2019年3月12日火曜日

チェンマイの大気汚染

バンコクは、このところ、大気汚染の数値も標準かちょっと高め程度で、一時のような、空が霞むほどの大気汚染はありません。

いろいろなところで、マスクが売られていますが、マスクが手に入るようになると、マスクが必要ではないという皮肉です。

ところが、バンコクではなく、北部の古都チェンマイが、ひどいことになっているそうです。なんでも、世界で一番ひどい大気汚染にたびたび名前が出ているとか。

バンコクの大気汚染が話題になる前から、チェンマイの大気汚染は何度も話題になっていて、盆地でもあるため、大気がよどんでいて、健康被害も心配されています。

東南アジアでは、昔から焼き畑農業が盛んで、野焼きをしているところをいろいろなところで見る事が出来ますが、野焼きによる煙害は、恐ろしいです。

息苦しいだけでなく、視界を失います。

私も何度か経験していますが、車の運転中、野焼きに出会うと、突然、前が見えなくなってしまい、びっくりします。

フロントガラスに小石が当たって、全面にヒビが入った時と同じ恐怖でした。

あと、数年前には、インドネシアの山火事の煙が、シンガポール、マレーシアからタイにまで流れてきて、問題になりました。

今、タイで問題になっているのは、光化学スモッグですが、インドネシアからの煙は乾いた微粒子の浮遊により視界が悪くなる煙霧を意味するヘイズ (haze) といわれていました。

航空機の運航上は、このヘイズは、非常に危険で、離着陸が出来なくなることもあります。

離着陸といえば、航空機事故は怖いですが、ボーイングの737-Maxが注目されています。

2019年3月10日、アディスアベバを離陸したエチオピア航空302便(B737MAX 8)が、6分後にレーダーから消失した。乗員乗客157人全員が死亡した。

2018年10月29日、スカルノ・ハッタ国際空港を離陸直後のライオン・エア610便(B737MAX 8)が、ジャワ島沖合いに墜落。機体の残骸も発見されており、乗員乗客189人は全員死亡した。

737 MAX 7・737 MAX 8・737 MAX 200・737 MAX 9・737 MAX 10といろいろな種類もあるようですが、予約の時には、こういった機材は、しばらく避けた方がいいかもね。