2018年9月30日日曜日

2018世界バレー

4年に一度のバレーボール世界一決定戦・2018世界バレー 女子大会が、昨日から始まりました。

日本は、第1次ラウンドの初戦でアルゼンチンと戦い、幸先よく、3-0の完封で勝利しました。

サーブもレシーブもアタックもブロックもミスが少なく、素晴らしかったです。

バレーボールは、サーブですね。サーブでエースもあるし、サーブで相手のレシーブが乱れたら、相手の攻撃を弱めることが出来ます。

サッカーでもそうですが、無回転の揺れるボールとか、効果があるみたいです。世界のどこも真似できない魔球を考え出して欲しいです。

選手では、新人の黒後愛選手も大活躍でした。彼女は、心臓が強いそうで、プレッシャーに強い選手は、日本には必要ですよね。

チーム最多得点の古賀紗理那選手も調子よさそうでした。スパイク・ブロック合わせて計15得点は、いいですね。

長らく大怪我で休んでいたサウスポーの長岡望悠選手も、日本代表に復帰して、以前のような素晴らしいアタックを決めていました。怪我から復帰した選手は、応援したいです。髪の毛を伸ばして、女子度アップの様です。

お子さんもいる34歳の荒木絵里香選手も活躍して、頼もしかったです。怪我の多い競技で、30歳を過ぎて、第一線は、本当にすごいと思います。豊富な経験は、若い選手にとっては、頼もしい存在でしょう。

新鍋理沙選手も調子がいいみたいでした。

セッターの冨永こよみ選手田代佳奈美選手も安定感を増しているようです。個人的には、宮下遥選手の活躍を見たいです。

リベロは、井上琴絵選手小幡真子選手が、頼もしかったです。

昨日の試合では、アルゼンチンの選手同士が激突し、鼻血を出したり、顔面を打撲して、怪我で試合に出られなくなってしまい、次の試合には出られるように、早い回復を祈ります。

長い戦いが続きますから、何が起きるかわからないですし、ひかえにいる選手たちも重要で、選手層が暑くなっている日本は、有利かもしれません。

登録されている選手たちは、こちらです。

監督は、中田久美さんですが、コーチに元トルコ女子代表の監督だったフェルハト・アクバシュさんで、試合中の細かな指示は彼が出しているようです。

バレーボールは、以前からビデオ判定を取り入れていて、どちらのチームもチャレンジが出来ます。

世界バレーとロンドン五輪で銅メダル獲得したときの監督・眞鍋政義さんが、テレビ解説の1人でしたが、さすがに、分析が詳しかったです。

今日は、強豪のオランダとの戦いで、昨日のように元気いっぱい戦っても、そう簡単には勝たせてもらえないかもしれませんが、地元の声援を受け、オリンピックを目指して、なんとか勝利できますようにと祈っています。


2018年9月28日金曜日

写真屋さん

手続きに必要な写真を撮りに、以前から行っていた写真屋さんに散歩がてらに歩いて行ってみたところ、なんと、店がなくなっていました。

小雨の中1キロも歩いて行ったのに、帰り道は足取りも重かったです。

で、以前に行ったことがある、もう一軒の写真屋に行って、無事写真を撮りおわりましたが、そこも、なんか、寂れてしまっていて、店じまいは時間の問題かという感じでした。

そこのお店は、以前は、昔ながらの大きなカメラを使っていて、撮影する時には、板状のフィルムをカメラに差し込んで、黒い布を頭からかぶるカメラで、なかなかかっこよかったのですが、写真が出来るまでに時間がかかりました。

今回は、デジカメでしたが、店主が、高齢化で、どうも目が悪いのか、出来上がった写真の顔が少しぼけていました。老化は悲しいですね。

撮影は、オートフォーカスではなかったのかな?

もう一軒の方が、カメラは、普通の1眼レフでしたが、1~2時間で出来上がるので、近くで暇潰しをして、写真を持ち帰れて楽でした。

そのうちデジカメになって、待ち時間も短縮されて便利でした。

タイ人は、写真大好きで、街中に写真屋がある感じでしたが、最近は、見ないです。

タイ人は、写真を部屋に飾ったりするので、額縁も写真屋の収入源のようでした。

デジカメになって、フォトショップを使っての修正技術も向上し、結婚式とか家族の写真とか、専門家にメイクアップしてもらったり、きれいなドレスで撮影したりと、フォトスタジオも一時は流行っていました。

ところが、時代は、デジカメからスマホです。

スマホは手軽ですし、いろいろなアプリで加工や修正も簡単ですし、動画も撮れますから、もう、写真屋に行く人は減ります。

古い世代は、書類は紙でないとダメですし、写真も紙に印刷されてないとダメな人が多いですが、若い人は、スマホの文書でもスマホの写真でも抵抗が無いです。

ノートブックもデジカメと同じような運命で、売れなくなっているようです。

今は、スマホ+タブレット+スマートウィッチでしょうね。

世の中から、なくなっていく職業も多いですが、その分、新しい仕事が増えてくるといいですね。

今朝思いついたんですが、サッカーのゴールにはめる装置で、ゴールの一部分だけに穴があいていて、その穴は、前後左右に移動できると、ゴールシュートの練習になりますよね。

穴の大きさまで変化させたら、かなり精度の高いシュート練習が出来そうです。




2018年9月26日水曜日

貴乃花引退騒動について

しばらく、静かだった大相撲界で、一昨日から、急に騒がしくなってきているわけですが、貴乃花がホームページに書いたことが、引退を臭わせているのではとネットなどで囁かれていました。

そしたら、昨日、突然、関係者宛にファックスが入って、引退の報告と、記者会見を夕方行うことが伝えられたそうです。

引退の記者会見を見ましたが、まず、貴乃花の印象として、疲れているように見えました。

話を始める前から、グラスの水を何度か飲んで、たぶん、口が渇いていたんだろうなと思いましたが、80分ほどの会見中、かなりの回数水を飲んだと思います。

そして、マイクを握る手も、心なしか小刻みに震えるときがあったように見えたし、目頭が熱くなるのを必死でこらえているようにも見えました。

一説では、ストレスから、お酒とたばこの量も増えているそうで、そうしたこともあったのかもしれません。

すべては、2010年に貴乃花が、親方として、相撲界の慣例を破って、一門から飛び出し、賛同者たちと貴乃花グループを作り上げた時から、相撲界には、もめ事が始まったようです。

一門の話し合いで、理事や理事長が決められていたことに対して、選挙を求めたというのが表向きのようですが、その結果、一時は、理事長から理事、そして役員待遇委員まで下がっていた北の湖を再び理事長にするために奔走した貴乃花は、北の湖から、次の次には理事長にといった英才教育を受けていたといわれていました。

ところが、北の湖が体調を崩し、急逝し、次は千代の富士かと思われていたところ、千代の富士の弟弟子の八角が、理事長代理から、理事長に昇格したわけです。

そうした動きの裏には、知恵ものと噂される尾車がいたとも言われています。

八角・尾車は、貴乃花が理事長になることには反対なわけで、春日野や鏡山も理事長派ですし、広報のスイーツ親方もお仲間です。

そして、もう一つ忘れてはいけないのが、貴乃花が、まだ下っ端だった頃から、同部屋の兄弟子安芸乃島とは、イジメなどいろいろな因縁があったようで、安芸乃島が引退して親方になるときに、貴乃花が嫌がらせをしたことから、今でも、すごい恨みを持っていて、反貴乃花の先鋒の1人らしいです。

そして、白鵬ですね。貴乃花は、貴ノ岩が暴行されたときの影には、白鵬があったと思っているようですし、白鵬の相撲やモンゴル互助会と言われているグループには、反対しているようです。

貴乃花は、新弟子の頃からサラブレッドのエリートで、それをおもしろくないと思っている力士も多かったようです。人気者で、お天狗になっているところもあったのではないかと想像します。

