もあるのかわかりませんが)日本人墓地に案内して頂き、二葉亭四迷や軍人さんのりっぱな墓や、名も無い「唐行きさん」たちの朽ち果てた墓石を見ました。

貧しい頃の日本から、東南アジアの港町に売られていって、そこの娼館で働いた女性たちがいたわけです。

バブル以降は、「じゃぱゆきさん」といわれる東南アジアから日本に出稼ぎに行く女性たちが話題になりましたが、やはり、貧しさは、悲惨ですね。国は平和だけでなく、豊かでないと、国民は悲惨です。

仲地義雄さんは、96年3月4日に79歳でお亡くなりになったそうです。

娘さんは、その後、親戚の人たちに会うことが出来たようです。

戦争時代の話など、もっといっぱいお話を伺っておけばよかったと後悔しています。

天国で安らかにお休みください


As tears go by

The Rolling Stonesの名曲はたくさんありますが、「As Tears Go By」は、不朽の名作といっても過言ではないと思います。

当時ミックの恋人だったマリアンヌ・フェイスフルのために作った曲だそうですが、ストーンズも歌っています。

メロディーもいいんですが、歌詞がいいですね。

夕暮れ時に公園のベンチに座り、子供たちが遊んでいるのを眺めている。私が子供の頃やっていたことを、子供たちは自分たちの新しい遊びだと思っている。

人生なんて、そんなもので、先輩方々から見たら、何をやっているのかとか、そんなことは、誰もが考えたり、やってきたことだとか、いくらでも批判は出来ると思いますが、でも、若い人たちは、若い人たちなりにがんばっていると温かく見守るべきでしょうね。

そして、困った時には、お互い様とアドバイスするなり、手をさしのべるのがいいのではないかと思います。

世界中で、世の中が、何となく殺伐としてきているような気がします。

もしかしたら、辛いものの食べ過ぎかもね。

辛さもエスカレートするわけで、あんまり辛すぎるのは、身体にも精神にもいいとは思えません。

うちの祖母がよく言っていましたが、辛いものを食べすぎるとバカになるし、気が荒くなると。

私も若い頃は、粋がって辛いものをかなり食べていましたが、今から思えば、バカなことをしていたものでした。

鯛焼きではなくてネコ焼き。趣味悪いと思います。

2019年4月11日木曜日

ソンクランの連休

今年は明日12日から5連休と例年よりも1日長いので、多くの人が、帰省したり海外旅行に出かけたりするようです。

ただ、北部がかなりひどい大気汚染で、国内外からの観光客が、今年は、北部には行かないかもと言われているそうです。

帰省する人たちで大渋滞が起きるので、地方への有料道路が無料開放になるそうです。

タイの人たちの悪癖として、とにかく、お祭りには、お酒と音楽と踊りはいいとしても、それを車の運転中とか、車の荷台でやるから、交通事故が多いです。

飲酒運転は禁止だと、毎年テレビなどで言っていますが、効果は少ないとか。

本来は、ピックアップトラックという小型トラックの荷台に人が乗るのは禁止されているのですが、帰省する人たちは、そんなの関係ないと、荷台に10人以上が載ったりします。

そこで、酒盛りがはじまって、まあ飲めよと運転手にまで缶ビールを渡したりするので、困ったものです。

昨年は、ソンクランの時期に交通事故で亡くなった人が418人いたそうで、今年は、少しでも減らすようにと、警察官が、飲酒運転の取り締まりをするそうです。

ただ、この時期は、荷台に人が乗ることは、大目に見るそうです。

実際に交通事故で亡くなった人の79%は、車ではなくてバイクの事故だそうで、ほとんどが、飲酒運転やスピードの出し過ぎで、ノーヘルだったそうです。

バンコクでは、カオサーン通りとかシーロム通りが水かけ祭りでは有名ですが、いろいろな規制が厳しくなっています。

毎年、ポロリとか、エロい写真をSNSにアップする人がいて、楽しみでしたが、今年は、禁止だけでなく、リツイートしただけでも罰せられるそうです。

13日からの2~3日は、水に濡れては困るものは、防水の袋に入れるなどして持っていないと、泣くことになります。

パスポートが濡れて文字が読めなくなると、手続きが大変です。スマホとかデジカメで防水機能の無いものも、簡単に壊れる場合があります。

女性は、ノーブラとか水で下着が透けて見えるような服装は禁止だそうですが、そんなの取り締まれないよね。

スリとかひったくりも、毎年多くて、こちらも、泣く人がたえません。

この猛暑の中、水かけ遊びは楽しいですが、中には、過激な人たちもいて、水にいろいろなものを入れたりするそうで、危険なものを入れるのはやめて欲しいです。

毎年ナンパのチャンスで、いろいろな出会いも生まれるようです。

東北タイ一の大都市、コーラートでは、15日に、ギネスに挑戦する人間ウエーブをやる計画だそうで、1.5キロの道路で、ウエーブを繰り返し、2015年9月23日、日本でTUBEファンによって作られた17分14秒以上続けると、世界記録なんだそうです。

主催者としては、50万人が参加すると言っているそうです。


高層ビルの火災は怖い

バンコクも近代化して、高層ビルが多くなっていますが、火事になったら、高層ビルは怖いですね。

昨日のセントラルワールドの火災でも、2人の死者と20人の怪我人が出たそうですが、亡くなられた方は、高いところから飛び降りて、1人は即死、1人は病院に運ばれたあと亡くなられたとか。

