2019年4月16日火曜日

今日のニュースから

今日一番のニュースといえば、フランスのパリにある有名なノートルダム大聖堂が、火事で、セーヌ川を南側から渡っていって見えるノートルダムの右側正面部分にある93メートルの北塔が燃え落ち、屋根の部分も燃えています。

映画「ノートルダムのせむし男」でも有名な寺院ですが、大規模な改修工事が行われており、その足場付近から出火した可能性もあるそうです。

映画の題名は、最初「THE HUNCHBACK OF NOTRE DAME」で日本語訳だと「ノートルダムのせむし男」だったのですが、この「せむし男」が放送コードに抵触するため、邦題は「ノートルダムの鐘」に変更されたんだそうです。

原作である小説の原題は「NOTRE-DAME DE PARIS」でパリのノートルダムだそうです。

素晴らしい歴史的な建造物ですから、早く鎮火して、改修して元の姿に戻して欲しいですね。

「白い貴婦人」といわれる美しい寺院ですが、日本の白鷺城でも改修中の熊本城でも、改修後は、しかたがないことですが、どうしても白すぎる感じになってしまい、歴史の重みがないですよね。

歴史的な建造物の価値は、今までに風雨に耐え、いろいろな歴史を見てきた時間の蓄積にあるわけですね。

形あるものは、いつかは朽ちるわけですし、宗教の場合には、偶像崇拝は腐敗や権威主義を産むこともありますが、でも、歴史的な建造物は、魅力的です。

芸術でもそうですが、一度破壊したり燃やしたりすると、もう、復元しようとしても、同じものは出来上がりません。

こちらは、セーヌ川に架かる橋から敷地に入った正面の写真で、今燃えているのは、この裏側になります。


タイの話題としては、先日、少し書きましたが、コーラートで昨日行われた、人間ウエーブで、ギネス世界記録を狙った催しです。

コーラートのもち米通り1.5キロを使って行われた人間ウエーブは、参加者約12万人が、通りを5往復半して、それまでの日本が作った記録、17分14秒をこえた17分41秒で世界新記録となって、今、ギネスの方からの正式な認定待ちだそうです。

一応、タイのソンクラン祭りの連休は今日で終わりますので、帰省していた人たちが、どんどんバンコクに戻ってきているようです。

相変わらず、飲酒による交通事故が多かったようですが、連休が終われば、統計も発表されるでしょう。

強者たちは、水木金の3日間を勝手に休めば、トータルで、10連休だと海外旅行を楽しんでいる人たちも多いようです。

いろいろな意味で、日本人はまじめだなあと思います。