2021年1月23日土曜日

宮沢先生のビデオでおもしろかったポイント

宮沢先生の話の中で、身体の外側と内側の話がありました。

我々の身体は、肉の塊の中に管が通っているわけで、口から肛門までは、身体の中にあるけど、実際は外部とつながっているということを再確認でした。

食べ物や飲み物を口から入れると、食堂から胃を通って、十二指腸から小腸、そして大腸、直腸と通って、肛門から出ていくわけです。

その間に唾液や胃液が出たり、それ以外の分泌液も出てきて、食べたものを消化し栄養分を吸収するわけです。

空気の場合には、口や鼻から入り、気管支を通って、肺に入っていって、酸素を血液中に取り込み、血中の二酸化炭素を今度は肺から気管支、そして鼻や口へと出していきます。

尿は、腎臓から血中の水分や老廃物を抽出して尿路菅を通って膀胱に入って、尿道から排出されます。

よく勘違いしちゃうのが、血管にこびりついたコレステロールとかプラークを溶かすのなら、洗剤を飲んじゃえばいいんじゃない?みたいな発想をしがちですが、飲んだ洗剤は、肛門から出ていきますが、血液中に入っては行かないと思います。

まあ、将来は、詰まっている血管の部分だけを取り出して、血管内の大掃除をしてからまた戻すなどの方法もできるかもしれませんが。

サプリメントなんかにもありますが、カルシウムとかミネラルを服用すれば体内に吸収されるようなイメージがありますが、血中にどれだけ入って行くのかとか、それが必要な臓器とか関節とか筋肉に到達するのかどうかは、調べてみないとわからないことです。

男性ホルモン剤を飲むだけで元気モリモリになるのかどうかも、調べてみないかぎりわからないわけです。

虎の男性器とか象の男性器とかを密猟者が密売し、それを漢方として服用するお金持ちがいるそうですが、発想がちょっと単純すぎないかと思っちゃいます。

そんなことで殺されちゃう動物がかわいそうです。

ニキビが出来たときとか切り傷には、薬を塗れば消毒したり、化膿を止めたり出来ますが、身体の中に薬を運ぶのは簡単ではないようです。

簡単なら切り傷用のクリームを毎日食べたら胃潰瘍が治るかもしれませんよね。

痔なんかは、薬を肛門から挿入して治療する方法はあるようです。大腸がんが座薬で治療できたら素晴らしいでしょうね。

だから筋肉や皮下にワクチンを注射しても、血中に抗体はできますが、喉や鼻の粘膜上部にくっついているウィルスを殺すことはできないかもしれないという話は、実に興味深かったです。


バンコクでは今でも路上でズボンの裾直しとか伸びたゴムの入れ替えをしています。