2020年3月31日火曜日

新型コロナウイルス抗体検査

日本の中国から広がった新型コロナウィルスの感染者が、増えてきました。

日本人の感染者が少ないのは、BCGのおかげとか、日本人の清潔好きとか、いろいろなことが言われてきましたが、ついに、新しい局面に入ってきたようです。

このウィルスの恐ろしいところは、感染者であっても、症状が出ない人がいて、本人は、感染者ではないと、自由な行動をすることで、感染を広げていく可能性があることです。

PCR検査は、時間もかかるし、精度的にも問題があるし、日本では、特別に必要と医師が認めないと検査しないようにしてきたようです。

それは、医療崩壊を防ぐという意味では、効果があったと思いますが、ここに来て、医療関係者に感染者が出始めているわけです。

それを防がないと、医療崩壊が起きてしまいます。

そこで、この2~3日で、注目されてきているのが、血液検査による、新型コロナウィルスの抗体検査です。

検査は比較的低コストで簡単であり、指先を針で刺して採取した血液を用いる。10─15分で結果が得られるものもあるそうです。

タイの大学が開発しているキットですと、妊娠チェックのような試験器具に少量の血液を落とし、そこに試液を少したらすだけで、器具に赤い線が現れ、それで、抗体の有無がわかるようです。

タイの大学の場合、試験的にやっているキットのコストは、1500円程度だそうで、量産できれば、かなり価格は安く出来そうだとのことです。

過去の古い抗体と新しい抗体とを調べることも可能だそうです。

しかし、まだ新しい検査方法なので、制度や信頼度、そして、抗体を持つ人の実際の免疫力なども、はっきりしないと、検査して抗体を持つことがわかっても、その人が、このウィルスに感染しない保証がないと困ります。

もしも、これから、このキットで、抗体がわかれば、その後、PCR検査を受けて、もし陰性であれば、病院の医療従事者にとっては、大きな自信になり、医療崩壊も防げるようになるのではないかと期待されています。

日本も、このキットを全力で開発し、実用化すれば、多くの人に簡単にチェックが可能になります。

そう簡単に感染が収まらないという意見が多いですし、ワクチンや治療薬の開発も1年くらいはかかるのではないかといわれているので、その間は、アビガンとかヒドロキシクロロキンとかアジスロマイシンなどを使いながら、とにかく、死亡する人を最低に抑え続けて欲しいです。

志村けんさんのような悲劇はもう最期にして欲しいです。


大使館からのメール 危険度レベル3

・3月31日,日本外務省は,今般の新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて,感染症危険情報レベルの引き上げ等を発表しました。
・同発表の中で,タイにおける感染症危険情報レベルはレベル2(不要不急の渡航は止めてください。)からレベル3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告))に引き上げられております。
・在留邦人及び渡航者の皆様におかれては,感染の地理的拡大の可能性に注意し,現地の状況が悪化する可能性も念頭に,出入国規制や検疫措置の強化に関する最新情報を確認するとともに,感染予防に万全を期してください。

日本外務省からの発表内容は以下のとおりです。

全世界に対する感染症危険情報の発出(レベルの引き上げ又は維持)

1  新型コロナウイルス感染症の感染者数とこれによる死亡者数については,世界的に急激な増加が見られ ,世界保健機関(WHO)は,3月11日,この感染症の拡大がパンデミックと形容されると評価しました。その後も感染は世界的な広がりを見せており,3月31日現在,新型コロナウイルス感染症による感染者は累計で176ヶ国・地域,約76万人以上となっています。

2 また,感染拡大のスピードが加速しています。世界全体の感染者が最初の10万人に達するまで60日以上かかりました。しかし,20万人に達するまでは11日,30万人に達するまでは4日と加速し,直近ではわずか2日間で10万人増加しています。また,幾つかの国々では,連日,数百人規模で死者数が増加しており,重症者に対する十分な医療体制が追いつかない事態も発生しています。

3 日本においては,この10日余り,海外において感染し,国内に移入したと疑われる感染者が連日10人を超えて確認されており,これら帰国・入国者が,国内で陽性と確認された事例全体に占める割合も3月下旬では4人に1人となっています。

4 これらの状況を総合的に勘案し,以下の2つの措置をとります(詳細以下「危険度」)。
(1) 1万人あたりの感染者数,海外からの移入例等を考慮し,49か国・地域に対し,感染症危険情報レベルをレベル3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告))に引き上げ。
(2) レベル3の国・地域を除く,全世界に対し,感染症危険情報レベルをレベル2(不要不急の渡航は止めてください。)に引き上げ。

5 今後も,新型コロナウイルスの感染の拡大の状況等を踏まえて,感染症危険情報,危険情報の二つの情報のレベルの不断の見直し,関係省庁と連携した水際措置の実施,邦人の安全確保のために必要な情報の外務省ホームページや領事メールによる提供,在外公館による在留邦人や海外渡航者のできる限りの支援,などを通じ,皆様の安全確保と必要な支援に万全を期していく考えです。

6 在留邦人及び渡航者の皆様におかれては,感染の地理的拡大の可能性に注意し,現地の状況が悪化する可能性も念頭に,各国の出入国規制や検疫措置の強化に関する最新情報を確認するとともに,感染予防に万全を期してください。

危険度
(1)
(アジア)インドネシア,韓国全土,シンガポール,タイ,台湾,中国全土,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア
(大洋州)オーストラリア,ニュージーランド
(北米)カナダ,米国
(中南米)エクアドル,ドミニカ国,チリ,パナマ,ブラジル,ボリビア
(欧州)アルバニア,アルメニア,英国,北マケドニア,キプロス,ギリシャ,クロアチア,コソボ,スロバキア,セルビア,チェコ,ハンガリー,フィンランド,ブルガリア,ポーランド,ボスニア・ヘルツェゴビナ,モルドバ,モンテネグロ,ラトビア,リトアニア,ルーマニア
(中東)イスラエル,エジプト,トルコ,バーレーン
(アフリカ)コートジボワール,コンゴ民主共和国,モーリシャス,モロッコ
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(レベル引き上げ)

(2) 
(欧州)アイスランド,アイルランド,アンドラ,イタリア,エストニア,オーストリア,オランダ,サンマリノ,スイス,スウェーデン,スペイン,スロベニア,デンマーク,ドイツ,ノルウェー,バチカン,フランス,ベルギー,ポルトガル,マルタ,モナコ,リヒテンシュタイン,ルクセンブルク,
(中東)イラン
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

(3)上記(1)に含まれる国を除く現在感染症危険情報レベル1の全ての国・地域

レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(レベル引き上げ)

感染がさらに拡大する可能性があるので,最新情報を入手し,感染予防に努めてください。

(4)カタール
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

感染がさらに拡大する可能性があるので,最新情報を入手し,感染予防に努めてください。

○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
○在タイ日本国大使館ホームページ
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/index.php
○厚生労働省ホームページ 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
○厚生労働省新型コロナウイルスに関するQ&A 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
○厚生労働省新型コロナウイルスを防ぐには 
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599643.pdf
○厚生労働省感染症対策の基本 
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf


(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX:(66-2)207-8511
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)専用直通電話:(66-2)207-8533,8534,8535
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り,ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

大変だぁ~~!

「備えあれば憂いなし」の私で、普段から冷蔵庫は、満杯です。

冷蔵庫は3ドアのと2ドアのと1ドアのがあり、全部が満杯です。

今までは、ほぼ7割を私が使ってきていますが、ここに来て、中国から世界に広がったウィルスのおかげで、タイも外出禁止になっていて、家族もそれぞれ、自分が備蓄したいモノを冷蔵庫に入れています。

なんで中国から世界に広がったウィルスとか、面倒くさい書き方をしているかというと、この間までツイッターで、武漢肺炎とか中国肺炎とか書いていたら、中国人と思われる変な人から絡まれたので、揉めてアカウントがフリーズされるのも困るし、当分、中国から世界に広まった肺炎と書こうと思っています。

で、3ドアの冷蔵庫に、F3  01の注意サインが出ました。

ネットで調べてみたら、こんな原因かもとのことでした。




もしかしたら、モノを詰めすぎているなどで、ドアが閉まっていない可能性があるようですから、中を整理して、少し様子を見ることにしました。

もしも故障だと、修理に来てもらわなければならないのですが、こんな外出禁止令の時に、来てもらえるかと心配です。

エアコンの修理の場合には、中国から世界に広がったウィルスの感染を恐れて、修理をしてくれる人が断るケースも出ているとか。

エアコンは、自分で出来るクリーニングは済ましていますが、こうした、備蓄の必要な時に、冷蔵庫が壊れたら、最悪です。

踏んだり蹴ったりの状態にならないようにと祈っています。

2020年3月30日月曜日

志村けんさんの訃報を聞いて

日本では知らない人がいない有名なコメディアンの志村けんさんが、中国武漢から世界に広がっていったとされる新型コロナウィルスに感染し、集中治療室にて、エクモ(ECMO)を使った救命治療にもかかわらず、帰らぬ人となってしまいました。

ご冥福をお祈りします。

志村さんは、ヘビースモーカーだそうで、お酒も好きだし、過去には、肺炎や肝臓病や胃の病気なども経験しているそうで、体力も免疫も、普通の70才の人よりも、弱かった可能性があります。

まだわからないけど、欧米では、解熱剤の「イブプロフェン」を飲んだ人に重症患者が多いといった話もあるそうで、「アセトアミノフェン」または「パラセタモール」を服用した方がいいという意見もあるそうです。

私は、アスピリンとかイブプロフェンを服用するとアレルギーが出るので、以前から解熱剤はパラセタモールと決めています。

でも、パラセタモールも飲み過ぎると肝臓によくないそうですから、まあ、毒をもって毒を制する西洋医学の薬は、必ず副作用もあるわけですね。

普通の風邪でもインフルエンザでも、今度のウィルスでも、最初は、普通の風邪と同じような症状が出るわけで、普通の人は市販されている風邪薬を服用して様子を見るのではないかと思います。

その時に、どの風邪薬を飲むかで、新型コロナウィルスの場合には、違いが出るとしたら、大変なことですから、この辺りの研究は、早急にやって欲しいですよね。

今回のウィルスに関しては、60歳以上の人たちが重症化しやすいといわれています。それは、やはり、加齢から来る体力や免疫力の低下に関係があるでしょうね。

それと、糖尿病や高血圧など生活習慣病を持つ人も多いです。

肺炎ですから、タバコもよくないといわれています。

肝臓を痛めつけるような飲酒も、よくないでしょうね。

高齢者には、食事が必要ないのではないかと思われるほど大量の薬を服用する人も多いそうですが、むかし言われたほど、現在の薬は、腎臓や肝臓を痛めつけることは少なくはなっているそうです。

しかし、やはり、普段から健康的な暮らしをしている人と、不摂生な暮らしの人とでは、今回のウィルスに対する免疫力に違いがあってもおかしくないような気がします。

伝え聞くところでは、志村さんは女好きで寂しがりなので、夜な夜な女性のいるガールズバーなどに仲のいい人たちと出かけて深夜というか早朝まで飲んでいたんだそうですが、70歳が、早死にだとしても、私は、志村さんは、楽しい人生だったのではないかと想像します。

もちろん、結婚して子供を持って、家族と一緒に暮らしていたら、もっと長生きできた可能性はあるかもしれませんが・・・

個人的なことですが、一度志村さんと食事をご一緒させていただいたことがありました。

本当に、多くの笑いをありがとうございました。


2020年3月28日土曜日

大使館からのメール 閉鎖期間延長

●これまでの告示では閉鎖期間は4月12日までとされていましたが,本告示により,これら施設の閉鎖期間は,一部の例外(第34項)を除き,3月28日から4月30日までと延長されています。
●子供用遊技場,ビリヤード場,ホテル内会議室・宴会場,病院内託児所を除く託児所,博物館,図書館等が新たに一時的閉鎖の対象となりました。
●政府機関や国営企業(百貨店内の旅券事務所や郵便局を含む),病院内食堂,生花店が一時的閉鎖の例外として新たに認められました。

3月27日,バンコク都知事は,タイ政府対策本部による国内における特定施設の閉鎖の方針(3月25日付発表)を受ける形で,「(人が集まる)施設の一時的封鎖に関する告示」第4号を発表し,これまで発出してきたバンコク都告示第2号,第3号を失効させ,閉鎖する施設を以下の内容で修正しました。

【閉鎖される場所について】
 バンコク都は,以下の第1項から第34項の場所を一時的に閉鎖するよう命じています。

第1項 飲食店,ブース型飲食店,食品・飲料を販売をするリアカー型店舗及び屋台(持ち帰り用として販売する場合,ホテル内レストランが同ホテルの宿泊客にのみ提供する場合は営業可)。空港区域内にあるレストランと病院内食堂は除く。

第2項 百貨店,ショッピングセンター,コミュニティー・モール。ただし,スーパーマーケット,薬や生活必需品の販売店,レストラン(持ち帰り用として販売する場合),銀行,政府機関,国営企業は除く。

第3項 コンビニエンスストア内の飲食可能エリア

第4項 市場・定期市(生鮮食品,水気を伴わない食品,持ち帰り用の調理済み食品,ペット用食品,薬局,生花店,医薬品及び生活必需品の販売店のみ営業)

第5項 美容室,理髪店

第6項 刺青や身体の一部に針等を刺す場所

第7項 スケート場,ローラースケート場,及び右に類似する遊技場

第8項 遊園地,ボーリング場,ボードゲーム場

第9項 ゲーム店,インターネット店

第10項 ゴルフ場,ゴルフ練習場

第11項 プール場,及び類似の活動を行う施設

第12項 闘鶏場,闘鶏養成場

第13項 仏教のお守り及び仏像販売所

第14項 見本市場,会議場,展示場

第15項 すべての教育レベルの教育施設と私塾

第16項 体重管理サービスを提供する場所,美容サービスを提供する医療クリニック,美容クリニック,美容エステ店

第17項 健康増進施設(スパ店,マッサージ店,美容マッサージ店)

第18項 ペット用のスパ,入浴,トリミング,飼育,一時預かりのサービスを提供する施設

第 19項 個室付浴場

第20項 入浴,サウナ,薬用サウナのサービスを提供する施設

第21項 興行場(映画館,劇場,興行場)

