2019年1月15日火曜日

死ぬかと思った

今までに死ぬかと思ったことは、何度かありますが、今日も、死ぬかと思いました。

治療中の歯が、朝食のパンで割れて痛み出したので、歯医者に行って、相談をしました。

2つに割れた歯の表側が、グラグラしているので、最低でも、その部分を抜かないとイケナイと思いますが、希望は、なんとか割れた二つの部分を接着して、クラウンをかぶせる治療です。

ダメなら、ぐらついていない裏側の部分を残すことですが、インプラントが好きなタイの歯医者ですから、全部抜いて、インプラントとか言われそうで不安でした。

ぐらついている方も、歯根まで割れているので、もう一方を残すことは、リスクがあるとのことでした。

とりあえず、グラグラしている方を抜いてもらうことにしました。

その前に、この間の治療で、唇が腫れて、ひどい痛みが1週間続いたことを説明しましたところ、もしかしたら、歯の割れ目の治療に使った薬品にアレルギー反応が出たのかもとのことでした。

もう一つの可能性は、別の歯医者さんの指摘のように、麻酔が効いているときに、間違って噛んだ可能性もあるとのことでした。

それで、他にも治療すべき歯があるので、そのうちの2本の治療をして、最期に、割れた歯のぐらついている方を抜きましょうと、治療がはじまりました。

麻酔を使わなくても、痛みのない治療で、無事治療が終わり、では、麻酔を打って、歯を抜きましょう。ちょっと痛いですが、我慢してくださいと、麻酔注射をホッペ側と歯茎にされたようです。

それで、割れた一方を抜いて、ギザギザで、舌とかホッペを傷つけないように、お手入れをして、歯根部分にも詰め物をしてふさいだようですが、その治療の時に、なんか、顎の部分が小刻みに震えだし、手が冷えてきて、そのうち、身体全体に震えが出てきました。

医者に、そのことを伝えたんですが、エアコンが効いているからでしょとか、取り合ってくれませんでした。

治療が終わって、やっぱり残りも抜いた方がいいとか説明をはじめましたが、私は、それどころではなくて、もう、寒くて、ガタガタ震えていました。

シベリアとかフィンランドの冬も経験していますが、もっと寒かったし、このまま死ぬのではないかといった不安が頭をよぎりました。

治療室を出て、待合室で、ブランケットを借りて、お白湯を飲んで、じっとしていたら、徐々に楽にはなってきましたが、それでも、寒さは、消えませんでした。

歯医者さんも心配して、何度も見に来てくれましたが、別に何をするでもなく、生きているのを確認して、また診察室に戻っていくような感じ。

30分くらいして、少し楽になったので、支払いのため、カウンターにいって、支払いを済ませ、また、椅子に座って、ブランケットを掛けて、じっとしていましたが、立ち上がって動いたのが悪かったのか、また、寒気がしてきました。

この手足が冷たくなって震える感じは、過去に経験した低血糖の症状ではないかと思ったので、あめ玉をなめて、お砂糖をなめたんですが、以前の低血糖の時には、15分くらいで、嘘のように元気になったのに、今日は、ダメでした。

このところ、歯が痛くて、満足に食事をしていないから、もしかして、食べる量が少ないのに、歩いて低血糖になったかと思ったのでしたが、そうではなかったようです。

尿意を感じてトイレに行って、次に頭に浮かんだのが低血圧で、血圧計を借りて計ったところ、な、なんと220-128という、低血圧だなんてとんでもなく、昨年日本帰国中に記録した最高値と同じような値が出ました。

ちなみに今朝は、朝食前で98-74でした。

予想外の高血圧で、高血圧でも、寒気がするのかなあとか、思いながら、腹式呼吸を続け、何度か計っていたら、10分くらいで、上が190くらいになってきて、下も、あとちょっとで100を切るという感じになり、その後、170-95とか普通の高血圧という感じになり、30分ほどで、157-88と、かなり下がりました。

それで、150-80になった時点で、帰宅することにしました。

一時は、ぶっ倒れて、もう病院へまっしぐらかと思っていましたが、なんとか、生きて帰宅できました。

今度は、残った部分の抜歯だそうですが、麻酔大丈夫かなあ?

麻酔は、今までに、歯の治療では何度も経験してきているし、大腸内視鏡検査の時は、全身麻酔でした。

昨年の抜歯も、麻酔を打ってもなんともなかったのに、実に不可解、不思議ですし、怖いです。