2018年1月26日金曜日

バンコクの大気汚染と中国

先週から、バンコクの大気がおかしいという声がでて、SNSなどで、問題になっていました。

そして、一昨日雨が降って、大気汚染が、改善されたと、やっと政府も発表をしたので、改善されてから発表するのではなくて、予報や警報を出すべきだったのではないかと、当たり前の声が上がっています。

日本は、お節介なほど、政府や行政が、いろいろと注意をしてくれますが、タイでは、自分の事は自分で守るが基本です。

バンコクの大気汚染は、昔から、交通渋滞による排気ガスとか、街中にある多くのお寺からでる火葬場の煙とか、ホコリとかいろいろといわれていますが、最近は、日本でも問題になっている中国からのありがたくないプレゼント、PM2.5です。

気管支や肺に病気を持っている人たちとっては、とても危険な状態が続いていたそうで、こちらのサイトで、その危険度を調べることが出来ることがわかりました。

昨日までは、100を越えていましたが、今朝は、100以下になって、正常値のようです。

以前は、タイの北部のチェンマイのPM2.5大気汚染が問題になっていましたが、ついにバンコクにもプレゼントが届くようになったようです。

最近のタイは、高速鉄道などで中国との関係が強まっているので、政府は、中国に遠慮して、この問題を表面化させてこなかったのかもしれません。

大気もそうですが、食品の安全や水質なども、タイで暮らすと心配です。

農業国タイなのに、中国からの農産物の輸入も意外と多くて驚きます。今から15年前のタクシン政権時代から、ドッと入ってくるようになりました。

中国人が危険だからと食べないようなものを平気で海外に輸出するわけで、考えると、恐ろしい話です。

タイは中国系の人たちが多いですが、その中国系の人たちでさえ、中国本土から来る中国人たちのことをよく言いません。

観光客も激増していますが、ゴミやトイレや騒音などいろいろなマナーの問題も出てきています。

中国からのいろいろなプレセントには、今年も注意が必要ですね。