2017年9月22日金曜日

問題児ミミ

4匹すべての避妊手術も無事終わり、クロ、ネネ、チャチャーと抜糸も終わり、ほぼ以前と同じようになっています。


ちょっとわかりにくいですが、赤丸で囲んだネネのお臍のあたりに手術の傷あとがあります。





ところが、お転婆娘のミミは、手術あとに貼っているプラスターを歯でかじって、剥がしてしまいます。

そして、傷あとを舐めるし、飲ませた抗生物質も嘔吐してはき出すことがしばしばで、他のネコたちが抜糸できた1週間が過ぎても、傷あとが乾かず、ちょっと化膿している状態です。

他のネコたちにはつけなかったのですが、ついに最終手段で、エリザベスカラーといわれる、昔のヨーロッパ貴族女性の襟のようなものをつけることにしました。


安物のファイルカバーのようなプラスティック製で、かわいそうなんですが、手術あとが乾くまで、辛抱してもらいます。




これをつけると、もう、身体を舐めることが出来ません。

正しいのかどうかわからないけど、食事と水を飲むときには外します。

今朝起きたら、自分で外してしまっていました。食後、またつけ直しました。

明日、クリニックに連れて行って、問題が無ければ、抜糸してもらえるようですが、どうなることやら。

ちなみに、タイでは、エリザベスカラーとは言わないようで、ランポーンと呼んでいます。スピーカーという意味です。

ランポーンをつけられたミミは、想像と違って、暴れたりせず、かなり従順にしています。ただし、傷あとを見ようとして腹部に触れると、激怒して暴れます。まだ痛いのでしょう。

後方の視界がなくなっているだろうし、あの構造だと、前方からの音が拡大されるだろうから、かなり不安を感じているのかもしれません。