そうした下地があっての、日馬富士暴行傷害事件で、貴乃花を叩く親方や理事が多かったようです。

噂ですが、巨大宗教団体をバックにした親方とか、アヤシイお金持ちがバックにいる親方とか、相撲界には闇もあるようです。

貴乃花のバックにも、変わった神道の教主がいるそうですが。

大相撲は、怪我と隣り合わせで、どうしても、宗教に頼ってしまうところもあるのだと思うし、宗教の方も、そこにつけ込むのでしょうね。

で、昨年からの騒ぎ通りで、今年になって、貴乃花は、どん底まで突き落とされました。

実から出たサビという人もいるでしょうけど、でも、こと日馬富士問題から今日までに関しては、協会に問題があったように思いますね。

貴闘力は、貴乃花の兄弟子ですが、貴乃花の側に立って弁護していて、テレビの前で、きれい事や協会に遠慮するコメントしか出せない人たちよりも、ずっと共感できるし、真実を話していると思います。

どうでもいいようなコメントで、ギャラもらっている評論家やコメンテーターは、テレビに出さないで欲しいですね。

真実を知っているのに話さないのは、卑怯だと思います。まあ、報復というか、嫌がらせが怖いのでしょうけどね。

ネットには、貴乃花が経済的に困っているといった話もあり、今朝は、貴乃花部屋が売りに出されているといった日刊スポーツの記事で騒がしかったですが、すぐに、デマだとわかりました。

ネットには、アンチ貴乃花の書き手が、かなりいて、嘘か本当かわからないようなことを垂れ流しています。協会側の人たちでしょうが、何となく、カルト臭もします。

とにかく、貴乃花は、引退するでしょうけど、心配なのは、弟子たちですね。どこかの部屋に引き取ってもらえるといいですし、それを協会がOKして欲しいです。

貴乃花は、貴闘力のコメントじゃあないけど、国会議員になって、スポーツ庁長官になって相撲協会を監督して欲しいな。

白鵬が優勝する大相撲は見たくはないですし、早く白鵬と戦う貴ノ岩が見たいです。

3段目まで落ちてしまった宇良にも、早くあがってきて欲しいです。


2018年9月20日木曜日

ゲーム機について

ファミリーコンピュータ(Family Computer)は、任天堂より1983年(昭和58年)7月15日に発売されたんだそうで、タイでも大人気でした。


家でテレビ画面を見ながらゲームが出来るってのが新鮮でした。ゲームカセットは、かなり高かった記憶がありますし、時々、画面が固まったりもしました。

タイでは、台湾製か香港製かわかりませんが、コピーも売られていました。


そのうち、一つのカセットにいくつものゲームの入ったものも売られていました。

当時、マーブンコーンセンターは、ゲーム関係の中心地でした。

そして、スーパーファミコンが出ました。スーパーファミコン(SUPER Famicom)は、任天堂より日本国内では1990年(平成2年)11月21日に発売された、ファミリーコンピュータの後継機です。


タイでは、カセットが高かったので、本体に、フロッピーディスクを読み込む装置を取り付け、フロッピーに入ったゲームで遊び方式が一般的でした。


フロッピー1枚が50バーツ(今のレートだと約150円)くらいでしたら、ものすごく普及しました。2枚組3枚組のゲームもありました。

その次が、ニンテンドー64でした。


これは、あんまり普及しませんでした。本体もゲームカセットも高すぎました。写真の本体は、シンガポールで買ったものです。

そして、ソニーのプレイステーション時代に入りました。


蓋を開けて、CDに入ったゲームを楽しむわけですが、タイでは、コピー版のCDが反乱して、いたるところにゲームの店が出来ました。

記憶では、ホンモノのプレイステーションでは、コピー版のCDを読み込めないから、改造したプレイステーションを売っていたと思います。

そして、プレイステーション2まで買いましたが、そこで、ストップです。

プレイステーション2がでる前からパソコンにのめり込んだわけです。

コンピューターに興味を持ったのは、スーパーファミコン用のフロッピーディスクをパソコンでコピーしている店があって、パソコンというのは、いろいろなことが出来るんだなあと、その店の店主に、パソコンを売っているパンティッププラザという電脳街があることを教えてもらい、マーブーンコーンセンター通いから、パンティッププラザ通いに変更になりました。

1995年のウィンドウズ95が出る少し前のことでした。


2018年9月19日水曜日

頭脳警察が2枚組ライブアルバムリリース

1970年前後というと、世界的に若者たちが元気で、いろいろな運動も盛んでした。

当時は、ベトナム戦争まっただ中で、ベトナム戦争反対は若者の合い言葉でもありました。「Make love, not war」が合い言葉で、反戦と自由恋愛の70年代という感じかな。

ベトナム戦争に関する映画もいろいろと作られましたし、音楽やファッションにも影響を与えていました。

若い頃は、反体制というか、世の中を変えたいという気持ちを持つ若者がいつの時代でも多いわけで、日本では、学生運動などもあったわけです。

今の時代は、若者が保守で、老人に革新が多いというねじれがあって、おもしろいと思います。

ベトナム戦争反対の流れで、沖縄基地問題とか、自衛隊問題とかに取り組んでいる、あの当時の若者もいるようですが、まあ、すごいエネルギーですね。

今日のニュースで、頭脳警察が2枚組のライブアルバム「BRAIN POLICE RELAY POINT 2018」をリリースしたというのを見ました。

頭脳警察を知っているのは、ほとんどが老人でしょうし、それも、学生運動にかかわった人たちが多いのではないかと思います。

当時頭脳警察と言えば、「銃をとれ!」とか「世界革命戦争宣言」とか、かなり過激な歌を歌っていました。

わたしは、特に学生運動に参加していたわけではないですが、米国の映画女優ジェーン・フォンダが、日本に来て、確か渋谷公会堂で反戦集会を開いたときに見に行きました。

ジェーン・フォンダといえば、まさに金髪美人という感じのアメリカの大女優で、父親が、伝説の名優ヘンリー・フォンダ、弟が、ニューシネマの「イージーライダー」で有名だったピーター・フォンダなんですよね。

最初はセクシー女優だったけど、恋人の影響で、反戦運動家に変身し、アメリカの保守派からは、嫌われました。

1971年ジェーン・フォンダと映画「M★A★S★H マッシュ」のドナルド・サザーランド(当時のジェーン・フォンダの不倫相手だったとか)は、ベトナム戦争反対を表明し、そのメッセージを伝える為に小劇団を作った。

FTA(表向きはFree the Army、本人達はFuck The Armyと呼んでいた)ツアーをアメリカの基地、そして日本やフィリピンにある米軍基地を回った。

ジェーン・フォンダは、最初の結婚は、映画監督のロジェ・ヴァディム監督でしたが、その後、反戦活動家のトム・ヘイドンと再婚するなど、政治に目覚めた頃でした。

トム・ヘイドンと言えば、1968年のシカゴ民主党大会で暴動を企てたとされる7人の被告人の一人で、彼らは、シカゴセブンとして有名です。

シカゴセブンの中には、アビー・ホフマンジェリー・ルービンもいて、けっこう有名でした。

アビー・ホフマンが書いた「Steal this book 」という本は、日本でも、「この本を盗め」というタイトルで売られたので、買いましたが、全く内容がなかった記憶があります。万引きしなかったから、意味が無かったのかも。

話がかなりそれましたが、反戦公演のその日、一番感動したのが、「頭脳警察」のライブでした。鳥肌が立ちました。

当時の反戦ソングと言えば、おとなしいフォークでしたが、「頭脳警察」の歌は、激しかった。

個人的には、「時代はサーカスの象に乗って」が好きです。

「時代はサーカスの象に乗って」と言えば、寺山修司の歌詞で、彼の劇団「天井桟敷」の演目でもありました。

天井桟敷にかかわった有名人は多いですが、昨日から話題になっている横尾忠則さんなんかもいます。

横尾忠則さんや及川正通さんや宇野亜喜良さんのポスターがかっこよかった。


2018年9月18日火曜日

タイの現場検証

タイのテレビを見ていると、時々目にするのが、現場検証です。

犯罪の現場に容疑者を連れて行って、被害者に見立てられた警察官や人形などに対して、どのように犯行にいたったかを手錠をつけたまま再現させます。

凶悪な犯罪とか、被害者が幼い子供だったりすると、被害者の近所の住民とか知人たちが集まってきて、時に、容疑者に殴りかかったり蹴り上げたりします。

それで、最近は、容疑者は、フルフェースのヘルメットをかぶり、上半身には、防弾チョッキで防御し、警察官が、多いときには数十人が容疑者を取り囲んで、暴行が起きないように努めます。