第22項 運動場

第23項 エンターメント場,及び右に類似する施設

第24項 ボクシング場,ボクシングスクール

第25項 スポーツ場

第26項 競馬場

第27項 あらゆる種類の競技場

第28項 子供用遊技場

第29項 上演会場,公共遊技場

第30項 博物館,民俗館,及び右に類似する博物館

第31項 公立図書館,コミュニティ図書館,民間図書館,バーンナンス―(図書の家)

第32項 会議場・宴会サービスを提供する場所,宴会場,及び右に類似する場所

第33項 スヌーカー場,ビリヤード場

第34項 託児所。但し病院内に設置されている託児施設は除く(同項のみ,適用期間を3月31日以降とする)

【適用期間について】
本告示内容は2020年4月30日まで有効です。

以上

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX:(66-2)207-8511
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)専用直通電話:(66-2)207-8533,8534,8535
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り,ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

知ってしまったこと

社会的影響力のある人たちとか、国を動かしている人たちとか、学者とか、偉い人たちには、社会に対する責任も大きいから、言っていいことと言ってはいけないことがあるわけです。

日本は、法律でがんじがらめになっている国ですから、いくら野党や反日運動家が、日本は独裁国だ、安倍首相は独裁だといっても、そんなわけはないですね。

戦争はできないし、核保有も出来ないし、都市封鎖も出来ません。

外出禁止令を出したくても、お願いしますとしか言えないわけです。

人権蹂躙とか憲法違反とか言い出す人がいますからね。

世界は、多くの国で、都市封鎖をはじめているし、鎖国のような国境封鎖をしています。

武漢を中国政府は封鎖で封じ込めました。中国政府の言っていることが正しいとするのなら、封じ込めは成功し、感染者は、ゼロに抑え込まれています。

だから、ヨーロッパの国々や東南アジアの国々では、都市封鎖や外出禁止令を出しています。

これを徹底して行えば、感染者は増えないで封じ込められると思います。

でも、いくら法律で強制しても、罰金を取っても、それを破る人は出ます。ですから、少し時間はかかるでしょうね。

そうなると、今度は、感染は封じ込められても、経済が死にます。1~2週間なら持ちこたえられても、1ヶ月、2ヶ月と長引いたら、普通の個人事業者たちは、たぶん、倒産するでしょうね。

それと、あんまり触れる人がいませんが、いくら都市封鎖しても、いつかは、その封鎖を解くときが来るわけで、その時、別の所から、ウィルスがやってきて新たな集団感染が広がる可能性はあるわけです。

なんといってもグローバル時代です。人も物も移動します。

難しいのは、世界のすべての国で同時に感染を封じ込めることが出来るわけではなくて、時間差もあるし、事情によっては、鎖国できない国だってあるかもしれません。

結局、最初からいわれているように、人口の約6割くらいの人たちが感染をして、抗体を持つまでは、感染は繰り返されるそうです。

じゃあ、無駄なのにどうして都市封鎖をしているかといえば、それは、医療崩壊をさせないためです。とりあえず、目の前の問題から解決していくということです。

日本は、最初から、爆発的な集団感染のピークをなだらかに抑え、少しでもピークを先延ばしする作戦です。そうすることが出来たら、医療崩壊も起こさず、徐々に感染者を増やし、時間稼ぎが出来、その間に治療薬やワクチンの開発や、医療システムの構築が出来るという目論見です。

今のところは、それが成功しているから、世界からは、注目され、もしかして、インチキをしているのではなどと、イチャモンを付ける人までいます。

感染者の数が少ないのは、PCRの検査が少ないからでしょうけど、でも、もしも、実際に感染者が、ものすごく多いと仮定した場合、死亡する人が少なすぎます。

安倍首相も説明していましたが、普通の肺炎による死亡と中国肺炎による死亡を混同することはないとのことです。中国肺炎は、「間質性肺炎」でCT検査で、すぐに違いはわかるそうです。

まあ、日本は神国で、国難が迫れば神風が吹くということかもね。

日本株によるBCG接種も関係があるかもしれませんし、日本人の清潔好きなど生活習慣も関係あるでしょうね。

とにかく、集団感染を防ぐためには、換気の悪い密閉空間、大勢が集まる密集空間、間近で会話や発声をする密接場面と3つの条件が満たされる場所には近付かないこと。どうしてもというときには、1つでも2つでも、条件を緩和させる努力をすることでしょうね。

結論は、とにかく死者を増やさないために医療崩壊を防ぎ、感染者を徐々に増やしていって、みんなで抗体を持つ。

治療薬とワクチンの開発を頑張って早くしてもらう。

本当に困っている人には、経済的な援助をする。

私の過去の戯言

2020年2月17日月曜日
命はひとつ


2020年2月24日月曜日
冷静になろうよ


2020年2月25日火曜日
悲しいけど、しょうがない


2020年2月28日金曜日
武漢肺炎と生活習慣



2020年3月27日金曜日

BCGの話

私は、子供の頃からすぐ扁桃腺を腫らして熱を出す子供だったそうで、熱を出すと、近所の元従軍のお医者様の所に連れて行かれました。

そのお医者様は、戦争で片腕を失っていて、とにかく、ニコリともしない怖いお医者様でしたから、子供にとっては、もう最悪でした。

そればかりか、当時は、扁桃腺を腫らしての高熱だと、お尻に図太いペニシリン注射と決まっていたようで、父親に身体をおさえられて、片腕の先生が、お尻に図太い注射針を突き刺し、私は、泣きわめいて暴れたそうです。

そういった原体験があってか、とにかく注射が大嫌いな子供となりました。

私の人生、海に落とされて溺れそうになって、水が怖くなったこととともに、注射嫌いと恐がりの性格は、死ぬまで治らないと思います。

小学校の頃は、確か毎年、ツベルクリンという注射をうって、その打った部分が赤くなる大きさで、陽性か陰性かを判断して、陽性ならレントゲン検査、陰性ならBCG注射となっていました。

私は、大の注射嫌いでしたが、このツベルクリン注射は、皮下下部分への注射で、痛みが少なくて助かりましたが、もしも、赤い部分が小さい陰性だと、痛いBCG注射をしなければならなかったので、子供なりに、いろいろと考えて、ツベルクリン注射をうたれたアトに口を付けて、思いっきり吸うと、キスマークのように、充血した部分が広がるわけです。

当然、検査するお医者様は、そんなことはお見通しなんでしょうけど、もうどうしようもなくて無事陽性で、レントゲン検査に回されました。

何度、BCGを打ったか覚えていませんが、たぶん、私には結核菌の抗体は出来ていない可能性があります。

この二三日、BCGを打っている人は、中国ウィルスに対する免疫を持っているカモと話題になっています。

日本型BCGで新型コロナの免疫ができる?

全くのデマでもないようで、すべてのBCG接種ではないけど、日本型のBCG接種を受けている国では、日本型BCG接種を受けていなく国に比べて、感染者も死亡者も少ない傾向があるとの資料もあるようです。

もしも、それが事実だとすると、私は、子供の頃のほんの出来心で、貴重な免疫を得るチャンスを失っているのかもしれません。

BCG接種では、ハンセン病などにも効果がある人もいるようですし、まだ解明されていないこともあるようです。

BCGとか種痘の旧式の予防接種を受けると、上腕の肩に近いところに痕が残ります。それが、女性には醜い傷だということで、傷が残らない方法に変わっているようですが、私には、あんまり目立たないけど、接種の痕がいくつか残っていますから、運がよければ、抗体が出来ている可能性もゼロではないかも。

BCGワクチン臨床試験へ 新型コロナに効果か―豪研究所

もし、多くの日本人が、本当に中国ウィルスに対する免疫を持っているのなら、いいですね。

もちろん、慢心せず、人混みを避け、出歩かず、なるべく家に留まるべきでしょうけどね。

大使館からのメール 非常事態令第9条に基づく決定事項

・3月25日,タイ政府は非常事態令第9条に基づく決定事項(第1号)を発表しており,当館からもその一部につきお知らせしておりますが,その他の部分を含む全体の主要部分の日本語仮訳について,以下のリンク先に掲載しております。
・今後,更なる詳細についてタイ当局より発表が行われる見込みです。また,本件もタイ当局等からの発表により変更等の可能性もありますので,最新の情報収集に努めて下さい。

非常事態令第9条に基づく決定事項(第1号)(主要部分の日本語仮訳)
https://www.th.emb-japan.go.jp/files/100034647.pdf



日本はなぜ感染者数が少ないのか?

中国肺炎に関して日本の感染者数や死亡者数が少ないと注目されているわけですが、検査していないから少ないという意見があります。

とにかく検査だと、検査数を増やしてきた国々からしたら、そう思うのも自然だと思います。

でも、日本の戦略は、最初の頃から、感染ピークを緩やかに一日でも先延ばしし、その間に治療法やワクチンの開発をし、重篤者と死亡者を最小限に留めるでしたから、とにかく医療崩壊を起こさないことに重点を置いてきていると思います。

病院は、中国肺炎の患者だけのモノではなくて、他にも命にかかわる病気の患者はたくさんいます。

そうした人たちにも、十分な治療が出来るだけのベッド数や医師や看護師や検査技師なども必要です。

それと、医療従事者が感染するリスクも出来るだけ抑える必要があります。医師や看護師が感染してしまったら大変です。、もちろん、入院している患者さんたちも。

まあ、いろいろな考え方はあるでしょうし、専門家でさえも、考え方は、一つではないです。

で、興味深い話題ですが、まあ、根拠に関しては、いろいろな意見もあるでしょうけど、専門家でない強みで、適当なことも書いちゃいます。

* 水が豊富、医療が完備、清潔な民族、知能指数が高い

だから

・普段から花粉症対策やインフルエンザ対策でマスクをする
・清潔、整然、整理整頓、時間も厳守、街にゴミが散乱していない
・子供から大人まで手洗いが浸透している
・風呂が好き
・ウォシュレットも普及している
・おじぎで挨拶し、握手やハグやキスの習慣がない
・自宅に土足の文化がない(ウイルスは靴の裏に最も付着する)
・日本語は静かで、話す時にツバなどを飛ばすさない
・CT(胸部X線検査)やMRI検査が普及している

あと、毎年インフルエンザのワクチンを受けている人が多いとか、BCGの影響とか、いろいろな意見も出てきています。

BCGワクチン説は興味深いです。

イラクとイラン
東ドイツと西ドイツ
ポルトガルとスペインに差がある

地図に色分けで、違いを説明しています。

とにかく、わかっていないことの多いウィルスですから、これからもいろいろな説も出てきそうですが、とにかく、日本人の重篤者や死亡者を最低限に抑え続けて欲しいですね。

 あとは自分に出来ることをして、祈るだけです。


注目される日本

日本は、世界のいろいろな国から注目されている国の一つですが、韓国なんかは、何から何まで比較して日本に勝たないと満足できないようです。

欧米の国々は、日本のいいところを見てくれる人が多いです。

今回の中国肺炎ですが、感染者は、こんな感じです。

武漢肺炎感染者数  529,591

83,836 US
81,782 China
80,589 Italy
57,786 Spain
43,938 Germany
29,551 France
29,406 Iran
11,812 U K
11,811 Switzerland
9,241 Korea
7,468 Netherlands
6,909 Austria
6,235 Belgium
4,042 Canada
3,629 Turkey
3,544 Portugal
3,369 Norway
2,985 Brazil
2,840 Sweden
2,810 Australia
2,693 Israel
2,031 Malaysia
2,023 Denmark
1,925 Czechia
1,819 Ireland
1,453 Luxembourg
1,403 Ecuador
1,387 Japan
1,306 Chile
1,221 Poland
1,201 Pakistan
1,045 Thailand

中国の数字は参考にならないと思うけど、米国やヨーロッパ、そして南米も増えてきています。

新たな感染者総数  60,574

17,057 USA
8,271 Spain
6,615 Germany
6,203 Italy
3,922 France
2,389 Iran
2,129 UK
1,321 Austria
1,298 Belgium
1,196 Turkey
1,019 Netherlands
914 Switzerland
634 Canada
549 Portugal
431 Brazil
374 Australia
324 Israel
314 Sweden

104 Korea

80 Japan

韓国や中国や日本の左翼などが、日本は、感染者数が少なすぎるといっていて、検査数が少ないから感染者数も少ないと指摘しています。

まあ、一理はあるでしょうね。日本は、むやみやたらと検査するのではなく、限りある医療関係者数や医療器具などを考慮し、医療崩壊を起こさないよう必要に応じて検査しているわけです。

では、死者を見ると

武漢肺炎総死亡者数 24,065

8,215 Italy
4,365 Spain
3,287 China
2,234 Iran
1,696 France
1,293 USA
578 UK
434 Netherlands
267 Germany
220 Belgium
191 Switzerland
131 Korea
78 Indonesia
77 Brazil
77 Sweden
75 Turkey
60 Portugal
49 Austria
47 Japan
41 Denmark
39 Canada

日本は頑張って死亡する人を少なく抑えているのがわかります。

もちろん、これから先どうなっていくのかはわからないし、このまま死亡する人を少なく出来るようにしなければならないわけで、そのためには、感染者を増やさないことが重要ですね。

換気の悪い密閉空間、大勢が集まる密集空間、間近で会話や発声をする密接場面と3つの条件が満たされる場所はマジ危険です。

油断しやすい時期ですから、我慢我慢。

世界の人口の多い国の感染者と死亡者の数を比べてみました。

                     人口                   感染者        死者
1.中国    1,357,946,313   81,285       3,287
2.インド    1,224,514,327     727        20
3 アメリカ    314,551,246         85,268         1,293
4 インドネシア 239,870,937              893           78
5 ブラジル 194,946,470                    2,985        77
6 パキスタン 173,593,383                  1,201          9
7 ナイジェリア 158,423,182                     65         1
8 バングラデシュ148,692,131                    44         5
9 ロシア          142,958,164                      65         1
10 メキシコ 128,632,000                         475         6
11 日本         126,535,920                     1,387        47
12 フィリピン 92,337,852                        707        45
13 ベトナム 87,848,445                           153            0
14 エチオピア 82,949,541                          12            0
15 ドイツ          82,302,465                    43,938       267


