2018年10月11日木曜日

偽装について考える

今や、パソコンでもスマホでも、わからないところで、ユーザーの情報を集めています。

一番わかりやすいのが位置情報で、スマホでは、今どこにいるのかが地図上で示されます。最近では、ご主人や奥さんのスマホに専用アプリを入れて、居場所を追跡する人もいるそうです。

そうすると、位置情報を誤魔化す方法はないかと考える人がでてきます。

探せば、そういったアプリもでてきます。「必要は発明の母」ですね。

実生活でも、独身と誤魔化す人、お金持ちの振りをする人、いろいろな偽装があります。カツラも偽装ですよね。

美容整形なんかも、ある意味偽装でしょうし、お化粧も偽装、シークレットブーツも偽装です。

恐ろしいのは、耐震設計偽装など、命にかかわる偽装ですよね。

日本国内ですと、問題なく見る事の出来る映像でも、海外だと見る事が出来ないことが多いです。たとえば、Tverなどがそうですが、海外では見られません。

そうすると、なんとかして見る方法はないかと考える人がでてきます。

日本国内にいると偽装すればいいのではないかと、VPNアプリを使うと、あら不思議、海外からもTverを見る事が出来ちゃいます。ダメな場合もありますが、まあ、出来たら儲けものの世界です。

写真やビデオでも、最近は、位置情報や撮影の日時、使用カメラとか、カメラの設定とかの情報が、デジタル写真や映像には含まれています。

調べようと思えば、どこで撮った写真かわかりますが、それを偽装することも当然可能です。

最近は、写真やビデオのアプリで、顔を加工するものもありますが、あれも、ある意味、偽装ですね。目を大きくしたり、ウエストを細くしたりも出来ますからね。

声なんかは、昔から、オモチャでも、ボイスチェンジャーがあって、高音にしたり低音にしたり、早口だったり出来ますが、もちろんアプリもあります。

他人に見られたら困っちゃう秘密の写真を例えば他の写真にするとか、文書ファイルにするとか、そういった偽装をするアプリもあります。

世の中、イタチごっこですから、何か新しいモノが出来たら、それを破ろうとする人も必ず出てきます。

指紋認証でも、指紋の偽装があるそうですし、顔認証でも偽装はあるでしょう。

アプリとは関係ないですが、最近は、遺伝子を調べることでも、いろいろなことがわかります。遺伝子情報を偽装する装置も出来るかもしれませんね。

以前、有名歌手の尿検査で、他人の尿を提出した話もありましたが、あれも偽装でした。

正直者が馬鹿を見るような世の中ではいけませんよね。