2018年7月26日木曜日

その後のサッカー少年たち

北部チェンライの洞窟に閉じ込められていたサッカー少年たちですが、無事に救出され、健康を回復し、約束通り出家をしています。9日間の予定だそうです。

13人のうち、Adul Sam-onくん14歳はキリスト教徒なので、彼を除く12名が出家しました。

出家といっても、実際に僧侶になれるのは、成人しているコーチのEkkapol Chantawongさんだけで、他の11名は、ネーンという見習い僧侶になっています。

僧侶は227の戒律を守りますが、ネーンが守るのは、10の戒律だそうです。

タイの仏教では、女性は僧になれません。白衣をまとって修行するメー・チーとして8つの戒律を守るのだそうです。

あと、お寺や僧侶の下働きをするデック・ワットという人たちもいます。

タイの人たちは、日本にいる尼僧にびっくりするそうですが、もっとびっくりするのは、僧侶でも結婚をして子供がいることだそうです。中には、お酒を飲んだり、風俗に行く僧侶もいますから、驚くでしょうね。

タイの僧侶は、建前上は、結婚どころか、女性に触れることもできませんし、お酒も禁止です。

今回の救出劇では、ハリウッドをはじめ、国内外から映画化などの話が来ているそうです。

そして、洞窟も観光地として注目されているのですが、現在は、後片付けなどのため6ヶ月間の立ち入り禁止だそうです。でも、チェンライには、すでに、観光客も増え始めているそうです。

プーケットの方は、船の沈没の影響もあって、中国人が激減だそうです。

サッカー少年たちの暮らすメーサイの40年前