2020年1月7日火曜日

命の水

生物は海から生まれたとか、人間の身体の中には海があるとか、海と生命との関係は、いろいろと言われています。

人間は、水を飲まないと生きてはいけません。動物も同じですね。

日本は、水に恵まれた国ですから、ほとんどの地方で、水は豊富で、飲むことができる水も多いです。

山間部のわき水なんか、本当に清んできれいで、そのまま飲んでもお腹をこわすようなこともないです。

日本でも、水に苦労しているところもありますし、世界中には、水が豊富な国の方が少ないのかも知れないくらいです。

水があっても、飲めないところもあります。

タイは、水の豊富な国の一つだと思いますが、旱魃も多いですし、水道水を飲めない国だとむかしは言われていました。

浄化された水が、水道管の中を通るときに、水道管に外部から汚れや細菌が入るといわれていました。

だから浄水器を使っている家庭が多いですし、私を含めペットボトルの水を使っている人たちも多いです。

昨年末から、歯磨きなどの時に使う水道水が、なんか塩っぱいという声があがっていました。

そしたら、今年に入って、タイ首都圏水道公社(MWA)は、都内の水道水に通常の5〜10倍の塩分が含まれていると発表しました。

干ばつの影響でチャオプラヤー川に海水が侵入していることが一因だそうですが、じゃあ、他にも原因はあるのかなという疑問もあります。

洪水の時にも、海水や汚水が水道水に混ざるといったことはありましたし、ほんと、もっとしっかり管理して欲しいですが、自分で出来ることで対処するしかないわけです。

我が家の場合には、料理とか飲料水としては、市販のペットボトルの水を使っていますが、4匹の猫には、今まで、浄水器を通した水を煮沸して、それを冷まして与えていました。

でもネットには、一応ペットボトルの水で割った方がいいのではないかといった話もあります。

まあ、ペットボトルの水が、どの程度安全なのかの問題もありますが、そこまで疑うと、もう、飲める水がないです。

ただ、湯沸かしポットにペットボトルの水を入れて、いつまでたっても、内部に水垢とか石灰分がつかなければOKだと思っています。

以前、あるメーカーのモノは、ポットの内部の上の方に、なんか浮遊物があって、すぐにやめました。

アリが集まってくるとかちょっと塩っぱいとか、いろいろメーカーによっても噂話はあるわけですが、我が家は、一つのメーカーを常用しています。

たまには変えた方がいいという意見もありますけどね。

天皇陛下も、水問題には、非常に興味をお持ちだそうですが、いろいろな企業も、水関連産業に興味があるようです。

そして、日本の水源に興味を持つ国もあって、北海道などでは、外国企業が、水源地を買い占めはじめているといった怖い話もあるそうです。

自衛隊の基地の隣とか、浄水池の近くとか、いろいろとリスクのありそうな土地も外国に買われているとか。

備えあれば憂いなしで、早急な法整備は必要だと思います。

人の命や安全にかかわる部分を外国企業に任せるのはどうなんでしょうね。