2019年4月30日火曜日

天皇制の話題

日本が戦争に負け、GHQによる占領政策によって、日本のいろいろな制度や価値観が変えられましたが、天皇制は、象徴として残りました。

昭和天皇の戦争責任論はあったわけで、GHQによって作られた憲法で、天皇の地位が決められたあとでも、天皇制に反対する人たちはかなりいました。

唯物論の共産党は当然ですが、社会党などの左翼もほとんど天皇制反対でした。

でも、国民の多くが天皇制を支持しているとわかってきてから、彼らも徐々に戦略を変え、最近ではミエミエの路線変更をしているようです。

「女系天皇を容認せよ」 立憲民主党、各党に呼びかけ 

今まで天皇制に反対してきたところが、急にこんな事言いだしたら、要注意なわけで、彼らは何を求めているのかって考えた方がいいですよね。

要するに、直接天皇制をなくせとは言わないで、天皇制が、維持できなくなる方法や、天皇制の存在価値をなくそうとしているようにしか思えません。

今まで1000年以上男系の天皇でやってきたわけで、女系にしなくても、方法は他にもあるわけですが、そのことには触れないのが、アヤシイですね。

男女平等の世の中だから、女性・女系天皇でもいいじゃないか、側室は現代の価値観では許されないとか、女性の賛同を得られるような方向に持っていこうとしています。

何度も書きますが、女性天皇と女系天皇とは、全く違います。

旧宮家の復活なども考慮すべきですし、男系男子を持つ旧宮家との養子縁組だって可能性はあるでしょう。

「天の邪鬼」には、よくない意味も含まれますが、でも、なんか、急に正論ぶったことを言い出す人たちがでてきたら、注意が必要だと思います。

世の中には、ワル知恵の働く人たちもいますし、人を騙そうとする人たちも多いです。

学者とか知識人とかにも、そんな人たちがいるから、ボケーッとしていると騙されちゃいます。

私の場合ですが、日本の野党や朝日新聞やタイのタクシン派の意見には、注意をするようにしています。