昨日から話題になっているのは、バンコク郊外のタイにはよくある雑貨店で,67歳の老女と12歳の孫娘が刺殺され、9歳の孫娘も怪我を負った事件です。

捜査の結果、今、まさに国境を越えてラオスに逃げようとして、ビールを飲みながら、連絡船を待っていたラオス国籍の22歳の容疑者が逮捕されました。

タイの警察は、かなり優秀で、本気になると、迅速に容疑者を見つけて逮捕します。ただ、お金持ちや権力者に関係する犯罪には、実に頼りない感じもします。

タイは、陸続きで、ラオスやカンボジアやマレーシア、時にミャンマーにも逃げられるので、国外に逃亡する容疑者たちが多いです。

有名なのは、懲役刑から逃れ、国外に逃げているタクシン元首相と妹のインラック前首相ですが、まるで、有名芸能人のように世界を飛び回って、元気な様子をSNSなどでアピールし、それをタイのメディアもレポートしていて、タイらしいです。

今回の事件は、覚醒剤中毒と思われる容疑者が、お金を盗もうと、普段から利用していた雑貨店に忍び込み、寝ていた67歳の経営者の老女を台所にあった包丁で、何度も刺して殺し、物音に気が付いて目を覚ました12歳の孫娘も刺殺し、9歳の孫娘だけが、命が助かっています。

覚醒剤を買うお金が欲しかったようですが、タイでのひったくりなどの犯罪の加害者の多くが、覚醒剤中毒で、覚醒剤を買うための犯行が多いようです。

今日の朝のテレビでは、この件について、コメンテーターが、怒りのコメントをしていました。

こんな凶悪犯罪の場合に、警察官が、現場検証の時に、こんな容疑者を守るべきではないといっていました。被害者の関係者にボコボコにされた方がいいといっていました。

そして、世界には、死刑に反対する人たちもいるけど、こんな凶悪な犯罪を起こした覚醒剤中毒の外国人は、生かしておくべきではないとのことでした。

日本の人権弁護士などが聞いたら、激怒しそうな発言でしたが、まあ、被害者の立場に立てば、もっともだと思いますね。

タイには、多くのカンボジア人やミャンマー人やラオス人が、合法・非合法で滞在し、働いています。外国人による犯罪も多いわけで、外国人の犯罪に対しては、世間の目は厳しいですね。

旅の恥はかきすてではないですが、いろいろなしがらみがない外国人の場合には、犯罪を犯しやすいことはあるかもしれません。

日本も、外国人労働者を入れる方向に進んでいるようですが、北欧やドイツ、フランスなどの問題点をよく研究すべきですね。


2018年9月15日土曜日

CRATE TX15 充電式アンプ

路上で演奏するストリートミュージシャンが、使う充電式のアンプがあります。

バッテリー式ですから、当然、いつの日にかバッテリーに寿命が来ます。

通常は、メーカーに送ってバッテリーを交換してもらうようですが、けっこう費用が高いようで、自分で交換する人もいます。

バンコクの場合には、PCの非常用電源の中にあるバッテリーを売っているところがあるので、そこで、充電式アンプのバッテリーも購入できます。12V7.2Ahと全く同じ規格です。

以前は、650バーツくらいだったのが、昨年UPSのバッテリーを交換したときには、800バーツくらいになっていて、高いなあと思ったのですが、今回は、な、なんと980バーツでした。

タイの物価も、どんどん上がっているようです。



バッテリーの交換は、ドライバー1本で出来ます。本体の裏側にあるパネルのまわりのネジ6本を外せば、パネルが外れます。



パネルとスピーカー、そしてパネルとバッテリーとをつなぐコードは、外しておいた方が便利です。

バッテリーは、本体の右下の部分に金属の固定器具でとめられているので、その金属にある2本のネジを外しますが、うまく外れない場合もあるそうです。

留め金を外せば、バッテリーを取り出すことが出来ますが、バッテリーについている電源ソケットをプラスとマイナスの2本外します。

そして、新しいバッテリーを入れて、固定して、電源ソケットをはめ込んだら、パネルを元通りに本体につけて完了です。


ほこりや汚れを落として、きれいになったので、ついでに、つまみも新しいのに付け替えました。


以前、電子工作の真似事をして、アンプとかエフェクトとかを自作したときに買っておいたつまみがあります。

けっこう、順調に作業が終わったのですが、素人の悲しさ、最期に、ACアダプターが、100ボルトだということを忘れて、うっかり、タイの220ボルトに差したので、見事に火花と煙がでて、アダプターが壊れました。

本体は大丈夫のようで、音はでますが、バッテリーが亡くなってしまい、充電できません。

手持ちのアダプターをいろいろと見てみましたが、ほとんどが12ボルトと9ボルトで15ボルトはありません。

ノートパソコン用のアダプターが、16ボルトで、かなり近いので、使えるかもしれませんが、このアンプ用は、15ボルトで1250mAの規格なんですが、ノート用の方は、電圧が16ボルトで電流が2Aと電流が2倍近く高いので、もしかすると、故障したり、発火するかもと、怖くて使えません。

専門知識があれば、すぐに答えもでるだろうし、解決策も見付かるんでしょうけど、悲しいかな、専門的なことは学んでいません。

どなたか、教えてください。


2018年9月14日金曜日

中毒は怖い

中毒といえば、覚醒剤中毒とかアルコール中毒とかギャンブル中毒とか、いろいろな中毒があります。

プロゴルファーのタイガーウッズは、セックス中毒だったそうです。

お砂糖とか辛さとかも中毒するようです。だいたい、脳内麻薬がどばどば出てきて、気持ちいいとか、美味しいとか、快感を感じるから中毒するようです。

運動なんかも、中毒して、運動しないと、どうも落ち着かないとか、不安を感じる人もいるようです。

スマホ中毒とかエロ動画中毒なんかもあります。

一度中毒してしまうと、なかなか抜け出せないようですから、中毒の危険性があるモノには、手を出さない、気をつける必要がありますね。

覚醒剤なんか、逮捕されても、また手を出して、また逮捕されると繰り返す人もいます。

アル中も、山口メンバーとか、お酒を断つことができるんでしょうかね。立ち直って欲しいです。

ストロング系缶チューハイ、なぜアルコール依存症患者増加?「缶」ゆえの危険性、がんリスク増も

外国人が日本を旅行して驚くことに、どこでも手軽に自動販売機でアルコールを買うことが出来ること、屋外でも平気でアルコールを飲めること、そして、夜、酔っ払いが多いことに驚くそうです。

そして、日本の社会が、酔っ払いに甘い社会です。酒の上なら許されちゃうみたいな事もあります。

お酒を強制したり、お酒を飲まない人をバカにしたり、おかしな人もいます。

今すぐにアルコール飲料を禁止というのは無理でしょうから、とにかく、飲酒での事故や犯罪に対しては、厳罰というのを徹底させることでしょうね。

タイでは、飲酒運転がとても多く、酒類の販売に時間規制があります。通常は午前11時から14時、夕方17時から24時までしか、お酒を販売できません。

覚醒剤による犯罪も多いですが、同じように禁止されている大麻による犯罪は、聞いたことがないです。タイでは、医療用の大麻は、原則解禁されています。

欧米では、大麻を合法化する国も増えていますし、研究者には、大麻とアルコールと、どちらが危険なのかを検証して欲しいですね。


吉澤ひとみ “飲酒運転” と ドライブレコーダー

今日の話題は、やっぱり、吉澤ひとみ容疑者が乗った車が被害者を吹っ飛ばす決定的瞬間を映したドライブレコーダーの映像ですね。

こちらは、音が入った映像で、余計に生々しいですが、ログインしないと見る事が出来ないようです。

映像を見ると、かなりのスピードで自転車をはねているから、被害者の女性が、軽症で済んだことが、奇跡というか、かなり運がよかったと思われます。

運が悪かったら、重症とか死亡とかになってもおかしくないくらいの事故に見えました。

巻き添えの自転車の斜め後ろを歩いていた男性も、とっさに後ずさりするなどで、怪我を軽くしたように見えます。

ただ、驚いちゃうのは、横断歩道を歩いていた女子中学生と思われる子たちが、被害者に駆け寄ることもなく、まるで何事もなかったような態度のように見えて、ネットでは、叩かれています。

