2019年1月30日水曜日

バンコクの大気汚染がひどい

一時、少しはマシだったバンコクの大気汚染ですが、今日から来月の4日まで、またひどくなるとの予想です。

持病のある人には、影響が出るレベルだそうです。

街では、マスクをしている人の数がかなり増えています。もうN95のマスクでないと、マスクをする意味が無いほどのレベルのようですが、N95のマスクは、長時間の使用はかえって危険みたいです。

私も、N95のマスクをして歩いてみましたが、10分くらいで、多少の息苦しさを感じました。一応、呼吸が楽になる吸入口の付いたタイプでしたが。

テレビのニュースでも、N95のマスクは、15分以上の使用は避けるようにとのアドバイスで、普通のマスクと交互に使うなどの工夫も必要かも。

そして、2月5日は、春節です。中国正月とか旧正月とか言われますが、中国をはじめ中国系の多い東南アジアでは、春節を祝う人が多いです。

で、タイの場合ですが、お寺にいったり、家で、お供え物をして、祝うわけですが、風習として、お線香を大量に焚いたり、紙を燃やす人が多く、それも、大気汚染の原因になるから、ひかえるようにとテレビで言っています。

この紙幣に似せた紙(冥銭とか紙銭とか呼ばれる)を燃やすのですが、お葬式などで燃やす冥銭の漢字を見れば想像できますが、あの世にいっても、お金に困らないようにとの思いからの風習だそうで、春節などでも、新年がお金に苦労しない年でありますようにとの祈りから来ているようです。

中国系の人たちは、真っ赤な紙に金色の漢字を書いたものを家の門や入り口などに貼りますが、恭喜發財とか全家平安とか万事如意とか新年快樂など、日本人なら、ある程度意味もわかるおめでたい言葉です。

お線香や紙だけでなく、春節になくてはならないモノが、爆竹です。

花火をつなげて吊したようなモノを景気づけに爆発させるわけですが、中国には、年獣というどう猛な化け物を追い払うといった話もあるようです。

この爆竹を鳴らす音がうるさいので、禁止するところもあるわけですが、音だけでなく、煙や細かくなった紙切れも空中を舞います。

というわけで、これから2月の6日頃までは、外出をひかえて、外出の際には、マスクでしょう。