2019年1月5日土曜日

お薬と肝臓・腎臓

「毒をもって毒を制する」のが、お薬の基本ともいえます。病気を治すお薬には、副作用もついてきます。

生活習慣病など、歳をとってくると、お薬のお世話になる機会も増えるわけですが、薬の飲み過ぎは、肝臓や腎臓に悪影響を及ぼすこともあるので、注意が必要です。

風邪薬を飲み過ぎると、肝臓がやられるとか、お薬ではないですが、アルコールが肝臓を痛めつけることはよく知られています。アル中は、脳も冒しますから、恐ろしいです。

腎臓に悪影響を与えるので有名なのは、抗生物質や非ステロイド系抗炎症薬などです。

歳をとると、健康のありがたみがよくわかり、身体によくないことをしてはイケナイと思うわけですが、若いときには、好奇心から、いろいろと身体に悪い事をしてみたり、身体に悪いと気が付かないでやっていることもあるわけです。

ジンバブエの若者の間で咳止めシロップ中毒が大発生中。コデインを含む咳止めシロップには幻覚作用があり何もすることがなく鬱屈した日々を送る若者をハイにさせストレスを一時忘れさせるという。”

昔から、睡眠薬とか咳止めとか筋肉弛緩剤とか解熱剤を飲んでラリる若者たちがいました。ハイミナールとか、ソーマニールとか、アネトンとか、いったい誰が最初に見つけたんだろうかと思うわけです。

最近では、ブロン中毒とか。今は、インターネットで、ダレにも簡単に薬の成分とか検索出来ちゃうから、そのへんも危険といえば危険です。

好奇心からはじめても、中毒したら、地獄へまっしぐらです。中毒して肝臓や腎臓がやられたら、最終的には廃人でしょう。

お薬には、いろいろな薬物が入っているから、ラリるための薬物以外も大量に摂取しちゃうわけで、そちらの副作用もあります。

咳止めシロップなんか、ものすごく甘いから、大量に飲んだら糖尿病になっちゃうかもね。砂糖も一種の麻薬という人もいます。

あくまでも一説ですが、薬物中毒をなくすために、大麻を解放した方がいいという人たちもいるそうです。

大麻にだって危険な副作用もあると思うけど、まだマシだということなんでしょうね。

病気になった時には、お薬の力を借りることも必要ですが、理想は、お薬などに頼らず、自分の免疫力などで、健康体に戻すのが望ましいそうです。

でも、それが簡単ではないから、どうしても薬に頼るわけですよね。

何事も、「過ぎたるは及ばざるがごとし」で、ちょうどいい共存共栄が大切ということなんでしょう。