2019年9月22日日曜日

魚釣りの思い出

子供の頃から父に連れられて魚釣りを経験してきているから、魚釣りは大好きです。

魚釣りにもいろいろとありますが、川か海なら海が好きです。投げ釣りか船からの釣りかだったら、船からの釣りが好きです。

憧れは、テレビなどで見るトローリングでした。大きな魚を釣り上げるのは、多くの人の夢ではないでしょうか。

タイで暮らし始めて最初にしたのは、パタヤで雇った漁船に乗っての手釣りでした。たしか1日500バーツで借りたと思います。当時は、1バーツが10円くらいでしたから、安くはなかったけど、観光客が50人くらい乗っても大丈夫なくらい大きな船でした。

その後魚釣りが好きな友人が出来て、パタヤよりも30キロほど南にあるバンサレーという漁港によく通いました。

80年代には、海沿いにバンサレーフィッシングロッジという釣り宿があって、そこに泊まって、船を予約して、早朝出かけるというパターンか、当日の朝4時過ぎにバンコクを出発して、宿に着いたら、そのまま船で出かけるというパターンでした。

パタヤに前泊するパターンもありました。

確か、船は一日1500バーツくらいだったと記憶します。事前に予約しておくので、エサに使うイカを事前に用意してくれていました。釣り竿も仕掛けも用意してくれましたが、やはり、自分の竿と仕掛けでやりたいので、それを徐々に買っていくのも楽しみでした。




あのあたり一帯は、サタヒップの海軍基地の管轄で、無断で島に近付いたら、銃で威嚇されます。実際、威嚇されて、急いで船頭が島から遠ざかったこともありました。

小ものを狙うのであれば、入れ食いなんですが、そこはやっぱり、大物を釣りたいわけです。

トローリングは、燃料もかかるし、効率もよくないようで、船頭はやりたがりません。でも、やれば、カツオとか小さなマグロとかメチャ臭いダツなどがかかりました。

船頭の得意は、潮の流れのいいところに船を止めて、行きたいかを針にかけて、重りをつけて流す方法で、餌をエビにしたり、生きた小魚にしたりもしました。

竿は船の大きさにもよりますが、船尾に2本でした。

魚がかかれば。リールが鳴きます。それで、竿をもってしゃくって引っかけ、あとは、ファイトするわけです。

雨季が終わる頃から、セールフィッシュも入ってきますし、サワラとか鬼カマスとかも釣れました。





日本名は知らないんですが、アオブダイやレインボウという魚を非常に船頭は喜んでいました。海ナマズも釣れました。

私は、船酔いはしないから、魚釣りは楽しいんですが、日焼けが苦痛でした。しっかり防御していても、焼けるんです。

バンサレー以外では、ラヨーンの漁港に直接行って、船頭に交渉して海に出たことありました。あのあたりでは、サビキでアジがおもしろいように釣れました。

バンサレーでもそうなんですが、あのあたりには、冷めもいるし、えいもいて、そういったのがかかると、もう大変です。メチャクチャ重いからラインを切った方が安全です。

バンサレーとラヨーンの間くらいに、小さなチョンサメサーンという漁港もあって、そこは、もう、本当にのどかな漁村という感じで、大好きで時々い来ました。

3~4人しか乗れないような小舟で岸から数百メートルの所で釣りをするのですが、下が珊瑚なのか岩なのか、かかりはひどかったけど20センチくらいのハタやイトヨリが、よく釣れました。



近くで黒真珠の養殖をしている日本人がいるとか漁師はいっていました。

サタヒープ一帯には、沈没船もいっぱいあるとかで、お宝を探す人たちがいるんだとか。

魚釣りも、ゴルフとおなじで、もう20年くらい行っていないなあ。