ただ、傍観者効果というのがあるそうで、他の人がやってくれるだろうからと、自分からは、行動しない心理があるそうです。

突然の事故で、何が起きたのかわからなかったでしょうし、被害者が立ち上がっているし、今の世の中、知らない人にかかわってはいけないというのも子供たちの心理にはあるのかもしれません。

とにかく、吉澤ひとみ容疑者の車は、ぶつかったあと、ブレーキを踏んだようで、ガシャーンという音のあとでブレーキ音が聞こえます。

なのに、またアクセルを踏んだのかのように、そのまま、何もなかったように事故現場から遠ざかっています。

本人が供述しているような、車をとめるスペースがなかったというのは、嘘だとわかります。道路は、ガラガラです。

吉澤容疑者が、女性をはねたあと、事故の目撃者が追いかけ、吉澤容疑者の車の窓をコンコンとたたいて車から降りるよう促したにも関わらず、無視して走り去っていたそうで、悪質ですね。

今回の件でも、はっきりしていることですが、車には、ドライブレコーダーをつけた方がいいですよね。万が一の時の証拠になります。

ホンダとかトヨタは、すべての車にドライブレコーダーを標準装備した方がいいと思います。

そして、それを制御するプログラムに、位置情報とか、渋滞情報とかをメーカーのサーバーに送って、データを集めたらいいと思います。

これからの自動運転などに使えます。

タイでは、中国製の安いドライブレコーダーが売られているので、多くの車に取り付けられていて、テレビのニュースなどにその映像が登場します。

オートバイや自転車のヘルメットにつけている人も少なくないです。



2018年9月12日水曜日

国連憲章にある敵国条項

敵国条項というは、国連憲章第53条、第77条1項b、第107条に規定されている条項で、第二次大戦中に連合国の敵国であった国が、戦争の結果確定した事項に反したり、侵略政策を再現する行動等を起こした場合、国際連合加盟国や地域安全保障機構は、安保理の許可がなくとも当該国に対して軍事制裁を科すことができるとしたものです。

ここで規定されている敵国とは、日本、ドイツ、イタリア、ブルガリア、ハンガリー、ルーマニア、フィンランドとなっています。

戦後70年以上たっていても、日本が、国連のために、巨額のお金を出しても、この条項はまだ削除されていません。

日本が戦争をする国になるとか、軍国主義を目指して、他の国を侵略するとかいう人もいるようですが、そんなことをしたら、日本は全世界から攻撃されてしまうでしょう。

憲法9条とかに関係なく、日本は、日本からは攻撃できない国なんですよね。

あくまでも、攻撃されたら防衛するだけです。不平等ですが、戦争に負けると、こういったことになるってことですね。

この敵国条項があることで、韓国の一部の人たちが、日本は戦犯国とか、勝手なことをいって、旭日旗のことを戦犯旗とかイチャモンを付けています。

韓国は、連合国側にも入っていないですし、戦勝国としても認められていません。なぜなら、日本が戦争をしたときに、韓国という国は存在していません。日本に併合されていました。

抗日グループがいて、日本に宣戦布告をしたといっていますが、それは、国際社会からは認められていませんでした。

中華人民共和国もまた、1945年のUNITED NATIONS憲章成立時に署名した国に限定されるので、戦勝国ではなく、戦勝国は、蒋介石の中華民国です。

日本が戦争をしたのは、中華民国で、中華人民共和国が成立したのは、1949年でした。

ロシアも狡いです。日本との中立条約を一方的に破って戦争を布告し、ボロボロだった日本に攻め込んでやりたい放題やった末に戦勝国ですからね。

ですから、中華人民共和国は、必死で、中国は一つであり、中華民国という国名や台湾を認めません。

蒋介石は、日本に対して、戦争の賠償を求めないと宣言したので、中華人民共和国も、自分たちが正統な中国の唯一の政権という以上、蒋介石と日本との合意を受け継いでいます。

韓国や北朝鮮も、当時は、日本領で、日本とは戦争をしていないから、戦争の賠償を請求することは出来ず、あくまでも、併合されていたときの賠償を請求し、日本は、北朝鮮の分も含めて、1965年に結ばれた日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約で韓国に支払っています。

敵国条項があるから、お金は出せないと言って、ドイツやイタリアなどと力を合わせて圧力をかけるべきだと思うのですが、いまだ出来ないようです。


2018年9月11日火曜日

スマホは便利です

スマホといえば、電話をかける、メールを送る、ウェブサイトを見る、SNSを楽しむ、写真を撮ったり、加工したりする、音楽を聴くなど、機能はいっぱいです。

手帖も電卓もあるし、ラジヲも聴けるし、テレビも見る事が出来ます。

アプリを入れれば、それはそれは、驚くようなことが出来ます。

最初に驚いたのは、懐中電灯でした。かなり明るいのでびっくり。騒音を計ることも出来るし、wifiの電波の強さも計れます。

地図関係や位置情報もすごいです。自分が歩いたコースや速度などもわかります。

いろいろな健康器具と連動して、健康データを保存することも可能です。

水平器とかコンパスとか、最近見つけたのは、ギターチューナーやメトロノームです。

でも、あんまり欲張って、アプリを入れると、すぐに、容量不足になってしまいます。

なぜかわかりませんが、SDカードに移動できないアプリがいっぱいあります。

それと、パソコンでもそうなんですが、アップデートが頻繁にあるので、それも容量不足の原因です。

でも、一番不気味なのは、使用承諾書に、端末とアプリ、ID, 連絡先、位置情報、端末上の画像・動画・音声、カメラ、マイク、wifi接続情報、Bluetooth接続情報などなどにアクセスすることを了承するというのが必要で、了承しないと、そのアプリを使うことが出来ないわけです。

そうした情報は、末端上で処理され、アプリ製造元には送られないとは書かれていますが、本当かどうかはわからないですが、いろいろな抜け道は用意されていそうです。

ただで使わせても儲かるのは、広告が表示されるからとか言われていますが、そんなのいくらにもならないのではないかと思いますね。

それにウザイ広告を頻繁に表示し、広告なしの有料版へ誘導とかね。

本当は、個人データをまとめて、それを必要とするところに売って儲けるのが、ビジネスモデルでしょうね。想像でしかないですが。


スマートバンドの将来

女子テニスのセリーナ選手の激昂の原因が、スタンドからのコーチングだったわけですが、ルールを変えるべきだと思いますね。

たとえアドバイスを受けても、それで簡単に勝てるようなレベルでもないような気がします。

それに、将来は、選手が腕などにつけるスマートバンドから、いくらでも指示を受けることが出来るようになると思います。

スマートバンドが震えるなど、サインを送れますし、コーチなどが持つスマホから、文字を表示させることも出来るはずです。

サッカーやバレーボールなどのように、分析チームが、相手やこちらのデータをまとめて、戦略を立てて、指示を出すわけです。

スマートバンドやスマートウィッチは、かなり将来性があると思いますが、ネックは、バッテリーですね。

やはり、使う機能によっては、GPSなどのように電池の消耗が早いです。

ですから、目的別に絞った機能というのが、プロ専用という感じになるでしょうね。

日本には、腕時計メーカーのセイコーやシチズンが蓄積してきた、太陽光による充電とか、腕を振るなどで充電するシステムは、スマートウォッチやスマートバンドにこれから使われてくるでしょうね。

てか、セイコーやシチズンが、スマートウォッチに進出すべきですよね。シチズンはすでにでているそうですし、検索したらセイコーもでているようです。

当然ですが、わたしが考える程度のことは、企業が当然やっているわけです。

今日のサッカー日本代表は、新しいメンバーで、快勝といっていいほど、素晴らしい試合をしましたが、試合の途中で、やはり、スタンドの大声援で、監督からの指示が選手に声が聞こえない場面もあったようです。

そんな時に、リストバンドに、それぞれの選手への指示が表示されたら便利でしょうね。ルール違反なのかな?

