2020年5月29日金曜日

ブルーインパルスの話

ブルーインパルスによる感謝飛行が行われたそうです。

全国で、新型コロナウイルス感染症の対応にあたっている医療従事者等の皆様をはじめ、多くの方に、改めて、敬意と感謝の気持ちを込めて!

さっそくネットでは、賛否両論で騒がしいようです。

なんたる無駄遣いとか、意味わからないとか、反対する人たちもいますが、そういった人たちが、芸術とか芸能に対しては、人間にとって必要だとか守るべきだとか、金を出せとかいっていたりします。

ブルーインパルスは、最初から、「基地上空での曲技飛行は規則違反」「国家公務員が曲芸ショーなどやる必要はない」という反対意見も根強かったわけですが、アクロバット飛行が一般人を引きつけることで、自衛隊が国民に親しまれる効果だけではなく、隊員の士気向上にも効果があるとのことで、制式発足に至っています。

ブルーインパルスといえば東京オリンピックの開会式とか大阪万博での飛行が有名です。

見ればわかると思いますが、ただ飛行しているだけなのに、ひとつのチームで一糸乱れぬ飛行をするので、見るものは感動します。

命がけで訓練飛行をしている彼らですから、同じように、国民の命を守るために命をかけて新型コロナウイルス感染症の対応にあたっている医療従事者等にエールを送ったのでしょう。

ブルーインパルスは、航空自衛隊浜松基地で生まれ育っています。

ですから、子供の頃から、とても身近な存在というか、天竜川の河口あたりで魚釣りをしていると、よく訓練飛行をしているところを見る事ができました。

音速の壁を越えるときの大きな音とかジェットエンジン音とか、男の子は好物です。

本田宗一郎さんなんかも航空機のエンジンから、人生がはじまったようです。

航空自衛隊では、子供に戦闘機の座席に座らせてくれる催しなどもやっていたので、なかなか体験できないようなことも出来ました。

時には、墜落事故なんかもあって、実際に、機体の一部と思われるジュラルミンの金属片を河原で拾ったこともありました。

遠州灘には、小型の貨物船が座礁していたこともあるし、子供の頃から、大空とか大海とかに憧れていたわけです。

人間には、感動とか好奇心も必要なわけで、損得勘定だけでは、つまらないわけです。

新型コロナウィルスでもそうですが、命を守るということは、簡単ではないわけです。

疫病も戦争もないにこしたことはないわけですが、疫病は、定期的に人間の命を奪いますし、尖閣諸島や竹島を見ればわかるように、侵略しようとする国もあるわけで、時には、命がけで家族や国を守らざるを得ないこともあるわけです。