2023年3月17日金曜日

滞在ビザの話 その4

日本人の場合、観光目的であれば、ビザがなくてもタイで30日間の滞在が許されています。(現在は45日間)

観光ビザを取得していれば、60日間の滞在が可能で、延長手続きをすればもう30日間の滞在ができるので合計90日間の滞在が許されます。

普通の観光であれば十分なんですが、中には、もう少し長く滞在したいという人たちもいて、ビザの延長手続きをしたりするわけですが、一時はやったのは、ビザランといわれる、いったん隣国に出国した後、再び再入国するという裏技もありました。

 この裏技を使って、何度も隣国へのビザランを繰り返し、中には就労する人もいるということで、今は、ビザランのできる回数は、限られているそうです。

ラオスとかカンボジアなら陸路で簡単に行き来ができますから、それを専門にする業者もあります。

お金に余裕があればマレーシアやシンガポールやベトナムや香港などに空路で行ってくることも可能です。

タイは、バックパッカーの聖地とか貧乏人のパラダイスとか言われた時期が長く、物価が安く、安く宿泊できたし、食べ物もおいしく、娯楽も豊富と、観光以外の楽しみもたくさんありましたから、ビザランを繰り返しながら、何年も長期滞在をする猛者もいたわけです。

でも、裏技は、徐々に規制されるのが世の常ですし、近代化が進めば、物価も高くなるし、いい加減だった取り締まりも、徐々に厳しくなっていくわけです。

かって、タイの風俗系掲示板などに書き込まれた内容で、今は、タイの立ちんぼとか、出会いの場とか風俗店を利用する日本人も多く、タイの女は安くていいとか大声で酒を飲みながら話しているけど、20年30年後には、タイ人の男たちが、日本のどこかで、立ちんぼとか風俗のお店などで、日本の女は安いし色白で最高だと話す時代が来るかもしれないといっていたけど、いまじゃ、まさにそんな時代になってしまったようですね。

風俗だけでなく、日本の法律が抜け穴ばかりで、不法滞在や違法就労にも甘いし、協力してくれる女性や組織もあるし、日本は最高だと外国人たちが高笑いしている図が目に浮かびます。