2019年6月19日水曜日

日本の年金の話

若い頃から海外生活をしてきているので、日本の年金については、全く知りませんでした。

ただ、父親から、日本人の義務なんだから、国民年金はきちんと支払えといわれ、いやいや日本にある口座にお金を入れておいて、自動引き落としで、国民年金を支払い続けてきました。

海外で働いたお金で日本の年金を支払うというのは、時には、大きなリスクがあるわけで、為替の変動で、大変なことになるわけです。

タイの場合には、1万円が2000バーツの時代から、ある日突然1万円が4000バーツになってしまい。,日本から遊びにタイに来る人にとっては、大喜びでも、タイから日本に帰る時とか、日本の年金の支払いをするときには、今までの倍のお金がかかることになりました。

もちろん、その反対になることだって、可能性としてはあるわけですが、私の場合には、最期まで、そんなことは起こりませんでした。

私が、国民年金を支払っている頃から、日本の年齢構成からして、いつか必ず年金は破綻するだろうといわれていました。

ですから、基本的な考え方としては、国民の義務である25年間の支払いはするけど、それ以上は払わない。

そして、受給は、なるべく早く開始する。

それで、25年経ったときに、これ以上支払いはしませんといったら、海外居住者の場合には、支払いは任意で、海外に居住している期間は、支払わなくても、25年に含まれるとのことでした。

そんなこと知らないから、25年分しっかり支払いました。

ただし、海外にいるときに支払わないと、受給金額は、その分もしっかりマイナスとして計算されるから、受給金額は少なくなるとのことでした。

要するに海外にいれば、その期間は任意で支払免除であり、受給資格はあるけど、もらえる金額は支払った金額によってって、当たり前のことです。

で、受給は、前倒しだと60才からということで、少し遅れたけど、日本に帰って手続きをして、受給開始となっています。

質問しに事前に相談にいったとき、係のおっさんが、非常に高圧的で、不親切でしたので、いったん、相談をやめて、もう一度整理券をもらって、別の人に相談したら、メチャ親切に教えてくれました。

医者でも役人でもそうですが、相性が悪いと思ったら、別の人にした方がいいですね。

実際に受給手続きをするときでも、最初は、なるべく前倒しをさせないようにとの指示がでているのか、不親切でしたが、こちらの意思が硬いことや、正論には勝てないことからか、徐々に親切な対応になりました。

前倒しで受給すると、74歳以上まで生きたら損ですよとか言われましたが、74歳の時にまで、同じ金額がもらえるかどうかはわからないです。

雀の涙ほどでも、年金をもらえることには、父親に感謝ですが、いくらタイでの暮らしでも、月額3万円程度の年金だけでは、暮らしていけませんが、貧乏人には貧乏人の暮らし方もあるわけで、日本の年金デモの人たちのようには考えません。

収入が少なければ、支出も少なくする以外ありません。同じ支出が欲しければ、収入を増やす努力です。

なんの取り柄も能力も無いので、ブログを書いてアフィリエイトでアルバイトとか考えましたが、人生甘くはないですから、広告をクリックしていただいて、ゲットする金額は2年間で10ドル、それも、100ドルまで貯めないと振り込まれないそうで、100ドルまで貯めるには、あと18年間がんばらなければという計算です。

ですから、基本毎日パンとラーメンのような暮らしですが、それでも、たまには、食べたいものも食べています。

ベーシックインカムが導入されたら収入アップだと思ったりもしますが、可能性は低そうです。

医療費が恐ろしいので、病気の時は、中途半端に生きるより、ポックリを希望です。