2020年3月26日木曜日

ちょっと熱っぽい

生まれたときから風邪をひきやすいし、気が小さいし、心配性なので、ちょっと熱っぽかったり、身体に異常があると思うと、気になってしかたがないです。

このところ、中国肺炎の不安は、多くの人が抱えている問題ですが、私も、寝汗をかいたとか、ちょっと、寝違えたのか筋肉痛とか、だるいとか、もう、気にし始めたら、毎日キリがないわけです。

熱っぽいなぁと思ったら、すぐに検温です。


36.9は、ちょっとだけ高いけど、まあ、37.5度以下だからと一安心。

血中酸素濃度はどうだろうか。


この機具で測ると、今まで97以上は出たことがないので、96でも、まあいいか。

じゃあ、血圧は


116-77は、ド正常。

心拍数がちょっと高めなのはいつものことです。

食事の時に、匂いも感じたし、味覚もあった。

息苦しさも感じてはいない。

ということで、自己判断ですが、中国肺炎にはまだ感染していないと一安心。

「ノマド」ってなあに

最近時々「ノマド」って言葉を耳にしますので、調べてみたら、英語のnomadのことで遊牧民とか放浪者というのが、本来の意味らしいです。

でも、最近耳にする「ノマド」ってのは、ノマドワーカーとか海外ノマド生活とか、そういった意味での、会社外でwifiやインターネットを使って仕事をしたり、海外で、そういった仕事をしながら、のんびりと暮らすことを指すようです。

昔のモーレツ社員とか、ワーカホリックに対して、もっと自分の生活を楽しみながら仕事がしたいということらしいです。

オシャレなカフェで仕事をし、暑いときには涼しいところで暮らし、寒くなったら暖かいところで暮らすことが出来たら、そりゃあ素晴らしいわけです。

イメージとしては、金融関係とかIT関係で働く高学歴で高収入の若い世代という感じでしょうね。

話変わって、五木寛之さんという小説家がいますが、1960年代から70年代にかけて、一部の若者たちに大きな影響を与えた何冊もの本を出しています。

当時の世界中の若者たちに影響を与えたといわれる「フランス5月革命」や海外放浪の旅を題材とした魅力ある小説で、シベリア横断鉄道とか北欧とか、カルチェラタンとかを夢に見た若者たちもいたわけです。

5月革命は、日本の学生運動や日本のサブカルチャーにも影響を与え、当時の若者の中には、70を過ぎてなお、昔の幻想を追っている時代錯誤の左翼老人も少なくないようです。

下からの革命を含む抗議運動は、時として、新たな独裁者を生み出してしまうという危険性を含んでいて、リーダーの中には、倒されるべき、既成権力側の人がいることもよくあるわけです。

この5月革命は、「黄色いベスト運動」にも引き継がれているようですし、現代のLGBT運動やMe too運動などにも影響を与えているし、タイの左翼にも影響を受けている人が多いように思われます。

その五木さんは、デラシネという言葉をよく使っていました。

デラシネは、フランス語で、根なし草、転じて故郷や祖国から離れたもしくは切り離された人のことをさす言葉だそうです。

ジプシーとか難民とかフーテンの寅さんのイメージでしょうか。

ノマドが、中流から上流の放浪者に対し、デラシネは、下流の人びとというイメージもあるように思います。

海外生活者にも、いろいろとあるわけで、働かなくても豊かに暮らせる人もいれば、株や為替などの投資で悠々自適の人もいるでしょう。

企業の駐在員やその家族もいるし、留学生もいます。国際結婚をして海外で暮らす人もいますし、海外で引きこもっている人もいるそうです。

そうした海外で暮らしている人たちに、今回のような疫病が襲いかかると、みんないろいろと考えると思います。

海外で暮らすことのメリットとデメリット。家族の安全。自己責任。

最終的には、海外で死ぬ覚悟があるかどうかかも。


素人考えですが PCR検査に関して

マスクの問題以上に、専門家の間で意見が異なっているのが、もっと検査をすべきかどうかの問題ですよね。

もっと検査を派の意見は、ドンドン検査をすれば、陽性の人を早期に発見できて、重症化する前に適切な治療が出来るということで、なぜか、左翼とか、韓国大好きな人たちが、この検査検査派に多いようです。

あまりにしつこいから、もしかして、何か利権が絡んでいるんじゃないのとか、検査をしている韓国が素晴らしく、検査をしない日本はダメだとか、日本をディスっているだけだとか、そういった意見もネットにはあります。

マスクの件でシンガポールはこんな事を言っていました。

マスクでは飛沫感染の予防ができない

マスクの在庫は無限ではない。具合が悪い人への優先供給が必要


検査についても、同じようなことがいえるのではないかと思います。

検査をしたからといって感染を予防できるわけではないですし、検査自体の信頼度も100%ではなく6~70%という意見もあるようですし、検査で陰性になった人でも、その後、陽性になることはあるそうです。

そして、イタリアとかニューヨークで問題になっているのが、ベッド数とか医療関係者の数とか、人工呼吸器の数とか、とにかく、重症になった患者にタイして足りないとか、中国肺炎以外の癌とか心臓胃病とか脳疾患とか、命にかかわる病気は多いわけで、そういった人たちの救助をおざなりには出来ないわけです。

医療現場でトリアージがあってはならないと思います。

高齢者よりも若い世代の治療を優先とか、出来れば防いで欲しいです。

患者の数と医療関係者などのバランスが壊れたら医療崩壊です。

検査をして、陽性の人をどうするかと言えば、まだ軽症の人なら家に帰って、自宅でまわりに感染を拡大しないようにするのは、意味があります。

陽性と出たら、気分はよくないから、入院して治療を受けたいという人も出るでしょう。そういった人たちが多くなったら、恐ろしい医療崩壊が起きます。

もう一つは、検査時に感染を広げてしまう可能性です。

今は、それを解決するために、病院では検査をしないとか、いろいろな方法もとられていますが、元に戻って、そこまでして検査をして、意味があるのかということです。

今、世界の多くの国でやっていることは、都市封鎖や鎖国です。感染を封じ込める作戦です。

保菌者を出歩かせない、出来る限り家から出ない、外国人を入国させないといったことです。

そして、あの3条件(ぎゅうぎゅう、むんむん、がやがや)の重なる場所には、近付かない。

これが、意外と守られないんですよね。慢心してしまって、宴会とかやっている人がまだいるようです。

個人個人が気をつけないと、感染は広がっていきます。

もちろん、重い症状が出たら、すぐに病院などに相談すべきだし、適切な処置を受け、その中での検査も必要でしょうけど、そういったことにならないために、出来ることが、個人にもあるわけです。

換気の悪い密閉空間、大勢が集まる密集空間、間近で会話や発声をする密接場面と3つの条件が満たされる場所はマジ危険です。


素人考えですが

中国肺炎の感染者は、世界全体で50万人に迫りつつあります。亡くなられた方の総数も2万人を超えています。

毎日6千人ほどの新しい感染者が世界に入るわけですが、現在の所では、欧米に感染者が多いですね。

中国の武漢から世界に広がっていった中国肺炎ですが、初期の頃には、欧米では、中国人やアジア系の人たちに対しての差別問題も起きました。

アジア系の人たちは、マスクをする人が多いので、マスクをして行動するわけですが、すると欧米人の中の差別主義者たちが、「お前はコロナだろ?」とか因縁を付けて罵倒したり時には暴力を振るったりしました。民度低いですね。

いろいろな専門家の人たちが、マスクについて、マスクをしてもウィルスは防げないのだから、マスクはしないでもいいとか、一般の人がマスクをすると、本当に必要な医療関係者にマスクが行き渡らないといった意見が多かったように思います。

確かに、医療関係者にマスクが行き渡らなかったら大変です。これは、政府や自治体などが、マスクを備蓄しておくべきですが、その政府や自治体が、一部の人の考えで、外国に大量に送ったりしたわけで、それは大問題だと思います。

「困った時にはお互い様」とか「お裾分け」とか日本の美しい価値観だと思います。その裏には、性善説があって、自分が困った時には、同じようにしてもらえるという期待もあるわけですが、実際には、世の中には、いい人たちばかりではないのが事実ですね。

日本人に十分に行き渡るから、お裾分けしましょうが基本だと思います。

そしてマスクについてなんですが、確かに、専門家には、マスクでは、感染を防ぐことは出来ないという意見が多いようです。

でも、ここが重要な所なんですが、今回の中国ウィルスは、感染した保菌者であっても、全く異常がない人もけっこういるそうです。

自覚がないし元気ですから、いろいろなところに行ってウィルスをまき散らしてしまうこともあるわけで、そうした人がマスクをしているのとしていないのとでは、ウィルスをまき散らす範囲に大きな違いがあると思います。


シンガポール政府は「健康であればマスクはするな」と言い放ちました。理由は大きく2つです。

マスクでは飛沫感染の予防ができない
マスクの在庫は無限ではない。具合が悪い人への優先供給が必要


最初は、シンガポールの感染者が少なく、感染者を徹底的に追跡するやり方や入国規制などが、素晴らしいと評価されていますが、その後、海外にいたシンガポールの留学生やビジネスマンたちが帰国すると、徐々に感染者が増えてきて、今では、一日50人前後の新しい感染者が出てきていて、感染者は、600人を超えてきました。

アジアの国々は、最初、感染の拡大をコントロールしていましたが、欧米からの帰国者が感染を広げています。

外国人の入国を禁止できても、自分の国の国民の帰国を禁止できないわけです。出来ることは、入国後の隔離です。

まだまだわかっていないことの多い新しいウィルスですが、マスクをするアジアに比べて、マスクをしない欧米の方が感染の拡大が激しかったと思います。

他には、アジア人は、一般的にシャワーやお風呂が好きです。

シンガポールも「自分のためにではなく、人のためにするのがマスクです。」と言っているように、感染を広げないためには、マスクは必要だと思います。

買い占めとか転売とかは、全く別の問題です。


2020年3月25日水曜日

非常事態宣言に関し大使館からのメール

・3月25日,プラユット首相兼国防相による記者会見が行われ,3月26日から全国に発令する非常事態宣言の実施体制等に関する説明と,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の防止のための理解と協力が呼びかけられました。
・その後ウィサヌ副首相が非常事態宣言下で想定される措置であるとして補足説明を行いました。プラユット首相の会見とあわせ,これら会見のポイントについては,以下のとおりです。
・3月26日0時から全国に発令される非常事態宣言下での具体的措置は現時点で明らかになっていませんが,今後急遽,検討されている各種事項が適用される可能性もありますので,タイ政府からの発表等の最新の情報収集に努めてください。

1 非常事態宣言発出の目的,適用範囲及び適用期間
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大を確実に防ぐため,3月26日から4月30日まで非常事態宣言を発令し,同感染症が全国に拡散している現実に則し,非常事態宣言は全国に適用される。
・これまで南部地域に発出されている非常事態宣言は,引き続き適用を続ける。

2 非常事態宣言の実施体制
・非常事態宣言の実施体制として,プラユット首相兼国防相を責任者とする非常事態対策本部(CRES)を設置する。同対策本部は既に首相直轄として設置されている対策センターを格上げし,置き換えるものである。
・同対策本部には関係省をはじめとする閣僚が参加するが,閣僚の権限は「仏暦2548年非常事態における統治に関する勅令」に則し,プラユット首相兼国防相に当面移行される。
・CRESの下に,保健,内務,商務,外務,デジタル経済,国内治安といった諸分野の責任者による委員会を立ち上げ,プラユット首相兼国防相が委員長を務める。諸分野の責任者は,各省の次官が務める。国内治安は国軍司令官を責任者とする。同委員会の事務局は国家安全保障局が務める。

3 非常事態宣言の下での具体的措置(規制)
・現時点で具体的な規制措置は適用しないが,感染拡大状況等を考慮して適用していくところ,今後の政府発表を慎重に聴取願いたい。

※適用が検討されている措置は以下のとおりであり,これらは非常事態宣言の根拠法である「仏暦2548年非常事態における統治に関する勅令」によって政府に権限が付与される内容に則したものである。感染拡大の状況次第で適用の強制状況も変化することになるが,国民の権利の制限であるので,政府としては慎重に検討している。

<禁止が“検討”されている事項>
・施設及び場所への立ち入り(既に首都バンコクをはじめ国内各県で「感染症法」に基づいて「禁止」措置がとられているところ,これらの「禁止」は引き続き適用される。)
・越境入国
※例外措置:1.タイ国籍の者は医師が署名する健康証明書(fit to fly health certificate)を提示することで入国が認められる。
2.諸外国の外交官及びその家族は,タイ外務省による確認が得られ,かつ医師が署名する健康証明書(fit to fly health certificate)を提示すれば入国が認められる。
3.パイロット,エアホステス,トラック運転手等のロジスティクス従事者については,時間的な制限はあるが入国が認められる。
4.CRES責任者(首相)が特に認める者は例外措置が与えられる。
・集会
・虚偽の情報の流布

<実施が望まれる措置>
・医療体制の拡充
・医療器具の拡充

<実施すべき措置として“検討”されている事項>
・不要不急の外出は控えること。特に以下の人々は,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による重症化のおそれが高いため,特に外出を控えるべきである。
1.70歳以上の高齢者
2.糖尿病等の持病を有している者
3.5歳未満の者

※ 本日発表された主な内容は上記のとおりです。今後急遽,上記検討事項等が適用される可能性や新たな措置等がとられる可能性もありますので,引き続きタイ当局等関係機関からの情報収集にも努めてください。

○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
○在タイ日本国大使館ホームページ
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/news.php
○厚生労働省ホームページ 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
○厚生労働省新型コロナウイルスに関するQ&A 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html 
○厚生労働省新型コロナウイルスを防ぐには 
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599643.pdf 
○厚生労働省感染症対策の基本 
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf


(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX:(66-2)207-8511
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)専用直通電話:(66-2)207-8533,8534,8535
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り,ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

非常事態に関しての大使館からのメール

・3月25日,タイ政府は「仏暦2548年非常事態における統治に関する勅令」(非常事態令)第9条に基づく決定事項(第1号)を発表し,その第3項において,外交使節団や労働許可証を有する者等を除く外国人の入国を禁止する旨を発表しました。
・なお,日本からタイに入国後は,自宅等における14日間の自己観察を実施することが要請されております。
・今後,更なる詳細についてタイ当局より発表が行われる見込みです。また,本件もタイ当局等からの発表により変更等の可能性もありますので,最新の情報収集に努めて下さい。

