2019年9月7日土曜日

タクシーの運転手さん

普段は家から地下鉄の駅まで歩いて、地下鉄で移動することが多いのですが、地下鉄では行けないところへは、タクシーを使います。

昨年から車の運転はやめています。特に理由があるわけでもないのですが、高齢者の事故が多くなっているそうですし、いくら保険に入っていても、事故が起きた時には、外国人はいろいろと不利です。

以前、車を運転中、バイクにぶつかられた時に、バイクを運転している人ではなく、近くにいたタイ人たちから、その程度なら、許してやれよとすごまれました。

一目でタイ人でないことがわかるようですし、だいたい日本人だとみられますが、最近になって、韓国人?それとも日本人?と聞かれることもあり、韓流ブームの影響だろうなと思う今日この頃です。

日本人も、いろいろで、金持ちばかりでもないのですが、タイ人にとっては金持ちに見えるようで、日本人だと思って、ぼったくろうとする人もいます。

今日も、買い物袋をいくつも持ってタクシーに乗ったので、何を買ってきたんですか?とか、高かったでしょ?とか、運転手がいろいろと聞いてきました。

前回の運転手も、日本人は金持ちだとか、日本人は外国人が嫌いなんだろうとか、いろいろと聞いてきて、答えるのも面倒でしたので、いつも、質問攻めに遭うのはなぜなんだろうかと自問自答しちゃいました。

たぶん、話しやすいんでしょうし、危険人物のような威圧感がないのでしょう。

それで、今日の運転手さんの話題は、タイの景気についてが多かったです。

タクシーを借りるのに、1日766バーツかかり、それにガス代とか飯代もかかるし、1000バーツ(約3500円)稼いでも、何も残らない。

何か商売をしようと思っても、所場代が高いし、取り締まりの役人が賄賂を要求するとか、買う人よりも売っている人が多いので売れないとか、資金がないから、高利の金を借りて、首が回らなくなる人が多いとか、ヨーロッパの車が安いから、それを買うと修理代が高くて大変だとか、高利貸しの金利は、なんと月に20%だとか、まあ、いろいろと教えてくれました。

景気が悪くて、高利貸しから金を借りる人が多いそうで、特に、新学期には、金に困る人がいっぱいで、夜になると、夜の商売の女性がいっぱいだそうです。

本当かどうかはわからないけど、高利貸しをやっている人には、警察官や軍人が多いとか。

普段は、小銭分をチップとして渡すんですが、今日は、20バーツ(約70円)をチップに渡したら、いい人だと感謝されちゃいました。

タイ式マッサージの人にチップ100バーツ渡しても、最近はあんまり感謝されませんので、なんか感激しちゃいました。