2019年4月26日金曜日

冷静に見れば真実が見える

新未来党が、なぜ、あの様に躍進できたのかというと、新未来党には、しっかりしたプロの選挙戦略チームがあって、練り上げた戦略に基づいて、政策だけでなく、ファッションから、インターネット対策まで、トータルに実行してきたからだそうです。

特に、ネットチームには、プロのメディア班がいて、アピールしたい若者層に対して、賛同を得られるように働きかけていたんだそうです。

イメージ戦略などの選挙対策は、今や世界中の政治家が、取り入れているところで、特にネット対策は、これからの選挙を左右していくでしょうね。

日本だと、小泉さんがやっていましたよね。受けのいい短なスローガンを繰り返すとか。

筋が通っていそうなことをまくし立てるというのもあります。ピヤブット書記長が得意で、聴いていると、正しいことを言っているように思うけど、よく冷静に聞いていると、かなり矛盾があったり無理があったりこじつけがあったりもします。

タナトーンの株の譲渡問題でも、法に触れるようなことはゼッタイにしていないと言っていたのが、最近では、選管が立候補資格を取り消せるのは、選挙前であって、選挙後ではないといっています。

冷静に考えれば、立候補資格に反することをタナトーンはしていたんだけど、でも、もう罰することは出来ないよってことです。

タナトーンは、昨日の帰国後のインタビューに対して、もし、私や新未来党に対して、罰するようなことをしたら、私たちに投票した600万人の人たちが黙っていないだろうとか言い出す始末です。

議会で戦えないのなら、街頭で戦うかも知れないとか、脅しが入っているようにも聞こえます。

どこかで聞いたことのある手法だなあと思ったら、以前タクシンが追い詰められたときに、言い放った、私は、1400万人に投票されて選ばれた首相なんだから、私を裁こうとする司法は、それを理解し、正しい判断をすべきだといった件でした。

違法行為と選挙で選ばれたのとは、全く関係ないですね。民主主義の三権分立は、タクシンやタナトーンのような人の言い分が通らないようにするシステムですね。

今、日本で、注目されている上級国民問題とも共通しますが、司法は、職業や社会的地位や財力や権力にとらわれず、誰をも公平に裁くべきです。

軍政が、独裁で司法をも牛耳っていると批判するんであれば、自分たちは、同じようなことをしてはいけませんね。素直に司法の判断に従い、刑務所の中から戦うべきです。

タクシン派のテレビ番組でも、もうタナトーンの株の問題など話題にしないようになっています。

それよりも、今後の動きで、もしも、タクシン派が野党になったら、次の選挙はいつになるだろうかとか、それは、街頭闘争によるのかもとか、なんか、不穏なことを間接的に言い始めているようです。

ピヤブットもフランスに逃げないだろうし、タナトーンも懲役刑はないから逃げないだろうとか、タクシン派らしい逃亡の話題までし始めていました。

この猛暑で、頭のおかしな人も増えているようですし、もう、燃やすとか、銃撃戦とか、ゼッタイにやらないで欲しいです。