「仏暦2548年非常事態における統治に関する勅令」(非常事態令)第9条に基づく決定事項(第1号)第3項の日本語仮訳は以下のとおりです。

第3項 王国への越境入国の閉鎖
航空機,船舶,車両,その他いかなる乗り物を利用した,もしくは,空路,水路,ないしは陸路のいずれかによる王国への越境入国に関しては,検問所,陸上国境等,感染症関連法規及び出入国管理法で定める地点を管理する係官に対し,以下の場合を除き,出入国を閉鎖せしめる。
(1)首相もしくは非常事態における責任者が必要性に鑑みて例外として許可した場合
(2)必要性のある輸送者。ただし業務終了後は早急に出国せしめる。
(3)業務のために越境入国する必要があり,かつ越境出国の日時が明確に定められた,乗り物の操縦者もしくは管理担当官
(4)タイ王国内での任務についている外交使節団,領事団,国際機関の職員,もしくはタイ王国内での任務を行うために来訪する政府を代表する者で,(タイの)外務省がその必要性に鑑みて許可を与えた者,ないしは上述の者の家族に属する者で,(タイの)外務省に対してタイ王国への渡航に関する文書及び本細目第2文(注: 「上述の者の家族に属する者」)であることの文書を提示して事前に連絡を行い,証明書の発行を受けた者
(5)タイ国籍を有していないが労働許可証を有する者,もしくはタイ当局からタイ国内で働くことを認められた者
(6)タイ国籍を有した者の場合は,居住地のタイ大使館もしくはタイ領事館に連絡をとり,保証書ないしは医療証明書をとりつける,または,本細目第2文(注;「タイ大使館もしくはタイ領事館に連絡をとり」)に関して第3国のタイ大使館もしくは領事館からタイ国籍所有者に対してタイ王国への帰国のための文書を発給する。

細目(4)(5)もしくは(6)の例外措置もしくは免除をうける者については,渡航に先立つ72時間を越えない時間において発行された,空路での移動に適した健康状態であることが確認された医療保証書(Fit to Fly Health Certificate(※))を所有する必要があり,タイ王国への越境入国後は,感染症予防のために,本決定第11項に定める措置に従わなければならない。
 出入国を管理する職員は,出入国管理法に則し,新型コロナウイルス感染症に感染が判明したもしくは感染の疑いがある,ないしは検査の実施に同意しないタイ国籍を有しない者の入国を拒否する権限を有する。

(※)「fit to fly」に関する健康証明書については、以下のリンク先の例を参考にするとともに、必ず搭乗前にご利用航空会社に確認するなどしてください。
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/file/guidelines/G23.pdf

なお,タイ入国後の措置としては,日本はAreas with Local Transmissionと位置づけられており,日本から入国した者は,自宅等における14日間の自己観察(外出は許可制)を実施することが要請されております。
措置の詳細について下記のタイ保健省のHPを参照し,自宅等における14日間の自己観察を徹底するようよろしくお願いいたします。

タイ保健省 入国時及び入国後の措置
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/file/main/Sum_Measures_ver4_250320n.pdf


○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
○在タイ日本国大使館ホームページ
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/news.php
○厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
○厚生労働省新型コロナウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
○厚生労働省新型コロナウイルスを防ぐには
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599643.pdf
○厚生労働省感染症対策の基本
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf


(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館 
新型コロナウイルス専用ダイヤル:(66-2)207-8533 / 8534 /8535

○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り,ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

トランジット経由に関する大使館からのメール

1 タイ当局からの発表
・3月25日,タイ民間航空局(The Civil Aviation Authority of Thailand(CAAT))は先に発表していた3月19日付け通達にかかる特別免除を以下の条件の下、認めることを発表しました。
※なお、この免除はタイ現地時間3月31日23時59分までに限ります。また、即発効となります。
・タイ民間航空局
https://www.caat.or.th/wp-content/uploads/2020/03/CAAT-News-No.3-2020-Special-exemption-for-transit-passengers-through-Thailand-2.pdf

・外国人が第三国に向けてタイを“トランジット経由”する場合で24時間を超えないもの。
・「fit to fly」(※)の健康証明書(health certificate)を所持していること。
(※)「fit to fly」に関する健康証明書については、タイ経由のトランジット便をご利用される方は、以下のリンク先の例を参考にするとともに、必ず搭乗前にご利用航空会社に確認するなどしてください。
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/file/guidelines/G23.pdf
・航空会社に対して、搭乗手続き(チェックイン)の際に、上記の要件を満たし、かつ搭乗券を発行する前に、最終目的地の渡航状況を考慮することが求められております。
・上記のとおり、この免除中にタイをトランジット経由する場合、3月19日付けで通達されていた、搭乗者にかかる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)につき感染している恐れがない旨を示す健康証明書及び保険証券の確認は、これまで搭乗手続き時に航空会社に求められていた搭乗時の確認の条件には入っておりません。

・なお,今後タイ当局等からの発表により,運用変更等の可能性もありますので,最新の情報収集に努めて下さい。

2.タイ国際航空からの日本・タイ間の国際線運休状況等についての発表
・近日中にご帰国等をお考えの方は,ご利用予定の航空会社等からの最新の情報収集に努めてください。タイ国際航空からの発表は、以下のリンク先をご確認ください。
○タイ国際航空
https://www.thaiairways.com/en_TH/news/news_announcement/news_detail/cancelled_flights_covid19.page

あわせて,引き続きタイ当局等関係機関からの情報収集にも努めてください。

○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
○在タイ日本国大使館ホームページ
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/index.php
○厚生労働省ホームページ 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html 
○厚生労働省新型コロナウイルスに関するQ&A 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
○厚生労働省新型コロナウイルスを防ぐには 
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599643.pdf
○厚生労働省感染症対策の基本 
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf


(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り,ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

在チェンマイ日本国総領事館から

・3月24日時点のタイにおける新型コロナウイルス(COVID-19)の感染状況について,以下のとおり発表しました。

タイ保健省は,3月24日時点のタイにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染状況について,
○新規症例数:タイ全体106名 
当館管轄内9県(0名) 
○累計症例数:タイ全体827名 
当館管轄内9県(17名(チェンマイ県13名,チェンライ県3名,プレー県1名)
○新規死亡者数:タイ全体3名  
        当館管轄内9県(0名)
○累計死亡者数:タイ全体4名 
        当館管轄内9県(0名)
○累計治癒数:タイ全体57名 
       当館管轄内9県(チェンマイ県1名) 
と発表しました。

一部航空会社では,日本行きを含む航空機について,現在減便や運休等の措置がとられております。近日中にご帰国等をお考えの方は,ご利用予定の航空会社等からの最新の情報収集に努めてください。
あわせて,引き続きタイ当局等関係機関からの情報収集にも努めてください。
またタイ入国時や病院受診時など,必要な場合にはきちんと渡航歴等をご申告いただくようお願いします。

○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
○在タイ日本国大使館ホームページ
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
〇在チェンマイ日本国総領事館ホームページ
https://www.chiangmai.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/index.php
○厚生労働省ホームページ 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
○厚生労働省新型コロナウイルスに関するQ&A 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
○厚生労働省新型コロナウイルスを防ぐには 
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599643.pdf
○厚生労働省感染症対策の基本 
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

大使館専用ダイヤルの設置

・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連するお問い合わせが増加しているところ,本日3月25日より大使館専用ダイヤルを開設しました。
・3月24日時点のタイにおける新型コロナウイルス(COVID-19)の感染状況について,以下のとおり発表しました。

1.大使館専用ダイヤルの設置
当館において新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連するご質問が多くなっているところ,このたび以下の専用ダイヤルを開設しました。この専用ダイヤルは,本日(3月25日)から開設しております。今後,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するご質問等はこちらの専用ダイヤルにお問い合わせください。
  専用ダイヤル:(66-2)207-8533
           (66-2)207-8534
                   (66-2)207-8535

2.タイ保健省は,3月24日時点のタイにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染状況について,
○新規症例数:106名
○累計症例数:827名
○新規死亡者数:3名
○累計死亡者数:4名
○累計治癒数:57名
と発表しました。

一部航空会社では,日本行きを含む航空機について,現在減便や運休等の措置がとられております。近日中にご帰国等をお考えの方は,ご利用予定の航空会社等からの最新の情報収集に努めてください。
あわせて,引き続きタイ当局等関係機関からの情報収集にも努めてください。
またタイ入国時や病院受診時など,必要な場合にはきちんと渡航歴等をご申告いただくようお願いします。

○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
○在タイ日本国大使館ホームページ
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/index.php
○厚生労働省ホームページ 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
○厚生労働省新型コロナウイルスに関するQ&A 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
○厚生労働省新型コロナウイルスを防ぐには 
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599643.pdf
○厚生労働省感染症対策の基本 
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

(問い合わせ先)
在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX:(66-2)207-8511
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)専用直通電話:(66-2)207-8533,8534,8535
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り,ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

2020年3月24日火曜日

タイで非常事態宣言が出るぞぉ

タイでは、このところ毎日100人以上の感染者が増えていることを受け、26日からの1ヶ月間、非常事態宣言を公布することを決めました。

タイにおける非常事態に関する法律は、2005年に現在国外へ逃亡中のタクシン政権によって発布されたものが、現在も使われているのだそうです。

あくまでも一般論ですが、非常事態宣言が出ると、多くの権限が首相の手にわたり、法律に優位する政令の発布、令状によらない逮捕・家宅捜索などを許し、報道や集会の自由などの制限も可能性があるようです。

タイにおける非常事態宣言の歴史

1.2005年7月19日、南タイの混乱でタクシン首相は、ヤラー、ナラーティワート、パッターニーの3県に非常事態宣言を発令した。

タクシンは「逮捕状なしの身柄拘束や出頭命令」、「武器の取引制限や没収」、「混乱につながる集会の禁止や電話などの通信傍受」、「治安に影響を与える報道の禁止」、「問題がある外国人の国外退去命令」などを治安当局に命じる非常大権を手にし、強硬姿勢で治安対策に当たることが可能となった。

ただし、これらの措置が基本的人権の制約を伴うため、マスメディアやジャーナリスト協会、人権団体から批判が続出した。

クルセ・モスク事件とタクバイ事件

2.2006年9月19日午後10時、国連総会出席のためアメリカのニューヨークに滞在中のタクシン首相が非常事態宣言を出した。この後、ソンティ陸軍総司令官によるクーデターでタクシン政権失脚。

2006年9月20日夕刻に、プミポン国王がソンティ司令官の行政改革団の暫定首班就任を承認したことにより、タクシン政権の崩壊と非常事態宣言の無効が確定した。

3.2010年4月7日 - タクシン派赤シャツデモ隊が国会議事堂に乱入するなど、首都の一部で治安情勢が悪化しているため。タイ政府、13日夜バンコク首都圏に加えてタイ北部、東北部、東部の11県に非常事態を宣言した。

ちょうど1年前の2009年4月11日午後、東南アジア諸国連合プラス3(日中韓)のASEAN関連会合がアピシット首相の辞任を求めるタクシン派赤シャツの抗議デモが会議場に乱入し、各国首脳はヘリコプターで現地から避難した。

2010年の5月19日には政府による静圧が起き、多くの死傷者が出ました。赤シャツによる、「バンコクを燃やせ」発言もあり、バンコクや地方で、多くの放火事件が発生。

4.2014年1月21日、反タクシン派のデモなどによる混乱のため首都バンコク全域に非常事態を宣言すると発表した。
この後、今のプラユット首相などによるクーデターが起きました。

インラック政権打倒を目指す反政府デモ隊がバンコクで大規模集会を続ける中、デモ隊拠点を狙った赤シャツ派とみられる爆発物の投げ込みや銃撃事件が頻発。

以上は、治安維持のための非常事態宣言でしたが、今回は、疫病対策のためといわれています。

curfew(夜間外出禁止令)เคอร์ฟิว
declaration of a state of emergency(非常事態宣言発令)
ประกาศสถานการณ์ฉุกเฉิน

今のところ、こんな命令が出るといわれています。

1. 許可がない限りは、決められた時間帯以外の外出を禁じる
2. 集会や市民の不安を煽る行為を禁じる
3. フェイクニュースの流布を禁じる
4. 許可されていない道路及び車両の使用の規制。
5. 指定された建物の使用、立入、長時間滞在の禁止
6. 安全上の理由から指定された場所から市民を避難させる

命令に違反した者は、2年を超えない懲役、または、4万バーツを超えない罰金または両方を科す。

*許可の無いバンコクからの移動の禁止
*必要な時以外は家から出ない
*職場では、衛生に気を配り、関係省庁からの指示に従い、人間同士の距離を1-2メートル以上に保つ。

最終的には、26日に非常事態宣言が発令後、詳しく知らされるようです。

タイでは、非常事態宣言以外にも、夜間外出禁止令が出たり、戒厳令が出たり、時々、小説や映画のような世界になることもありました。

一般的には、夜間外出禁止令は、夜の9-10時ごろから、朝の4-6時ごろまで出されることが多かったような記憶があります。

と言っても、一般人には、多少の不便以外は、大きな問題もなかったです。今回も、家にいればいいわけで、遊び人や犯罪者以外は、問題はないと思います。


窓口時間の短縮など 大使館からのメール

●当館では,新型コロナウイルス感染者数の急増を受けて,来館される皆様の感染防止・健康維持を最優先するため,当面の間,当館領事窓口における業務取り扱いを以下のとおり変更いたします。

