2020年9月22日火曜日

タイの反政府運動

今回のタイの反政府集会のリーダーですが、かなりの肥満です。

一般的に政治に興味を持つ学生のイメージは、痩せていて神経質そうという感じでしたが、新しい世代らしく、おデブちゃんです。

19日の集会は、平穏に終わっていますが、次は24日だそうで、今度は王宮前広場ではなく、国会前だそうです。

19日は、タクシン元首相がクーデターで首相の座を追われた記念日でしたが、今度の24日はなんの日でしょうか?

マヒドン記念日だそうです。

マヒタラーティベートアドゥンラヤデートウィクロム=プラボーロムラーチャチャノック太上王は、ラマ9世のお父上で、ラマ5世陛下のお子さんでした。

そのマヒドン殿下の命日が1929年9月24日なんだそうで、その日に、ラマ10世がドイツから帰国され、タイに17時間のご滞在後、またドイツに帰って行かれる予定だとか。

なんか、最近の反政府運動は、最初の頃の憲法改正とか議会解散とかから、王室改革へと方向転換のようです。

3本指を空に向けて掲げるポーズはいいんですが、何となく、ヒトラーユーゲントとか紅衛兵をイメージしてしまい、全体主義でちょっと気持ち悪いです。

19日の集会に10万人以上集めると豪語していたのに、実際には3万人程度だったようですし、その大部分が、昔ながらの動員された赤シャツのおじさんやおばさんたちで、学生集会だといっていた大義名分までボロボロでした。

反政府集会は、これからも続くでしょうし、資金や組織がまとまったら、それなりの集会は可能でしょうけど、急に王室改革では、反対する人たちも多いような気がします。

要求を上院の任命制を選挙制にという一点に絞った方がいいような気がします。

急いては事をし損じます。