しかし、久しぶりに、ストレスなく日本代表の試合を見る事が出来ました。これからに期待できそうですね。

個人的には、浅野選手より伊東純也選手派なので彼の代表初ゴールは、よかったです。

早く次の試合を見たいです。


2018年9月9日日曜日

大坂なおみさん 全米オープン 優勝おめでとう!

大坂なおみ 日本人初の四大大会V 快挙、セリーナ破り金字塔打ち立てる

とにかく、大坂なおみさんにおめでとう。いろいろなことがあったようですが、あの雰囲気のなか、集中力を切らさないで戦い、セリーナを破っての優勝ですから、りっぱです。

最近の大阪選手のサーブは、魔球みたいに、相手が打ち返せないことが多いですね。回転をかけているのでしょうけど、破られるまでは、かなり勝てるのではないかと思いますね。

それに、ラリーも、落ち着いて、無理に力むことなく、ただ、ひたすら、相手のコートに打ち返すだけで、相手のミスを待つ感じですね。

感情的になる選手としては、やりにくいのではないかと思います。

この大会は、出産後のセリーナが、優勝するのではと期待するアメリカ人が多かったようで、そのセリーナに厳しい主審に対して、観客がブーイングをはじめました。

セリーナが、試合中にコーチからアドバイスを受けたとの判定ですが、そのあたりは、これから、白黒もはっきりしてくるでしょう。

セリーナは、ミスも多くて、注意を受けたことで怒りが爆発し、自分のラケットが、ひん曲がるくらいの勢いでコートに叩きつけ、その後も、執拗に主審に抗議を続けました。

かなり激しい口調で、嘘つきとか、わたしに謝罪しろとか、抗議したことで、最期には、ペナルティーまでもらってしまいました。

大阪選手とは、無関係なわけで、大阪選手としては、いい迷惑だったと思うのですが、でも、冷静さと集中力を失わず、最後まで試合が出来たことは、素晴らしかったです。

表彰式のコメントでも、「こんな終わり方は、観客の期待していたことではなかったと思います。ごめんなさい。」と日本人らしい、謙虚なコメントでした。

続けて、「試合をを見てくれてありがとうございます。本当にありがとう」 そして、セリーナにお辞儀をして「プレーしてくれてありがとう」といいました。

大阪選手は、子供の頃からセリーナ選手に憧れていたそうで、彼女と試合が出来るだけで嬉しいといっていたほどですから、彼女に勝ってしまい、申し訳ないと、心の底から思っているようでした。

観客たちも、そうした控え目な大阪選手のコメントを聞き、セリーナ選手からも、もうブーイングをやめて大阪選手に祝福をとのコメントもあったので、それまで異様だった会場の雰囲気が、大阪選手への祝福に変わりました。

大阪選手は、ハイチ系アメリカ人の父親と日本人の母親との間に生まれていますが、会場で応援していた母親と、顔立ちはうり二つですね。

生まれたのは日本ですが、幼い頃から米国で育っているために、日常会話は英語で、日本語はまだ片言ですが、恥ずかしがり屋なところは、かなり日本的だと思います。

米国と日本との二重国籍なので、日本語も満足に話せないのに、日本人じゃないとかいう人もいますが、ひどいですね。外国で育ったために、日本語の下手な日本人はいっぱいいます。

彼女は、公式に、日本国籍の選手としてテニスを戦っています。今日の優勝式でも選手紹介は、日本人の大阪選手でしたし、日本人初のグランドスラム優勝といっていました。

日本の法律では、原則22歳までに国籍選択をしなければならないわけですが、日本国籍を選んだとしても、米国国籍が自動的になくなるわけではないようで、そのまま二重国籍のままの人も多いようです。

蓮舫など政治家と違って、二重国籍であっても、日本には、不利になるようなこともないわけです。政治家や役人や公務員など権力を持つモノだと、日本の利害に反する可能性もあります。

最近は、日本人と外国人との間に生まれたスポーツ選手たちの活躍が目立ちますね。

陸上でもサッカーでも大相撲でも。

それにしても、セリーナ選手の怒りは、すごかったです。あの執拗な抗議も、すごかったし、アメリカ人のブーイングもひどいですね。

サッカーなどでは、ファールをした選手が、八つ当たりでボールを蹴飛ばしたりすれば、イエローカードがでます。そのイエローに抗議して、審判に食い下がれば、もう1枚のイエローで、即退場となります。

審判の判定に抗議は出来ても、行きすぎてはいけないわけです。


2018年9月8日土曜日

ブラタモリで鳥取砂丘

鳥取砂丘には行ったことがないので、今回のブラタモリを興味深くみました。

わたしは、子供の頃から、遠州灘の魚釣りの経験があるので、砂浜とか砂丘は、そんなに珍しくはないです。

鳥取砂丘をみた印象は、砂が赤みがかっていたことです。遠州灘の砂は、黒を含む灰色から白でした。どちらかというと、鳥取砂丘の砂よりも、粒が粗い記憶です。

砂は、一般的に、近くの川から流れて来て、堆積するのですから、近くの川の上流にどんな岩石があるのかによって、砂の色も違うのでしょうね。

鳥取砂丘の場合には、火山灰も堆積している層があるそうで、遠く鹿児島から舞ってきた火山灰の層もあるそうです。一番多いのは、近くの大山からの火山灰だそうです。

そして、鳥取砂丘は、靴で普通に歩けているようでしたが、遠州灘の砂浜は、砂が柔らかいというか、靴だと砂に沈み、脱げてしまいました。裸足で歩く方が便利でした。

鳥取砂丘も冬には、強い風が吹いて、砂が舞って、顔が痛くなると言っていましたが、遠州灘でも同じでした。

鳥取砂丘は、地下に火山灰の層があって、そこで雨水がその層よりも下に行かないので、わき水として湧き出ているそうで、砂丘なのに、農作物も出来るそうです。

一年中15度くらいといっていましたので、その水を屋内に流し入れたら、自然の冷暖房になるのではないかと思いました。

鳥取といえば、梨とからっきょうとか海産物という人もいるでしょうけど、わたしにとっては、「サクランボユートピア」です。

1971年でしたか、前衛演劇集団・東京キッドブラザーズを率いる東由多加さんがかけ声をかけてはじめた「サクランボ・ユートピア」ってのがありました。

一人あたり千円の会員権を募って土地を手に入れ、自分たちのユートピア建設を目指すという、当時流行っていた欧米の共同体への幻想という感じで、すぐに頓挫したようでしたが、新聞で、記事を読んで、東京までいって、キッドブラザーズの事務所にいって、会員権を買いました。

わたしは、買っただけで、実際にサクランボ・ユートピアの予定地、鳥取県八頭郡佐治村には行きませんでした。

それにしても、最近のタモリさん、かなり下っ腹がでてきていませんか?