●2020年3月26日(木)から,窓口時間の短縮,旅券・証明の申請から交付までの日数延長,戸籍・国籍関係の届出やご相談の事前予約制を実施いたします。

1 背景・経緯
(1)当館領事窓口は,例年3月から5月にかけて,離任,着任される方や旅行者などで領事窓口が大変込み合う時期となっています。現在当館には,連日非常に多くの方が来館されており,世界で急速に拡大している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対策が急務となっています。
(2)ご存知のとおり,領事窓口における申請・交付に当たっては,本人出頭が要件となっているものが多くあります。例えば,旅券は生まれたばかりの赤ちゃんや,高齢者の方にも,領事窓口に出頭していただく必要があります。
(3)新型コロナウイルス感染症は,現時点では,飛沫感染(くしゃみ,咳,つばなど)と接触感染が感染経路として考えられています。具体的には,感染者の飛沫を吸い込むことにより感染する場合や感染者がくしゃみや咳を抑えた手で,ドアノブやスイッチ,ペンなどに触れることによりウイルスが付着,これに触ることで,感染者に直接接触しなくても感染する場合が考えられています。このような状況から,大使館としては,領事待合室にたくさんの申請者が待機する状況は,小規模なクラスター(集団)発生の原因にも繋がりかねない危険な状況と判断いたしました。特に基礎疾患のある方や免疫力の低い子供や高齢者が感染すると重症化する恐れがあるため,対策は待ったなしの状況です。
(4)以上の背景・経緯から,2020年3月26日(木)から当面の間,当館領事窓口の運用を以下2(1)~(2)のとおり変更いたしますので,皆様への感染防止,また小さなお子様,高齢者を守るためにも,何とぞ御理解と御協力をお願いいたします。
(5)なお,本件措置には,当館領事窓口職員の感染防止,また,領事窓口の機能を維持するための体制整備も念頭に置いております。当館職員が一人でも感染した場合,窓口を閉鎖せざるを得ない状況にもなりかねませんので,御理解のほど,よろしくお願いいたします。

2 当面の措置及び皆様にお願いしたいこと
(1)窓口受付時間の短縮
【変更後】8時30分から11時00分,13時30分から15時00分まで
(【現行】8時30分から12時00分,13時30分から16時00分まで)

(2)当面の窓口対応(申請・交付の取扱い)
●証明
【変更後】申請日を1日目と計算し,3開館日目で交付いたします(例:月曜日申請→水曜日交付)。当面の間,即日交付を見合わせます。
(【現行】原則として翌日交付。ただし一定の条件が揃えば即日交付。)

●旅券
【変更後】申請日を1日目と計算し,6開館日目で交付いたします(例:月曜日申請→翌週の月曜日交付)。
(【現行】申請日を1日目と計算し,4開館日目で交付。)

●戸籍・国籍関係の届出やご相談
【変更後】事前予約制を導入いたします。あらかじめ当館領事部にご連絡いただき,予約をおとりください。
(【現行】特に制約なし)

(3)上記対応の実施開始日
2020年3月26日(木)

※いずれの場合も,不急の申請は控えていただきますようお願いいたします。
また,手続きには,通常よりも長い時間がかかる場合がありますので,あらかじめご了承ください。
※上記措置にもかかわらず窓口が混雑する場合には,すべての申請を予約制とすること等を検討する場合がありますので,ご理解のほどよろしくお願いいたします。

(4)皆様にお願いしたいこと 
来館される邦人の皆様におかれては,以下の諸点にご協力くださるようお願いいたします。
●体調がすぐれない方は,回復を待ってご来館ください。
●可能な限り,ご自身専用のペン(黒または青)をお持ちください。
●可能な限り,事前に申請書類を当館ホームページから印刷し,必要事項をご記入いただいた上でお持ちください。
●領事待合室の入退出時には,手指のアルコール消毒を励行してください(領事待合室にはアルコール消毒液を設置しております)。
●領事待合室は毎日定期的に清掃・消毒を行っていますが,室内では手指で口,鼻,眼などを触らないようにしてください。
●マスクをご自身でご用意の上,着用してください。マスクを入手できない方は,咳エチケット(咳が出そうな場合は,ハンカチ,ティッシュ,袖を使って口や鼻をおさえる)へのご協力をお願いいたします。

なお,当館全職員は,出勤時に手指消毒,検温,健康状況の確認を行っております。また,窓口に立つ職員につきましては,業務中にマスク,グローブを着用するよう指導しておりますところ,皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り,ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

非常事態宣言に関する大使館からのメール

・3月24日14時から首相府において行われたプラユット首相兼国防相の会見において,「仏暦2548年(2005年)の非常事態における統治に関する勅令」を3月26日付で適用する旨発表しました。
※現時点で外出禁止令などの具体的措置の適用については発表されていません。
今後,国内外の感染者数等の状況等を踏まえ,これらの措置が変更されることもありますので,引き続きタイ政府や関係機関等からの発表の最新の情報収集に努めて下さい。

会見の概要は,以下のとおりです。
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況に対し,政府内で検討を重ねた結果,状況の改善のために,「仏暦2548年(2005年)の非常事態における統治に関する勅令」を3月26日付で適用することを閣議決定した。適用期間は1か月間である。
・同勅令に基づき非常事態宣言が発令され,政府内に特別な作業チームとして,プラユット首相兼国防相を責任者とする「COVID-19問題解決センター」を設置する。同機関において今後の措置が検討,決定されることになるところ,政府として国民の皆さまに日々の動きをお伝えしていく。
・状況の改善のために広範な協力をお願いする。
・現在,様々な情報が発信されているが,内容の真偽に注意してほしい。

あわせて,引き続きタイ当局等関係機関からの情報収集にも努めてください。
またタイ入国時や病院受診時など,必要な場合にはきちんと渡航歴等をご申告いただくようお願いします。

○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
○在タイ日本国大使館ホームページ
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/index.php
○厚生労働省ホームページ 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html 
○厚生労働省新型コロナウイルスに関するQ&A 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
○厚生労働省新型コロナウイルスを防ぐには 
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599643.pdf
○厚生労働省感染症対策の基本 
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り,ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

2020年3月23日月曜日

在チェンマイ日本国総領事館からのメール

〇3月22日,タイ保健省は,バンコク及びその周辺での新コロナウィルス感染拡大により,一部の住民がチェンマイ等地元に移動している点について,下記の通り区,集合住宅地での感染病の発見,観察,予防の行動計画を発表し協力を求めました。その概要は以下のとおりです。

1 2020年3月22日以降,バンコク及び周辺県から地元へ戻ってきた人については隔離して熱・呼吸器の症状を毎日観察し,そして地元に帰ってきてから14日間経過するまで居住場所および宿泊施設において他人との接触を避けるよう,知識と理解を深めてもらう。

2 バンコクおよび周辺県から戻ってきた人に対し,以下の助言に厳格に従って行動するよう通知する。

(1) 他人と食事,および容器の共有をしないこと。
(2) 個人の物を他人と共に使用しないこと 例:タオル,枕,毛布,コップ,スプーン,フォーク
(3) 20秒間の手洗いを水と石けんを使用して頻繁に行う。もしくは,70%のアルコールを使用して乾くまで手を揉む
(4) 他人、特に高齢者,慢性病患者との会話,接触を避ける。
(5) もし熱,呼吸器の症状があれば,衛生マスクを着用し,即座に現地の保健省担当者に連絡する。


○タイ国内全ての陸上国境の原則封鎖
 3月23日から,タイ国内全ての陸上国境(17県内18カ所)を原則閉鎖(物資の封鎖のみ許可)する旨,内務省が当該陸上国境を有する各県知事に指示していた旨一部報道で報じられていましたが,在タイ大日本大使館からタイ入管当局に事実確認したところ,その旨確認がとれました。

○タイ各地における感染予防措置
首都バンコクが3月21日付で発表した施設の暫定的な閉鎖の告示に基づき,首都バンコク等で各種措置が講じられておりますが,以下のとおり各県においても各県の実情に応じた施設の閉鎖措置がとられています。なお,在留邦人の皆様におかれましても,居住先県の発表等の最新の情報収集に努めていただき,ご確認くださるようお願いいたします。

・チョンブリー県:3月18日から3月31日
・チェンマイ県:3月23日から4月13日
・パトゥムタニ県:3月22日から4月12日
・サムットプラカーン県:3月22日から4月12日
・アユタヤー県:3月20日から4月2日
・プラチンブリー県:3月18日から3月31日
・プーケット県:3月18日から3月31日
・ノンタブリ県:3月22日から4月12日
・ナコンラチャシマ県:3月22日から4月12日
・ラヨーン県:3月19日から4月1日
・チェンライ県:3月21日から4月3日
・ナコンパトム県:3月22日から4月12日
・コーンケーン県:3月23日から4月12日
・ロッブリー県:3月19日から4月1日
・ウドンタニ県:3月22日から4月12日

・引き続きタイ政府等関係機関からの発表の最新の情報収集に努めて下さい。
また入国時や病院受診時など,必要な場合にはきちんと渡航歴等をご申告いただくようお願いします。


大使館からのメール

・3月23日,バンコク都知事は,バンコク都感染症委員会の意見を受けて,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を管理する指針につき発表しました。
・3月23日から,タイ国内全ての陸上国境(17県内18カ所)を原則閉鎖する旨,発表されました。
・3月21日,バンコク都知事は,3月22日から4月12日までの期間,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染予防のため,首都バンコクにおいて人々が集う施設を閉鎖することを発表していますが,同様の措置がタイ各地でもとられています。
概要は以下のとおりです。

○バンコク都知事の発表
1.以下の理由から,バンコクから出ないよう協力を求める。
1.1 まだウイルスに感染していなくとも,移動中に感染する可能性がある。
1.2 自己治癒できる程度の微量のウイルスが身体のなかに入っていたとしたら,移動は身体内のウイルス量を増加させ,症状を重くする可能性がある。
1.3 もし身体にウイルスが入っていたら,故郷にいる愛する家族を含む他者に移動中に感染させる可能性がある。それは,子供や高齢者かもしれない。
2.家の外で感染することを防ぐため,住居に滞在し,住居,触れる場所,トイレの掃除に努め,健康に気をつけ,自分自身及び同居人がウイルスに感染しないよう防ぐよう協力を求める。
3.政府機関,国営企業,民間の職場で,感染症が拡大しないように防ぐ対策を行うように協力を求める。触れる場所及びトイレの掃除や,1から2メートル間隔の距離をとった座席の配置を速やかに行う。また,健康に気をつけ,従業員がウイルスに感染することを防ぐ。例えば,保健省が指針を示している通りに,マスクの着用,手指用消毒液の設置,及びゴミの処理を行う。そして,勤務時間の重複を避け自宅勤務の措置を検討し,遠隔会議などのインターネットの活用を促進する。
4.ボクシング場,娯楽施設,もしくは新型コロナウイルス感染の報告があった場所に移動する人,及び感染者と濃厚接触した人は,保健省の国民向けの勧告に従って自身を守り,自宅での自己観察を行うよう協力を求める。発熱,咳,のどの痛み,息切れ,息苦しさがある場合は,医者の診察を受ける。
5.人が集まる場所は避け,他者と1から2メートルの距離を取るよう協力を求める。
6.政府,国営企業,民間部門は,拡大感染のリスクある人を集める活動もしくは多数の人が集まる活動を中止するよう協力を求める。例えば,会議,セミナー研修,展示会,イベント,コンサート,ドラマや映画の撮影,テレビ撮影や生放送の観賞などである。
7.全ての輸送機関は乗客の密集度を下げるよう協力を求める。例えば,保健省の国民向けの勧告に従って,少なくとも1から2メートル間隔で人が離れるように距離を取るようチケット販売窓口を増設したり,運行便数を増やしたり,多くの人が触れる場所の清掃や,消毒液の設置,体温測定のスクリーニング,ごみの処理などを行う。体調不良,咳,くしゃみ,鼻水がある乗客を見つけた場合は,マスクの着用の協力を求める。

○タイ国内全ての陸上国境の原則封鎖
 3月23日から,タイ国内全ての陸上国境(17県内18カ所)を原則閉鎖(物資の封鎖のみ許可)する旨,内務省が当該陸上国境を有する各県知事に指示していた旨一部報道で報じられていましたが,当館からタイ入管当局に事実確認したところ,その旨確認がとれました。

○タイ各地における感染予防措置
首都バンコクが3月21日付で発表した施設の暫定的な閉鎖の告示に基づき,さきに当館からお知らせしていたとおり,首都バンコク等で各種措置が講じられておりますが,この度当館において在留邦人の皆さまが多く居住されている地区につき確認したところ,以下のとおり各県においても同様の措置がとられています。なお,在留邦人の皆様におかれましても,居住先県の発表等の最新の情報収集に努めていただくようお願いいたします。

・チョンブリー県:3月18日から3月31日
・チェンマイ県:3月23日から4月13日
・パトゥムタニ県:3月22日から4月12日
・サムットプラカーン県:3月22日から4月12日
・アユタヤー県:3月20日から4月2日
・プラチンブリー県:3月18日から3月31日
・プーケット県:3月18日から3月31日
・ノンタブリ県:3月22日から4月12日
・ナコンラチャシマ県:3月22日から4月12日
・ラヨーン県:3月19日から4月1日
・チェンライ県:3月21日から4月3日
・ナコンパトム県:3月22日から4月12日
・コーンケーン県:3月23日から4月12日
・ロッブリー県:3月19日から4月1日
・ウドンタニ県:3月22日から4月12日

・引き続きタイ政府等関係機関からの発表の最新の情報収集に努めて下さい。
また入国時や病院受診時など,必要な場合にはきちんと渡航歴等をご申告いただくようお願いします。

○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
○在タイ日本国大使館ホームページ
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/news.php   
○厚生労働省ホームページ 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html 
○厚生労働省新型コロナウイルスに関するQ&A 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html 
○厚生労働省新型コロナウイルスを防ぐには 
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599643.pdf 
○厚生労働省感染症対策の基本 
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り,ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

海外旅行と伝染病

初めて海外旅行に出る時には、初めてのことばかりで、非常に緊張しました。

パスポートを取りに県庁所在地まで行ったり、当時は、イエローカードというのがあって、黄色の小冊で目的地によって、必要な予防注射を受けて、その証明を持っていないと入国できないこともありました。

ヨーロッパは、天然痘の予防注射が必要だったような記憶もあります。

東南アジアだとコレラとか狂犬病とか破傷風とか、そんな感じだったようですが、私は、東南アジアは目的地ではなかったので受けていませんでした。

その後、タイに来てからは、マラリアの予防注射を受けたような気もするのですが、はっきりとは覚えていません。

戦争マラリアというのがあって、日本軍は当時の特効薬キニーネの支給を行っていたものの、ガダルカナル島の戦いでは1万5000人、インパール作戦では4万人、沖縄戦では石垣島の住民ほぼ全員が罹患し、ルソン島の戦いでは5万人以上がマラリアによって死亡した。