怪我人の多くは、高温の煙を吸い込んだようです。

いろいろな防火システムがあるようですし、避難ルートもあると思うのですが、火事になったら、パニックで、なかなか理想の行動は出来ないと思います。

私は、人生で、一番高いところで暮らしたのは、5階(日本式だと6階)ですが、時々、火事になったら、どうしようかと考えました。

火事の時はエレベーターの使用は危険ですから階段になりますが、階段も、下から炎や煙で、下りていけないかも知れません。

ベランダから地上のプールに飛び込むのは、まあ、即死でしょうし、正解は、思いつきませんでした。

停電の時には、階段の上り下りの大変さを痛感しました、階段の上り下りは、ジムなんかに行くよりも、心肺機能や足腰を鍛えられます。特に、ペットボトルの水を両手にそれぞれ10キロ近く持って登るのは、効きます。

バンコクでは、大きな地震はまずないと思うけど、万が一、大きな揺れの地震があったら、高層ビルは、怖いでしょうね。

タイの場合、2階建てとか3階建てでも、防犯上の理由から、外に通じるドアや窓には鉄格子がはまっていることが多く、非常用の出口はありますが、多くの場合、雨風に晒され、錠前がさび付いてカギが開かなかったり、その前に、カギをどこに置いているかわからないこともあります。

ですから、逃げたらよかったのにと思っても、犠牲者が出ることは多々あります。

今から50年以上前のバンコクでは、火を出したら、即死刑という恐ろしい時代もあったそうです。

今では都市伝説化していますが、以前は、会社でも個人でも借金がかさむと、保険金詐欺の放火があるとかいわれていました。

昔は、交通事故でも、ほとんど逃げるのが当然だったそうです。タイ人のスタッフから、マジで、もし事故を起こしたら、とりあえず逃げて、それから対策を考えた方がいいとアドバイスされました。

海外は、日本とは違います。外国人はいろいろと不利なこともあります。

この時期、突然雷が鳴ったりして、瞬間的な停電もよくあって、冷蔵庫とかテレビとかパソコンとか壊れることもあるので、UPSを使うとか、雷が鳴ったら、電源を抜くとかも必要かも。


2019年4月10日水曜日

セントラルワールドの火事

バンコクのセンターに位置するセントラルワールドで火事が起きたのですが、あそこの火事といえば、2010年5月19日(水)の出来事を思い出します。

タクシン派の武力集団赤シャツが、反アピシット政権で暴れまくった年でしたが、軍が静圧に動き、ついに決着がつき、赤シャツの幹部は、警察本部に投降していったのですが、その時、赤シャツが、セントラルワールドの建物に放火し、デパートの中に入って強奪をして、大変な騒ぎとなりました。

詳しいことは、こちらの人のサイト27章・28章・29章に書かれています。

当時のことを知っている人と知らない人とでは、タクシン派に対する考え方に大きな違いがあると思います。

ちなみに、今日の火事は、すでに鎮火し、死者2名、怪我人が17名との情報です。



寄生虫の話

日本も、数十年前までは、多くの人が、体内に寄生虫を飼っていました。

別に、好きで飼っていたわけではなく、衛生事情ですね。昔は、農業に、人間の排泄物を肥料として使っていたので、作物に寄生虫の卵がついていることもあったそうです。

日本の寄生虫には、ギョウ虫とか回虫とかサナダムシなどがいて、小学校などでは、カイニンソウと言われた生薬を子供たちに飲ませていた時代もありました。

最近では、寄生虫を飼っている日本人は、ほとんどいないでしょうけど、タイなどには、寄生虫を体内に持っている人もいますし、中には、体内を動き回って、内臓や脳を食べるという、恐ろしい寄生虫もいるそうです。

ついこの間も、生の豚肉を食べて、足が腐り始め、切断したタイ人がいたとニュースでやっていました。あれは、人食いバクテリアかな?

生肉や半生は、本当に危険だそうです。淡水魚などにも寄生虫がいるし、海の魚であっても、寄生虫がいます。

だから、カツオなどは、表面を焼いてから食べます。身と皮との間にいることが多いそうです。

毎年、魚にいるアニサキスによる食中毒も話題になりますよね。

さて、今日の話題は、寄生虫によって、ダイエットという話です。

以前、寄生虫が腸内にいることで、アレルギーが治るという話もありました。

日本人は、世界でもかなり衛生観念の優れた民族で、とにかく、不潔なことを嫌います。抗菌製品が多いですよね。

ところが、人間にとって、役に立つ菌や寄生虫もいるという考え方もあり、いいものは利用しようとします。

一時、尿を飲む人もいましたし、腸内細菌を整えるために、他人の便を自分の腸に注入する人もいます。

もちろん、害のないような方法でないといけませんが、人間、健康と美のためなら、かなりがんばっちゃいます。

高額かつ恐ろしい美容整形にも耐えちゃいますからね。

考えてみれば、確かに、昔は、肥満児もアトピーもほとんどいなかったです。人間と寄生虫が共存共栄だったのかも。もちろん、人間にとって害がない(少ない)ような関係でないといけませんけどね。

とかいいながら、私は、年に1度は、虫下しを飲んでいます。生野菜も食べるし、ネコも飼っているし、気休めです。

1回1錠でOKというのをタイでは売っています。