遠州灘の砂浜は、天竜川に佐久間ダムや秋葉ダムが出来て、水量が激減してしまい、堆積する砂は減り、逆に、海の波で砂浜が浸食される事態になって、テトラポットをいっぱい並べたり、防波堤を築いたり大変なようです。

わたしが、父に連れられて魚釣りに行っていた頃は、まだ、テトラポットもほとんどなくて、コンクリートの堤防もなく、道路から、防砂林の松林を二つくらい超えて、やっと砂浜で、砂浜も子供だったからか、かなりの距離があったと記憶しています。

三軒屋海岸という名前だったと思いますが、投げ釣りで、キスや石持ちがよく連れました。クサフグもよく釣れ、我が家では、父も母も、自分で料理して、食べていました。

内臓や皮をとって、血をきれいに洗い流せば大丈夫といっていました。

トラフグは、さすがに素人では危険なので、父の知り合いの免許を持った人に調理してもらっていました。

昔は、砂浜で、流木を集めて、たき火をしながらの夜釣りもやりました。カーバイトのランプも使い、あの独特の匂いを思い出します。楽しかった思い出です。

遠州灘の砂丘といえば、中田島砂丘が有名で、5月の連休に行われる浜松祭りの大凧合戦で有名です。

砂浜は、歩きにくいので、足腰を鍛えるため、いろいろな人が走ったりしていますが、子供の頃、見たのは、プロレスラーが、投げたり蹴ったり殴ったりの練習をしているのを偶然見たことがあり、ものすごく感激しました。

あと、子供の頃、祖母に連れられて御嶽山に登ったとき、ばあさんたちのリーダーのような先達さまというおじいさんがいて、その人について、夜明け前に遠州灘にいって、先達さまが、白い装束で海に入っていって、身体を清めて祈るのを見たことがありました。

台風のあと、遠州灘に大きな貨物船が座礁していたこともあったし、航空自衛隊の練習機が墜落して、ジュラルミンのような部品が落ちていたこともあったし、本当に、映画や小説のような体験もいっぱいしたところです。


2018年9月7日金曜日

料金について考える

普通、モノを買うときには、お金を出して商品を受け取ります。お金を払えば、その商品は、自分のものです。

サービスでも同じで、ゲームセンターだと、ゲーム機にお金を入れたら、その分ゲームを楽しめます。

家庭用のゲーム機なら、ゲーム機を買って、ゲームソフトを買えば、いつまでも遊べるし、基本的には追加料金はかかりません。

パソコンも、パソコン本体を買えば、あとは、通信費以外、基本的にお金は掛かりません。

ところが、最近、少し事情が変わってきているようです。

有名な画像ソフトのフォトショップとか写真整理ソフトのライトルームなどは、ソフトを買うのではなくて、レンタルする感じで、毎月の使用料を払うシステムになっています。

毎月いくらで、1年間ならいくらといった感じです。

マイクロソフトのオフィスなんかも、そのシステムに変わってきています。

なかなかうまいことを考えたものす。

グーグルやFacebookなどがやっている、ただで使わせてやるから、あなたのデータをいただきますという商売が、ものすごく儲かっているら、マイクロソフトも、ウィンドウズ10をただで配ってみましたが、思いのほか利用者は増えませんでした。

ですから、近い将来、マイクロソフトは、ウィンドウズをレンタル方式で、毎月いくらシステムに変えそうな気がします。

風俗なんかですと、1回いくらです。気に入ったからと愛人契約をすれば、毎月のお手当が必要ですね。

好きな子とエッチをすると、時には、結納金を積んで、一生の生活費を面倒みないといけません。結婚して、別れたら、また振り出しからやり直しです。

ただより高いものはないとか、愚痴る人もいるそうです。

一回いくらがいいのか、月極がいいのか、それとも、買い取りがいいのかは、その人の考え方次第でしょう。

マンションなんかでは、買い取りは損だという人もいます。

IT業界には、愛人契約をしている経営者が多いからか、ソフトに関しては、徐々にレンタル方式に変わっていくのかもしれません。

それだったら、いっそ、ハードも含めて、PCはレンタルという世の中になるかもね。

PCの出始めは、ものすごく高かったので、小さな会社は、PCをレンタルで使っていました。

ただ、レンタルにすると、機密事項の入ったハードの引き継ぎとか保全とか廃棄の問題が出てくるでしょうね。

ただで使わせてデータをいただきますビジネスも、そろそろ、ただでエッチして喜んでいたら、ハニートラップだったとか、秘密の写真をばらまかれたとかと同じように、個人情報を適当に売られたとか問題になるでしょう。

Facebookは、問題になって株価が下落しました。

本来は、データには、ものすごい価値があるわけで、ただで使わせるから、ただでデータをいただきますは、フェアーではないわけです。

スマホでもアプリでも、ただで使って頂き、集めたデータを買い取るべきなんですね。それを支払っていないから、ものすごく儲かっているわけです。

世の中には、公正価格とか公正取り引きとかがあるわけで、IT業界も、これから、毎月のレンタル料金は公正なのかとか、ただでデータを集める商売は、公正なのかなどが、これからどんどん問題になりはじめてくると思います。


2018年9月5日水曜日

台風小僧でした

子供の頃から、台風が来ると、胸騒ぎがして、台風情報を聞いたり、外の様子を見たりしていました。

小学校の時には、今の気象予報士ではないですが、百葉箱の中の気温とか湿度とかを調べ、雨量計や風速計を見て、記録したり、ラジオの気象状況を聞いて、天気図を書いたりもしました。

石垣島、天気晴れ、南の風、気圧990ミリバールとか、天気図に書き込んでいって、等圧線とかも書くわけです。南鳥島とか南大東島とか何かの時に見たり聞いたりすると、懐かしいです。

今では、気象に関する情報も多く、台風の発生から発達や進路などもテレビを見ていればよくわかります。

昔は、情報が無いから、漁師さんたちは、過去の経験や自らの6カンで気象を予測していました。

風向きとか、雲の様子とか、波の変化などでしょうね。命にかかわりますから、真剣です。

一般的な台風は、南の海上で発生して、発達しながら北上して、九州から四国あたりに上陸し、勢力を弱めながら、日本海に抜けて温帯低気圧になります。

イメージとしては、ゴジラの物語ですね。アレは、台風からヒントを得て、それに‎第五福竜丸が巻き込まれた水爆実験の恐ろしさをこめて考えたのではないかと思います。

台風には、大雨をもたらす雨台風と、強風で被害の出る風台風があります。

今回関西地方を襲った台風21号は、まさに風台風でした。風台風は、中心付近の気圧が低くて、北上する速度が速いことが特徴だそうです。

風台風
風の被害が特に顕著な台風で、家屋の損壊、高潮、塩害、落果などが主な被害となる。強い台風が非常に速く移動するときには風の被害が特に大きくなるといわれ、洞爺丸台風(1954(昭和29)年9月)、伊勢湾台風(1959(昭和34)年9月)、第二室戸台風(1961 (昭和36)年9月)などがそうである。

事前に100%風台風だと予想することは難しいようですが、ある程度の予測は可能でしょうね。

今回の場合、高潮がかなり注目点ですね。

台風のまわりでは、気圧が低いですから、海面を吸い上げ、海面は上昇するし、強風で、荒波が立ち、それが岸に押し寄せるので、海面が一挙に急上昇して、陸地に流れ込むことがあります。

今は、まだ報道されていませんが、強風での被害は、いろいろと出てくるでしょうし、停電は、意外と深刻かもしれません。

今の生活には電気は欠かせないわけで、万が一に備えての準備は必要でしょうね。発電機までは無理にしても、PC用などの非常時用電源なんかは、用意した方がいいと思います。

そろそろ電柱を地中に埋める時期だと思いますね。それに、ソーラパネルも、洪水や台風に弱そうです。

いろいろなことを、もう一度、しっかり検証していった方がいいでしょう。

食糧や飲料水も備蓄すべきでしょう。

あと、風台風の影響としては、塩害です。海から潮風が吹いていますから、農作物や弱い木などは、枯れてしまう可能性もあります。

関西から東海地方にかけては、大地震が来るとの予測もあるわけで、今回の災害を教訓として、準備できることは準備した方がいいと思います。

台風が来ると、3キロほど離れた海岸に自転車に乗って海を見に行くのも子供の頃には好きでした。ものすごい風と荒れた海を見ていると、何か、エネルギーが湧いてくるような気がしました。

そんなことをすると、高波にさらわれたり、海や川に落ちて命を落としますけどね。

9月から10月にかけても、台風が上陸することがありますから、これからも注意が必要ですね。

これからの時代は、見た目優先の建築ではなく、災害に強い建築が必要になりますね。ガラスは怖いです。

人間も内面重視で質実剛健でしょうか。


2018年9月4日火曜日

ビートルズについて

ビートルズも生きているのはポールとリンゴの2人だけですが、ポールは元気に音楽活動を続けています

ドラッグを使用した際に神を見たという体験について語ったそうですが、1980年に来日した際、荷物から大麻が見付かって、国外退去になった事件は有名です。

ビートルズが活躍していた時代には、ビートルズもローリングストーンズもジミーヘンドリックスもジャニスも、みんな薬物疑惑がありました。

まあ、チベットの高僧なんかも大麻を吸って、曼荼羅に描かれている世界を旅するとかいわれているし、洗脳とか、神秘体験とか、宗教と麻薬というのは、意外と深い関係にあったりもします。