今でもタイの地方に行くとマラリアに感染することもあるそうです。

マラリアを発症すると、40度近くの激しい高熱に襲われるが、比較的短時間で熱は下がる。

しかし、三日熱マラリアの場合48時間おきに、四日熱マラリアの場合72時間おきに、繰り返し激しい高熱に襲われることになるので体力を消耗して命にかかわる恐ろしい病気でした。

今は、特効薬もあるので、ほとんどが治癒するそうです。

昔の兵隊さんに話を聞いたことがありましたが、一度マラリアに感染して高熱にうなされると、身体の中の細菌がすべて殺されるためか、回復したら、その後、ほとんど病気知らずとか、まあ、個人差はあるでしょうけどね。

話では、治っても、時々、再発するケースもあるとか。

で、今日の話題は、抗マラリア剤(商品名:プラケニル)として知られているヒドロキシクロロキン、および抗生物質のアジスロマイシン(商品名:ジスロマックまたはアジスロシン)が、武漢ウイルス(COVID-19)の治療および患者のウイルス保有期間減少に効果をもつ可能性があるそうなんです。

まあ、新型のコロナウィルスでも、新型の風邪なわけで、抗生物質や解熱剤で、治る人がいてもおかしくはないわけで、そこに、マラリアの治療薬を加えたら、いい成績が出たということです。

私ごとですが、アジスロマイシンのジェネリックは、私の常備薬で、私は、すぐに喉が炎症を起こしたりするので、そんな時には服用するようにしています。

最近、実は、中国肺炎は、昨年の11月頃から、世界中で、静かに感染が広がっていた可能性があるような話もあるわけです。

私は、昨年の11月の中頃、今までに経験してこともないような、だるさと、少し歩くだけでも息切れがしたり、夜中に空咳が出たりして、もしかして、心臓病かと思って医者に診てもらったんですが、胸部レントゲンや心電図や超音波で心臓をチェックしてもらっても異常なしでした。

そのうちに、不快感もなくなって、元気になったんですが、その時にも、アジスロマイシンのジェネリックを飲んでいました。

まだまだ実験の段階でしょうし、これから、いろいろなお薬や治療法、そしてワクチンなども出てくるでしょうから、もう少しの辛坊でしょうね。

服用は医師の指示を受けてくださいね。あくまで自己責任、私には責任はとれません。

だから、あの3条件(ぎゅうぎゅう、むんむん、がやがや)の重なる場所をさけ、集団感染が起きないようにして、この危機を乗り切りたいモノです。


レモンを食べて種を植えれば、すぐに芽が出るのに、栄養不足なのか、紫外線が強すぎるためか、大きくなりません。

2020年3月22日日曜日

在チェンマイ日本国総領事館からのメール

・3月22日,チェンマイ県知事は,3月23日18時から4月13日24時までの間,新型コロナウイルス感染症2019(COVID-19)の感染予防のため,チェンマイ県内の人々が集う施設を閉鎖する同県感染症委員会命令を発表しました。
 ・なお,今後の発表等により変更等の可能性もありますので,最新の情報収集に努めて下さい。

チェンマイ県知事からの発表の概要は以下のとおりです。21日に発表されたバンコク都の発表と大部分が同じ内容です。

チェンマイ県感染症委員会2/2563命令 
チェンマイ県「新型コロナウイルス感染症拡大防止のための緊急対策」(抄訳)

1 仏暦2558年感染症法第35条に則し,チェンマイ県知事は、チェンマイ県感染症委員会の3月22日の決議10/2563号により,チェンマイ県内の施設を、以下のとおり運用することを定める。

2 3月23日18時から4月13日24時までの間、チェンマイ県内の各施設を以下の通り運用させる。
(1) すべての教育レベルの教育施設と私塾
(2) 見本市場,会議場,展示場の閉鎖
(3) デパート、ショッピングセンター、大型小売店の一部、及び同一建物内敷地内にある店舗の閉鎖。ただしスーパーマーケット、薬や生活必需品を販売する店、事務所、銀行は除く。レストランについては、テイクアウトの場合に限り営業。
(4) 市場は、新鮮食品、乾燥食品、テイクアウトのために調理された食品、ペット食品、薬や生活必需品を販売する店のみ営業
(5) ウォーキング・マーケットの閉鎖
(6) レストラン、飲料販売店については、テイクアウトの場合にのみ、もしくはホテル内レストランが同一ホテル内の宿泊客にのみ食事を提供する場合にのみ営業可能。
(7) コンビニエンスストア、レストラン、飲料販売店の飲食可能なエリアの閉鎖
(8)  アルコール飲料を、その店内及び周辺で飲料するために、販売・配布・交換するサービス施設の閉鎖
(9)仏歴2559年健康事業者法に基づく、健康増進施設(スパ,マッサージ店,美容マッサージ店)の閉鎖
(10)病院施設以外の入浴,サウナ,薬用サウナのサービスを提供する店の閉鎖
(11)美容室,理髪店、ネイル店の閉鎖
(12)刺青や身体の一部に針等を刺す場所の閉鎖
(13)美容クリニック、美容関連店の閉鎖
(14)プール(集合住宅内、住宅建物内のプールを含む)
(15)フィットネスの閉鎖
(16)スケート・ローラースケート場,その他の遊技場
(17)屋内外の遊戯、公園、一時的遊戯、ショッピングセンター内の子供用遊戯ゾーンの閉鎖
(18)ゲームセンター,インターネット屋、ゲームボックス及び類似サービス提供施設の閉鎖
(19)カラオケ店の閉鎖
(20)興業場(映画館,劇場,興行場)の閉鎖
(21)仏教のお守りや仏像販売所の閉鎖
(22)ゴルフ場,ゴルフ練習場の閉鎖
(23)射撃場の閉鎖
(24)釣り堀(魚、エビ)及び類似施設の閉鎖
(25)フットサル施設などの身体接触や道具を一緒に使用するスポーツを行う施設の閉鎖
(26)スヌーカー、ビリヤード、ボーリング施設の閉鎖
(27)ボクシング場,ボクシング・キャンプ、ボクシング学校の閉鎖
(28)闘鶏場、闘鶏養成場、競馬場または動物を競わせる施設及び場所の閉鎖

 
 本命令への違反は,仏歴2558年感染症法52条に基づき,1年未満の禁錮刑又は10万バーツ未満の罰金乃至はその両方に処される。

 本命令は,2563年3月23日18時をもって発効する。

命令日 仏暦2563年3月22日
チェルーンリット・サグワンサット
チェンマイ県知事

上記のとおり,チェンマイ県知事から,3月23日から4月13日までの間の上記施設の閉鎖が発表されておりますが,今後の発表等により変更等の可能性もありますので,最新の情報収集に努めて下さい。

心配だぁ~

今日、日本のさいたまスーパーアリーナでK-1の「K'FESTA.3」が行われると知って、ツイッターで、中止した方がいいのではないかと朝からずっと発信してみました。

日本では集団感染が起きやすい条件として、換気の悪い密閉空間、大勢が集まる密集空間、間近で会話や発声をする密接場面と3つの条件がそろうと、非常に危険だといわれています。

タイの話になりますが、格闘技の聖地の一つルンピニー・スタジアムで3月6日に行われた試合で集団感染が発生し、それまで、感染者の数は、40人ほどだったタイが、爆発的に感染者を増やしてきました。

22日現在で、昨日から188人増えて、599人となってしまいました。

テレビのニュースでは、この格闘技の会場からの感染は、非常に強いウィルスのために多くの人に感染が広がっているそうです。

そして、当日、会場には、タイ全土からファンが詰めかけていて、いまだに、500名の消息がわかっていないそうです。

この件を受けて、タイでは、外国人の入国を規制したり、国境を閉じたり、デパートやショッピングモールやレストランに営業の停止命令を出したり、大変な騒ぎです。

タイの場合には、格闘技は賭博の対象になっているから、見ている人たちの興奮度もすごくて、歓声を上げたり、騒ぐわけで、感染しやすいようです。

だから、日本のK-1のニュースを知ったときには、メチャ、危険だと思ったわけです。

主催者側は、感染を防ぐために出来ることはしているといっていますが、マスクなど、試合がはじめれば、興奮して外す人も出るでしょうし、感染を防げるかどうか非常に疑問です。

もう一つ、心配しているのは、日本の格闘技の選手たちは、よく、タイでタイの選手たちと練習をしているわけです。

そして、タイ人のコーチも日本で選手の指導をするなど、交流が深いわけで、万が一、3月6日の会場にいた人がウィルスを持っていて、今日のK-1の会場にいたとしたら、非常にまずいことになる可能性も感じました。

今まで、いろいろな批判をされながらも、日本は、ある程度いい結果を出して、中国肺炎を抑え込んでいますが、ちょっとした慢心から、大爆発が起きないとも限りません。

今日は、宝塚の公演も東京で行われたそうで、まあ、宝塚の方が、声を出す人は少ないでしょうけど、繰り返しますが、換気の悪い密閉空間、大勢が集まる密集空間、間近で会話や発声をする密接場面と3つの条件がそろうと、非常にまずいわけです。

ビジネスも大切ですし、今日の日を目指して練習してきた選手たちの気持ちは理解できますが、まだ、少し早いのではないかと思うわけです。

とにかく、もう、今からでは何も出来ませんから、集団感染が発生しないことをひたすら祈るだけです。

そして、会場にいた人たちは、ハイリスクグループだと自覚して、出来るだけ、行動範囲を狭めて欲しいです。

2週間後、よけいな心配をしてしまったと苦笑できることを祈ります。


大使館からのメール チョンメック国境ゲートの閉鎖 

・3月21日,ウボンラチャタニ県知事がタイ側における国境管理事務所の出入国の取扱いに関し,以下のとおり通知を発出しました。
・なお,今後の発表等により変更等の可能性もありますので,最新の情報収集に努めて下さい。

・3月21日,ウボンラチャタニ県知事が,感染症対策法の規定及び閣議決定に基づき,タイ側における国境管理事務所の出入国の取扱いに関し,以下の措置を含む通知を発出しました。
1.チョンメック国境ゲートの閉鎖
2.人・車両・物資の出入国の停止
3.物資の輸出入に関しては,関連法令に従い通行を許可する。ただし,運転手を含め乗員は1両につき2名とし,チョンメック国境ゲートの検疫担当官によるCOVID-19スクリーニングを受けなければならない。
4.上記措置は3月23日から事態が原状に復するまで実施する。

・今後,タイにおいて他の陸路の国境事務所においても,同様の措置等がとられる可能性もありますので,陸路での出入国等を検討されている方は,引き続きタイ政府等関係機関からの発表の最新の情報収集に努めて下さい。
また入国時や病院受診時など,必要な場合にはきちんと渡航歴等をご申告いただくようお願いします。

○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
○在タイ日本国大使館ホームページ
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/news.php   
○厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
○厚生労働省新型コロナウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
○厚生労働省新型コロナウイルスを防ぐには
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599643.pdf
○厚生労働省感染症対策の基本
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf


(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り,ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

大使館からのメール 3月22日

・3月21日,バンコク都知事は,3月22日から4月12日までの間,新型コロナウイルス感染症2019(COVID-19)の感染予防のため,バンコク都内の人々が集う施設を閉鎖することを発表しておりますが,その後一部修正する旨発表がされました。
・3月21日,ノンカイ県知事がタイ側における国境管理事務所の出入国の取扱いに関し以下のとおり通知を発出しました。
・なお,今後の発表等により変更等の可能性もありますので,最新の情報収集に努めて下さい。

1.バンコク都知事からの発表の修正
・バンコク都が3月21日付で発表した施設の暫定的な閉鎖の告示につき、「バンコク都発表を修正する告示(第3号)」として,第1項及び第2項を以下のとおり修正する。
第1項 レストランは、食品を販売するブース内店舗、リアカー型店舗及び屋台を含む(ただし、テイクアウト及びホテル内レストランが同ホテルの宿泊客にのみ食事を提供する場合のみ営業可)。空港区域内にあるレストランは除く。
第2項 ショッピングセンターは、デパート、コミュニティー・モールを含む(ただし、スーパーマーケット、薬や生活必需品を販売する店、テイクアウトができるレストランは除く)。銀行は含まない。

2.ノンカイ県知事による国境管理事務所の出入国の取扱いに関する通知の発出
・3月21日,ノンカイ県知事がタイ側における国境管理事務所の出入国の取扱いに関し以下のとおり通知を発出しました。
○感染症対策法の規定及び閣議決定等に基づき,ノンカイ県は,人・車両・物資の出入国を一時停止する。ただし,物資輸送車両及び乗員(1両につき1名に限る)は,友好橋出入国管理事務所の検疫担当官によるCOVID-19のスクリーニングを受けることにより通行可能とする。
○当該措置は,3月22日より事態が原状に復するまで実施する。

今後,日本を含めた各国の感染者数等の状況等を踏まえ,これらの措置が変更されることもありますので,引き続きタイ政府や関係機関等からの発表の最新の情報収集に努めて下さい。
また入国時や病院受診時など,必要な場合にはきちんと渡航歴等をご申告いただくようお願いします。

○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
○在タイ日本国大使館ホームページ
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/news.php   
○厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
○厚生労働省新型コロナウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
○厚生労働省新型コロナウイルスを防ぐには
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599643.pdf
○厚生労働省感染症対策の基本
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf


(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り,ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

2020年3月21日土曜日

中国ウィルスの教えてくれるモノ

こうした疫病は、1720年、1820年、1920年、そして2020年と100年ごとにやってきて、人間の数をコントロールしているとかいっている人もいますが、まあ、可能性がないともいえないかも。

昔から思っていることに、もしかして、我々人類は、地球にとって厄介者だから、増えすぎたら自然災害や疫病で、人類の人数を調整しているという思いはありました。

環境破壊ばかりしてきていますからね。

もちろん、人類としては、よりよい社会を求めて、今の方向に進んできたわけで、実際に便利になったことも数知れずあります。

一番いいのは、あんまりやりすぎないで地球との共存でしょうけど、それが出来たら苦労はないわけです。

中国から世界に感染が広がったわけですが、中国の武漢は、大きな都市で、いろいろな工場もあるわけです。武漢以外にも中国ウィルスの影響はあって、工場が平常通りには動いていないところもあって、いろいろな商品や部品が、不足しているようです。

