2018年7月23日月曜日

ニセモノ文化

タイで暮らしていると、いたるところで、ニセモノと出会います。

昔は、高級腕時計とかブランドモノのバッグとかが有名でしたが、今では、何でもありという感じです。

偽札もかなりあるようですが、幸いにも出会ったことはありません。

スポーツシューズとかTシャツとか、中華街とかマーケットでは、本当にいろいろなニセモノを売っています。

化粧品にも薬にもニセモノがあるそうで、健康に関するモノは、恐ろしいですね。

ジェネリック薬品は、ニセモノではありません。タイで売っている薬には、ジェネリックではなく、何が入っているかわからないような、本物の偽物です。

今年話題になったのは、ニセモノの狂犬病ワクチンです。すでにワクチンを接種した犬や猫でも、そのワクチンがニセモノで効果なしだったら、狂犬病に感染してしまうわけで、恐ろしい話です。

ニセモノのバイアグラなんかもいっぱいあるそうです。

化粧品でも、危険な薬品が使われていると、問題になった製品がたくさんあります。その化粧品などをネットで宣伝していた芸能人が、逮捕されたりして大騒ぎでした。

食品にもニセモノがあるそうです。

バスにベンツのマークなんかもありますし、ボディーはベンツでも中身は日本のエンジンだったりもしましたが、最近は、ニセモノバイクなんかも多いそうです。

昔の話ですが、車を一般の修理工場に持っていくと、交換するパーツは純正にしますか?それともバチモノにしますか?と聞かれたものです。

車のパーツにもニセモノがあって、品質は?でも、とにかく安いですが、これも命にかかわる問題ですね。

ゲームとかソフトなんかは、有名でした。本物を探す方が難しいくらいで、音楽関係でも、昔はカセット、そしてCDと、海賊版が多かったです。

ニセモノと知って使うのは、まだいいですが、ホンモノだと思っていたのに、ニセモノだとわかるのは、ショックです。

ニューハーフなんかも、ニューハーフと知って恋愛ならいいのですが、女性だと思っていたら、実は男性だったというのは、かなりショックでしょうね。

今年に入ってから、今まで買っていたところよりも安く売っているところがあると、猫用のエサ・ロイヤルカナンのペルシャ猫用を別の所から買うようにしました。

そしたら、何か食べたあと吐くことが増えたような気がするんですよね。

それまでも、毛玉を吐くことはよくあったので、最初は、さほど気にしてもいなかったのですが、どうも、毛玉だけでなく、食べた餌そのままを吐くことが目立っていました。

個体差があって、4匹の中ではネネが一番頻繁に吐いていて、何か、痩せているような気がして、医者にも診てもらいましたが、異常なしでした。

おかしいなあ、どうしてだろうと思っていたんですが、ある時、ふと、もしかしたら、ニセモノのエサ?と不安がよぎり、元の店から購入することにしました。

そしたら、毛玉以外は吐かなくなったんですよね。そして、ネネも、元の体重に戻ってきました。

本当にニセモノだったのかは、わからないですが、でも、タイで暮らす以上は、常に、ホンモノなんだろうかと疑う必要はあります。

ちなみに、ニセモノのことをタイ語ではของปลอม(コーンプローム)とかของเทียม(コーンティエム)といいます。