ポールといえば、死亡説もありましたよね。1966年に交通事故でホンモノのポールは死亡しており、ひそかにそっくりさんと入れ替わっているという都市伝説です。

それから、1966年6月29日にビートルズが来日したとき、ポールが、お忍びで夜の街に出かけた話もありました。

あと有名な話としては、「僕とジョンは盗作の天才なんだよ」という発言でしょうね。

いろいろな検証も行われてきましたが、確かに、よく似たコード進行やメロディーの曲はあるようです。

「Come Together」は「You Can't Catch Me 」じゃないかとか、「I Feel Fine」は「Watch Your Step 」だとか、詳しく調べている人もいるそうです。

まあ、芸術の世界では、パクリとまでは言わないまでも、インスパイヤーされたと、似てしまうことはあるわけですし、好きな曲を何度も繰り返して聞いていたら、カラダのどこかにそれが染みこんでしまっても不思議ではないですね。

ジョンが、1973年秋から75年初頭の約1年半を、Yokoと別れてメイ・パンという中国系の女性と暮らしていた期間をジョンはあとになって“lost weekend”、「失われた週末」と表現していたそうです。

その失われた週末に作られた曲のひとつにNobody Loves You When You're Down And Outがありますが、タイトルからして、有名な曲のパクリじゃないかと思います。

1923年に Jimmy Coxが作ったNobody Knows You When You're Down and Outという曲があります。クラプトンも歌っています。

でも、ジョンの歌詞は、彼らしいブラックなユーモアがあって、素晴らしいです。

「僕はきみの背中を掻くけど、きみは僕の背中にナイフを突き立てる」とか

「いつも僕がそこに指をはわせると、きみの疑いは晴れる」とか

「誰も僕が落ち目だったり疎外されているときには愛してはくれないけど、誰もが僕がお墓に入ったときには愛してくれる」など

パクリでも、オリジナリティーがあれば、いいんじゃないかと思いますね。

しかし、ポールも76歳でコンサートはりっぱだと思うけど、ローリングストーンズのミックジャガーは、75歳の今でもステージを走り回っていますから、本当に化け物です。


サルバトールモニター

サルバトールモニターと聞けば、何か、スペインの芸術家?かと思うわけですが、タイなどに生息するミズオオトカゲのことだそうです。

タイの田舎とかバンコク郊外の新興住宅地などでは、時々目にすることがあるそうですが、最大で2メートル50くらいになるオオトカゲですから、一瞬、ワニかと思って、カラダが凍り付くでしょうね。

毒は無いし、人間を襲うことはないそうですが、危険を感じたら、襲ってくるかもしれません。

一般的には、小動物をエサにしているそうで、時には、ペットの犬や猫を食べるという報告もあるそうです。

ハイエナと同じように、死肉を食べるので、時に、人間の死体を食べることもあるそうで、古くから、人間からは、不吉だとか、忌み嫌われる対象でした。

タイ語では、トア・ヒアといわれるそうで、このヒアというのは、タイ人が喧嘩などの時に相手を罵倒する言葉で、むやみに使ってはいけない言葉といわれています。

こんちくしょうとか、運が悪いときにも使うようです。

中国語では、男性の名前とか名詞の前にアイをつけると、親しい間柄だと愛称だったり、蔑称だったりしますので、中国系タイ人が多いためかアイ・ヒアというのが、喧嘩の時の相手を威嚇する常套句だそうです。

ちなみに、女性の名前の前だと、イをつけます。売春婦の蔑称は、イ・トアで、こんな事を風俗街で言ったら、女性たちから袋だたきでしょう。もっとひどいのに、「金の花」というのもあるそうです。

話をミズオオトカゲに戻すと、トア・ヒアというのは、タイ人にとって、メチャ不吉だから、トア・ヒアを見たとか、トア・ヒアの話をするときには、トア・グン・トア・トーンと言い換えるようです。

グンは銀、トーンは金ですから、金さん銀さんという愛称でしょうか。金運がよくなるという祈りでしょうか。

昨日のテレビで、毎年恒例のルンピニー公園でのミズオオトカゲ捕獲のニュースをやっていました。

餌が豊富なようで、どんどん数が増えるので、時々捕獲して、地方の自然保護区に運んでいるそうです。

ヘビやカエルやネズミなどを好んで食するようです。ですから、人間にとっては、益もあるわけで、むやみに殺したりする人はいないようです。

タイ人は、毒蛇でも巨大なヘビでも、殺さず、捕獲後は、自然保護区に放っています。やはり、仏教徒で、殺傷を嫌うからでしょうね。その割りに、殺人事件は多いような気はしますが。

タイ人は、ミズオオトカゲを見かけても、不吉だからか、あえて注目しませんが、外国人は、興味津々、カメラに収めます。

巷の噂では、ミズオオトカゲを捕まえて売っている業者がいるという話もあって、皮を革製品にするとか、肉を食べるとか、生きたまま愛好者に売るとかが理由だそうです。

日本でも飼っている人がいるらしいですが、大きくなったり、危険な生き物は、近所迷惑でしょうね。

ルンピニ公園正面にある6世の銅像

2018年9月3日月曜日

コンピューター ソフトなければ ただの箱

パソコンが普及しはじめた1990年代の半ばから、ハードがあっても、ソフトがなければ、コンピューターは動かないということがいわれていました。

ハードの代表格、コンピューターの心臓部CPUを作るインテルとコンピューターを動かすOSのマイクロソフトが手を組んで、新しい高性能のCPUを生かすには、新しいウィンドウズが必要で、新しいウィンドウズを快適に動かすには、それに見合う最新のインテルのCPUが必要だと、次から次へとバージョンアップしていって、消費者は、新しいハードと新しいソフトを買うことになりました。

それでパソコンが、どんどん高性能になっていったのはいいことですが、消費者の中には、そこまでして新しいものが必要なのだろうかといった声も、ウィンドウズXPあたりから出始め、今でも、もう10年近く前のバージョンであるウィンドウズ7のままでいいという人も多いわけです。

そうしたことは、スマホでも同じで、新しいパージョンのOSを使うには、新しいスマホに換えないといけないわけです。

パソコンに個人でも組み立てられるパソコンがあるように、スマホでも、基本は組み立てで、パーツがあれば、別にハードを作る技術がない会社でも、スマホを作ることが可能です。

パーツを集めて組み立てて、ソフトも借り物でOKです。

そこで、人件費の安い中国に新しいスマホの会社が出てきて、格安のスマホを売り始めて、中国国内の市場だけでなく、東南アジアや世界でも売れています。

テレビのメーカーでも、そうしたビジネスモデルは先行していて、パーツを組み立て、外見のデザインだけを独自でやった中国や韓国のテレビが、日本のメーカーに勝利していきました。

次が、電気自動車だと、中国も必死でやっているわけですが、ものには、組み立てるだけではいいものが作れない分野もあり、ソフトだけでは、勝負できない分野もあります。

この間の「朝までテレビ」でも夏野剛さんが、盛んにアメリカの電気自動車テスラをヨイショしていました。

彼のコメントでは、テスラのような電気自動車は、もうほとんどが電子部品で、その電子部品を動かすソフトを自動的にアップデートしてくれるから、4年前の車でも、ソフトの方は最新だし、アップデートは、車についている通信機能で自動にやってくれるから、無料だとのことでした。

日本の自動車メーカーは、そんなことをしたらディーラーに入るべき手数料が入らなくなるから、出来ないということで、夏野剛さんは笑っていましたが、わたしから見たら、笑われるべきは夏野剛さんの方ではないかと思いました。

