2020年6月7日日曜日

外国語の話

外国語にはとても興味があります。

子供の頃から英語に興味があって、英語の雑誌とか買って読んだり、ラジオでFENを聴いたり、NHKの英会話講座を見たりしていました。

ビートルズやボブ・ディランのレコードを聴きながら、歌詞を書き取ることなどにも挑戦していました。

自分では、かなり聞き取り能力がある方だと思っています。

海外に行って初めて現地の言葉を聞いたのは、今のロシア、当時のソビエト連邦でしたが、スパシーボくらいしかロシア語は知らないです。

次に行ったフィンランドでは、かなりのフィンランド語を覚えました。

よくいわれる話として、外国語を覚えるのなら、外国の異性と付き合えばいいといわれます。

なんとかして自分の気持ちとか考えていることを伝えようとするわけで、かなり上達すると思います。

日本人だけではないのですが、外国語を覚えるときに、まずスラングを覚えることもよくある話だと思います。

私も若かりし日々は、俗語とか卑猥な言葉が大好きで、いろいろと教えてもらったものです。

相手を罵倒する言葉というのは、どこの国にもあって、フィンランド語だと、記憶が正しければ、「サータナ・ペルケレ・ヴォイ・ヴィットゥ」なんて、かなりひどい言葉のようです。

北ヨーロッパでは、「satan」など悪魔をよく使うようです。あと、女性の性器もいろいろな言葉にでてきます。

フィンランド語だとvittu「ヴィットゥ」がスウェーデン語だとfittaだそうです。

「ヤブラッ・フィッタ」なんかかなり危険な言葉です。

「Fyfan」もよく聞く言葉です。

「knulla」なんて言葉も覚えました。

あと、ドイツ語で有名な「シャイゼ」のような大便も、いろいろな国で罵倒に使われます。

フランスだと「メルド」だそうです。

アジアは中国の影響が強いからか、「お前の母ちゃんでべそ」的な、もっと汚い、「お前の母ちゃんの臭いあそこ」とか「お前のババアやっちゃうぞ」とか、まあ下品です。

日本語は、罵倒する言葉が少ないですが、アジアの言葉には、まあ、驚いちゃうほどの汚い言葉もあります。

私は、運がいいので、お付き合いする女性が、みんな、汚い言葉を話さない方がいいと教えてくれました。

理解しているつもりでも、言葉の意味をすべて理解しているわけではないですから、誤解されて、喧嘩になったりすることもあり得ます。

下ネタは、万国共通だし、親しくなれば、多少の俗語も笑いのネタになります。

俗語も、言葉の調味料で、上手に使えば、会話も美味しくなりますが、嫌いな人もいることを忘れてはいけません。

どんな外国語でも、礼儀正しい言葉を話すような習慣を身につけた方がいいと思います。

相手から評価されるときには、やはり言葉も重要で、乱暴な言葉とか卑猥な言葉ばかり話していたら人格を疑われてしまいます。

時代はドンドン変わっているので、昔は、ダメだといわれていた言葉も、平気で使われているわけですが、でも、自分が外国人の立場であったら、言葉はやはり礼儀正しい方が有利だと思います。

われわれ日本人でも、外国人が礼儀正しい日本語を話した方が嬉しいですよね。汚い言葉遣いをしている人とは、お近付きになりたくないです。

昔は、ローリングストーンズの「Let's Spend the Night Together」という曲が米国で放送禁止になったと話題でしたが、「夜を一緒に過ごそうぜ」だなんて、今なら、全く問題ないのではないかと思います。

当時は歌詞を変えて歌わないとテレビでは歌えなかったそうです。

ジョン・レノンの曲なんかも歌詞カードに単語が伏せられていたりしましたが、当時は、Fからはじまる4文字は、タブーで、老婦人なんかは、卒倒したとかいわれていました。

今は、アメリカを中心に日常会話にも出てくるようですが、人の嫌がる言葉はあんまり使わない方がいいように思います。

日本でもデモなどの時にいきがってプラカードにアヤシゲな俗語を書いている人もいますが、母国語を話す人たちからしたら、軽蔑の対象でしょうね。