今の世界は、いろいろな国で作られた部品で一つの製品が出来ていることも多く、一つの部品が滞っただけで、生産できなくなることもあります。

部品だけでなく、人も自由に飛び回れなくなっているから、例えば、機械が故障したからエンジニアが修理に行くといったことが難しくなったりもします。

ネット社会で、オンラインで会議も出来るし、いろいろなことが出来ても、実際に、人間が書類やパーツを運ぶ必要があることもあります。

農産物や冷凍食品、いろいろなモノが国境を越えている時代で、飛行機が飛ばないと、人だけでなくモノも止まります。

個人の郵便物やEMS、そしてネットショッピングで購入したモノも、届かないこともあり得ます。

もう一つ、これから表面化してくると思われることは、外国人労働者の問題です。

誰だってお金は欲しいけど、命の方が大切で、異国で入院は嫌だとか、異国で死にたくないと思う人は少なくないと思います。

すると、すでに、かなりの人が故国に帰国しているけど、今度は、新しい外国人労働者を探しても、日本に入国できないこともあるわけです。

こうした問題は、日本だけでなく、世界中で起きます。

タイも、屋台の売り子とか、レストランの料理人とか、バイクでデリバリーしている人とか、ガソリンスタンド、工事現場などなど、とにかくいろいろなところにミャンマー人やカンボジア人が働いています。

彼らが帰国してしまったら、タイの経済は、かなり混乱してしまうと思います。

こうした機会に、もう一度戦略を練り直して、国内自給率を上げるとか、国内で、海外に問題が起きても、代用できる体制が必要でしょう。

中国人が、生活習慣を改めないかぎり、また、次の新しい疫病が生まれてくる可能性もあるので、余裕があるうちに、医療の問題点も洗い直すべきです。

そして、仕事が出来ない外国人たちや、日本人の失業者たちも、生活に困って犯罪に手を染めるかもしれませんので、自警団のような組織も必要になってくるかもしれません。

アメリカだけでなく、タイでも銃器がよく売れているようです。


大使館からのメール

・3月21日,バンコク都知事は,3月22日から4月12日までの間,新型コロナウイルス感染症2019(COVID-19)の感染予防のため,バンコク都内の人々が集う施設を閉鎖することを発表しました。

・なお,今後の発表等により変更等の可能性もありますので,最新の情報収集に努めて下さい。

バンコク都知事からの発表の概要は以下のとおりです。

保健省発表にあるように新型コロナウイルス感染症2019(COVID-19)の感染拡大状況を受け,国家の経済、交通及び観光の中心であり,多数の人々が居住し、急速に感染拡大の危険性を有するバンコク都として,感染予防の観点から人々が集う施設などを制限し,感染拡大の危険性を減退させる必要がある。

 仏暦2558年感染症法第35条(1)に則し,バンコク都知事は、バンコク都感染症委員会の3月21日の決議5/2564号により,3月17日の施設の暫定的な閉鎖に関するバンコク都告示を廃止するとともに,以下の施設を、3月22日から4月12日まで暫定的に閉鎖することを指示する。

1.レストラン(テイクアウトの場合,もしくはホテル内レストランが同ホテルの宿泊客にのみ食事を提供する場合のみ開業可)

2.ショッピングモール。ただし,スーパーマーケット,薬や生活必需品を販売する店,テイクアウトが出来るレストランは除く。

3.コンビニエンスストア内の飲食可能なエリア

4.市場・定期市(生鮮食品、水気を伴わない食品、テイクアウトのために調理された飲食物,ペット食品、薬や生活必需品を販売する店のみ営業)

5.美容室,理髪店

6.刺青や身体の一部に針等を刺す場所

7.スケート・ローラースケート場,その他の遊技場

8.遊園地,ボーリング場,ボードゲーム場

9.ゲームセンター,インターネット屋

10.ゴルフ場,ゴルフ練習場

11.プールや類似の活動を行う施設

12.闘鶏場,闘鶏養成場

13.仏教のお守りや仏像販売所

14.見本市場,会議場,展示場

15 .すべての教育レベルの教育施設と私塾

16.フィットネス,美容クリニック、美容関連店

17.健康増進施設(スパ,マッサージ店,美容マッサージ店)

18.ペット用スパ,入浴、トリミング,飼育,一時預かり施設

19.個室付浴場

20.入浴,サウナ,薬用サウナのサービスを提供する店

21.興業場(映画館,劇場,興行場)

22.運動場

23.エンターメント場や右に類似する施設

24.ボクシング場,ボクシング学校

25.競技場

26.競馬場

 現状を看過すれば都民の健康に重大な影響を及ぼし得る緊急時であるため,本件により,仏暦2558年行政施策法第30条(3)に則した不服申し立ての権利行使を行い得ない可能性が存在する。

 本件告示への違反は,感染症法に基づき,1年未満の禁錮刑又は10万バーツ未満の罰金乃至はその両方に処される。

 本件告示は,告示をもって直ちに発効する。

仏暦2563年3月21日
アサウィン・クワンムアン警察大将
バンコク都知事


上記のとおり,バンコク都知事から,3月22日から4月12日までの間の上記施設の閉鎖が発表されておりますが,今後の発表等により変更等の可能性もありますので,最新の情報収集に努めて下さい。

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り,ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

だから言ったじゃないの

子供の頃から父親が口を酸っぱくして言っていたことは、「備えあれば憂いなし」でした。

だから、普段から、生活に必要なものは備蓄してきています。

クーデターが起きたときでも、大洪水に襲われたときでも、今回の中国肺炎で、みんなが買い物に走っているときでも、全く慌てることもないです。

もちろん、本当に街が封鎖されたり外出禁止令が出たりしたら、あれを買っておけばよかったのにとか、反省することもあるかもしれないけど、まあ、たぶん問題ないでしょう。

海外で暮らすということは、いろいろなリスクを背負って生きているわけです。内戦でも戦争でも自然災害でも疫病でも、外国人は、いろいろなハンディーも負っています。

最悪は、外国人だからと命や財産を狙われたり襲われたりすることです。

滞在許可が取り消されることもあるかもしれません。

今回の件では、タイ人なら安く買える中国肺炎保険が、外国人は買えないところがほとんどです。

極論で言えば、外地で死ぬ覚悟があるかどうかってことも重要ですね。

日本で死にたい人は、万が一の時に日本に帰れるように手はずを整えておく必要があり、それを怠れば、日本に帰れなくなる可能性もあります。

人間の心理ってのは、パニックを起こしやすいから、余裕を持って暮らせるような準備が必要です。

日本の中国肺炎に対する対策は、とにかく封鎖して、絶対に感染者を出さないということが無理だとわかった時点で、「クラスター対策」に進んだようです。

そのへんをわかりやすく説明したサイトです。

絶対に読んでおいた方がいいと思います。


これまで集団感染が確認された場に共通するのは、
①換気の悪い密閉空間であった、
②多くの人が密集していた、
③近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発声が行われた
という3つの条件が同時に重なった場です。こうした場ではより多くの人が感染していたと考えられます。

この3つがそろわなければ、感染する確率は、かなり低くなるようで、例えば、満員の通勤電車は、③の条件が満たされないから、意外と感染者が出ていない可能性があるそうです。

要するに、通勤の時は、みんな声を出さないです。ところが、観光バスとかは、みんなでいわいガヤガヤしますから、危険です。

クラブやカラオケなんかも騒ぎます。

そうした3つの条件を満たすようなところを国民みんなが理解をして、行かないようにすれば、別に鎖国したり、外出禁止令を出す必要もなく、普通のビジネスが出来るそうです。

日本人以外は、簡単そうでなかなか守れないわけで、日本人なら、これを守って、中国ウィルスを乗り越えていけるのではないかということです。

慌てて買い物に走って、人混みの中、争いごとを起こしたりすれば、3つの条件がそろってしまうわけです。

タイで、今、大問題になっているのが、ムエタイのスタジアムでの集団感染です。日本でも、明日K-1の大きな大会があるそうですが、中止できないのであるなら、みんなマスクするとか、黙って応援するとか、考えた方がいいと思います。

韓国でもマレーシアでも、宗教団体の集会での集団感染が話題になりましたが、宗教も、聖水をかけてもらったり、口に含んだり、大声でお経を唱えたりします。

換気の悪い密閉空間
大勢が集まる密集空間
間近で会話や発声をする密接場面

これを避けるだけで、集団感染が防げるそうです。


2020年3月20日金曜日

大使館からのメール

3月19日夜,タイ民間航空局は,タイ感染症法に基づく新型コロナウィルス感染症(COVID-19)対策を受け,以下のとおり渡航者に対する措置を発表しました。
※なお,それに伴い3月18日に,同局から発出された通達は無効となりました。
主な変更のポイントは,航空会社に対して,搭乗手続き(チェックイン)時に求めていた審査につき,今回感染地域等に関わらず,タイへ渡航される(タイ国籍の方を除く)すべての方に以下の項目を確認することとなったことです。

・新型コロナウィルス感染症(COVID-19)につき感染している恐れがない旨を示す健康証明書を確認する。健康証明書は,出発日の72時間以内に発行されていなければならない。
・新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の医療費につき,10万米ドル相当以上の額を補償することが分かる保険証券を確認する。
これらの措置は,タイ現地時間3月22日午前0時から適用されます。

なお,今後タイ当局からの発表等により,運用変更等の可能性もありますので,最新の情報収集に努めて下さい。

・タイ民間航空局(The Civil Aviation Authority of Thailand(CAAT))
https://www.caat.or.th/wp-content/uploads/2020/03/CAAT_Announcement-19-Mar-20-1.pdf
https://www.caat.or.th/wp-content/uploads/2020/03/Summary-of-Practical-Guidelines-for-Air-Operators-19Mar20-3.pdf
・タイ国政府観光庁
https://www.thailandtravel.or.jp/news/66343/

1 3月19日夜,航空会社に対して,搭乗手続き(チェックイン)時,タイへ入国される渡航者について,以下の項目を確認し,乗客に対する審査を実施するよう通達が出されました。
  また,タイに渡航される方は,国際伝染病管理チェックポイントにおいて,伝染病の予防及び制御のために,隔離や観察下といった措置がとられます。
これらの措置は,タイ現地時間3月22日午前0時から適用されます。
・新型コロナウィルス感染症(COVID-19)につき感染している恐れがない旨を示す健康証明書を確認する。健康証明書は,出発日の72時間以内に発行されていなければならない。
・新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の医療費につき,10万米ドル相当以上の額を補償することが分かる保険証券を確認する。

2 上記の乗客が,危険感染症地域及び感染が拡大している地域への渡航歴があり,また上記健康証明書及び健康保険を提示できない場合は,航空会社は搭乗券を発行せず,搭乗が拒否される。

3 審査を通過し,搭乗券が発行された後,航空会社は健康に関する質問票(T.8)を乗客に配布し,空港の検疫所において提出する。また,タイ空港公社(AOT)のアプリケーションに自身の情報を入力しなければならない。

今後,日本を含めた各国の感染者数等の状況等を踏まえ,これらの措置が変更されることもありますので,引き続きタイ政府からの発表等の最新の情報収集に努めて下さい。
また入国時や病院受診時など,必要な場合にはきちんと日本等への渡航歴をご申告いただくようお願いします。

○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
○在タイ日本国大使館ホームページ
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/news.php   

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り,ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

2020年3月19日木曜日

鎖国の時代に変わること

世界の至るところで国境を閉じたり、外国人の入国や自国の人たちにも出国制限をしている国が増えてきています。

一つの国が、いくら必死になって中国ウィルスを封じ込めようとしても、外国から感染者が入ってきて感染を広げたら、いつまで経っても、感染を封じ込めません。

だから、国境を閉じ、陸・海・空の往来を止めれば、なんとかなるだろうということでしょう。

観光客なら、計画を変更して日程を変えればいいわけですが、仕事での出張とか、留学生や国際結婚など、プライペートでの移動とか、どうしても、帰らなければならないときには、困っちゃいます。

VISAが停止とか、もうどうしようもないでしょう。いつまで続くのかもわからないわけで、本当に、同情しかないです。

ジャーナリストとかも、海外への取材が出来ないし、テレビ番組でも、海外ロケが出来ません。

まだ、行き来できるところに変更しても、そこがいつ閉鎖されてしまうかわからないです。

日本から出られないのならまだいいけど、行ったっきり戻れないのでは、「いってQ」のマジ企画になっちゃいます。

家族に不幸があったりしたら、どうするんでしょうね。

普段、引退後は、海外でのんびりとか言っている人たちも、海外では、こういった事態になることもあると知っておくべきでしょう。

戦争の時なんか、ある日突然、財産は没収になるし、収容所に連れて行かれるしで、苦労した方々も多かったそうです。

敗戦の時なんか、もっとメチャクチャで、殺されたり、強姦されたり、牢獄につながれたり、日本にいても、三国人たちにやりたい放題やられたそうです。

株券も国債も軍票も一夜にして紙くずだったそうです。

今度の中国肺炎も、一歩間違えれば、命を落とすかもしれないわけで、楽観は出来ないですが・・・

グローバリストたちにとっては、とんでもない事態でしょうね。物流も止まらないまでも、かなり制限を受けるでしょう。

難民や外国人労働者たちも、異国で病気になったり死んだりするのは嫌だと帰国する人たちも出るでしょうし、一度帰ったら、出国できないとかビザがとれないとかで戻って来れなくて、人手不足になるところも多いでしょうね。

イタリアのベニスなんかは、中国人が来なくなって、街に人がいないので、街も運河もゴミがなくなってきれいになったそうです。

日本でも、外国人観光客を期待している人たちは大変でしょうけど、街は、きれいになっているような気もします。

こうした、国家の非常事態になると、誰が、本当に国民や国のことを考えてくれているのかもわかります。

反日一筋とか、反政府一筋の人たちは、次の選挙で、当選させてはイケナイと思うし、そうした人たちの出自もはっきりさせるべきだと思います。

テレビも、テレビを見る高齢者たちにゴマをするようなことばかりやっているし、高齢者の票を狙って、おかしな人たちが、巧妙に嘘を流しているようです。

とにかく、健康に十分に気をつけて、悪い人たちに騙されないでくださいね。



大使館からのメール

3月18日,タイ民間航空局は,タイ感染症法に基づく新型コロナウィルス感染症(COVID-19)対策を受け,以下のとおり渡航者に対する措置を発表しました。主な要旨は以下のとおりです。
なお,今後タイ当局からの発表等により,運用変更等の可能性もありますので,最新の情報収集に努めて下さい。