なぜなら、自動車は、ソフトだけではなくハードも重要で、定期的な点検や修理が必要なわけで、ディーラーのない自動車メーカーの車は、売れるわけがないです。

日本車が、どこの国でも売れているのは、すぐ近くに買うだけでなく、点検やメンテ・修理出来るディーラーがあるからです。

自動車メーカーとは関係ない町の修理工場でも、手数料が入ってこないような車は、歓迎されないのではないかと思う。

電気自動車が、再生可能エネルギーと同じようにもてはやされていますが、電気自動車自体が、二酸化炭素を排出しなくても、電気を作るには、二酸化炭素もでているわけですし、バッテリーの廃棄問題なども、将来は、起きてくるでしょう。

バッテリーは、寒さに弱いし、水にも弱いから、自然災害時のソーラパネルではないけど、水に浸かってしまったときとか、雪の中での立ち往生など、問題を解決しなければならない多くの部分で発展途上でしょうね。

自動運転でも同じで、問題は、いろいろと出てくるのではないかと思います。ソフトにもバグはあるだろうし、ハードも故障します。

それに、ベトナムのオートバイではないですが、1998年時点で98%ものシェアを持っていた日本製のバイクでしたが、99年ごろから、中国製のバイクが大挙してベトナム市場に殴り込みをかけ、大きな価格面での優位を生かしてわずか3年で、中国製バイクのシェアは一気に80%にまで高まった例がありました。

ところがどっこい、ものまねのコピー製品では、見た目は同じでも、使ってみれば、性能の差は一目瞭然で、あっという間に、日本製のバイクが、ベトナム市場のシェアを80%まで回復させたわけです。

PCやスマホなどと違って、バイクや自動車は、ハードに大きな違いがでてきます。今までに自動車メーカーや下請けが苦労して蓄えてきたデータや、ノウハウを、表面だけ真似ても、簡単には勝てないという例ですね。

ソフトの専門家たちの陥りやすい誤解で苦手な部分ではないかと思います。

人間でも、いくら頭のいい人が、どれだけ効率的で最新の練習をしても、身体能力や神経のいい人に運動ではかないません。

精密なハードを作る技術や細やかなサービス精神、責任感、道徳の高さなど、いくらAI万能時代になっても、日本人が生き残る道はあると思います。

そのためにも、外国の悪いところばかり真似るような教育や洗脳は、改めるべきでしょうね。


2018年9月2日日曜日

シンギュラリティ(Singularity)

田原総一朗じいさんが、机を叩いてパネリストたちを威嚇する番組、「朝まで生テレビ」で“人工知能・AI社会”と日本をやっていました。

いつもの政治問題より、ずっと興味深かったです。

すでに自動運転などが実用化の段階に来ているし、お掃除ロボットとかAIスピーカー"Google Home" など我々の生活には、いろいろな形で人工知能が入り込んできています。

番組の中で「leapfrogging」という言葉がでてきましたが、「かえる跳び型」発展のことをいう英語だそうです。一般的には、「雁行形態型(flying geese)」の発展に対する言葉だそうで、今まで考えられてきた発展の段階を飛び越えて、一挙に発展をしていく、発展途上国に見られる形態だそうです。

タイで暮らしていると、よくわかることもあって、家庭の固定電話の普及が遅れていたタイだからこそ、携帯電話が登場すると、一挙に普及していって、日本よりも普及のスピードが速かったです。

スマホも同じで、タイでSNSをしている人たちは、思いのほか多いです。

現在は、データ戦争で、グーグルなどのように、ただでアンドロイドやアプリを提供する代わりに、それを使っている人の個人情報を集めて、それで商売をするビジネスモデルが一般的です。

ただで使わせても、得るデーターの価値の方がはるかに大きくて儲かるワケです。位置情報で、行動範囲がわかるし、ネットの検索で、興味を持っている分野がわかるし、ネットショッピングで、購買情報もつかめるわけです。

今は、自動運転も開発戦争になっているので、移動に関する情報は、かなり重要です。移動速度とか、渋滞情報とか、全部集められています。

ディープラーニングという言葉も最初に注目されていました。

高速処理能力を持つコンピューターの登場で、深層学習(多層のニューラルネットワーク)による機械学習手法が可能になっているのだそうで、それをディープラーニングというのだそうです。

この考え方も、レイヤーですね。何度も何度も、試行錯誤を繰り返し、徐々に学習していくことが出来ます。

我々が、幼稚園などで、ブランコで遊ぶ方法を徐々に習得するように、器械も、同じようにブランコでゆらすことが出来るようになる映像を見せていました。

カメラという目を持つことで、映像からのデータが、自動運転には生かされているようです。カメラからの映像データは、超音波センサーやレザーなどからの情報よりも、ずっと大量かつ迅速に解析できるそうです。

そうなれば、レンズとかCMOSセンサーなど、日本のお家芸ですね。

それから、シンギュラリティ(Singularity)という言葉も登場しました。初耳でした。

2045年頃には、人間とAIとの新しい関係が生まれて、人間の生き方も変わっていくという仮説らしいですが、もっと早まりそうな気がします。

人間にしか出来ない事と、AIの方が得意な分野に分かれてきて、仕事も人間がしなくなる分野が出てくるそうです。

AIが苦手な分野は、サービス業などのようですし、芸術やスポーツなども人間に残されるそうですが、格差が広がって、食べていけない人がでるので、ベーシックインカムが必要な社会になるだろうとのことでした。

結局、今の学校で教えているようなことのほとんどは、コンピューターが出来るわけで、それよりも、独自の発想や着眼点が、重要になるようです。

欧米なんかは、若い頃に、海外への貧乏旅行をする人たちが多く、そうしたことで、多くの貴重な体験をしています。

それと、英語英語といっている時代ですが、独自の価値観を持つためにも、日本文化を身につけるためにも、母国語で考える力を養っていくことも重要ですし、時代的には、中国語の勉強も重要ではないかと思いますね。

それと、世界には、ハードでもソフトでもコピーを臆せずやっている国があるわけで、日本だけが、まじめにコピーはイケナイなどとやっているのも、国際競争力からいえば、不利でしょうね。本音と建て前を上手に使う知恵は必要だと思います。

いいところは、どんどん真似して改良していくのが、日本の強みだと思います。

今では、中国でも韓国でも、それで経済大国になってきています。


2018年9月1日土曜日

国連人種差別撤廃委員会

国連人種差別撤廃委員会が、日本に対して、慰安婦問題の持続的解決をとか沖縄住民の安全対策とか在日に地方参政権をとか勧告したそうです。

勧告に法的拘束力はなく、日本政府にとって従う義務はないけど、国際的には、不名誉な印象を与えますね。

今回、積極的に発言した韓国出身の鄭鎮星委員はソウル大教授で、元慰安婦支援を行う「韓国挺身隊問題対策協議会」の共同代表だったそうです。

こうした世界的な世論作りに対する韓国の戦略は素晴らしいですね。国連でも、スポーツ界でも、日本は、そのへんが全くダメです。

日本の代表は、南山大の洪恵子教授だそうです。

ご本人かどうかはわかりませんが、同じ名前の人がいるようです。

もしも、同一人物なら、在日朝鮮人か、帰化した朝鮮系日本人ということで、日本が、そうした人物を日本の代表として、国際的な機関に送っているということだけでも、日本が、いかに懐が広い国かわかるような気がします。

父親が中国人という話もあるようです。

日本は、裏社会からマスコミや司法や政治や学問の場にも、多くの在日朝鮮人などの元外国人が活躍しているわけです。

外国人に参政権は、例え地方参政権だとしても、いかがなものでしょうね。選挙の時だけ、どこかに大量に移住して、自分たちの代表を送り込むといったことも可能です。

日本に帰化すればすむ話ですね。

慰安婦問題は、河野外相がはっきりと発言しています。

とにかく、今までは、日本が、韓国や中国や北朝鮮などから、あまりにもいわれっぱなしだったし、国際的な組織で活躍できる人材が足りませんでしたね。

これからは、感情的にならず、ひとつずつ説明し、細かく広報活動をし、国際的な機関などに日本の国益のために活動できる人材を送り込む必要があるでしょうね。