2020年4月4日土曜日

重篤者と死亡者が問題だ

一応1月からはじまったといわれている中国発の肺炎ですが、実際には、もっと早くから世界中に広まっていた疑惑もあるようです。

毎日感染者数が発表され、欧米の各国が、中国を除けば上位を独占しているわけですが、相変わらず、中国の発表する数字を信じる人は多くはないと思います。

いろいろな問題を煽って、注目してもらいたいテレビとかメディアは、感染者数の数え方にしても、日本の感染者にクルーズ船の感染者を加えて、数を多く印象操作しているようなこともあるし、死亡者に関しても、感染者数に対する死亡率なんてのを出したりもしています。

日本は、最初から、PCR検査は、医師が必要と認められたときにすると決めているようで、検査数が少ないから、陽性になる感染者の数も少ないわけです。

すると、感染者の分母が少ないですから、死亡率は高くでてきます。そこで、検査の多い国で感染者も多い韓国などを例に持ってきて、韓国の方が死亡率は低いというわけです。

私は、暇ですから、毎日、感染者とか死亡者とかの表を見ているわけですが、いくらバカなわたしでも、それはおかしいのでは気が付くわけです。

どんな病気でも、かかった人の数よりも、不幸にして亡くなられる人の数が重要で、それをいかに少なくするかが医療だと思います。

その過程で、病気が治って元気になる人がいるわけです。

昨日までの数字ですが、

新型コロナ死亡者数 59,141

14,681 Italy
11,198 Spain
7,392 USA
6,507 France
1,275 Germany
3,605 UK
3,322 China
3,294 Iran
1,487 Netherlands
1,143 Belgium
591 Switzerland
425 Turkey
363 Brazil
358 Sweden
246 Portugal
208 Canada
181 Indonesia
168 Austria
174 Korea
145 Ecuador
139 Denmark
136 Philippines
133 Romania
120 Ireland

63 Japan

19 Thailand

100万人あたりの死亡者

7.6人 世界平均

243 Italy
240 Spain
100 France
99 Belgium
87 Netherlands
68 Switzerland
53 UK
50 Luxembourg
39 Iran
35 Sweden
22 USA

15 Germany

3 Korea
2 China
0.5 Japan

0.3 Thailand

0.05 India

死亡者が少ない理由にBCGのワクチン注射が関係している説があります。

他には、インドの香辛料がいいとか、漢方薬がいいとか、最近では、また、おしっこがいいとか、もう、いろいろです。

で、どうしたら死亡者を増やさないかということで、人工呼吸器とかエクモ(ECMO)などの装置を導入した病院を増やすとか、やっぱり、人の移動を減らすためには、都市封鎖が必要だとか、いろいろと言われています。

死者を増やさないためには、すでに感染して、重篤な患者の集中治療しかないわけで、ただ感染して無症状とか軽症だとかの患者さんたちが、病院のベッドを占有していることは、重篤な人たちのベッドや医療関係者を奪うことにもなりかねないです。

そこで、重要なのが、無症状や軽傷者を受け入れるための施設です。それが、十分にあれば、病院に余裕も生まれ重篤な患者さんの救命は、よりうまくいくはずです。

重症患者数  39,439

6,662 France
6,416 Spain
5,787 USA
4,068 Italy
4,035 Iran
3,936 Germany
1,251 Turkey
1,324 Netherlands
1,205 Belgium
469 Sweden
379 China
296 Brazil
348 Switzerland
245 Austria
245 Portugal
163 UK

60 Japan
55 Korea

23 Thailand

日本は、この60名の人の命を救えたなら、例え、感染者が2,617人いても、死者は増えないわけです。