・タイ民間航空局(The Civil Aviation Authority of Thailand(CAAT))
https://www.caat.or.th/wp-content/uploads/2020/03/CAAT-COVID-19-Practical-Guideline-18Mar20-1.pdf
・タイ国政府観光庁
https://www.thailandtravel.or.jp/news/66243/

1 航空会社に対して,搭乗手続き(チェックイン)時,日本を含む感染が拡大している地域からタイへ入国される渡航者について,以下の項目を確認し,乗客に対する審査を実施するよう通達が出されました。
※これらの措置は,タイ現地時間3月21日午前0時から適用されます。
・過去14日間の乗客の移動履歴を確認し,危険感染症地域(現時点では,韓国,中華人民共和国(含:マカオ,香港),イタリア及びイラン)及び日本を含む感染が拡大している地域(現時点では,日本,フランス,スペイン,アメリカ,スイス,ノルウェー,デンマーク,オランダ,スウェーデン,イギリス及びドイツ)に移動したか否かを確認する。
・新型コロナウィルス感染症(COVID-19)につき感染している恐れがない旨を示す健康証明書を確認する。健康証明書は,出発日の72時間以内に発行されていなければならない。
・新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の医療費につき,10万米ドル相当以上の額を補償することが分かる健康保険を確認する。

2 上記の乗客が,危険感染症地域及び感染が拡大している地域への渡航歴があり,また上記健康証明書及び健康保険を提示できない場合は,航空会社は搭乗券を発行せず,搭乗が拒否される。

3 審査を通過し,搭乗券が発行された後,航空会社は健康に関する質問票(T.8)を乗客に配布し,空港の検疫所において提出する。また,タイ空港公社(AOT)のアプリケーションに自身の情報を入力しなければならない。

今後,日本を含めた各国の感染者数等の状況等を踏まえ,これらの措置が変更されることもありますので,引き続きタイ政府からの発表等の最新の情報収集に努めて下さい。
また入国時や病院受診時など,必要な場合にはきちんと日本等への渡航歴をご申告いただくようお願いします。

○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
○在タイ日本国大使館ホームページ
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/news.php   

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り,ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

2020年3月18日水曜日

外務省からのメール

感染症危険情報(レベル1):全世界に対する感染症危険情報の発出(新規)

2020年3月18日

【危険度】

●全世界(本件とは別途感染症危険情報を発出している国・地域を除く。)

レベル1:十分注意してください。(新規)

感染がさらに拡大する可能性があるので,最新情報を入手し,感染予防に努めてください。



1 世界保健機関(WHO)によると,3月18日現在,新型コロナウイルス感染症の感染国は150か国以上,感染者は累計で約18万人近くに上っており,感染は世界的に急速な広がりを見せています。3月11日,WHOは,新型コロナウイルス感染症がパンデミックと形容されると評価しています。



2 このような状況の中,各国では出入国規制や検疫措置の更なる強化の可能性もあります。例えば,国境閉鎖や外出禁止措置がとられることにより,邦人旅行者等が行動の制約を受けるといった事例が発生しています。また,航空便の突然の減便又は運行停止がとられることにより,影響を受ける事例も発生しています。



3 また,最近,エジプトやフランス等を始めとして,日本からの海外旅行者が旅行中に感染し,帰国後に感染が発覚する事例が増加しています。



4 さらに,本18日,新型コロナウイルス感染症対策本部において,検疫の強化や査証の制限等の水際対策強化に係る新たな措置が発表されました。諸外国での感染が拡大する中で,日本政府としては,今後とも必要な場合には,更に追加的な措置を講じてまいります。



5 このような状況も含め,様々な状況を総合的に勘案し,全世界(本件とは別途感染症危険情報を発出している国・地域を除く。)に対して感染症危険情報レベル1(十分注意してください) を発出します。上記の状況を踏まえ,国民の皆様におかれては,海外への渡航の是非又はその延期の必要性について改めて御検討ください。



6 外務省としては,各国における入国制限措置等について情報収集し,海外安全ホームページに掲載していますが,在留邦人及び渡航者の皆様におかれては,感染の地理的拡大の可能性に注意し,現地の状況が悪化する可能性も念頭に,各国の出入国規制や検疫措置の強化に関する最新情報を確認するとともに,感染予防に万全を期してください。



参考

○海外安全ホームページ:新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html



7 在留届及び「たびレジ」への登録のお願い

 海外渡航前には,万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え,必ず在留届を提出してください。

( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )

 また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html 参照)



(問い合わせ窓口)

○外務省領事サービスセンター

  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903



(外務省関連課室連絡先)

○外務省領事局政策課(海外医療情報)

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)4475

○海外安全ホームページ

  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)

  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)



(現地在外公館連絡先)

各国の在外公館は,以下の外務省ホームページをご参照ください。

○外務省ホームページ:在外公館リスト

https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/list/index.html

2020年3月17日火曜日

鎖国だぁ~鎖国

トランプ大統領が、中国ウィルスと言ったそうなので、これからは、中国ウィルスを基本に使わせていただきます。

世界には、平気で嘘を海外に広める国もあるわけで、中国から世界に広まったウィルスであることをしっかり伝えた方がいいと思っています。

さて、中国からアジアに広まっていった中国ウィルスですが、最初は対岸の火事とアジア人を見て、コロナとか軽蔑していた欧米人ですが、今や、欧米の方が中国ウィルスの主戦場化しています。

一番注目されているのがイタリアで、感染者や死亡者の増加がハンパないです。

スペインやフランスもドイツもすごいので、国境を閉鎖するなど、ある意味の鎖国が広がっています。

鎖国といえば戦国時代からの日本ですが、最初は、スペイン人やポルトガル人などに、日本人が奴隷のように連れ去られることが多かったそうです。

まあ、詳細はわからないですが、日本を守るためには鎖国が必要だったんでしょう。

ヨーロッパで国境は封鎖されたら、難民の人たちは、困るでしょうね。目的の国に行けないばかりか、中国ウィルスに感染するリスクもありそうです。

だって、集団行動で、衛生状態もよくなさそうです。

物流もいろいろな変化があるだろうし、ビジネスにも影響は少なくないでしょう。

東南アジアでは、マレーシアが、18日から31日まで、国境を閉鎖し、マレーシア人の出国を禁止し、外国人の入国も禁止だそうです。

海外にいるマレーシア人が帰国する場合には、帰国後2週間の個人隔離だそうです。

移動,集会(スポーツ,文化,宗教)の禁止。礼拝,職場は閉鎖。例外は日用品を売るスーパー等。幼稚園,学校,大学も休校。

生活に必要な水/電気/電話/郵便/運輸/燃料/放送/銀行医療/薬局/空港保安/国防/食料供給以外の私的施設は閉鎖。

今回の決断のきっかけは、数日前にネットでも話題になって宗教関連の行事で、5000人に感染の疑いがあったという件で、実際にも、かなりの感染者が出ている可能性はありそうです。

マレーシアとの国境といえば、シンガポールとタイですが、シンガポール政府は、食糧や生活必需品は十分に確保されているので、買い占めをしないようにと言っています。

シンガポールのお隣はジョホールですが、ジョホールからシンガポールに働きに行く人が20万人以上いるという話もあり、もしも、それが本当なら、シンガポールの経済活動にも大きな影響が出そうです。

今日は、鎖国までの最後の日なので、マレーシアから出たい人、マレーシアに入りたい人が、大移動中だそうです。

タイとの国境も、すでに閑散としているそうです。タイからも、マレーシアの宗教行事に参加した人たちが、132名いて、その中から、中国ウィルスに感染した人もいるそうです。

これから先、鎖国政策をとる国は、徐々に増えていく可能性があり、海外で働く人や留学生や観光客なども、いつ、国境が閉鎖になるかわからないという最悪のシナリオも考えておくべきだと思います。

こんな世界的な危機にも、平気で嘘を流したり、自分の利益のために、偏った情報を流す人たちがいるのは、情けないですが、それも現実です。


2020年3月16日月曜日

欲しいもの

今回の武漢肺炎で、テレビに必ず登場するのが、空港でのサーモカメラで、カメラの前を通過する人の体温を測定します。設定以上の体温を感知すると身体のその部分が赤く表示されるようです。

問題になるから、当然下半身の体温はチェックしません。

あと、おでこに体温計をかざして体温チェックしている様子もよく登場します。

耳の穴に器具を差し込んでのチェックもありますが、多くの人をチェックするのには衛生上のリスクがあります。


私は、不安神経症になってから、自分の健康には、いろいろと気を遣うようになっていて、体温計もいろいろと持っていますが、他にも、いろいろと買いました。


糖尿といわれてからは、糖尿のチェックセット、不整脈があるといわれたら、携帯用の心電計、もちろん、血圧計。

脈拍数と経皮的動脈血酸素飽和度を計るパルスオキシメーターというのがあって、医療ドラマなんかでも患者が指先に付けている小型の装置です。

私が買ったのは、オモチャみたいなモノですが、でも、脈拍や血中酸素濃度は、だいたいわかります。


風邪とかインフルとか、今回の武漢肺炎などでは、肺から血液中にしっかり酸素を送ってくれているのかが、重要ですから、ないよりはあった方がいいと思っています。

日本に帰る度に、なんかおもしろいモノはないかとアンテナを高く上げています。

こんなモノも買っていました。今回の武漢肺炎対策で、外出時には、これを塗ってからマスクをします。気休めでもいいのです。


で、今回の武漢肺炎ですが、ほとんどの人が重症化しないで回復するようですが、5%くらいの人が、かなりの重篤化して、人工呼吸器などが必要になり、それらの装置の数が注目されています。

やはり医療ドラマでは、鼻のところに透明な管を付けている患者が登場しますが、あれは、普通の酸素を吸入しているところでしょう。

人工呼吸器などは、例えば、心臓手術とかの時に使われる、もっと大がかりな装置のような気がします。

それで、人工呼吸器を検索してみたら、在宅用のモノもあるんですね。

もちろん、素人がいい加減に使ったりしたら危険なんでしょうし、医師のアドバイスを聞かないとダメでしょうけどね。

運動選手が、激しい運動をしたあとに、携帯ボンベに入った酸素を吸うことがありますが、あれは、試してみたいです。

酸素発生装置なんかも、無呼吸症候群には、使えるのかな?

こんなのも、詳しい説明が知りたいです。

本当の医療現場では、とにかく、人工呼吸器の数が、死亡する人を少なくするための重要なポイントのようです。

マスクの増産も大切でしょうけど、人工呼吸器の増産も必要でしょうね。

医療現場の皆さまがた、お疲れさまです。


2020年3月15日日曜日

ピークカット戦略(集団免疫戦略)について

日本政府の戦略は、初期から、急激な感染者の増加を抑えて、徐々に感染者を増やしてなだらかなカーブを目指すというやり方です。

こうしたやり方をピークカット戦略(集団免疫戦略)というそうで、急激なピークをカットするイメージなんでしょうね。

イギリスのジョンソン首相が、このピークカット戦略(集団免疫戦略)について発言し、今まで、日本政府が、積極的に説明してこなかった部分にも言及して話題になっています。

それは、集団免疫戦略というのは、時間をかけながらゆっくりと感染者を増やしていって、抗体を持つ人の数を増やすという戦略で、具体的には、イギリスの場合には、人口の60 ~70%くらいの人が感染をするという話らしいです。

今のところ、武漢ウィルスに感染しても、約80%の人は、自然治癒するそうです。

そして、約15パーセントの人が、症状が出て、治療が必要になるそうです。でも、適切な治療を受ければ快方に向かうそうです。

そして、約4%の人が重篤化するそうですが、人工呼吸器などを使ってなんとか快方に向かうそうです。

しかし、最期の約1%の人が亡くなられるようです。

すでに、いろいろなところでも語られているように、亡くなられる方は、高齢者(特に80歳以上で)、持病を持っている人が多いそうです。

医療崩壊という言葉も、いろいろと語られていますが、その医療崩壊にもいろいろとあって、一般的にいわれているのは、医師や看護師や検査技師たちなどの数とか、ベッド数なんですが、今回の武漢肺炎に関して、心配される医療崩壊は、人工呼吸器の数が基準だそうです。

要するに、重篤化するといわれている約5%の内の約4%の人が助かるためには、人工呼吸器などが必要だということらしいです。

こちらの「ピークカット戦略(集団免疫戦略)地獄への道は善意で舗装されている」は、一読する価値があると思います。

ここでは、日本のピークカット戦略は、思っている以上に時間がかかることと、その間に感染する人が多い分、亡くなられる方も、かなり出るという点を指摘されています。

かかる時間は30ヶ月以上だし、亡くなられるだろう方もイギリスの例では、数十万人規模だそうです。

ピークカット戦略(集団免疫戦略)に問題があるのなら、それ以外にはどんな方法があるのかということで、この人は、「封じ込め戦略」を諦めるべきではないといっています。

「封じ込め戦略」というのは、中国がやっているような感染が広がった地域を封鎖してしまうやり方です。

ものすごい数の感染者が出ても、それは一時的で、最終的には感染を封じ込めることが出来るという考え方です。

封じ込めをしている期間は、多大な被害が出るけど、ピークカット戦略(集団免疫戦略)よりは、短期間という見込みのようです。

といっても、中国やシンガポールのような独裁国家であれば、徹底的な封じ込めが出来ても、日本のような民主主義の国で、言論の自由が有り、反政府の声が大きい国では、そこまで出来るのかどうか、個人的には疑問です。

学校を休みにすると決めただけでも、非難囂々でした。

それと、日本政府の説明では、最初から、感染のスピードをなだらかなカーブにし、その間に、ワクチンや治療薬の開発に期待をするということがありました。

そして、高齢者などの死亡を少なくするために、病院に患者が殺到する可能性のある、PCR検査を制限して、医療崩壊を回避するということは、ある程度成功していると思います。

こちらも一読をお奨めします。

いろいろな考え方があるし、わかっていないことの多いウィルスですから、間違いもあるかもしれませんが、個人的には、政府は、頑張って国民の生命を守ってくれていると思います。

Umareちゃんの作品です