2023年1月3日火曜日

John Lennonの「God」の話

若い世代でもビートルズを知っている人は少なくないと思います。本当にすごいバンドで、世界を変えたといっても過言ではないと思います。

ビートルズの髪形とか、ジョンレノンの眼鏡とか、ポールのベースギターとか、真似した人が世界中にいると思います。

そんなビートルズが、解散してしまい、ジョンレノンがオノヨーコさんと一緒に作った解散後の最初のアルバムが、「ジョンの魂」でした。

Side 1
マザー(母)- Mother (5:34)
しっかりジョン - Hold on (1:52)
悟り - I Found Out (3:37)
労働階級の英雄 - Working Class Hero (3:48)
孤独 - Isolation (2:51)
Side 2
思い出すんだ - Remember (4:33)
ラヴ(愛) - Love (3:21)
ウェル・ウェル・ウェル - Well Well Well (5:59)
ぼくを見て - Look at Me (2:53)
ゴッド(神) - God (4:09)
母の死 - My Mummy's Dead (0:50)


ジョン自身の内面をかたった歌詞が素晴らしいとの評価を受けているわけですが、特に、「God」の歌詞は、今の時代に多くの人に聞いていただきたいと思います。ネットで検索すれば和訳も出てくると思います。


「神は私たちの苦痛を計る観念に過ぎない」と歌いだし、もう一度同じことを繰り返します。

それから、私は○○を信じないと、世の中で信じられている多くのことを歌っていきます。

魔法、易経、聖書、タロット、ヒトラー、イエス・キリスト、ジョン・F・ケネディ、仏陀、マントラ(お経)、ギーター、ヨガ、王、エルヴィス・プレスリー、ジマーマン(ボブ・ディラン)と歌い、最後には、果てはビートルズさえも信じないと言い切っています。

「僕は自分を信じる、ヨーコと自分を信じる」「愛する友よ、進み続けていくだけだけど、夢は終わったよ。」と歌います。

今の時代に置き換えるのなら、創価学会も統一教会も仏教もキリスト教も信じないし、資本主義も共産主義も信じない、政治家も役人も信じない、NHKも朝日新聞も信じない、YouTubeもFacebookもTikTokも信じない・・・・・となるのかな?

資本主義も行き詰まり、経済成長も過去のようにはならないといった意見が多く、物質主義から精神の世界になっていくのかもしれませんが、でも、だからこそ悪意を持った人たちに騙されないようにすべきですよね。

一攫千金とかないから。

これからの日本人には、「貧乏の勧め」かも。

自分と友人と家族を信じて、必要以上の欲はかかない方がいいと思う。

若い時には音楽を聴き、本を読んでから旅に出る。

人生に必要なのは、安眠できるベッドと布団と枕、そして快適な椅子かソファーとか、意外と数は多くないかも。