2018年9月4日火曜日

ビートルズについて

ビートルズも生きているのはポールとリンゴの2人だけですが、ポールは元気に音楽活動を続けています

ドラッグを使用した際に神を見たという体験について語ったそうですが、1980年に来日した際、荷物から大麻が見付かって、国外退去になった事件は有名です。

ビートルズが活躍していた時代には、ビートルズもローリングストーンズもジミーヘンドリックスもジャニスも、みんな薬物疑惑がありました。

まあ、チベットの高僧なんかも大麻を吸って、曼荼羅に描かれている世界を旅するとかいわれているし、洗脳とか、神秘体験とか、宗教と麻薬というのは、意外と深い関係にあったりもします。

ポールといえば、死亡説もありましたよね。1966年に交通事故でホンモノのポールは死亡しており、ひそかにそっくりさんと入れ替わっているという都市伝説です。

それから、1966年6月29日にビートルズが来日したとき、ポールが、お忍びで夜の街に出かけた話もありました。

あと有名な話としては、「僕とジョンは盗作の天才なんだよ」という発言でしょうね。

いろいろな検証も行われてきましたが、確かに、よく似たコード進行やメロディーの曲はあるようです。

「Come Together」は「You Can't Catch Me 」じゃないかとか、「I Feel Fine」は「Watch Your Step 」だとか、詳しく調べている人もいるそうです。

まあ、芸術の世界では、パクリとまでは言わないまでも、インスパイヤーされたと、似てしまうことはあるわけですし、好きな曲を何度も繰り返して聞いていたら、カラダのどこかにそれが染みこんでしまっても不思議ではないですね。

ジョンが、1973年秋から75年初頭の約1年半を、Yokoと別れてメイ・パンという中国系の女性と暮らしていた期間をジョンはあとになって“lost weekend”、「失われた週末」と表現していたそうです。

その失われた週末に作られた曲のひとつにNobody Loves You When You're Down And Outがありますが、タイトルからして、有名な曲のパクリじゃないかと思います。

1923年に Jimmy Coxが作ったNobody Knows You When You're Down and Outという曲があります。クラプトンも歌っています。

でも、ジョンの歌詞は、彼らしいブラックなユーモアがあって、素晴らしいです。

「僕はきみの背中を掻くけど、きみは僕の背中にナイフを突き立てる」とか

「いつも僕がそこに指をはわせると、きみの疑いは晴れる」とか

「誰も僕が落ち目だったり疎外されているときには愛してはくれないけど、誰もが僕がお墓に入ったときには愛してくれる」など

パクリでも、オリジナリティーがあれば、いいんじゃないかと思いますね。

しかし、ポールも76歳でコンサートはりっぱだと思うけど、ローリングストーンズのミックジャガーは、75歳の今でもステージを走り回っていますから、本当に化け物です。