2019年4月23日火曜日

スリランカの連続爆発テロ

4月21日日曜日の午前、スリランカ各地の教会やホテルで自爆テロとみられる爆発事件が連続して発生し、200人以上が死亡しました。

スリランカには行ったことはないけど、イメージとしては、敬虔な仏教徒が多く、以前は、ヒンズー教徒との間に内戦もあったことくらいしか知識はありませんでした。

タイの仏教とスリランカの仏教との繋がりは深くて、仏教関係での行事や親交は、よく行われているようです。現存するタイの仏教資料の多くはスリランカから贈られたものだそうです。

今回の連続爆破テロで、日本人も犠牲になってしまったわけですが、今のところ、イスラム過激派による自爆テロではないかといわれています。

犠牲者のご冥福を祈るばかりです。

テロの恐ろしさは、直接の関係者以外にも犠牲になる人が出ることで、同じ自爆でも、日本の神風のようなあくまでも狙いは敵の軍人というのとは、全く違い卑劣だと思います。

真珠湾の奇襲攻撃も卑劣だって言われますが、あれも民間人を狙ってはいませんので、アメリカによる東京大空襲とか広島や長崎に対しての原爆投下などの無差別的な民間人大量虐殺とは違います。

日本は負けたから、勝った側の言いたい放題ですが、日本の軍隊の倫理観は高く、言われているような非道な行為は、そんなに多くはなかったと信じています。

あの勝った側が負けた側を一方的に裁いた東京裁判でさえも、思いのほか、軍人たちの倫理観や道徳観が高くて、もっと悪事をしていたはずだと、証拠探しも大変だったそうです。

中国兵たちの便衣戦法などが有名です。白豪主義の国なんかも、有色人種に対する考え方は、推して知るべしです。

戦勝国側の言った者勝ち的な憶測だけで根拠のない日本批判には、腹が立ちます。

非道というのであれば、一神教を信じる人びとの方が、ずっと非道だと思います。自分たちの信じる宗教以外は、邪道扱いですからね。

仏教は、異教徒に対して、寛容だと言われていますが、スリランカでは、仏教徒が、イスラム教徒を迫害していたようです。

イスラム過激派は、自爆テロで救われると信じていますから、死を恐れません。

日本も移民政策で、いろいろな人たちが入ってきていますが、国籍が違うだけでなく、宗教も違うし、考え方や生活習慣も違いますから、しっかり法整備し、みんなで考えていかないと、本当に明るい未来にならない気もします。