2020年8月27日木曜日

オゾンの話

オゾン(ozone)は、3つの酸素原子からなる酸素の同素体である。分子式はO3で、折れ線型の構造を持つ。腐食性が高く、生臭く特徴的な刺激臭を持つ有毒な気体である。地球の大気中にとても低い濃度で存在している。

オゾンといえばオゾン層という言葉が有名ですね。地球は、オゾン層によって太陽などからの紫外線を減少させてくれているから、我々生き物も安全に生きていられるのに、フロンガスなどによってオゾン層が破壊されて危険な状態になる可能性があると警鐘を鳴らす科学者たちがいました。

オゾンには強い殺菌作用があるので、殺菌やウイルスの不活化、脱臭・脱色、洗浄、有機物の除去などに用いられ、医療、食品、農業・畜産などにも利用されてます。

ただ、オゾンには急性・慢性双方の中毒症があるので、使用するには注意が必要です。

急性中毒では目や呼吸器が刺激され、高濃度になるにつれて咳やめまいが引き起こされる。さらに高濃度になると呼吸困難や麻痺、および昏睡状態になり、放置しておけば死亡する。 慢性中毒では倦怠感や神経過敏など神経の異常や、呼吸器の異常を来たす場合あります。

でも、こんなニュースがありました。

藤田医科大学の村田貴之教授(ウイルス・寄生虫学)らの研究グループは、低濃度(0.05または0.1ppm)のオゾンガスでも新型コロナウイルスに対して除染効果があるということを、世界に先駆けて実験的に明らかにしました

オゾン発生装置は、以前から市販されていて、空気洗浄や室内の雑菌やウィルスの除去などに使っている人たちもいました。

例えばこんな製品とかこんな製品とか

私は、貧乏だから、もっと安物をカメラのレンズについたカビの除去に効果があると聞いて、3年ほど前に購入して使っています。

タイでも、安いのは売っているようです。こんなものとかこんなもの

危険がまったく無いわけではありませんので、ご使用の場合には、あくまで自己責任でお願いします。